日誌

2015年7月の記事一覧

サマースクール開始

夏休みが始まりました
早速、「サマースクール」にたくさんの生徒が参加
学習にがんばっています!

 今日から「サマースクール」が始まりました。暑い中、多くの生徒が学習に取り組んでいます。頼もしい限りです。学習支援員や本校の教員に質問をしながら学習を進める”質問教室”と、集中して自分の進めたい学習をする”自習教室”に分かれて、自分で考えて勉強を進めます。分からないところは支援員の方々に尋ねながら、分からないところを分かるようにしていきます。
 地道なこの努力が大切です。学問に王道なしの言葉のとおり、毎日、毎日のこの取組が確かな力となり、それが自信へとつながっていきます。夏休みをどのように過ごすかは、一人一人の意識にかかっています。自分で考えて、自分で判断して、人と関わりながら、生徒たちは成長していきます。
  
  

第34回三町合同中学生スポーツ大会「高尾山ナイトハイク」

立川二中生のための伝統の地域行事
立川二中生だからこそ体験できる
感動の「高尾山ナイトハイク」!
地域の皆様、ありがとうございます!

 7月18日(土)の夜10時に本校の体育館に120名以上の生徒が集合します。その前からスタッフの皆様が集まり綿密な打ち合わせが行われ、いよいよ開会式です。開会式で気持ちを一つにし、グループごとに立川駅に向かいます。
 時間はすでに夜の11時をまわっています。立川駅に着くまでの道には交通安全協会の方々が誘導灯で見守ってくれます。そして、高尾山の駅を降りて、登山口に行くまでの間にもスタッフの皆様が要所で誘導してくれます。すでに登山する前から、地域の方々の強い支えを感じます。遅い時間にもかかわらず、要所で立ってくださり、案内をしてくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。
 そして、午前1時、登山口からいよいよ時間差で登山の開始です。それぞれのグループにスタッフの方がつき、生徒の安全を見守ってくださいます。下山コースは急な斜面を降りることから特段の注意が必要でしたが、スタッフの方々の適切な誘導により、安全に下山することができました。生徒たちは、めったに体験できない、これだけの大集団による夜通しでの登山を満喫し、感動を深めていました。参加した生徒は、立川二中校区の地域の大人の方々がどれだけ自分たちのことを思ってくれているかを知る機会になったことと思います。
 今回、120名以上の生徒が参加することから、合計100名近いスタッフの方々が支えてくださいました。そして、当日にいたるまでの間、何度も打ち合わせを行い、実地踏査(下見)を繰り返し行い、準備を進めてくださいました。これもひとえに本校の生徒のためにとの気持ちからです。本当にかけがえのないお気持ちで、感謝の気持ちしかありません。地域の方々が自分たちを思う熱い思いに、どれだけ支えられているかということを、生徒は体験を通して学ぶことができました。あらためて曙町、高松町、栄町の関係の方々に感謝いたします。ありがとうございました。

 ○開会式 本校体育館にて ○グループごとに時間差で出発し、登山開始
 
 ○下山 ○閉会式
  
○みんなでそろって閉会式後の集合写真

1学期終業式 そして「高尾山ナイトハイク」

1学期の終業式が終わりました
夏休みが始まります その前に地域行事「高尾山ナイトハイク」


 本日7月18日(土)午前中に終業式があり、今日で1学期が終了となります。終業式では、校長からは、「1学期の“振り返り”を自分の言葉で具体的に行うことと、それが夏休みと2学期以降の“見通し”(計画)につながること」について話があり、生活指導担当教員からは、「地域の方々に迷惑がかかる行為はしないこと、夏休み期間中は、起床の時間を守り、家族の手伝いをし、規則正しい生活ができるよう心がけること」などについて話がありました。
 各自が自分の目標に向けて、日々自分に与えられている時間を大切にして、有意義な夏休みにしてほしいと思います。そして、力を付け、成長した姿を2学期に見せてほしいと願っています。

 さて、本日7月18日(土)から19日(日)にかけて本校の地域である曙町、高松町、栄町による「第34回三町合同中学生スポーツ大会(高尾山ナイトハイク)」があります。今年も本校から125名もの生徒が参加します。生徒の安全を確保するため、100名近くのスタッフの方々が支えてくださいます。ありがとうございます。

