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Hello 校長室
Hello 校長室
いしずえ433
■今日の月齢は16とちょっと。昨日も今日もほぼほぼ満月です。
さて、今日の読売新聞のコラムに作家井上靖さんの『氷壁』の話
が載っていました。私の中高生時代は、友人が山の小説をこぞっ
て読んでいました。新田次郎さんの『孤高の人』もボロボロにな
るまで読みました。皆さんはどうでしょうか?思い出すのは山岳
部とワンダーフォーゲル部の違いは?という論争でした。そして、
山が好きな友人は、名前に「岳」がついていたなあということを
思い出した月曜でした。 (6月5日飯田芳男)
いしずえ432
■今日は『蒸し料理の日』です。小学校6年生のおやつ作りの
授業で『蒸しパン』を作りました。私の分だけ蒸し器が足りず、
水を入れた鍋にふきんを入れます。付近の上に皿を置き、蒸し
器の代用品をあみだしました。完成した蒸しパンは、職員室の
休憩用テーブルに置きました。「ご自由にお召し上がりくださ
い・飯田作♡」という、メッセージを添えて。誰も食べてくれ
ませんでした。 (6月4日飯田芳男)
いしずえ431
■雨上がりの朝、休日なら、子供だった私の仕事は傘や長靴を干
すことでした。傘を干すのは簡単なのですが、きれいにたたむの
は小学生の私には難しい仕事でした。傘はとても大事だったので、
破損すると、近所の傘職人さんに修理をお願いに行くのも、私の
役割でした。雨上がりは依頼が多くて「何日かしたら取りに来て」
と言われ帰宅します。傘の修理が終わり「取りに来て」と言われ
るのは、たいがい雨の日でした。 (6月3日飯田芳男)
いしずえ430
■読売中高生新聞で、ストローレス牛乳の記事が掲載されていま
した。口をつけてラッパ飲みできるパックを『スクールポップ』
というそうです。ストローを使わないことで、175トンもプラ
スチック削減につながるそうです。ストローを入れる穴も開いて
いるので、ラッパ飲みに抵抗がある人も安心です。牛乳パックと
言うと、私は三角のテトラパックに思い出があります。ストロー
はさすのですが、口を開いて長方形にし、空きパックを詰めると
クラス全員のパックは、四つくらいの長方形に収まります。ここ
数年はテトラパック牛乳をみたことがありません。探してます!
(6月1日飯田芳男)
いしずえ429
■私が教育実習に行った時、中学2年生が私の授業感想を書いて
くれました。『ぼくのことを忘れないでください』『必ず先生に
なってください』『天平文化が良くわかりました』等、セピア色
の用紙から40年前の教室がよみがえります。大学4年生にすべ
ての授業と、担任業務をまかせてくれた実習校に今も感謝してい
ます。私もどこかで恩返しをしなくては…。そんな気持ちです。
(6月1日飯田芳男)
いしずえ428
■一中の校門を入ると、ウグイスがまるで私を歓迎してくれるかの
ように美しく鳴いてくれます。もちろん「ホーホケキョ」と。この
ように鳥や動物の鳴き声を、人の言葉や文字に置き換えて覚えやす
くしたものを「聞きなし」と言うそうです。ラジオで聴きました。
有名な聞きなしはウグイスで「法、法華経」です。ネットでコジュ
ケイの鳴き声を聞きました。「ちょっと来い ちょっと来い」と聞
こえます。空耳アワーみたいなものですが、私なりに楽しんでいま
す。さきほど「今日はセミが鳴いてるな」と思ったら耳鳴りでした。
楽しんでいられません! (5月31日飯田芳男)
いしずえ427
■小学校6年生に「担任の飯田先生にだけ教えたい運動会のひみつを
本のタイトルかニュースの見出し風に書いてください。そのタイトル
や見出しを作った理由も書いてください。」と伝えると楽しく書いて
くれます。作文を書かせたら私もたっぷり返事を書きます。「作文は、
自分が自分を認める作業です。」 子供は誰もが一流作家です!
