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Hello 校長室
いしずえ1019
■今日はスキーの日です。1911年、新潟上越市でオーストリア=ハンガリー帝国軍のレルヒ少佐が日本に初めてスキーを伝えたのが由来のようです。1年生がまもなくスキー教室です。100年以上の伝統を心にとめシュプールを描いてくれることを願っています。
(1月12日飯田芳男)
いしずえ1018
■今日は正月に一区切りをつける鏡開きの日です。子供の頃は、おそなえの餅でつくった揚げ餅が楽しみでした。餅を割る時は手で割ることがミッションでした。中学の頃は友人が揚げ餅をごっそり家に持ち帰ります。そのお礼はチェリオというジュースで、飲みながらの思い出がいっぱいの一品です。
(1月11日飯田芳男)
いしずえ1017
■寒くて、布団から出るのがおっくうな毎日です。私が中学の頃は自分の部屋に暖房がなく、外気と同じ温度で起床していました。一計を案じ居間の電気こたつに前の晩、学生服を入れておいたことがあります。早く起きた家族がこたつをつけてくれるので温かい制服を着ることができました。私の冬の過ごし方は笑い話の域ですが、今年も雪と格闘されている方々がいます。いろいろな人の立場に気持ちを寄せなくてはと自戒しています。
(1月10日飯田芳男)
いしずえ1016
■昨年度の3年生に「きみが一番PRできるのはどんなところ?」とたずね、「おはこ」というか「ほら じゅうはちばんだよ」と付け加えたらもっと首を傾けていました。十八番は歌舞伎十八番に由来し、「得意なもの」を表す歌舞伎用語です。例えば、演技と演技の間を示す「幕間(まくあい)」も同様です。でも先日「まくま」と読んだアナウンサーに遭遇、ちょっとびっくり。しかし私はなぜか「マグマ大使」を思いつき、われながらびっくり!?
(1月9日飯田芳男)
いしずえ1015
■日の入りが遅くなってきました。先月の冬至の頃より15分ほど遅くなりました。こぶしのつぼみがふくらみ始め、スイセンの芽も顔を出してきました。自然界は少しずつ春に向かっています。3年生からは「春はゆっくり来ればいい」という声も聞かれそうです。でも、まだまだこれから雪も降れば、南風も吹くのでしょう。自然のままにいくのが一番かもしれません。
(1月8日飯田芳男)
いしずえ1014
■我が家で七草粥を食べました。セリ、ナズナ、ゴギョウ。ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ春の七草とつぶやきながらいただきました。胃に優しい先人の知恵ですね。食べ終わり、家族に秋の七草は?と聞かれちょっと戸惑いました。電車の中でも記憶を呼び起こしてますがあと一つが思い出せません。秋にまたトライします!
(1月7日飯田芳男)
いしずえ1013
■『笑顔は幸運を呼び込む』と祖母が言っていました。そして、さらに困ったら「まあ いいか!と思うのも大切」と付け加えていました。子供の頃は、1月6日に宿題が完成しない時は「まあ いいか、明日もあるし…。」で乗り越えてきました。でも母の怒りを乗り越えることはできませんでした。
(1月6日飯田芳男)
いしずえ1012
■今日は二十四節気のひとつ「小寒(しょうかん)」です。「寒の入り」なのでこれからおよそ30日、最も寒い時期になります。「かんのいり」と言ったところで、子どもの頃はまったく興味がありませんでした。今の私は季節を追いかけています。1年が早く感じる一因です。
(1月5日飯田芳男)
いしずえ1011
■今日は世界点字デーです。2000年11月に開催された世界盲人連合総会において採択され、2018年12月の国際連合総会で承認された記念日です。自動販売機のコイン入れは縦が主に券売機、横は飲み物販売機が多いようです。それはさておき、値段や商品の近くに点字表示がなされている販売機も増えています。誰にでも優しいっていうのは嬉しいことです。
(1月4日飯田芳男)
いしずえ1010
■2年前の修学旅行で、京都三条大橋が「東海道駅伝徒歩競走」の発祥の地であることを知りました。三条大橋がスタート地点で、大正6年、1917年4月27日から三日間開催されたようです。生徒達より私の方がこの説明書きを熟読していました。今日は箱根駅伝の選手もがんばっていますね。
(1月3日飯田芳男)
いしずえ1009
