校長日誌

いしずえ

いしずえ469


■ウグイスの鳴き声がここ数日の暑さのせいでしょうか、日中は聞こえて
きません。しかし暑いのにセミの声はしません。高温、入道雲、セミの声
で「ザ・真夏」です。私の学生時代は「エアコン無し」でした。「日射病
に気をつけよう」と呼びかけられていました。熱射病という言葉もありま
した。今は熱中症に統一されています。統一されたのは2000年だった
と思います。平成12年です。6年生を担任していて、学年だよりに熱中
症という言葉を使いました。あれから23年、暑さ対策に終わりがありま
せんね。                  (7月11日飯田芳男)

いしずえ468


■今日は納豆の日です。710だからです。中学生の頃、平城京を覚える
ために「納豆食べたぜ平城京」とぶつぶつ言っていました。小学校6年生
を担任した時、給食の納豆を100回かき混ぜるのが流行って、私も参加
してみました。いつもは10回くらいですが、100回やってみるとネバ
ネバの度合いがマイルドでした。ところで、この頃、経木(きょうぎ)に
包まれた納豆はすくなくなったなあと思っていました。かきまぜるのが難
しいですが、経木の香りが心地良いです。カップもいいけど経木もなかな
か趣があります。食べてみようと思います。  (7月10日飯田芳男)

いしずえ467


■湿度の高い週末でした。それは「湿った南風」のせいだと報じられてい
ました。でも私は早春の「湿った南風」が大好きです。ちょっとだけもの
の見方を変えると、自然界の現象に限らず「誰かの役に立っているものば
かりなんだな」と思っています。しかし、またまた「暑い!暑い」とぶつ
ぶつ言ってしまいました。気持ちを切り替え、今から『良いところ探し』
の旅に出ようと思います。           (7月9日飯田芳男)

いしずえ466


■私が32才の時の学級通信を読み返しました。『整理と整頓はちょっと
違うようで…』整頓は誰でもできるのですが、整理は、整理する主人公し
かできないという文でした。「机の中は、子ども達自身が独自に整えてい
るので安心して見守りましょう。」という内容です。身の回りを整理でき
ない私の体験を正当化したに過ぎない内容でした。私は人生の大半の時間
を『探し物』に費やしています。        (7月8日飯田芳男)

いしずえ465


■今宵の天候では、織姫も彦星も出逢えそうですね。天の川にちなんで、
今日は「川の日」でもあります。星があふれだす夜空に、一中生の皆さん
が成長してした姿が投影されるはずです。近隣の小学校の給食は「たなば
たそうめん汁」です。本校は「七夕星型カツ」です。あちらこちらで五色
の短冊がきらきらする一日です。一中生の皆さん、久々に「たなばたさま」
を歌ってみましょう。             (7月7日飯田芳男)

いしずえ464


■今日は木曜日です。月曜から数えて4日経ったと思う人もいれば、苦手
な教科がある木曜は嫌だという人もいるかも知れませんね。私は、お医者
さんのお休みが多い木曜日はとても緊張します。そんな私ですが、中学生
の時は月曜日が大好きでした。友達に会ってテレビの話をするのが楽しみ
だったのです。その頃「番組が録画できるといいな」「電話を持ち運べる
といいな」「カードでジュースが買えないかな」「自転車のライトって暗
くなったら自動的につかないかな」と語り合っていました。そんな時代が
来るわけないと断言していました。でも来ちゃいましたね!!
                       (7月6日飯田芳男)

いしずえ463


■はっきりしない天気が続きます。梅雨なので晴れないまでも雨の被害
がないことを祈るばかりです。子供のころ、サンダルを蹴り上げて、よ
そのお宅の屋根にのっけたことが何度もあります。「明日天気にな~れ」
と蹴り上げて、サンダルの底が上になって地面に落ちると「雨」でした。
サンダルの底が地面についたら「晴れ」です。あまりあてになりません
が、サンダルが屋根に上がったら確実に「カミナリ」でした?!そうい
えば子供時代は「一番星みっけ!」と声を上げながら帰宅したものです。
今考えると金星でした。南十字星だったらたまげます!ラクロスとサザ
ンクロスの区別がつきません。        (7月5日飯田芳男)

