日誌

校長コラム

07.01.自然体験学習の候補地探し(校長コラム)

「人と一緒に活動することの楽しさ」「互いに協力し合うことの大切さ」を実感する取組として、本校では、昨年度から全学年で、自然体験学習を行っています。

近すぎもせず、遠すぎもせず、自然を満喫できる場所が候補地となるわけですが、それなりに時間をかけて、体験先を決めています。

昨年度は、1・2年生は「こどもの国」、3年生は「檜原村」に行きました。

今年度は、1年生が「こどもの国」、2・3年生が「アメリカキャンプ村」です。

そして、来年度ですが、新1年生は「こどもの国」、新2年生は「アメリカキャンプ村」にする予定です。しかし、新3年生は未定です。「檜原村」は、魚釣りやハイキングが楽しめ、体験内容としてはとても充実いることから、候補地の1つではありますが、収容人数が少なく、2クラスずつ、別々の日に行くことになります。できれば、同じ日に行きたいので、決めかねています。

というわけで、来年度の新3年生(現2年生)の自然体験学習の候補地選びをしています。

一昨日(日曜日)は、下見を兼ねて、「フォレストアドベンチャーよこはま」に行ってきました。こちらも候補地の1つです。

フォレストアドベンチャーは全国各地にあり、その多くが「身長140cm以上、小学4年生以上」の人を対象にしています。しかし、横浜は「身長110cm以上、小学1年生以上」を対象にしています。すなわち、小学校の低学年の子どもでも楽しめるのが特徴です。

森の中にアスレチックがあり、最後はジップスライドでターザンのように降りてきます。自然の中で、爽快な気持ちになれます。

↑ 高所でのアスレチックが中心ですので迫力ある体験が味わえます。もちろん、墜落制止用器具(ハーネス)を装着しますので安全に楽しめます。

↑ 各コースの入口で、ワイヤーに滑車(写真左側)を取り付けます。コースの途中で滑車を外すことはできません。さらに、カラビナ(写真右側)も取り付けます。すなわち、二重の安全対策が講じられています。

↑ コースはレベル別に複数用意されています。

↑ 入口にコースの番号が表示されています。番号順に難易度が上がります。挑戦する順番に決まりはありません。

↑ 1番のコースは。全く怖くありませんでした。余裕です。2番~5番は、アスレチックの難易度としては初心者向けです。ただし、高さがあります。

簡単かつ安全、だから大丈夫!という単純な話ではなく、高いところが苦手な私にとっては、それなりに苦労しました。

↑ 隣接するエリアでは、マウンテンバイクも楽しめます。ただし、レンタルできる台数やコンセプトから考えると学校向き(団体向き)ではないように感じました。

というわけで、「フォレストアドベンチャーよこはま」に行ってきました。安全とわかっていても、正直、怖かったです。あくまで、高い所が苦手な私の感想ですが・・・

来年度の新3年生の自然体験学習、年内には候補地をしぼろうと思います。現時点では何も決まっていません。

06.30.空調服は涼しい(校長コラム)

登下校時の熱中症対策として、今日、希望する生徒に空調服(電動ファン付ベスト)を渡しました。

登下校時に、日傘を利用する生徒が年々増えています。数年前はあまり見ない光景でしたが、この暑さですので、当然の流れだと思います。日傘や帽子、水分補給は必須です。もしかしたら、数年後、中学生が空調服を着るのが当たり前の時代が来るかもしれません。

今日、レンタルを開始した4中生は、早速、空調服を着て、「すごく涼しい!」「かっこいい!」と話していました。この暑さは困りますが、子どもたちの笑顔を見るとうれしくなります。

06.27.休息は大切(校長コラム)

本日、来週からレンタルを開始する「空調服(ファン付きベスト)」が一式、納品されました。
「レンタルの希望用紙」の提出状況を踏まえ、当初の予定を変更し、来週から全クラスで一斉にレンタルを開始することにしました。

来週の月曜日(6月30日)の放課後、希望者に集まってもらい、使い方の説明を行った後、配布する予定です。
「空調服(ファン付きベスト)」の想像を超える涼しさに皆、驚くことでしょう。使用後の生徒の感想を聞くのが楽しみです。

さて、話は変わりますが、日曜日から頭痛が続いているため、その原因をインターネットで調べてみました。
あくまで素人の考えですが、頭が痛い理由は、私の場合は、「熱中症」「脳の関係」「耳の関係」「気圧の関係」「ストレス」「姿勢の悪さ」のどれかだと思います。

病院は苦手なので、とりあえず昨日は、昼前に仕事を切り上げ、休暇を申請して、のんびり過ごすことにしました。偶然かもしれませんが、リフレッシュしたら頭痛が少しだけ改善した気がします。いずれにしても休息は大切だと思います。

期末テストの勉強で疲れている四中生もいることでしょう。しっかり休息をとって体調を整えましょう。

ちなみに、私のリフレッシュの方法は、美味しいお店に行くことです。
昨日は、ランチの時間に、本校学区域内(幸町4丁目)に最近オープンしたイタリアンのお店に行きました。世田谷区から移転してきたお店で、ずっと気になっていました。
古民家をリノベーションした店内はとてもおしゃれです。ワンちゃん(愛犬)も一緒に入れます。

