日誌

学校の出来事

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO103

校長日誌 立川の空から NO103(2015/3/18)

「交通安全」
 昨日の全校朝会で立川警察署の交通安全課のお巡りさんが、本校の子供たちに「交通安全の呼びかけ」をしました。
 このきっかけとなったのは、小学生の交通事故です。都内で小学生の交通死亡事故が続いたため、お巡りさんが直接子供たちに呼びかけたい、ということになり、本校を含め立川市の小学校へ出前講話をすることになったのです。

立川警察署による交通安全講話。

「交通事故が多発していること」
「急な飛び出しをしないこと」
「横断歩道を渡るときには、(横断歩道であっても)右を見て、左を見て、また右を見て、車が来ないことを確認してから渡ること」(※自転車で横断歩道を横断中にトラックに巻き込まれて死亡した小学生の例を念頭に話をしてくださったようです。)
などを丁寧にお話ししてくださいました。
 終了後、私が御礼を申し上げると、お巡りさんは、
「ほかの学校と比べて言うわけではないのですが、西砂小学校の子供たちはよく話を聞きますねえ。」
と感心しておっしゃってくれました。こういう命を守る、重要な話の際は、特に真剣に話を聞くことが大切ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No102

校長日誌 立川の空から NO102 (2015/03/17)
「20000アクセス達成!」
 
 本校HPの閲覧数が20000を超えました!
 いや~、めでたい、めでたい!皆さんの応援に感謝、感謝、感謝です。
 もうすぐ平成26年度も終わりますが、これからも西砂小学校のHPをご愛顧ください。
 次に目指すは30000アクセスです。

 さて、今日の話題は、「万引き防止」。現在、世界一治安が良いと言われている日本でも、万引きが増加しています。万引きのために、廃業に追い込まれるお店もあります。(実際、私が知っている店で、万引きのため廃業になったのが2店あります。)
 万引きが増加すると言われている中高校生の前に、つまり小学生の内に、「万引きは犯罪であること」、「被害を受けた店は、大打撃を受けていること」等を知らしめる必要があります。
 本校では先日の全校朝会にて、立川警察署が万引き防止の講話をしてくださいました。

子供たちは、立川警察書の方々の「万引きは絶対ダメ」というお話を、静かに、しっかり聞いていました。
子供たちが、自分たちが万引きしないことはもちろん、周囲で万引きしようとしている仲間を止めてくれれば、立川警察書の方々も話した甲斐があったというものでしょう。
(※このお二方は、西砂小学校の周辺をパトカーでパトロールしてくださっています。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO101

校長日誌 立川の空から NO101(2015/3/11)
「地震に備える」
 昨日の全校朝会では東日本大震災に関わる講話をしました。

 おはようございます。今日は3月10日。明日は3月11日です。3月11日といえば、東日本大震災が起きた日。15000人以上が亡くなり、2000人以上が行方不明となった東日本大震災から4年目がたちました。

明日は、震災があった2時46分に立川でサイレンが鳴ります。サイレンが鳴ったら、遊びの途中でも遊びをやめてサイレンを聞きましょう。今日は、お亡くなりになった方々のために黙祷をささげましょう。皆さん、目をつぶってください。下を向きます。(※15秒ほど黙祷)

はい。目を開けてください。

 

さて、東日本大震災は、1000年に一度の大地震です。ということは、1000年前に東日本大震災のような大地震があったと言うことになります。本当でしょうか。

実は、その証拠があります。百人一首の歌に残っているのです。紹介します。この歌です。

 

「ちぎりきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山 波こさじとは」

 この歌の中の「末の松山」は、宮城県にあります。今から1000年以上前に大きな地震が起きて、大津波が宮城県を襲いました。大きな被害があったのですが、津波は、末の松山まで来ませんでした。

それから1000年以上たった、2011年の3月11日、皆さんもよく知っている、東日本大震災が起きました。すごい津波が東北地方を襲いました。それでも、末の松山には波は来ませんでした。それが「波こさじとは」という言葉になるのです。百人一首の歌は1000年前から津波の恐ろしさを教えていたのですね。

津波の恐ろしさを教えるといえば、有名な言葉があります。それは「津波てんでんこ」という言葉です。「津波が来たら、一人一人がてんでんばらばらになって、早く高台に逃げろ」という意味です。この言葉を知っていて、命が助かった人がたくさんいます。昔の人の言い伝えって、大切なのですね。

 さて、明日3月11日で、東日本大震災から4年です。たくさんの命がなくなっています。地震は必ず来ます。なくなった、たくさんの命を大切にするためにも、皆さんは家の人とと一緒に地震への備えをしてください。

 この本(※「3・11を忘れない」)にも「地震に対する10の備え」が載っています。

 いくつか紹介しましょう。「①家具類の転倒・落下・移動防止対策をしておこう」。この話は前にしましたね。「②消火の備えをしておこう。」地震で怖いのは、火事です。火事が広がらないように、家に消火器はありますか。すぐ火を消せるような水が入ったバケツはありますか。「③非常用品を備えておこう」懐中電灯や、ラジオなどともに、水や食料の準備も大切です。「④家族で話し合っておこう」地震が起きたとき、家の中のどこに逃げるのかとか、外に出ているときには、どこに集まるとか、家族でよく話し合っておきましょう。

 今日、明日で家族で話し合って、是非対策をして、大切な命を守れるようにしましょう。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO100

校長日誌 立川の空から No100(2015/03/11)
「郷土の伝統を守る」
 3年生が社会科で西砂川地区の「松明祭り」について学習しました。
 ゲストティーチャーとして松明保存会の高橋さん(ひかり保育園長)をお招きしました。
 高橋さんは、3年生に、わかりやすく、丁寧に説明をしてくれました。3年生は、「松明祭りの歴史」、「なぜ復活したのか?」、「保存会の人たちには、どういう想いがあるのか」などについて説明する高橋さんの話に真剣に耳を傾けていました。

松明祭りに使う松明を使いながら、祭りについて説明する高橋さん。

子供たちがこれをきっかけに、ますます郷土に興味関心をもつようになればよいと思います。
学校の教育活動にお力を貸してくださっている西砂小学校の地域の皆様に感謝します。

※「とうとう100号!」
 今私の頭の中は、打ち上げ花火です。頭が破裂しているという意味ではありません。
 100号を達成したその祝福の打ち上げ花火が盛大な音を立てて、私の頭の中で鳴っているのです。
 実は、このブログを立ち上げたときの密かな目標ではありました。ただ、年度当初からではなかったので、「100号の目標設定はさすがに無理かな?」と思っていました。
 それが、年度末ぎりぎりで100号達成したのでうれしいのです! 
 なぜ私が100号を達成できたのか?理由は簡単です。閲覧してくださる方がたくさんいたからです。私も、副校長先生も、先生方も、自分たちが書いたものが多くの方に読まれていることがわかると、次に書こうとするエネルギーとなります。
 これからもご愛読をお願いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No99

校長日誌 立川の空から NO99(2015/03/10)
「西砂会館祭り」
 3月8日日曜日に西砂会館祭りが開催されました。祭りには市長もご来賓としてご出席されました。来賓あいさつでは、市長は西砂小学校についてお話ししてくださいました。(西砂小学校の児童数が増加していること、防犯カメラが来年度設置されること等)。
 会館祭りには、本校の児童も参加。カラオケではなく、お囃子と踊りの参加です。
 
写真左:太鼓担当の本校児童。とても上手でした。
写真右:お囃子に合わせて踊る本校児童。会場からは、「かわいい」と言う声が聞こえました。
 地域の伝統文化に触れる活動をしている本校の児童は、来年度から始まる「立川市民科」を先取りしているようです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO98

校長日誌 立川の空から NO98 (2015/03/06)
「教師冥利」

 教師という仕事は、ハードワークですが、やりがいのある仕事です。
 やりがいの例は、例えば、「教え子の存在」です。
 立派になった教え子と再会するのは、まさに「教師冥利に尽きる」の一言です。
 
 つい先日、そんな場面に遭遇しました。下の写真をご覧ください。
 
 ご存じのように、本校で「図書の読み聞かせボランティア」や「取り出し指導ボランティア」でご活躍の小井(いさらい)先生です。
 玄関で、大きな花束をもっていらっしゃったので、どうしたのかと思いきや、すぐそばに本校の保護者(ご夫婦)がいらっしゃったのです。
 保護者のご夫婦曰く
「今日は小井先生の○歳のお誕生日で、お祝いのため、花束をお持ちしたのです。」
とのこと。
 聞けば、なんとご夫婦とも本校の卒業生で、小井先生の教え子とのこと。
 思わず私は小井先生に
「教師冥利に尽きるとはこのことですね。」
と申し上げました。
 
 長年にわたり、本校でご活躍されている小井先生は、西砂小学校の宝ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO97

