日誌

学校の出来事

喜ぶ・デレ 今日の給食

今日の給食 (2015/02/05)

副校長先生が出張中のため、校長が代わりに食レポです。

左上:牛乳 右上:ソフトフランスパン
左下:野菜ソテーと鶏肉マーマレード焼き 右下:コーンポタージュスープ

鶏肉のマーマレード焼き:実を言うと、マーマレードはあまり好きではないのですが、このマーマレード焼きは、鶏肉になじんでいて、鶏肉が箸でも簡単に切れるほど柔らかくなっていました。もちろん味もバッチリ。鶏肉の味をマーマレードが引き出していました。
おいしゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO91

校長日誌 立川の空から NO91 (2015/02/05)
「全校朝会講話より」

 今西砂小付近は雪。ただ、今のところべた雪で積もっていません。しかし、この後気温が下がれば、積もるかも。となると、心配は明日の3年生の社会科見学です。引率は副校長先生。副校長先生は私同様、「晴れ男」のはずですが、果たして・・・。(3年生の明日の件については、後でHOでもお知らせします。)

 さて、今日は先々週の全校朝会での私の講話から。(今週の全校朝会は私が出張のため、副校長先生が講話をしました。)
 

おはようございます。1月ももうおしまいですね。ちょっと話はさかのぼりますが、皆さんは冬休みをどう過ごしましたか。家の人と旅行に行った人、田舎に帰った人、いろいろな経験をしたと思います。私は、どこにも行きませんでした。

ただ、映画を見ました。その映画とは、これです。知っていますか。そう。ベイマックスです。ベイマックスは、主人公のお兄さんが残したロボット。主人公の心が悲しみでいっぱいになったり、心が折れそうになったりしたときに、そばにいて心を癒してくれるのです。

映画を見ていて、私にもベイマックスがいたらいいなあ、って思いました。でも、ドラえもんがそうであるように、ベイマックスは残念ながらいません。

でも、映画が伝えたかったのは、「誰でもベイマックスになれる。」ということではないかと私は思います。

西砂小の皆さんは誰でも、友達に対しては、ベイマックスのように優しく、思いやりがあると思います。でも、友達ではない人に対してはどうですか?クラスの誰か、学年の誰か、他の学年の誰かが元気がなかったり、悲しそうにしていたり、つらそうな様子だったりしたときに、どうしていますか?

場合によってはそっとしておくことも大切です。でも、同じ学校の仲間なんです。元気がないなあ、悲しそうだなあ、つらそうだなあ、と感じたら、皆さんがベイマックスになってください。「大丈夫?」「どうしたの?」「何があったの?」って声をかけましょう。場合によっては、何も声をかけないで、ただそばにいてあげることもよいかもしれません。

思いやりがある人、優しい人が多い西砂小学校に、ベイマックのような人がもっと増えていけば、西砂小学校は、もっともっと素晴らしい学校になっていきますね。


 今、「ベイマックス女子」というのがはやりだとか。さりげなく男子を支えてくれる女子をいうようです。ベイマックス女史、ベイマックス男子がどんどん出てくると良いですね。西砂小は、ベイマックス女史と男子が輩出される可能性が大です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No90

校長日誌 立川の空から NO90 (2015/02/4)

「通学路点検」
 1月も終わりです。記念すべき校長日誌100号達成まで後10号。果たして後2ヶ月弱で達成できるでしょうか。(応援してほしいとは言いませんが、応援していただけるような日誌であるために、自分がやらなくてはいけないことを続けていく、ということをお約束します。※イチローの言葉を借りました。)
 さて、今日は通学路点検の話題。
 下の写真をご覧ください。



 昨年の10月はじめに立川市教育委員会、市役所道路課・交通対策課・工事課、立川警察署及び西砂小学校(代表清水副校長)で通学路点検を行いました。
 通学路点検は、「児童の安全な登下校のための危険箇所の点検」を目的としています。
 西砂小学校周辺の点検で、「横断歩道のない場所を横断しないこと」等の指摘がありました。折に触れて子供たちには声をかけていますが、全校朝会でも全体に話をしていきます。ご家庭でも子供たちの交通安全のため、お子さんに声をかけてください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO89

校長日誌 立川の空から NO89 (2015/1/26)

「見守り」
 西砂小の子供たちを見守ってくださっている方々がいます。
 まず、シルバー人材センターの方々。特に1年生の下校の見守りをしてくださっています。
 次に、立川警察の方々。以前ほど頻繁ではありませんが、今でも時々パトカーで巡回してくださっています。(先週の金曜日もパトカーがパトロールしているのを私は見ました。)
 最後に、PTA校外委員の皆さん。夕方にベストを着て、パトロールをしてくださっています。今の時期、夕方は特に寒くなるので、本当に頭の下がる思いです。
 学校では、私が朝腕章をつけて、自転車でパトロールをしています。(私の場合、パトロール兼あいさつ運動です。)
 上記以外にも、地域の方が自主的に見守りをしてくださっています。
 さらに言うと、保護者の方々の朝の見守りもあります。下の写真をご覧ください。

 朝8:20頃、西砂小学校の角に立ち、子供たちが安全に横断できる見守りをしてくださっている本校保護者です。このような保護者がたくさんいらっしゃいます。
 おかげで、子供たちの「安全・安心」が守られています。
 子供たちを見守ってくださっている皆さんに感謝!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO88

校長日誌 立川の空から No88 (2015/1/25)
「あいさつ運動?」

 6年1組があいさつ運動に取り組むことを発信したことを前号でお知らせしました。
 先週、その取り組みが実行されました。
 
 西門の前に6年1組の子供たちが立ち、登校してくる全校の子供たちにあいさつをしました。
 あいさつにあふれる学校、子供たちが自主的・自発的に「あいさつ運動」を考え、実行する学校って素敵ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No87

校長日誌 立川の空から NO87 (2015/01/22)
「あいさつ運動」
 火曜日の全校朝会で6年1組の子供たちが朝礼台に立ちました。
 6年1組で「西砂小学校のために」「何が出来るか」を考えた結果、「あいさつが大切だ。」ということで、「あいさつ運動をしよう!」という結論に達したことを全校に発信してくれたのです。

 3人の6年生は、原稿なしで、堂々と全校に発信できました。さすが6年生!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO86

校長日誌 立川の空から NO86 (2015/01/21)
「全校朝会講話から」
 最近、世界中で暴力が目立っています。残念なことです。
 私は、暴力を子供たちの周りからなくしていく決意をし、月曜日の全校朝会で以下のような話をしました。

おはようございます。今日は、「暴力」についてお話しします。

暴力とは、「人をなぐる・叩く・ける」や「人のものをわざと壊す」などを言います。私は前に「いじめは絶対にダメ」と言いました。いじめと同じで、暴力は絶対に許されません。

つい最近、フランスのパリの新聞の会社でたくさんの人が殺されるという事件が起きました。いろいろな理由が言われていますが、どんな理由だったにしろ、人を殺す、傷つけるという暴力は絶対に許されません。

暴力をふるっていけないのは全員です。先生方がみなさんに暴力をふるってはいけないのはもちろん、皆さんのお父さんやお母さんもみなさんに暴力をふるってはいけません。つまり大人全員が暴力をふるってはいけないのです。

では、子供は暴力をふるってもよいのでしょうか?もちろんダメですよね。友達をなぐったり、叩いたり、けったり、友達のものを壊したりは暴力で、絶対に許されません。子供同士で暴力をふるってはいけません。では、子供が大人に暴力をふるってよいのでしょうか?もちろん、ダメですね。皆さんがお父さんやお母さん、先生方、大人の人たちに暴力をふるってはいけません。

つまり、大人でも子供でも、誰でも暴力はいけないのです。ひどい暴力は刑事事件となります。場合によっては、警察が入ることもあります。それくらい暴力はいけないことということですね。

暴力には、言葉の暴力もあります。相手が傷つくようなひどい言葉をいうことを言葉の暴力と言います。言葉の暴力も絶対にダメですよね。

 皆さんは暴力を見たら、聞いたら、どうすればよいのでしょうか。

子供同士の暴力であればまず皆さんが止めてください。止められないと思ったら、先生方に助けを求めてください。

大人から子供への暴力については、副校長先生や校長先生に助けを求めてください。

先生方は、いろいろな人たちと力を合わせて、皆さんにとって一番良い方法を考えて行動していきます。

皆で力を合わせて、暴力もいじめもなくしていきましょう。


喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO85

校長日誌 立川の空から NO85 (2015/01/20)
「避難訓練」

 毎朝寒いですね。今朝も西砂小学校周辺の畑は、霜柱が立っていると言うより、土が凍っている感じでした。お笑い芸人風にいうと、「カッチカチやぞ。」といったところでしょうか。
 そんな寒い朝ですが、日中はポカポカ。そんな中、昨日避難訓練がありました。
 想定は地震。1月19日に地震想定の避難訓練ですから、私の講話はもちろん、阪神淡路大震災です。
 阪神淡路大震災を体験した知り合いからこんな話を聞いたので、子供たちに紹介したのです。
「揺れが起きた瞬間、目が覚めた。そのとき、目の前の食器棚から皿がガラスを突き破り、まっすぐ横に飛んだ。」
 それくらいの大きな揺れだったと言うことです。
 私(内野)は、震災翌年に神戸付近を訪れました。1年たってもまだ地震の爪痕は大きく残っていました。衝撃でした。
 神戸の知り合いは、私にこんなアドバイスをくれました。
「棚など倒れやすい家具は、必ず固定すること。家具の下敷きになった人がどれくらいいたことか。」
 東日本大震災でも同じですが、被害を受けた人たちの話は貴重です。活かしたいものです。

