日誌

学校の出来事

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO65

校長日誌 立川の空から NO65(2014/12/08)
「研究発表」

 教員になったばかりの頃、一緒に学年を組んだ力のある先生が私にこんなことを言ったことを今でもしっかり覚えています。
「研究発表は、教師にとってしんどいことだけど、公立学校の教師である限り、研究発表は当然のことなのよ。」
 研究発表は、欧米にはありません。欧米でも授業研究はします。でも、発表(公開)はしないのが普通です。
 それに対し、日本の研究は発表の歴史は古いのです。日本が世界に誇るべき研究発表。立川市では2年に1回の発表となっています。(この頻度は高い方だお思います。)
 正直、先生方にとってはしんどいです。でも、研究発表を経ると、授業力はアップします。教師である限り、研究発表は避けて通ることが出来ないのです。
 さて、いきなり熱く語ってしまいました。本校は先月末(11月28日)に研究発表しました。(今年が2年に1回の番だったのです。)
 保護者や地域の皆さんにもご参観いただきましたが、写真で各学年の様子をお知らせします。

写真左:1年生体育の様子。 写真右:2年生国語の様子。
 
写真左:3年生国語の様子。写真右:4年生体育の様子。

写真左:5年生国語の様子。 写真右:6年生体育の様子。

 当日は、PTAの皆さんに受付や来賓接待等でお世話になりました。
 たくさんの皆さんのおかげで、研究発表会を終えることが出来ました。ありがとうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No64

校長日誌 立川の空から No64 (2014/12/8)
「ピアニストの言葉を検証」

 

昔、誰だか忘れましたが、ピアニストの言葉で印象的なものがありました。(中村紘子さんだったかな?定かではありません。)それは「練習を一日休むと取り戻すのに三日かかる」という言葉です。

私は小学校教員でありながら、ピアノが苦手なので、ピアノでこの言葉を検証することはできません。

そこで、他のことで検証しました。それは自転車通勤です。

 

夏休みに土日含めて10日連続で自転車に乗らないことがありました。休暇と出張がその理由です。

以前学校便りに書いたように、学期末の私の通勤に要した時間は35分を切っていました。(8月のはじめには34分にまでなっていました。)そんな時に、10日自転車通勤を休んだわけです。

当然のように、反動がありました。休み明けからしばらくの間、自転車通勤に40分かかるようになってしまったのです。元に戻ったわけですね。予想はしていましたが、「取り返すのに時間がかかる」と覚悟しました。その時、例の「ピアニストは練習サボるとサボった分を取り返すのに3倍かかる説」(長いのでこの説を「PR3説」とします。)を思い出しました。そこで、検証することにしました。PR3説によれば、私が通勤に要する時間を40分から34分に戻すには、10日×3=30日かかることになります。

実際、休み明けからしばらくの間は40分かかりました。「PR3説は正しいのか?」と思いかけました。しかし、通勤34分に戻るのに要した日数は、18日。

というわけで、「PR3説」は、すべての事柄で通用するのではないと身をもって立証できました。

ただ、今回の実証研究の結果、私は子供たちには次のように、実感を込めて話せそうです。

「継続は力です。何事もコツコツと続けていれば、成果は必ず出る。」

と。子供たちには地道に何かを継続するように伝えていきたいと思います。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No63

校長日誌 立川の空から No63(2014/12/07)
「発信は大切」

 先週の木曜日のこと。またも学生ボランティアが応募の面接に来ました。これで4人目。
 副校長先生が出張でいなかったため、私はいろいろな仕事をとりあえず措いて面接しました。(暇そうに見えるかもしれませんが、結構いろいろな仕事があるんです。はい。) 
 うれしい悲鳴とはこういうことですね。うれしいついでに、いつもと同じ質問を学生さんにしてみました。
「自宅から西砂小学校までドアツードアでどれくらいの時間がかかりますか?」
 立川市内に住んでいるのですが、なんと学生さんの答えは、
「1時間くらいです。」
 1時間もかけてボランティアをしに来てくれるなんて!
 そこでさらに質問してみました。
「どうして西砂小学校の学習ボランティアに申し込んでくれたのですか?」
 学生さんの答えは・・・
「学生ボランティアをしようとネットを検索したら、西砂小学校がトップでヒットしたんです。」
 なるほど!最近の学生ボランティアの皆さんの言葉と同じです。

