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学校の出来事
校長日誌 立川の空から NO78
「終業式③」
前号で2年生のスピーチの良さを1つ書きました。
もう一つ書かなくてはいけません。それは、「上達論」です。
2年生のスピーチには、「上達論」があります。
2年生は、「一輪車」・「九九」・「鍵盤ハーモニカ」が上達した理由として、「一生懸命練習したこと」を挙げています。
私は、以前全校の子供たちに「継続は力なり」を説きました。基礎基本の力は、「繰り返し」と「継続」がキーワードです。3人とも「繰り返し」と「継続」で見事に上達することを証明してくれました。
もう1つ。「支援の言葉の重要性」です。何か上達するときには、個人の「繰り返し」と「継続」という努力とともに、教師や親や友達のアドバイスの言葉が重要になります。
今回、一輪車が上達する際に、「遠くを見て」というアドバイスが有効だったことがスピーチで語られました。私は、一輪車に乗れませんし、指導もできませんが、「遠くを見て」という言葉は有効であることはなんとなくわかります。一輪車初心のときには、おそらく、恐怖心から「下を向いてしまう」のでしょう。下を向くと、猫背になって、重心がずれていまうのでしょう。そこで、「遠くを見て」ということで、視線が上がり、背筋が伸び、ひいては重心が安定するのはないのでしょうか?
これはまさに上達論です。
というわけで、2年生のスピーチは、いろいろな点で素晴らしいものでした。
さて、あと数時間で平成26年も終わりです。
皆さんのおかげで本校のHPの閲覧数は、10000を超えることができました。
あらためて感謝します。来年もご愛読をお願いします。
皆様、良いお年をお迎えください。
校長日誌 立川の空から NO77
「終業式③」
いよいよ大晦日。大晦日にHPを更新する学校は西砂小学校くらいでしょうか。
でも、カウンターを見ると、冬休みになってもHPをご覧くださっていることがわかります。今年については、冬休み中も更新していきます。
さて、終業式の私の言葉の後は、子供たちの言葉。今回は2年生各学級の登場です。(子供たちと保護者の皆さんの許諾を得ましたので、氏名と写真も掲載します。)2年生は、マイクを前に緊張の面持ちながら、ゆっくり、はっきり、大きな声でスピーチできました。
2学期がんばったこと
2年組 野口みもり
わたしは、2学き一ばんがんばったのが、一りん車と竹うまです。なぜかというと、一りん車は少ししかできなかったからです。竹うまは、学校にあるむかしあそびの道ぐだからです。
わたしが、一りん車をれんしゅうしているとき、ともだちが
「遠くを見るといいよ。」
と言ってくれました。わたしはそれから遠くを見てれんしゅうをしました。そしたらある日校ていを一しゅうできるようになりました。
2学きのおわりから、竹うまをはじめました。竹うまは、すぐにできるようになりました。なぜかというと、前に一どやったことがあったからです。
わたしはこれから一りん車や竹うまをしている人にアドバイスをしていきたいです。一りん車は、ともだちが言っていたとおり、
「遠くを見るといいよ。」
と言って、竹うまは、
「つま先で立ってサクサクいくといいよ。」
とアドバイスしたいです。
とっくんした九九
2の2 うの たばさ
わたしが2学き一番がんばったのは、九九です。なぜかというと、はじめは、言えなかったけど、ならっているうちに、すらすらいえるようになったからです。家でもれんしゅうして、九九のけんていが早くおわりました。九九は一番がんばったので、だれよりも早く言いたいです。そのために、これからもいっぱいれんしゅうしたいです。
せんせいが、一しょうけんめいおしえてくれたので、こんどはわたしが、がんばりたいです。
3学きになっても九九をもっともっとれんしゅうしたいです。
がんばった音楽会
2年2組 ほり川 しょう太
ぼくが2学き一ばんがんばったのは、音楽会の手ぶくろを買いにのけんばんハーモニカです。
なぜかというと、ひくときの後の方の、ゆびばんごうがむずかしかったからです。
子ぎつねが、一人で手ぶくろを買いに行くときのきょくです。
先生が
「子ぎつねは、どんな気もちかな。」
と言ったので、ぼくは、
「一人で、さみしい気もちです。」
と答えました。だから、まちがえないで、さみしい気もちでふきました。
中休みも、けんばんハーモニカをみんなでれんしゅうしました。