 ところで、昨日の避難に要した時間は4分47秒。机の下に隠れた後、揺れが収まったという想定で、「避難開始!」の声をかけてから、避難し、全員の人数確認が終わったのが4分47秒。避難完了のめどの時間は5分以内ですから、630人という大人数の児童数を考えると、合格でしょう。
 子供たちは私の話を静かによく聞いていました。こちらも合格です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO84

校長日誌 立川の空から No84 (2015/1/17)

「師弟対決」
 土曜日の夜は私にとってくつろぎの時間です。何をしているかというと、読書かテレビ視聴です。今日はテレビ視聴で「ピアノ王決定戦」を見ました。
 そこで桐朋学園大学の師弟対決が実現しました。
 結果は、師匠である新垣隆さんの負け。
 では、弟子に負けた新垣さんは悔しかったでしょうか?全く悔しくなかったといったら、うそになるかもしれません。でも、私は悔しい反面、うれしかったのではないかと思います。
 教師というのは、自分たちの教え子が自分たちを乗り越えていくのが喜びなのではないかと思うからです。
 去年の暮、私の教え子ではないのですが、親しくしていた同僚の教え子と研修会で出会いました。もともと頑張り屋の子でしたが、今は立派に成長していました。話し方を聞いていると、私の若いころよりもしっかりしています。
 直接の教え子ではないとはいえ、教師として立派に成長したことをうれしく思いました。
 教え子が自分を乗り越えていくことはうれしいことですが、同時に、自分が教え子にとって、高いハードルでありたいとも思います。
 教師として、日々研鑽して、教え子が「自分はまだまだ○○先生には及ばない。もっともっと努力していい先生になろう!」と決意するような、そんな教師でありたいと私たちは思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO83

校長日誌 立川の空から NO83(2015/1/14)

「昨日までの自分を超えろ」
 先日テレビでサッカー日本対パレスチナを見ました。その時のCMは私にとってインパクトのあるものでした。HONDAのCMなのですが、テーマが「昨日までの自分を超えろ」だったのです。この言葉は、私が3学期の始業式で子供たちに話し言葉と同じです。
 ただ、当然ですが、全体の言葉は私の言葉とは比べ物にならないくらいインパクトがあります。そのCMを紹介します。
頑張っていればいつか報われる

もち続ければ夢は叶う
そんなのは幻想だ
たいてい努力は報われない
たいてい正義はかてやしない
たいてい夢はかなわない
そんなこと現実の世の中ではよくあることだ
けれど、それがどうした?
スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%
新しいことをやればかならずしくじる。
腹が立つ。
だから寝る時間、食う時間を惜しんで何度でもやる。
さぁきのうまでの自分を超えろ
きのうまでのHondaを越えろ
負けるもんか

このCMの言葉は、子供たちというより、大人を元気にする言葉ですね。
子供たちに「去年までの自分、昨日までの自分を超える」と話した私も、「去年までの自分を、昨日までの自分を超える」ように日々努力を重ねていきたいと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No82

校長日誌 立川の空から NO82(2014/1/13)

「マラソン大会」
 3連休の中日、11日(日)に西砂川地区体育会主催の「マラソン大会」が行われました。本校からも、児童はもちろん、保護者も多数参加しました。
 その様子を写真で紹介しましょう。

写真左:開会式。体育会会長と七中校長があいさつをしました。
写真右:低学年の部スタート直前の緊張感。

写真左:スタート直後。写真右:ゴール直前。みんな力の限り走りました。

写真左:高学年の部スタート。野球部大活躍。写真右:中学生と大人の部。教職員代表で、清水副校長先生が参加しました。

写真左:副校長先生のゴール。見事最後尾でした。
写真右:安協の方々が、外回りをする参加者の安全を見守っていました。感謝!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No81

校長日誌 立川の空から NO81 (2015/1/12)
「表彰」

 全校朝会や始業式・終業式の場で、表彰をします。「表彰」は、「連携・発信・自尊感情」という私の学校経営の3つの重点のうち、自尊感情を醸成できる場と考えます。もちろん、クラスの場で、担任が表彰し、クラスの仲間に祝福されるのも自尊感情を高められると思います。しかし、全校の前で表彰され、全校の仲間に祝福されると、より自尊感情は醸成されると思います。さらに、表彰を見ていた子供たちが、あこがれをもち、「自分も頑張ろう」というモチベーションを高める契機となることも見逃せません。

 さて、3学期の始業式が終わった後、表彰を行いました。3人の6年生を表彰しました。何の表彰かというと、「平成26年度東京都明るい選挙ポスターコンクール」です。2人が佳作、1人が入選でした。入選したのは、宮下真凛さん。なんと宮下さんの入選したポスターは、縮刷され、はがきになりました。
宮下さんの表彰状を読み上げる校長。


表彰状の入った筒をもって、記念撮影。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO80

校長日誌 立川の空から No80 (2015/1/10)

「3学期始業式 校長講話」

おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。

先生方は、皆さんのインフルエンザを心配していました。もし、まだインフルエンザが流行っていたら、体育館で始業式はできないからです。

 でも、良かった。インフルエンザはおさまっていて、こうやって体育館で始業式ができるのです。

 さて、皆さん。こういうことわざを知っていますか。

「一年の計は元旦にあり」

 一年の計画は元旦に立てなさい、何かを始めるときには、きちんと計画・目標を立てなさい、という意味です。今日は元旦ではありませんが、ぜひこの一年の計画・目標を立ててみてください。

 計画・目標を立てるときに気を付けてほしいことがあります。それは、まずは具体的なものにすることです。前にも皆さんに言ったと思いますが、「今年は国語を頑張る」とか「縄跳びを頑張る」とか「学芸会を頑張る」などは、計画や目標としてはふさわしくありません。なぜなら、その計画・目標が達成できたかどうかを決められないからです。「頑張った」は、ちょっとやってできたという人もいれば、めちゃくちゃ頑張ってもできていないという人もいます。ですから、計画や目標を

立てるときには、具体的に。例えば「国語の音読を毎日3ページやる」とか「縄跳びを毎日100回跳ぶ」など数字を入れると良いでしょう。

 もう1つ。計画・目標を立てるときには、人と比べたり、競争したりしないことです。例えば「○○君に国語で勝ちたい」とか「○○さんに算数のテストで勝ちたい」などと、人と比べたり、競争したりすると競争相手とトラブルになったり、競争相手が自分よりずっと力があると、うまくいなくて自分が苦しくなります。
 それよりも、「去年の自分や昨日の自分と比べて、少しでも前に進んでいるか」を考えてください。
「去年の自分、昨日の自分より一歩でも、半歩でも前に進もう」が今年の合言葉ですね。


フリップボードを持って子供たちに話をしました。

他の人と競争する目標設定ではなく、あくまでも昨日までの自分より前進することを目標としてほしいものです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO79

校長日誌 立川の空から NO79 (2015/1/8)

 皆さん、あけましておめでとうございます。
 新年初めての校長日誌。ちょっとUPしないでいたら、カウンターが12000を超えました。更新していないのに、ご覧いただくのは心苦しいので早速UPすることとします。

本校の屋上からの眺めです。どうです。絶景でしょう?
真っ白に雪をかぶった富士山と青々とした奥多摩の山々。正面は、私の好きな大岳です。
正月らしい写真を堪能していただけたでしょうか。
今年もよろしくお願いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO78

校長日誌 立川の空から NO78 (2014/12/31)

「終業式③」
 前号で2年生のスピーチの良さを1つ書きました。
 もう一つ書かなくてはいけません。それは、「上達論」です。
 2年生のスピーチには、「上達論」があります。
 2年生は、「一輪車」・「九九」・「鍵盤ハーモニカ」が上達した理由として、「一生懸命練習したこと」を挙げています。
 私は、以前全校の子供たちに「継続は力なり」を説きました。基礎基本の力は、「繰り返し」と「継続」がキーワードです。3人とも「繰り返し」と「継続」で見事に上達することを証明してくれました。
 もう1つ。「支援の言葉の重要性」です。何か上達するときには、個人の「繰り返し」と「継続」という努力とともに、教師や親や友達のアドバイスの言葉が重要になります。
 今回、一輪車が上達する際に、「遠くを見て」というアドバイスが有効だったことがスピーチで語られました。私は、一輪車に乗れませんし、指導もできませんが、「遠くを見て」という言葉は有効であることはなんとなくわかります。一輪車初心のときには、おそらく、恐怖心から「下を向いてしまう」のでしょう。下を向くと、猫背になって、重心がずれていまうのでしょう。そこで、「遠くを見て」ということで、視線が上がり、背筋が伸び、ひいては重心が安定するのはないのでしょうか?
 これはまさに上達論です。
 というわけで、2年生のスピーチは、いろいろな点で素晴らしいものでした。

 さて、あと数時間で平成26年も終わりです。
 皆さんのおかげで本校のHPの閲覧数は、10000を超えることができました。
あらためて感謝します。来年もご愛読をお願いします。

 皆様、良いお年をお迎えください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO77

校長日誌 立川の空から No77(2014/12/31)
「終業式③」
 いよいよ大晦日。大晦日にHPを更新する学校は西砂小学校くらいでしょうか。
 でも、カウンターを見ると、冬休みになってもHPをご覧くださっていることがわかります。今年については、冬休み中も更新していきます。
 さて、終業式の私の言葉の後は、子供たちの言葉。今回は2年生各学級の登場です。(子供たちと保護者の皆さんの許諾を得ましたので、氏名と写真も掲載します。)2年生は、マイクを前に緊張の面持ちながら、ゆっくり、はっきり、大きな声でスピーチできました。