 同じ18日から19日の2日間、「平成27年度立川市・大町市姉妹都市中学生サミット」が行われます。立川市9校の中学生(各校2名)が姉妹都市である大町市に行き、大町市の中学生と交流し、最後に共同宣言を行います。この行事に本校からは、生徒会本部役員より生徒会長(3年)と書記(2年)の2名が参加します。
 今回の「しおり」の表紙絵を描いたのは、本校から参加する書記の生徒(2年生)です。

ビブリオバトル(書評合戦) 決勝戦②

今日も素適な本の紹介がありました
工夫が見られる発表の連続に驚き!
1年生のもっている力の凄さを見ました!

 昨日に引き続き今日は3クラスで「ビブリオバトル(書評合戦)」の決勝戦が行われました。今日も個性あふれる発表の連続に驚かされました。1年生にしてここまでの表現ができることに感心します。生徒の発表は、自分の選んだ本を大切にしていて、聞いてほしくてたまらないという気持ちがあふれていました。聞き手も関心をもって聞いていることが、発表後の質問タイムでの質問の内容からうかがえます。そして、こういう本を中学生、それも1年生が関心をもって読むのか、という思いを抱かせるぐらいに本のジャンルや内容がバラエティに富んでいました。

 今日発表のあった書名と著者を紹介します。

「都会のトム&ソーヤ」(はやみねかおる著) 「禁断の魔術」(東野圭吾著) 「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田伸貴著) 「放課後のゴミヒーロー」(茜さらさ著) 「黒魔女さんが通る!!」(石崎洋司著) 「グレッグのダメ日記」(ジェフ・キニー著 中井はるの訳) 「王さまロボット」(寺村輝夫著) 「サマーウォーズ」(岩井恭平著 細田守原作) 「神様の御用人」(浅葉なつ著) 「長友佑都体幹トレーニング20」(長友佑都著) 「空想科学読本」(柳田理科雄著) 「心屋仁之助の心配しすぎなくてもだいじょうぶ」(心屋仁之助著) 

 今日も校長が授業で質問をしていました。
  校長「ヒーローってあなたは何だと思いますか?」
  生徒「どんな小さなことでも人を助けられることだと思います」
 
  校長「人間関係や心の問題など大人の世界のことと思うような本に中学1年生のあなたが関心をもったのはなぜですか?」
  生徒「家で母親、姉から勧められて読んでみたら面白かったからです」

 今日の発表は、さすがに決勝戦だけあって工夫がありました。目線を聞き手に向け、聞き手に「皆さんは、~ ではありませんか?」と問いかけたり、自分で書いてきた絵を使ったり、小道具を使ったり、黒板を使ったりと、演出たっぷりのプレゼンテーションでした。
 中には、これ大人、保護者、教員に聞いてほしいな~と思うような人間の心のありように関する内容がありました。1年生でもここまでできるという力を見せてくれました。
 「人に相談をするとき、相談する人は、相手を信頼して相談します。相談された側は相手から信頼されていることを実感します。”人”(にんべん)に”言う”と書きそれが、”信”(信じる)という”字”になるのです」と黒板を使って解説をしてくれた生徒がいました。
 今日も質問がたくさん出て、2分間のディスカッションタイム(質問タイム)ではとても足りません。みんなが友達の選んだ本や発表に関心をもてていること、うれしそうに楽しそうに意見を交換していることが見ていてとても嬉しかったです。

 ぜひ、ご家庭でもビブリオバトルをしてみてはいかがですか。5分間原稿なしで相手に分かるように話をすることはけっこう難しいことです。でも、やってみて今度はこうしてみようという気持ちが湧いてきます。本を通して自分を語ることになります。本を通して人を知る。世界が広がります。

  
  
  