家でも、いっぱいれんしゅうしました。
音楽会では、けんばんハーモニカをもってやるので、いつもよりむずかしかったです。
音楽会の二日目は、お母さんもお父さんも来たので、すごくきんちょうしました。
けんばんハーモニカがうまくふけて、ダンスもじょうずにおどれたので、せいこうしたと思います。
家に帰ったら、お母さんとお父さんがほめてくれました。うれしかったです。
子供たちのスピーチ原稿をご覧になってお分かりのように、「結論(2学期一番頑張ったこと)→理由」という形になっています。これは、この一年私が先生方に伝え続けてきたことです。「論理的な考え方・話し方に強い子」・「『なぜ』に強い子」に育てるために、常に「結論」→「理由」の書き方・話し方をさせるようにすることが大切です。2年生はすでにこの話型が身についています。
校長日誌 立川の空から No76
「終業式?」
放送室での終業式。まずは副校長先生。教室で着席しているであろう子供たちに向かって、「起立!」と号令。放送室からも教室の子供たちが椅子を引いて起立したのが分かりました。続いて、2学期終業式開会の辞。そして私の番となりました。子供たちの顔が見えない状態で話をするのは、昔のラジオニュースのアナウンサーになったような気持ちです。私は次のように話しました。
2学期終業式校長講話
平成26年12月25日(木)
今日で2学期も終わりです。今日はこれから先生方から通知表をいただきます。
先生方は、この通知表を書くのに、一生懸命皆さんの良さや課題を考えていました。今日は、その皆さんの良さ・伸びたところを低学年、中学年、高学年の先生の言葉から拾い出します。
まずは低学年です。
・百人一首の暗唱に一生懸命取り組みました。諦めずに繰り返し練習したため、緑札20枚をどんどん覚えてしまい、驚きました。
※「諦めない」は、テニスの錦織圭選手・サッカーのキングカズでお話ししましたね。諦めないことで力がつくのですね。
・給食の終わりの時間になると、進んで牛乳パックのゴミ袋を用意するなど、学級のために行動することが出来ました。
※自分がどう動けばみんなのためになるのか、よく様子を見て、予想することって大切ですね。
・国語の学習では、漢字練習に一生懸命取り組みました。そのため小テストは毎回100点を取りました。
※こつこつと努力することで力は伸びるのですね。
次に中学年です。
・書写で墨をこぼした友達がいたとき、雑巾をもってかけつけ、手を真っ黒にしながら掃除する姿に感心しました。
※人のために、手が汚れるまで掃除するって、すごいですね。こういう子が西砂小の子らしい子です。
・時間割担当として、下校前に必ず次の日の時間割を貼ったり、みんなへのメッセージを書いたりと責任感をもって仕事に取り組む姿が光っています。
※自分の仕事を責任もって取り組むことって大切ですね。
・困っている友達を見ると、さりげなく寄り添い助ける優しさは最大の長所です。
※思いやりのある子は、西砂小学校の教育目標でしたね。困っている人を助ける、それも「助けてあげるよ。」とみんなにわかるようにするのではなく、さりげなく助けるのは、まさに思いやりのある子ですね。
最期に高学年です。
・誰も見ていなくともすべきことをきちんとやり遂げる姿は、責任感の表れだと感心しています。
※人が見ていると頑張る、でも人が見ていないと手を抜くという人はたくさんいます。でも、人が見ていなくてもやるべきことをきちんとするというのは、高学年らしいですね。
・話をよく聞き、自分たちの生活をよりよくしていくためにどうしたらよいか、常に問題意識をもって生活していました。
※いつもお父さんやお母さん、先生方に言われてから動くのではなく、どうすればもっとよくなるのか自分で考えて行動する方が力が伸びるのは言うまでもありませんね。
・持久走週間で100周を超えるなど、目標に向かってひたむきに努力する姿は、全てに通じます。
※校長先生は以前、「100」を目標に何かを続けていると力がつく、と言いました。持久走で100周を成し遂げた人は、走る力だけでなく、心も強くなったことでしょう。
・自分から笑顔で元気よくあいさつしたり、礼儀正しい言い方をしたりするなど、時と場に応じた気持ちの良い行動がとれ、感心します。
※自分から元気にあいさつするというのは、校長先生が1学期からずっと皆さんに言い続けてきたことですね。5・6年生は皆さんのお手本になるようにしっかり挨拶していますね。