2学期がんばったこと

 2年組 野口みもり

 わたしは、2学き一ばんがんばったのが、一りん車と竹うまです。なぜかというと、一りん車は少ししかできなかったからです。竹うまは、学校にあるむかしあそびの道ぐだからです。

 わたしが、一りん車をれんしゅうしているとき、ともだちが

「遠くを見るといいよ。」

と言ってくれました。わたしはそれから遠くを見てれんしゅうをしました。そしたらある日校ていを一しゅうできるようになりました。

 2学きのおわりから、竹うまをはじめました。竹うまは、すぐにできるようになりました。なぜかというと、前に一どやったことがあったからです。

 わたしはこれから一りん車や竹うまをしている人にアドバイスをしていきたいです。一りん車は、ともだちが言っていたとおり、

「遠くを見るといいよ。」

と言って、竹うまは、

「つま先で立ってサクサクいくといいよ。」

とアドバイスしたいです。

 

とっくんした九九

2の2 うの たばさ

 わたしが2学き一番がんばったのは、九九です。なぜかというと、はじめは、言えなかったけど、ならっているうちに、すらすらいえるようになったからです。家でもれんしゅうして、九九のけんていが早くおわりました。九九は一番がんばったので、だれよりも早く言いたいです。そのために、これからもいっぱいれんしゅうしたいです。

 せんせいが、一しょうけんめいおしえてくれたので、こんどはわたしが、がんばりたいです。

 3学きになっても九九をもっともっとれんしゅうしたいです。

 

 がんばった音楽会

 2年2組  ほり川 しょう太

 ぼくが2学き一ばんがんばったのは、音楽会の手ぶくろを買いにのけんばんハーモニカです。

 なぜかというと、ひくときの後の方の、ゆびばんごうがむずかしかったからです。

 子ぎつねが、一人で手ぶくろを買いに行くときのきょくです。

 先生が

「子ぎつねは、どんな気もちかな。」

と言ったので、ぼくは、

「一人で、さみしい気もちです。」

と答えました。だから、まちがえないで、さみしい気もちでふきました。

 中休みも、けんばんハーモニカをみんなでれんしゅうしました。

 家でも、いっぱいれんしゅうしました。

 音楽会では、けんばんハーモニカをもってやるので、いつもよりむずかしかったです。

 音楽会の二日目は、お母さんもお父さんも来たので、すごくきんちょうしました。

 けんばんハーモニカがうまくふけて、ダンスもじょうずにおどれたので、せいこうしたと思います。

 家に帰ったら、お母さんとお父さんがほめてくれました。うれしかったです。
 子供たちのスピーチ原稿をご覧になってお分かりのように、「結論(2学期一番頑張ったこと)→理由」という形になっています。これは、この一年私が先生方に伝え続けてきたことです。「論理的な考え方・話し方に強い子」・「『なぜ』に強い子」に育てるために、常に「結論」→「理由」の書き方・話し方をさせるようにすることが大切です。2年生はすでにこの話型が身についています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No76

校長日誌 立川の空から No76(2014/12/29)
「終業式?」

 放送室での終業式。まずは副校長先生。教室で着席しているであろう子供たちに向かって、「起立!」と号令。放送室からも教室の子供たちが椅子を引いて起立したのが分かりました。続いて、2学期終業式開会の辞。そして私の番となりました。子供たちの顔が見えない状態で話をするのは、昔のラジオニュースのアナウンサーになったような気持ちです。私は次のように話しました。

2学期終業式校長講話

平成261225()

今日で2学期も終わりです。今日はこれから先生方から通知表をいただきます。

先生方は、この通知表を書くのに、一生懸命皆さんの良さや課題を考えていました。今日は、その皆さんの良さ・伸びたところを低学年、中学年、高学年の先生の言葉から拾い出します。

 

まずは低学年です。

・百人一首の暗唱に一生懸命取り組みました。諦めずに繰り返し練習したため、緑札20枚をどんどん覚えてしまい、驚きました。

※「諦めない」は、テニスの錦織圭選手・サッカーのキングカズでお話ししましたね。諦めないことで力がつくのですね。

・給食の終わりの時間になると、進んで牛乳パックのゴミ袋を用意するなど、学級のために行動することが出来ました。

※自分がどう動けばみんなのためになるのか、よく様子を見て、予想することって大切ですね。

・国語の学習では、漢字練習に一生懸命取り組みました。そのため小テストは毎回100点を取りました。

※こつこつと努力することで力は伸びるのですね。

 

 

次に中学年です。

・書写で墨をこぼした友達がいたとき、雑巾をもってかけつけ、手を真っ黒にしながら掃除する姿に感心しました。

※人のために、手が汚れるまで掃除するって、すごいですね。こういう子が西砂小の子らしい子です。

・時間割担当として、下校前に必ず次の日の時間割を貼ったり、みんなへのメッセージを書いたりと責任感をもって仕事に取り組む姿が光っています。

※自分の仕事を責任もって取り組むことって大切ですね。

・困っている友達を見ると、さりげなく寄り添い助ける優しさは最大の長所です。

※思いやりのある子は、西砂小学校の教育目標でしたね。困っている人を助ける、それも「助けてあげるよ。」とみんなにわかるようにするのではなく、さりげなく助けるのは、まさに思いやりのある子ですね。

 

最期に高学年です。

・誰も見ていなくともすべきことをきちんとやり遂げる姿は、責任感の表れだと感心しています。

※人が見ていると頑張る、でも人が見ていないと手を抜くという人はたくさんいます。でも、人が見ていなくてもやるべきことをきちんとするというのは、高学年らしいですね。

・話をよく聞き、自分たちの生活をよりよくしていくためにどうしたらよいか、常に問題意識をもって生活していました。

※いつもお父さんやお母さん、先生方に言われてから動くのではなく、どうすればもっとよくなるのか自分で考えて行動する方が力が伸びるのは言うまでもありませんね。

・持久走週間で100周を超えるなど、目標に向かってひたむきに努力する姿は、全てに通じます。

※校長先生は以前、「100」を目標に何かを続けていると力がつく、と言いました。持久走で100周を成し遂げた人は、走る力だけでなく、心も強くなったことでしょう。

・自分から笑顔で元気よくあいさつしたり、礼儀正しい言い方をしたりするなど、時と場に応じた気持ちの良い行動がとれ、感心します。

※自分から元気にあいさつするというのは、校長先生が1学期からずっと皆さんに言い続けてきたことですね。5・6年生は皆さんのお手本になるようにしっかり挨拶していますね。

 

さて、通知表をもらうと、皆さんは「あ、国語の成績が上がった。」とか「あ~あ、算数の成績が落ちた。」とか喜んだり、がっかりしたりします。それは当然ですね。 

でも、喜んだり、がっかりしたりでおしまいではいけません。「どうして成績が上がったのか。」を考えてください。「家で勉強をコツコツやったから」とか「授業中一生懸命話し合いに参加したから」など理由があるでしょう。理由が分かったら、またその理由のようにしていけばよいわけです。逆に、成績が落ちてしまったものについてもしっかり理由を考えてください。「授業中話をしっかり聞いていなかったから」とか「あまり努力しなかったから」とか「宿題をちゃんとやっていなかったから」などいろいろ理由があるでしょう。理由が分かったら、先生方が通知表に書いてくださったことも参考にして、3学期はぜひ少しでも成績があがるように努力してください。

 子供たちの顔が見えない状態で、マイクを前に話す・・・どうも調子が出ません。でも、子供たちの顔を思い起こしながら、「伝わる」ように話しました。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No75

校長日誌 立川の空から No75 (2014/12/28)

 「終業式①」
 終業式の日。例年は、体育館で終業式です。しかし、今年は別。インフルエンザが流行しているからです。
 そこで、朝一(あさいち)で、各学級の欠席状況とインフルエンザり患状況を確認しました。すると、欠席状況とインフルエンザり患状況が昨日(24日)とあまり変わらないことがわかりました。
 結論。「この状況で終業式を体育館で行うのは、かえってインフルエンザを蔓延させてしまう可能性がある」と判断し、「終業式は各教室で放送にて行う」とことしました。
 関係教員と子供たちが放送室に集合し、異例の終業式が開始しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No74

校長日誌 立川の空から NO74 (2014/12/27)
「死語愛好会」

 2学期が25日終了しました。
 様々なことがあった2学期でした。
 運動会、学校公開、研究発表、音楽会、連合音楽会・・・。
 「行事で子供たちは伸びる」を実感した学期でもありました。
 さらに、2学期からリニューアルした、本校の新HPは、その閲覧数がとうとう10000を超えました。これは、聞くところによると、市内小中学校で一番だそうです。
 西砂小学校の保護者や地域の皆様の、本校の教育活動への関心の高さを実感した2学期でもありました。
 
