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校長日誌
いしずえ
いしずえ510
■小学校の時、自由研究を模造紙に書き、なんとなく研究をした雰囲気にひ
たっていました。ところで、模造紙というのは化学パルプを原料とした大判
の洋紙です。大学の授業で教授が「大蔵省(現財務省)印刷局の認定和紙を
模造した紙なので、模造紙と言う」という話をしました。でも岐阜県出身の
友人は「B紙」と呼んでいました。富山県では「ガンピ」と言うそうです。
ともあれ、いつもいろいろな場所で大活躍している模造紙が、「模造」と言
う呼び名では気の毒だなあと感じて数十年です!!(8月21日飯田芳男)
いしずえ509
■子供の頃、扇風機だけの夏を過ごしていました。旅行にも行かず(行けず)
ごくごく変化のない夏休みでしたが、扇風機の風と蚊取り線香の匂いは鮮明
な思い出となっています。我が家の一年中垂れ下がった風鈴は、8月中は大
活躍でした。秋になり、扇風機も蚊取り線香もきちんと保管してあげました。
真冬の風鈴はどんな気持ちだったのでしょう?? (8月20日飯田芳男)
いしずえ508
■今年も231日が過ぎました。先日はテレビでおせち料理の紹介をしてい
ました。「早いなあ」と思いましたが準備に余念がない方々のおかげで世の
中が動いているのですね。さて日の出が5時台になりました。自然界の動き
は言葉の情報発信がありません。五感をフル活用し移ろいを楽しみたいです。
(8月19日飯田芳男)
いしずえ507
■昨日諏訪の森公園で、自由研究とおぼしき課題に取り組んでいる児童に出
会いました。セミの鳴き声を録音して種類別に分析するようです。心の中で
「がんばれ」と声援をおくりました。研究は、取り上げたきっかけ、比較、
分析、仮説の検証があれば満点です。そこで思い出したのは、私が5年生の
時の「アブラゼミ24匹」の標本です。24個入りのお菓子の箱を使ったの
が取り上げたきっかけでした。比較も分析も仮説もなし! ポップなビート
で逃げだしたい♪思い出です。 (8月18日飯田芳男)
いしずえ506
■酷暑の日々ですが、朝晩が何となくひところの暑さとは違うかなと思いま
した。まったく個人的な感想ですが、そう思うと昨夜は虫の鳴き声が聞こえ
たような気がします。季節の移ろいは誰にも平等です。時間の経過もまさに
同様です。「主張作文、まだやってない」と思っても時間を巻き戻すことは
できませんね。私の耳はいつもジージー虫が鳴いてます。加齢による耳鳴り
です。40年分くらい時間を巻き戻したいです!!(8月17日飯田芳男)
いしずえ505
■台風の被害に遭われた皆さんにはお見舞い申し上げます。また、帰省の予
定変更を余儀なくされた皆さんもお気の毒です。心中お察しします。帰省の
家族のお出迎え、お見送りはドラマのワンシーンのようで心が動きます。い
つも他人事とは思えず目頭を熱くしています。「会いたいけどなかなか会え
ない」っていう気持ちは心を耕してくれるのですが「せつなさ」というおま
けも、もれなくついてきます。 (8月16日飯田芳男)
いしずえ504
■あまんきみこさんの作品『ちいちゃんのかげおくり』には、戦争の悲惨さ
や家族の絆が描かれています。影おくりは「自分の影を十数えて空を見上げ
ると、その影が空にうつる」というものです。私は、『広い空が(焼夷弾や
爆弾などで)楽しい所でなくなっていった』という文がせつなくて、授業で
はとりあげませんでした。でもある児童が、「いつも青空」が一番だよねと
発言しました。以来、学級通信のタイトルにしてきました。
(8月15日飯田芳男)
いしずえ503
■今日は2014年に制定された水泳の日です。私はプールで泳ぐことが多か
ったのですが、料金が安かったのが理由でした。清掃工場の余熱の利用だった
ので一年中利用できました。その割には泳力は向上しませんでした。ターンの
練習は一生懸命でした。ドラマ「金メダルへのターン」が好きだったからです。
しかし、ドラマのテーマを勘違いしていました。黒歴史そのものです。
