日誌

校長コラム

10.12.ハロウィンの飾り(校長コラム)

3年生の立川市民科でお世話になっている多摩都市多摩モノレール様が、ハロウィンのイベントを開催しています。
「多摩モノレールを持ったおばけ」を駅で探すイベントです。素敵なアイデアだと思います。


このことに刺激を受け、四中でも何かハロウィンに関連する取組ができないか、とりあえず100円ショップに行ってみました。
想像どおり、売場には、楽しそうなハロウィングッズがたくさんありました。


しかし、先週と今週はかなりスケジュールが立て込んでいて、イベントを準備する時間がとれません・・・。
それと、のんびりしているとハロウィンが終わってしまいます。

仕方がないので、購入したグッズは、校内に飾ることにしました。
意外といい感じです!

10.10.学級閉鎖の判断(校長コラム)

インフルエンザが全国的に流行しています。本校も例外ではありません。今日、校長室に遊びに来ていた生徒は皆、「何で、学級閉鎖にならないのですか?」と口々に言っていました。

学級閉鎖の判断は、学校医の先生や教育委員会等と協議して行いますが、インフルエンザであれば、当然、潜伏期間や発症日を踏まえる必要があります。インフルエンザは、感染してもすぐには症状が出ません。1〜3日間の潜伏期間を経てから発熱や倦怠感等の症状が出ます。この潜伏期間が問題で、この期間は、症状が出ていないにも関わらず、人にうつります。

したがって、休んでいる生徒が多かったとしても、皆、治りかけているような状況であれば、とりあえずは様子を見ます。それが今日の状況です。しかし、潜伏期間中の生徒が多いと予想される場合は、すぐに学級閉鎖等の対応を行う必要があります。潜伏期間の生徒の有無を見極めることは簡単なことではありませんが、判断が遅れると感染が拡大してしまいますので、生徒一人ひとりの体調を正確に把握した迅速な対応が求められます。

本校では、来週、合唱コンクールを予定しています。じわじわ感染が拡大していく状況は阻止したいです。全学年、今週中にはインフルエンザを一気に抑え込みたいと思っています。明日の朝の状況で、また判断します。

10.09.電子黒板の使用を開始(校長コラム)

現在、教室にある大型モニターを授業で活用していますが、明日からは、全クラスで、電子黒板に切り替えます。
先日、一部のクラスでICT担当の先生が電子黒板を試行的に使用していましたが、タブレットやインターネットの映像も見られ、使い勝手は良さそうです。

大型モニターは、窓側に設置した収納棚の上に置いていましたが、電子黒板は、実際にタッチしながら使用するため、手の届かない場所に設置することはできません。そのため、必然的に、電子黒板は、収納棚の前に設置することになります。正直、やや圧迫感があります。

そのため、今後、収納棚を撤去して、電子黒板の設置スペースを確保しようと思います。言葉で言うのは簡単ですが、とても大変な作業です。技術力も必要です。とても私にはできません。本校の用務員だからこそできる仕事です。

10.08.バスの配車場所(校長コラム)

これまで、1年スキー教室では、1日目の朝、玉川上水駅北口にバスを配車していました。しかし、玉川上水駅北口は立川市外ですし、学校からの荷物を積み込むにも遠すぎます。
そこで今年度は、試行的に、本校の校庭に配車しよう考えています。このことに伴う懸案事項は次の2点です。

(1)12mもある大型バスが正門付近の交差点を曲がれるか。

(2)雨天時等で校庭がぬかるんでいる状態でも校庭にバスを停められるか。

用務員、体育科教員、そして、バス会社の方の意見を参考にして、最終的に判断しようと思います。
たぶん、大丈夫だと思いますが・・・。

10.07.本校のおもてなし(校長コラム)

ニューカレドニアから来日している留学生の皆さんが昨日、四中の授業を受けに来てくれました。ただし、四中として何か特別な準備はしたわけではありません。「留学生を紹介するために臨時の全校朝礼を開催したこと」「フランス語が話せる栄養士の先生による特別授業を行ったこと」以外は、いつもどおりのカリキュラムです。