(5月30日飯田芳男)
いしずえ426
■レースの開始で出発のピストルを鳴らすスターターは、ヘッドフォ
ンをしています。私は中2の時この係でした。責任感一杯でこの任務
につきました。耳がキーンとしないようにということで、体育科の先
生が水泳の耳栓をくれました。私はその貴重な耳栓を当日の朝落とし
てしまい、代わりに、自分の勝手な判断で耳に脱脂綿を入れました。
夕刻、耳に違和感が…。綿の切れ端が耳の中に残ったようです。翌日
までとれず、振替休業日に耳鼻科に行きました。あのヘッドフォンが
当時も欲しかったです!私の『体育大会ドラマシリーズ』のひとコマ
です。 (5月29日飯田芳男)
いしずえ425
■体育大会では生徒もたくさんの係を担当してくれました。加えて、
前日までの係と当日の係の二役にたずさわった生徒もいました。誰も
が任務を果たしてくれて頭が下がる思いです。私が中学の時『タイム
を計る』任務と『あと何周』を表示するミッションで大失敗をやらか
しました。この年になっても冷や汗が出ます。(5月28日飯田芳男)
いしずえ424
■体育大会が行われました。競技中のBGMは担当者のセンスある選曲
でした。思わず口ずさんだ曲もありました。見ごたえのあるレースで
は特に曲効果が発揮され、余韻にひたり、生徒一人一人が主役の体育
大会を実感しました。 (5月27日飯田芳男)
いしずえ422
■諏訪の森公園では、いつのまにかアジサイが咲いていました。私は
勝手に6月に咲くものだと思っていましたが、植物は植物なりに季節
を感じているのでしょう。アジサイは、ソメイヨシノやハナミズキの
次は自分だとばかり、輝こうとしています。小学校1年の教室で、私
が「お花はしゃべらないからさびしいね」と言ったら、「飯田先生が
話しかけないからだよ」と言う答えが返ってきました。いつも心の中
で思い出しているやりとりです。 (5月26日飯田芳男)
いしずえ421
■私はグリコのキャラメルが好きで「あのポーズ」にしばし挑戦して
いました。その後「シェー」をしたり「シュワッチ」と、ウルトラマ
ンのスぺシューム光線発射をまねたりしていました。ラジオ体操をし
ていると、つい子供のころの様々なポーズを思い出してしまいます。
今日は『山の手空襲』から78年経ちました。私の子供のころの思い
出に戦争はありません。一中生の皆さんも、いつも平和な時代を歩ん
でほしいと切に願います。 (5月25日飯田芳男)
いしずえ420
■体育大会の練習に真剣に取り組む姿に接しながら、私の中学校時代
をいつも思い出しています。私が中1の時、体育大会実行委員長だっ
た先輩は、最近まで都内の中学の校長先生をしていました。体育科の
先生です。副校長先生をされている時お会いしました。「中学生時代
が忘れらなくて職業になっちゃったよ」と笑っていました。いや実は
私も同じです。 (5月24日飯田芳男)
いしずえ419
■給食のコロッケはとてもおいしかったです!調味料のサシスセソが
絶妙だと料理はおいしいですね。サシスセソは、言うまでもなく砂糖、
塩、酢、しょうゆ(醤油)、味噌です。子供のころ「セ」がなぜしょ
うゆなのか?「ソ」はソースでは?と疑問でした。当時、いつものよ
うに今は亡き祖母に質問しましたところ、醤油は昔「せいゆ」と言っ
てたという答えがかえってきました。こちらは納得。また、味噌は昔、
「噌」と一文字で表していたとのこと。(諸説あり)こちらには思わ
ず「うっそー」と叫びました。祖母は「『みそひともじ』って言葉が
あるでしょ。」と、サラッと大ぼらを吹いてくれました。「おばあち
ゃんそれ間違いでしょ!」とタンカを切った私でした。
(5月23日飯田芳男)
いしずえ418
■小・中学生の時は、運動会の時期に、練習でトラックを時計回りで
走っていました。カーブが走りにくくて楽しんでいました。高校生に
