Hello 校長室

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憲法記念日(Hello 校長室 5月3日)

今日は憲法記念日です。1947年(昭和22)、日本国憲法が施行されたのを記念して、翌年、国の成長を期する趣旨で設けられました。なかなか憲法を身近に感じることはないかもしれません。憲法の意義とは何か、憲法改正について論議されているのはどうしてか、憲法の歴史などを振り返ってみることをおすすめします。

 

職場体験(Hello 校長室 5月2日)

 2年生は2学期に職場体験が予定されています。今年度は生徒が働きたいところに体験に行けるように先生方が取り計らっています。全てがうまく行くとは限りませんが、生徒が主体的に行動するために準備を進めています。私も担任をしていた頃、同じように生徒の働きたい職業を聞いて取り組んでいました。一人の生徒は、動物の世話をする「トリマー」になりたい夢があり、それが体験できる場所を探して職場体験をすることができました。そして実際にトリマーの職業に就きました。是非、自分が関心、興味があることを追い求めて欲しいと思います。2年生も1年生と同様に立川市民科公開講座を開催します。実際に立川市で働いている方からのお話を聞く予定です。楽しみにしていてください。

 

学び(Hello 校長室 5月1日)

 明治大学の斎藤孝教授は学びを「呼吸する」ことと言い換えています。新しい酸素を取り入れることが身体に新たな活力をもたらすように学びは新たな自分を形作る材料になると伝えています。新しい知識をを取り入れることは、自分を成長させることにつながります。ゴールデンウィークは新たな学びとして読書をお勧めします。私も部屋に積んである本を読み、呼吸したいと思っています。

 

昭和天皇記念館(Hello 校長室 4月29日)

 昨日は昭和の日であったので、はじめて昭和記念公園花みどり文化センター内にある昭和天皇記念館を訪れました。

昭和天皇記念館は平成17年に設立され今年で20年になります。また昭和100年、戦後80年ということもあり、昭和天皇のご生涯~激動の昭和~のビデオ上映も初公開され観てきました。明治、大正、昭和の映像が流れ、そして今がある、平和の重みをあらためて感じました。今ある世界が当たり前にあるのではなく、感謝の気持ちをもって過ごす大切さも再度教えられました。

 

昭和の日(Hello 校長室 4月29日)

 今日は「昭和の日」の祝日です。平成元年から「みどりの日」とされてきた昭和天皇の誕生日である4月29日が平成19年から「昭和の日」になりました。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と定義されています。今年は戦後80年です。なぜ日本は戦争を選択したのか、日本の歴史を振り返り、歴史から学ぶことが大切です。戦争では多くの命が失われてしまいます。国の将来に思いをいたす時に、戦争がないことを一番に願います。

ゴールデンウィークの過ごし方(Hello 校長室 4月28日)

 ゴールデンウィークに入りました。自転車で出かける生徒も多くいるかもしれません。スマホを見ながらの運転、逆走などは危険ですのでしないようにしましょう。暑くなってきているので、川に入りたくなる場合があるかもしれません。多摩川に入り溺れてしまい命を落としてしまうニュースもよく聞きます。事故は自分は大丈夫という過信から起こります。想像力を働かせて過ごしていきましょう。

 

バレーボール多摩大会の様子(4月27日)

 本校で女子バレーボールの多摩大会が行われました。4チームのトーナメント戦でした。1回戦は競り合いながらも負けてしまいました。

 次の試合はお互いに1セットをとって、第3セットでの勝負となりました。勝ちたい気持ちがプレーや声にも出てきて勝つことができました。次の大会に向けてまた練習に励んでいきましょう。

 

探求する(Hello 校長室 4月27日)