留学生用に特別なイベントを企画することもできますが、あえて普段どおりの授業を体験してもらいました。なぜなら、「本物の日本の学校を知ってもらいたい」「普段と変わらない日本の中学生とコミュニケーションをとってもらいたい」と考えたからです。留学の魅力は、「その国のありのままの姿を知ることができる」ところだと思います。楽しい授業、まじめな授業、給食、避難訓練、部活動等、昨日1日で「ありのままの中学校」を体験してもらいました。そして、そこには「留学生を思いやる優しい四中生」「わくわくした気持ちの四中生」の姿があり、四中生にとっても学びの多い1日になりました。

これが、本校が考える「おもてなし」です。日本の良さを味わっていただけたでしょうか。日本とニューカレドニアの平和と更なる発展と祈念いたします。

10.05.カフェで考え事(校長コラム)

「日々のスケジュール」「書類の提出期日」「人との約束事」等は記憶に頼るのではなく、必ず全て手帳に記載するようにしています。なぜなら、頭の中で管理すると、何か忘れていないか常に気になってしまい物事に集中できないからです。単に私の記憶力が悪いからとも言えますが・・・。
いずれにしても、「記憶すること」は手帳に任せて、頭は、主に「判断すること」「創造すること」に使っています。たいてい頭を使う作業は校長室で行っています。

ところで、「漠然とした問題」「スケールの大きな問題」「解決が難しい複雑な問題」については、時間をかけて、じっくり考える必要があります。問題によっては、何時間考えても答えが見つからないこともあります。しかし、校長室で一つの問題だけに時間をかけて考えていると他の仕事に影響が出てしまいますので、そういうときは、急ぎの仕事を校長室で処理して、思い切って、休暇をとって、あるいは夜に、カフェでじっくり考えることもあります。もちろん、いつもカフエに行くわけではありません。基本は学校で考えます。しかし、意外とカフェだと発想が広がります。

ここから先は、一般論ではなく、あくまで、私個人の価値観の問題ですが、仕事のことを考える際は、以下の条件を満たす店を探すようにしています。

【カフェの条件】
 ①客がほとんどいない店
 ②シンプルモダンな内装の店
 ③開放感がある店(天井が高い&窓が大きい)
 ④落ち着いた音楽が流れている店
 ⑤値段が高すぎない店

この5条件を満たす店ですが、正直、ほとんどありません。特に、「天井が高くて、窓が大きい」お店を探すのは容易ではありません。ちなみに、ホテルのラウンジは高級すぎて緊張しますし、予算オーバーです。

私がよく行くカフェは写真にある2店です。どちらも、埼玉県にある自宅の近くです。

10.04.口調が強い人(校長コラム)

「声が大きい人」や「口調が強い人」の意見ばかりが反映される組織は問題です。強い口調で何かを主張する人がいた場合、面倒なので、とりあえず、その人の意見を採用しておく・・・、そんなことをしている組織から、新しい発想が生まれるはずがありません。

本校の職員の中に、そういう乱暴な人はいません。皆、様々な考えをもっていますが、きちんと正しい流れで自分の考えを主張しています。品格があります。それが本校の強みでもあるわけです。

何でそんな話題をしているかというと、先日、強い口調で、わざと相手を困らせるような言い方で発言している人を見かけたからです。見ているだけで嫌な気分になります。

相手の気持ちや立場を考えない発言は、議論に値しません。時間の無駄です。

何か、相手に理解してもらいときは、まず、相手の気持ちや立場を考え、その上で、自分の思いを丁寧に説明する必要があります。とりわけ「信念をもって行動している人」や「正しいことを実践している人」を説得するのは、容易なことではありません。いくら強い口調で説得しても、相手は動じないでしょう。世の中そんなに甘くはありません。

10.03.コロナ対策(校長コラム)

日に日に涼しくなってきました。熱中症の時期が終わりました。熱中症は、子どもたちの命に関わる問題であり、特に今年は猛暑日の連続でしたので、毎日、気が抜けませんでした。職員も慎重に対応してきました。大きな事故もなくホッとしているところです。

一方で、コロナはまだ全国的に流行しているようです。
5類に移行したこともあり、「コロナ禍で中断していた様々な活動」が各種、再開されています。
しかし、コロナに対して、校長としては、まだまだ気が抜けません。というか、かなり気にかけています。
実際、1学期に行った「全学年実施の運動会」や「3年生の修学旅行」が終わった際も、実施後1週間は安心できませんでした。無事実施できて、かつ、実施後にクラスターが発生していないことが確認できた時点で、初めて一安心といった感じです。