(8月14日飯田芳男)
いしずえ502
■旧盆はおおむね13日から16日と言われています。我が家では7月に行
います。私が中学生までは、迎え火や送り火を焚いていました。友人が珍し
そうに見ていました。お盆の時期は、全国的には、各地やや異なるようです。
多摩地区の一部は、7月31日から8月2日だと亡くなった父が教えてくれ
ました。ともあれ、時期を問わず、『毎日』家族や友人とおだやかに過ごせ
るのが一番です。 (8月13日飯田芳男)
いしずえ501
■今日は「ハイジの日」です。アルプスの少女ハイジの魅力を伝えるために
制定された記念日です。原作者はヨハンナ・シュピリです。ゼーゼマン家の
クララは体が弱く歩くのが不自由でした。そんなクララですがある日ハイジ
のいるアルムへ行こうと決心します。読み聞かせをしてあげた教え子も40
才後半になりました。当時アナウンサーのような私の声が、今ではますます
衰えに拍車がかかりました。 (8月12日飯田芳男)
いしずえ500
■2016年より山の日が祝日として施行されました。海の日も、山の日も
意義を深めていきたいです。学校行事の臨海学校、林間学校共に意義があり
ます。遠泳の指導も良き思い出です。立川市八ヶ岳自然教室の下見が大雪の
後で、ハイキング当日、私の体が山道で雪にはまりました。良き思い出とは
言えません。 (8月11日飯田芳男)
いしずえ499
■昨日は局地的に雨が降りました。立川駅界隈が雨で、国立駅のあたりでは
晴れていました。台風の影響でしょうか。帰省されている皆さんも多いと思
います。台風の被害がないことを祈ります。さて、私は旧盆のこの時期、地
方の小さな駅が帰省客でにぎわう光景が好きです。ご家族の喜ぶお顔に和ま
されてきました。私が、愛の国から幸福駅行の硬券を握りしめ旅行をしたの
もこの時期でした。 (8月10日飯田芳男)
いしずえ498
■長崎市は78回目の「長崎原爆の日」を迎えました。市内では、登校日の
小・中学校もあるようです。平和の大切さを後世に伝える意義を感じます。
長崎まで行くのは容易でないので、1年に一度は井の頭公園内の平和記念像
に立ち寄っています。長崎市は坂の多い街です。昔は馬が大活躍だったとか。
ともあれ世界の平和を願うばかりです。 (8月9日飯田芳男)
いしずえ497
■立秋を迎えました。暦の上では秋になります。今日から「残暑お見舞い申
し上げます」と言うことになります。以前勤めた学校では、暑中見舞い、残
暑見舞い用のハガキが支給されていました。立秋を越えたら「残暑…」と書
くことを先輩の先生に指導された思い出があります。私が教え子に宛てたハ
ガキを結婚式で見せてもらったことがあります。カッコよく「立秋の日に」
と綴ったのに「暑中…」とありました。そんなミスは「しょっちゅう」でし
たね。 (8月8月飯田芳男)
いしずえ496
■今日はバナナの日です。1963年のバナナの輸入自由化で台湾バナナを
中心に価格が安定していました。それまでは値段が高く高級品というイメー
ジがついていたようです。また、ある大学の先生の研究結果では、バナナが
よく食べられる季節は「春」だそうです。なぜでしょうか?研究の余地があ
りそうです。日本でのバナナの生産地も増えています。せっかくのバナナの
日です。調べてみます。 (8月7日飯田芳男)
いしずえ495
■広島は78回目の原爆忌を迎えました。広島平和記念資料館には当時の状況
がぎっしり詰まっていて言葉もありません。私は戦争を知りませんが、平和を
願う気持ちでいっぱいです。子供たちと「一つの花」を読んだとき「一つだけ
ちょうだい」の言葉に教室は静まり返りました。「一つだけ」が口ぐせのお母
さんとゆみ子。お父さんは、ゆみ子にコスモスを一つだけ渡して出征して行き
ます。抱えきれないくらいの平和があたりまえなのに。(8月6日飯田芳男)
いしずえ494
■今日は箱の日です。語呂合わせから推測できるわかりやすい記念日です。
小学校ではお道具箱がおなじみでした。似たようなものにグルービーケース
というものがあったと記憶しています。ふたがあかないようボタンで留める