なって、1912年の国際陸上連盟創立後の競技規則で「走る時は、
左手が内側になるように走ると明記された」と授業で習った記憶があ
ります。同時に「根拠はない」と習った記憶もあります。ところで、
全国の競馬場10か所中、東京、新潟、中京が反時計回り(左回り)
で、他7か所は時計回りです。反時計回りが得意な馬と、時計回りが
得意な馬が存在するようです。人間だけが反時計回り限定でしょうか。
試しに両方のレースを用意してみますか??いえ、ひとり言です。
(5月22日飯田芳男)
いしずえ417
■今日は今年141日目です。一年の計は元旦にありと言いますが、
今年立てた計画を見直すにはいい時期です。30冊の小説・物語を読
む目標はまだ三分の一です。「自分に腹を立てない」はまったく守れ
ていません。「職員をほめる」「生徒をほめる」これは重要ミッショ
ン!明日からも全力をあげて実行です! (5月21日飯田芳男)
いしずえ416
■今日はローマ字の日です。「ローマ字って役に立つのかな?」と子供
の頃そう思っていました。ところがところが、パソコンはローマ字入力
が便利です。今日は古代ロ-マ帝国で使われていたラテン文字の発明?
に感謝しながら、多少の歴史を思い浮かべ入力しています。一例ですが
「し」は「si」でも「shi」でも示されます。ローマ字のドラマを探って
いこうと思います。 (5月20日飯田芳男)
いしずえ415
■小学校1年生の担任の時、運動会の「表現」を指導しました。めざ
せポケモンマスターの曲で踊ります。性能が良くないビデオとウォー
クマンを武器に、私が踊れるようになるまで、夏休みから特訓しまし
た。小学校1年の担任は、児童に背中を向けて教えます。完璧にマス
ターしなくてはなりません。本番までの3週間は「ポケモン ゲット
だぜー」と叫びながら出勤しました。さらに50メートル走も指導し
ます。ピストルは弱音装置付きで、腰の下で打ちます。「速く走れま
すようにと3回祈ってね。」と。今は非科学的な指導を反省してます。
でも大人になった子供たちが「ポケモンの踊りは今も踊れます」と、
言ってくれているのが嬉しいです。 (5月19日飯田芳男)
いしずえ414
■気温が高くなりました。一中生の健康を案じています。そんな暑さ
の折、北校舎は涼しいです。これから校舎全体があたたまるのかもし
れません。南校舎と北校舎の気温差はややあるように思います。管理
員さんはこれからが受難の季節。夜10時まで巡回しますが、生徒の
下校後は窓を閉め切るため、サウナ状態の巡回で汗びっしょりです。
早朝も夜も学校を支えてくれていつも感謝をしています。
(5月18日飯田芳男)
いしずえ413
■昨日の音楽鑑賞教室で、「トランペット吹きの休日」という演奏を
聴きました。軍隊に勤めるトランペット吹きが、休日を楽しむ様子が
わかる演奏です。名演奏に聞き入りながらも、私が中学の時の名実況
を思い出しました。この曲を流しながら「第2コーナーを回って先頭
はA組、先生方はすでに大きく離されました…」放送委員として全員
リレーを実況していました。そんなに教員チームは離されていなかっ
たのですが…つい言葉が過ぎました。それにしても運動会にぴたりの
名曲です。個人の感想です! (5月17日飯田芳男)
いしずえ412
■栗山英樹監督の栗山ノートの一節です。『うまくやろうとするな』を
時々思い出しています。「人が成熟する速度は、その人がどれだけ恥に
耐えられるかに比例する」という補足説明がありました。私は「何事に
も自分なりに努力を惜しまないこと」と解釈しています。でもやっぱり
何事もうまくやりたいです。しかし、今日、駅の改札をスマートに通り
過ぎるつもりで、思わず我が家の鍵でタッチ!。表示が赤くなり、けた
たましく(私にはそう聞こえたのです。)ブザーが鳴りました。私の顔
も赤くなりました。恥には耐えられるのが自慢です!