 一生懸命HPで発信を続けて、本当に良かった!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO62

校長日誌 立川の空から No62(2014/12/5)
「連合音楽会へ!」

 連合音楽会を前日に控えた昨日(12月4日)、朝の全校集会で6年生が登場。6年生は、連合音楽会で発表する合唱と合奏を披露してくれました。
合唱の様子。美しい歌声に体育館の空気が清浄されたような感じでした。
 
 
合奏。耳で楽しむだけでなく、ビジュアルでも楽しめる合奏でした。

 連合音楽会は、会場の収容人数の関係で、立川市の全小学校の代表児童と引率教員しか鑑賞できません。そこで、本番を干渉できない1~5年生のために、6年生が発表してくれたのです。
 素晴らしい合唱と合奏を堪能した1~5年生は、6年生へ惜しみない拍手を送りました。6年生は、下学年の仲間からもらったパワーを、今日の発表のエネルギーに変えて最高のパフォーマンスをしてくれることでしょう。頑張れ、6年生!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO61

校長日誌 立川の空から NO61(2014/12/3)
「図書館デコレーション」

 12月になりました。早いものですね。若いころ、先輩の先生から
「年を取ると一年が過ぎるのが早くなる。」
と聞いたことがありました。その時は、「ふ~ん。そんなもんなんだあ。」という程度の思いでした。でも、本当に年を取った今、実感です。西砂小に着任したのが昨日のようです。
 今日のカウンターを見たら、7000を超えていました。いよいよヒマラヤ山脈の高みに突入です。今年中にチョモランマ(エベレスト)も夢ではなくなりました。これも保護者の皆さんをはじめとする愛読者の皆様のおかげです。本校の教育活動に関心を寄せてくださりありがとうございます。

 さて、クリスマスも近くなり、図書室のデコレーションがリニューアルされました。図書ボランティアの皆さんの地道なご努力で素晴らしい図書室の環境となりました。紹介します。

図書室エントランスの飾りつけ。(入口はではなく、エントランス!あえてこんな大げさな言い方をしたくなる)図書室に来るのが楽しみになりますね。

図書室の窓の飾りつけ。本の選定をする図書支援員の清水さんと、図書ボランティアの保護者との見事なコラボですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No60

校長日誌 立川の空から No60(2014/11/30)
「校長いじめ講話」
 
 ふと気づくともう明日から12月です。早いですね。
 月末になってから言うのも遅きに失していますが、11月は「ふれあい月間」です。つまり「いじめ防止月間」。いじめアンケート(西砂小学校心のアンケート)を各学級で行い、気になる事例(悪口を言われた、叩かれた等)については、担任がまず書いた本人に聞き取り、そのうえで相手の子供に必要な指導を行いました。
 
 私はというと、11月18日(火)の全校朝会で以下のような講話をしました。

 おはようございます。先週の金曜日、土曜日の音楽会は大成功でしたね。土曜日にいらっしゃっていた来賓の皆さんは、「感動した。」とおっしゃっていましたよ。練習でつらいこともあったかもしれませんが、本当によく最後まで頑張りました。

 

では、皆さんその場に座ってください。

今日は、この本を読みます。松谷みよ子さんの「わたしのいもうと」という本です。(※わたしのいもうと を読む。この本は実話をもとに、松谷みよ子さんが絵本にしたものです。「私」の妹が学校でいじめにあい、最期には命を落とす、という悲劇の話です。 私がこの絵本を読んでいる間、子供たちは息を殺すかのように緊張感に包まれて聞き入っていました。読み終わった後、話をつづけました。)


 

このお話は、実際のいじめをもとにしています。

いじめを防ぐために、日本政府は、「いじめ防止対策推進法」、東京都は、「いじめ防止対策推進条例」、立川市は、「いじめ防止条例」を作りました。つまり、法律でいじめは絶対に許されない、と日本中が決めたのです。もちろん、この本の妹のように、いじめで亡くなったり、心や体に大きな傷を負ったりした場合は、警察が入ります。刑法という法律で罰を受けることになります。西砂小学校も「いじめ防止基本方針」を作りました。先生たちもいじめを絶対に許さない、という決意をしました。

皆さん、いじめはしていませんか。「ぼくは、私はクラスや学年、他の学年の人たちをたたいたり、つねったり、けったりしていません。」と全員が言うでしょう。でも、身体は傷つけていなくても、クラス、学年、他の学年の人の心を傷つけてはいませんか。