 「探求する」は本校の目指す生徒像です。これからの変化の激しい社会を生き抜くために、自ら課題を見つけ課題解決していくことが求められています。体育会まで後1ケ月となりました。「早く走るためにどうしたら良いのだろう」「大縄をうまく跳ぶためにどうしたら良いのだろう」など工夫したり深く考える場面があります。ぜひ「探求する」を意識して取り組んでください。また体育会実行委員会が中心となって考える競技が行われます。どんな競技が皆が楽しめるか、この事も深く考えていくことになります。君たちの成長を楽しみにしています。

 

離任式を終えて(Hello 校長室 4月26日)

 昨日の離任式には8名の先生方にお越しいただきました。多くの生徒や卒業生が先生のもとに集まり、語り合い、名残惜しく、とても感動する時が流れていました。あらためて1中を築いてきた先生方に感謝いたします。ありがとうございました。離任式は年度内で行われる学校が多くなる中で年度をまたいで行われる良さもあらためて感じました。この3週間の中で、自分の歩みを振り返る時間は前に進む力を与えてくれます。ぜひ異動先でのご活躍を期待しています。本校もまた変化を恐れず前に進んでいきます。時には2歩後退して3歩進むこともあるでしょう。今まで築いてきたいしずえをさらに強固にすべく歩みます。これからもよろしくお願いいたします。

 

離任式(Hello 校長室 4月25日)

 本日は離任式です。私も立川一中で13年間お世話になったので、離任式では思わず涙が出てしまいました。色々な思いが走馬灯のように流れていきます。生徒によって育てられたなと感謝の気持ちでいっぱいになります。そしてまた歩み始める区切りの1日となります。本校は保護者も参観してよいことになっているので、お時間のある方はお越しいただければと思います。生徒の皆さんにとっては、異動された先生の最後の授業です。大切なメッセージを受け取りましょう。

 

植物学の日(Hello 校長室 4月24日)

 1862年の今日は植物学者で知られる牧野富太郎さんの誕生日です。牧野富太郎さんは独学で植物分類学を研究し、命名した植物は2500種以上で「植物学の父」と呼ばれました。NHK の朝ドラでも2023年題名「らんまん」として放送されました。覚えている人も多いかもしれません。皆さんが好きな植物は何ですか。道端に咲いている花にも目を向ける余裕をもちたいと思います。

 

後悔しないために(Hello 校長室 4月23日)

 女優の中山美穂さんのお別れの会がニュースで流れていました。妹さんがもっとお姉さんとこうしたかった、ああしたかったと話していました。私も父親はすでに他界していますが、もっと父親が中学生の時にどうしていたのか、戦時中にどう過ごしていたのか、もっとたくさん話しておけば良かったと後悔していることを思い出しました。立川一中に勤務している時、3学年の学年主任をしていた時の卒業式の2日前に他界しました。感謝の気持ちを伝えたいと思った時は伝えましょう。何か挑戦してみたいと思ったら挑戦してみましょう。「今を全力で生きる」そういう人生を送っていきたいです。

昔の立川駅南口の写真

 

抽象と具体(Hello 校長室 4月22日)

 「果物」は抽象です。「リンゴ、スイカ、みかん」は具体です。大人になるにつれて抽象的な表現をしていきます。1年生の理科では確か動物や植物について学びます。骨のある動物とない動物をなんというか。具体的にどんな動物が当てはまるか。ただ暗記するだけでは忘れてしまいます。何かそこには違いが分かるヒントがありそうです。そこに注目して授業に参加すると面白いかもしれません。国語の文章では「つまり」という接続語が出てきます。「つまり」の後は抽象的な表現が多いと思います。「つまり」の前は具体的な表現をしていることが多くあるようです。言い換えになっています。抽象的と言うと難しく感じるかもしれませんが、具体的には何だろうと考えてみるのもよいかもしれません。具体とセットで考えると抽象について理解しやすくなると思います。

 

認証式(Hello 校長室 4月21日)

