日誌

学校のできごと

家庭学習ノート

2学期が終わりました
冬休みは18日間あります
生徒の皆さん、ぜひ、「家庭学習ノート」を活用して、
学習の振り返りと予習をしましょう!

 12月22日終業式がありました。2学期が終わりました。1組は2学期が始まった9月に合同宿泊学習があり大きな成長が見られました。そして全校で取り組んだ合唱祭では、主体的な取り組みが各学級で見られるなど、大きな成果が得られました。目標をもって、みんなで協力する大切さを一人一人が理解できました。このことを日常の生活で大切にできるようになった2学期だったと思っています。
 さて、本校では主体的に活動することを重視していて、生徒会活動をはじめ様々な生活の場面でもこのことを大切にしていますが、学習に対してもそれは同じです。本校では「主体的な学び」「能動的な学び」を重視しています。今、国では次期の学習指導要領の改訂の準備をしていて、その内容の中心となる審議がなされています。12月21日には中央教育審議会より答申が文科省にありました。この中でも重視されているのが、「主体的な学び」「能動的な学び」です。よくマスコミでも取り上げられている「アクティブ・ラーニング」です。
 12月23日から学校は休みになります。今回の冬休みは例年より長く、なんと18日間もあります。この長い休みの期間をぜひとも有効に使ってほしいと思います。本校では、主体的な学びに向けた「家庭学習ノート」に取り組んでいます。今回、写真で3年生の「家庭学習ノート」を紹介します(本人の了解を得ています)。実技教科も含めた全9教科の学習が記されています。学習したことの根拠がここにはあります。このことが自信にもつながってきます。
 ぜひとも全生徒が自分なりの「家庭学習ノート」づくりに取り組んでほしいです。生徒の皆さん、この冬休みを有効に使って自分の「家庭学習ノート」を振り返り、2学期の振り返り学習をするとともに2学期の予習にも挑み、自分なりの「家庭学習ノート」を作り上げましょう。

               

今日は大掃除、明日は終業式

熱心に大掃除に取り組む生徒たち
お世話になった校舎に感謝の気持ち

 2学期最終登校日の前日の12月21日の午後、大掃除に全生徒が取り組みました。実に積極的に協力して清掃に取り組みます。自分が2学期お世話に校舎に感謝の気持ちを込めてきれいにする。大事にしたい心がけです。
 机・椅子の脚の裏のほこりを丁寧に取り除きます。蛍光灯のかさのほこりも一つ一つ丁寧にふき取ります。廊下、教室の床も雑巾で水拭きします。廊下の窓のさんの汚れも雑巾でふき取ります。夏の暑いときにお世話になった扇風機もきれいにします。3年生の教室では、チョークを一つ一つ磨いているのでしょうか。細かなところまで自分たちで考えてきれいにしていきます。みんなが使っている靴箱も一つ一つごみをほうきで掃き出し、一つ一つ雑巾がけをしていきます。靴箱の上にもほこりがたまっています。これもきれいにしていきます。みんながお世話になった学校をきれいにする気持ち。とても大事なことです。生徒のみなさん、ぜひ、家でも取り組んでみてください。今日の大掃除で、学校はきれいになりました。ありがとうございます。

        

授業の様子&クリスマス・コンサート

クリティカル・シンキング講座 現在スピーチに取り組んでいます

 クリティカル・シンキング講座は本日(12月20日)で4時間目の内容に入りました。今日はスピーチ演習をやってみようという内容に取り組みました。4人1組で全員が司会役とスピーチ役を経験し、全員でスピーチを評価します。相手に伝わるスピーチの作り方の4つを学びましたが、その中の特に「イントロを考える」と「結論を考える」に重点を置いて話す、聞いて評価することを行いました。話し方の4つのコツについても学びました。次回最終回の授業は来年のはじめに行います。そこではこれまで学んだ総仕上げのスピーチを行います。

     

ビブリオバトル(書評合戦)は、いよいよ決勝(学級内)!