心を傷つけるというのは、例えば、チクチク言葉を言うことです。心を傷つけるというのは、例えば、仲間外れにすることです。「○○さんと遊ぶのはやめよう。」とか「○○くんと話すのはやめよう。」とか「○○さんを無視しよう。」なんて言って、その人の心を傷つけることです。

先生や大人が見ていないところで、仲間外れにしているからわからないと思ったりしていませんか。いじめは必ずわかります。わかったら、いじめた人は、絶対に許されませんよ。いじめる人は、西砂小学校の先生方も、PTAも、教育委員会や警察も全部が許しません。

いじめている人は絶対に悪い、許されませんが、いじめを見て、見ぬふりをする人も許されません。

いじめを見たら、知ったら、必ずアンケートに書いてください。アンケートが終わった後なら、直接先生たちに知らせてください。

いじめは西砂小学校全員で絶対になくしていきましょう。
※講話の後、廊下で出会った高学年の子供が「校長先生、いいお話でした。感動ししました。」と言ってくれました。こういう反応の良い子どもに育ってくれることが私たちの喜びです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No59

校長日誌 立川の空から No59(2014/11/26)

「西砂小学校を支えてくださる先生」

 昨日の就学時健診でのこと。新一年生の保護者から「校長先生、ブログ見ています。がんばってください。」との言葉をいただきました。ありがたいことです。こうした言葉に私たちは元気と書くエネルギーをもらっているのです。
 ふと気づくと、今日のカウンターは6000を超えました。11月中に6000に到達するとは思ってもみなかったので、うれしい誤算です。

 さて、皆さんは小井(いさらい)先生をご存じですか。なんと、本校の保護者には小井先生の教え子がいるとのこと。そうなのです。小井先生は本校の旧職員です。そして、退職した現在でも子供たちのために本校の教育活動を支えてくださっています。
 その1つが、読書活動です。小井先生は、低学年の子供たちのために毎週木曜日と金曜日に図書室で活動をしてくださっています。

写真左右:図書の時間のオープニングは、小井先生のマジック。子供たちは毎回、「わ~っ!」と歓声をあげるプロの技です。

写真上:マジックで子供たちを惹きつけた後、読み聞かせ。ベテランらしい、いや、プロ裸足の読み聞かせに、子供たちは本の世界へ引き込まれます。

 小井先生には、もう1つ本校の教育活動にかかわっていただいています。
 それは、「取り出し指導」です。ふれあい広場で、子供たちを個別指導(マンツーマン指導)してくださっているのです。やさしく、丁寧に教えてくださっています。

 西砂小学校の子供たちは、小井先生を始め、多くの方々に支えられています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO58

校長日誌 立川の空から NO58 (2014/11/24)
「収穫祭③」
 一昨日長野県北部で大きな地震がありました。奇跡的に、死者は出ず、けが人だけですんだとのことでした。「共助」が機能したとのこと。
 被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
 

 さて、収穫祭で4年生はたくさんの大根を収穫しました。そのうち、4年生が自宅に持って帰った分を除いても、まだたくさんの大根が残りました。その大根を全校で食べることにしました。
 そのために、たくさんの保護者ボランティアが来校してくださいました。

写真左右:前半の部の保護者ボランティアの皆さんが面取りをし、切り、下茹でをしてくださいました。
写真左:後半の部の保護者ボランティアの皆さんが、味付けし、じっくり煮込み、最期に各クラスへ平等に分けて、給食の時間に配ってくださいました。

 食べる間際には、次のような校内放送が入りました。
「畑を貸してくださった吉岡さん、大根づくりの指導をしてくださった川野さんをはじめとする地域の皆さん、大根を育て、収穫してくれた4年生、時間をかけておいしい煮大根にしてくださったお父さんやお母さん方に感謝の気持ちをもって食べてください。」
 給食後子供たちに聞くと、みんな口をそろえて、「おいしかった!」「大根に味が染みていた!」との感想を言ってくれました。大成功!

