日誌

学校のできごと

質問教室

 今日から「期末考査」が始まります。昨日は、「期末考査」前最後の「質問教室」でした。1年生の様子を紹介します。今日から始まる「期末考査」では、一人一人の学習の成果が発揮できるようであってほしいです。
 期末考査は、学習をしてきたことを振り返る大事な場です。期末考査に向けて勉強をすることで、自分がどこが理解できていなかったのかが分かる生徒も多くいたことと思います。そのことが大事なことです。本校で、「家庭学習ノート」を実施している意味はそこにあります。
 授業では、理解できているつもりでいても、復習をしないと学習した内容はなかなか定着しません。だから、「家庭学習ノート」で、今日の授業で自分が分かったこと、気付いたこと、深めようと思ったこと、さらに、自分が分かっていないこと、間違えてしまったこと、これらのことを書き留め、どうしたら良いかを記すようになれば、きっと学習に向かう姿勢、授業に参加する姿勢が変わってくることでしょう。そして、必ずや結果になって表れてくることでしょう。
 ぜひとも、日々の授業と「家庭学習ノート」を大事にしていってほしいと思います。

〔1年〕 今日は、複数の教科が一緒の教室で質問を受け付けています。生徒は、質問しながら、自分の勉強に向かっています。
 
1年生の他の教室での「質問教室」です。社会科について、先生に質問しながら、理解を深めています。

☆近づく期末考査☆

 6月24日(水)から期末考査が始まります。近づく期末考査を前にして、放課後、質問教室が開かれています。それぞれの教科の分からないことについて、直接教科の先生に質問ができます。今回は、1年で実施された質問教室の様子をお伝えするとともに、月曜日の朝礼の様子、そして、授業では、「家庭科」の調理実習の様子をお伝えします。

月曜日の朝は
「朝礼」から一日が始まります。今日は、生徒会が中心となって運営する「生徒会朝礼」の日です。生徒会長はじめ各専門委員会の委員長の話を聞きます。本校の朝礼の良さは、500名近い生徒数がいても、とても整然と整列し、顔、目が話し手に向けられることです。


家庭科は、本日2年生で
「調理実習」がありました。1時間(50分授業)の中で、準備から後片付けまで行うので、手際良く、仲間と協力しないと終えられません。男女仲良く、協力して進められていました。




1年の期末考査前の
「質問教室」の様子です。この教室では英語に関する質問を受け付けていました。

こちらは、数学の「質問教室」の様子です。

理科の「質問教室」の様子です。実際に実験道具も使っています。




このように本校では、必ず定期考査前に「質問教室」を設け、勉強していて分からないことがある場合は、各教科の質問ができるようにしています。すべての学年で実施しています。ただし、単なる受け身ではなく、勉強していて分からないことについて応じていくものです。自学自習の姿勢をはじめ「主体的な学び」はここでも大切にされています。

第3回学校公開日 6月20日(土曜日)

 6月20日(土曜日)は、今年度3回目の「学校公開日」でした。当日は、109名の保護者の皆様、そして地域の方、立川市教育委員会の方にもご参観いただきました。ありがとうございます。また、保護者にいただいたアンケートでは、私たち教員にとりまして励みになるお言葉をいただき、ありがとうございます。これからも生徒が学習に前向きになれるような授業を進めていくよう努力をしていまいります。

 参観者の内訳 1年:55名 2年:31名 3年18名 6組:5名  計109名

【保護者アンケートより〕
〔1年〕英語の授業を見させていただきました。楽しそうにやっているところもあり良かったと思いました。家に帰ってから習った英語を使ってみたくなり、いろいろ発音しています。間違っている時もありますが、興味を引き出してもらっているのが、ありがたいです。
〔1年〕本日は時間の都合で1年3組の英語だけ参観させていただきましたが、とっても楽しく、また、素晴らしい授業で感動しました。少人数も良かったですし、クラス全員しっかり参加し、授業にしっかり取り組んでいました。進め方もと~っても良かったです。先生ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
〔1年〕理科(生物)の授業が楽しくて、あっという間に時間が過ぎたという感じでした。音楽の歌を聞いて歌詞を書き込んでいくというやり方がクイズのようで、楽しく感じました。
〔1年〕みんな落ち着いて授業を受けていて、しっかりと学んでいる印象を受けました。私語もなく、素晴らしいと思います。先生の教え方も一方的ではなく、分かりやすいものでした。(理科)
〔1年〕数学の先生が私にもプリントを配ってくださったので、今日の学習の内容が分かり、私も問題を解くことができました。生徒の作業中に保護者は立っているだけという時間が一番辛いので、ご配慮くださり、ありがとうございました。
〔1年〕授業の時間、クラスの生徒たちは静かに聞いていてびっくりしました。
〔2年〕数学の授業を参観させていただきました。先生の説明が分かりやすく、黒板の使い方も美しかったので、私も受けたくなる授業でした。ありがとうございます。
〔3年〕生徒が真面目でおとなしい。


