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校長日誌
いしずえ
いしずえ153
■八月は「葉月」ですが、旧暦では葉が落ちる頃です。大学の授業で「『葉落ち月』
と言う言葉が転化したという説があるが多数説ではない」と聞いた記憶があります。
では何なのか?こんなことなら講義をしっかり聞いておけば良かったなと思います。
英語ならAugust、ローマ皇帝のアウグストゥスが、8月に自分の名前をつけたのが
由来だと、中学の時学びました。中学で覚えたことはしっかり身についています!
(8月30日飯田芳男)
いしずえ152
■『土近く 朝顔咲くや 今朝の秋』高浜虚子の名句です。朝起きると夏とは思えな
いほどの涼しさが句で表現されたのでしょう。私でしたら「さみ~い」で終わったと
ころです。思えば先人は、季節の変わり目をとらえるのが巧みです。過ぎ去っていく
季節に心をとめるゆとりをもちたいです。私は「何をたべようかな」と、お腹がすい
た変わり目をとらえるのは得意です!!今日は肉の日です。 (8月29日飯田芳男)
いしずえ151
■今年も240日が経過しました。日の出は5時9分 日の入りは18:12です。
理科室前の月のカレンダーを眺めると、誰にでも同じように時がながれていくのがわ
かります。先人は月の満ち欠けで物事を決めていたのかもしれませんね。さて、旧暦
なら今日は8月2日あたり。太陰暦の味わいもロマンがあります。
(8月28日飯田芳男)
いしずえ150
■今日はジェラートの日です。オードリー・ヘプバーンが映画「ローマの休日」でジ
ェラートをほおばったのが由来とされています。映画の公開日が1953年の今日だ
ということです。一中生の皆さんはきっとジェラートが好きなのでしょう。私はガリ
ガリ君派です。 (8月27日飯田芳男)
いしずえ149
■東京新聞に「巨人の星」の主人公、星飛雄馬(ほし ひゅうま)を熱演された声優
古谷徹さんが紹介されていました。古谷さんがけがをしてギブスをつけた時は「まさ
に星飛雄馬だ」と言われたそうです。星飛雄馬は大リーグボール養成ギブスを身につ
けてトレーニングをしていたので、その記事に大笑いしてしまいました。一中生の皆
には難解な話題ですね。でも当時の私は、星飛雄馬にあこがれて、なんと、大リーグ
ボール養成ギブスの制作に着手したのです。夏休みの自由課題の作品としても提出し、
技術科の先生にほめられたあとに、肉体改造につなげようという算段でした。さて、
始業式、ほめられるとおもいきや先生はポツリと「そのバネ何?」とひとこと。その
日のうちに持ち帰りました。♪試練の道を歩き始めました。(8月26日飯田芳男)
いしずえ148
■今日は川柳の日です。寛政年間の頃、万句合(まんくあわせ)という形態で作品
を公募したようです。柄井川柳(からいせんりゅう)さんが第一人者のようです。
文語の俳句と違って口語表現の川柳は親しみ深いかもしれません。川柳は季語を求
められないのでユニークな作品も多いです。私が印象に残っているサラリーマン川
柳があります。『ドットコム どこが混むのと 聞く上司』 職員室の私です!
(8月25日飯田芳男)
いしずえ147
■この時期の著名な句に『朝がほや 一輪深き 淵の色』(与謝蕪村)という句が
あります。季語は朝がほ(朝顔)、季節は秋です。旧暦なのでアサガオが秋という
のも味わいがあります。高校時代のノートに「一輪のアサガオの色を見ていると、
水底(みなそこ)の深い淵をのぞきこんでいるようだ」と解釈が書いてありました。
おそらく板書をそのまま写したと思われます。「初句切れが『朝がほや』の『や』
でわかる」というメモも付いています。試験対策の記述だと思います。今ならじっ
くり句を鑑賞できます。ですから、断捨離が進みません。(8月24日飯田芳男)
いしずえ146
■夜、虫が鳴き始めました。かつて、立川の「鳴く虫の会」の方からスズムシを
いただきました。7~8年ふ化に成功していましたが手入れが良くなかったのか、
昨年は鳴きませんでした。今年も姿が見えません。少しさびしいですが、野生の
(?)コオロギの音色を楽しんでいます。私は、鳴く虫の王様はクツワムシだと
思っています。この頃、姿はおろか鳴き声も聞きませんが、諏訪の森公園に存在
している気配を感じます。クツワムシの鳴き声をマネながら出勤してます!