ようなお道具箱風の箱でした。私が通ってた中学ではマディソンスクエアー
バッグと並んでとても流行っていました。さて、箱の日です。一中の生徒用
ロッカーの箱はいろいろな点で優れモノです。理由はいつかまた。
(8月5日飯田芳男)
いしずえ493
■先月、道路元標のある日本橋で、「橋洗い」が行われたという報道をなつか
しく聴いていました。私も界隈の学校に勤務していた時は参加していました。
車の通行をストップして行われます。消防署、消防団の皆さんが散水してくれ
ます。そこで地元町会や企業の方々、区内の児童生徒がブラシでゴシゴシこす
ります。日本国道路元標、東京市道路元標のある日本橋がきれいになるダイナ
ミックな行事です。夏休みになると思い出します。 (8月4日飯田芳男)
いしずえ492
■6月22日に芽が出たアサガオが今朝、開花しました。7月12日に水をあ
げるのを怠ったアサガオです。昨日、紙コップから土に植え替えました。正門
脇でひっそりと咲いています。植え替えた時、水をたっぷりかけたのが功を奏
したと自画自賛です。周辺の植木が「なんでアサガオだけ可愛がるんだ」とい
う目でみてた(そう見えました)ので周辺にも水をかけ「今日からアサガオを
よろしく」とお願いしておきました。紙コップを卒業し、新天地で生きるアサ
ガオを、一中生の皆さん、どうぞ見守ってください。 (8月3日飯田芳男)
いしずえ491
■今日は満月です。月齢が15.7、しっかり満月です。今月は珍しく満月がもう
一度見られます。31日が月齢15.1で満月です。この満月はブルームーンとも
スーパームーンとも言われています。31日の満月は、見かけ上、今年最大と
のことです。ところで、満月の日は、満潮と干潮の差が大きくなる大潮です。
この時の海面の高さの差が潮汐(ちょうせき)です。月の引力による現象です。
でもうまく説明できません。相撲の朝潮関のことは説明できます!
(8月2日飯田芳男)
いしずえ490
■8月1日になりました。高校時代に担任が「8月のカレンダーの進み具合は
新幹線と同じくらい速い」と言ってました。私は「休みがあと1か月もある」
と思うタイプですが、友人は逆でした。何事も計画的に丁寧に取り組んでいま
した。どっちがいいかは明らかです。ところで、7月のカレンダーをピリッと
やぶりました。時々やぶったカレンダーがかわいそうで対話をしてしまいます。
年をとるってこういうことなのかを実感する今日この頃です。
(8月1日飯田芳男)
いしずえ489
■左の写真が水をあげる前のホウセンカです。右は水をあげて3時間たった
ホウセンカです。今年は雨が少なく生き物には受難の夏です。小学校は、鳥
や動物がいて管理が大変です。エサはひとまとめでも良いのですが、水やり
はまとめてできず苦労しました。市内でヤギを飼っていた学校にいたときは
近所の方々にもお世話になった思い出があります。そのヤギの思い出といえ
ば、5月の連休の日、ヤギに「今月は何月?」とたずねたら「メェイ」と答
えが返ってきたことです。賢いです。 (7月31日飯田芳男)
いしずえ488
■立川の花火大会は大盛り上がりのようでした。一中生の皆さんも楽しんだ
ことでしょう。さて、お祭りや盆踊りもたけなわです。私が子供の頃、盆踊
りが大好きで、一年中盆踊りがあったらいいなと感じていました。でも翌日、
盆踊り会場は、さびしくてたまりませんでした。会場の狭さに驚き、昨夜は
ホントにここで盆踊りが行われていたのだろうかと、腕組みをして、コナン
のように考え込んだ私でした。ところで、その頃、盆踊りのフィナーレは
「おばQ(キュー)音頭」でした。先日職員室で「最近、おばQ音頭を聞かない
なあ」とつぶやきました。若手教員の「ン?」という冷ややかな表情が見て
取れました。 (7月30日飯田芳男)
いしずえ487
■私が小学校の教員になった頃、夏休みのきまりで「朝10時までは友達の
家に行かない」という一文がありました。私が子供の頃にもあったきまりで
す。当時は違和感を感じませんでしたが、今考えるとクスッと笑える変なき
