日誌

学校の出来事

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO176 (2016/01/18)

校長日誌 西砂の空から NO176 (2016/01/18)

 ベーシックドリルタイム

 西砂小学校では、金曜日の朝、「基礎基本の力の定着」を目標として、「ベーシックドリルタイム」に取り組んでいます。
 教材は、東京都教育委員会が作成した「東京ベーシックドリル」です。1年生から4年生までの算数のドリルがあり、「一学年前の算数ドリルを行う」こととなっています。
 先週の金曜日のベーシックドリルタイムの様子を紹介します。
 

 
 これからも毎週金曜日の朝は、全学級でベーシックドリルに取り組みます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 NO175 今日の給食(2016/01/18)

校長日誌 NO175 今日の給食(2016/01/18)

 今日の大雪には参りました。
 私は、東大和市駅6:55発の西武拝島線の拝島行きに乗車しようとしましたが、当該の列車が来たのが7:55。何と、1時間もホームで待たされる羽目になりました。(読者の皆さんの中にも大変な思いをされた方も多いのではないでしょうか。)

 さて、今日の給食です。こんな大雪でも、給食はしっかり提供されました。
 

今日の給食メニュー:里芋ご飯、鮭の塩焼き、豚汁、ネーブルオレンジ、牛乳
超和食。美味しゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No174 (2016/01/15)

校長日誌 西砂の空から No174 (2016/01/15)

 昨日は、ALTの学期授業開始日でした。

 授業は、ALTのディエゴ先生と担任とで、素晴らしいハイテンション。子どもたちもノリノリでした。
 外国語活動では、このハイテンションが大切です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO174 (2016/01/15)

校長日誌 西砂の空から NO174 (2016/01/15)

 西砂の空から見た富士山

 昨日の話題です。タイムリーでなくてごめんなさい。
 富士山と奥多摩の山々を子どもたちが来る前に校舎の屋上から撮影しました。

 日本人だけでなく、来日した外国人にも人気があるという富士山。まあ、当然と言えば当然ですね。この美しさですから。

奥多摩の山々も美しい!特に、私が好きな大岳!
朝8時の西砂の空でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 No174  昨日の給食 (2016/01/15)

校長日誌 No174  昨日の給食 (2016/01/15)

 今日の給食、であるべきが、「昨日の給食」となってしまいました。すみません。
 
 給食メニュー:キムタクご飯、ししゃものカレーフライ、サツマイモの唐揚げ、白菜のスープ、牛乳
 美味しゅうございました。

※キムタクご飯のキムタクは、今解散問題で揺れているあのキムタクではなく
、キムチとタクワンの混ぜご飯です。(え?そんなこと分かるって?そうですよね。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 NO173 今日の給食(2016/01/13)

校長日誌 NO173 今日の給食(2016/01/13)

 今日はこの冬一番の寒さとのこと。
 学校内も寒さを感じる景色がたくさん見えました。

学校の東側の畑です。見てください。霜が降りていますね。
ちなみに、畑がしっかり耕されているのが分かりますか?実は、栗原先生が日曜日に耕耘機を自宅から持ち込んで、耕してくれたのです。感謝!

さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:ハイジパン、ホキのガーリックソテー、フライドポテト、洋風卵スープ、牛乳
おいしゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No172 (2016/1/12)

校長日誌 西砂の空から No172 (2016/1/12)

 本日の全校朝会は、特活朝会。そうです。今年も今日から「伝承遊び週間」が開始するので、そのための朝会だったのです。
 さて、その「伝承遊び週間」の様子です。

お手玉で遊ぶ子供たち。伝承遊びですが、お手玉はもしかすると、「ジャグリング」に通じるかもしれません。

羽子板遊び。この遊びは、正月でもほとんど見かけなくなりましたね。

伝承遊びの仲間、将棋。将棋人口はまだ多いと思います。(ちなみに私は大学時代将棋部でした。)

五目並べに興じる子供たち。地域の皆さんも講師で応援してくださいました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No171 今日の給食(2016/1/12) 