今月行う合唱コンクールにおいても、クラスターが発生しないよう務めなければいけません。
「最近のコロナは重症化しないから大丈夫!」と考える人も少なくありません。特にこの考え方に異論があるわけではなく、何でもかんでも自粛しようと考えているわけではありません。
校長の立場としては、そんな単純な話ではなく、もう少し先のことを考えています。
例えば、「学校が原因で、生徒がコロナに感染して、後遺症に悩まされるような事態になったらどうしよう・・・」とか、「学校が原因で、クラスターが発生して、感染した生徒から、そのご家族に広がって、そして、ご家族の中に、高齢や持病のある方がいたらどうしよう・・・」とか、良くない事例を一人で想像して、ビクビクしています。

自分のことを決めるのと、学校全体のことを決めるのでは、責任の重さが違います。あくまで学校全体のことを決めるときの判断基準は、安全・安心です。そして、「誰が得をするか」ではなく、「困る人がいないか」「辛い思いをする人がいないか」といった視点で物事を考えるようにしています。
学校は、保護者の皆様が大切に育てている子どもを預かっている場です。だからビクビクするわけです。安全・安心な学校であるためには、管理職はビクビクしているぐらいでなければいけません。

10.02. 菓子店探し(校長コラム)

10月に入り、合唱コンクールの練習が本格的に始まりました。音楽の時間はもちろん、放課後も教室から元気な歌声が聞こえてきます。

さて、今日、私は、夕方から立川駅北口に来ています。

もちろん遊んでいるわけではありません。立川市民科の授業で3年生の販売班の生徒が考えた菓子類を商品化してくださるお店を探しています。

最初に学区域内の和菓子店と洋菓子店で話を聞いていただきました。次に、砂川七番駅から立川駅に移動して、地域の方にご紹介いただいた焼き菓子店に行きました。

色々と課題が見えてきました。各お店の都合もありますが、何よりも3年生が考えたプランに再考の余地がありそうです。次回の立川市民科の授業で、「材料は何か」「時期的に入手可能か」「実現可能なレシピになっているか」「くるりん(立川市キャラクター)は許可なく使えるのか」など、再度、調べたり、考えたりする必要があります。それもまた学習です。

今日の時点では商品化してくださるお店は決まりませんでした。しかし、各お店の方々から、色々とアドバイスをいただいたので、後日、改めて検討してみようと思います。

ところで、今日、最後に行ったのは、曙町にある自家製シロップと焼き菓子のお店です。美味しそうだったので、クッキーをいくつか買ってみました。

クッキーを食べた中学生の息子の感想は「最初は普通、でも食べ出したら止まらない。美味しい!」とのことでした。

09.29.即席の離任式(校長コラム)

昨年度まで本校に勤務していた国語の先生がいます。本校に9年間も勤務され、昨年度末で定年を迎えられました。残念ながら4月に行った離任式は、ご都合が合わず欠席されました。
私は一緒に仕事をしたことがありませんが、一度会えば、四中のためにとても頑張ってくださった先生であることはわかります。

さて、今日、ある私立高校の校長先生に面接対策として「3年生向けの講演会」をお願いしました。実は、その私立高校には、偶然にも、本校で定年退職を迎えらたその先生が現在、勤務されています。そして、今日、その先生が、サプライズのゲストとして本校に駆けつけてくださいました。
離任式でお会いできなかったこともあり、生徒もうれしかったと思います。

「サプライズには、サプライズで返す」しかありません。「礼には礼をもって返す」ということです。
というわけで、その先生のために、3年生だけの出席ではありますが、本日、「即席の離任式」を開催しました。
「これから出会う人」を意識することは当然ですが、未来よりも、「これまでお世話になった人」「今、目の前にいる人」を大切にしたいものです。私が日々、心がけていることです。
急遽、離任式をやる学校、おそらく他にはないでしょう。人間は「ハート」が大切です。

「生徒代表によるお礼の言葉」「花束贈呈」等、さすが3年生です。練習していなくても、心のこもった対応ができました。

09.28.再びモノレール(校長コラム)