 さて、終業式の日の話題。
 いつものように、副校長先生と打ち合わせをしようとしたところ、副校長先生が小さく「あっ!」と叫びました。
 「どうしたんですか?」
と私が尋ねると、副校長先生曰く、
「帳面を忘れました。」
とのこと。
 私は思わず爆笑。読者の皆さんは帳面って、わかりますか?
 ちなみに、私は放課後職員室で先生方に問いかけました。
「帳面って、わかる?」
 若い先生方は皆
「????」
と?が頭の上に浮かんでいるのがわかりました。
 その?を推測してみると、
「ちょうめん?超麺?超越した麺?」
「ちょうめん?超イケメンの略?」
という感じでした。
 すると、ベテランの先生が
「ノートのことですよね。」
と正解を言ってくれました。
 若い先生方は
「あ~っ!ノートのことなんですね。」
と納得。
 私が
「帳面って言葉、聞いたことない?」
と尋ねると、若い先生方は皆首を横に振りました。
 それはそうでしょう。帳面って、今や死語ですね。
 そんな死語を発してくれた副校長先生。私は親しみを覚えました。
 2人で「死語愛好会」を結成し、これから二人だけの時は、死語を思いっきり使いたいと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO73

校長日誌 立川の空から NO73 (2014/12/24)

「走る、走る、俺たち!」

 今日はクリスマスイブ。いつもは帰宅が遅いお父さん方も、今日は早い帰宅でしょうか。
 かくいう私は、校長室で仕事中です。「なんで!?」とおしかりを受けてしまいそうですが、今日のカウンターを見て、「やらなくてはっ!」と思ってしまったからです。
 今日のカウンターは、なんと、なんと、10000超え!!
 これが学校のHPでなかったら、HPのトップに花火を打ち上げるところでしょう。
 
 で、今日の話題。題名を見て、「校長先生の年齢がわかるわ~っ。」と言われそうです。(校長先生仲間にもよく「内野先生は、いまの若者が絶対にわからない言葉を扱うよね。」と言われています。というのも、「アベック」などという死語をたびたび使うからです。そういえば、今は「カップル」というのだそうですね。)

 さて、今月1日から12日まで2週間にわたって、持久走が行われました。1年生から6年生まで(先生方も)全校で校庭を走ったのです。その様子を写真でお知らせしましょう。

写真左:スタート直前の様子。やる気がオーラとなって伝わってきます。
写真右:スタート直後の様子。すごい勢いでみんなが走ります。安全に配慮して、スタート位置は2つ。さらに、走る場所も低学年と高学年で変えました。

写真左:見てください。このうれしそうな顔。嫌々ではなく、意欲的に走ることで効果は倍増。
写真右:朝礼台から俯瞰で撮ってみました。630人が走る様子は壮観です。

明日から冬休みですが、ご家族でジョギングを楽しんでみたらいかがでしょうか。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO72

校長日誌 立川の空から No72 (2014/12/22)
「うどん作り③」

  今日は冬至。冬至にふさわしい、寒い朝となりました。前号に続き、寒さを和らげてくれる、うどん作りの様子を紹介します。
 
写真左右:ボランティアのお母さん方。子供たちが作ったうどんをゆでたり、うどんつゆを作ったり、薬味を作ったり、と従業かつ、様々な仕事をしてくださいました。

写真左:たっぷりのお湯でうどんをゆでます。写真右:ゆであがったうどんを前に、他の班が出来上がるのを待ちます。全く文句ひとつ言わないところが6年生。

写真左:「いただきます。」をした直後。待っていた分、すごい勢いでうどんを取りました。写真右:黙ってひたすらうどんを食べる6年生。「おししい?」と尋ねられると、無言で頷きました。

種まきから始まり、うどんを食べて終わった今回の活動。子供たちは、西砂川地域を愛する契機となったと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO71

校長日誌 立川の空から NO71 (2014/12/21)
「うどん作り?」

 うどん作りの様子を写真で紹介します。

写真左:講師の田形さんが作り方の説明をしてくださいました。「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。 」の格言通り。写真は、小麦粉に水を入れてこねるところ。
写真右:輪になった子供たちに説明。後ろには、ボランティアのお母さん方がの姿。西砂小学校の教育活動はこうしたボランティアの皆さんに支えられています。

写真左:講師の田形さんは、子供たちが活動を始めても、子供たちの間を回って、教えてくださいました。
写真右:もう一人の講師、鈴木久米さん。西砂会館のリーダーです。西砂会館は、地域のうどん作りの拠点。西砂小学校のうどん作りは、お二人の講師に支えられています。

写真左:手でこねた後は、足の出番。厚手のビニールを敷いて、よくよく踏みます。
写真右:手と足で愛情込めて、生地を伸ばしたら、最期は棒で伸ばします。
(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No70

校長日誌 立川の空から NO70 (2014/12/20)
「うどん作り①」

 12月18日、19日の両日、6年生がうどん作りに取り組みました。(来週の月曜日21日にも行われます。)
 西砂小学校のうどん作りは、地域のうどん作りに端を発する、地域に根付いたものです。(一昔前、総合的な学習が始まったころ、うどんやそば作りをする学校がかなりありました。地域にそばやうどん作りをする根拠がないのに、ただ「体験的な活動が大切」「食育は大切」というだけで取り組んでいたのです。でも、それでは家庭科です。その点、西砂小のうどん作りは、地域のうどん作りの伝統に根差しているのです。)

 うどん作りの材料の小麦は、今6年生の子供たちが5年生の時麦まきをし、6年生になってから麦刈りをしたもの。(麦刈りで出たわらを使って、「松明祭り」も行っていることは特筆すべきことです。)
 うどん作りに適した地域である理由がもう1つあります。
 それは、地域の人材です。麦まき、麦刈り、(松明祭り)、そして最後のうどん作りのそれぞれで、地域の方々が講師となってくださっています。
 さらには、保護者ボランティア。保護者のボランティアが子供たちの活動を力強く支えてくださっているのです。
 うどん作りの様子については、また次回。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO69

校長日誌 立川の空から No69 (2014/12/19)

「アメージンググレース」
 アメージンググレースは私にとって思い出深い歌です。アメージンググレースは、「第二のアメリカ国歌」と言われています。私もアメリカで、何度もこの歌を聞きました。アメリカ人の中には、涙を流しながら歌う人もいて、この曲に対するアメリカ人の想いに触れた気がしました。
 そのアメージンググレースを西砂小学校で聞きました。
 昨日の音楽集会でのこと。吹奏楽の子供たちが演奏してくれたのです。まだ創っている途中とはいえ、アメージンググレースの歌の部分はしっかり演奏してくれました。
写真左:演奏開始前に楽器の紹介をしました。木管楽器、金管楽器、打楽器の3つです。写真は、もちろん打楽器。
写真右:曲紹介を子供たちがしてくれました。アメージングレースは、日本人にはあまりなじみがないので、この説明は大切でした。


わずかな時間でしたが、全校で音楽集会を楽しみました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO68

校長日誌 立川の空から No68 (2014/12/18)

「9000御礼」

 今朝の西砂小学校付近の様子です。

写真がわかりにくいので、解説します。写真左は、学校隣の畑の様子。畑一面真っ白になっていて、霜柱ががっちり立っていました。写真右は、その畑の隅に張っていた氷。見事というくらいの氷でした。
というわけで、西砂小学校周辺は、もうすっかり冬です。

冬につきものは、インフルエンザ。昨日は、2年2組が学級閉鎖となりました。そして、明日からは4年1組が学級閉鎖です。(マメールですでにお知らせしたとおりです。)
私が子供の頃から言われていることですが、風邪やインフルエンザ予防には「うがい」「手洗い」「マスク着用」です。来週、終業式の週に、もうこれ以上学級閉鎖が出ないように、ご留意ください。

※寒くて、学級閉鎖も出ている状況ですが、1つ心が温まることがありました。
それはカウンターがとうとう9000を超えたのです。エベレストを超えると、次に目指すものは成層圏を越えることでしょうか?
これも皆さんのご愛読のおかげです。ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO67

校長日誌 立川の空から NO67 (2014/12/17)

「全校朝会校長講話から」

 お久しぶりです。先日、市内の校長先生から「西砂小は、毎日HPを更新しているね。」と言われました。ありがたいのですが、実はここ数日副校長先生が作成している「今日の給食」だけ更新をしていて、私の校長日誌は更新されていませんでした。
 カウンターが9000に近づいている状況から、更新を期待されていることはわかっているのですが、忙しくなると、毎日更新は難しいことがあります。ご容赦願います。
 さて、今回は、昨日火曜日の全校朝会の話題です。
 といっても、私の講話ではありません。今回の主役は、6年生の小林慶太君。
 小林君はなんと、小学生のサッカー大会で東京都の選抜選手となり(!!)、なおかつ関東大会に出場し、見事優勝したのです。(正式な大会名は「関東U-12 トレセン交流戦」です。)そこで、全校朝会で私が表彰し、さらにインタビューもしました。
 そのインタビューは以下の通りです。 ※(  )内が小林君の答えです。

1 サッカーをしていて楽しいなと思うことは何ですか?

 (点を決めた時です。)

 わかりますね。ゴールを決めた後、チームのメンバーと喜びを分かち合う時が最高ですね。

2 逆にサッカーをしていて苦しい、つらいと思うことは何ですか?

 (サッカーの試合で負けたり、悪いプレーをしたりしたときに、学校の周りを5周するときです。)

 試合後なので、しんどいでしょうね。でも、Jリーガーもそうですが、こういうことがあって、強くなるのですよね。

3 なぜサッカーがそんなにうまいのですか?

 (練習を一生懸命したからです。)

  どれくらい練習をしているのですか?

 (金曜日を除く毎日練習しています。それから、朝家族とパスの練習などしています。)

  サッカーの練習をしていると、宿題や勉強がやる暇がないでしょう?