まりです。そのころ、我が家もふくめ友達の家には、チャイムや呼び鈴がな
く、たずねてきた友達は「い い だ く ん」と絶叫していました。こち
らも妙なイントネーションで「ちょっと待ってて」返事をします。返事と言
うより「叫ぶ」というイメージです。酷暑の折り、つい思い出してしまった
恥ずかしい思い出です。 (7月29日飯田芳男)
いしずえ486
■酷暑の中ではスイカを食べたくなります。私が中学生の頃は、この時期
ひんぱんにスイカを食べていました。冷蔵庫が小さいので、切ったらテー
ブルに置きっぱなしでした。ぬるいスイカの味が思い出です。我が家は、
スイカに塩をつけていました。小皿に盛った塩を、それぞれが指でなすり
つけ(?)ます。内緒にしてください。恥ずかしい思い出です。食べ終え
るとカブトムシにあげます。でもあまり食べてくれません。白くなるまで
食べ、ヘロヘロの皮だからです。「かぶりつき体験」をおすすめしたいの
で、生徒にスイカを差仕入れたいですが時代が許さない??です。古き夏
の思い出も、人生の教材です。 (7月28日飯田芳男)
いしずえ485
■暑い日が続いています。景色がゆらゆら見える「かげろう」現象を連日
鑑賞しています。強い直射日光で地面が熱せられると、地面付近が暖めら
れ、密度分布にむらができるそうです。そこを光が通過し、揺れ動く様子
を『陽炎(かげろう)』というそうです。しかし、この現象は春が多く、
陽炎は春の季語です。陽炎には意味が数種あって『明け方の日の出頃、空
が赤みを帯びて見えるもの』を意味することもあるようです。そうすると
本校校歌の1番『かげろうもゆる武蔵野に…』は、何かものごとが始まる
スケール感を、陽炎に例えたかなと推察していました。でも、校歌は4番
まであります。しっかり春夏秋冬を歌っています。1番の歌詞の陽炎は、
「春」を伝えていたのです。私が鑑賞している「かげろう」現象は加齢に
よるものだと納得しました。 (7月27日飯田芳男)
いしずえ484
■以前はどこの学校にも百葉箱がありました。私は小学校の時、あの箱の中
に誰かが住んでいると思っていました。箱の中には気温計が入っています。
箱は、別称『八重の花びら』とも言います。辞書によっては「ひゃくようそ
う」で出ているかもしれません。私が中学生の時は、百葉箱に気温計と気圧
計が入っていました。ある日、理科委員の私が測定していると、理科の第二
分野の先生が「飯田は牛もつを食べたことがあるか?」と声をかけてきまし
た。「ないです」と言うとほほ笑みながら去って行きました。20年後焼肉
屋さんで見た『牛の胃はひだひだになっています。百葉と言います。』とい
う看板に、私は釘付けになりました。 (7月25日飯田芳男)
いしずえ483
■部活や図書館の開館、学習教室、そして面談と暑い中の来校に敬意を表し
ます。先週からセミの声を聞きます。セミも懸命に夏を生きています。セミ
しぐれもすてきですが、暑いときは赤城しぐれかな?個人の見解です。
(7月25日飯田芳男)
いしずえ482
■近隣の小学校も終業式のようで、荷物をいっぱい持ち帰る児童に出会いま
した。小学校の『お道具箱』は、案外かさばるので私も担任の時は、計画的
に持ち帰らせていました。小学校1年生のあさがおや、2年生のホウセンカ
やミニトマトは、保護者会で持ち帰っていただいた記憶があります。さて、
今週から夏休みの学校も多いようです。私の地元ではラジオ体操が始まった
ようです。私が子供のころは、ラジオ体操の前にカブトムシやクワガタをと
るのが日課でした。そればっかりなので、とてつもなく長い42日間でした。
一中生はどんな夏休みになるのでしょうか。数年後『中学の夏』を懐かしん
でほしいですね。 (7月24日飯田芳男)
いしずえ481
■今日は二十四節気の12番目『大暑』(たいしょ)です。夏の暑さが本格
的になる頃です。とは言っても毎日「とっくに夏だよ」という気温です。で
も昔の人は夏を六つに分けて楽しんだ(?)ようです。立夏、小満(しょう
まん)、芒種(ぼうしゅ)、夏至、小暑(しょうしょ)そして、大暑です。