現在、3年生は立川市民科の授業で、「お散歩班」「販売班」「プラモデル班」「モノレール班」に分かれて活動しています。

活動を進める中で、「モノレール班」の生徒と担当の先生から、様々な要望があがりました。そこで、先日、担当の先生と一緒に多摩都市モノレール様の本社に行ってきました。今年度2回目の訪問となります。多摩都市モノレール様をはじめ立川市内の企業は皆、親切です。いつも親身に話を聞いたくださいます。まだはっきりしませんが、いくつか要望を叶えてくれそうです。

明日は、「販売班」が行う取組について交渉するため、立川市内のお店をいくつかまわる予定です。アポ無し訪問ですが、生徒が考案した菓子類を商品化してくださるお店を探してきます。というか頼み込んできます。

09.27.新しいホームページ(校長コラム)

ホームページの切り替え作業が完了しました。早速、「新入生保護者説明会のご案内」を掲載してみました。

「新しいホームページです!」と言いたいところですが、掲載している内容はこれまでと同じです。

ただし、気持ちを新たに、カウンター(訪問者数)はリセットしました。日々、コツコツ更新していきます。ちなみに、この校長コラムは、息子たちが寝た後、夜11時代にたいてい更新しています。コラムを書いてから寝るのが日課です。

09.26.体重増加&URL変更(校長コラム)

本校に着任してまもなく半年になります。おかげ様で、毎日、充実した日々を過ごしています。そして、「立川四中」も「校長の仕事」も好きです。
一方で、困ったことに、本校着任後、この半年間で、体重が5kg増えてしまいました。
中学生と違い、40代の体重増加は課題がある場合も少なくなく、思い起こせば、心当たりが色々とあるわけでして・・・。

例えば・・・。先日、家でたこ焼きを作りました。人気のチェーン店の味を再現するために、焼いた後、更に上から油をたっぷり塗りました。そのおかげで、サクサクに仕上がりますが使った油の量は少なくありません。さらに、「カラシ」と「マヨネーズ」を混ぜたものをたこ焼きにたっぷり付けると、そのチェーン店の味に一層近づき美味しいことから、迷うことなく大量のマヨネーズを使いました。当然、太ります。

他にも体重増加に至った心当たりはあります。立川四中から東大和駅に向かって歩くと「肉野菜炒め」の専門店があります。このお店の所在地は学区域外のため、このコラムでは紹介していませんでしたが、実は、この「肉野菜炒め」、かなり特徴的です。唐揚げが入っていて、さらに、モヤシの上には大量の背脂が乗っています。ボリューム満点の一品です。

まだまだ心当たりはあります。
たまになら問題ありませんが、こういう食生活が習慣化すると当然、太ります。
まずは食生活を見直し、健康的に体重を元に戻そうと思います。

さて、明後日から本校ホームページのURLが変わります。
明日9月27日(水)に切り替え作業を行い、明後日28日(木)からは、新しいURLになります。

皆様におかれましては、「旧ページ(現ページ)」から「新ページ」へリンクを貼りますので問題なくご覧いただけます。また、これまでの掲載内容は全て引き継がれますので、「新ページ」とは言っても、多少のデザインの違いはあるものの掲載内容は変わりません。

この校長コラムも明日は更新できませんが、明後日以降は再開しようと思いますので、引き続きご覧いただけたら幸いです。

09.25.一人で考え、結局、却下(校長コラム)

生徒が学校で過ごす時間の大半は「授業」です。
したがって、学習内容を充実させながら教育効果の高い授業を行うことが学校の責務です。
一方で、子どもたちの「頭」「体」「心」をバランスよく育むためには、授業のみではなく、学級活動、学校行事、委員会活動、部活動等も重要です。

ここまでは、全校共通の話です。
当然、四中も同じです。

その上で最近気になるのが、明確な根拠があるわけではありませんが、「今の学校には何かが足りない」気がします。
あくまで漠然としたイメージですが、わくわくするような、明日が待ち遠しいような、みんなで一緒に活動しながら助け合ったりするような、そんな取組が不足しているように感じます。

夏休み中は「学校をお化け屋敷にしたら楽しいかな!?」、そんなことを考えていました。実際にお化け屋敷に行ってみたり、費用を調べたりしてみましたが、ホラー系は好き嫌いが明確に分かれることもあり止めました。

私は、一人で好き勝手に考えて、色々検討してみるものの、結局は却下・・・、いつもその繰り返し、そんな校長です。
想像するのは自由ですから、いつも色々なことを考えています。
しかし、10考えたうち、実際に実行するのは、多くても1つです。ほとんどは企画倒れです。
でも、楽しいことは考えるだけでもわくわくします。

ところで、学区域内にある野菜直売所で、再び、ゴーヤを買いました。
たまねぎとゴーヤのセットで200円でした。

買ったゴーヤですが、家でゴーヤチップスにして食べました。
ゴーヤの苦味と塩分が絶妙にマッチして最高に美味しかったです!