校長日誌 西砂の空から No171 今日の給食(2016/1/12)
 
 平成28年最初、3学期初めての給食は、定番のカレーライスでした。

今日の給食メニュー:冬野菜のカレーライス、春雨サラダ、ネーブルオレンジ、牛乳

 あ、そういえば、今日の定番カレーライスは、9万アクセス御礼メニューでもありますね。ご愛読に感謝。おいしい給食に感謝。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No170 (2016/01/11)

校長日誌 西砂の空から No170 (2016/01/11)

 とうとう西砂小学校ホームページのアクセス数が90000の大台を突破しました!
 ご愛読ありがとうございます!
 
 さて、昨日は午前中はマラソン大会を参観し、その後西砂会館の「まゆだま飾り」に参加しました。西砂会館運営委員会委員長の鈴木久米さんやうどんづくりで大変お世話になっている田形さんをはじめとするスタッフの皆さんが朝9時から準備をして、12時過ぎにスタートすることとなりました。
 下の写真は、会館の玄関に飾られた「まゆだま飾り」です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO169(2016/1/10)

校長日誌 西砂の空から NO169(2016/1/11)

 マラソン日和
 昨日は、町民マラソン大会。朝はめっきり寒かったのですが、スタート間際の10時には冬を忘れるほどの暖かさ。

低学年の部のスタート直前。緊張している様子の子供たちがかわいかった!


高学年の部のスタート前。「ビリになったらどうしよう?」とつぶやく男子に、体育会の方が「頑張れば、順位はどうでもいいんだよ。」とアドバイス。まったくその通りです。

最後は大人(中学生以上)の部。西砂小の卒業生も頑張っていました。画面の右端の方には、西砂小のPTA会長、家高さんの気合の入った姿が見えます。

西砂小の教員代表の一人、平林先生の走り。

西砂小教員代表のもう一人、成田先生の走り。

子どもも、保護者も、先生も、みんなでマラソンに興じ、健康づくりをした一日でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No168 (2016/01/10)

校長日誌 西砂の空から No168 (2016/01/10)

 西砂の富士
 今日は、町民マラソン大会。本校の子どもたちと保護者、卒業生がたくさん出場します。これから、10:10から順次スタートです。
 さて、参加者を応援するかごとくに、今日の富士山は美しくそびえ立っていました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO167 (2016/1/10)

校長日誌 西砂の空から NO167 (2016/1/10)

 50周年記念事業実行委員会

 昨日の14:00~16:30に「50周年記念事業実行委員会」が開催されました。
 集まったのは、神田前PTA会長、家高現PTA会長、鈴木現PTA副会長をはじめとする11名のPTA(正確には実行委員会委員)の皆さん。
 今年の10月15日(土)に行われる「西砂小学校 50周年記念式典および祝賀会」にむけて、実務的な話し合いをしたのです。
 さすがは西砂小学校PTAの皆さん。話し合いは、進みました。(学校としては、このようなPTAの皆さんのご支援・ご協力に、本当に感謝!)
 この後も、月1回のペースで委員会を開催していく予定です。

 保護者・地域の皆さんにも、お力をお借りする時期が来ると思います。よろしくお願いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No166 (2016/01/08)

校長日誌 西砂の空から No166 (2016/01/08)
 
 今日の3学期始業式の校長講話です。

 おはようございます。皆さんが元気な顔をそろえてくれたこと、校長先生は、とっても嬉しく思います。

皆さん、「一年の計は元旦にあり」という言葉を知っていますか?一月一日の朝に一年の目標を立てよう、という意味です。皆さん、今年の目標を立てましたか?まだ立てていない人は、これからでも遅くはありません。この一年の目標を立てましょう。

さて、私は、冬休みにテレビを見ました。その中で、「しくじり先生」という番組が大好きです。有名人の人たちの失敗からいろいろ学べるからです。

その中で、今日は「杉村太蔵」さんのお話をします。

杉村太蔵さんは、元衆議院議員です。いつも面白い発言をしたので、テレビで取り上げられていました。その杉村さんは、初めはアルバイト生活をしていたそうです。そのアルバイトとは、ビルのトイレ掃除。その時に、アメリカの証券会社の偉い人から「君は将来出世する。うちの会社に来なさい。」と言われたそうです。