校長日誌 立川の空から No97(2015/3/2)
「幼保小の連携」
 「小1ギャップ」「中1ギャップ」という言葉があります。
 「小1ギャップ」は、幼稚園や保育園から小学校へ入学した子供がそのギャップに戸惑うことです。
 幼稚園、保育園と小学校はこのギャップを少しでも少なくするため、連携しています。
 幼稚園や保育園の先生方と小学校の先生が話し合ったり、保育園の子供たちが小学校を訪問して、小学校生活を少し体験したりする連携です。
  
上の写真は、保育園の子供たちと小学校の子供たちの交流の様子です。
保育園の子供たちは、思いのほかリラックスして交流していました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO96

校長日誌 立川の空から NO96 (2015 /2/26)
「中学校へ 夢膨らませ」

 先日、6年生による七中訪問が行われました。去年はこの訪問の際、「0次考査(中学校のクラス分けの資料とするためのテスト)」が行われました。今年は、0次考査は小学校で行われることになりました。そこで、今年の七中訪問はオーソドックスな形になりました。つまり、「授業参観」と「生徒会による説明会」です。その様子を写真でお知らせしましょう。

写真左:西砂小出発前の様子。6年生はやや緊張気味でした。12分ほどで七中にっ到着。歓迎会の後、授業(総合的な学習の時間)を参観しました。
写真右:生徒会による説明会。西砂小と松中小の2校の6年生が一堂に会しました。

写真左:生徒会による説明会。七中の学校生活の様子をビデオにまとめたものを見せながら、わかりやすく説明してくれました。さすがは中学生。落ち着いて、堂々とした態度でした。こういう凛々しい姿に、6年生は中学校へのあこがれを感じます。
写真右:お礼の言葉。七中の生徒会の皆さんに、しっかりお礼の言葉を言うことができました。

七中の訪問を通して、中学校生活への夢と希望を膨らませることができた6年生でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO95

校長日誌 立川の空から NO95 (2015/02/25)
「伝承遊び」
 お久しぶりです。前回のアップから実に11日。「校長は倒れていないか?」とご心配の向きもあったのではないでしょうか。
 大丈夫です。花粉症でややつらいのですが、元気です。ただ、仕事でとても忙しく、ブログのアップが出来なかっただけです。

 さて、今日の話題は「伝承遊び」。とっくに終わってしまった活動ですが、今日は写真でお知らせします。

写真左:おはじきで遊ぶ。写真右:将棋で遊ぶ。

写真左:駒で遊ぶ。 写真右:けん玉で遊ぶ。

現行の学習指導要領の大切なポイントとして、「日本の伝統文化を大切にする」があります。
いろいろな取り組みがありますが、「伝承遊び」に取り組むことで、日本の伝統文化を知り、継承していく気持ちが育ってくるとよいですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO94

校長日誌 立川の空から NO94 (2015/2/15)

「なわとび旬間」
 体力向上をめざして、なわとびに取り組んでいます。
 体育の時間はもちろん、この期間は休み時間にも全校で取り組んでいます。

上記写真は休み時間になわとびに取り組む本校児童の様子。
なわとびはかなり体力を使うので、休み時間のわずかな時間でも結構な運動量になります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO93

校長日誌 立川の空から NO93 (2015/2/9)

「体育集会」
 先週の木曜日の話題。朝、体育集会がありました。本来なら、全校で短縄を持って、縄跳び集会でした。しかし、校庭は凍土状態。そこで、急きょ予定変更。体育委員会の子供たちによる、縄跳び技の紹介となりました。
 

 

上段写真と下段左:体育委員の縄跳び師範。いろいろな技を見せてくれました。
下段右:体育委員の縄跳び技に大いなる拍手を送る子供たち。他の人の頑張り、良さに素直に拍手を送れるのは西砂小学校の子供たちの素晴らしいところ。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO92

校長日誌 立川の空から NO92 (2015/2/7)

「立川の空から」
 今日は午後から学校にて仕事をしました。いつもだったらそのまま帰宅するのですが、今日は家族が留守。そこで、場所を変えて仕事をすることとしました。
 私の仕事スポットは、スターバックス。アメリカにいたときも、週に3回はスタバで仕事をしていました。なぜスタバなのか?自分でもよくわかりません。雰囲気が一番仕事に適していると感じます。ちなみに、私の本棚に一番多くその著書がある「斉藤孝」さんは、私同様、短時間でもスタバで仕事をするそうです。この記述を著書で見つけ、共通項に、なんだかうれしくなった覚えがあります。
 さて、スタバです。私が向かったのは、西砂小学校から一番近いスタバ、イオンモールのスタバです。夢中になって仕事をしている途中、ふと視線を感じました。でも、気のせいかと思い、そのまま仕事を続けていました。しばらくして、私の背後から子供の声が。
「校長先生。」
 振り返ると、そこには西砂小学校の子供が。
 「おお~っ。」
と声を上げると、今度はその子供のお母さんが声をかけてくださいました。
「(家族で)内野先生がいる、と思って見ていました。」
とのこと。そうか、さっきの熱い視線は、気のせいではなかったのですね。
 それにしても、スタバで西砂小学校の子供に会うとは。この話題、まさに「立川の空から」ですね。

※閲覧数がまもなく16000を超えそうです。新年になって、学年の話題もどんどん更新されて、閲覧のスピードに加速度がついています。

喜ぶ・デレ 今日の給食その2

今日の給食その2 (2015/02/06)
「セルフカレーパン」
 副校長先生が出張のため、またも校長が食レポです。
 今日の給食のメインは、「セルフカレーパン」です。「セルフ」って何?
 辞書(明解国語辞典)で調べてみました。次の説明がありました。
「自分自身で、自動の、などの意を表す」
 自分自身で普通のパンをカレーパンと思い込んで食べること?と考えました。実際の給食の姿は・・・。

こんな状態。よく見ると、パンの手前にカレールーらしきものがありました。
つまりは、このように食べるのだという結論に達しました。

そうです。セルフカレーパンとは、自分自身の手で、カレールーをパンにはさんで食べるものなのです。
今日も「おいしゅうごさいました。」

喜ぶ・デレ 今日の給食

今日の給食 (2015/02/05)

副校長先生が出張中のため、校長が代わりに食レポです。

左上:牛乳 右上:ソフトフランスパン
左下:野菜ソテーと鶏肉マーマレード焼き 右下:コーンポタージュスープ

鶏肉のマーマレード焼き:実を言うと、マーマレードはあまり好きではないのですが、このマーマレード焼きは、鶏肉になじんでいて、鶏肉が箸でも簡単に切れるほど柔らかくなっていました。もちろん味もバッチリ。鶏肉の味をマーマレードが引き出していました。
おいしゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO91

校長日誌 立川の空から NO91 (2015/02/05)
「全校朝会講話より」

 今西砂小付近は雪。ただ、今のところべた雪で積もっていません。しかし、この後気温が下がれば、積もるかも。となると、心配は明日の3年生の社会科見学です。引率は副校長先生。副校長先生は私同様、「晴れ男」のはずですが、果たして・・・。(3年生の明日の件については、後でHOでもお知らせします。)

 さて、今日は先々週の全校朝会での私の講話から。(今週の全校朝会は私が出張のため、副校長先生が講話をしました。)
 

おはようございます。1月ももうおしまいですね。ちょっと話はさかのぼりますが、皆さんは冬休みをどう過ごしましたか。家の人と旅行に行った人、田舎に帰った人、いろいろな経験をしたと思います。私は、どこにも行きませんでした。

ただ、映画を見ました。その映画とは、これです。知っていますか。そう。ベイマックスです。ベイマックスは、主人公のお兄さんが残したロボット。主人公の心が悲しみでいっぱいになったり、心が折れそうになったりしたときに、そばにいて心を癒してくれるのです。

映画を見ていて、私にもベイマックスがいたらいいなあ、って思いました。でも、ドラえもんがそうであるように、ベイマックスは残念ながらいません。

でも、映画が伝えたかったのは、「誰でもベイマックスになれる。」ということではないかと私は思います。

西砂小の皆さんは誰でも、友達に対しては、ベイマックスのように優しく、思いやりがあると思います。でも、友達ではない人に対してはどうですか?クラスの誰か、学年の誰か、他の学年の誰かが元気がなかったり、悲しそうにしていたり、つらそうな様子だったりしたときに、どうしていますか?

