日誌

2016年4月の記事一覧

朝読書そして、授業の様子

一日の始まりは静寂な朝読書から
授業では「学び合い」が進みます

本校で重視している主体的な学びの姿です

 本校の一日は「朝読書」から始まります。この時間は、物音一つせず、それこそ教室にある時計の秒針の刻む音が教室に響くほどです。まずは、気持ちを落ち着かせて一日が始まります。みんな、それぞれ自分で考えて選んだ本を読みます。ここでも主体性が重んじられます。
 さて、今回紹介する授業は、1年の英語と2,3年の数学です。1年の英語は、仮の時間割での始まりなので、少人数の形態はこの時点ではとっていません。はじめて中学で教科として「英語」を学びますが、すでに小学校のときに中学の教員が小学校に出向き、担任とともに外国語活動の授業を進めていることから、自然になじんでいました。英語の授業中は、すべてというに近いほどほとんど英語で進みます。でも、1年生はしっかり理解できていました。たいしたものです。オールイングリッシュでも生徒の笑顔があふれる授業で、生徒も安心したことと思います。
 そして、数学の授業は、さっそく「学び合い」が積極的に進んでいました。この光景を初めて見た方の中には、「授業中に勝手に席を離れて、おしゃべりしているのでは?」と、思われる方がいることと思います。でも、よく見ていると分かりますが、生徒は自分の考えと判断で、教えてもらいたい相手を探し、自分が納得できるまで、質問しています。聞こえてくる会話は、すべて数学の問題に関して。教える側も教え方が問われるので、真剣そのもの。これが本校で大事にしている「伝え合い、支え合い、学び合う」学習活動、主体的な学びの姿です。
○2年の朝読書の様子です。集中しているひととき。大事な時間です。

○1年生の朝読書。早くもなじんでいます。朝陽の射す中、静寂なひととき。読書に集中。

○1年英語。少人数指導に入る前のクラス全体での授業です。オールイングリッシュですが、生徒は笑顔で積極的に活動しています。

○3年数学。さっそく「伝え合い、支え合い、学び合う」姿が見られています。

○2人で、3人で、4人で、すべて自分たちの考えと判断で、相手をつくり、伝え合い、支え合い、学び合っています。分かっていないことを分からないと言えることが大事です。「あ、そうか」「ここはこうすればいいんだ」「分かった」の声が聞こえてきています。

○学習と学修の違いは?本校では主体的な学びを大切にしています。受け身の授業では、確かな学びの獲得につながらないからです。そのために必要なことは、まず自分が授業の見通しをもつことです。そして、伝え合い、支え合い、学び合うという、自分から能動的に他の生徒との関わりを通して、理解を深めます。そして、最後に振り返りをし、自分が何が分かったのか、何が分かっていないのかを認識することが必要です。それが、次の学びへの意欲を引き出していくからです。

○2年の数学です。あちらこちらで、こうして跪きながらや、顔を寄せ合って、学び合う姿が見られます。皆、真剣そのもの。聞こえてくるのは数学用語のみ。どうしても分かるようになりたいという気持ちが伝わってきます。

新入生歓迎会

すべて生徒が進めた「新入生歓迎会」
上級生の紹介に心躍らせる1年生

 4月11日月曜日の午後、1年生を迎えて2,3年生が本校の生徒会、専門委員会、部活動等について紹介を行う「新入生歓迎会」がありました。進行も生徒会本部役員を中心にすべて生徒が進めます。その姿にも1年生は、心躍らせたことと思います。これから始まる部活動。デモンストレーションを見て、どの部に入ろうかとわくわくしていることが伝わってきました。進行をした生徒会本部役員の皆さん、お疲れ様でした。
○生徒会専門委員会の役割について説明する各専門委員長。各委員長のはじめの挨拶の言葉に、1年生が返す「あいさつ」の声がとてもしっかりしていました。

○部活紹介。幕開けは「吹奏楽部」の演奏から。

○フロアいっぱいに使った「女子バスケットボール部」の紹介。

○「柔道部」の生徒は、自分たちで畳を運び、演技を披露。マイクパフォーマンスも巧みなものでした。

○1年生のお礼の言葉。原稿を見ずに、2年生、3年生を見てしっかりと感謝の気持ちを伝えていました。

平成28年度が始まりました

始業式、そして入学式がありました
今年度、210名の新入生を迎えました
新入生の皆さん、入学おめでとうございます

 平成28年度の1学期が4月6日(水)に始まり、そして、本日4月7日(木)は、新1年生を迎える入学式でした。今年度は210名の新入生を迎え、1年生の学級数が6クラスとなったことから、これまで長いこと親しまれてきた6組の名称をあらたに1組としました。そのことから、今日の入学式では、新1年の学級は1組から7組までとなりました。
 新入生の姿からは、緊張の中にも新たに始まる中学校生活に期待を寄せている気持ちが伝わってきました。人数も増え、活気あふれる学校になっていくことと思います。これからの生徒達の活動がとても楽しみです。
 今日の入学式での校長の「式辞」、在校生の「歓迎の言葉」、そして新入生の「誓いの言葉」のすべてに共通していたのが、『主体性を発揮する』ことでした。本校で大切にしていることが、在校生はもちろんのこと、新入生にも伝わっていることが頼もしい限りだと感じました。

○4月6日に始業式がありました。当日、新たに本校に着任した8名の先生方の挨拶がありました。