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学校の出来事
校長日誌 西砂の空から No10
最近、「今日の給食」に特化してしまい、校長日誌から離れていました。
反省しつつ、久しぶりの校長日誌を書きます。
一昨日、日曜日に教え子の結婚式に参列しました。場所は、なんと代官山。毎日小平の我が家と西砂小との往復に明け暮れている私としては、まさに「上京」の感があります。
(代官山を歩いている自分をよせばいいのに客観視してしまい、「似合わね~っ!」と自分で自分に突っ込んでいました。)
さて、披露宴。(「挙式も参列してください」と言われましたが、恥ずかしくてやめました。)アラサーとなっている教え子(女子)は、とても美しくなっていました。披露宴の最中、小学生時代の(私が担任していた頃の)教え子がスクリーンに映し出されました。「ああ、これこれ。ホント、髪を短くして、男の子みたいな感じだった!」と懐かしく見入ってしまいました。
ところで、私が彼女を担任したのは小学校の3・4年生の時。卒業学年の担任ではありません。それなのに、なぜ披露宴に呼ばれたのか?実は、年賀状のやりとりだけだった私と教え子が20年ぶりに再会した場所がドラマチックだったからだと思います。
再会の場所は、アメリカ。教え子はアメリカの大学で音楽を勉強し、最後の、大学院がボストン。そこへ私がニューヨーク日本人学校の校長として、車で3時間ほどの距離のコネチカット州に赴任したのがきっかけで、再会したのです。それも20年ぶり。
20年ぶりに再会した教え子は、当たり前と言えば当たり前ですが、立派に成長していました。そして、夢をしっかりもって、生き生きしていました。
私が「幸せそうだね。」と言うと、教え子は、力強く「はいっ!」と返事をしました。
その後、教え子は私より先に帰国し、素晴らしい伴侶に巡り会い、結婚に至りました。
披露宴での幸せいっぱいの教え子を見て、私も幸せいっぱいになりました。
教師にとっての幸せは、今目の前にいる子供たちが、幸せになることです。そして、自分の元を巣立っていった子供たちがその後の人生で幸せに暮らすことです。
披露宴が終わってすぐに帰宅しました。時刻は夜の9時半。代官山から西の果ての小平ですから、その時刻になるのも当然です。
でも、翌日、月曜日の朝。不思議と疲労感は残っていませんでした。
理由は明快です。教え子の幸せな姿が見られたからです。
西砂小学校の子供たちも、現在進行形で幸せであってほしいと願います。そして、もちろん、5年後、10年後、20年後に出会っても幸せであってほしいと願います。
今日の給食(2015/05/11)
今日の給食です。
今日の給食のメニューは、抹茶パン、中華ちまき、ジャージャン豆腐、冷凍パイン、牛乳です。「ちまき」は、こどもの日を意識したのかな?おいしゅうございました。
今日の給食 (2015/05/08)
皆さん、連休疲れはありませんか?
