Hello 校長室

Hello 校長室

いしずえ443


■中学の時、私はいつも『勉強ってどんなことすればいいの?』
と大騒ぎでした。担任の先生に何度も「勉強って何をすればいい
のですか」と聞いていました。先生は理科の先生でした。毎日て
いねいに私に助言してくれました。漢字や英単語が書けるように
なることから、どんなふうに感じた?とか、何と何の薬品を使う
と色が変化するか、小学生にわかるようにかいてごらん等。言わ
れ続けるうちに、中1が終わる頃には「課題をもち、解決するこ
とが勉強なんだ」と気がつきました。恩師は90歳!ずっと元気
でいてほしいです。         (6月15日飯田芳男)

いしずえ442


■中1の時、生まれて初めて受ける定期考査のために、私は入念に
計画を立てました。10日前からのスケジュールです。3通り作成
します。計画通りの場合のA版、なまけてしまった時のB版、完全に
勉強が進んでいない時のC版です。C版の計画表には「テレビ」とか
「計画の修正をする」という妙な記述がありました。私は試験前に
計画を立てるのが好きなんですが、実行するのは好きではなかった
と思われます。当時の計画表は「保存」されてません。パソコンの
ない時代で良かったです。       (6月14日飯田芳男)

いしずえ441


■本校には132本の樹木があります。背が高いのはヒマラヤスギ
です。5本のうち1本は屋上より高いです。創立時にはすでにあっ
たかもしれません。本校のドラマを見てきたことでしょう。ヒマラ
ヤスギを見て「高いね 大きいなあ」とほめてあげることがありま
す。すると…。期待に応え、去年より伸びています!学校には見上
げるものが必要です。私は昨年からヒマラヤスギに「伸びてるねえ」
と声をかけています。すると…。一中生の「力」がついてきている
ことを実感する今日この頃です。    (6月13日飯田芳男)

いしずえ440


■金曜日にプールから救出したヤゴは、2匹トンボになりました。
トンボの種類はわかりません。赤トンボかと思いましたがそうでも
なく、かと言って鬼ヤンマでもないようで今の所不明です。頼りに
しているのは一中の理科の先生です。よろしくお願いします!ヤゴ
のエサは赤虫です。クチボソやフナの釣りには欠かせません。手を
真っ赤にして針につけた思い出があります。でも、恥をかいて顔を
真っ赤にした思い出のほうが多いです。  (6月12日飯田芳男)

いしずえ439


■自分が小学生の時、日曜日に使うものを『日用品』と思ってい
ました。日常使うものを日用品とわかったのは、中学生になって
からでした。また、日用品の多くはスーパーで買いました。お金
を支払う場所の表記は今も「お勘定場」です。これを「おかんじ
ょうば」と言うのか、今でも不安です。私は「レジ」を多用して
います。レジはCASH REGISTER(キャッシュレジス
ター)が正式なのでしょうが、私は勝手に「レジ!」と略します。
では「お湯を沸かして?」は、水を沸かすかな?いえいえ、目く
じらはたてないのが「たしなみ」だと思います。
                   (6月11日飯田芳男)

いしずえ438


■今日は時の記念日です。671年の今日、日本で初めて時計が
使われたとされています。1920年に「時」展覧会で提案され
たのが時の記念日だとか。その頃日本人は欧米人に比べ「時間を
守らない」と言われていたことに由来するようです。興味深いで
す。私は保育園児だったころ朝の歌で「コチコチかっちんお時計
さん」と歌い、「こんにちはさようなら」という歌詞で教室を出
て行きました。毎回教室を出ていく私を、誰も引き止めなかった
「かもめ組」の友人たちでした。   (6月10日飯田芳男)

いしずえ437


■一中生の『朝読書』の本に、書店独自の包装紙のカバーがかけら
れているとちょっと嬉しくなります。包装紙は、書店ごとに違って
いて楽しいですね。自分では、珍しい包装紙と思っていても、電車
内で同じカバーの人を見かけて驚いた経験が何度かあります。私は、
中学の時。漫画雑誌の「少年マガジン」にもカバーをかけてもらっ
た思い出があります。『あしたのジョー』と言う人気漫画作品が、
最終回だったからです。断らない店員さんもすごかったです。
                     (6月9日飯田芳男)

いしずえ436


■まもなく水泳指導が始まります。プールの水を排水し、きれいな
水を入れます。排水すればヤゴも流れてしまうので、ヤゴを救出し
てきました。50匹くらい救い出しました。全部は救出できず心か
らお詫びする次第です。赤とんぼのヤゴが多いようですが、なんと
かトンボになってほしいと願います。さて、梅雨入りとなりました。
雨の被害は遠慮したいですが、雨の季節を楽しみたいです。
                     (6月8日飯田芳男)

いしずえ435


■新聞で『よそのお子さんたちが、歯をくいしばって走ってくる
のを見て、応援に熱中している自分に驚きました。』と言う投稿
を読みました。お孫さんの運動会を見に行った方の文でした。お
孫さんが出ていないリレーを何となく見ていたら「走ることに集
中して頑張っている姿に思わず声を出して応援してしまった」と
のことです。この方の『心』の色とぬくもりが伝わってきました。
                   (6月7日飯田芳男)

いしずえ434


■数字のゾロ目はうれしい気持ちになります。理由はないのです
がたのしい気分です。令和6年の今日はワクワクしていると思い
ます。ゾロ目の語源は二つのサイコロを振った時の同じ目だと言
われています。私は入試の時、受験番号が777でした。番号に
頼るのはどうかと思いましたが、何年かお守りのように保管して
いました。ゾロ目だけでなく、何事にも「いいことが起こる」と
思ったほうが結果も良いような気がします。一中生の皆さん、き
っと今日は良い一日ですよ。ゼッタイです!(6月6日飯田芳男)