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO57

校長日誌 立川の空から NO57 (2014/11/23)

「収穫祭?」
 4年生が大根づくりに取り組んでいることは以前紹介しました。
 その大根を収穫する時がやってきました。

写真左:大根を収穫のポイントと、その後の過程を先生が説明しました。
写真右:いよいよ大根収穫。立派な大根がたくさん収穫できました。間引きをし忘れた大根は、小さいものとなっていました。子供たちは間引きの大切さを実感。

写真左:収穫した大根を手に、「とったど~っ!」とピースサイン。この日子供たちは大きな大根を2~3本持ち帰りました。各家庭では大根づくりの夕食だったことでしょう。
写真右:見てください。この立派な大根。吉岡さんの、日当たり抜群で、土の良い畑で、野菜のプロ、川野さんをはじめとする、地域の農家の皆さんが指導してくださると、こんな立派な大根に成長するのです。(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No56

校長日誌 立川の空から No56 (2014/11/23)
「収穫祭①」

 今日は勤労感謝の日。そんな日に仕事をするのは少し気が引けます。
 しかし、今日のカウンターは、5700を超えています。ヨーロッパ大陸エルブス山を越えました。次目指すのは、アフリカ大陸最高峰キリンマジャロ。
 ふと思い出すと、学校便り11月号で「3000を超えました。」と書いてからまだ1か月もたっていません。
 その間に3000近い閲覧数。それだけ読者が、本校の教育活動に関心を持ってくださっている方がいるということです。ありがたいことです。
 というわけで、勤労感謝の日であっても、本校の教育活動をお知らせしていきたいと思います。
 

 さて、本日の話題は、「収穫祭」。昨年度までは「焼き芋大会」と呼ばれていました。(もっとも、昨年度はサツマイモの不作のため、中止となりました。)
 今年度からは「収穫祭」と名前を改め、収穫した大根を調理し、全校で味わうこととしました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO55

校長日誌 立川の空から NO55(2014/11/21)
「学校公開保護者アンケート③」

 明日土曜日は、いよいよ「わいわい祭り」本番です。楽しみですね。

  アンケートの紹介も今回で終了です。

4
年生では、ゴミ収集もためになる勉強だなと思いました。どんどんこういったものを取り入れると良いなと感じました。
※当日は、立川市のゴミ減量課の方と実際に本校(周辺)のゴミ収集をしている高杉商事の方々がいらっしゃって講師を務めてくださいました。高杉商事の方々は、ゴミ収集車を動かして、体験的に教えてくださいました。子供たちは、ゴミの減量化が緊急課題であることを強く感じたと思います。

3年生、郵便局の方のお話はすごく良かったです。こちらも勉強になりました。
※立川郵便局の方々が、準備万端で教えてくださいました。その道のプロから教えを請うのは素敵です。

・自転車教室は、ボランティアで参加しました。子供たちが自転車免許をもらえるよう、真剣に取り組んでいて、すばらしいと思いました。

※ボランティアの保護者の皆さんのおかげで安全に、かつ着実に免許試験が行えました。子供たちも免許皆伝になり、喜んでいました。

・図書の小井先生のマジックも毎回楽しみです。
※小井先生のマジックと読み聞かせは、プロ級です。小井先生が本校で現役の教師だった頃、そのマジックと読み聞かせをしてもらった教え子が、なんと今では保護者でいるそうです。(すごい、の一言に尽きます。)

・4日間という参観日、先生方は本当に大変だな~と感じましたが、子供たちのために頑張ってくださっている姿に感謝したいと思います。ありがとうございました。
※こういうねぎらいの言葉をいただけると、教師は、元気が出ます。ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO54

校長日誌 立川の空から NO54(2014/11/20)
「学校公開保護者アンケート②」

 昨日に引き続き、学校公開保護者アンケートの紹介です。

 

・携帯電話の講習(子供たちの方)に参加させていただき、納得する部分がたくさんありました。まだ子供に携帯を持たせていないのですが、子供が携帯電話を欲しがっているので、親子で講習で学んだことを一緒に話し合うことができました。

※NTTdocomoの担当スタッフの方は、3つのことを強調していました。

1つ目は「なぜ携帯電話が必要か、本当に必要なのかを親子で話し合うこと」。(○○くんが持っているから、みんな持っているから、という理由ではなく、本当に必要な時のみ与える)。2つ目は、「フィルタリングを必ずかけること」。(子供は「フィルタリングをかけていると、できなことがいっぱいで困る。」と言いますが、子供の安全を考えると、フィルタリングは必須です。)3つ目は、「親子でルールをしっかり決めて、万が一子供がルールを破ったときには、没収(親が預かり)」という約束を親子でかわすこと」。(保護者のお金で買い与え、携帯の費用も親が出すのですから、ルールをしっかり決め、ルールを破ったときの約束も確認し、その約束を守る(親子とも)ことが大切ですね。)