なぜ、トイレ掃除を見ただけで、「将来出世する」と言われたのでしょうか。それは、その証券会社の偉い人が見る目があったからだと私は思います。その偉い人は、杉村さんのどこを見ていたのでしょうか。それは、「一生懸命さ」です。アルバイトというと、特にトイレ掃除というと、一生懸命やらない人が多くいます。でも杉村さんは、トイレ掃除を一生懸命にやったのです。どれくらい一生懸命やったのかというと、クーラーがかかっているのに、汗をかくくらい一生懸命掃除したのです。そして、トイレをめちゃくちゃきれいにしたのです。その様子を見ていた証券会社の偉い人が、「この男は、将来出世する」と思ったのでしょう。

西砂小学校では、トイレ掃除は、掃除会社の人がやってくれます。ですから、皆さんはトイレ掃除をすることはありません。でも、教室や階段や廊下や玄関を皆さんは掃除しますね。そんな時、一生懸命掃除しているでしょうか。たかが掃除、と思わないことです。この杉村さんの話は、掃除だけでなく、いろいろなことを手を抜かずに一生懸命取り組むことが大切だと教えてくれていますね。掃除も、勉強も、運動も、友達に思いやりをもつことも、いろいろなことで手を抜かずに一生懸命やる一年であってほしいと私は願っています。

 

 

 

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No165 (2016/01/07)

校長日誌 西砂の空から No165 (2016/01/07)

 今日も通勤時に富士山を拝むことが出来ませんでした。今も西砂小周辺は暖かです。ただ、明日は寒くなりそうです。何も新学期に合わせて寒くならなくてもよいのに・・・と思いますが、仕方ありませんね。
 お子さんもまた正月モードでしょうか。明日はいつもより早起きしなくてはいけない上に、寒いので、しんどいかもしれませんが、遅刻しないように登校させてください。

追記:最高気温22度で、半袖でもOKだったアメリカも、ここへきてようやく冬らしい天候になったようです。最低気温もマイナスになり、これで津軽半島と同緯度が実感できます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No165 (2016/01/07)

校長日誌 西砂の空から No165 (2016/01/07)

 今日も通勤時に富士山を拝むことが出来ませんでした。今も西砂小周辺は暖かです。ただ、明日は寒くなりそうです。何も新学期に合わせて寒くならなくてもよいのに・・・と思いますが、仕方ありませんね。
 お子さんもまた正月モードでしょうか。明日はいつもより早起きしなくてはいけない上に、寒いので、しんどいかもしれませんが、遅刻しないように登校させてください。

追記:最高気温22度で、半袖でもOKだったアメリカも、ここへきてようやく冬らしい天候になったようです。最低気温もマイナスになり、これで津軽半島と同緯度が実感できます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO164(2016/1/5)

校長日誌 西砂の空から NO164(2016/1/5)

 今日は、朝は少し寒かったように感じましたが、晴れているのに、富士山の姿は拝めませんでした。「富士山が見えない」→「寒くない」ということで、やはり、その後暖かくなりました。お昼に校舎外に出ると、まるで春。う~む、変です。やっぱり変です。