さて、通知表をもらうと、皆さんは「あ、国語の成績が上がった。」とか「あ~あ、算数の成績が落ちた。」とか喜んだり、がっかりしたりします。それは当然ですね。
でも、喜んだり、がっかりしたりでおしまいではいけません。「どうして成績が上がったのか。」を考えてください。「家で勉強をコツコツやったから」とか「授業中一生懸命話し合いに参加したから」など理由があるでしょう。理由が分かったら、またその理由のようにしていけばよいわけです。逆に、成績が落ちてしまったものについてもしっかり理由を考えてください。「授業中話をしっかり聞いていなかったから」とか「あまり努力しなかったから」とか「宿題をちゃんとやっていなかったから」などいろいろ理由があるでしょう。理由が分かったら、先生方が通知表に書いてくださったことも参考にして、3学期はぜひ少しでも成績があがるように努力してください。
子供たちの顔が見えない状態で、マイクを前に話す・・・どうも調子が出ません。でも、子供たちの顔を思い起こしながら、「伝わる」ように話しました。
校長日誌 立川の空から No75
「終業式①」
終業式の日。例年は、体育館で終業式です。しかし、今年は別。インフルエンザが流行しているからです。
そこで、朝一(あさいち)で、各学級の欠席状況とインフルエンザり患状況を確認しました。すると、欠席状況とインフルエンザり患状況が昨日(24日)とあまり変わらないことがわかりました。
結論。「この状況で終業式を体育館で行うのは、かえってインフルエンザを蔓延させてしまう可能性がある」と判断し、「終業式は各教室で放送にて行う」とことしました。
関係教員と子供たちが放送室に集合し、異例の終業式が開始しました。
校長日誌 立川の空から No74
「死語愛好会」
2学期が25日終了しました。
様々なことがあった2学期でした。
運動会、学校公開、研究発表、音楽会、連合音楽会・・・。
「行事で子供たちは伸びる」を実感した学期でもありました。
さらに、2学期からリニューアルした、本校の新HPは、その閲覧数がとうとう10000を超えました。これは、聞くところによると、市内小中学校で一番だそうです。
西砂小学校の保護者や地域の皆様の、本校の教育活動への関心の高さを実感した2学期でもありました。
さて、終業式の日の話題。
いつものように、副校長先生と打ち合わせをしようとしたところ、副校長先生が小さく「あっ!」と叫びました。
「どうしたんですか?」
と私が尋ねると、副校長先生曰く、
「帳面を忘れました。」
とのこと。
私は思わず爆笑。読者の皆さんは帳面って、わかりますか?
ちなみに、私は放課後職員室で先生方に問いかけました。
「帳面って、わかる?」
若い先生方は皆
「????」
と?が頭の上に浮かんでいるのがわかりました。
その?を推測してみると、
「ちょうめん?超麺?超越した麺?」
「ちょうめん?超イケメンの略?」
という感じでした。
すると、ベテランの先生が
「ノートのことですよね。」
と正解を言ってくれました。
若い先生方は
「あ~っ!ノートのことなんですね。」
と納得。
私が
「帳面って言葉、聞いたことない?」
と尋ねると、若い先生方は皆首を横に振りました。
それはそうでしょう。帳面って、今や死語ですね。
そんな死語を発してくれた副校長先生。私は親しみを覚えました。
2人で「死語愛好会」を結成し、これから二人だけの時は、死語を思いっきり使いたいと思います。
○4月以降の学校におけるマスク対応については、基本的にマスクの着用は必要ありません。また、マスクの着脱については、ご家庭や児童本人の判断となります。
*4月1日現在
○令和4年度 特別の教育課程(立川市民科)の実施状況等について.pdf
〇インフルエンザ登校届を更新しました。
○年間行事予定を更新しました。
○年間行事予定表はこちらから
R6 年間行事予定.pdf
○体罰根絶宣言ポスター策定
R3 体罰防止ポスター(西砂小).pdf
■立川市への外部リンク
立川市学校給食献立表 |
転入手続き |
■家庭学習支援サイト
・文部科学省
「子供の学び応援サイト」
・NHK for school
・東京都教育委員会
東京ベーシック・ドリル
オリンピック・パラリンピック教育
・立川市教育委員会
おうちで料理に挑戦しよう
・日本自然保護協会
「身近な自然を観察しよう」
・アルバルク東京
小学6年算数 プロバスケ選手が教える算数ドリル講座
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