場合によってはそっとしておくことも大切です。でも、同じ学校の仲間なんです。元気がないなあ、悲しそうだなあ、つらそうだなあ、と感じたら、皆さんがベイマックスになってください。「大丈夫?」「どうしたの?」「何があったの?」って声をかけましょう。場合によっては、何も声をかけないで、ただそばにいてあげることもよいかもしれません。

思いやりがある人、優しい人が多い西砂小学校に、ベイマックのような人がもっと増えていけば、西砂小学校は、もっともっと素晴らしい学校になっていきますね。


 今、「ベイマックス女子」というのがはやりだとか。さりげなく男子を支えてくれる女子をいうようです。ベイマックス女史、ベイマックス男子がどんどん出てくると良いですね。西砂小は、ベイマックス女史と男子が輩出される可能性が大です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No90

校長日誌 立川の空から NO90 (2015/02/4)

「通学路点検」
 1月も終わりです。記念すべき校長日誌100号達成まで後10号。果たして後2ヶ月弱で達成できるでしょうか。(応援してほしいとは言いませんが、応援していただけるような日誌であるために、自分がやらなくてはいけないことを続けていく、ということをお約束します。※イチローの言葉を借りました。)
 さて、今日は通学路点検の話題。
 下の写真をご覧ください。



 昨年の10月はじめに立川市教育委員会、市役所道路課・交通対策課・工事課、立川警察署及び西砂小学校(代表清水副校長)で通学路点検を行いました。
 通学路点検は、「児童の安全な登下校のための危険箇所の点検」を目的としています。
 西砂小学校周辺の点検で、「横断歩道のない場所を横断しないこと」等の指摘がありました。折に触れて子供たちには声をかけていますが、全校朝会でも全体に話をしていきます。ご家庭でも子供たちの交通安全のため、お子さんに声をかけてください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO89

校長日誌 立川の空から NO89 (2015/1/26)

「見守り」
 西砂小の子供たちを見守ってくださっている方々がいます。
 まず、シルバー人材センターの方々。特に1年生の下校の見守りをしてくださっています。
 次に、立川警察の方々。以前ほど頻繁ではありませんが、今でも時々パトカーで巡回してくださっています。(先週の金曜日もパトカーがパトロールしているのを私は見ました。)
 最後に、PTA校外委員の皆さん。夕方にベストを着て、パトロールをしてくださっています。今の時期、夕方は特に寒くなるので、本当に頭の下がる思いです。
 学校では、私が朝腕章をつけて、自転車でパトロールをしています。(私の場合、パトロール兼あいさつ運動です。)
 上記以外にも、地域の方が自主的に見守りをしてくださっています。
 さらに言うと、保護者の方々の朝の見守りもあります。下の写真をご覧ください。

 朝8:20頃、西砂小学校の角に立ち、子供たちが安全に横断できる見守りをしてくださっている本校保護者です。このような保護者がたくさんいらっしゃいます。
 おかげで、子供たちの「安全・安心」が守られています。
 子供たちを見守ってくださっている皆さんに感謝!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO88

校長日誌 立川の空から No88 (2015/1/25)
「あいさつ運動?」

 6年1組があいさつ運動に取り組むことを発信したことを前号でお知らせしました。
 先週、その取り組みが実行されました。
 
 西門の前に6年1組の子供たちが立ち、登校してくる全校の子供たちにあいさつをしました。
 あいさつにあふれる学校、子供たちが自主的・自発的に「あいさつ運動」を考え、実行する学校って素敵ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No87

校長日誌 立川の空から NO87 (2015/01/22)
「あいさつ運動」
 火曜日の全校朝会で6年1組の子供たちが朝礼台に立ちました。
 6年1組で「西砂小学校のために」「何が出来るか」を考えた結果、「あいさつが大切だ。」ということで、「あいさつ運動をしよう!」という結論に達したことを全校に発信してくれたのです。

 3人の6年生は、原稿なしで、堂々と全校に発信できました。さすが6年生!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO86

校長日誌 立川の空から NO86 (2015/01/21)
「全校朝会講話から」
 最近、世界中で暴力が目立っています。残念なことです。
 私は、暴力を子供たちの周りからなくしていく決意をし、月曜日の全校朝会で以下のような話をしました。

おはようございます。今日は、「暴力」についてお話しします。

暴力とは、「人をなぐる・叩く・ける」や「人のものをわざと壊す」などを言います。私は前に「いじめは絶対にダメ」と言いました。いじめと同じで、暴力は絶対に許されません。

つい最近、フランスのパリの新聞の会社でたくさんの人が殺されるという事件が起きました。いろいろな理由が言われていますが、どんな理由だったにしろ、人を殺す、傷つけるという暴力は絶対に許されません。

暴力をふるっていけないのは全員です。先生方がみなさんに暴力をふるってはいけないのはもちろん、皆さんのお父さんやお母さんもみなさんに暴力をふるってはいけません。つまり大人全員が暴力をふるってはいけないのです。

では、子供は暴力をふるってもよいのでしょうか?もちろんダメですよね。友達をなぐったり、叩いたり、けったり、友達のものを壊したりは暴力で、絶対に許されません。子供同士で暴力をふるってはいけません。では、子供が大人に暴力をふるってよいのでしょうか?もちろん、ダメですね。皆さんがお父さんやお母さん、先生方、大人の人たちに暴力をふるってはいけません。

つまり、大人でも子供でも、誰でも暴力はいけないのです。ひどい暴力は刑事事件となります。場合によっては、警察が入ることもあります。それくらい暴力はいけないことということですね。

暴力には、言葉の暴力もあります。相手が傷つくようなひどい言葉をいうことを言葉の暴力と言います。言葉の暴力も絶対にダメですよね。

 皆さんは暴力を見たら、聞いたら、どうすればよいのでしょうか。

子供同士の暴力であればまず皆さんが止めてください。止められないと思ったら、先生方に助けを求めてください。

大人から子供への暴力については、副校長先生や校長先生に助けを求めてください。

先生方は、いろいろな人たちと力を合わせて、皆さんにとって一番良い方法を考えて行動していきます。

皆で力を合わせて、暴力もいじめもなくしていきましょう。


喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO85

校長日誌 立川の空から NO85 (2015/01/20)
「避難訓練」

 毎朝寒いですね。今朝も西砂小学校周辺の畑は、霜柱が立っていると言うより、土が凍っている感じでした。お笑い芸人風にいうと、「カッチカチやぞ。」といったところでしょうか。
 そんな寒い朝ですが、日中はポカポカ。そんな中、昨日避難訓練がありました。
 想定は地震。1月19日に地震想定の避難訓練ですから、私の講話はもちろん、阪神淡路大震災です。
 阪神淡路大震災を体験した知り合いからこんな話を聞いたので、子供たちに紹介したのです。
「揺れが起きた瞬間、目が覚めた。そのとき、目の前の食器棚から皿がガラスを突き破り、まっすぐ横に飛んだ。」
 それくらいの大きな揺れだったと言うことです。
 私(内野)は、震災翌年に神戸付近を訪れました。1年たってもまだ地震の爪痕は大きく残っていました。衝撃でした。
 神戸の知り合いは、私にこんなアドバイスをくれました。
「棚など倒れやすい家具は、必ず固定すること。家具の下敷きになった人がどれくらいいたことか。」
 東日本大震災でも同じですが、被害を受けた人たちの話は貴重です。活かしたいものです。

 ところで、昨日の避難に要した時間は4分47秒。机の下に隠れた後、揺れが収まったという想定で、「避難開始!」の声をかけてから、避難し、全員の人数確認が終わったのが4分47秒。避難完了のめどの時間は5分以内ですから、630人という大人数の児童数を考えると、合格でしょう。
 子供たちは私の話を静かによく聞いていました。こちらも合格です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO84

校長日誌 立川の空から No84 (2015/1/17)

「師弟対決」
 土曜日の夜は私にとってくつろぎの時間です。何をしているかというと、読書かテレビ視聴です。今日はテレビ視聴で「ピアノ王決定戦」を見ました。
 そこで桐朋学園大学の師弟対決が実現しました。
 結果は、師匠である新垣隆さんの負け。
 では、弟子に負けた新垣さんは悔しかったでしょうか?全く悔しくなかったといったら、うそになるかもしれません。でも、私は悔しい反面、うれしかったのではないかと思います。
 教師というのは、自分たちの教え子が自分たちを乗り越えていくのが喜びなのではないかと思うからです。
 去年の暮、私の教え子ではないのですが、親しくしていた同僚の教え子と研修会で出会いました。もともと頑張り屋の子でしたが、今は立派に成長していました。話し方を聞いていると、私の若いころよりもしっかりしています。
 直接の教え子ではないとはいえ、教師として立派に成長したことをうれしく思いました。
 教え子が自分を乗り越えていくことはうれしいことですが、同時に、自分が教え子にとって、高いハードルでありたいとも思います。
 教師として、日々研鑽して、教え子が「自分はまだまだ○○先生には及ばない。もっともっと努力していい先生になろう!」と決意するような、そんな教師でありたいと私たちは思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO83

校長日誌 立川の空から NO83(2015/1/14)