学年の昇降口に受付があります。授業一覧、アンケート用紙も置いてあります。 

6組の授業の様子です。とても集中していました。

6組の家庭科の授業で作った生徒の作品の一部です。ていねいに仕上げました。

3年理科の授業です。この場面は、授業のはじめに前の授業の確認を行っているところです。このように授業のはじめには、前の復習や今日行うことを理解します。

1年の理科の授業です。画像を使用して生徒が視覚的に理解できるように進めます。

1年の数学・少人数授業の一つの教室の様子です。ここは各自で問題に取り組んでいるところです。授業は個別に取り組む場面とグループで意見交換をする場面があります。

数学の一時間の授業の流れが生徒に示されています。この時間がどのような学習方法で進められるのか、各自が「見通し」をもちます。自分で問題を解いた後は、友達の解き方を参考にできるという流れが分かります。意欲を引き出す一つの方法です。

1年の国語の授業です。本校の授業では、思考力・判断力・表現力等の育成のため、各自で考えた後は、少人数で意見交流を行います。他の人の考えを聞き、自分の考えを修正したり、深めたりするためです。ここでは、4人1組になり、根拠に基づいて表現方法について、確かめている場面です。生徒はとても積極的に発言していました。4人1組が意見を交換しやすいです。

2年社会です。地図が掲示されていますが、それだけではなく、テレビ画面にも映像や文字が映し出されています。視覚的な授業展開により、生徒の意欲を引き出しています。また、生徒の意見を引き出しながら授業は進められていました。

3年の技術の授業です。コンセントを作成していました。やる内容が一人一人分かっているので、黙々と作業に集中しています。その中、不明なことは生徒相互に聞いたり、教員に聞いたりして、確認しながら作業は進められます。

3年の美術の授業です。美術の授業は、一人一人工程表を作っていて、自分のやることを一人一人が理解していることから、作業にも生徒自身が「めあて」をもって取り組めています。本校では、生徒自身が授業の「見通し」をもち、「振り返り」をすることを重視しています。生徒の学習意欲を喚起するためです。

 保護者にいただいたアンケートの内容にあるとおり、本校の授業は教師の一方的な説明で進められることはありません。とかく中学校では説明型の授業が多いと言われますが、本校では生徒の意欲を引き出すことや、思考力・判断力・表現力等を育成していくことを重視していることから、そのような授業の方法はとっていません。それが、今、文部科学省の中央教育審議会等でも審議されている中で指摘されている主体的・協働的な授業(アクティブ・ラーニング)、能動的な授業でもあります。しかし、一面的に見ると教師の説明を静かに聞いているというスタイルではないことから、授業中に話をしていると見えてしまうことがあるかもしれませんが、勝手なおしゃべりをしているのではありません。よりよい解決方法を見出すために、他の生徒と交流をして、学び合っているのです。

土曜補習教室(6月13日)

 6月13日(土曜日)に行われた「土曜補習教室」は、1学期の期末考査前の補習教室でした。そのためか、多くの生徒の参加があり、特に1年生は、2年生の開始の段階から参加していました。今年度は、学習支援員に質問ができる部屋(視聴覚室)と自分で集中して勉強する部屋(少人数教室)に分けて実施をしています。
 質問できる教室は、学年ごとの区切りを設けていますが、自学自習の教室は、3年生は残って勉強することや、1年生は早く来て勉強することが可能です。その中、1年生は、早めに来て自習の教室で自分の学習に取り組んでいました。とても意欲あふれる行動です。この気持ちを持ち続けてほしいです。