いしずえ462


■生徒に人気があるジャージャー麵です。もう食べられないと思うと
残念です。明日はシントミフーズさんおすすめの『鮭の塩焼き』です。
そちらも期待します。小学校の担任時代、病院の院内学級にいる児童
を定期的に見舞っていました。ガラス越しに「食べている時がしあわ
せ」って言ってくれました。ミキサーでくだいた食事にも笑顔で答え
るその姿に、私は、病院のトイレで思いっきり泣いて病院を立ち去り
ます。辛い(つらい)時も、私も応援者の一人になれば、幸せ(しあ
わせ)になると思っていました。「辛」と「幸」。横棒ひとつの大切
さをしっかり受け止めています。      (7月4日飯田芳男)

いしずえ461


■月曜日の電車ではお土産の紙袋をもった乗客を目にすることが多い
です。職場にもっていくのでしょうか。今朝は教材らしきものを紙袋
に入れた乗客と目があいました。以前同じ職場に勤めていた先生でし
た。物語教材の吹き出しでした。デジタルよりアナログがいいとか。
日曜日に一日かけて作ったようです。私の家にも『残雪』や『ごんぎ
つね』の絵があります。帰宅したらほこりをはたいておこうと思いま
す。拙い絵の数々ですが教室でのドラマが思い出され捨てられません。
                      (7月3日飯田芳男)

いしずえ460


■新聞に『花手水』の記事がありました。神社等にある手水鉢(ちょ
うずばち)は手を洗ったり、口をゆすいだりと、身を清めるための場
ですが、記事では庭先に鉢を置き、水の中に大きめの花を浮かべると
ありました。涼しげな気持ちになりました、似たような言葉に『つく
ばい』があります。つくばいの方が背が低く、日本庭園に多いようで
す。「蹲」と書きます。我が家の洗面器もつくばいだと思って手を入
れるとやや、ほんの少し、ちょっとだけ、清々しさを感じます。
                     (7月2日飯田芳男)

いしずえ459


■今日は童謡の日です。1918年の今日、童謡童話雑誌『赤い鳥』が
発刊されました。それにちなんだ記念日とのことです。中央線豊田駅
の発車メロディは「たき火」でした。西国分寺駅1・2番線が「一番
星見つけた」国分寺駅は「電車ごっこ」だったと思います。曲名を考
えていて乗り遅れたことがあったのは、どよう日でした。どうようし
ました。                 (7月1日飯田芳男)

いしずえ458


■今年も後半になります。一中生の誰もが一回り成長しました。これ
からさらに成長を続けることになります。校内にひまわりやあさがお
を植えています。これらは月曜日ごとに成長しています。植物は人が
じっと見ていても成長はわかりません。でもぐんぐん伸びています。
人間も、気が付いたらぐっと成長しているものです。自分では気が付
かないことがあっても、日々の生活にはうるおいがあるものです。
                     (6月30日飯田芳男)

いしずえ457


■今日は、元日から数えて180日目です。あさっての正午くらいに
182.5日経過したと解釈して「今年も半分過ぎました」と言えるので
しょう。今までの人生の上に、今年がちょこんとのっかっているよう
なものなので、大人は1年が過ぎていくのが早いと感じます。いわゆ
る「分母が大きいから」現象です。ですから、乳幼児が「1年はあっ
というまです」と語り合わないわけです。とにかく、今年も後半戦が
始まります。私は、一中生を見習って「きちんと青春」していきます。
                    (6月29日飯田芳男)

いしずえ456


■今日はパフェの記念日です。私はデパートの食堂(昭和っぽい?)で、
パフェに似た?なんとかサンデーを食べたことがあります。サンデーは
英語で、アメリカ合衆国が安息日の日曜でも食べられる控えめなデザー
トを「サンデー」として提供したのが始まりとのことです。私は、パフ
ェが背の高いグラスで、サンデーが平たい器の違いかと思っていました。
今日は、フランスとアメリカの比較ができたので、パーフェクトな一日
になりそうです。             (6月28日飯田芳男)

