日誌

2020年5月の記事一覧

やっとわかった


校長先生からの、非常に重要な5月1日付け
の情報が、トップページに掲載されています。
必ずよくお読みください。
担当1号の初掲載記事も↓読んでください。
職員室も、頑張ってます。その様子の記事です。

臨時休校の間、先生方から発せられる、
「早く子どもたちと、授業がしたいです。」
「普通であることが、どんなに貴重なこと
 か改めて実感しています。」
「学校は、子どもたちがいてこその学校なんだ。」
「子どもが好きで、この仕事についたんだと、思
 い出させてもらってます。」
等の言葉をきいて、じーんとしています。
そして、このところずーと、もやもやしていた気分
を晴らす考えが、今更ながらやっとわかりました。

以前も紹介した、大正12年度の学校日誌。
そっとひらくと、

9月1日は、始業式後、大掃除を行い2時間で
下校。そのあと12時前に関東大震災が起こり、
3日には3校時に子どもたち全員が校庭に集ま
り、第4代澤田校長先生が、訓話を行ったと書
いてあります。おそらく落ち着いて頑張ろうな
どと、話されたのでしょう。

これは、昭和20年度。國民学校時代。
これも以前紹介しましたが、

8月15日に、終戦。その2週間後には9月
1日(土)に、始業式が例年通り行われました。
第七代水越校長先生のお話も、新しい未来に
向かってのお話だったことでしょう。

大地震や、分校が空襲にも遭った戦争等
ですら、第九小学校は休校することなく、
子どもたちが登校してきました。148
年目の今年、3ヶ月も学校が休業するの
は、初めての事態。学級・学年閉鎖や、
学校閉鎖すら、長くても数日しか記録さ
れていません。日本中を見渡しても、大
地震等の災害で、被害に遭われた地域は
大変で、学校再開までに時間がかかりま
した。でも再開のめどが目に見えてわか
り、頑張れたのだと思います。

ここは、学校をあげて堪え忍び、子どもた
ちのために頑張るしか選択がないのだと。
コロナの一番の被害者は、学習の機会や、
友達や教職員とのふれあいの機会を失なわ
れた子どもたちなのだと。↓の記事を見な
がらやっとわかりました。遅くてすみませ
んです。

日本中の子どもたちが学ぶ機会をこんなに
待っているのは、学校制度(学制)が始まって
(明治5年、つまり九小の創立の年)以来初め
て。戦争中や大地震の時だって、こんな休業は
なかったのに。
ガス・電気などのライフラインもしっかりし
ているのに。子どもたちの未来のために、見え
ない敵、コロナに負けるわけにはいきません。

みなさん、また明日もよろしくお願いします。
(↓の記事も、ぜひよろしくお願いします。)