学習支援員や先生に質問ができる教室です。



集中して自分の勉強をするための部屋は生徒でいっぱいでした。

修学旅行 アルバム

1日目 東京は雨模様の中、東京駅地下の学生団体集合場所で、出発式を行いました。実に整然と並び、30分近く待ちますが、静かに列も崩さず待機できていました。そして、修学旅行実行委員会の進行で、あいさつや問いかけに対して元気に返事もできました。期待のできる出発式の光景でした。

新幹線に乗車し、京都へ向かいます。車窓から見える天気は、晴れ間も見えてきました。京都駅に到着するとすっかり天気は良くなっていました。そして、バスに乗車し、奈良に向かいます。奈良では、まず法隆寺を見学します。


夢殿を見学しました。

法隆寺見学の後は、興福寺、東大寺へと向かいます。


奈良公園には、多くの鹿がいます。生徒は鹿と触れ合っていました。


再びバスに乗車し、奈良から京都の宿舎に向かいます。宿舎では宿の方が、あたたかく迎えてくださいました。宿の隣は、「東寺」です。五重塔がそびえ立っていました。






宿舎に着き、早速夕食です。みんなでそろって食堂で食べました。

夕食後、入浴を済ませた後は、「京都講座らくたび」で、明日の班行動で、また、クラスごとの見学で行く寺や神社について、歴史的背景や縁、寺と神社のちがいなどを学びます。とても分かりやすい説明に、生徒たちは聴き入っていました。

宿舎「東寺洛南会館」の部屋から見えるライトアップされた東寺の五重塔です。きれいです。

2日目のスタート。この日は班ごとの行動です。班でまとまってチェックを受けた後、班ごとにスタートします。

今日は、日曜日。天気も快晴。金閣寺は、観光客であふれかえっていました。特に外国からの観光客の多さが目を引きました。

緊張しながらも、外国から来た方へのインタビューにチャレンジします。どうやら、他の学校でも同じ課題が出ているようで、生徒が声をかけようとすると、一歩先に他の学校の生徒がインタビューに行きます。その中、ここでひいてはいけないと、本校の生徒も積極的にインタビュー。外国の方は、いやな顔をせず、生徒たちのインタビューにていねいに感心しながら答えてくださいました。この外国人の方々の受け答えを学んでほしいです。

校長は、外国の方から「これは宿題ですか?」と質問されていました。

とても親切に、にこやかに応じてくださいました。

金閣寺の後、銀閣寺で生徒を迎えました。ここは、金閣寺ほどの人はいないので、生徒もゆっくり見学することができました。

銀閣寺の後は、清水寺に向かい、生徒を待ちました。清水寺は、金閣寺同様、多くの観光客であふれかえっていました。よく、班員がはぐれることなく行動できました。

音羽の滝です。手前にいる生徒が本校の生徒です。

清水寺に到着した生徒。疲れている生徒もいましたが、足早に石段を駆け上る生徒もいます。


これから清水寺に向かうため、坂にあるお店を抜けて進んでいく生徒。

こちらも清水寺に向かう生徒です。後ろ姿でもちゃんとメッセージを送っています。

宿舎「東寺洛南会館」隣の「東寺」の五重塔です。大きな塔です。

宿舎に到着しました。しっかりコースを自分の力でまわることができました。

2日目の夜の食事です。今日は、みんなの大好きな「すき焼き」です。仲間と一緒に鍋を囲む醍醐味を味わっていました。お肉をいっぱい食べました。今日は、たくさん歩いたから、食事も進んだことでしょう。