いしずえ433


■今日の月齢は16とちょっと。昨日も今日もほぼほぼ満月です。
さて、今日の読売新聞のコラムに作家井上靖さんの『氷壁』の話
が載っていました。私の中高生時代は、友人が山の小説をこぞっ
て読んでいました。新田次郎さんの『孤高の人』もボロボロにな
るまで読みました。皆さんはどうでしょうか?思い出すのは山岳
部とワンダーフォーゲル部の違いは?という論争でした。そして、
山が好きな友人は、名前に「岳」がついていたなあということを
思い出した月曜でした。        (6月5日飯田芳男)

いしずえ432


■今日は『蒸し料理の日』です。小学校6年生のおやつ作りの
授業で『蒸しパン』を作りました。私の分だけ蒸し器が足りず、
水を入れた鍋にふきんを入れます。付近の上に皿を置き、蒸し
器の代用品をあみだしました。完成した蒸しパンは、職員室の
休憩用テーブルに置きました。「ご自由にお召し上がりくださ
い・飯田作♡」という、メッセージを添えて。誰も食べてくれ
ませんでした。           (6月4日飯田芳男)

いしずえ431


■雨上がりの朝、休日なら、子供だった私の仕事は傘や長靴を干
すことでした。傘を干すのは簡単なのですが、きれいにたたむの
は小学生の私には難しい仕事でした。傘はとても大事だったので、
破損すると、近所の傘職人さんに修理をお願いに行くのも、私の
役割でした。雨上がりは依頼が多くて「何日かしたら取りに来て」
と言われ帰宅します。傘の修理が終わり「取りに来て」と言われ
るのは、たいがい雨の日でした。    (6月3日飯田芳男)

いしずえ430


■読売中高生新聞で、ストローレス牛乳の記事が掲載されていま
した。口をつけてラッパ飲みできるパックを『スクールポップ』
というそうです。ストローを使わないことで、175トンもプラ
スチック削減につながるそうです。ストローを入れる穴も開いて
いるので、ラッパ飲みに抵抗がある人も安心です。牛乳パックと
言うと、私は三角のテトラパックに思い出があります。ストロー
はさすのですが、口を開いて長方形にし、空きパックを詰めると
クラス全員のパックは、四つくらいの長方形に収まります。ここ
数年はテトラパック牛乳をみたことがありません。探してます!
                   (6月1日飯田芳男)

いしずえ429


■私が教育実習に行った時、中学2年生が私の授業感想を書いて
くれました。『ぼくのことを忘れないでください』『必ず先生に
なってください』『天平文化が良くわかりました』等、セピア色
の用紙から40年前の教室がよみがえります。大学4年生にすべ
ての授業と、担任業務をまかせてくれた実習校に今も感謝してい
ます。私もどこかで恩返しをしなくては…。そんな気持ちです。
                    (6月1日飯田芳男)

いしずえ428


■一中の校門を入ると、ウグイスがまるで私を歓迎してくれるかの
ように美しく鳴いてくれます。もちろん「ホーホケキョ」と。この
ように鳥や動物の鳴き声を、人の言葉や文字に置き換えて覚えやす
くしたものを「聞きなし」と言うそうです。ラジオで聴きました。
有名な聞きなしはウグイスで「法、法華経」です。ネットでコジュ
ケイの鳴き声を聞きました。「ちょっと来い ちょっと来い」と聞
こえます。空耳アワーみたいなものですが、私なりに楽しんでいま
す。さきほど「今日はセミが鳴いてるな」と思ったら耳鳴りでした。
楽しんでいられません!        (5月31日飯田芳男)

いしずえ427


■小学校6年生に「担任の飯田先生にだけ教えたい運動会のひみつを
本のタイトルかニュースの見出し風に書いてください。そのタイトル
や見出しを作った理由も書いてください。」と伝えると楽しく書いて
くれます。作文を書かせたら私もたっぷり返事を書きます。「作文は、
自分が自分を認める作業です。」  子供は誰もが一流作家です!
                    (5月30日飯田芳男)

いしずえ426


■レースの開始で出発のピストルを鳴らすスターターは、ヘッドフォ
ンをしています。私は中2の時この係でした。責任感一杯でこの任務
につきました。耳がキーンとしないようにということで、体育科の先
生が水泳の耳栓をくれました。私はその貴重な耳栓を当日の朝落とし
てしまい、代わりに、自分の勝手な判断で耳に脱脂綿を入れました。
夕刻、耳に違和感が…。綿の切れ端が耳の中に残ったようです。翌日
までとれず、振替休業日に耳鼻科に行きました。あのヘッドフォンが
当時も欲しかったです!私の『体育大会ドラマシリーズ』のひとコマ
です。                 (5月29日飯田芳男)

いしずえ425


■体育大会では生徒もたくさんの係を担当してくれました。加えて、
前日までの係と当日の係の二役にたずさわった生徒もいました。誰も
が任務を果たしてくれて頭が下がる思いです。私が中学の時『タイム
を計る』任務と『あと何周』を表示するミッションで大失敗をやらか
しました。この年になっても冷や汗が出ます。(5月28日飯田芳男)

いしずえ424


■体育大会が行われました。競技中のBGMは担当者のセンスある選曲
でした。思わず口ずさんだ曲もありました。見ごたえのあるレースで
は特に曲効果が発揮され、余韻にひたり、生徒一人一人が主役の体育
大会を実感しました。           (5月27日飯田芳男)