「昨日までの自分を超えろ」
 先日テレビでサッカー日本対パレスチナを見ました。その時のCMは私にとってインパクトのあるものでした。HONDAのCMなのですが、テーマが「昨日までの自分を超えろ」だったのです。この言葉は、私が3学期の始業式で子供たちに話し言葉と同じです。
 ただ、当然ですが、全体の言葉は私の言葉とは比べ物にならないくらいインパクトがあります。そのCMを紹介します。
頑張っていればいつか報われる

もち続ければ夢は叶う
そんなのは幻想だ
たいてい努力は報われない
たいてい正義はかてやしない
たいてい夢はかなわない
そんなこと現実の世の中ではよくあることだ
けれど、それがどうした?
スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%
新しいことをやればかならずしくじる。
腹が立つ。
だから寝る時間、食う時間を惜しんで何度でもやる。
さぁきのうまでの自分を超えろ
きのうまでのHondaを越えろ
負けるもんか

このCMの言葉は、子供たちというより、大人を元気にする言葉ですね。
子供たちに「去年までの自分、昨日までの自分を超える」と話した私も、「去年までの自分を、昨日までの自分を超える」ように日々努力を重ねていきたいと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No82

校長日誌 立川の空から NO82(2014/1/13)

「マラソン大会」
 3連休の中日、11日(日)に西砂川地区体育会主催の「マラソン大会」が行われました。本校からも、児童はもちろん、保護者も多数参加しました。
 その様子を写真で紹介しましょう。

写真左:開会式。体育会会長と七中校長があいさつをしました。
写真右:低学年の部スタート直前の緊張感。

写真左:スタート直後。写真右:ゴール直前。みんな力の限り走りました。

写真左:高学年の部スタート。野球部大活躍。写真右:中学生と大人の部。教職員代表で、清水副校長先生が参加しました。

写真左:副校長先生のゴール。見事最後尾でした。
写真右:安協の方々が、外回りをする参加者の安全を見守っていました。感謝!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No81

校長日誌 立川の空から NO81 (2015/1/12)
「表彰」

 全校朝会や始業式・終業式の場で、表彰をします。「表彰」は、「連携・発信・自尊感情」という私の学校経営の3つの重点のうち、自尊感情を醸成できる場と考えます。もちろん、クラスの場で、担任が表彰し、クラスの仲間に祝福されるのも自尊感情を高められると思います。しかし、全校の前で表彰され、全校の仲間に祝福されると、より自尊感情は醸成されると思います。さらに、表彰を見ていた子供たちが、あこがれをもち、「自分も頑張ろう」というモチベーションを高める契機となることも見逃せません。

 さて、3学期の始業式が終わった後、表彰を行いました。3人の6年生を表彰しました。何の表彰かというと、「平成26年度東京都明るい選挙ポスターコンクール」です。2人が佳作、1人が入選でした。入選したのは、宮下真凛さん。なんと宮下さんの入選したポスターは、縮刷され、はがきになりました。
宮下さんの表彰状を読み上げる校長。


表彰状の入った筒をもって、記念撮影。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO80

校長日誌 立川の空から No80 (2015/1/10)

「3学期始業式 校長講話」

おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。

先生方は、皆さんのインフルエンザを心配していました。もし、まだインフルエンザが流行っていたら、体育館で始業式はできないからです。

 でも、良かった。インフルエンザはおさまっていて、こうやって体育館で始業式ができるのです。

 さて、皆さん。こういうことわざを知っていますか。

「一年の計は元旦にあり」

 一年の計画は元旦に立てなさい、何かを始めるときには、きちんと計画・目標を立てなさい、という意味です。今日は元旦ではありませんが、ぜひこの一年の計画・目標を立ててみてください。

 計画・目標を立てるときに気を付けてほしいことがあります。それは、まずは具体的なものにすることです。前にも皆さんに言ったと思いますが、「今年は国語を頑張る」とか「縄跳びを頑張る」とか「学芸会を頑張る」などは、計画や目標としてはふさわしくありません。なぜなら、その計画・目標が達成できたかどうかを決められないからです。「頑張った」は、ちょっとやってできたという人もいれば、めちゃくちゃ頑張ってもできていないという人もいます。ですから、計画や目標を

立てるときには、具体的に。例えば「国語の音読を毎日3ページやる」とか「縄跳びを毎日100回跳ぶ」など数字を入れると良いでしょう。

 もう1つ。計画・目標を立てるときには、人と比べたり、競争したりしないことです。例えば「○○君に国語で勝ちたい」とか「○○さんに算数のテストで勝ちたい」などと、人と比べたり、競争したりすると競争相手とトラブルになったり、競争相手が自分よりずっと力があると、うまくいなくて自分が苦しくなります。
 それよりも、「去年の自分や昨日の自分と比べて、少しでも前に進んでいるか」を考えてください。
「去年の自分、昨日の自分より一歩でも、半歩でも前に進もう」が今年の合言葉ですね。


フリップボードを持って子供たちに話をしました。

他の人と競争する目標設定ではなく、あくまでも昨日までの自分より前進することを目標としてほしいものです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO79

校長日誌 立川の空から NO79 (2015/1/8)

 皆さん、あけましておめでとうございます。
 新年初めての校長日誌。ちょっとUPしないでいたら、カウンターが12000を超えました。更新していないのに、ご覧いただくのは心苦しいので早速UPすることとします。

本校の屋上からの眺めです。どうです。絶景でしょう?
真っ白に雪をかぶった富士山と青々とした奥多摩の山々。正面は、私の好きな大岳です。
正月らしい写真を堪能していただけたでしょうか。
今年もよろしくお願いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO78

校長日誌 立川の空から NO78 (2014/12/31)

「終業式③」
 前号で2年生のスピーチの良さを1つ書きました。
 もう一つ書かなくてはいけません。それは、「上達論」です。
 2年生のスピーチには、「上達論」があります。
 2年生は、「一輪車」・「九九」・「鍵盤ハーモニカ」が上達した理由として、「一生懸命練習したこと」を挙げています。
 私は、以前全校の子供たちに「継続は力なり」を説きました。基礎基本の力は、「繰り返し」と「継続」がキーワードです。3人とも「繰り返し」と「継続」で見事に上達することを証明してくれました。
 もう1つ。「支援の言葉の重要性」です。何か上達するときには、個人の「繰り返し」と「継続」という努力とともに、教師や親や友達のアドバイスの言葉が重要になります。
 今回、一輪車が上達する際に、「遠くを見て」というアドバイスが有効だったことがスピーチで語られました。私は、一輪車に乗れませんし、指導もできませんが、「遠くを見て」という言葉は有効であることはなんとなくわかります。一輪車初心のときには、おそらく、恐怖心から「下を向いてしまう」のでしょう。下を向くと、猫背になって、重心がずれていまうのでしょう。そこで、「遠くを見て」ということで、視線が上がり、背筋が伸び、ひいては重心が安定するのはないのでしょうか?
 これはまさに上達論です。
 というわけで、2年生のスピーチは、いろいろな点で素晴らしいものでした。

 さて、あと数時間で平成26年も終わりです。
 皆さんのおかげで本校のHPの閲覧数は、10000を超えることができました。
あらためて感謝します。来年もご愛読をお願いします。

 皆様、良いお年をお迎えください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO77

校長日誌 立川の空から No77(2014/12/31)
「終業式③」
 いよいよ大晦日。大晦日にHPを更新する学校は西砂小学校くらいでしょうか。
 でも、カウンターを見ると、冬休みになってもHPをご覧くださっていることがわかります。今年については、冬休み中も更新していきます。
 さて、終業式の私の言葉の後は、子供たちの言葉。今回は2年生各学級の登場です。(子供たちと保護者の皆さんの許諾を得ましたので、氏名と写真も掲載します。)2年生は、マイクを前に緊張の面持ちながら、ゆっくり、はっきり、大きな声でスピーチできました。

2学期がんばったこと

 2年組 野口みもり

 わたしは、2学き一ばんがんばったのが、一りん車と竹うまです。なぜかというと、一りん車は少ししかできなかったからです。竹うまは、学校にあるむかしあそびの道ぐだからです。

 わたしが、一りん車をれんしゅうしているとき、ともだちが

「遠くを見るといいよ。」

と言ってくれました。わたしはそれから遠くを見てれんしゅうをしました。そしたらある日校ていを一しゅうできるようになりました。

 2学きのおわりから、竹うまをはじめました。竹うまは、すぐにできるようになりました。なぜかというと、前に一どやったことがあったからです。

 わたしはこれから一りん車や竹うまをしている人にアドバイスをしていきたいです。一りん車は、ともだちが言っていたとおり、

「遠くを見るといいよ。」

と言って、竹うまは、

「つま先で立ってサクサクいくといいよ。」

とアドバイスしたいです。

 

