きこえとことばの教室の部屋

トライボーイズ

みなさん、こんにちは。
今年度は通常のグループ活動の他に、個別指導の時間の最後にミニグループも行っています。今日は、その中で吃音の子どもたちのミニグループを紹介します。

このグループの名前は「トライボーイズ」です。先々週、みんなで話し合って決めた名前です。2週経って、子どもたち自身もグループ名に馴染みが出てきたみたい。

グループでは、言葉の話をしたり、いろんな声の出し方をみんなで試してみたり、楽しく遊んだりします。ちなみに今回の言葉の話は、「吃音のことを人に聞かれたときにどう答える?」「みんなの思う吃音てなに?」でした。周りの友達にどう伝えるのか、どう伝えているのかをグループで意見交換しました。「どうしてつまるの?」と聞かれたら、「気にしなくていいよ」「吃音ていうクセだよ」「言葉がつまる人がいて、自分がそのつまる人だから」「吃音ていうのがあるから」と、とそれぞれの答え方を話していました。みんなの意見を聞いて、なるほどな〜と自然とうなずいたり、その伝え方いいよね、なんて言葉を交したり。気軽にこうやって話すことも、吃音の大切な学習の一つですね。そして、吃音て何?と聞かれたらどうする?っていうことも、それぞれの説明の仕方を発表し合いました。みんな、吃音のことを質問されたことがあるみたいで、その時のことを思い出しながら考えたそうです。吃音のことを話すのは、決してタブーではありません。話して気持ちが軽くなったり、こうしてみようとアイデアが浮かんだりします。こうやって語り合う時間をこれからも大切にしていきたいと思っています。

最後はコックさんの絵描き歌や風船バレーを楽しみました。コックさんは、どれもこれもかわいい!!立川市公認キャラくるりんの絵描き歌もあるんだよと教えてもらってびっくり!!そうなの!?今度調べておきたいと思います(・∀・)

みんな、たくさん意見を出しています。


かわいいコックさん。書いてるみんなもかわいい(・∀・)


そして、風船バレー。大人の年齢は子供の○倍ですが、気持ちは同じくらい若いのよ!