ビブリオバトル(書評合戦) 決勝戦①

ビブリオバトル(書評合戦)決勝戦①
緊張が増している生徒や、これまでの発表と内容を変えた生徒の姿

 今日16日(木)と明日17日(金)の2日間で各クラス内でのビブリオバトル(書評合戦)の決勝戦が行われています。
 今日は2クラスで決勝戦がありました。これまでクラス全員の前で発表して、選ばれて残った生徒なので、慣れもあるだろうと思いきや、けっこう緊張していることが伝わってくる場面もありました。また、昨日までの発表とは内容を変えて工夫して臨んだ生徒もいました。それぞれの思いを伝える本の紹介が行われています。
 紹介した本を読んだきっかけは、母親、兄、姉に勧められたからという生徒がけっこういました。やはり、家族の誘いというのは大きいです。どうぞ、ご家族で話題にしてみてはいかがでしょうか?

 今日発表された本を紹介しておきます。(これまで紹介した本は省略します)
 「転校生」  「心を整える」(長谷部 誠 著) 「13歳からのシンプルな生き方哲学」(船井 幸雄 著) 「きみが見つける物語(友情編)」(本日はこの中から「あったかくなんかない」(よしもと ばなな 著)と「いっぺんさん」(朱川 湊人 著)を紹介) 「よりぬき絵日記」(さくら ももこ 著)

  今回も校長が授業に参加し、生徒の発表を聞くとともに質問をしていました。難しい質問にも、生徒は、しっかりと自分の言葉で答えることができていて感心しました。
 「13歳からのシンプルな生き方哲学」を紹介した生徒への校長の質問
 校長「”哲学”という言葉がありましたが、あなたはその本を読み終えて”哲学”とは何だととらえましたか?」
 生徒「僕は、人生をより良く生きるために考えることだと思いました」
 すばらしい答えですね。生徒たちは、このように発表することにとどまらず、ディスカッションを通してさらに考えを深めることができています。 

学校だより「あけぼの」第5号の一部訂正

学校だより「あけぼの」第5号(7月14日付発行)について

 本日は、激しい雨の中の登校となりました。遅れてくる生徒もいるのではないか、また、正門前の道路は交通量も多いことから、傘をさして登校する生徒にとっては危険な状態になるのではないかと心配でした。しかし、早めに家を出た生徒も多かったのでしょう。ほとんどの生徒が時間に間に合うよう登校できていました。やはりゆとりをもった行動が必要だということです。服はずぶ濡れになってしまった生徒が多かったです。

 さて、7月14日に配布しました学校だより「あけぼの」ですが、一面「主体的にまなぶ姿勢を大切に -2学期からの生活を考え、有意義な夏休みに-」の文の一部に誤記がありましたので、下記のとおり訂正をさせていただきます。

 一面 本文、2段組の右側の1行目
 誤:国語の「読むこと・聞くこと」 正:国語の「話すこと・聞くこと」
 
 失礼いたしました。なお、ホームページに掲載してある「あけぼの」第5号は修正済みです。

 今日は、昨日お知らせしたとおり、1年「ビブリオバトル(書評合戦)」の決勝戦(クラス内)があります。この様子については、後ほどお伝えいたします。

熱中症にならないように

毎日厳しい暑さが続いています  熱中症対策関連情報

 毎日厳しい暑さが続いています。こまめに水分をとり、休息が必要です。特に運動をする際は、体調の異変には早めの対策が必要です。本校では、職員室の2つの出入り口の横に「熱中症対策情報」を掲示し、注意を促しています。

ビブリオバトル(書評合戦)2回戦 その2

ビブリオバトル(書評合戦)2回戦 いよいよ明日は決勝戦!
 昨日もお伝えしましたが、1年ではビブリオバトルを行っています。2回戦目は、クラス全員の前で発表しています。今日のクラスも、発表した生徒は5分間をしっかりと使い切っていました。そして、質問もたくさん出ていました。本日、授業を参観していた校長も質問に参加していました。
 「なりたて中学生 初級編」(ひこ・田中 著)を紹介した生徒への校長の質問「あなたがその本で勇気づけられたのはどこですか?」 生徒「小学校の頃はよかったな、戻りたいなと思っている主人公を、友達が中学もいいところだよと励ますところです」
 どの生徒も質問に自分なりにしっかりと答えられていました。それにしても、中学1年のこの段階でこれだけの表現ができることに驚いています。1年の教員は皆、「小学校で、考えを表現することについて力をつけています」と、小学校でしっかりと指導がされていることを言います。私たち中学校側は、さらにこの力を伸ばしていかなければいけないと身を引き締めています。