いしずえ455


■昨夜割りばしに張り付いてヤゴは、今朝はトンボになっていました。
ぬけがらも残っていました。校長室の窓を開けたらトンボはどこかへ飛
んでいきました。プールの水はきれいになりましたが、たくさんのヤゴ
が流れていきました。人間様のプールですから、仕方がありませんね。
「ありがとう」の気持ちで水泳のシーズンを迎えることにします。成長
したトンボたちは一中生に会いに来ることでしょう。きっと。
                     (6月27日飯田芳男)

いしずえ454


■新たな一週間が始まりました。ロシア民謡「一週間」では『日曜日
に市場に出かけ♪糸と麻を買ってきます…』そして『月曜日にお風呂
を焚いて、火曜日にお風呂に入ります』中学の時、音楽の授業で歌い
ながら「こんな一週間ならいいな」と思いました。でも大人になって
ロシアのバーニャと呼ばれる蒸し風呂は、焚くのに一日かかると学び
ました。重労働だそうです。歌の主人公の一週間は、楽ではないとい
うことを知りました。でも原曲は明るいです!テュラテュラ♪テュラ
…さあ、一中生の皆さんが、良い一週間を過ごしてくれることを願っ
ています。               (6月26日飯田芳男)

いしずえ453


■日の出が4時26分でした。私はもう「これからは日の出が遅くな
る」とそわそわしています。夏の到来を通り越し、秋の訪れが気にな
るとは風情がありません。庭師が「庭をながめることを忘れた」と言
うカレルチャペックの著作の一節を思い出しました。ちょっと気持ち
を切り替えて、今を大切にしようと思います。(6月25日飯田芳男)

いしずえ452


■梅があちこちで売られています。旬(しゅん)ということで、雨が
多いこの時期も、梅の字をとって『梅雨』です。雨はともかく、梅は
梅酒や梅ジュースでも喜ばれます。近隣の青梅市は吉野の梅郷を中心
に梅の産地です。ですから「おうめ」なんですね。おおめは間違いと
いうことになります。さてそうなると、私は江東区の「青海(あおみ)
駅」とどうしても混同します。酔わない梅酒を飲んで知識を整理しよ
うと思います。             (6月24日飯田芳男)

いしずえ451


■読売中高生新聞に、プリクラが1995年発売されたと報じていま
す。28年前になります。そのころから少しずつ消えていったのが、
「写ルンです」という使い捨て(使い切り)カメラだと記事が追加さ
れていました。当時、遠足や移動教室で大活躍したカメラでした。し
かし、現像をお願いしなくてはならず、コストとタイミングでは課題
が残りました。でもプリントの仕上がりは良かったです。教え子にあ
げようと思いプリントをしたいのですが、写真屋さんが少なくて困っ
ています。本当に思い出はセピア色です。定期考査の苦労もいつかは
あたたかいセピア色の一コマです。    (6月23日飯田芳男)

いしずえ450


■ルート2は『ひとよひとよに人見ごろ』ルート3は『人並みにおご
れや』等、中学・高校と、語呂合わせで覚えたものは数知れません。
試験勉強以外では、友人の電話番号はさまざま手法で10人くらいは
楽に覚えていました。どの家にもきっとマイ電話帳があったと思いま
す。メモリー機能のない電話の時代は、電話番号を覚えることが大変
でした。覚えるのが苦手な私に、祖母はいつも「忘れたらまた覚えれ
ばいい」と言ってくれました。祖父は「覚えようとしなくていい。覚
えなければ忘れることはない」と言ってくれました。私は両者のいい
とこどりで生きてきました。       (6月22日飯田芳男)

いしずえ449


■昼の時間が長い『夏至』です。札幌の日没は東京より遅く19時
18分頃です。お昼ご飯が二回食べられます。といっても一中生の
皆さんには「勉強時間が長い日」なのかもしれませんね。過ぎたこ
とをくよくよするより、明日への備えをしたほうが賢明です。しっ
かり準備をすると気持ちが落ち着きます。応援してます!!
                   (6月21日飯田芳男)