毎日暑いので秋の訪れが待たれますが、私はカレンダーをながめるだけで、
飽き(秋)が来ないです! (7月23日飯田芳男)
いしずえ480
■「朝読書」は、10分ですが生徒は読書にいそしんでいます。時折担任
も本を手にしています。文字と一緒に紙の香りを体感しながら作品に入り
込む時間は、とてもおもむきががあります。読む文化も心を耕します。
(7月22日飯田芳男)
いしずえ479
■ランチボックス給食の最終日です。さばの塩焼きをおいしくいただきま
した。早朝からの調理や、毎日決まった時間に配送してくださり感謝の気
持ちでいっぱいです。9月4日から食缶給食になりますが、ランチボック
スの味も忘れることはありません。ごちそうさまでした。ありがとうござ
いました。そして予約機もランチカードもさようなら。
(7月21日飯田芳男)
いしずえ478
■高校の運動部の試合では、高校生審判が活躍しているようです。今日の
新聞では、試験や講習を受けて公認審判になっている生徒の記事が掲載さ
れていました。また、最近は大会の開・閉会式の進行も生徒が行うことが
多いようです。先日の高校野球都予選の開会式は、野球部のマネージャー
のアナウンスのスキルが高く感激しました。余談ですが、予選大会第1号
の本塁打を放ったのは立川市内中学校の卒業生でした。さて、今年度も、
いろいろな競技で、卒業生が選手やスタッフとして活躍しています。一中
生も先輩のあとに続いてくれることでしょう。 (7月20日飯田芳男)
いしずえ477
■サルスベリの赤い花がきれいです。百日紅とも猿滑りとも書きますが諸説
あるようです。私は龍神の話が好きです。昔、ある村の娘が龍神に食べられ
そうになり、通りかかった王子が龍神を討ち取ったとか。これをきっかけに、
お互いに結婚する気持ちになったのですが、王子は「百日後までには戻る」
と言っていったん自分の村に戻りました。しかし戻ってきた時、娘は亡くな
っていました。そして悲しみに暮れながら王子は墓参りをしました。墓の脇
の赤い花は、王子を待っていたかのように百日も咲き続いていたそうです。
中2の期末考査の結果が良くなかった日に読んだので今も忘れられません。
(7月19日飯田芳男)
いしずえ476
■休日明けで、月曜日のつもりになっていました。今日は火曜日です。月曜
の時間割で登校した生徒はいなかったのか、心配しています。でも間違えて
も気にすることはありません。ドンマイです。ところで「気にしないで」と
いう意味でドンマイが、ドントマインド(don't mind)の略なのは周知のと
おりです。でも本来は、許可をお願いされたときに使う言葉で、「私は気に
しませんよ」という意味だとか。励ますときには「Shake it Off」
が「気にしないで」いう意味にピタリなので、「状況に応じて使ってみて」
と高校時代の英語の先生に教えてもらいました。でも使ったのは、高校以来
今日が初めてです。先生ごめんなさい。ドンマイ!(7月18日飯田芳男)
いしずえ475
■17日は「海の日」です。読売中高生新聞では、海上保安庁の記事を掲載
していました。巡視船「さがみ」の船長さんは、女性で初めて1000トン
以上の大型巡視船の船長になられたとか。船の長さは105メートル、受け
持つ海は、太平洋沿岸だそうです。船にはヘリコプターを格納しているとの
こと。海を守ってくれるお仕事は、その内容が想像できませんが「大変そう」
としか言えなくて申し訳ないです。そういえば、海上保安庁の組織の一部で
ある海上保安試験研究センターは立川にあります。いつか訪問したいです。
(7月17日飯田芳男)
いしずえ474
■去年の今日、18919人。おととしは1271人。3年前は286人で
した。この数字はコロナ感染者数です。今年の7月16日は感染者数の発表
がありません。つい先日まで手帳に感染者数を書きとめていました。連休で
すが一中生の皆さんが、大町サミット等、あちこちで活躍中です。応援して
います。 (7月16日飯田芳男)
いしずえ473
■スイカを1個丸ごと持ち帰る人を見かけなくなりました。スイカネットを