 

・ケータイ安全教室に初めて参加しました。これから携帯を持つ子供たちへ、この指導はとても大事だと思われます。便利な機能ばかりに目が行きがちですが、恐ろしさとも隣り合わせだという危険性や、文字だけのやり取りが誤解を生む事例など、子供たちへしていただくことは良い授業だと思うので、今後もしていただきたいと思います。

※携帯を持つと、「ネットいじめ等のネットトラブルに遭遇する危険性が高まる」、「出会い系サイトで危険な目に遭う」等の危険が生じます。気をつけたいですね。

 

・エコクッキングを参観致しました。エコについて子供たちがクッキングで勉強し、楽しく学んでいたのがよくわかりました。エコクッキングでのエコの仕方を家に帰ってからも実践してくれました。またこのような授業をお願いしたいです。(

※東京ガスによるエコクッキングは、地球環境のため、家計のためにやさしい取り組みです。広がってほしい取り組みです。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No53

校長日誌 立川の空から NO53(2014/11/19)
「授業参観アンケートより」
 
 
 今朝の富士山です。今日はあえて白黒で撮ってみました。白黒でも美しいですね。世界遺産を感じます。その世界遺産が西砂小からだとさらに美しく見えます。

 さて、今日は、少し(?)前の話題です。先月行われた、学校公開週間の授業参観(保護者)アンケートからいくつか紹介します。


・何度か授業を拝見いたしましたが、毎回子供たちが落ち着いて授業を受けているので安心しています。

・早い時間で、他に誰も見に来られていなかったので、普段通りの本来の子供達の様子が見られて良かったです。多くの参観の方がいる中での授業の様子は少し落ち着かない様子ですが、今日はとても静かで、落ち着いて授業に取り組んでいることが、よくわかりました。
※学校によっては、クラスが荒れて授業がなかなか成立しないところもあるやと聞きます。西砂小学校の良さは、子供たちが落ち着いていることです。これは、子供たちが元々もっている良さであると同時に、ご家庭のしつけがしっかりしていること、教師の指導が行き届いていることが主要因だと思います。

 
・最後の一人ができるまでやる先生に感動しました。これからも続けてください。子供をほめることもやっていただいていました。いい授業をやっていたと思いました。

・2日間を通して感じたことは、先生が子供たちをものすごくほめているということです。些細なことでも気が付くと褒めていて、学年全体が自分も頑張ろうとか、褒められてうれしいとか、そういう気持ちが伝わってきました。とてもいい雰囲気だと感じました。
※学校経営方針に「自尊感情の醸成」があります。自尊感情を育てるためには、子供たちが「褒め、励まし、認められ」なくてはいけません。
「西砂小学校の先生方は、子供たちの良さを褒め、励ましている」という評価をいただいたことは本当にうれしいです。

(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO52

校長日誌 立川の空から No51 (2014/11/18)
「音楽会大成功!②」

 音楽会を写真にて振り返ります。(以下の写真は11月14日(金)の児童鑑賞日のものです。)
 
 写真左:3年生の合唱と合奏 写真右:1年生の音楽物語「くじらぐも」

写真左:5年生の合唱と合奏  写真右:ニュー西砂合唱団(通称NNG)の合唱

写真左:吹奏楽の合奏  写真右:2年生のオペレッタ「手ぶくろを買いに」

写真左:4年生の合唱と合奏  写真右:6年生の合唱と合奏

 各学年で内容も異なり、バラエティに富んだ音楽会となりました。
 温かな拍手をありがとうございました。

※ところで、いつの間にやら、スイスアルプス最高峰を超え、5000も超えていました。次の目標は、アフリカ大陸最高峰、キリマンジャロです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO51

校長日誌 立川の空から NO51 (2014/11/15)
「音楽会、大成功!!」

 本日は、音楽会にたくさんの保護者の皆さんに来ていただきました。保護者の皆さんの、お子さんへの応援の気持ちが子供たちに伝わり、子供たちは今までで一番のできの音楽会を創ってくれました。
 今日の開会式での私のあいさつを掲載します。