いしずえ448


■校長室までウグイスの鳴き声が聞こえます。3月ごろより鳴き方
が上手です。ところで、和菓子屋さんには、ウグイスの名がついた
「ウグイス餅」が売られています。豊臣秀吉が名前をつけたといわ
れています。青大豆を使った、きれいな緑色のきな粉がまぶされて
います。「梅にうぐいす」と言うように、ウグイス餅は春先が旬の
ようですが、まだまだ店頭でみかけます。でもウグイスは緑色の鳥
なのでしょうか。今年こそ見てみたいです。
                   (6月20日飯田芳男)

いしずえ447


■ある先生は、校外学習の前「リュックは重いものを上に詰めるよ
うに」という指導をしていました。背中に当たるところと、底には
柔らかいものを詰め、背中とリュックを密着させると良いとのこと
でした。その先生にある日私が「プラスチックごみはかさばります
ね」と言ったら「お湯をかければ小さくなるよ」と教えてくれまし
た。調子に乗って「枝豆のゆで上がりの色を良くしたい」と言うと
「沸騰点を上げるといいよ。塩をひとつまみね。」と即答。さらに
「私、雨男なんですけど。」と悩みを打ち明けると、「人間は天気
を決定する技(わざ)はもたない」と返答。人生には良き出会いが
あるものです。           (6月19日飯田芳男)

いしずえ446


■私はペットボトルでお茶を飲むことも多いのですが、今朝は、
急須でお茶を入れました。茶柱が立ちました。祖母は生前いつも
「茶柱が立つのは縁起が良いことだが、人に言ってはいけない」
と言っていました。祖母は「番茶が茶柱が立ちやすい」と言って
ほぼ毎朝挑戦していました。茶柱が立つたびに自慢げに私に告げ
ていました。あくまで根拠もない他愛ない私事です。
                  (6月18日飯田芳男)

いしずえ445


■土曜日の電車内で感じたのは、平日、休日に限らず、混雑してい
る車内でリュックを前に抱える姿が、すっかり定着したということ
です。前で抱えるとコントロールしやすく周囲に迷惑をかけにくい
ですね。そしてコロナの関係でしょうか、あくまで私の感覚ですが
つり革につかまる人が微増しているように思いました。また、エス
カレーターの手すりに手をかける人も多くなったように思います。
私はつり革も、手すりも利用します。ハイ、加齢の関係です!
                   (6月17日飯田芳男)

いしずえ444

s
■教室に一番早く入っていた生徒が「おはよう」と言っていました。
てっきり教室に他の生徒がいるのかと思ったら、その生徒だけでし
た。誰もいなくても、教室へのあいさつができる真摯な姿に感心し
ました。私は時々スーパーマーケットやデパートの店員さんが、買
い物客がいるスペースからバックヤードに入る時、振り返ってから
おじぎをする光景を目にします。その姿も「さすがだな」と思って
います。誰にでも敬意を表せる人になりたいです。我が身を振り返
り猛省しています。          (6月16日飯田芳男)

いしずえ443


■中学の時、私はいつも『勉強ってどんなことすればいいの?』
と大騒ぎでした。担任の先生に何度も「勉強って何をすればいい
のですか」と聞いていました。先生は理科の先生でした。毎日て
いねいに私に助言してくれました。漢字や英単語が書けるように
なることから、どんなふうに感じた?とか、何と何の薬品を使う
と色が変化するか、小学生にわかるようにかいてごらん等。言わ
れ続けるうちに、中1が終わる頃には「課題をもち、解決するこ
とが勉強なんだ」と気がつきました。恩師は90歳!ずっと元気
でいてほしいです。         (6月15日飯田芳男)

いしずえ442


■中1の時、生まれて初めて受ける定期考査のために、私は入念に
計画を立てました。10日前からのスケジュールです。3通り作成
します。計画通りの場合のA版、なまけてしまった時のB版、完全に
勉強が進んでいない時のC版です。C版の計画表には「テレビ」とか
「計画の修正をする」という妙な記述がありました。私は試験前に
計画を立てるのが好きなんですが、実行するのは好きではなかった
と思われます。当時の計画表は「保存」されてません。パソコンの
ない時代で良かったです。       (6月14日飯田芳男)