見たことがない人も増えたのではないでしょうか。ドッジボールもスイカネ
ットのような袋に入れていました。一人がネットを広げ、もう一人がボール
を入れます。たいがいネットがぐちゃぐちゃになります。ネットにボールを
入れられない人は、折り畳み傘がきれいにたためないと親友が言っていまし
た。「独特の理論だね」とほめると、ニコっと笑って「飯田のことだよ」と
言われました。「そういう人はバレーボール、卓球、テニスのネットを倉庫
に運んだ時、最後にぐちゃぐちゃにする人でもあるんだよ」と続けました。
「オレのことじゃないよね。」と私。通知表に「ていねいな作業が苦手のよ
うです」と書かれていました。私への分析が的確な友人でした。
(7月15日飯田芳男)
いしずえ472
■本校の給食は、シントミフーズさん、渾身のメニュー「豚キムチごはん」
です。私は「豚キムチドン!」と呼んでおいしくいただいていました。もう
食べられないのかと思うと残念です。近隣の小学校の給食はラザニア等です。
新調理場完成で自校給食が最後です。自校給食の学校は、20分休みから、
調理のいい匂いが漂います。私も、時々「今日はカレーかな?このにおいだ
とラーメンかな?ひじきかな?」と思いをめぐらせていました。いえ、さす
がにひじき煮はわかりませんでしたが。さて、栄養士さんや調理主事さんは、
最後の給食をどんな気持ちで提供するのでしょうか。思い浮かべる私は、お
なか一杯になりながら、寂しくて胸も一杯です。 (7月14日飯田芳男)
いしずえ471
■汗をかいたら「水分と電解質の補給」という思いがあって、私もたまにス
ポーツドリンクを飲むことがあります。初めて飲んだのは1980年、昭和
50年でした。宮の森スキージャンプ場で試供品をいただきました。何とも
不思議な味でした。氷点下の気温で冷たいドリンクをいただいたのですが、
しょっぱくて思わず成分を一読したものです。のちに開発や営業の苦労を知
り「しょっぱくておいしくない」からのスタートに驚きました。でも「まず
やってみる」のが大事なんですね。「レッツビギン」です。(ン?昭和!)
(7月13日飯田芳男)
いしずえ470
■昨日の朝、校長室のアサガオに水をあげられませんでした。午後2時頃、
水をあげました。90分後、ぐったりしていたアサガオは元気をとりもど
していました。3年前に市内小学校の6年生を送る会でもらった種は、本
校でも芽を出してくれました。一粒だけ校長室で紙コップで育てています。
「水をください」とは言わないアサガオです。私が水をあげなければ枯れ
てしまいます。人間が「のどがかわく」ことよりも、もっとつらい状態だ
ったと思います。『愛でる』には責任がつきものです。ごめんなさいと言
ったら、葉が私のほうを向いています。 (7月12日飯田芳男)
いしずえ469
■ウグイスの鳴き声がここ数日の暑さのせいでしょうか、日中は聞こえて
きません。しかし暑いのにセミの声はしません。高温、入道雲、セミの声
で「ザ・真夏」です。私の学生時代は「エアコン無し」でした。「日射病
に気をつけよう」と呼びかけられていました。熱射病という言葉もありま
した。今は熱中症に統一されています。統一されたのは2000年だった
と思います。平成12年です。6年生を担任していて、学年だよりに熱中
症という言葉を使いました。あれから23年、暑さ対策に終わりがありま
せんね。 (7月11日飯田芳男)
いしずえ468
■今日は納豆の日です。710だからです。中学生の頃、平城京を覚える
ために「納豆食べたぜ平城京」とぶつぶつ言っていました。小学校6年生
を担任した時、給食の納豆を100回かき混ぜるのが流行って、私も参加
してみました。いつもは10回くらいですが、100回やってみるとネバ
ネバの度合いがマイルドでした。ところで、この頃、経木(きょうぎ)に
包まれた納豆はすくなくなったなあと思っていました。かきまぜるのが難
しいですが、経木の香りが心地良いです。カップもいいけど経木もなかな
か趣があります。食べてみようと思います。 (7月10日飯田芳男)