とっくんした九九

2の2 うの たばさ

 わたしが2学き一番がんばったのは、九九です。なぜかというと、はじめは、言えなかったけど、ならっているうちに、すらすらいえるようになったからです。家でもれんしゅうして、九九のけんていが早くおわりました。九九は一番がんばったので、だれよりも早く言いたいです。そのために、これからもいっぱいれんしゅうしたいです。

 せんせいが、一しょうけんめいおしえてくれたので、こんどはわたしが、がんばりたいです。

 3学きになっても九九をもっともっとれんしゅうしたいです。

 

 がんばった音楽会

 2年2組  ほり川 しょう太

 ぼくが2学き一ばんがんばったのは、音楽会の手ぶくろを買いにのけんばんハーモニカです。

 なぜかというと、ひくときの後の方の、ゆびばんごうがむずかしかったからです。

 子ぎつねが、一人で手ぶくろを買いに行くときのきょくです。

 先生が

「子ぎつねは、どんな気もちかな。」

と言ったので、ぼくは、

「一人で、さみしい気もちです。」

と答えました。だから、まちがえないで、さみしい気もちでふきました。

 中休みも、けんばんハーモニカをみんなでれんしゅうしました。

 家でも、いっぱいれんしゅうしました。

 音楽会では、けんばんハーモニカをもってやるので、いつもよりむずかしかったです。

 音楽会の二日目は、お母さんもお父さんも来たので、すごくきんちょうしました。

 けんばんハーモニカがうまくふけて、ダンスもじょうずにおどれたので、せいこうしたと思います。

 家に帰ったら、お母さんとお父さんがほめてくれました。うれしかったです。
 子供たちのスピーチ原稿をご覧になってお分かりのように、「結論(2学期一番頑張ったこと)→理由」という形になっています。これは、この一年私が先生方に伝え続けてきたことです。「論理的な考え方・話し方に強い子」・「『なぜ』に強い子」に育てるために、常に「結論」→「理由」の書き方・話し方をさせるようにすることが大切です。2年生はすでにこの話型が身についています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No76

校長日誌 立川の空から No76(2014/12/29)
「終業式?」

 放送室での終業式。まずは副校長先生。教室で着席しているであろう子供たちに向かって、「起立!」と号令。放送室からも教室の子供たちが椅子を引いて起立したのが分かりました。続いて、2学期終業式開会の辞。そして私の番となりました。子供たちの顔が見えない状態で話をするのは、昔のラジオニュースのアナウンサーになったような気持ちです。私は次のように話しました。

2学期終業式校長講話

平成261225()

今日で2学期も終わりです。今日はこれから先生方から通知表をいただきます。

先生方は、この通知表を書くのに、一生懸命皆さんの良さや課題を考えていました。今日は、その皆さんの良さ・伸びたところを低学年、中学年、高学年の先生の言葉から拾い出します。

 

まずは低学年です。

・百人一首の暗唱に一生懸命取り組みました。諦めずに繰り返し練習したため、緑札20枚をどんどん覚えてしまい、驚きました。

※「諦めない」は、テニスの錦織圭選手・サッカーのキングカズでお話ししましたね。諦めないことで力がつくのですね。

・給食の終わりの時間になると、進んで牛乳パックのゴミ袋を用意するなど、学級のために行動することが出来ました。

※自分がどう動けばみんなのためになるのか、よく様子を見て、予想することって大切ですね。

・国語の学習では、漢字練習に一生懸命取り組みました。そのため小テストは毎回100点を取りました。

※こつこつと努力することで力は伸びるのですね。

 

 

次に中学年です。

・書写で墨をこぼした友達がいたとき、雑巾をもってかけつけ、手を真っ黒にしながら掃除する姿に感心しました。

※人のために、手が汚れるまで掃除するって、すごいですね。こういう子が西砂小の子らしい子です。

・時間割担当として、下校前に必ず次の日の時間割を貼ったり、みんなへのメッセージを書いたりと責任感をもって仕事に取り組む姿が光っています。

※自分の仕事を責任もって取り組むことって大切ですね。

・困っている友達を見ると、さりげなく寄り添い助ける優しさは最大の長所です。

※思いやりのある子は、西砂小学校の教育目標でしたね。困っている人を助ける、それも「助けてあげるよ。」とみんなにわかるようにするのではなく、さりげなく助けるのは、まさに思いやりのある子ですね。

 

最期に高学年です。

・誰も見ていなくともすべきことをきちんとやり遂げる姿は、責任感の表れだと感心しています。

※人が見ていると頑張る、でも人が見ていないと手を抜くという人はたくさんいます。でも、人が見ていなくてもやるべきことをきちんとするというのは、高学年らしいですね。

・話をよく聞き、自分たちの生活をよりよくしていくためにどうしたらよいか、常に問題意識をもって生活していました。

※いつもお父さんやお母さん、先生方に言われてから動くのではなく、どうすればもっとよくなるのか自分で考えて行動する方が力が伸びるのは言うまでもありませんね。

・持久走週間で100周を超えるなど、目標に向かってひたむきに努力する姿は、全てに通じます。

※校長先生は以前、「100」を目標に何かを続けていると力がつく、と言いました。持久走で100周を成し遂げた人は、走る力だけでなく、心も強くなったことでしょう。

・自分から笑顔で元気よくあいさつしたり、礼儀正しい言い方をしたりするなど、時と場に応じた気持ちの良い行動がとれ、感心します。

※自分から元気にあいさつするというのは、校長先生が1学期からずっと皆さんに言い続けてきたことですね。5・6年生は皆さんのお手本になるようにしっかり挨拶していますね。

 

さて、通知表をもらうと、皆さんは「あ、国語の成績が上がった。」とか「あ~あ、算数の成績が落ちた。」とか喜んだり、がっかりしたりします。それは当然ですね。 

でも、喜んだり、がっかりしたりでおしまいではいけません。「どうして成績が上がったのか。」を考えてください。「家で勉強をコツコツやったから」とか「授業中一生懸命話し合いに参加したから」など理由があるでしょう。理由が分かったら、またその理由のようにしていけばよいわけです。逆に、成績が落ちてしまったものについてもしっかり理由を考えてください。「授業中話をしっかり聞いていなかったから」とか「あまり努力しなかったから」とか「宿題をちゃんとやっていなかったから」などいろいろ理由があるでしょう。理由が分かったら、先生方が通知表に書いてくださったことも参考にして、3学期はぜひ少しでも成績があがるように努力してください。

 子供たちの顔が見えない状態で、マイクを前に話す・・・どうも調子が出ません。でも、子供たちの顔を思い起こしながら、「伝わる」ように話しました。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No75

校長日誌 立川の空から No75 (2014/12/28)

 「終業式①」
 終業式の日。例年は、体育館で終業式です。しかし、今年は別。インフルエンザが流行しているからです。
 そこで、朝一(あさいち)で、各学級の欠席状況とインフルエンザり患状況を確認しました。すると、欠席状況とインフルエンザり患状況が昨日(24日)とあまり変わらないことがわかりました。
 結論。「この状況で終業式を体育館で行うのは、かえってインフルエンザを蔓延させてしまう可能性がある」と判断し、「終業式は各教室で放送にて行う」とことしました。
 関係教員と子供たちが放送室に集合し、異例の終業式が開始しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No74

校長日誌 立川の空から NO74 (2014/12/27)
「死語愛好会」

 2学期が25日終了しました。
 様々なことがあった2学期でした。
 運動会、学校公開、研究発表、音楽会、連合音楽会・・・。
 「行事で子供たちは伸びる」を実感した学期でもありました。
 さらに、2学期からリニューアルした、本校の新HPは、その閲覧数がとうとう10000を超えました。これは、聞くところによると、市内小中学校で一番だそうです。
 西砂小学校の保護者や地域の皆様の、本校の教育活動への関心の高さを実感した2学期でもありました。
 
 さて、終業式の日の話題。
 いつものように、副校長先生と打ち合わせをしようとしたところ、副校長先生が小さく「あっ!」と叫びました。
 「どうしたんですか?」
と私が尋ねると、副校長先生曰く、
「帳面を忘れました。」
とのこと。
 私は思わず爆笑。読者の皆さんは帳面って、わかりますか?
 ちなみに、私は放課後職員室で先生方に問いかけました。
「帳面って、わかる?」
 若い先生方は皆
「????」
と?が頭の上に浮かんでいるのがわかりました。
 その?を推測してみると、
「ちょうめん?超麺?超越した麺?」
「ちょうめん?超イケメンの略?」
という感じでした。
 すると、ベテランの先生が
「ノートのことですよね。」
と正解を言ってくれました。
 若い先生方は
「あ~っ!ノートのことなんですね。」
と納得。
 私が
「帳面って言葉、聞いたことない?」
と尋ねると、若い先生方は皆首を横に振りました。
 それはそうでしょう。帳面って、今や死語ですね。
 そんな死語を発してくれた副校長先生。私は親しみを覚えました。
 2人で「死語愛好会」を結成し、これから二人だけの時は、死語を思いっきり使いたいと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO73

