日誌

2021年12月の記事一覧

おわりよければ すべてよし


今日を入れてあと10日で、冬休みです。

振り返ると、どんな二学期になりそうですか。

いいことがいっぱいあったと思う人もいるでしょう。

まあまあだったかなという人もいるかもしれません。

もしかしたら、ああすればよかったなあと残念に思
う人がいるかもしれせん。

 

小学校の時に、ものすごく足が速い友達がいました。
100m走の東京都の大会で、2位になったのです。
だから学校の運動会の時など、楽勝です。最後の
15mくらい、友達に手を振って、ニ
コニコ笑い、ふざけ
たポーズをしてゴールしました。もちろんそれでも1位
です。どう思いますか?

その時担任の先生が、ものすごくおこりました。

「なんで最後まで全力で走らないんだ!」

ところがその友達は先生に言い返しました。

「一位は一位だからいいだろう!」と・・・。友達はどうなっ
たと思いますか。

その友達は、うぬぼれて練習もサボるようになりました。
そのあと記録が伸びずに、中学校で陸上部を辞めてしま
いました。

これは、100m走、かけっこのことですが、このことを思い
出すたびに、最後まで全力を尽くすことがとても大事だと
感じます。

 

あと10日。何か目標を決めて、最後まで頑張りましょう。
ここまでうまくいった人はもちろん、もうちょっとと思ってい
る人はなおさら、できそうなことを頑張って、2学期をおわ
りませんか。たとえば

1 宿題を必ず毎日ていねいにやる。

2 読書が好きだから、今年中に〇さつ読む。

3 長なわ跳や短跳びをがんばる。

4 掃除をいっしょうけんめいやる。

・・・等々いろいろ考えられますね。

テレビやゲームでだらだら過ごしても10日。

いっしょうけんめい目標に向けて頑張っても10日。

これが続くと、どんなに差がつくことでしょう。

最後に向けて頑張ることを、むかしの人は「おわりよ
ければすべてよし」と大切にしました。
最後までがん
ばれる人は、これから伸びる人になりますよ。

続いて、5年生の代表委員による、
「ハートフルなお話」です。

学習発表会での友達のあたたかい励ましの声。
掃除の時の、ちょっとした一言。
算数の学習での、友達の一言でやる気が出た。

緊張せずに、いいお話を発表できました。
久しぶりの「ハートフルなお話」でした。