いしずえ467
■湿度の高い週末でした。それは「湿った南風」のせいだと報じられてい
ました。でも私は早春の「湿った南風」が大好きです。ちょっとだけもの
の見方を変えると、自然界の現象に限らず「誰かの役に立っているものば
かりなんだな」と思っています。しかし、またまた「暑い!暑い」とぶつ
ぶつ言ってしまいました。気持ちを切り替え、今から『良いところ探し』
の旅に出ようと思います。 (7月9日飯田芳男)
いしずえ466
■私が32才の時の学級通信を読み返しました。『整理と整頓はちょっと
違うようで…』整頓は誰でもできるのですが、整理は、整理する主人公し
かできないという文でした。「机の中は、子ども達自身が独自に整えてい
るので安心して見守りましょう。」という内容です。身の回りを整理でき
ない私の体験を正当化したに過ぎない内容でした。私は人生の大半の時間
を『探し物』に費やしています。 (7月8日飯田芳男)
いしずえ465
■今宵の天候では、織姫も彦星も出逢えそうですね。天の川にちなんで、
今日は「川の日」でもあります。星があふれだす夜空に、一中生の皆さん
が成長してした姿が投影されるはずです。近隣の小学校の給食は「たなば
たそうめん汁」です。本校は「七夕星型カツ」です。あちらこちらで五色
の短冊がきらきらする一日です。一中生の皆さん、久々に「たなばたさま」
を歌ってみましょう。 (7月7日飯田芳男)
いしずえ464
■今日は木曜日です。月曜から数えて4日経ったと思う人もいれば、苦手
な教科がある木曜は嫌だという人もいるかも知れませんね。私は、お医者
さんのお休みが多い木曜日はとても緊張します。そんな私ですが、中学生
の時は月曜日が大好きでした。友達に会ってテレビの話をするのが楽しみ
だったのです。その頃「番組が録画できるといいな」「電話を持ち運べる
といいな」「カードでジュースが買えないかな」「自転車のライトって暗
くなったら自動的につかないかな」と語り合っていました。そんな時代が
来るわけないと断言していました。でも来ちゃいましたね!!
(7月6日飯田芳男)
いしずえ463
■はっきりしない天気が続きます。梅雨なので晴れないまでも雨の被害
がないことを祈るばかりです。子供のころ、サンダルを蹴り上げて、よ
そのお宅の屋根にのっけたことが何度もあります。「明日天気にな~れ」
と蹴り上げて、サンダルの底が上になって地面に落ちると「雨」でした。
サンダルの底が地面についたら「晴れ」です。あまりあてになりません
が、サンダルが屋根に上がったら確実に「カミナリ」でした?!そうい
えば子供時代は「一番星みっけ!」と声を上げながら帰宅したものです。
今考えると金星でした。南十字星だったらたまげます!ラクロスとサザ
ンクロスの区別がつきません。 (7月5日飯田芳男)
いしずえ462
■生徒に人気があるジャージャー麵です。もう食べられないと思うと
残念です。明日はシントミフーズさんおすすめの『鮭の塩焼き』です。
そちらも期待します。小学校の担任時代、病院の院内学級にいる児童
を定期的に見舞っていました。ガラス越しに「食べている時がしあわ
せ」って言ってくれました。ミキサーでくだいた食事にも笑顔で答え
るその姿に、私は、病院のトイレで思いっきり泣いて病院を立ち去り
ます。辛い(つらい)時も、私も応援者の一人になれば、幸せ(しあ
わせ)になると思っていました。「辛」と「幸」。横棒ひとつの大切
さをしっかり受け止めています。 (7月4日飯田芳男)
いしずえ461
■月曜日の電車ではお土産の紙袋をもった乗客を目にすることが多い
です。職場にもっていくのでしょうか。今朝は教材らしきものを紙袋
に入れた乗客と目があいました。以前同じ職場に勤めていた先生でし
た。物語教材の吹き出しでした。デジタルよりアナログがいいとか。
日曜日に一日かけて作ったようです。私の家にも『残雪』や『ごんぎ
つね』の絵があります。帰宅したらほこりをはたいておこうと思いま
す。拙い絵の数々ですが教室でのドラマが思い出され捨てられません。
(7月3日飯田芳男)