校長日誌

いしずえ

いしずえ714

■雨がまとまって降っています。「春雨じゃ、ぬれてまいろう」というセリフには程遠い雨量と気温です。このセリフは、京都三条河原町で主人公が、舞妓さんに向けたセリフと言われています。でも私は、しっかり傘をさして「ぬれずにまいろう」という心境です。さて、「三日寒くて、四日温かい」を繰り返して春になります。3年生の皆さんの心境のほうは…、お察しします。

(3月12日飯田芳男)

いしずえ713

■東日本大震災から13年です。あの時は、市内の小学校の校長をしていました。大きな揺れの中、私は職員室から「頭を守りなさい」と放送をしました。ミシッとした校舎がきしむ音にとても動揺しました。「揺れがおさまるまで児童が無事でいますように」と祈り続け、「このあとどう避難させるか」とずっと思案していました。私たちは無事でしたが、被災地の方々へは、今もかける言葉が見当たりません。多くの尊い命が失われました。あらためて哀悼の意を表します。

(3月11日飯田芳男)

いしずえ712

■1945年3月10日、一夜で10万人の尊い命が失われました。いわゆる東京大空襲です。日暮里に住んでいた祖母が「隅田川に腰までつかり、火災から逃れた。」と言っていました。立川市富士見町の、「山中坂防空壕跡地」を通るたびに、平和への願いを新たにしています。

(3月10日飯田芳男)

いしずえ711

■今日は2007年に制定された「ありがとうの日」です。サンキューという語呂合わせの関係でしょうか。今日はとりわけ、ありがとうとサンキューの気持ちで過ごそうと思います。一中生、保護者、教職員、家族や友人と、一日に出会う人は限られますが、お世話になっている人、施設や場所も道具も…はては自動販売機などにも…なかなか「ありがとう」って言えてないなあと思います。私の生活を支えてくださるすべてに感謝の気持ちで過ごします。

(3月9日飯田芳男)

いしずえ710

■今朝は雪が舞う中で出勤しました。太宰治は、津軽の雪を、粉雪、つぶ雪、わた雪、かた雪、ざらめ雪、こおり雪(こほり雪)に分類しています。今朝の雪はどれにあたるだろうと思っているうちに止んでしまいました。津軽に春はまだ遠いのかなと思いながら、肩をすくめて校門をくぐりました。

(3月8日飯田芳男)

いしずえ709

■3月7日の誕生花はパンジーです。別名三色すみれです。さんしょくすみれかと思いましたが、「さんしきすみれ」とのことです。学名はビオラ・トリカラーというそうです。花屋さんにパンジーも、すみれも、ビオラも売られていますが改良を重ね、今では300種類以上もあるようです。語源のパンセは思索と言う意味であることを知りました。花の名前をもっと覚えたいと思っています。

(3月7日飯田芳男)

いしずえ708

■今日の給食は長崎の郷土料理でした。「浦上そぼろ」は1500年頃、宣教師らによって広まったとされています。豚肉のおいしさを広めようとしたとのことです。長崎の独特の文化は異国の人々の影響が大きいのでしょう。長崎は、坂の多い街でしたが何度も訪れたい土地です。今日の給食でおおいに長崎を思い浮かべました。

(3月6日飯田芳男)

 

いしずえ707

■今日は啓蟄(けいちつ)です。冬ごもりしていた虫たちが地上に出てくる頃です。自分が中学生の頃は、季節の移ろいに無頓着でした。むしろ、教科書の進み具合で、季節の移り変わりを感じていました。中学3年間は時のながれがはやいです!!