 

09.24.商品化に向けた交渉(校長コラム)

立川市民科の授業で、3年生の「商品開発グループ」の生徒が地元をテーマにした商品を考えています。
先日の授業では、クッキー、ケーキ、パン、おだんご、スムージー等、地元特産品を使用したり、くるりんをイメージしたりした美味しそうな菓子類が数多く提案されました。
今後、候補を絞った上で、実際に商品化して販売する計画ですが、そのためには当然、事業者様の協力が欠かせません。
特に、くるりんに関する商品を販売するには様々なルールがあり、簡単なことではありません。

3年の先生だけで事業者様と交渉するのは大変だと思いますので、私も手伝います。というか、営業活動(!?)する気、満々です。したがって、明日以降、外出が増える予定です。

09.22.大型モニターから電子黒板へ(校長コラム)

今日、全クラスに電子黒板が納品されました。

操作方法を確認した上で、準備が整い次第、使用を開始していきます。
電子黒板は、従前の大型モニターと異なり、映すだけではなく、直接、画面に触れて操作することができますので、授業での活用の幅が広がります。

前が電子黒板、後が大型モニターです。
これまで使用していた大型モニターは後日、撤去する予定です。

ところで、職員室では、毎日、その日の連絡事項等をホワイトボードに手書きで記しています。
そこで、今後は、不用となった教室の大型モニターの一部を職員室で再利用しようと考えています。職員室の正面に2台の大型モニターを設置し、「今日のスケジュール」や「職員向けの連絡事項」等を提示する計画です。
職員が連絡事項を確認しやすくなると思います。

ただし、手作業で、大型モニターを壁に取り付けるのは大変です。正直、実現するかは未知数です。

09.21.旅行会社を探し出す時代(校長コラム)

宿泊行事を実施するにあたって、「旅行会社に見積りを依頼したのに、全く返信がなかった。」「見積書を持ってきてくれたのは1社だけだった」、今年度、そんな話をよく聞きます。

四中では、毎年、「1年生のスキー教室」と「3年生の修学旅行」において旅行会社と契約しています。
旅行会社の選定にあたっては、学校が作成した仕様書に沿って、数社からお見積もりをいただき、内容や金額等を比較していきます。
コロナ禍前は、旅行会社にお見積書の作成をお願いすると、たいてい「たくさんある旅行会社の中から当社にお声がけいただいてありがとうございます!」といった返答をいただきました。
しかし、今は違います。本校でも、お見積りをお願いしたところ、後日、先方から辞退のご連絡をいただくようなことも少なくありません。

大幅な人員削減が影響しているのか詳細はわかりませんが、教育旅行全体の規模が縮小しているような印象を受けます。
ということであれば、電話だけで見積書を依頼するような「学校が旅行会社を選ぶ時代」はもう終わりです。
これからは、「学校が旅行会社を自ら探し出す時代」です。

安全かつ適正価格で、子どもたちに充実したサービスを提供することができる旅行会社を学校が積極的にリサーチする必要があります。
多摩地区で教育旅行を取り扱う会社は、偶然にも立川駅周辺に集中しています。しかしながら、学校のニーズに応えられる旅行会社を探すためには、検討範囲を広げる必要があります。都内全域、あるいは場合によっては都外も検討範囲内です。
そして、他校での実績や評判も参考にする必要があります。
まさに情報力での勝負です。

大切なことは、妥協しないことです。生徒の一生の思い出に残る宿泊行事ですので、大人が妥協するようでは話になりません。

09.19.水泳指導を延長(校長コラム)

保健体育科における水泳指導ですが、当初の予定では、先週末で終了する予定でした。しかし、暑い日が続いていますので、関係機関等と調整の上、今週も継続して実施しています。
とはいえ、さすがに来週以降は気温が30度を下回る日が増えてくると思いますので、遅くとも今週末には、どの学年も水泳指導を終了します。
今年の夏もあと少しで終わりです。