(5月16日飯田芳男)
いしずえ411
■1972年の5月15日にアメリカとの沖縄返還協定が発効されました。
この日から沖縄が日本に返還されました。「同じ日本でありながら…」と
いう思いでいっぱいです。あれから51年、1972年ごろの一中の体育
大会は「体育会」となっていました。開校まもなくから体育会のようです。
男子は、つめえりの服です。立川一中にも「戦後のドラマ」があります。
今日の平和をもたらしてくれた諸先輩に感謝です。
(5月15日飯田芳男)
いしずえ410
■社会科の資料集「立川」の改訂を機会に、残堀川と玉川上水が交差する
ところを見に行きました。私は何度見てもうまく説明できません。その分
担当した先生は上手に解説しています。柴崎用水も同様に先人の知恵が詰
まっています。キーワードはどちらも「サイフォン式」です。私は時々、
珈琲をサイフォンで入れながら、理屈を学んでいます。
(5月14日飯田芳男)
いしずえ409
■メイストーム・デーの13日です。どうして今日が記念日なのか調べが
つきませんでした。週末は天気がくずれるようなので「五月の嵐」が起き
ないように祈るばかりです。気圧の変化が激しいと体調にも影響しますね。
私にとっては血圧も重要です。マイストーム・デーは避けたいです。
(5月13日飯田芳男)
いしずえ408
■自己紹介のカードが掲示されていました。名前と顔を思い浮かべ、それぞ
れ、私の○○〇、好きな○○〇…が書かれていて楽しませてもらっています。
印象的な記述は、好きなテレビ「連続テレビ小説」 私の小学校時代「昭和
〇年」 好きな季節「晩秋」…でした。思いっきり年齢層が高そうな方々の
掲示物があって時を忘れました。 (5月12日飯田芳男)
いしずえ407
■「グリコ」「パイナップル」「チョコレート」と、なつかしい言葉が聞こ
えてきました。グーで勝つとグリコ!三歩前に進みます。相手を追い越すか
相手にタッチするかで勝ち負けを味わいます。校長室前ストリートが昭和の
路地になっていてホッとするひと時です。放課後なので先生方、どうかお目
こぼしを!カンチン、ロクムシ、だるまさんがころんだ、馬飛び…大学生に
なってもやっていました。「逃走中」は昭和の時代もやっていました。あっ
名称はドロケイ!ぜひ校舎内でやってみたい!先生方、どうかお目こぼしを。
(5月11日飯田芳男)
いしずえ406
■連休中に教え子の結婚式に出席してきました。新郎新婦は小学校4年生
で学級が同じでした。4年生で席が隣同士になったのが縁だと言って、盛
り上がっていました。その座席を決めたのが私でしたから!担任の責任は
重いですね。私は小学校の経験が長いですが、教員の習性?で、いつまで
も児童の顔を覚えています。1年に1回は「みんなどうしているかな」と
学級単位で、平等に顔を思い浮かべます。小学校時代の顔ですが…。しか
しこの頃は、私のほうが教え子に見守られています。
(5月10日飯田芳男)
いしずえ405
■ツバメの姿を見かけるようになりました。ツバメは泥のような湿った土
で巣をつくります。雨に濡れにくい場所を選ぶので、賢いなと思います。
そのうえ、わざわざ人の多い場所で巣作りをしています。天敵から身を守
るため、人間が多いところのほうが良いのでしょう。ということは学校は
まさに好立地ですね。一中でも探してみようと思います。ツバメは、前回
使った(作った)巣を利用する習性があるので、毎年似たような場所にや
ってくるはずです。でも、餌をさがすツバメが、土の上を歩いているのを
見たことがありません。なぜでしょう?チャットGPTでツバメ語に翻訳し
て、話しかけて聞いてみようと思います。 (5月9日飯田芳男)
いしずえ404
■今日は世界赤十字デーです。アンリ・デュナンの誕生日です。デュナン
はスイスの実業家であり、国際赤十字社の創設者です。第一回目のノーベ
ル平和賞受賞者でもあります。デュナンの業績が、小学校5年生の国語の