いしずえ441


■本校には132本の樹木があります。背が高いのはヒマラヤスギ
です。5本のうち1本は屋上より高いです。創立時にはすでにあっ
たかもしれません。本校のドラマを見てきたことでしょう。ヒマラ
ヤスギを見て「高いね 大きいなあ」とほめてあげることがありま
す。すると…。期待に応え、去年より伸びています!学校には見上
げるものが必要です。私は昨年からヒマラヤスギに「伸びてるねえ」
と声をかけています。すると…。一中生の「力」がついてきている
ことを実感する今日この頃です。    (6月13日飯田芳男)

いしずえ440


■金曜日にプールから救出したヤゴは、2匹トンボになりました。
トンボの種類はわかりません。赤トンボかと思いましたがそうでも
なく、かと言って鬼ヤンマでもないようで今の所不明です。頼りに
しているのは一中の理科の先生です。よろしくお願いします!ヤゴ
のエサは赤虫です。クチボソやフナの釣りには欠かせません。手を
真っ赤にして針につけた思い出があります。でも、恥をかいて顔を
真っ赤にした思い出のほうが多いです。  (6月12日飯田芳男)

いしずえ439


■自分が小学生の時、日曜日に使うものを『日用品』と思ってい
ました。日常使うものを日用品とわかったのは、中学生になって
からでした。また、日用品の多くはスーパーで買いました。お金
を支払う場所の表記は今も「お勘定場」です。これを「おかんじ
ょうば」と言うのか、今でも不安です。私は「レジ」を多用して
います。レジはCASH REGISTER(キャッシュレジス
ター)が正式なのでしょうが、私は勝手に「レジ!」と略します。
では「お湯を沸かして?」は、水を沸かすかな?いえいえ、目く
じらはたてないのが「たしなみ」だと思います。
                   (6月11日飯田芳男)

いしずえ438


■今日は時の記念日です。671年の今日、日本で初めて時計が
使われたとされています。1920年に「時」展覧会で提案され
たのが時の記念日だとか。その頃日本人は欧米人に比べ「時間を
守らない」と言われていたことに由来するようです。興味深いで
す。私は保育園児だったころ朝の歌で「コチコチかっちんお時計
さん」と歌い、「こんにちはさようなら」という歌詞で教室を出
て行きました。毎回教室を出ていく私を、誰も引き止めなかった
「かもめ組」の友人たちでした。   (6月10日飯田芳男)

いしずえ437


■一中生の『朝読書』の本に、書店独自の包装紙のカバーがかけら
れているとちょっと嬉しくなります。包装紙は、書店ごとに違って
いて楽しいですね。自分では、珍しい包装紙と思っていても、電車
内で同じカバーの人を見かけて驚いた経験が何度かあります。私は、
中学の時。漫画雑誌の「少年マガジン」にもカバーをかけてもらっ
た思い出があります。『あしたのジョー』と言う人気漫画作品が、
最終回だったからです。断らない店員さんもすごかったです。
                     (6月9日飯田芳男)

いしずえ436


■まもなく水泳指導が始まります。プールの水を排水し、きれいな
水を入れます。排水すればヤゴも流れてしまうので、ヤゴを救出し
てきました。50匹くらい救い出しました。全部は救出できず心か
らお詫びする次第です。赤とんぼのヤゴが多いようですが、なんと
かトンボになってほしいと願います。さて、梅雨入りとなりました。
雨の被害は遠慮したいですが、雨の季節を楽しみたいです。
                     (6月8日飯田芳男)

いしずえ435


■新聞で『よそのお子さんたちが、歯をくいしばって走ってくる
のを見て、応援に熱中している自分に驚きました。』と言う投稿
を読みました。お孫さんの運動会を見に行った方の文でした。お
孫さんが出ていないリレーを何となく見ていたら「走ることに集
中して頑張っている姿に思わず声を出して応援してしまった」と
のことです。この方の『心』の色とぬくもりが伝わってきました。
                   (6月7日飯田芳男)