 (宿題はちゃんとやっています。)

  スポーツでプロになるような人は、みんなスポーツだけでなく、勉強もしっかりやりますね。

  

4 最後に将来の目標、夢を教えてください。

 (プロのサッカー選手になることです。海外でプレーしたいです。)

  本田選手や長友選手のように活躍するサッカー選手になることを祈っています。

 ありがとうございました。もう一度小林君に拍手をしてください。

 西砂小学校の仲間からは惜しみない、温かい拍手が送られました。
 聞いていた子供たちは、「同じ学校の6年生ががんばっているんだ。私もがんばろう。」と思ったことでしょう。また、「やっぱり、練習を毎日こつこつとやっているからうまくなったんだ。こつこつ練習は大切だな。」と感じたことでしょう。
さらには、「スポーツをやっているからといって、勉強をしない理由にしてはいけないんだな。」と引き締まる思いがしたことでしょう。
 緊張しながらも、私のインタビューにしっかり応えてくれた小林君。近い将来、テレビ番組(スポーツ番組)のヒーローインタビューで、(今回のように)ハキハキと応えてくれることを期待したいです。


 

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No66

校長日誌 立川の空から No66(2014/12/09)

「冬が来たので」

 NO64で自転車通勤にかかわる話題を書きました。読まれた方は、私が当然のようにいまだ自転車通勤をしていると思われたことでしょう。
 でも、実は今電車通勤をしています。
 理由は?冬が来たからです。
 自転車通勤路を見ると、日陰になっているところが多く、中には舗装していないところもあります。となると怖いのは、ブラックアイス。路面に氷が張っていると通常白く光り、見た目で分かります。でも、時にブラックアイスとなることがあります。こうなると、氷が張っているのに、見た目ではわからないのです。ブラックアイスの上は、もちろん氷。だからその上を通ると、当然のようにスリップします。アメリカで何度か怖い思いをしました。
 車でスリップすると、死亡事故です。では、自転車では?若いころならともかく、今は四捨五入すると60歳。自転車でもスリップしたら、痛いくらいではすみません。すっかり暗い話になってしまいました。
 というわけで、先月末から電車通勤です。実は、電車通勤は11年ぶり。というのも、教頭になった11年前、私は御蔵島という離島に赴任したため、電車やバスはなかったのです。その後副校長として赴任した小平第14小学校は、自転車でわずか15分。さらに、校長として赴任した南砂小学校は自転車でわずか20分。さらに、その後赴任したニューヨーク日本人学校は車通勤。というわけで、この11年というもの、電車通勤とは無縁だったのです。
 電車通勤をしてよかったことがあります。それは読書ができること。往復でわずか1時間ですが、結構読書ができます。趣味は読書と言っていた割には、読書はほとんどできていませんでした。それが、この2週間ほどで、結構読めたのです。
 自転車通勤、それも往復で17キロの通勤をする校長はめったにいないでしょうから、話題には事欠かなかったのですが、得られたものは大きかったです。
 自転車通勤で保護者の皆さんにお会いすることが何度もありました。これからしばらくは必死に自転車をこぐ私を目にすることはないでしょうが、校長日誌はこれまで同様、書き続けますので、どうぞご愛読のほどを。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO65

校長日誌 立川の空から NO65(2014/12/08)
「研究発表」

 教員になったばかりの頃、一緒に学年を組んだ力のある先生が私にこんなことを言ったことを今でもしっかり覚えています。
「研究発表は、教師にとってしんどいことだけど、公立学校の教師である限り、研究発表は当然のことなのよ。」
 研究発表は、欧米にはありません。欧米でも授業研究はします。でも、発表(公開)はしないのが普通です。
 それに対し、日本の研究は発表の歴史は古いのです。日本が世界に誇るべき研究発表。立川市では2年に1回の発表となっています。(この頻度は高い方だお思います。)
 正直、先生方にとってはしんどいです。でも、研究発表を経ると、授業力はアップします。教師である限り、研究発表は避けて通ることが出来ないのです。
 さて、いきなり熱く語ってしまいました。本校は先月末(11月28日)に研究発表しました。(今年が2年に1回の番だったのです。)
 保護者や地域の皆さんにもご参観いただきましたが、写真で各学年の様子をお知らせします。

写真左:1年生体育の様子。 写真右:2年生国語の様子。
 
写真左:3年生国語の様子。写真右:4年生体育の様子。

写真左:5年生国語の様子。 写真右:6年生体育の様子。

 当日は、PTAの皆さんに受付や来賓接待等でお世話になりました。
 たくさんの皆さんのおかげで、研究発表会を終えることが出来ました。ありがとうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No64

校長日誌 立川の空から No64 (2014/12/8)
「ピアニストの言葉を検証」

 

昔、誰だか忘れましたが、ピアニストの言葉で印象的なものがありました。(中村紘子さんだったかな?定かではありません。)それは「練習を一日休むと取り戻すのに三日かかる」という言葉です。

私は小学校教員でありながら、ピアノが苦手なので、ピアノでこの言葉を検証することはできません。

そこで、他のことで検証しました。それは自転車通勤です。

 

夏休みに土日含めて10日連続で自転車に乗らないことがありました。休暇と出張がその理由です。

以前学校便りに書いたように、学期末の私の通勤に要した時間は35分を切っていました。(8月のはじめには34分にまでなっていました。)そんな時に、10日自転車通勤を休んだわけです。

当然のように、反動がありました。休み明けからしばらくの間、自転車通勤に40分かかるようになってしまったのです。元に戻ったわけですね。予想はしていましたが、「取り返すのに時間がかかる」と覚悟しました。その時、例の「ピアニストは練習サボるとサボった分を取り返すのに3倍かかる説」(長いのでこの説を「PR3説」とします。)を思い出しました。そこで、検証することにしました。PR3説によれば、私が通勤に要する時間を40分から34分に戻すには、10日×3=30日かかることになります。

実際、休み明けからしばらくの間は40分かかりました。「PR3説は正しいのか?」と思いかけました。しかし、通勤34分に戻るのに要した日数は、18日。

というわけで、「PR3説」は、すべての事柄で通用するのではないと身をもって立証できました。

ただ、今回の実証研究の結果、私は子供たちには次のように、実感を込めて話せそうです。

「継続は力です。何事もコツコツと続けていれば、成果は必ず出る。」

と。子供たちには地道に何かを継続するように伝えていきたいと思います。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No63

校長日誌 立川の空から No63(2014/12/07)
「発信は大切」

 先週の木曜日のこと。またも学生ボランティアが応募の面接に来ました。これで4人目。
 副校長先生が出張でいなかったため、私はいろいろな仕事をとりあえず措いて面接しました。(暇そうに見えるかもしれませんが、結構いろいろな仕事があるんです。はい。) 
 うれしい悲鳴とはこういうことですね。うれしいついでに、いつもと同じ質問を学生さんにしてみました。
「自宅から西砂小学校までドアツードアでどれくらいの時間がかかりますか?」
 立川市内に住んでいるのですが、なんと学生さんの答えは、
「1時間くらいです。」
 1時間もかけてボランティアをしに来てくれるなんて!
 そこでさらに質問してみました。
「どうして西砂小学校の学習ボランティアに申し込んでくれたのですか?」
 学生さんの答えは・・・
「学生ボランティアをしようとネットを検索したら、西砂小学校がトップでヒットしたんです。」
 なるほど!最近の学生ボランティアの皆さんの言葉と同じです。

 一生懸命HPで発信を続けて、本当に良かった!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO62

校長日誌 立川の空から No62(2014/12/5)
「連合音楽会へ!」

 連合音楽会を前日に控えた昨日(12月4日)、朝の全校集会で6年生が登場。6年生は、連合音楽会で発表する合唱と合奏を披露してくれました。
合唱の様子。美しい歌声に体育館の空気が清浄されたような感じでした。
 
 
合奏。耳で楽しむだけでなく、ビジュアルでも楽しめる合奏でした。

 連合音楽会は、会場の収容人数の関係で、立川市の全小学校の代表児童と引率教員しか鑑賞できません。そこで、本番を干渉できない1~5年生のために、6年生が発表してくれたのです。
 素晴らしい合唱と合奏を堪能した1~5年生は、6年生へ惜しみない拍手を送りました。6年生は、下学年の仲間からもらったパワーを、今日の発表のエネルギーに変えて最高のパフォーマンスをしてくれることでしょう。頑張れ、6年生!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO61

校長日誌 立川の空から NO61(2014/12/3)
「図書館デコレーション」

 12月になりました。早いものですね。若いころ、先輩の先生から
「年を取ると一年が過ぎるのが早くなる。」
と聞いたことがありました。その時は、「ふ~ん。そんなもんなんだあ。」という程度の思いでした。でも、本当に年を取った今、実感です。西砂小に着任したのが昨日のようです。
 今日のカウンターを見たら、7000を超えていました。いよいよヒマラヤ山脈の高みに突入です。今年中にチョモランマ(エベレスト)も夢ではなくなりました。これも保護者の皆さんをはじめとする愛読者の皆様のおかげです。本校の教育活動に関心を寄せてくださりありがとうございます。

 さて、クリスマスも近くなり、図書室のデコレーションがリニューアルされました。図書ボランティアの皆さんの地道なご努力で素晴らしい図書室の環境となりました。紹介します。

図書室エントランスの飾りつけ。(入口はではなく、エントランス!あえてこんな大げさな言い方をしたくなる)図書室に来るのが楽しみになりますね。

図書室の窓の飾りつけ。本の選定をする図書支援員の清水さんと、図書ボランティアの保護者との見事なコラボですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No60