本日はご来場ありがとうございます。まず始めに、不審者対策についてお話しします。先週金曜日から火曜日まで3日連続で不審者が出没しており、皆様にはご心配をおかけしております。

警察に通報してくださった保護者とお話ししたときには、「子供は不審者と言っていますが、聞いていると、もしかしたら不審者じゃないのではないのか?と疑問に思うのです・・・」という方もいらっしゃることがわかりました。

でも、結局、全員がお子さんの言葉を受けて、学校に知らせてくださり、警察にも通報されました。

実際、今回の状況で、不審者ではない方もいらっしゃるかもしれません。10人の人が子供たちに声をかけてきたとして、9人は子供が大好きな、いい人かもしれません。でも、その中にたった一人悪い人間がいたら、子供たちが大変な目に遭う危険性があると思います。

警察ともこの件で話をしましたが、警察も不審者かどうか確信がなくても、110番してほしい、とおっしゃっています。そして、学校としては、保護者の皆さんが警察に通報した案件については、メールと文書を発信することにしています。ご承知おきください。

さて、不審者対策としては現在、「警察によるパトロール」、「シルバー人材センターの方々の低学年の子供たちの見守り」、「PTAの校外パトロール」、「学校の教職員によるパトロール(来週いっぱい)」があります。

うれしいことに、これ以外にも「保護者の自主的パトロールや見守り」、「放課後子供教室、にしっこの方々による自主的見守り」も出ていることがパトロールをしていてわかりました。ありがとうございます。

子供たちを守るために大切なのは、学校、保護者、地域、警察総掛かりで見守ることだと思います。これからも皆で力を合わせていきましょう。

では、音楽会についてお話しします。子供たちは今日の日のために一生懸命練習を積み重ねてきました。今、外ではトップバッターの3年生が待っていますが、緊張しています。お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、家族たちの前で一番よい演奏をしたいと思っているからです。

正直に申しますと、今週の月曜日の段階では学年によっては、発表ができるかどうか、という程度の出来のところもありました。

でも、さすがは西砂小学校の子供たち。先生方と力を合わせて、全力で練習に取り組み、すばらしい演奏に高めてきました。ご家族が見ている今日の本番が、きっと今までで一番の演奏となることだと思います。子供たちのがんばりに、ご自分のお子さんの学年だけでなく、他の学年のお子さんのときにも、温かい拍手を送ってくださると幸いです。

それでは、音楽会をたっぷり堪能してください。


 

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO50

校長日誌 立川の空から No50 (2014/11/14)
「音楽会開幕」

 今日のカウンターを見たら、4600を超していました。ロッキー山脈の最高峰からスイスアルプス最高峰到達まであとわずかです。
 さて、今日から音楽会が始まりました。今日は児童鑑賞日。冒頭、私があいさつしました。以下の通りです。

音楽会校長講話

 

おはようございます。

今週の月曜日の全校朝会でこの人、スケートの羽生結弦選手の話をしようと思っていました。雨が降ってきて、話せなくなってしまいましたが。

羽生選手は、練習中事故にあいましたが、顔にばんそうこうを貼り、頭に包帯を巻き、試合へ出ました。羽生さんは無理をして試合に出たため、演技中5回も転びました。そのたびに必死に立ち上がりました。その姿に校長先生は、涙が流れました。校長先生は、スポーツを見ていて、何度も泣いたことがあります。スポーツには、人を感動させる力があります。

これから皆さんが取り組む音楽会、その音楽にも人を感動させる力があります。校長先生は、歌を聴いていて、涙したことが何度もあります。プロの音楽家は、そのテクニックで人を感動させることができます。君たちはアマチュア。でも、人を感動させることができます。それは、一生懸命取り組むことです。もう1つ。クラスや学年の仲間と協力することです。みんなで力を合わせて、一生懸命音楽を作っていけば、聞いている人たちに感動を与えることができます。

プロではないのですから、ミスはあるかもしれません。でも、ミスをしても羽生選手のように、くじけないこと、そして皆さんは羽生選手と違って、一緒に音楽に取り組む仲間がいるので、誰かがミスしても、お互いにカバーしあってください。

最期に、音楽を聴く姿勢について。音楽は、演奏する人たちと、聞く人たちが一緒に創るものです。一生懸命聞く。そして拍手で応援する。一生懸命聞き、大きな拍手で応援することで、演奏している人たちは、元気をもらい、いい音楽を創っていけます。