校長日誌 立川の空から NO73 (2014/12/24)

「走る、走る、俺たち!」

 今日はクリスマスイブ。いつもは帰宅が遅いお父さん方も、今日は早い帰宅でしょうか。
 かくいう私は、校長室で仕事中です。「なんで!?」とおしかりを受けてしまいそうですが、今日のカウンターを見て、「やらなくてはっ!」と思ってしまったからです。
 今日のカウンターは、なんと、なんと、10000超え!!
 これが学校のHPでなかったら、HPのトップに花火を打ち上げるところでしょう。
 
 で、今日の話題。題名を見て、「校長先生の年齢がわかるわ~っ。」と言われそうです。(校長先生仲間にもよく「内野先生は、いまの若者が絶対にわからない言葉を扱うよね。」と言われています。というのも、「アベック」などという死語をたびたび使うからです。そういえば、今は「カップル」というのだそうですね。)

 さて、今月1日から12日まで2週間にわたって、持久走が行われました。1年生から6年生まで(先生方も)全校で校庭を走ったのです。その様子を写真でお知らせしましょう。

写真左:スタート直前の様子。やる気がオーラとなって伝わってきます。
写真右:スタート直後の様子。すごい勢いでみんなが走ります。安全に配慮して、スタート位置は2つ。さらに、走る場所も低学年と高学年で変えました。

写真左:見てください。このうれしそうな顔。嫌々ではなく、意欲的に走ることで効果は倍増。
写真右:朝礼台から俯瞰で撮ってみました。630人が走る様子は壮観です。

明日から冬休みですが、ご家族でジョギングを楽しんでみたらいかがでしょうか。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO72

校長日誌 立川の空から No72 (2014/12/22)
「うどん作り③」

  今日は冬至。冬至にふさわしい、寒い朝となりました。前号に続き、寒さを和らげてくれる、うどん作りの様子を紹介します。
 
写真左右:ボランティアのお母さん方。子供たちが作ったうどんをゆでたり、うどんつゆを作ったり、薬味を作ったり、と従業かつ、様々な仕事をしてくださいました。

写真左:たっぷりのお湯でうどんをゆでます。写真右:ゆであがったうどんを前に、他の班が出来上がるのを待ちます。全く文句ひとつ言わないところが6年生。

写真左:「いただきます。」をした直後。待っていた分、すごい勢いでうどんを取りました。写真右:黙ってひたすらうどんを食べる6年生。「おししい?」と尋ねられると、無言で頷きました。

種まきから始まり、うどんを食べて終わった今回の活動。子供たちは、西砂川地域を愛する契機となったと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO71

校長日誌 立川の空から NO71 (2014/12/21)
「うどん作り?」

 うどん作りの様子を写真で紹介します。

写真左:講師の田形さんが作り方の説明をしてくださいました。「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。 」の格言通り。写真は、小麦粉に水を入れてこねるところ。
写真右:輪になった子供たちに説明。後ろには、ボランティアのお母さん方がの姿。西砂小学校の教育活動はこうしたボランティアの皆さんに支えられています。

写真左:講師の田形さんは、子供たちが活動を始めても、子供たちの間を回って、教えてくださいました。
写真右:もう一人の講師、鈴木久米さん。西砂会館のリーダーです。西砂会館は、地域のうどん作りの拠点。西砂小学校のうどん作りは、お二人の講師に支えられています。

写真左:手でこねた後は、足の出番。厚手のビニールを敷いて、よくよく踏みます。
写真右:手と足で愛情込めて、生地を伸ばしたら、最期は棒で伸ばします。
(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No70

校長日誌 立川の空から NO70 (2014/12/20)
「うどん作り①」

 12月18日、19日の両日、6年生がうどん作りに取り組みました。(来週の月曜日21日にも行われます。)
 西砂小学校のうどん作りは、地域のうどん作りに端を発する、地域に根付いたものです。(一昔前、総合的な学習が始まったころ、うどんやそば作りをする学校がかなりありました。地域にそばやうどん作りをする根拠がないのに、ただ「体験的な活動が大切」「食育は大切」というだけで取り組んでいたのです。でも、それでは家庭科です。その点、西砂小のうどん作りは、地域のうどん作りの伝統に根差しているのです。)

 うどん作りの材料の小麦は、今6年生の子供たちが5年生の時麦まきをし、6年生になってから麦刈りをしたもの。(麦刈りで出たわらを使って、「松明祭り」も行っていることは特筆すべきことです。)
 うどん作りに適した地域である理由がもう1つあります。
 それは、地域の人材です。麦まき、麦刈り、(松明祭り)、そして最後のうどん作りのそれぞれで、地域の方々が講師となってくださっています。
 さらには、保護者ボランティア。保護者のボランティアが子供たちの活動を力強く支えてくださっているのです。
 うどん作りの様子については、また次回。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO69

校長日誌 立川の空から No69 (2014/12/19)

「アメージンググレース」
 アメージンググレースは私にとって思い出深い歌です。アメージンググレースは、「第二のアメリカ国歌」と言われています。私もアメリカで、何度もこの歌を聞きました。アメリカ人の中には、涙を流しながら歌う人もいて、この曲に対するアメリカ人の想いに触れた気がしました。
 そのアメージンググレースを西砂小学校で聞きました。
 昨日の音楽集会でのこと。吹奏楽の子供たちが演奏してくれたのです。まだ創っている途中とはいえ、アメージンググレースの歌の部分はしっかり演奏してくれました。
写真左:演奏開始前に楽器の紹介をしました。木管楽器、金管楽器、打楽器の3つです。写真は、もちろん打楽器。
写真右:曲紹介を子供たちがしてくれました。アメージングレースは、日本人にはあまりなじみがないので、この説明は大切でした。


わずかな時間でしたが、全校で音楽集会を楽しみました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO68

校長日誌 立川の空から No68 (2014/12/18)

「9000御礼」

 今朝の西砂小学校付近の様子です。

写真がわかりにくいので、解説します。写真左は、学校隣の畑の様子。畑一面真っ白になっていて、霜柱ががっちり立っていました。写真右は、その畑の隅に張っていた氷。見事というくらいの氷でした。
というわけで、西砂小学校周辺は、もうすっかり冬です。

冬につきものは、インフルエンザ。昨日は、2年2組が学級閉鎖となりました。そして、明日からは4年1組が学級閉鎖です。(マメールですでにお知らせしたとおりです。)
私が子供の頃から言われていることですが、風邪やインフルエンザ予防には「うがい」「手洗い」「マスク着用」です。来週、終業式の週に、もうこれ以上学級閉鎖が出ないように、ご留意ください。

※寒くて、学級閉鎖も出ている状況ですが、1つ心が温まることがありました。
それはカウンターがとうとう9000を超えたのです。エベレストを超えると、次に目指すものは成層圏を越えることでしょうか?
これも皆さんのご愛読のおかげです。ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO67

校長日誌 立川の空から NO67 (2014/12/17)

「全校朝会校長講話から」

 お久しぶりです。先日、市内の校長先生から「西砂小は、毎日HPを更新しているね。」と言われました。ありがたいのですが、実はここ数日副校長先生が作成している「今日の給食」だけ更新をしていて、私の校長日誌は更新されていませんでした。
 カウンターが9000に近づいている状況から、更新を期待されていることはわかっているのですが、忙しくなると、毎日更新は難しいことがあります。ご容赦願います。
 さて、今回は、昨日火曜日の全校朝会の話題です。
 といっても、私の講話ではありません。今回の主役は、6年生の小林慶太君。
 小林君はなんと、小学生のサッカー大会で東京都の選抜選手となり(!!)、なおかつ関東大会に出場し、見事優勝したのです。(正式な大会名は「関東U-12 トレセン交流戦」です。)そこで、全校朝会で私が表彰し、さらにインタビューもしました。
 そのインタビューは以下の通りです。 ※(  )内が小林君の答えです。

1 サッカーをしていて楽しいなと思うことは何ですか?

 (点を決めた時です。)

 わかりますね。ゴールを決めた後、チームのメンバーと喜びを分かち合う時が最高ですね。

2 逆にサッカーをしていて苦しい、つらいと思うことは何ですか?

 (サッカーの試合で負けたり、悪いプレーをしたりしたときに、学校の周りを5周するときです。)

 試合後なので、しんどいでしょうね。でも、Jリーガーもそうですが、こういうことがあって、強くなるのですよね。

3 なぜサッカーがそんなにうまいのですか?

 (練習を一生懸命したからです。)

  どれくらい練習をしているのですか?

 (金曜日を除く毎日練習しています。それから、朝家族とパスの練習などしています。)

  サッカーの練習をしていると、宿題や勉強がやる暇がないでしょう?