校長日誌 立川の空から No60(2014/11/30)
「校長いじめ講話」
 
 ふと気づくともう明日から12月です。早いですね。
 月末になってから言うのも遅きに失していますが、11月は「ふれあい月間」です。つまり「いじめ防止月間」。いじめアンケート(西砂小学校心のアンケート)を各学級で行い、気になる事例(悪口を言われた、叩かれた等)については、担任がまず書いた本人に聞き取り、そのうえで相手の子供に必要な指導を行いました。
 
 私はというと、11月18日(火)の全校朝会で以下のような講話をしました。

 おはようございます。先週の金曜日、土曜日の音楽会は大成功でしたね。土曜日にいらっしゃっていた来賓の皆さんは、「感動した。」とおっしゃっていましたよ。練習でつらいこともあったかもしれませんが、本当によく最後まで頑張りました。

 

では、皆さんその場に座ってください。

今日は、この本を読みます。松谷みよ子さんの「わたしのいもうと」という本です。(※わたしのいもうと を読む。この本は実話をもとに、松谷みよ子さんが絵本にしたものです。「私」の妹が学校でいじめにあい、最期には命を落とす、という悲劇の話です。 私がこの絵本を読んでいる間、子供たちは息を殺すかのように緊張感に包まれて聞き入っていました。読み終わった後、話をつづけました。)


 

このお話は、実際のいじめをもとにしています。

いじめを防ぐために、日本政府は、「いじめ防止対策推進法」、東京都は、「いじめ防止対策推進条例」、立川市は、「いじめ防止条例」を作りました。つまり、法律でいじめは絶対に許されない、と日本中が決めたのです。もちろん、この本の妹のように、いじめで亡くなったり、心や体に大きな傷を負ったりした場合は、警察が入ります。刑法という法律で罰を受けることになります。西砂小学校も「いじめ防止基本方針」を作りました。先生たちもいじめを絶対に許さない、という決意をしました。

皆さん、いじめはしていませんか。「ぼくは、私はクラスや学年、他の学年の人たちをたたいたり、つねったり、けったりしていません。」と全員が言うでしょう。でも、身体は傷つけていなくても、クラス、学年、他の学年の人の心を傷つけてはいませんか。

心を傷つけるというのは、例えば、チクチク言葉を言うことです。心を傷つけるというのは、例えば、仲間外れにすることです。「○○さんと遊ぶのはやめよう。」とか「○○くんと話すのはやめよう。」とか「○○さんを無視しよう。」なんて言って、その人の心を傷つけることです。

先生や大人が見ていないところで、仲間外れにしているからわからないと思ったりしていませんか。いじめは必ずわかります。わかったら、いじめた人は、絶対に許されませんよ。いじめる人は、西砂小学校の先生方も、PTAも、教育委員会や警察も全部が許しません。

いじめている人は絶対に悪い、許されませんが、いじめを見て、見ぬふりをする人も許されません。

いじめを見たら、知ったら、必ずアンケートに書いてください。アンケートが終わった後なら、直接先生たちに知らせてください。

いじめは西砂小学校全員で絶対になくしていきましょう。
※講話の後、廊下で出会った高学年の子供が「校長先生、いいお話でした。感動ししました。」と言ってくれました。こういう反応の良い子どもに育ってくれることが私たちの喜びです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No59

校長日誌 立川の空から No59(2014/11/26)

「西砂小学校を支えてくださる先生」

 昨日の就学時健診でのこと。新一年生の保護者から「校長先生、ブログ見ています。がんばってください。」との言葉をいただきました。ありがたいことです。こうした言葉に私たちは元気と書くエネルギーをもらっているのです。
 ふと気づくと、今日のカウンターは6000を超えました。11月中に6000に到達するとは思ってもみなかったので、うれしい誤算です。

 さて、皆さんは小井(いさらい)先生をご存じですか。なんと、本校の保護者には小井先生の教え子がいるとのこと。そうなのです。小井先生は本校の旧職員です。そして、退職した現在でも子供たちのために本校の教育活動を支えてくださっています。
 その1つが、読書活動です。小井先生は、低学年の子供たちのために毎週木曜日と金曜日に図書室で活動をしてくださっています。

写真左右:図書の時間のオープニングは、小井先生のマジック。子供たちは毎回、「わ~っ!」と歓声をあげるプロの技です。

写真上:マジックで子供たちを惹きつけた後、読み聞かせ。ベテランらしい、いや、プロ裸足の読み聞かせに、子供たちは本の世界へ引き込まれます。

 小井先生には、もう1つ本校の教育活動にかかわっていただいています。
 それは、「取り出し指導」です。ふれあい広場で、子供たちを個別指導(マンツーマン指導)してくださっているのです。やさしく、丁寧に教えてくださっています。

 西砂小学校の子供たちは、小井先生を始め、多くの方々に支えられています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO58

校長日誌 立川の空から NO58 (2014/11/24)
「収穫祭③」
 一昨日長野県北部で大きな地震がありました。奇跡的に、死者は出ず、けが人だけですんだとのことでした。「共助」が機能したとのこと。
 被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
 

 さて、収穫祭で4年生はたくさんの大根を収穫しました。そのうち、4年生が自宅に持って帰った分を除いても、まだたくさんの大根が残りました。その大根を全校で食べることにしました。
 そのために、たくさんの保護者ボランティアが来校してくださいました。

写真左右:前半の部の保護者ボランティアの皆さんが面取りをし、切り、下茹でをしてくださいました。
写真左:後半の部の保護者ボランティアの皆さんが、味付けし、じっくり煮込み、最期に各クラスへ平等に分けて、給食の時間に配ってくださいました。

 食べる間際には、次のような校内放送が入りました。
「畑を貸してくださった吉岡さん、大根づくりの指導をしてくださった川野さんをはじめとする地域の皆さん、大根を育て、収穫してくれた4年生、時間をかけておいしい煮大根にしてくださったお父さんやお母さん方に感謝の気持ちをもって食べてください。」
 給食後子供たちに聞くと、みんな口をそろえて、「おいしかった!」「大根に味が染みていた!」との感想を言ってくれました。大成功!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO57

校長日誌 立川の空から NO57 (2014/11/23)

「収穫祭?」
 4年生が大根づくりに取り組んでいることは以前紹介しました。
 その大根を収穫する時がやってきました。

写真左:大根を収穫のポイントと、その後の過程を先生が説明しました。
写真右:いよいよ大根収穫。立派な大根がたくさん収穫できました。間引きをし忘れた大根は、小さいものとなっていました。子供たちは間引きの大切さを実感。

写真左:収穫した大根を手に、「とったど~っ!」とピースサイン。この日子供たちは大きな大根を2~3本持ち帰りました。各家庭では大根づくりの夕食だったことでしょう。
写真右:見てください。この立派な大根。吉岡さんの、日当たり抜群で、土の良い畑で、野菜のプロ、川野さんをはじめとする、地域の農家の皆さんが指導してくださると、こんな立派な大根に成長するのです。(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No56

校長日誌 立川の空から No56 (2014/11/23)
「収穫祭①」

 今日は勤労感謝の日。そんな日に仕事をするのは少し気が引けます。
 しかし、今日のカウンターは、5700を超えています。ヨーロッパ大陸エルブス山を越えました。次目指すのは、アフリカ大陸最高峰キリンマジャロ。
 ふと思い出すと、学校便り11月号で「3000を超えました。」と書いてからまだ1か月もたっていません。
 その間に3000近い閲覧数。それだけ読者が、本校の教育活動に関心を持ってくださっている方がいるということです。ありがたいことです。
 というわけで、勤労感謝の日であっても、本校の教育活動をお知らせしていきたいと思います。
 

 さて、本日の話題は、「収穫祭」。昨年度までは「焼き芋大会」と呼ばれていました。(もっとも、昨年度はサツマイモの不作のため、中止となりました。)
 今年度からは「収穫祭」と名前を改め、収穫した大根を調理し、全校で味わうこととしました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO55

校長日誌 立川の空から NO55(2014/11/21)
「学校公開保護者アンケート③」

 明日土曜日は、いよいよ「わいわい祭り」本番です。楽しみですね。

  アンケートの紹介も今回で終了です。

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年生では、ゴミ収集もためになる勉強だなと思いました。どんどんこういったものを取り入れると良いなと感じました。
※当日は、立川市のゴミ減量課の方と実際に本校(周辺)のゴミ収集をしている高杉商事の方々がいらっしゃって講師を務めてくださいました。高杉商事の方々は、ゴミ収集車を動かして、体験的に教えてくださいました。子供たちは、ゴミの減量化が緊急課題であることを強く感じたと思います。

3年生、郵便局の方のお話はすごく良かったです。こちらも勉強になりました。
※立川郵便局の方々が、準備万端で教えてくださいました。その道のプロから教えを請うのは素敵です。

・自転車教室は、ボランティアで参加しました。子供たちが自転車免許をもらえるよう、真剣に取り組んでいて、すばらしいと思いました。

※ボランティアの保護者の皆さんのおかげで安全に、かつ着実に免許試験が行えました。子供たちも免許皆伝になり、喜んでいました。

・図書の小井先生のマジックも毎回楽しみです。
※小井先生のマジックと読み聞かせは、プロ級です。小井先生が本校で現役の教師だった頃、そのマジックと読み聞かせをしてもらった教え子が、なんと今では保護者でいるそうです。(すごい、の一言に尽きます。)

・4日間という参観日、先生方は本当に大変だな~と感じましたが、子供たちのために頑張ってくださっている姿に感謝したいと思います。ありがとうございました。
※こういうねぎらいの言葉をいただけると、教師は、元気が出ます。ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO54