■子供の頃、「30年後の日本」の題で作文を書きました。「トランシーバーみたいな電話がほしい」「子どもでも活字で文を作りたい」と書いていたら、祖父母は「お酒を瞬時に熱燗にしたいって書けば」と、ちゃちゃを入れてきたので書き加えました。こんな初夢のような願いが、どれも実現している現代は「すごい!」です。
(1月2日飯田芳男)
いしずえ1008
■今日は、新聞の暦欄では「通日1」「日の出6時51分」となっています。初日新年をお慶び申し上げます。一中生のご成長、ご家族の健康を祈ってやみません。初日の出にたくさんお願いをしてしまいました。とりわけ一中生それぞれの希望が叶う1年であることを願っています。
(1月1日飯田芳男)
いしずえ1007
■大つごもり、大みそかを迎えました。学生の頃、樋口一葉の大つごもりを読むには「人生経験が足りないなあ」と思い遊びほうけていた大みそかでした。足りなかったのは読解力、集中力、学問への意欲だったと思います。今も私のぼんのうは108以上ありそうです。除夜の鐘が鳴っている間に反省は終わりそうもありません。皆さんはどうぞ良い(佳い)年をお迎えください。
(12月31日飯田芳男)
いしずえ1006
■映画で「アイミタガイ」というタイトルを見つけたのですが、後日「相身互い」という言葉だと知りました。諸説あるようですが、おたがいに助け合うという意味があるようです。私の生活も「相身互い」の側面があります。明日は「おおみそか」です。二晩かけて一中生に福が宿るよう祈ります。
(12月30日飯田芳男)
いしずえ1005
■1924年、昭和4年の今日、上越線清水トンネルが開通しました。川端康成氏の雪国の冒頭「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」に登場するのが清水トンネルです。9702mの全長で完成まで9年かかったようです。群馬県(こうずけのくに)の土合(どあい)と新潟県(えちごのくに)の土樽(つちたる)を結んでいます。国境は「こっきょう」と読むか「くにざかい」と読むか?激論を交わした大学時代でした。
(12月29日飯田芳男)
いしずえ1004
■今日はディスクジョッキーの日だそうです。深夜放送で著名なアナウンサーの命日が、1984年の今日というのが由来です。私が中学生の頃、深夜番組に10円のハガキでリクエスト曲を書いて送り、採用されるのを競っていました。でも今では早朝の番組にお世話になっています。
(12月28日飯田芳男)
いしずえ1003
■正月飾りを売る教え子に会いました。「30日までに飾るものなので26日から30日までが忙しいです!」と、職人らしさがただよう、いなせな姿で語ってくれました。「子供のころは嫌だったんですけどね」と笑いながら、「先生、蕎麦屋のみっちゃん、洋品屋のけいちゃんにも会っていってね」と言われました。年末年始も休まず働く教え子に、敬意を表している次第です。
(12月27日飯田芳男)
いしずえ1002
■昨日は中庭に「メジロ」がたたずんでいました。まだ子供のようでした。職員の手の平でも、あわてることもなく、むしろきょとんとしていました。カラスに攻撃されないように植木の下に戻しました。その後、職員の話では親の鳴き声がしたら、親の元へ飛んで行ったとのことです。絶滅危機のレッドリストにあるメジロです。今日も無事でいることを願っています。
(12月26日飯田芳男)
いしずえ1001
■校内で「はくしょん!」と、くしゃみが聞こえました。私の担任時代には「はくしょん」と、くしゃみをしたら小さな声で「大魔王!」つぶやく児童がいました。二度目三度目のくしゃみをしないためのおまじないだとか。徒然草47段に登場する尼さんは、くしゃみをしたら「くさめ くさめ」とつぶやきます。遠方の子供が邪気に当たらないようにする「まじない」と学んだ記憶があります。私は「寒い寒い」のあとに「サミーソーサ」とつぶやきます。まねしないでくださいね。
(12月25日飯田芳男)
いしずえ1000
■サンタクロースの語源は諸説あります。その中で私が信じていたのは、中学の英語の先生に「4世紀に実在した神父『聖(セント)ニコラウス』に由来する。」と習ったことです。先生の発音は、「セェンタクロース!」あまりに美しく「サンタクロース」と聞こえました。教室がどっと沸きました!私にとってのサンタさんは『セントニコラウス』さんです。セピア色の思い出です。
(12月24日飯田芳男)