 (宿題はちゃんとやっています。)

  スポーツでプロになるような人は、みんなスポーツだけでなく、勉強もしっかりやりますね。

  

4 最後に将来の目標、夢を教えてください。

 (プロのサッカー選手になることです。海外でプレーしたいです。)

  本田選手や長友選手のように活躍するサッカー選手になることを祈っています。

 ありがとうございました。もう一度小林君に拍手をしてください。

 西砂小学校の仲間からは惜しみない、温かい拍手が送られました。
 聞いていた子供たちは、「同じ学校の6年生ががんばっているんだ。私もがんばろう。」と思ったことでしょう。また、「やっぱり、練習を毎日こつこつとやっているからうまくなったんだ。こつこつ練習は大切だな。」と感じたことでしょう。
さらには、「スポーツをやっているからといって、勉強をしない理由にしてはいけないんだな。」と引き締まる思いがしたことでしょう。
 緊張しながらも、私のインタビューにしっかり応えてくれた小林君。近い将来、テレビ番組(スポーツ番組)のヒーローインタビューで、(今回のように)ハキハキと応えてくれることを期待したいです。


 

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No66

校長日誌 立川の空から No66(2014/12/09)

「冬が来たので」

 NO64で自転車通勤にかかわる話題を書きました。読まれた方は、私が当然のようにいまだ自転車通勤をしていると思われたことでしょう。
 でも、実は今電車通勤をしています。
 理由は?冬が来たからです。
 自転車通勤路を見ると、日陰になっているところが多く、中には舗装していないところもあります。となると怖いのは、ブラックアイス。路面に氷が張っていると通常白く光り、見た目で分かります。でも、時にブラックアイスとなることがあります。こうなると、氷が張っているのに、見た目ではわからないのです。ブラックアイスの上は、もちろん氷。だからその上を通ると、当然のようにスリップします。アメリカで何度か怖い思いをしました。
 車でスリップすると、死亡事故です。では、自転車では?若いころならともかく、今は四捨五入すると60歳。自転車でもスリップしたら、痛いくらいではすみません。すっかり暗い話になってしまいました。
 というわけで、先月末から電車通勤です。実は、電車通勤は11年ぶり。というのも、教頭になった11年前、私は御蔵島という離島に赴任したため、電車やバスはなかったのです。その後副校長として赴任した小平第14小学校は、自転車でわずか15分。さらに、校長として赴任した南砂小学校は自転車でわずか20分。さらに、その後赴任したニューヨーク日本人学校は車通勤。というわけで、この11年というもの、電車通勤とは無縁だったのです。
 電車通勤をしてよかったことがあります。それは読書ができること。往復でわずか1時間ですが、結構読書ができます。趣味は読書と言っていた割には、読書はほとんどできていませんでした。それが、この2週間ほどで、結構読めたのです。
 自転車通勤、それも往復で17キロの通勤をする校長はめったにいないでしょうから、話題には事欠かなかったのですが、得られたものは大きかったです。
 自転車通勤で保護者の皆さんにお会いすることが何度もありました。これからしばらくは必死に自転車をこぐ私を目にすることはないでしょうが、校長日誌はこれまで同様、書き続けますので、どうぞご愛読のほどを。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO65

校長日誌 立川の空から NO65(2014/12/08)
「研究発表」

 教員になったばかりの頃、一緒に学年を組んだ力のある先生が私にこんなことを言ったことを今でもしっかり覚えています。
「研究発表は、教師にとってしんどいことだけど、公立学校の教師である限り、研究発表は当然のことなのよ。」
 研究発表は、欧米にはありません。欧米でも授業研究はします。でも、発表(公開)はしないのが普通です。
 それに対し、日本の研究は発表の歴史は古いのです。日本が世界に誇るべき研究発表。立川市では2年に1回の発表となっています。(この頻度は高い方だお思います。)
 正直、先生方にとってはしんどいです。でも、研究発表を経ると、授業力はアップします。教師である限り、研究発表は避けて通ることが出来ないのです。
 さて、いきなり熱く語ってしまいました。本校は先月末(11月28日)に研究発表しました。(今年が2年に1回の番だったのです。)
 保護者や地域の皆さんにもご参観いただきましたが、写真で各学年の様子をお知らせします。

写真左:1年生体育の様子。 写真右:2年生国語の様子。
 
写真左:3年生国語の様子。写真右:4年生体育の様子。

写真左:5年生国語の様子。 写真右:6年生体育の様子。

 当日は、PTAの皆さんに受付や来賓接待等でお世話になりました。
 たくさんの皆さんのおかげで、研究発表会を終えることが出来ました。ありがとうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No64

校長日誌 立川の空から No64 (2014/12/8)
「ピアニストの言葉を検証」

 

昔、誰だか忘れましたが、ピアニストの言葉で印象的なものがありました。(中村紘子さんだったかな?定かではありません。)それは「練習を一日休むと取り戻すのに三日かかる」という言葉です。

私は小学校教員でありながら、ピアノが苦手なので、ピアノでこの言葉を検証することはできません。

そこで、他のことで検証しました。それは自転車通勤です。

 

夏休みに土日含めて10日連続で自転車に乗らないことがありました。休暇と出張がその理由です。

以前学校便りに書いたように、学期末の私の通勤に要した時間は35分を切っていました。(8月のはじめには34分にまでなっていました。)そんな時に、10日自転車通勤を休んだわけです。

当然のように、反動がありました。休み明けからしばらくの間、自転車通勤に40分かかるようになってしまったのです。元に戻ったわけですね。予想はしていましたが、「取り返すのに時間がかかる」と覚悟しました。その時、例の「ピアニストは練習サボるとサボった分を取り返すのに3倍かかる説」(長いのでこの説を「PR3説」とします。)を思い出しました。そこで、検証することにしました。PR3説によれば、私が通勤に要する時間を40分から34分に戻すには、10日×3=30日かかることになります。

実際、休み明けからしばらくの間は40分かかりました。「PR3説は正しいのか?」と思いかけました。しかし、通勤34分に戻るのに要した日数は、18日。

というわけで、「PR3説」は、すべての事柄で通用するのではないと身をもって立証できました。

ただ、今回の実証研究の結果、私は子供たちには次のように、実感を込めて話せそうです。

「継続は力です。何事もコツコツと続けていれば、成果は必ず出る。」

と。子供たちには地道に何かを継続するように伝えていきたいと思います。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No63

校長日誌 立川の空から No63(2014/12/07)
「発信は大切」

 先週の木曜日のこと。またも学生ボランティアが応募の面接に来ました。これで4人目。
 副校長先生が出張でいなかったため、私はいろいろな仕事をとりあえず措いて面接しました。(暇そうに見えるかもしれませんが、結構いろいろな仕事があるんです。はい。) 
 うれしい悲鳴とはこういうことですね。うれしいついでに、いつもと同じ質問を学生さんにしてみました。
「自宅から西砂小学校までドアツードアでどれくらいの時間がかかりますか?」
 立川市内に住んでいるのですが、なんと学生さんの答えは、
「1時間くらいです。」
 1時間もかけてボランティアをしに来てくれるなんて!
 そこでさらに質問してみました。
「どうして西砂小学校の学習ボランティアに申し込んでくれたのですか?」
 学生さんの答えは・・・
「学生ボランティアをしようとネットを検索したら、西砂小学校がトップでヒットしたんです。」
 なるほど!最近の学生ボランティアの皆さんの言葉と同じです。

 一生懸命HPで発信を続けて、本当に良かった!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO62

校長日誌 立川の空から No62(2014/12/5)
「連合音楽会へ!」

 連合音楽会を前日に控えた昨日(12月4日)、朝の全校集会で6年生が登場。6年生は、連合音楽会で発表する合唱と合奏を披露してくれました。
合唱の様子。美しい歌声に体育館の空気が清浄されたような感じでした。
 
 
合奏。耳で楽しむだけでなく、ビジュアルでも楽しめる合奏でした。

 連合音楽会は、会場の収容人数の関係で、立川市の全小学校の代表児童と引率教員しか鑑賞できません。そこで、本番を干渉できない1~5年生のために、6年生が発表してくれたのです。
 素晴らしい合唱と合奏を堪能した1~5年生は、6年生へ惜しみない拍手を送りました。6年生は、下学年の仲間からもらったパワーを、今日の発表のエネルギーに変えて最高のパフォーマンスをしてくれることでしょう。頑張れ、6年生!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO61