校長日誌 立川の空から NO54(2014/11/20)
「学校公開保護者アンケート②」

 昨日に引き続き、学校公開保護者アンケートの紹介です。

 

・携帯電話の講習(子供たちの方)に参加させていただき、納得する部分がたくさんありました。まだ子供に携帯を持たせていないのですが、子供が携帯電話を欲しがっているので、親子で講習で学んだことを一緒に話し合うことができました。

※NTTdocomoの担当スタッフの方は、3つのことを強調していました。

1つ目は「なぜ携帯電話が必要か、本当に必要なのかを親子で話し合うこと」。(○○くんが持っているから、みんな持っているから、という理由ではなく、本当に必要な時のみ与える)。2つ目は、「フィルタリングを必ずかけること」。(子供は「フィルタリングをかけていると、できなことがいっぱいで困る。」と言いますが、子供の安全を考えると、フィルタリングは必須です。)3つ目は、「親子でルールをしっかり決めて、万が一子供がルールを破ったときには、没収(親が預かり)」という約束を親子でかわすこと」。(保護者のお金で買い与え、携帯の費用も親が出すのですから、ルールをしっかり決め、ルールを破ったときの約束も確認し、その約束を守る(親子とも)ことが大切ですね。)

 

・ケータイ安全教室に初めて参加しました。これから携帯を持つ子供たちへ、この指導はとても大事だと思われます。便利な機能ばかりに目が行きがちですが、恐ろしさとも隣り合わせだという危険性や、文字だけのやり取りが誤解を生む事例など、子供たちへしていただくことは良い授業だと思うので、今後もしていただきたいと思います。

※携帯を持つと、「ネットいじめ等のネットトラブルに遭遇する危険性が高まる」、「出会い系サイトで危険な目に遭う」等の危険が生じます。気をつけたいですね。

 

・エコクッキングを参観致しました。エコについて子供たちがクッキングで勉強し、楽しく学んでいたのがよくわかりました。エコクッキングでのエコの仕方を家に帰ってからも実践してくれました。またこのような授業をお願いしたいです。(

※東京ガスによるエコクッキングは、地球環境のため、家計のためにやさしい取り組みです。広がってほしい取り組みです。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No53

校長日誌 立川の空から NO53(2014/11/19)
「授業参観アンケートより」
 
 
 今朝の富士山です。今日はあえて白黒で撮ってみました。白黒でも美しいですね。世界遺産を感じます。その世界遺産が西砂小からだとさらに美しく見えます。

 さて、今日は、少し(?)前の話題です。先月行われた、学校公開週間の授業参観(保護者)アンケートからいくつか紹介します。


・何度か授業を拝見いたしましたが、毎回子供たちが落ち着いて授業を受けているので安心しています。

・早い時間で、他に誰も見に来られていなかったので、普段通りの本来の子供達の様子が見られて良かったです。多くの参観の方がいる中での授業の様子は少し落ち着かない様子ですが、今日はとても静かで、落ち着いて授業に取り組んでいることが、よくわかりました。
※学校によっては、クラスが荒れて授業がなかなか成立しないところもあるやと聞きます。西砂小学校の良さは、子供たちが落ち着いていることです。これは、子供たちが元々もっている良さであると同時に、ご家庭のしつけがしっかりしていること、教師の指導が行き届いていることが主要因だと思います。

 
・最後の一人ができるまでやる先生に感動しました。これからも続けてください。子供をほめることもやっていただいていました。いい授業をやっていたと思いました。

・2日間を通して感じたことは、先生が子供たちをものすごくほめているということです。些細なことでも気が付くと褒めていて、学年全体が自分も頑張ろうとか、褒められてうれしいとか、そういう気持ちが伝わってきました。とてもいい雰囲気だと感じました。
※学校経営方針に「自尊感情の醸成」があります。自尊感情を育てるためには、子供たちが「褒め、励まし、認められ」なくてはいけません。
「西砂小学校の先生方は、子供たちの良さを褒め、励ましている」という評価をいただいたことは本当にうれしいです。

(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO52

校長日誌 立川の空から No51 (2014/11/18)
「音楽会大成功!②」

 音楽会を写真にて振り返ります。(以下の写真は11月14日(金)の児童鑑賞日のものです。)
 
 写真左:3年生の合唱と合奏 写真右:1年生の音楽物語「くじらぐも」

写真左:5年生の合唱と合奏  写真右:ニュー西砂合唱団(通称NNG)の合唱

写真左:吹奏楽の合奏  写真右:2年生のオペレッタ「手ぶくろを買いに」

写真左:4年生の合唱と合奏  写真右:6年生の合唱と合奏

 各学年で内容も異なり、バラエティに富んだ音楽会となりました。
 温かな拍手をありがとうございました。

※ところで、いつの間にやら、スイスアルプス最高峰を超え、5000も超えていました。次の目標は、アフリカ大陸最高峰、キリマンジャロです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO51

校長日誌 立川の空から NO51 (2014/11/15)
「音楽会、大成功!!」

 本日は、音楽会にたくさんの保護者の皆さんに来ていただきました。保護者の皆さんの、お子さんへの応援の気持ちが子供たちに伝わり、子供たちは今までで一番のできの音楽会を創ってくれました。
 今日の開会式での私のあいさつを掲載します。

本日はご来場ありがとうございます。まず始めに、不審者対策についてお話しします。先週金曜日から火曜日まで3日連続で不審者が出没しており、皆様にはご心配をおかけしております。

警察に通報してくださった保護者とお話ししたときには、「子供は不審者と言っていますが、聞いていると、もしかしたら不審者じゃないのではないのか?と疑問に思うのです・・・」という方もいらっしゃることがわかりました。

でも、結局、全員がお子さんの言葉を受けて、学校に知らせてくださり、警察にも通報されました。

実際、今回の状況で、不審者ではない方もいらっしゃるかもしれません。10人の人が子供たちに声をかけてきたとして、9人は子供が大好きな、いい人かもしれません。でも、その中にたった一人悪い人間がいたら、子供たちが大変な目に遭う危険性があると思います。

警察ともこの件で話をしましたが、警察も不審者かどうか確信がなくても、110番してほしい、とおっしゃっています。そして、学校としては、保護者の皆さんが警察に通報した案件については、メールと文書を発信することにしています。ご承知おきください。

さて、不審者対策としては現在、「警察によるパトロール」、「シルバー人材センターの方々の低学年の子供たちの見守り」、「PTAの校外パトロール」、「学校の教職員によるパトロール(来週いっぱい)」があります。

うれしいことに、これ以外にも「保護者の自主的パトロールや見守り」、「放課後子供教室、にしっこの方々による自主的見守り」も出ていることがパトロールをしていてわかりました。ありがとうございます。

子供たちを守るために大切なのは、学校、保護者、地域、警察総掛かりで見守ることだと思います。これからも皆で力を合わせていきましょう。

では、音楽会についてお話しします。子供たちは今日の日のために一生懸命練習を積み重ねてきました。今、外ではトップバッターの3年生が待っていますが、緊張しています。お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、家族たちの前で一番よい演奏をしたいと思っているからです。

正直に申しますと、今週の月曜日の段階では学年によっては、発表ができるかどうか、という程度の出来のところもありました。

でも、さすがは西砂小学校の子供たち。先生方と力を合わせて、全力で練習に取り組み、すばらしい演奏に高めてきました。ご家族が見ている今日の本番が、きっと今までで一番の演奏となることだと思います。子供たちのがんばりに、ご自分のお子さんの学年だけでなく、他の学年のお子さんのときにも、温かい拍手を送ってくださると幸いです。

それでは、音楽会をたっぷり堪能してください。


 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO50

校長日誌 立川の空から No50 (2014/11/14)
「音楽会開幕」

 今日のカウンターを見たら、4600を超していました。ロッキー山脈の最高峰からスイスアルプス最高峰到達まであとわずかです。
 さて、今日から音楽会が始まりました。今日は児童鑑賞日。冒頭、私があいさつしました。以下の通りです。

音楽会校長講話

 

おはようございます。

今週の月曜日の全校朝会でこの人、スケートの羽生結弦選手の話をしようと思っていました。雨が降ってきて、話せなくなってしまいましたが。

羽生選手は、練習中事故にあいましたが、顔にばんそうこうを貼り、頭に包帯を巻き、試合へ出ました。羽生さんは無理をして試合に出たため、演技中5回も転びました。そのたびに必死に立ち上がりました。その姿に校長先生は、涙が流れました。校長先生は、スポーツを見ていて、何度も泣いたことがあります。スポーツには、人を感動させる力があります。

これから皆さんが取り組む音楽会、その音楽にも人を感動させる力があります。校長先生は、歌を聴いていて、涙したことが何度もあります。プロの音楽家は、そのテクニックで人を感動させることができます。君たちはアマチュア。でも、人を感動させることができます。それは、一生懸命取り組むことです。もう1つ。クラスや学年の仲間と協力することです。みんなで力を合わせて、一生懸命音楽を作っていけば、聞いている人たちに感動を与えることができます。

プロではないのですから、ミスはあるかもしれません。でも、ミスをしても羽生選手のように、くじけないこと、そして皆さんは羽生選手と違って、一緒に音楽に取り組む仲間がいるので、誰かがミスしても、お互いにカバーしあってください。

最期に、音楽を聴く姿勢について。音楽は、演奏する人たちと、聞く人たちが一緒に創るものです。一生懸命聞く。そして拍手で応援する。一生懸命聞き、大きな拍手で応援することで、演奏している人たちは、元気をもらい、いい音楽を創っていけます。

演奏する人、聞く人、つまり全員でいい音楽を創っていきましょう。

 私の言葉通り、全員で良い音楽を奏でることができました。
 明日は保護者鑑賞日。お待ちしています。(お願いがいくつかあります。以前お配りしたプログラム等をご覧ください。または、HPトップにも掲載されています。)
 ご理解ご協力のほどを。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No49

校長日誌 立川の空から No49 (2014/11/13)
「子供たちを見守る」

 たった今、私はパトロールから戻りました。低学年の子供たちの下校を見守るためです。
 私以外に、何人もの先生方が腕に腕章を巻いて、子供たちの下校に付き添っていました。
 さらに、お母さん方が、子供たちに付き添ってくださっていました。
 さらに、さらに、パトカーが学校周辺をパトロールしてくださっていました。(私が思わず敬礼したところ、敬礼を返してくれました。)心強い!
 みんなで子供たちを見守るのが、西砂小学校の地域の強みです。皆さんに感謝!