教科書に載っていました。当時一緒に学んだ子供たちは、一中生の皆さん
の保護者と同じ世代かなと思い出していました。平和や安全を維持する心
を学校生活から発信したいです。 (5月8日飯田芳男)
いしずえ403
■能登地方で地震の被害に見舞われた方々に、お見舞いを申し上げます。
立川から、故郷北陸に戻った教員の顔も思い浮かべ、案じています。出校
して学校の整備に尽力しているはずです。私も気持ちを引き締めています。
(5月7日飯田芳男)
いしずえ402
■今日は立夏、暦の上では夏が始まります。一方能登地方では大きな地震
がありました。時折、自然界は容赦なく私たちに「わざわい」をもたらし
ます。これ以上の被害がないことを祈るばかりです。
(5月6日飯田芳男)
いしずえ401
■昭和22年の4月に開校した本校は、5月5日に開校式を行いました。
この開校式の日が開校記念日になっています。当時60数名で開校した
本校も77年目に入ります。また今日から新たな歩みを進めます。校舎
は何も語りませんが、一中生のドラマをじっと見てきました。生徒の喜
怒哀楽を受け止めてくれた一中に感謝です。 (5月5日飯田芳男)
いしずえ400
■みどりの日は、Green DayかあるいはMidori-No-Hiと表記するのか、
Greenery Dayと表すのか気になるところです。でもどうやら、緑色の
日というわけではなく、植物の葉の緑を表す単語を用いるのが通説の
ようです。この件は英語科の先生に質問してみようと思います。とも
あれ、今日だけでなく、植物を愛で、緑ある環境づくりを応援したい
と思います。ところで、教室の黒板は、全国的には「みどり」が多い
です。緑板と呼ばない先人の優しさは見事です。(5月4日飯田芳男)
いしずえ399
■憲法記念日なので、日本国憲法の前文を読み返してみます。大学の時
は、「憲法」に合格しないと卒業できなかったので丁寧に取り組みまし
た。卒業はできましたが、憲法の理念が身についたかと言うと、とても
合格点ではありません。今になっても、まだまだ勉強です。子どもの頃、
私は「我が家の憲法」を作成しました。「家族は末っ子の私を常に可愛
がる」を第一条に掲げました。いまふうに言うとドン引きされました。
(5月3日飯田芳男)
いしずえ398
■今日は立春から数えて88日です。茶摘(ちゃつみ)の歌詞を、つい
口ずさんでしまいます。♪夏も近づく八十八夜(トントン)と手遊びを
入れて歌うと楽しいですね。八十八夜は、88日目の夜が過ぎたという
意味で、農作業の目安にもなります。立春を1日目と数えます。八十八
夜の今頃摘んだ「一芯二葉(いっしんによう)」という、若い芽2枚と
芯芽だけでつくるお茶は、最上級品と言われています。季節の移ろいを
楽しむ先人は「初物」にも敬意を払っていたのです。私も、せめて今宵
は急須で入れた日本茶をいただきます。 (5月2日飯田芳男)
いしずえ397
■鯉のぼりを気にかけて歩いてみますが、なかなかお目にかからなくな
りました。よそのお宅の鯉のぼりを探しているので、「見当たらない」
と言っては失礼な話ですね。我が家では上げたことがなかったのですが
一番上に上げるのが「吹き流し」という説があります。五色の吹き流し
は、青が春、赤は夏、白は秋、黒は冬だそうです。では黄色は?土用だ
そうです。でもこの五色は「魔除け」だと民俗学の授業で習ったことが
あります。ちなみに教授は「五色はごしきと読む」と教えてくれました。
ともあれ、一中生の成長を願って、柏餅をいただき鯉のぼりを眺めます。
(5月1日飯田芳男)
いしずえ396
■世の中では「ゴールデンウイークに入り…」(以下GW)と報じられて
います。語源が、「興行に使われたことが始まり…」とのことで、私は、
「大型連休」と言うようにしています。それは諸先輩からの指導の影響大
ですが。でも「GW」は1951年につくられたと言われています。もう
市民権を得た言葉だと思っています。あくまでも私の個人的見解です!