(8月23日飯田芳男)
いしずえ145
■中学校生活は、大人への階段をのぼっているようなものかもしれませんね。
時々困難な場面にも出会うこともあるでしょうが、♫しあわせは誰かがきっと
運んでくれると思っています。一中生の皆さんにとって良い週となることを祈
っています。 (8月22日飯田芳男)
いしずえ144
■たまにラジオを聴きます。言葉を聴いて、私が通常モードならきっちり意味が
伝わります。でも今年は暑さと老化のせいで聞き間違えが多くなりました。アナ
ウンサーが「…五期ぶりの審議会開催となった。…」と述べているニュースが、
私のイメージでは「えっ あのゴキブリちゃんが…」となり、しばし混乱をきわ
めました。昨日は「とびらは押す加減が大事」という話題がなんと私の脳内では、
「とびらにはお酢が大事」と変換されてしまいました。残暑がこたえます。
(8月21日飯田芳男)
いしずえ143
■今日は交通信号設置記念日です。日本では1931年、銀座や日比谷交差点が
自動点灯の第一号のようですが、1930年には機械式が稼働してたようです。
信号の電気代は警察が払っていて年間383億円とか。信号の役割は大きいです。
しっかり守っていきたいです。 (8月20日飯田芳男)
いしずえ142
■読売中高生新聞に、ガーデンデザイナーのお仕事が紹介されていました。造園会
社で経験を積まれた方が多いとのことです。私も花壇や庭園をながめホッとするこ
とがあります。植物や工事に関する知識が必要ということですから大変なお仕事だ
と思います。劇作家のカレルチャペックさんが、庭師さんは懸命にお仕事をされる
が、「庭を眺めることができただろうか」と心配されていたのを思い出しました。
さて、一中のグランドがきれいになりました。ゆっくり眺めています。
(8月19日飯田芳男)
いしずえ141
■夏休みも後半になると、サザエさんでおなじみのカツオ君や、四コマ漫画の主人
公コボちゃんの『日々、前向きな姿勢』を思い出します。カツオ君もコボちゃんも
「宿題はどう?」と家族にたずねられても「大丈夫!」を繰り返します。反面、私
の学生時代は、この時期、ほろ苦いエピソードばかりです。ヒグラシが「カナカナ」
と鳴くとあの頃がよみがえります。 (8月18日飯田芳男)
いしずえ140
■出勤時の電車内が空いていました。ホームで待っていると『水郡線』の運行案内
が表示されていました。水戸と郡山を結ぶ路線なのかなと思い浮かべました。奥久
慈清流ラインという愛称があるようです。鉄道路線の名称は、区間を示すこともあ
って興味深いです。京王線が八王子と東京を結ぶ路線の名称ときいて驚きました。
では西武線や小田急線はどうでしょう?子供の頃、自由研究でやっておけば良かっ
たです。 (8月17日飯田芳男)
いしずえ139
■小学校1年生の担任をした時、夏休みの日記に1か月かけて返事を書いてあげま
す。「楽しかったです。」「おもしろかったです。」の文の脇に「どんなところが
おもしろかったですか。明日飯田先生に教えてください。」と書くと、翌日、子供
たちは丁寧に教えてくれました。魔法のフレーズ、「先生、あのね…」を用いて。
世代を問わず「あのね…」から会話が始まると、文でも会話にも、気持ちが入るも
のです。メールも!!あくまで私の感想ですが。 (8月16日飯田芳男)
いしずえ138
■終戦から77年になります。私は区部の小学校に通っていましたが、8月15
日は登校日でした。担任の先生が読む『かわいそうなゾウの話』に心を動かされ
ました。教員になってからは、登校日こそなくなりましたが、私は、折々に児童
生徒にこの本を読んであげていました。昨日も明日も、いつもと同じ日常である
ことが願いです。 (8月15日飯田芳男)
いしずえ137
■今年も226日目となりました。明日の日の出は5:00、日の入りは18:
31です。私が中学生の時は、宿題がはかどらないと、妙に時のながれが早いと
感じていました。今さら言うのもなんですが、時間は誰にでも平等に与えられて
いるのですね。 (8月14日飯田芳男)
いしずえ136
■旧盆の頃、旅行先の駅で、地元の方が送り迎えをする光景に心が動かされるこ
とがあります。出迎えの様子はこちらも嬉しいですが、地元を離れる家族を見送
っているシーンにはグッとくるものがあります。今年もそんな時期になりました。
一中生の皆さんはどこで朝を迎えたのでしょうか。良い一日になることを願って
います。 (8月13日飯田芳男)
いしずえ135
■区部の小学校に勤めていた時、学級の子供たちに「先生もラジオ体操に来て」
と言われ1週間だけ参加しました。朝5時に家を出て6時半前にスタンバイしま
す。雨で中止の時がありました。私は雨ながらも出向いたのですが、会場に人は
いません。「まっ いいか」と思い会場を出ようとしました。でも、雨に濡れた
貼り紙が気になり足を止めました。文面は「明日、雨だったら中止!」でした。
中止予告の文面です。それも前の晩から…。アナログなエピソードです。
(8月12日飯田芳男)
いしずえ134
■今日は山の日です。立川の児童は八ヶ岳や日光に移動教室に行きます。山々への
思い出はたくさんあるでしょう。下見に行く頃は、八ヶ岳も奥日光も所々に雪があ
りました。私も何度か引率しましたが、5年生のハイキングや軽登山は、中学生の
プログラムよりきついと感じました。登山には準備がいりますが、その分達成感も
ひとしおです。人はどうして山に登るのでしょうね?永遠の課題です。
(8月11日飯田芳男)