 2年の国語で取り組んでいる「ビブリオバトル」は、学級内の予選で選ばれたチャンプ本を紹介した生徒たちが発表を行っています。それぞれ自分のお気に入りの本です。自分の思い入れの強い本です。一つとして同じ本はありません。皆自分の思いを語ります。聴くほうも真剣です。チャンプ本を選ぶという大事な役目があります。単なる感覚で選ぶ生徒はいません。聴きながら書き留めたメモを「根拠」にチャンプ本に選んだ理由を用紙に記入します。その時の真剣さが伝わってきます。教室内には筆記用具で書く音のみが響いています。この気持ちが大切です。一人一人の発表を大事に受け止めている証です。

                    

吹奏楽部 心あたたまる「クリスマス・コンサート」

 12月16日(土曜日)の午後、本校の音楽室で吹奏楽部のクリスマス・コンサートが開かれました。音楽室は、吹奏楽部の生徒たちの手作りの飾りつけで、クリスマスの雰囲気が作られています。その中、進行も生徒により、1、2年生のみの編成による初の演奏です。アンサンブルもあります。そして、1年生のみ編成の演奏もあります。そして、全員そろってクリスマスの雰囲気が表れる衣装を身に着けクリスマスの曲を演奏。アンコールにもこたえ、心あたたまる演奏会は幕を閉じました。

     

クリティカル・シンキング講座&ビブリオバトル 落ち葉清掃

ビブリオバトル 学級内代表生徒発表
 2年の国語の授業で行っている「ビブリオバトル」は、現在学級内の予選で選ばれた各グループの代表生徒が発表をしています。今回の発表でも人を引き付ける表現が随所に見られます。いきなり本の紹介から入るのではなく、聞き手に問いかけたり、黒板を使用したりと、様々な工夫が見られます。また、発表が終わった後のディスカッションタイム(質疑応答)に移ると、多くの生徒が挙手をします。関心があること、しっかりと聞いていることの裏付けでもあります。本校では質の高い質問をすることも重視しています。学級内の決勝は12月20日、21日に行われます。
 なお、下のビブリオバトルの様子を紹介した写真の最後にある新聞記事は、2年の教室に掲示されていたものです。内容は、12月8日付の朝刊各紙でも大きく取り上げていたPISA調査に関するものです。この調査結果で特に日本の15歳の子供の読解力が不足していると指摘があったことを特集している記事内容です。本校では、PISA型読解力の向上に取り組んでいます。

        

落ち葉清掃 ~ボランティア活動~
 本校は樹木の多い学校です。そのため緑の多い学校でもあるのですが、毎年秋以降になると落ち葉で地面は埋め尽くされることにもなります。いつも用務主事の方々が清掃をしてくれているので、落ち葉が片付けられ、きれいな環境が保たれています。そのことを知った生徒たちは、自分たちも協力をしたいと数年前から落ち葉清掃のボランティア活動が始まりました。今年も生徒会の役員生徒はじめボランティア部や有志が手伝ってくれました。
 先週の金曜日が最終日だったのですが、写真にあるように日が落ちる時まで清掃をしていました。さて、校長が学校を出ようとするとき、清掃をしていた生徒たちが「校長先生、ありがとうございます」と声をかけています。なぜでしょうか?それは秘密です。

 
 
 