 今日の授業で紹介されていた本
 「都会のトム&ソーヤ」(はやみねかおる 著) 「リアル鬼ごっこ」(山田悠介 著) 「スキキライ」(藤谷燈子 著) 「なりたて中学生 初級編」(ひこ・田中 著)

 発表もすばらしいのですが、質問と答えがかみ合っていることがとてもよいことだと感じました。私たち大人が見習いたいです。

  
  

ビブリオバトル(書評合戦) 2回戦!

ビブリオバトル(書評合戦)2回戦が行われています
今回からクラス全員の前でプレゼンテーション
たくさん質問が出ます!いい質問とは、どんな質問か?

 今、1年の国語で「ビブリオバトル(書評合戦)」が行われていることについては、7月10日のホームページで紹介をしています。その時は、1回戦なので、クラス内で4人一組になり、その中での本の紹介でしたが、2回戦は、そこで選ばれたチャンプ本をクラス全員の前で発表する段階になります。

 緊張度は増しますが、よく頑張って発表できていました。本のあらすじを紹介しているだけでは選ばれないこともあり、「どうして自分はこの本を選んだのか」「自分の伝えたいことはこのこと」など、自分の考え、思いが伝わってきました。

 そして、今回も驚きなのは、「質問タイム」の時に、一斉に手が挙がることです。その質問も「印象に残った言葉はありますか。その理由は何ですか?」「主人公にはどのように心境の変化がみられたのですか?」「作者は何をつたえたかったのだと、○○君は思いましたか?」「戦争について、あなたはどのように考えますか?」など、1年生とは思えないほど、内容に入り込んだ質問をしていました。

 最後にチャンプ本を選びますが、その理由(根拠)が必要です。全員がサッとチャンプ本に選んだ理由を書くとともに、自己評価についてもしっかり書けていました。やるべき内容がよく理解できていることに感心しました。

(写真紹介)
クラス全員の前での発表です。緊張もありますが、原稿なしでしっかり5分間プレゼンテーションできていました。
紹介する本もそれぞれジャンルや内容が違います。探偵推理小説、青春小説、ノンフィクションなどなど。このときは、「怪人二十面相」「くちびるに歌を」「日本のいちばん長い日」などの発表がありました。
 「日本のいちばん長い日」は、1945年、ラジオの玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月14日から15日までの24時間を描いたノンフィクション小説です。1年生には難しいかなと思われる作品が選ばれていることに価値を感じます。しっかりした考えに基づいて選ばれている証です。



本校の特長、質問タイムでの挙手 一斉に何人もの生徒の手が挙がります。

チャンプ本を選んだ理由をどの生徒もしっかり書けていました。単なる思いつきや、面白かったからなどという理由は見られません。自分なりの判断の根拠が書かれています。

土曜補習教室

1学期最後の「土曜補習教室」終了 次は、「サマースクール」

 1学期最後の「土曜補習教室」が終わりました。最後の回にも暑い中がんばって生徒は参加していました。継続して参加している生徒が多くいます。この継続する力、そして、学習面で自分の分かっていないところはどこかを知っていて、この補習教室で質問をして分かるようになろうとしていた気持ち、これが大事なのです。自分から分からないことを分かるようにしていく学び、これが主体的な学びです。
 いよいよ生徒は夏休みを迎えます。この夏休みをどのように過ごすかで2学期以降の生活が変わります。自分は何が分かっていて、何が分かっていないのか、このことを知っていて、自分の学習に取り組める生徒はきっと多くの学びができることと思います。
 その時、学校でもその手伝いをしたいと、夏の補習教室「サマースクール」を開講します。この「サマースクール」に、多くの生徒たちに参加してほしいと思います。「サマースクール」は、自分から学ぶ姿勢をもち、その支援を行う補習教室です。7月9日に「サマースクールのお知らせ」を配布してあります。詳しくはそちらをご覧ください。