(4月30日飯田芳男)
いしずえ395
■今日は、天皇誕生日、いえ、昭和の日です。2007年から昭和の日とな
りました。しかし、1989年から2006年まではみどりの日でした。い
ろいろなドラマを背負っている29日です。とは言え祝日です。土曜だから
病院に行こうと思いましたが休業日でした。「夕刊がない」のが気になるの
は私のような昭和のおじさんだけでしょう。昭和64年の年賀はがきは取っ
てあります。昭和がどんどん「むかし」になっていきます。
(4月29日飯田芳男)
いしずえ394
■私が中3の時「おれ、悩みが多くって」っとたびたび友人に相談していま
した。でも悩みを口にすると、悩みが半減するので、友人の存在はありがた
かったです。そんな友人がある時、「おまえ去年の今頃、何で悩んでいたか
覚えてるのか?」と言ってきました。私は「ぜんぜん覚えていない!」と答
えると、「だから、あんまりくよくよしないことだよ。」と悠然と答えてく
れました。チェリオのオレンジを腰に手をあて飲みながら…。大型連休を迎
える頃いつも思い出す光景です。 (4月28日飯田芳男)
いしずえ393
■『奇妙な漢字』という本に、「読めそうで読めない漢字」の欄があります。
読み進めましたが、私にとっては「読めなさそうでやはり読めない」漢字が
並んでいます。「俎」の訓読みは「まないた」「栖」の訓読みが「すみか」
等々。読み込めず絶望的になっていったん本を閉じました。そんな時、しお
りをはさむことがあります。しおりは「栞」と書きます。はて?どんな字だ
っけ?そこで更なる課題が…。私には「書けそうでやはり書けない」漢字が
多いです! 手を動かして字を書かなくては覚えられないと、しみじみ思い
ました。 (4月24日飯田芳男)
いしずえ392
■今朝、ラジオでアナウンサーが「おしょくじけんの背景は何でしょう?」
と言ってました。「ん❓お食事券の背景?」と興味津々でした。よ~く考え
れば「汚職事件の背景」ですね。ところで先日『厳選覚え違いタイトル集』
を読みました。私のような仲間ばかりでした。図書館員さんに「下町のロボ
ットありますか?」とたずねた方がいたようです。下町ロケットですね。次
は「だいぶつじろうの本ありますか?」これ、中学生の時私も言いました。
大佛次郎(おさらぎじろう)さんですね。一中生の皆さん、私のようになら
ないよう日々精進! (4月26日飯田芳男)
いしずえ391
■このごろ見かけなくなりましたが、私は学年別の学習雑誌の大ファンでした。
小学校の時は「小学一年生」から六年生までを愛読。なぜか学校で配られる、
科学と学習と合わせ楽しんでいました。中学に入ると中一コースに中一時代を
愛読。二つの出版社がそれぞれ○○コースと〇〇時代を発行していて、友達と
コースと時代を交換していました。先日友人と、何だかんだ言いながら、学習
雑誌を探して神田の古本屋街を歩きました。ありませんでした。多分、永遠に
探せないと思います。インターネットに頼らないスーパーアナログおじさんの
旅にゴールはありません。 (4月25日飯田芳男)
いしずえ390
■立川は、昭和20年(1945年)2月16日以来、終戦まで13回空襲に
見舞われたと言われています。同年4月4日は山中坂の悲劇、今日4月24日
は砂川村が空襲を受けました。砂川国民学校(現在の八小)の三名の先生が命
を落としました。爆風のすごさは、長く校内で保管されてい二宮金次郎像から
伺えました。ひざ下と手首が破損していたのです。持っていた本もありません。
空襲から70年を経て、平成27年(2015年)に地域の方々の尽力で修復
されました。でも手に持っていた本は修復されていません。戦争の惨禍を後世
に伝えるためです。いつまでも「平和」を愛していきたいです。
(4月24日飯田芳男)
いしずえ389
■私が中1になった時、担任の先生以外に授業ごとに先生が変わるというのが
とても新鮮でした。おまけに私の担任の先生が家庭科で、授業をもたない先生
が担任ということにも驚きました。当時、男子は家庭科をやらなかったので、
今振り返ると別の意味で驚きですね。ともあれ、すこし大人扱いをしてくれる
中学校生活のスタートが嬉しかった思い出があります。私は図書委員になりま
した。蔵書カードにブッカー、貸し出し券に代本板。アナログな思い出がよみ
がえります。代本板は抜き出した本の代わりに立てかけます。顧問の先生が、
英語で「ダミー」と教えてくれました。中学の思い出を語ると夜が明けます!