2日目の夜の体験活動は「漆器絵付け」です。みんな真剣に取り組んでいました。


3日目。いよいよ修学旅行最終日となりました。朝食をしっかりとって出発です。

3日目は、クラスごとにバスに乗車しての見学コースです。このクラスは、天竜寺→竹林→渡月橋→北野天満宮のコースでした。ここは、落柿舎。

竹林です。見事な竹林に生徒も感動していました。



天竜寺に到着。

天竜寺の庭を見学しました。

渡月橋です。


北野天満宮では、拝殿にあがり、神官に学業成就を祈願していただきました。もちろん本校生徒の全員分です。

天満宮には、牛です。牛をなでる生徒。


予定された全ての見学を終え、京都駅で「閉校式」を行います。ここでも生徒は、全員整然と整列を終え、静かに待つことができます。そして、ひとたび前で話が始まると、一斉に生徒の目が話し手に向けられます。疲れていても最後までしっかり行動しようとする気持ちにあふれていました。ここでも、もちろん進行は、修学旅行実行委員会の生徒たちです。この場所でハンドマイクの使用は禁止です。でも、しっかりした声で、進行と挨拶ができていました。この3日間は、もちろんですが、修学旅行の事前の準備のため、放課後活動を進めてきた修学旅行実行委員会の生徒たちはよくがんばりました。そして、その委員たちに応えようと、それぞれの係の仕事を責任をもって遂行しようとする生徒の姿が随所に見られた修学旅行でした。ここにも3年生の大きな成長を見ることができました。ぜひ、今回の修学旅行で見せてくれた力をこれからの残りの学校生活で発揮してほしいと思います。


第2学年 職場体験学習 (立川市民科)

 6月8日(月)から2年生は職場体験学習を実施中です。今年度は、はじめて4日間の体験学習に取り組んでいます。立川市教育委員会では、来年度(平成28年度)から中学生の職場体験学習を5日間に拡大して実施する方針です。昨年度まで本校では3日間の実施ですから、急に5日に拡大するには、受け入れてくださる事業所のご理解がないと実施できないことをはじめ定休日の対応など様々な課題を乗り越えていく必要があることから、今年度は4日間の実施にしました。
 1日でも延長するには、受け入れ先の事業所の皆様のご負担が増えることになります。その中、生徒のことを考え、積極的に受け入れてくださった事業所の皆様方には、深く感謝申し上げます。ありがとうございます。おかけげさまで、生徒は充実した体験ができ、多くの成果をあげています。仕事、そして、人との触れ合いの大切さ、感謝の気持ちをもつこと、主体的に動くことの意義など多くのことを直接の体験とともに、事業所の方々はじめ職場で接する方々からかけていただく、厳しくもあたたかいお言葉により、学校では体験できない貴重な社会性をはぐくむことができています。
 月曜日から始まった職場体験学習は、早くも本日11日(木曜日)をもって終了となります。貴重な4日間の体験では、働くことの尊さ、難しさ、やりがいなどを直接肌をとおして学ぶことができています。また、人と関わっていくことがどれだけ重要なことであるかを身をもって学んでいます。ご理解をいただだきましたすべての事業所の皆様をはじめ、本事業の実施にご協力いただきましたすべての方々にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございます。

校区小学校での体験の様子 児童が気持ちよく生活できるようにと仕事をします


事業所が休業日などの時は、本校での体験活動も加わります。

店舗での体験の様子 足りない商品を加えていきます

二人で協力して、手際良く商品を並べます。

会社の事務の仕事 緊張する中、お客様へのお茶出しの仕事もさせていただきました。部屋に入るときにはノックは3回です。ノックの回数にも意味があります。

保育園での体験 小さい子には、やさしく接することが大事な事を学びました。

スーパーマーケットでの体験 商品を見えやすいように並べます。
上の写真に写っている生徒が作った商品のポップです。

大型衣料品店にて。「大きな声で『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』と言えています」とお店の方に言っていただきました。

駐輪場での仕事の体験 自転車はすでに満車状態。自転車利用の人が多いことにあらためて気付いたこともあるでしょう。

修学旅行 3日目

  京都の空は雲が広がっていますが、暑くなく、行動するには恵まれた天候です。今日はクラスごとにバスに乗車してのクラス行動です。
  1組は、広隆寺、天龍寺方面。2組は、天龍寺、北野天満宮方面。3組は、神護寺、西明寺方面。4組は、北野天満宮、渡月橋方面。5組は、伏見稲荷大社、平等院方面。
   北野天満宮では、神官の案内で、クラス全員が拝殿にて、健康と学力向上を祈願しました。3年生は修学旅行が終わるとすぐに期末考査が始まります。そして、進路説明会が行われ、進路選択の時期となります。今回の修学旅行 で培った仲間との絆を支えにそれぞれの進路に向けて力を発揮してほしいと思います。
   京都駅前で行われた「閉校式」では、修学旅行実行委員会による進行のもと、全員の目が話し手に注がれ、気持ちが集中していることを感じさせました。修学旅行実行委員会の委員の生徒たちは、みんなの思い出に残るような良い修学旅行にしようと、これまで準備を進めてきました。その気持ちと準備が実る充実した修学旅行になりました。修学旅行実行委員会の皆さんご苦労様でした。