いしずえ434


■数字のゾロ目はうれしい気持ちになります。理由はないのです
がたのしい気分です。令和6年の今日はワクワクしていると思い
ます。ゾロ目の語源は二つのサイコロを振った時の同じ目だと言
われています。私は入試の時、受験番号が777でした。番号に
頼るのはどうかと思いましたが、何年かお守りのように保管して
いました。ゾロ目だけでなく、何事にも「いいことが起こる」と
思ったほうが結果も良いような気がします。一中生の皆さん、き
っと今日は良い一日ですよ。ゼッタイです!(6月6日飯田芳男)

いしずえ433


■今日の月齢は16とちょっと。昨日も今日もほぼほぼ満月です。
さて、今日の読売新聞のコラムに作家井上靖さんの『氷壁』の話
が載っていました。私の中高生時代は、友人が山の小説をこぞっ
て読んでいました。新田次郎さんの『孤高の人』もボロボロにな
るまで読みました。皆さんはどうでしょうか?思い出すのは山岳
部とワンダーフォーゲル部の違いは?という論争でした。そして、
山が好きな友人は、名前に「岳」がついていたなあということを
思い出した月曜でした。        (6月5日飯田芳男)

いしずえ432


■今日は『蒸し料理の日』です。小学校6年生のおやつ作りの
授業で『蒸しパン』を作りました。私の分だけ蒸し器が足りず、
水を入れた鍋にふきんを入れます。付近の上に皿を置き、蒸し
器の代用品をあみだしました。完成した蒸しパンは、職員室の
休憩用テーブルに置きました。「ご自由にお召し上がりくださ
い・飯田作♡」という、メッセージを添えて。誰も食べてくれ
ませんでした。           (6月4日飯田芳男)

いしずえ431


■雨上がりの朝、休日なら、子供だった私の仕事は傘や長靴を干
すことでした。傘を干すのは簡単なのですが、きれいにたたむの
は小学生の私には難しい仕事でした。傘はとても大事だったので、
破損すると、近所の傘職人さんに修理をお願いに行くのも、私の
役割でした。雨上がりは依頼が多くて「何日かしたら取りに来て」
と言われ帰宅します。傘の修理が終わり「取りに来て」と言われ
るのは、たいがい雨の日でした。    (6月3日飯田芳男)

いしずえ430


■読売中高生新聞で、ストローレス牛乳の記事が掲載されていま
した。口をつけてラッパ飲みできるパックを『スクールポップ』
というそうです。ストローを使わないことで、175トンもプラ
スチック削減につながるそうです。ストローを入れる穴も開いて
いるので、ラッパ飲みに抵抗がある人も安心です。牛乳パックと
言うと、私は三角のテトラパックに思い出があります。ストロー
はさすのですが、口を開いて長方形にし、空きパックを詰めると
クラス全員のパックは、四つくらいの長方形に収まります。ここ
数年はテトラパック牛乳をみたことがありません。探してます!
                   (6月1日飯田芳男)

いしずえ429


■私が教育実習に行った時、中学2年生が私の授業感想を書いて
くれました。『ぼくのことを忘れないでください』『必ず先生に
なってください』『天平文化が良くわかりました』等、セピア色
の用紙から40年前の教室がよみがえります。大学4年生にすべ
ての授業と、担任業務をまかせてくれた実習校に今も感謝してい
ます。私もどこかで恩返しをしなくては…。そんな気持ちです。
                    (6月1日飯田芳男)

いしずえ428


■一中の校門を入ると、ウグイスがまるで私を歓迎してくれるかの
ように美しく鳴いてくれます。もちろん「ホーホケキョ」と。この
ように鳥や動物の鳴き声を、人の言葉や文字に置き換えて覚えやす
くしたものを「聞きなし」と言うそうです。ラジオで聴きました。
有名な聞きなしはウグイスで「法、法華経」です。ネットでコジュ
ケイの鳴き声を聞きました。「ちょっと来い ちょっと来い」と聞
こえます。空耳アワーみたいなものですが、私なりに楽しんでいま
す。さきほど「今日はセミが鳴いてるな」と思ったら耳鳴りでした。
楽しんでいられません!        (5月31日飯田芳男)