演奏する人、聞く人、つまり全員でいい音楽を創っていきましょう。

 私の言葉通り、全員で良い音楽を奏でることができました。
 明日は保護者鑑賞日。お待ちしています。(お願いがいくつかあります。以前お配りしたプログラム等をご覧ください。または、HPトップにも掲載されています。)
 ご理解ご協力のほどを。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No49

校長日誌 立川の空から No49 (2014/11/13)
「子供たちを見守る」

 たった今、私はパトロールから戻りました。低学年の子供たちの下校を見守るためです。
 私以外に、何人もの先生方が腕に腕章を巻いて、子供たちの下校に付き添っていました。
 さらに、お母さん方が、子供たちに付き添ってくださっていました。
 さらに、さらに、パトカーが学校周辺をパトロールしてくださっていました。(私が思わず敬礼したところ、敬礼を返してくれました。)心強い!
 みんなで子供たちを見守るのが、西砂小学校の地域の強みです。皆さんに感謝!

 ※この後、中学年・高学年の下校の際にも、腕章を巻いた先生方が付き添います。保護者や地域の皆さんも、お時間の許す限り見守りに参加してください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から NO48

校長日誌 立川の空から NO48(2014/11/12)

 「西砂ミュージアム」

 今日のカウンターは4000を超え、もうすぐロッキー山脈の最高峰に並びます。ご愛読に引き続き感謝!
 さて、下の写真をご覧ください。




 これらのいすは、今校長室、職員室前の廊下に展示されています。
 制作したのは、6年生です。題は「アートないす」。確かにアートです。
 1階の廊下には、6年生の作品以外にも、5年生の造形作品もあります。
 今、1階は、ちょっとした美術館です。学校にお出かけの折りにご覧いただければ幸いです。(申し訳ありませんが、土曜日の音楽会の際は、校舎内は入れません。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No47

校長日誌  立川の空から No47(2014/11/11)

 今日11月11日は、いろいろな記念日が設定されています。私が知っていたのは、電池の日(11月11日を漢字で書くと、なぜかがわかります。)とサッカーの日(11対11で戦うことから)。テレビで知ったのは、「ポッキーの日(なるほど)」。ネットで知ったのは、「鮭の日(電池の日と同じ理由ですね。)」。
 さて、そんな記念日盛りだくさんの11月11日。全校朝会の校長講話のフリップボードを準備して校庭で待っていたら、雨がポツリ、ポツリ・・・。風邪をひく子供が目立ち始めたこと、今週の金曜日、土曜日が音楽会であることを考え、私の講話はとりやめました。
 ただ、新しい先生の紹介はしました。図工の先生が先週から産休に入り、産休代替の先生が着任しているからです。
 というわけで、今日の全校朝会はあっという間に終了。

喜ぶ・デレ 校長日誌 立川の空から No46

校長日誌 立川の空から NO46 (2014/11/11)

 「不審者に要注意」

 最近毎日のように不審者が出没しています。今日も14:40頃不審者が出ました。
 場所は「西砂小東」の信号付近。不審者の特徴は「黒いスーツ、白いYシャツ、サングラス着用、茶髪」だそうです。
 その男は本校児童に「おうちはどこ?」と尋ねてきました。本校児童は無視し、防犯ブザーを鳴らしました。すると、近くにいたシルバーの見守りの方が気づき、近づいてきたので、不審者は去ったようです。
 保護者の方は、お子さんから事情を聞いて、すぐに110番通報してくださったそうです。

 ちょうど、この直後の15:00頃立川警察の警察官の方がお二人で本校にいらっしゃいました。(※この不審者のことはこの時点では学校も立川警察も知りません。)
 昨日学校からパトロール要請をしたのを受けてのパトロールです。
 
 ※学校からパトロールに出発!
 立川警察の方は、「不審者が出たら、すぐに110番通報をしてください。すぐに通報すると、すぐにパトカーがやってくるので、不審者逮捕まではいかなかいものの、抑止力になります。」とのことでした。

 PTAのパトロールの皆さんも、夕方のパトロールをがんばってくださっています。
 本校教職員も夕方のパトロールを再開します。
 保護者、地域の皆さんも、お時間の許す範囲で、ご自宅周辺、学校周辺のパトロールをしてくださると幸いです。