   お詫び:  今回の修学旅行の記事では、写真を紹介することがうまくできませんでした。何回か試みたのですが、即時に掲載することができず、失礼いたしました。帰校後、調整をいたしますので、しばらくお待ちください。

修学旅行 2日目

 修学旅行2日目は、一日班で京都をめぐる班行動の日です。天気は予報では暑くなるとのことでしたが、この日も天気は良く陽射しは強いものの、湿度がそれほどあがらなかったことと、さわやかな風も吹いていたことから、過ごしやすい一日になりました。
 日曜日のため、観光客も多いことが予想されました。やはり、金閣寺、清水寺は人であふれていましたが、他の場所はそれほどでもなかったことから、見学もしっかりできました。
 生徒は、見学先で出会った外国の方に、英語で質問しながら日本のことなどについて聞き取る課題に、緊張しながらも積極的に取り組んでいました。生徒のインタビューに応じてくださった外国の方も、とても親切に笑顔で答えてくださっていました。ぜひ、こうした姿勢を見習ってほしいと感じました。
 宿舎に戻り入浴を済ませ後は夕食です。今日の献立は「すき焼き」です。みんなで一緒にとる食事を生徒たちは楽しんでいました。夕食後の体験活動は、「漆器絵付け」です。みんな自分なりの絵付けに一生懸命取り組んでいました。 

修学旅行 1日目

  6月6日(土)から3年生は京都・奈良への修学旅行に行っています。土曜日の朝、東京駅を出発するときは雨も降り、少し寒さを感じましたが、京都駅到着時は、よい天気になりました。京都からクラスごとにバスで奈良に向かい、奈良では法隆寺、興福寺、東大寺大仏殿を見学しました。天気にも恵まれ、とてもさわやかな気候の中で見学することができ、奈良公園では鹿とふれあう生徒たちの姿が見られました。
  宿舎は東寺の隣にある東寺洛南会館です。夜には宿舎からライトアップされた東寺を見ることができます。夕食の後は、「京都講座らくたび」で、生徒が見学する寺や神社について、その違いや仏様と神様に関すること、歴史や背景などについて、とてもわかりやすく解説してもらい、見学するうえでの大切な基礎知識を学ぶことができました。生徒はよく話を聞いていたことから、翌日の班行動がさらに充実することでしょう。

避難訓練 地区班の編制と確認を行いました

 5月27日(水)の5校時に、学校全体での避難訓練を実施しました。
 今回の避難訓練は、地区班の編制の確認を行いました。これはつぎのことをねらい実施しています。
 1 事件発生等、緊急事態の際の集団下校に対応できるよう、地区班の編制を行い確認する。
 2 首都圏直下型地震等が発生した際には、迅速かつ適切な緊急対応が行えるよう、生徒一人一人の防災に関する意識の高揚と防災行動力の向上を目指す。

 生徒は、5校時のはじめに、各学級で、自分の班、集合場所、担当教員の確認をします。そして、生徒手帳に、「①班の名前 ②担当の先生の名前 ③集合場所」を記入し、生徒手帳に書かれていることの読み合わせを行い、定刻になったら、各地区ごとの場所に移動をします。
 地区ごとに集合が完了したら、点呼を済ませ、班長の確認を行います。そして、次のことが告げられます。
 ①事件発生等、緊急事態の際には、決められた場所まで、この班で集団下校することがある。
 ②首都圏直下型地震等が発生し、本校が広域避難場所としての役割を果たす時、この班で行動することもある。

 緊急事態発生の場合、まずは、生徒の安全確保が優先されます。そのことに備えての避難訓練です。そして、地震等災害が発生し、本校が広域避難場所となった際には、中学生として、地域貢献できる生徒であってほしいと、その意識も高め、行動ができるようにしていきたいと考えています。