(4月23日飯田芳男)
いしずえ388
■学校の掃除の時間に箒(ほうき)を使います。教室の掃除のねらいは、昭和
の時代は消しゴムのかすと土ぼこりの除去でした。でも学校のほうきでは容易
にごみがとれません。担任のころ、学校全体の清掃担当を命じられた私は、各
教室に掃除機を設置してほしいと事務担当者にお願いしたところ、「予算がな
いから難しいですね。飯田先生が校長になったころは実現すると思いますよ。
頑張って!」と励まされました。廊下を掃きながら「ほうきが一番!」とつぶ
やいている自分がいます。 (4月22日飯田芳男)
いしずえ387
■中学1年生に疲れがでる頃です。小学校の時にあった「休み時間(中休み)」
がないのも一因かもしれません。そのうちペースをつかむと体が慣れてきます。
ご安心を。さて、この中休みという名称ですが、ある調査では20分休み、業間
休み、中休みが全国ベスト3です。大休憩とか大放課と呼ぶ地方もあるようです。
ともあれ、上手に休憩をとってほしいと願います。 (4月21日飯田芳男)
いしずえ386
■今日は関東の一部、日本の南部で部分日食が見られます。館山や小笠原諸
島で「午後欠けているのが見える」と報じられています。「辺りが薄暗くな
ってきた」という感じにはならないかも知れませんね。さて、今日は郵政記
念日(逓信記念日)です。「郵便の父」前島密(ひそか)は1円切手の肖像
です。1871年の今日(旧暦は3月1日)新しい郵便制度になりました。
郵便局に勤めていた「私の父」は、この日に紅白のおまんじゅうを持ち帰っ
てきていました。ところで、さきほど、副校長先生に職員室に来るように言
われました。「おこられるのかな?」私は飛脚のように素早く馳せ参じまし
た。 (4月20日飯田芳男)
いしずえ385
■生徒はシャープペンシルを愛用しています。そのシャープペンシルの制作
を日本で早い時期から請け負っていたのが、早川電機の創業者早川さんです。
早川さんは「真似されるものをつくれ」の理念で一本のシャープペンシルを
はじめ、多くの製品をつくってきました。「電気屋さんからシャープペンシ
ル!」って偉大ですね。シャープというブランドも世の中のいしずえです。
(4月19日飯田芳男)
いしずえ384
■中央線の立川駅と日野駅の間に本校があるので、上りに乗っても下りに
乗っても、本校と学区域の様子が気になります。先日、線路を横切る柴崎
用水(分水)のパイプをながめました。電車はあっという間に通り過ぎま
したが、線路上を用水が通るなんて、昔の人の知恵はすごいなあと思いま
した。清い水の流れからは、石が流れて葉が沈むドラマも鑑賞できます。
(4月18日飯田芳男)
いしずえ383
■一中の職員室と校長室が、やや離れているので、時々顔を出して忘れ
られないようにしています。現在の職員室は、増築されたスペースのよ
うな気がします。以前は、今の多目的室が職員室だったのではと推測し
ています。職員室は出入り口が二つ以上ほしいのですが、今は一か所な
のでどうしても混雑してしまいます。それだけでなく校舎全体について
も、生徒も教職員も使いやすいようにしたいです。その時は、校長室を
みんなの仲間に入れてほしいです。 (4月17日飯田芳男)