日誌

学校のできごと

明日は都立高校学力検査日

明日は都立高校学力検査日
生徒は励まし合っています

 いよいよ明日は都立高校入学者選抜の学力検査日です。3年生の昇降口、教室には明日の試験に向けて、生徒の手作りによる応援掲示物が見られます。
 3年生が使用する昇降口には、毛筆で書かれた大きな掲示物が貼られています。そして、昇降口から廊下に進むと手作りの「合格」のお守りが掲示されています。さらに教室には、各クラス独自の励ましの声が書かれた掲示物が貼られています。
 下の写真では、細かな字が読み取れないと思いますが、「合格」の文字の書かれた黒い紙の上に、クラス全員のメッセージが書かれた紙が貼られています。お互いを励ます気持ちにどのクラスもあふれています。
 このメッセージを受けて、3年生は明日の都立高校の学力検査に向かっていきます。受験生の力が発揮されることをお祈りしています。

        

ビブリオバトル

楽しそうに聞き合う『ビブリオバトル(書評合戦)』
聞き方も上手、自然と沸き起こるあたたかい拍手


 3年の『ビブリオバトル(書評合戦)』の様子はこれまでも紹介をしてきていますが、予選の紹介がなかなかできずにいました。クラスみんなの前で発表する代表戦も選ばれている生徒だけにもちろん見応えはあるのですが、実はその前に行われる予選がとてもよいのです。それは、お互いに発表をあたたかく聞こうとする気持ちにあふれていて、聞き手の生徒があたたかいまなざしで話し手を見て、うなづきながら聞きます。そして、なんといってもうれしいのは、5分間の発表が終わった後のあたたかい拍手です。自然と沸き起こる拍手で教室内はあたたかい空気に包まれ、この取り組みをやっていて良かったと思える気持ちになる瞬間です。お互いに認め合い、支え合いつくり上げてきた3年生の成長を見ます。

                  

冬季オリンピック

生徒が作成した
「冬季オリンピック」の競技種目
その紹介について

 今まさに平昌冬季五輪真っただ中。本日はフィギアスケート男子のショートプラグラムが行われ、日本中の関心を集めていることでしょう。本校の3年廊下を見てみると、これまで進路関係の掲示物で埋め尽くされていた壁面が一変しています。そこには生徒が作成した「冬季オリンピックの種目」について紹介する掲示物が貼られています。フィギアスケート、スピードスケート、カーリング、スキージャンプなどなど。イラスト入りでわかりやすく、見やすい掲示物となっています。進路に関することで今は頭がいっぱいのなかですが、その時、ちょうど冬季オリンピックが行われていたなと後で振り返るとよき思い出となっていることでしょう。

           

ビブリオバト・3年

3年は『ビブリオバトル』に取り組んでいます
3年間の成長の証
原稿なしで5分間をフルに使いきります


 現在、3年では『ビブリオバトル』に取り組んでいます。3年生は1年生の時から定期的に取り組んできているので、全員がお互いの発表を楽しみにしていることが伝わってきます。お互いがどんな本をどのように表現するのかワクワクした気持ちで、まずはクラス内の予選として、4人1組の少人数でお互いに発表し合い、その中のチャンプ本を決めます。今日のあるクラスは、その予選で選ばれた生徒の前半の5人の生徒の発表がありました。1年生の頃から取り組んできていること、そして、先日の「クリティカル・シンキング講座」の学習が活かされていて、全員、聞いている人に目を向け、身振り手振りも使い、そしてもちろん原稿やメモなども一切見ることなく、5分間の発表時間を最後の1秒までも残すことなく見事に発表しきります。また、質問タイムもたくさんの生徒が手を挙げ発表者の気持ちを引き出しています。発表者と聞き手が一体となっています。ここに3年間の成長の姿を見ることができました。

            

スキー移動教室3日目

成長を遂げた3日間
スキー滑走も上達しました


 スキーを始めるとき、経験のない生徒は多くの不安と期待が入り混じった気持だったと思いますが、なんと3日間ですべての生徒がリフトに乗り、最終日には雪山の上からさっそうと楽しそうに滑り降りてくる姿を見ることができました。今回、スキーをするのが嫌だと気持がなえてしまう生徒が一人もいなかったことが大きな成果です。インストラクターの方々の適切な指導と学ぼうと臨んだ生徒の気持ちが一致したことにより、全員がスキーの楽しさを満喫することができたと思います。生徒の3日間の成長は大きなものがありました。それは、スキーの腕前と同じように集団生活での行動にも表れていました。1日目は全体がなかなか静かにならず、「いただきます」ができなかったり、集中する場面を作るにもある程度の時間を要しました。しかし、2日目、3日目と集団での場を重ねることで、今どうする必要があるのかを考えられる生徒が増えていき、最終日の全体の場の集中度は始まった段階とは雲泥の差が見られ、生徒の成長ぶりを実感することができました。スキー移動教室を迎えるにあたって、事前に校内生活で「チャイム着席」「いただきますの時間の厳守」などに実行委員会や班長などが声掛けを行い、みんなの意識を高める努力をしてきました。その実践がここに実を結んだのでしょう。生徒たちは力をつけ、今2年生に進級する気持ちを高めています。