校長日誌 立川の空から NO61(2014/12/3)
「図書館デコレーション」

 12月になりました。早いものですね。若いころ、先輩の先生から
「年を取ると一年が過ぎるのが早くなる。」
と聞いたことがありました。その時は、「ふ~ん。そんなもんなんだあ。」という程度の思いでした。でも、本当に年を取った今、実感です。西砂小に着任したのが昨日のようです。
 今日のカウンターを見たら、7000を超えていました。いよいよヒマラヤ山脈の高みに突入です。今年中にチョモランマ(エベレスト)も夢ではなくなりました。これも保護者の皆さんをはじめとする愛読者の皆様のおかげです。本校の教育活動に関心を寄せてくださりありがとうございます。

 さて、クリスマスも近くなり、図書室のデコレーションがリニューアルされました。図書ボランティアの皆さんの地道なご努力で素晴らしい図書室の環境となりました。紹介します。

図書室エントランスの飾りつけ。(入口はではなく、エントランス!あえてこんな大げさな言い方をしたくなる)図書室に来るのが楽しみになりますね。

図書室の窓の飾りつけ。本の選定をする図書支援員の清水さんと、図書ボランティアの保護者との見事なコラボですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No60

校長日誌 立川の空から No60(2014/11/30)
「校長いじめ講話」
 
 ふと気づくともう明日から12月です。早いですね。
 月末になってから言うのも遅きに失していますが、11月は「ふれあい月間」です。つまり「いじめ防止月間」。いじめアンケート(西砂小学校心のアンケート)を各学級で行い、気になる事例(悪口を言われた、叩かれた等)については、担任がまず書いた本人に聞き取り、そのうえで相手の子供に必要な指導を行いました。
 
 私はというと、11月18日(火)の全校朝会で以下のような講話をしました。

 おはようございます。先週の金曜日、土曜日の音楽会は大成功でしたね。土曜日にいらっしゃっていた来賓の皆さんは、「感動した。」とおっしゃっていましたよ。練習でつらいこともあったかもしれませんが、本当によく最後まで頑張りました。

 

では、皆さんその場に座ってください。

今日は、この本を読みます。松谷みよ子さんの「わたしのいもうと」という本です。(※わたしのいもうと を読む。この本は実話をもとに、松谷みよ子さんが絵本にしたものです。「私」の妹が学校でいじめにあい、最期には命を落とす、という悲劇の話です。 私がこの絵本を読んでいる間、子供たちは息を殺すかのように緊張感に包まれて聞き入っていました。読み終わった後、話をつづけました。)


 

このお話は、実際のいじめをもとにしています。

いじめを防ぐために、日本政府は、「いじめ防止対策推進法」、東京都は、「いじめ防止対策推進条例」、立川市は、「いじめ防止条例」を作りました。つまり、法律でいじめは絶対に許されない、と日本中が決めたのです。もちろん、この本の妹のように、いじめで亡くなったり、心や体に大きな傷を負ったりした場合は、警察が入ります。刑法という法律で罰を受けることになります。西砂小学校も「いじめ防止基本方針」を作りました。先生たちもいじめを絶対に許さない、という決意をしました。

皆さん、いじめはしていませんか。「ぼくは、私はクラスや学年、他の学年の人たちをたたいたり、つねったり、けったりしていません。」と全員が言うでしょう。でも、身体は傷つけていなくても、クラス、学年、他の学年の人の心を傷つけてはいませんか。

心を傷つけるというのは、例えば、チクチク言葉を言うことです。心を傷つけるというのは、例えば、仲間外れにすることです。「○○さんと遊ぶのはやめよう。」とか「○○くんと話すのはやめよう。」とか「○○さんを無視しよう。」なんて言って、その人の心を傷つけることです。

先生や大人が見ていないところで、仲間外れにしているからわからないと思ったりしていませんか。いじめは必ずわかります。わかったら、いじめた人は、絶対に許されませんよ。いじめる人は、西砂小学校の先生方も、PTAも、教育委員会や警察も全部が許しません。

いじめている人は絶対に悪い、許されませんが、いじめを見て、見ぬふりをする人も許されません。

いじめを見たら、知ったら、必ずアンケートに書いてください。アンケートが終わった後なら、直接先生たちに知らせてください。

いじめは西砂小学校全員で絶対になくしていきましょう。
※講話の後、廊下で出会った高学年の子供が「校長先生、いいお話でした。感動ししました。」と言ってくれました。こういう反応の良い子どもに育ってくれることが私たちの喜びです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No59

校長日誌 立川の空から No59(2014/11/26)

「西砂小学校を支えてくださる先生」

 昨日の就学時健診でのこと。新一年生の保護者から「校長先生、ブログ見ています。がんばってください。」との言葉をいただきました。ありがたいことです。こうした言葉に私たちは元気と書くエネルギーをもらっているのです。
 ふと気づくと、今日のカウンターは6000を超えました。11月中に6000に到達するとは思ってもみなかったので、うれしい誤算です。

 さて、皆さんは小井(いさらい)先生をご存じですか。なんと、本校の保護者には小井先生の教え子がいるとのこと。そうなのです。小井先生は本校の旧職員です。そして、退職した現在でも子供たちのために本校の教育活動を支えてくださっています。
 その1つが、読書活動です。小井先生は、低学年の子供たちのために毎週木曜日と金曜日に図書室で活動をしてくださっています。

写真左右:図書の時間のオープニングは、小井先生のマジック。子供たちは毎回、「わ~っ!」と歓声をあげるプロの技です。

写真上:マジックで子供たちを惹きつけた後、読み聞かせ。ベテランらしい、いや、プロ裸足の読み聞かせに、子供たちは本の世界へ引き込まれます。

 小井先生には、もう1つ本校の教育活動にかかわっていただいています。
 それは、「取り出し指導」です。ふれあい広場で、子供たちを個別指導(マンツーマン指導)してくださっているのです。やさしく、丁寧に教えてくださっています。

 西砂小学校の子供たちは、小井先生を始め、多くの方々に支えられています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO58

校長日誌 立川の空から NO58 (2014/11/24)
「収穫祭③」
 一昨日長野県北部で大きな地震がありました。奇跡的に、死者は出ず、けが人だけですんだとのことでした。「共助」が機能したとのこと。
 被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
 

 さて、収穫祭で4年生はたくさんの大根を収穫しました。そのうち、4年生が自宅に持って帰った分を除いても、まだたくさんの大根が残りました。その大根を全校で食べることにしました。
 そのために、たくさんの保護者ボランティアが来校してくださいました。

写真左右:前半の部の保護者ボランティアの皆さんが面取りをし、切り、下茹でをしてくださいました。
写真左:後半の部の保護者ボランティアの皆さんが、味付けし、じっくり煮込み、最期に各クラスへ平等に分けて、給食の時間に配ってくださいました。

 食べる間際には、次のような校内放送が入りました。
「畑を貸してくださった吉岡さん、大根づくりの指導をしてくださった川野さんをはじめとする地域の皆さん、大根を育て、収穫してくれた4年生、時間をかけておいしい煮大根にしてくださったお父さんやお母さん方に感謝の気持ちをもって食べてください。」
 給食後子供たちに聞くと、みんな口をそろえて、「おいしかった!」「大根に味が染みていた!」との感想を言ってくれました。大成功!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO57

校長日誌 立川の空から NO57 (2014/11/23)

「収穫祭?」
 4年生が大根づくりに取り組んでいることは以前紹介しました。
 その大根を収穫する時がやってきました。

写真左:大根を収穫のポイントと、その後の過程を先生が説明しました。
写真右:いよいよ大根収穫。立派な大根がたくさん収穫できました。間引きをし忘れた大根は、小さいものとなっていました。子供たちは間引きの大切さを実感。

写真左:収穫した大根を手に、「とったど~っ!」とピースサイン。この日子供たちは大きな大根を2~3本持ち帰りました。各家庭では大根づくりの夕食だったことでしょう。
写真右:見てください。この立派な大根。吉岡さんの、日当たり抜群で、土の良い畑で、野菜のプロ、川野さんをはじめとする、地域の農家の皆さんが指導してくださると、こんな立派な大根に成長するのです。(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No56

校長日誌 立川の空から No56 (2014/11/23)
「収穫祭①」

 今日は勤労感謝の日。そんな日に仕事をするのは少し気が引けます。
 しかし、今日のカウンターは、5700を超えています。ヨーロッパ大陸エルブス山を越えました。次目指すのは、アフリカ大陸最高峰キリンマジャロ。
 ふと思い出すと、学校便り11月号で「3000を超えました。」と書いてからまだ1か月もたっていません。
 その間に3000近い閲覧数。それだけ読者が、本校の教育活動に関心を持ってくださっている方がいるということです。ありがたいことです。
 というわけで、勤労感謝の日であっても、本校の教育活動をお知らせしていきたいと思います。
 

 さて、本日の話題は、「収穫祭」。昨年度までは「焼き芋大会」と呼ばれていました。(もっとも、昨年度はサツマイモの不作のため、中止となりました。)
 今年度からは「収穫祭」と名前を改め、収穫した大根を調理し、全校で味わうこととしました。