 本日は生徒会朝礼で認証式があります。昨年度と違うところは、担当の先生方から一人一人名前を呼ばれることです。生徒皆の前で名前を呼ばれることで、しっかりと自覚をもって委員会の活動に取り組んでほしい願いからです。少し時間がかかりますが、「名前」はその人しかいない大切な存在を示します。ちょっとしたことかもしれませんが、+αをもって進んでいきます。

 

御礼(Hello 校長室 4月20日)

 昨日は授業参観、保護者会にお越しいただきありがとうございました。またPTA 総会においても準備をはじめ総会が無事に終えたこと何よりです。あらためて顔をあわせて話をする大切さを実感しています。学級懇談会は担任と直接、顔を合わせ話をできる機会です。困っていることなどはぜひ、相談してほしいと思います。必ず要望が実施できるかどうかは約束できませんが、検討していくことはできます。保護者会でもお伝えしましたが、前例主義は後退です。同じことであっても+αが学び続けている証拠になります。まだまだご支援をいただかなければいけないことが多くあると思います。昨日の御礼を含め、今後もよろしくお願いいたします。

I 組廊下に掲示されている作品

 

 

読解力(Hello 校長室 4月19日)

 昨日、本屋に寄って国語に関する本を買いました。(私は国語科の教員ではありませんが)読解力には数学と同じように公式や解き方(方法)があると書かれています。まだ1/3ほどしか読んでいませんが、「言いかえる力」が大切とありました。抽象的な言葉を文章の中で具体的に表現している、具体的な表現を抽象的な言い方に変えている言いかえる力を読み取れるかがポイントの一つです。確かに「何字で抜き出して書きなさい」の問題は言いかえを抜き出しているといえます。国語の点数を上げるためだけでなく、言い換えることは、言葉をより深く考えるのに適していると思います。これは別の表現にすると何だろう、この生徒にはどう話したら伝わるだろう、そんなことを想像するのは楽しいかもしれません。続きをしっかり読んでいきます。

 

音、オンの漢字から(Hello 校長室 4月18日)

 昨日の東京新聞の夕刊にゴルゴ松本さんが10代のみんなへの記事がありました。4月は行動する時期として、漢字の「音」に注目しています。「「音」は日が立つと書く。太陽が昇った朝を想像してほしい。鳥の鳴き声、散歩する足音、朝ごはんを作る音、いろんな音が動き出す始まりを表す漢字なんだ。・・・「音」はオンとも読む。英語で「動いている」を表す「ON 」もオンと読む」とありました。心のスイッチをON にしてみよう、具体的には自分から挨拶することを伝えています。学校生活に慣れてきた生徒、まだ不安な生徒がいると思います。自分から挨拶することで変化が起きてくるかもしれません。私も元気に笑顔で挨拶することを心がけています。皆さんもぜひトライしてください。

 

どうして勉強するのか②(Hello 校長室 4月17日)

 どうして勉強するのかについて、先生方には自分の経験や思いをたくさん語って欲しいと思います。また生徒もなぜ勉強するのかじっくりと考えて欲しい思いがあります。受験があるからというのも一つの回答かもしれません。現在の生活は今まで人類が勉強して研究してきた成果です。石器時代を考えてみたら大きな進歩です。脳は知らないことを知ることで喜びを感じます。勉強の大切さを自分の言葉で語れる生徒になって欲しいと思います。

 

どうして勉強するのか(Hello 校長室 4月16日)

 昔の教室ドラマ「女王の教室」で、児童が「どうして勉強するのか」と質問します。それに対して先生は「勉強はしなきゃいけないものではなく、したいと思うものです。これからあなたたちは知らないことや理解できないことにたくさん出会います。・・・その時にもっと知りたい、勉強したいと思うのが人間なのです。・・・自分の生きているこの世界のことを知ろうとしないで、何ができるというのですか」と答えます。「なぜだろう」この疑問を調べたり皆で研究したりすることが学びです。この先生の言葉はいつ見ても心に刺さります。