 ※この後、中学年・高学年の下校の際にも、腕章を巻いた先生方が付き添います。保護者や地域の皆さんも、お時間の許す限り見守りに参加してください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO48

校長日誌 立川の空から NO48(2014/11/12)

 「西砂ミュージアム」

 今日のカウンターは4000を超え、もうすぐロッキー山脈の最高峰に並びます。ご愛読に引き続き感謝!
 さて、下の写真をご覧ください。




 これらのいすは、今校長室、職員室前の廊下に展示されています。
 制作したのは、6年生です。題は「アートないす」。確かにアートです。
 1階の廊下には、6年生の作品以外にも、5年生の造形作品もあります。
 今、1階は、ちょっとした美術館です。学校にお出かけの折りにご覧いただければ幸いです。(申し訳ありませんが、土曜日の音楽会の際は、校舎内は入れません。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No47

校長日誌  立川の空から No47(2014/11/11)

 今日11月11日は、いろいろな記念日が設定されています。私が知っていたのは、電池の日(11月11日を漢字で書くと、なぜかがわかります。)とサッカーの日(11対11で戦うことから)。テレビで知ったのは、「ポッキーの日(なるほど)」。ネットで知ったのは、「鮭の日(電池の日と同じ理由ですね。)」。
 さて、そんな記念日盛りだくさんの11月11日。全校朝会の校長講話のフリップボードを準備して校庭で待っていたら、雨がポツリ、ポツリ・・・。風邪をひく子供が目立ち始めたこと、今週の金曜日、土曜日が音楽会であることを考え、私の講話はとりやめました。
 ただ、新しい先生の紹介はしました。図工の先生が先週から産休に入り、産休代替の先生が着任しているからです。
 というわけで、今日の全校朝会はあっという間に終了。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No46

校長日誌 立川の空から NO46 (2014/11/11)

 「不審者に要注意」

 最近毎日のように不審者が出没しています。今日も14:40頃不審者が出ました。
 場所は「西砂小東」の信号付近。不審者の特徴は「黒いスーツ、白いYシャツ、サングラス着用、茶髪」だそうです。
 その男は本校児童に「おうちはどこ?」と尋ねてきました。本校児童は無視し、防犯ブザーを鳴らしました。すると、近くにいたシルバーの見守りの方が気づき、近づいてきたので、不審者は去ったようです。
 保護者の方は、お子さんから事情を聞いて、すぐに110番通報してくださったそうです。

 ちょうど、この直後の15:00頃立川警察の警察官の方がお二人で本校にいらっしゃいました。(※この不審者のことはこの時点では学校も立川警察も知りません。)
 昨日学校からパトロール要請をしたのを受けてのパトロールです。
 
 ※学校からパトロールに出発!
 立川警察の方は、「不審者が出たら、すぐに110番通報をしてください。すぐに通報すると、すぐにパトカーがやってくるので、不審者逮捕まではいかなかいものの、抑止力になります。」とのことでした。

 PTAのパトロールの皆さんも、夕方のパトロールをがんばってくださっています。
 本校教職員も夕方のパトロールを再開します。
 保護者、地域の皆さんも、お時間の許す範囲で、ご自宅周辺、学校周辺のパトロールをしてくださると幸いです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から  NO45

校長日誌 立川の空から NO45 (2014/11/10)

「がんばった甲斐があった」

 今日、学生ボランティアの方の面接をしました。学生ボランティアの申し込みは、今年度に入り(というより、2学期になってから)これで3人目です。
 今日の学生の方の自宅は埼玉県。大学は、多摩市。本校でボランティアをしてから大学に通学するとのこと。でも、ちょっと待てよ・・・。自宅から本校を経由して大学までは、ちょっとしたロスがあります。それなのに、どうして本校を選んでくれたのか?
 私は聞いてみました。
「他の学校もボランティアを募集しているのに、どうして本校を選んでくれたんですか?」
 すると、その学生の方は、2つ理由を言ってくれました。
 1つ目は、西砂小学校のHPを読んで、「実家同様、田園風景が広がっていることがわかって、親しみを感じたから。」だそうです。
 2つ目は、もっとシンプルな理由。「ボランティア」をしようと、検索をしたら、ネットでトップにヒットしたから。この理由はわかりやすいですが、私としては大変うれしく、思わず「お~っ!。」と小さく叫んでしまいました。
 ネットでトップにヒットしたと言うことは、それだけ本校のHPの閲覧数がおおいということ(ですよね?)。ということは、皆さんが一生懸命閲覧してくださったおかげとも言えます。
 と同時に、私たちががんばってHPを更新してきた成果とも言えます。
 
 カウンターもとうとう4000を超えました。これからも地道に更新を続けます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO44

校長日誌 立川の空から No44 (2014/11/9)
「人のせいにしない」

 

先週の火曜日の全校朝会での校長講話は以下の通りでした。

 おはようございます。
今日は、この人をとりあげます。

(※写真を提示)。知っている人はいるかな?そうです。サッカーの元日本代表、三浦知良選手です。キングカズと言われています。
 キングカズは、今でこそ有名ですが、実は高校ではほとんど知られていない、無名の選手でした。その三浦選手は、高校で先生に進路を聞かれて、こう言いました。

「ブラジルへ行きたい。ブラジルへ行って、サッカー選手になる。」

高校の先生は言いました。

「君がブラジルへ行って成功するのは、100%とは言わないが、99%無理。」

普通、こんな風に言われると、がっくりしてしまいますが、三浦選手はこう言いました。

「可能性は、1%あるんですね。じゃあ、その1%を信じます。」

結局三浦選手は、ブラジルで成功し、その後日本代表選手となり、今ではキングカズと言われるほど、有名なサッカー選手となりました。

そのキングカズはこんなことも言っています。

「頑張れば夢がかなうっていうわけじゃない。大事なのは、結果が出なくても人のせいにしないこと。悪いときはつい誰かのせいにするけど違うんです。自分自身に原因があるんです。僕はずっとそう思い続けてきました。」

 
 
 

 皆さんはどうですか?何か問題があった時に、人のせいにしていませんか?

 例えば、やってはいけないことをやってしまったときに、
「○○さんがやろうよ、って言ったからやりました。」
などと人のせいにしたことはありませんか?悪いことを誘った人は、もちろん悪い。でも、悪いことを誘われて、断らなかった自分に原因があるのではないですか?

 

例えば、クラスの人とけんかになったときに、
「○○君が僕に『バカ』って言ったから、けった、叩いた。」
って全部相手が悪いように言ったことはありませんか?
 相手も悪いんだろうけれど、自分にも悪いところはありませんでしたか?

例えば、宿題を忘れたとき、
「妹が宿題の邪魔をしたから、できなかった。」
とか
「お母さんが『早く寝なさい。』って言ったから、やれなかった。」
って、家族のせいにしたことはありませんでしたか?それって、本当ですか?やろうと思えば、やることができたのではないですか?

キングカズが言うように、「結果が出なくても、人のせいにしない。」「悪いときに、人のせいにしないで、自分に問題がないかって、考える。」ようにしましょう。



 
 
 キングカズの話と私の話に少しズレがあったかもしれませんが、「人のせいにしない」ということは大事ですね。
 矢印を自分に向けすぎるのも問題ですが、大方の場合、大人も子供も、矢印を人に向けがちですね。(私も気を付けたいと思います。)

 

 

 

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No43

校長日誌 立川の空から No43 (2014/11/8)
「五中50周年」
 今日は立川五中に行きました。五中の50周年の記念式典と祝賀会に出席するためです。
 中学校の周年行事に小学校長が出席するの?と思われるかもしれませんが、立川市では、周年行事には全校長が出席します。
 私は10時15分に到着しました。式典開始1時間前です。少し早目に到着したのは、周年行事の様々を勉強するためです。そうです。再来年度西砂小学校は50周年。来年度には準備委員会を立ち上げ、準備を始めなくてはいけないのです。 
 さて、受付から控室までは何度も何度も角を曲がったのですが、一切迷わないですみました。それは、たくさんの案内役のスタッフがいらっしゃって、笑顔で案内してくださったからです。周年行事というのは、学校と保護者、地域が一体とならないと成功しないのだと感じました。
 式典には、五中生全員が参加しました。本校よりも人数は多いのですが、とても静かに座っていました。人数の多さを実感したのは、合唱の時。さすがに、600名を超える生徒の合唱は迫力がありました。
 祝賀会では、手作りの料理(!)に加え、体育館に5つの屋台が並びました。うどやうどんなど、地産池消の品が並びました。砂川地区の学校らしい祝賀会でした。
 素晴らしい周年行事でした。再来年度は西砂小学校が50周年です!