 感謝するということ

 さて、昨日のHP「西砂の空から」の話題で、「収穫の喜び」ということに触れました。その際、「収穫の喜び」という言葉から、アメリカの「感謝祭」を思い出しました。
 感謝祭について、ウィキペディアは、以下のように書いています。
「感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州プリマス植民地に移住したピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられている。ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、大勢の死者を出したが、翌年、近隣に居住していたインディアンワンパノアグ族からトウモロコシなどの新大陸での作物の栽培知識の教授を得て生き延びられた。1621年の秋は、特に収穫が多かったので、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待して、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる。イギリス人の入植者もワンパノアグ族も秋の収穫を祝う伝統を持っていて、この年のこの出来事は特に感謝祭と位置づけられてはいなかった。プリマス植民地で最初に祝われた1623年の感謝祭は食事会というよりもどちらかというと教会で礼拝を行って、神に感謝を捧げる宗教的な意味合いが強かった。」
 ニューヨーク日本人学校では修学旅行はボストンでした。(ボストン?!と驚かれるかもしれません。でも、ニューヨーク日本人学校からボストンまではバスで4時間弱。ということは、東京から日光移動教室までとほとんど同じです。)
 ボストンで訪れる場所に、プリマスの入植地を復元した、テーマパークがあります。そこでわかるのは、入植当時は、アメリカも貧しい生活をしていたということです。ですから、感謝祭には、大きな意味があるのでしょうね。
 今は、私たちが子どものころと比べても、圧倒的に豊かです。そして、子どもたちは、いろいろなものの生産現場から離れたところにいるように感じます。
 こんな現実だからこそ、「収穫する喜び」を味わうことは、貴重ですね。。そして、そんな貴重な経験ができる西砂地域にいることはありがたいことですね。
 感謝したいですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No163 (2016/01/04)

校長日誌 西砂の空から No163 (2016/01/04)

 仕事始めの今日、1月4日も冬を忘れる温かさですね。
 ただ、今週の終わり、つまり始業式あたり(?)には、また冬に逆戻りとの予報が出ています。急に寒くなって、子どもたちが風邪をひかないか、今から心配です。
 さて、昨日、一昨日と「小中連携」について書きました。今日は、「立川市民科」について書きます。
 七中校区においての「立川市民科」の中核の1つが、「農業体験」です。西砂小は、近隣で農業を営む方々(保護者も多数)を講師に迎え、「農業体験」に取り組んでいます。その中で、今日は、4年生の大根の収穫を紹介します。

 収穫直後の4年生。私に向かって、成果を見せてくれました。この日、4年生のご家庭では、夕食は大根づくしだったのではないでしょうか。
 
 今年も七中校区では、「農業体験活動」に力を入れていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No162 (2016/1/3)

校長日誌 西砂の空から No162 (2016/1/3)

 小中連携が進む

 今日も暖かでしたね。三が日穏やかでした。
 始業式まであと5日。子どもたちの元気な顔を見たいものです。
 
 さて、昨日は「小中連携外国語活動」について書きました。
 昨年の小中連携で忘れてはならないのは、「部活動見学」です。新入生(現6年生)にとって、中学校生活で重要となるのは、「部活動」です。中学校入学前に部活動を見学することで、中学校生活への期待を高めることができるのです。
 七中は昨年から「部活動見学」を始めてくれました。西砂小の6年生で見学したのは50名ほどですが、皆満足していたようです。
 子どもたちが書いた感想のいくつかを紹介します。

・実際に見学してみると、思っていたよりも楽しそうでした。特に、何か体験できた部活は印象に残りました。今まで中学校の中に入ったことがなかったので、中学校に行くのが楽しみになりました。
・見学に行ってみたら、せんぱいとかやさしそうで、楽しそうでした!
・どんな部活があるか知りませんでしたが、いろいろな部活があって、どれも楽しそうでした。
・みんな上手で、楽しそうにやっていました。中学生になって、部活を始めるのが楽しみです。

 部活動見学を企画運営してくださった七中に感謝します。来年度は、見学にとどまらず、体験も視野に入れてくださっているようです。
 小中連携がさらに進みますね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から NO161 (2016/1/2)

校長日誌 西砂の空から NO161 (2016/1/2)

                                                     

 今日は1月2日。世間はどっぷり正月です。ですが、私がニューヨーク日本人学校にいたときには、1月2日が始業式でした。え?三が日なのに、始業式?と驚かれる方もいらっしゃることでしょう。しかし、アメリカでは1月2日は、会社では普通に皆働いています。

