日誌

校長コラム

08.06.希望を教える(校長コラム)

「社会の厳しさに慣れさせる必要があります。従って、学校は“我慢を教える場”です。」、そういう考え方の指導者に、子どもたちの可能性を伸ばすことは不可能です。

そもそも、世の中、我慢する場面は、何も意図的に設定しなくてもいくらでもあることから、「我慢を教える」なんて言っている指導者は、何もしていないに等しいわけです。未熟な指導者は、教育界を離れるべきです。

四中では、「我慢より希望を教える」「出る杭は伸ばす」「毎日行きたくなる学校」を経営方針に掲げています。中学校で、自信をつけ、使える知識を身につけ、大人になったときに堂々と自分らしく生きていってもらいたいと思います。

このことを全職員で共通理解を図り、具現化することが私の仕事です。

これからの世の中では、どんなに厳しい状況であっても、人と知恵を出し合って、過去の経験を生かして、最適解を見つけながら生きていかなければいけません。そして、常に、皆が頭を使って前に進む必要があります。

中学校で、子どもたちの可能性を伸ばしながら、人を思いやる心、前向きな気持ち、健康な体、そして、最適解を追求する頭を育むことが、「明るい未来」「幸せな人生」「世界の平和」につながると確信しています。

8月6日、今日はそんなことを考えていました。

さて、話は変わりますが、明日のバスケ部は、立川ダイスオリジナルメニューでの練習となります。9時から11時まで、立川ダイスの選手とトレーナーの方が特別に教えに来てくださいます。楽しみです。もちろん、保護者の皆様のご参観も大歓迎です!

08.04.ミニテニス(校長コラム)

パリオリンピックが盛り上がっています。油断すると寝不足になります。立川市にある立飛ホールディングス所属の江村美咲選手に注目していましたが、フェンシングの女子サーブル団体で、見事、銅メダル獲得といううれしいニュースが聞こえてきました。おめでとうございます!

さて、立川第四中学校では、「楽しく体を動かす活動」を大切にしようと考えています。「遊びプロジェクト」もその一環です。

オリンピック競技ではありませんが、最近、気になっているスポーツがあります。それは、立川発祥の「ミニテニス」というスポーツです。一度だけやらせてもらったことがありますが、とても楽しかったです。「柄(え)が短く、軽くて持ちやすいラケット」と「大きくて打ちやすいボール」を使います。バドミントンコートを使うため、移動距離もそれ程多くはありません。
まさに、子どもから年配の方まで、みんなが気軽に楽しめるスポーツです。

立川発祥の「ミニテニス」を本校の教育活動に取り入れることができないか考えています。とはいえ、現時点で何か具体的な計画やアイディアがあるわけではありません。あくまで考えているだけです。

08.02.癒される曲(校長コラム)

今日、校庭では、サッカー部、体育館では、バドミントン部とバスケットボール部、校舎内では、卓球部と吹奏楽部の生徒が元気に活動していました。 

なお、3年生は登校していませんが、自分の進路に向けて毎日努力していることと思います。
私も市役所で午後、研修を受講してきました。今週もお疲れ様でした。

 

さて、話は変わりますが、先日、妻が勤務する職場(社会福祉法人)の広報誌を見せてもらったところ『ぼくはくま』という曲が紹介されていました。

この広報誌には、この曲に関連して、「会話を音楽に捉えると、相手に伝わるメロディー、気持ちが動く歌詞があり、その楽曲を提供することが支援員の役割です。」と書かれていました。なるほど、勉強になります。相手に合わせた「対応」「配慮」が求められる点は、福祉のみならず、私達、教育業界でも同じです。

ちなみに、この『ぼくはくま』という曲ですが、勉強に疲れた3年生、仕事や家事、人間関係等に疲れた大人の皆さんは、ぜひ、気分転換のために一度、聴いてみてください。とても癒されます。
特に、イライラしているときに聴くと、おそらく怒りも吹っ飛ぶことでしょう。

07.31.新たな取組(校長コラム)

今年度、立川第四中学校では、新規の取組がいくつかあります。

1学期であれば、「チェイスタグ(全学年)」と「TOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGSでの英語体験(2年生)」です。
2学期であれば、「校庭かくれんぼ(全学年)」と「こどもの国での自然体験学習(1、2年生)」、3学期であれば、「フラッグハント・VR体験(全学年)」と「檜原村での自然体験学習(3年生)」を予定しています。

こうした新規の取組は、運動会や合唱コンクールのように、毎年行うことが決まっているわけではありません。今年度のみの取組にするか、来年度以降も継続するか、そういうことは、現時点では未定です。
教育効果等を十分検証した上で、「継続」か「廃止」か判断します。
まずは、試行してみることが大切だと思います。いずれにしても、「教育効果の高い取組」「楽しい取組」「生徒が考えた取組」は、積極的に取り入れていこうと考えています。

さて、ここから先は、私の個人的な話であって、四中とは全く関係ありません。

今日は1日、休暇を申請して、三男のために注文したランドセルの「工場見学会」に行ってきました。場所は宇都宮です。職人さんが時間をかけて丁寧にランドセルを作っていることを知れば、きっと愛着が湧き、6年間大切に使ってくれることと思います。ちなみに、今日は、革製品好きの私の方が、子どもよりテンションが高まりました。

ランドセルの工場を見学し後、せっかく宇都宮まで来たので、日頃より本校がお世話になっている大阪王将ではなく、全国的に有名な「宇都宮餃子」を食べてみました。焼餃子、揚げ餃子、フライ餃子の三拍子!なかなかユニークです。

さらに、宇都宮駅から路線バスに30分乗って、大谷石(おおやいし)の資料館にも行ってみました。地下の採掘場跡は広くて神秘的です!

というわけで、今日は1日、たっぷりリフレッシュさせてもらいました。明日は、朝から元気に出勤します!

07.29.今から冬の準備(校長コラム)

今日も図書室では「StudyRoom」が行われていました。
多くの生徒が「夏休みの宿題」に取り組んでいましたが、その中に、勉強と並行して、「プロジェクションマッピング作り」に励む生徒の姿がありました。読書家庭部の生徒です。

 昨年のプロジェクションマッピングは、「教員の手作り」で実施しました。

今年は、教員ではなく、読書家庭部で作ります。すなわち、今年のプロジェクションマッピングは、「生徒の手作り」です。

吹奏楽部の演奏、そして、真っ暗な校舎に大きく映し出される映像で、幻想的な雰囲気を作り出します。

今から準備しないと間に合いません。先の見通しをもって、計画的に活動する四中生、さすがです!今年のプロジェクションマッピングは、令和6年12月20日(金)に行います。