考える力をつけ 言葉の力を高めるために
ただ今、3年は「クリティカル・シンキング講座」に
2年は「ビブリオバトル」に取り組んでいます

3年「クリティカル・シンキング講座」(集団討論を通して)
 本校では、授業はじめ教育活動を通して、思考力・判断力・表現力を高める取り組みを進めています。今、3年は「中学生のためのクリティカル・シンキング&コミュニケーションスキルアップ講座」を実施しています。この力をつけ、高めるため「集団討論」「スピーチ」という活動を通して学んでいます。クリティカル・シンキングとは、情報をうのみにせず、根拠に基づいて多角的に考えることです。現在の学習指導要領、そして時期学習指導要領でも重視している考え方です。
 この多面的・多角的に考える力をつけることを今週は「集団討論」を通して学んでいます。集団討論は、現在都立高校の推薦入試で行われている選抜方法です。あるテーマにそって自分の考えをもち、伝え合うことを通してコミュニケーションの力をみるものです。
 今週はインターネットの利用における利点と問題点についてをテーマに集団討論を行いました。自分の考えに根拠はあるのか?、事実と主張、理性と感情が区別できているか?などを考えながら討論を行いました。これからスピーチに移っていきます。 この講座は、プラムシステムズ株式会社の協力により平成25年度から行っています。
※写真は、4人1組での討論の様子、見通しと振り返りのシートに書き込みをする生徒、書き込みがされている実際のシートです。なお、最後の写真は2020年から大学入試が大きく変わろうとしていることの新聞記事です。2年生の教室に掲示されていました。今の2年生から大学入試は変わります。まさに本校で取り組んでいる考える力をつける内容に大学入試も変わるのです。

        

2年「ビブリオバトル(書評合戦)」
昨年度より質の高いビブリオバトルにすることをテーマに取り組んでいます


 今、2年は国語の授業で「ビブリオバトル」を行っています。話す力、聞く力をつけ、高めるために取り組んでいます。お勧め本の紹介をする活動ですが、本校では単に本の紹介をするために行っているのではなく、根拠に基づいて自分の考えをもち論理的に表現する力、相手の話を積極的に聞き、よい質問をし、やりとりができる力、根拠に基づき正しく判断する力(チャンプ本を選ぶ)をつけることを重視しています。
 生徒は、本の紹介をする上でも、どのように伝えれば聞き手に伝わるのかを考え表現します。聞き手は相手の良さをひきだすにはどのような質問をすればよいのかを考えながら聞きます。最後にチャンプ本を選びますが、その際にも根拠が必要ですから簡単なメモを取りながら聞きます。そうした姿が紹介している写真からも見ることができます。例えば、黒板を使って紹介をする生徒の姿、多くの生徒が一斉に質問の手を挙げる姿が見られます。関心をもっていること、意欲をもっていることの表れです。これも主体的な学びの姿です。

           

校区小学校6年生二中訪問

校区小学校6年生の二中訪問
~部活動体験~
6年生は楽しそうに体験できていました

 今日は素晴らしい青空が広がり、11月中旬並みの陽気という絶好の天気の中、二中校区3校の小学校の6年生が本校を訪問しました。今日は、生徒会による二中の生活の説明と部活動体験です。すべて本校の生徒会役員、学級委員が中心となって進めます。寸劇を交え二中の生活について生徒会役員が説明します。はやりのPPAPが児童の笑いを誘っていました。児童が楽しんで見ていることがうかがえます。二中の生活について質疑応答もすべて生徒が行います。児童からは積極的な質問が出て、生徒会役員生徒は的確にこたえていました。
 この後、校内見学です。どんな教室があるのか、また、授業をしている様子も廊下から見学できます。この案内も本校の生徒たちです。生徒は事前に動線を確かめ、3校の児童の皆さんがぶつからないように上手に案内し、教室、図書室、トイレなどについて児童の立場に立って説明していました。
 見学が終わり再び体育館で部活体験の説明が始まります。これもすべて進行は生徒たちが進めます。部活ごとに分かれ、1、2年生から説明を受け、実際に活動をしました。短い時間でしたが、児童の皆さんは楽しそうに活動していました。
 最後に体育館で終わりの会を開き、児童からお礼の言葉が述べらました。児童は、「経験があまりなかったテニスでしたが、先輩から優しく教えてもらったことが嬉しかったです」と感謝の言葉を述べていました。生徒からもあらためて6年生が4月から本校に来ることを楽しみにしていますと伝えられ、充実のうちに今回の6年生二中訪問は終了しました。
 6年生のみなさん、4月の入学をお待ちしています。次は、選択交流授業(二中訪問・授業体験)があります。楽しみにしていてください。