いしずえ427


■小学校6年生に「担任の飯田先生にだけ教えたい運動会のひみつを
本のタイトルかニュースの見出し風に書いてください。そのタイトル
や見出しを作った理由も書いてください。」と伝えると楽しく書いて
くれます。作文を書かせたら私もたっぷり返事を書きます。「作文は、
自分が自分を認める作業です。」  子供は誰もが一流作家です!
                    (5月30日飯田芳男)

いしずえ426


■レースの開始で出発のピストルを鳴らすスターターは、ヘッドフォ
ンをしています。私は中2の時この係でした。責任感一杯でこの任務
につきました。耳がキーンとしないようにということで、体育科の先
生が水泳の耳栓をくれました。私はその貴重な耳栓を当日の朝落とし
てしまい、代わりに、自分の勝手な判断で耳に脱脂綿を入れました。
夕刻、耳に違和感が…。綿の切れ端が耳の中に残ったようです。翌日
までとれず、振替休業日に耳鼻科に行きました。あのヘッドフォンが
当時も欲しかったです!私の『体育大会ドラマシリーズ』のひとコマ
です。                 (5月29日飯田芳男)

いしずえ425


■体育大会では生徒もたくさんの係を担当してくれました。加えて、
前日までの係と当日の係の二役にたずさわった生徒もいました。誰も
が任務を果たしてくれて頭が下がる思いです。私が中学の時『タイム
を計る』任務と『あと何周』を表示するミッションで大失敗をやらか
しました。この年になっても冷や汗が出ます。(5月28日飯田芳男)

いしずえ424


■体育大会が行われました。競技中のBGMは担当者のセンスある選曲
でした。思わず口ずさんだ曲もありました。見ごたえのあるレースで
は特に曲効果が発揮され、余韻にひたり、生徒一人一人が主役の体育
大会を実感しました。           (5月27日飯田芳男)

いしずえ422


■諏訪の森公園では、いつのまにかアジサイが咲いていました。私は
勝手に6月に咲くものだと思っていましたが、植物は植物なりに季節
を感じているのでしょう。アジサイは、ソメイヨシノやハナミズキの
次は自分だとばかり、輝こうとしています。小学校1年の教室で、私
が「お花はしゃべらないからさびしいね」と言ったら、「飯田先生が
話しかけないからだよ」と言う答えが返ってきました。いつも心の中
で思い出しているやりとりです。     (5月26日飯田芳男)

いしずえ421


■私はグリコのキャラメルが好きで「あのポーズ」にしばし挑戦して
いました。その後「シェー」をしたり「シュワッチ」と、ウルトラマ
ンのスぺシューム光線発射をまねたりしていました。ラジオ体操をし
ていると、つい子供のころの様々なポーズを思い出してしまいます。
今日は『山の手空襲』から78年経ちました。私の子供のころの思い
出に戦争はありません。一中生の皆さんも、いつも平和な時代を歩ん
でほしいと切に願います。        (5月25日飯田芳男)

いしずえ420


■体育大会の練習に真剣に取り組む姿に接しながら、私の中学校時代
をいつも思い出しています。私が中1の時、体育大会実行委員長だっ
た先輩は、最近まで都内の中学の校長先生をしていました。体育科の
先生です。副校長先生をされている時お会いしました。「中学生時代
が忘れらなくて職業になっちゃったよ」と笑っていました。いや実は
私も同じです。             (5月24日飯田芳男)

いしずえ419


■給食のコロッケはとてもおいしかったです!調味料のサシスセソが
絶妙だと料理はおいしいですね。サシスセソは、言うまでもなく砂糖、
塩、酢、しょうゆ(醤油)、味噌です。子供のころ「セ」がなぜしょ
うゆなのか?「ソ」はソースでは?と疑問でした。当時、いつものよ
うに今は亡き祖母に質問しましたところ、醤油は昔「せいゆ」と言っ
てたという答えがかえってきました。こちらは納得。また、味噌は昔、
「噌」と一文字で表していたとのこと。(諸説あり)こちらには思わ
ず「うっそー」と叫びました。祖母は「『みそひともじ』って言葉が
あるでしょ。」と、サラッと大ぼらを吹いてくれました。「おばあち
ゃんそれ間違いでしょ!」とタンカを切った私でした。
                    (5月23日飯田芳男)