(3月5日飯田芳男)

 

 

 

いしずえ706

■今日は、桃の節句にちなんだ給食でした。桃の節句やひな祭りは、古くから中国にあった行事のようです。桃は魔除けになり、ひな人形が災難を受けとめてくれるという説があります。ところで、私の子供のころは桃の節句も端午の節句も、祖父母がつくる手打ちうどんがメインディッシュでした。祖父母いわく「地域の特色!」なんだそうです。

(3月4日飯田芳男)

いしずえ705

■桃の花言葉は、気立ての良さです。言葉のとおり桃の節句を盛り立ててくれます。学校のチューリップも花が開きました。「きれいに咲いてくれてありがとう」と言ったら恥ずかしそうにしていました。オレンジのチューリップの花言葉は「照れ屋」です。

(3月3日飯田芳男)

いしずえ704

■寒暖を繰り返し、春がやってきます。自然界の生きものたちが動き始めました。「もそもそ」「もじもじ」という音が聞こえてきそうです。

(3月2日飯田芳男)

いしずえ703

■給食はポトフでした。食育メモを読んでいたら、ポトフがフランスの家庭料理だと知りました。ポットが鍋、フは火のことなので、ポトフは火にかけた鍋だとか。まさに体が温まる一品で、おまけにたくさんの野菜をいただくことができました。私は給食で一日の栄養のバランスをとっています。

(3月1日飯田芳男)

いしずえ702

■2012年の今日、東京スカイツリーが完成しました。営業の開始は同年5月22日だったとか。営業開始から3年くらいして、校外学習の見学地として訪れることができました。多摩モノレールからも見えるので出退勤時には時々ながめていました。40㎞くらい離れていると思います。ぜひ再訪したいです。

(2月29日飯田芳男)

 

いしずえ701

■今年の2月は29日まであります。長年教員をやっていますが、2月29日生まれの児童、生徒、教職員に出会ったことがありません。私はこの時期、毎年2月29日生まれの人に出会える「嬉しいご縁」を期待しています。

(2月28日飯田芳男)

いしずえ700

■私は、定期考査の日に限って、物語や小説を読みたくなっていました。いえいえ、一中生の皆さんにはおすすめできません。少しでも「最後の追い込み」に時間を費やすのが良いと思います。高校の時、「勉強に集中したいから」と言って「頭脳パン」を友人に譲ってもらい食べたことがあります。クラス会があると「今も売ってるかな?」と話題にしています。でも結論はいつも「しっかり勉強するにかぎるね」となります!

(2月27日飯田芳男)

いしずえ699

■給食はパエリアでした。スペインのバレンシア地方の料理とのことです。1992年(平成4年)夏に、スペインのカタルーニャ自治州バルセロナでオリンピックが開催されました。当時の勤務校の給食で、バルセロナ版のパエリアが登場しました。お米の代わりにフィデオという短いパスタが使われていました。小学校3年生の担任でした。この年の1学期は土曜日が休みではありませんでした。29コマの授業を担当していました。9月になって週1回土曜日が休みになりました。パエリアをほおばりながら、たくさんの思い出がよみがえりました。

(2月26日飯田芳男)

いしずえ698

■諏訪神社の梅の花がきれいです。着々と春を迎える準備をしてきたことに感心しています。一中生の皆さんは定期考査の準備に懸命ですね。何事も準備は大変ですが、誰もが達成感を味わえることを願っています。

(2月25日飯田芳男)

いしずえ697

■今日は「月光仮面登場の日」だそうです。一中生の皆さんに説明するのは難解ですが、とにかく1958年の今日登場した大ヒーローです。危機に陥った人を助けてくれます。その後はウルトラマンを頼りにしていました。私も困ったことがあるとヒーローに呼びかけていました。正義の味方はたいがい3分位で解決してくれます!今はドラえもんのポケットを探しています。

(2月24日飯田芳男)

いしずえ696

■今日は富士山の日です。「皆なろう富士山に」という語呂合わせで標高を覚えることができました。中学校の時担任が「富士山でこちらに向かって手を振っている人が見えるよ」と言っていたのを忘れることができません。以来目を凝らして富士山をながめています。

(2月23日飯田芳男)

いしずえ695

■2が三つ並んだので、忍者の日でもあり猫の日でもあります。令和2年の時は2が四つ並びました。「ちょっと嬉しい」と私の手帳に書いてありました。古い手帳には起きてしまったことだけが書いてあります。中学3年の時は、市販されていた「未来手帳」に高校1年4月からの予定を書いていました。ひとつも実現しなかったのですが、未来の出来事を書いていた時は「ちょっと嬉しい」瞬間でした。

(2月22日飯田芳男)