おしゃれな内装、こだわりの食器、食材を意識した料理、一人でもグループでも入りやすいテーブル配置等、このお店は当たりです。
とても美味しくいただきました。機会があればまた行ってみようと思います。ごちそうさまでした。

今週もお疲れ様でした。皆様、素敵な週末をお過ごしください。

06.26.無理にまわりの人に合わせてはいけない(校長コラム)

2週間前に進路説明会を開催しましたが、限られた時間内での説明ですので、すべての進路先についての情報をカバーすることはできていません。
特に、出席日数が少ない生徒、登校に不安を感じている生徒等の進路先については、情報量が足りません。
そこで、本校では、昨年度より「登校不安を感じる生徒の保護者に向けた進路説明会」を開催しています。
今年度は、明日27日(金)、13時30分から行います。対象は、保護者の皆様です。
事前のお申し込みが必要ですので、もし、「申し込まなかったけれど、やっぱり参加したい」という場合は、本校副校長までご連絡ください。
チャレンジスクールの「都立立川緑高校」、サポート校の「あおぞら高等学校立川キャンパス」、「飛鳥未来きずな高等学校立川校」の先生方にお越しいただき、説明していただく予定です。また、説明を聞くだけではなく、高校の先生方や(登校不安を感じていた)卒業生の保護者の方々と交流する場も設けます。すなわち、前半が説明会、後半が座談会という構成です。
「自分に合った進路先」について知るきっかけになれば幸いです。

ちなみに、私は、中学校卒業後は、都立高校、私立大学、就職(中学校教員)と進みましたが、何が正解であるかは自分でもわかりません。
高校生のときは、百貨店(デパート)の店員さんになりたいと思っていました。早く就職したかったのですが、数学が楽しかったので、大学で数学を学びたいと思い進学を決めました。
大学生のときは、さらに数学を勉強しようと思い、なぜか都心は避け、富山県や新潟県など、日本海側の大学院(数学教室)を受験しました。一方で、民間企業にも興味があり、焼肉屋や中華料理屋の店長、コンビニのスーパーバイザー、アミューズメント業界、美容業界等の面接試験を受けました。
もし、今と違う職業に就いていたら、どんな人生になっていたのだろう、と考えることがあります。

1つだけ言えることは、「進路選択にあたっては、無理にまわりの人に合わせてはいけない」ということです。他の人が「いいよ!おすすめだよ!」って思う進路先が、自分に合うとは限りません。自分の進む道は自分で考えなければいけません。

世の中に、校長になりたい人は何人いるのでしょうか。かなりおすすめの仕事です。しかし、全員に合うかはわかりません。最終的には、自分で決めるべきです。「校長になるのがおすすめって言われて、校長になってみたけれど、自分には合わない・・・」、そんなことを言われても私の責任ではありません。

ちなみに、私が教育の仕事をするのは60歳までです。60歳以降は全く違う業界で、何か、人のためになる仕事をしたいと考えています。自分の人生、進むべき道は自分で決めます。もちろん、家族の状況は無視できませんが・・・。とはいえ、まだまだ先の話です。今は、4中生のことを考えながら、校長の仕事をまじめに、楽しく、そして、一生懸命、頑張ります!

06.24.机運び(校長コラム)

今日、新色となる「紺色の体育着」を購入した生徒に渡しました。明日は、従前の白色の体育着に加えて、「紺色の体育着」で過ごす生徒もいることでしょう。

と思ったら、今日、早速、着替えて「紺色の体育着」を着ている生徒が何人かいました。1番に着てみたかったのでしょう。この気持ち、よくわかります。

さて、話は変わりますが、「100の仕事」を1人で行うには、1人あたり100の仕事をする必要があります。

しかし、「100の仕事」を50人で行えば、1人あたり2だけ働けば済みます。
そして、「100の仕事」を100人で行えば、1人あたり1だけ働けば済みますので楽勝です。
ちなみに、理科(物理学)の話をしているのではなく、単純に労働の話です。

では、大勢で仕事するのがベストかというと、必ずしもそうではなく、人が増えれば、仕事の完成度にばらつきが生じて、その結果、質が低下することもあります。また、大勢だと、全員のスケジュールを調整するのに時間を要し、なかなか作業が進まないこともあります。

さて、特別支援学級新設に向けて、倉庫内の机をすべて移動させる必要があります。こういう場合は、言うまでもなく、大勢で行った方が効率的です。

職員や生徒に手伝ってもらうのが得策ですが、定期テスト前で、みんな忙しそうです。

今回は仕方ありません。もし、机を全部、自分1人で運んだとしたら・・・

「教員は授業や生徒の対応に集中できる!」「生徒はテスト勉強に集中できる!」「私が土日に食べたハンバーガーや味噌ラーメン分のカロリーが消化できる!」「足の筋トレになり健康に良い!」「特別支援学級新設の工事がスムーズに進む!」「終わったときに達成感を味わえる!」等、前向きな理由を見つけることにしました。

というわけで、1人集中して3時間かけて机を運びました。
部屋の中がさっぱりしました!

達成感を感じました。良い運動になりました。全然疲れていません。余裕です。本当はクタクタです。