そして、学校も普通に勉強しているのです。そう。アメリカでは11日だけが祝日。12日は、ごく普通の日なのです。12日が始業式となると、日本人学校の3学期は長いのかというと・・・。ご心配なく。終了がその分早いのです。

 

さて、脱線しました。今日は、小中連携外国語活動の話題です。昨年27年、2015年は、立川市にとっても、七中校区にとっても、小中連携がより一層密接になった年です。その中でも、「外国語活動」は、大いに進展しました。

出前授業とは別に、各校区の中学校の英語科の先生が、校区の小学校で担任やALTとともに外国語活動を行ったのです。下の写真はけやき台小学校(九中校区)で行われた、小中連携外国語活動の研究授業の様子です。

参観したのは、各校区の小中連携外国語活動の担当の先生方。(各小学校の外国語活動の担当の先生と各中学校の小中連携の英語科の先生)。
 研究授業終了後には、先生方で協議会を行いました。

 校区の小中学校の先生方が、授業について、今後の外国語活動について熱く語りました。

七中校区の先生方も熱く語り合いました。

 今年も外国語活動をはじめ、いろいろな場面で小中連携を推進していきます。


喜ぶ・デレ 校長日誌 西砂の空から No160(2016/1/1)

校長日誌 西砂の空から No160(2016/1/1)冬休み中は子どもたちの話題がなくなります。そこで、ちょっぴり脱線を。ニューヨーク日本人学校やアメリカ生活の経験をこれから少しずつ紹介していきます。

 今日の話題は、「ニューヨークは寒い」。

元旦は暖かです。暖かいのはうれしいのですが、冬なのに暖かなのは、やはり異常気象を心配してしまいますね。
 ちなみに、ニューヨークがつい先日22度になったという報道がされていました。 
 マンハッタンを、半袖で闊歩するニューヨーカーの姿が映像で流れていました。
 こういうニュースを見ると、ついつい「ニューヨークと東京が同じ緯度にある」ような気がしてしまいます。
 実は、私もニューヨークに行く前はそう思っていました。しかし、さにあらず。実は、ニューヨークの緯度は、津軽半島と同じあたりなのです。だからこそ、22度という気温は異常なのですね。
 実際、私がニューヨークにいたときには、津軽半島と同じ緯度の寒さを実感しました。(※注:私がいたのは、正確にはニューヨークではなく、コネチカット州のグリニッジです。マンハッタンから北東に車や列車で1時間弱の距離です。ですから、ニューヨークよりさらに寒い!)
 どれくらいの寒さかというと、3年間での最高記録はマイナス25度!
 マイナス25度というと、「寒い」という言葉はあてはまりません。「すごく寒い」でもあてはまりません。「めっちゃ寒い」でもあてはまりません。
 で、どんな言葉があてはまるかというと、「痛い」です。
 ニューヨーク日本人学校では、朝、スクールバスを教員総出で出迎えます。外へ出る時刻は7時半頃。この時点でマイナス25度。発熱の下着を身に付け、ダウンやベンチコートを羽織り、厚手の手袋に耳あての重装備で外へ出るのです。しかし、マイナス25度はそんな重装備をあざ笑うかのように、肌を刺します。特に、顔。教育者ですから、さすがにフェイスマスクをするわけにはいきません。その顔を寒さが襲い、結果が「痛い!」となるわけです。

でも、今となっては、こんな体験もいい思い出です。
 
 西砂の子どもたちのためには、「暖冬」が良いかもしれませんが、地球規模で考えると、やはり冬は寒い方が良いのかもしれません。



 ちなみに、零下となると、子どもたちは外で遊ぶことができません。アメリカでは、零下の戸外で遊んだり、体育をしたりすることが法律で禁じられているのです。私が子どものころは、しばしば日本でも零下になっていました。でも、外で目いっぱい遊びました。

 さすがにマイナス25度では遊ぶのは無理としても、マイナス2~3度くらいなら外で遊んだり、体育をしたりはいいのではないかと思ったりもしましたが、さすがに法律です。当然従いました。「郷に入りては郷に従え」ですね。