さて、今日、帰宅途中に学区域内にある無人の野菜直売所に立ち寄ってみました。採りたてをすぐに買えるこのシステム、何ともいえない安心感があります。
ゴーヤを100円、じゃがいもを200円で購入しました。

09.17.輝く個店(校長コラム)

立川市民科で3年生が調べた内容を発表する場として、多摩モノレールの「砂川七番駅」「玉川上水駅」の展示スペースを予約しています。また、立川市役所1階の展示コーナー(多目的プラザ)もお借りする予定です。
とはいえ、展示するのは来年の3月ですので、まだまだ先の話です。


さて、その展示場所のうち、立川市役所では、現在、「立川市 輝く個店振興事業」の受賞店舗が紹介されています。
この事業は、街にある個店の魅力を市内外にPRすることで、商店街振興や街の魅力向上を図る取組です。
市内にある様々なジャンルの個店が写真パネルで展示されていて、見ているだけでも楽しいです!


ただし、残念なことに歴代の受賞店のうち「四中学区域内にあるお店」は2店舗だけでした。
近くに、推薦用紙と応募箱が置いてありましたので、私の独断ですが、「四中学区域内のおすすめ店」をいくつか書いて、提出しておきました。
四中学区域内にも魅力的なお店がたくさんあります。選ばれると良いのですが、立川市民でない私の意見は対象外かも!?その点が心配です。

09.16.教員の超過勤務(校長コラム)

今日は、普段はあまり語られない「教員の勤務時間」について書いてみようと思います。
本校の場合ですが、教員の勤務時間は、朝8時15分から夕方4時45分までとなっています。
そして、教員は、給食指導があるため、長期休業日を除き昼食休憩はありません。その代わりに「夕方に45分間の休憩」があります。

そこで問題になるのが部活動指導です。
部活動は夕方に行いますので、「夕方の45分間の休憩」と重なってしまいます。
また、勤務終了時刻の4時45分以降も活動が行われますが、教員には時間外手当(残業代)といった制度はありません。

したがって、「教員の休憩時間を確保すること」「勤務時間外のルーティンワークを減らすこと」が求められます。「部活動の外部委託」「教員の時差勤務」等、色々な方法が考えられますが、これは全国のすべての公立中学校に共通する問題です。

たとえどんなに効率よく仕事を進めたとしても、たとえ保護者や地域の皆様の多分なご協力をいただいたとしても、たとえ支援員等を大勢配置したとしても、教員の休憩時間と勤務時間後に行われている部活動の問題を解決しない限り、仕事が勤務時間内に終わることはありません。
部活動の教育効果を否定するつもりはありません。また、部活動に対する生徒や保護者の皆様の期待が少なくないことも理解しています。
問題は、内容ではなく、労務管理の矛盾です。
真剣に考えていきたいと思います。

ところで、本校では、令和6年1月15日(月)〜17日(水)に1年生でスキー教室を行いますが、そこでも超過勤務が発生します。
教員は、夕方4時45分以降も、夕食指導、入浴指導、就寝指導、体調不良者の対応等、実に様々な業務があり、生徒が寝るまで気が休まりません。

ただし、宿泊行事(修学旅行、スキー教室)については、部活動とは異なり、超過勤務分の振替(休み)が取得できます。そういう制度になっています!?
しかしながら、平日はどの教員も授業があって実際はなかなか休めないのが現実ですので、スキー教室最終日の翌日にあたる1月18日(木)を1年生のみ休業日(休み)にしようと思います。

「初めてのスキーで疲れた」「慣れない環境でよく寝られなかった」という生徒もいることでしょう。翌日が休みであれば、疲れもとれると思います。
そして、教員も超過勤務分の振替(休み)も取得できます。

なお、本校では、夏休みを短くする等の対応を行っていますので、1日休みを増やしたとしても、国が定めた年間の授業時数はクリアーしており、授業の遅れ等の心配はありません。

「生徒の健康」「職員の健康」、どちらも大切です。
ここでいう健康とは、体だけではなく、心の状態も含みます。
職員が落ち込んでいたり、イライラしたりしている学校・・・、そんな学校に子どもを通わせたくありません。
子どもも大人も健康第一です。