子供たちを見る限り、連休疲れはないようです。給食も、もりもり食べています。
今日の給食を紹介します。
今日のメニューは、カレーピラフ、コロッケ、野菜のスープ煮、牛乳です。
おいしゅうございました。
校長日誌 西砂の空から No31
「八ヶ岳騒動記16」
八ヶ岳自然教室最終日の続きです。
最終日の帰校について事前に担任から「中央高速の集中工事のため、4時半の帰校予定が大幅に遅れる可能性がある」との連絡があったかと思います。
実際、工事による渋滞のため、この2週間ほど立川市の小学校で帰校が1時間遅れていました。
本校についても、往路で運転手さんと話したところ、「遅れる可能性大である。」というお話でした。
この状況を救ってくれたのが、立川第八小す。本来は13:15に山荘を出発するところを、第八小学校が予定を繰り上げてくれたのです。(本来13:00にバス到着のところ、実際は12:40山荘に到着。)
おかげで、13:03に山荘を出発。高速までは非常にスムーズ。問題は、中央高速です。心配していたところ、なんと前方は、見渡す限りガラガラ。スイスイ進みました。でも、工事は上野原周辺。まだまだ安心はできません。
実際、上野原周辺で工事が2か所ありました。ところが、あっという間に工事個所を通過。
八王子インターを降りたのが14:55。あわててマメールの手続きをしました。でも、八王子インターからから学校までは通常は30分。結構渋滞にはまるのです。通常は。しかし、この日は、インターから降りてもスイスイ。
こうして、学校に到着してみると、15:18。なんと山荘発から学校着までが2時間15分。
お迎えに来てくださった保護者の皆さんに、私が「立川新記録ですっ!」と言ったのは、帰校に要した時間があまりにも短かったからです。
※お迎えに来てくださった保護者の皆さん、予定より1時間以上早く、マメーでお知らせしたよりも早くなって、プチパニックにしてしまい、申し訳ありませんでした。
今日の給食(2015/04/30)
今日の給食です。
ジャージャー麺、卵とコーンのスープ、イチゴゼリー、牛乳です。
私の子どもの頃は、ジャージャー麺なんてしゃれた給食はありませんでした。(今の子供たちがうらやましい。)
おいしゅうございました。
今日の給食(2015/04/28)
献立は、タケノコご飯、鮭の南蛮漬け、豚汁、河内晩柑(かわちばんかん) です。
今日も超和食!おいしゅうございました。
※食べるのが好きな割に、食べ物のことをあまりよく知りません。河内晩柑について調べてみました。河内晩柑は、ザボンの一種だそうで、その見た目(上の給食では切ってあってわかりませんが)から、「和製グレープフルーツ」と言われているそうです。
「酸っぱいのかな?」と思いきや、甘くて美味しかったです。
今日の給食 (2015/04/27)
今日の給食を紹介します。
クリームシチュー、コールスローサラダ(フレンチドレッシング)、きなこ揚げパン、牛乳
揚げパンは、私が小学生の頃からあった、懐かしいメニュー。
懐かしく、おいしゅうございました。
校長日誌 西砂の空から NO9
「あいさつは魔法の力」
先週の月曜日の朝会での校長の講話。
「あいさつは魔法の力」という歌があります。朝会では、まずこの歌を子供たちに聞いてもらいました。
次に、歌にあるように、挨拶が大切であることを伝えました。
最後に、挨拶のポイント(写真にあるように、「自分から挨拶する」など)を伝えました。
西砂小がもっと挨拶であふれる学校になっていくことを願っています。
今日の給食(2015/4/24)
今日は4月25日。土曜日。でも、昨日アップしそこなった「今日の給食(4月24日)」をお知らせします。本当は昨日給食後すぐにアップしたかったのですが、夜7時過ぎまで他の仕事をしていて、力尽きました。
横綱千代の富士の引退会見の言葉、「体力の限界っ!」と同じ状態でした。
前置きはこれくらいにして、今日の(いや、昨日の)給食を紹介します。
きんぴらごはん、味噌汁、和風ハンバーグ、大根と茎わかめのピリ辛炒め、牛乳。
またも純和風! おいしゅうございました。
今日の給食(2015/4/23)
今日の給食です。
メルルーサのバーベキューソース、わかくさポテト、ミネストローネ、牛乳、ミルクパンでした。
おいしゅうございました。
今日の給食(2015/4/21)
またも今日の、ではなく、昨日の給食です。すみません。今日の給食は、「今日」だからこそ意味があるのですが・・・。
昨日の給食のメニューは、「ごもくうどん」「てんぷら(ししゃも・てんぷら)」
「ひじきと大豆の煮もの」でした。
昨日も純和食。和食万歳!おいしゅうございました。
※ちなみに、今日は、いつも通り検食がほぼ終わるころ、ハッと気づきました。
「しまった!食べてしまった!」
まさか食べ終わりそうな給食をアップするわけにもいかず、あきらめました。
今日の給食(2015/4/20)
今日の給食が「昨日の給食」になってしまいすみません。
ご覧のとおり、純和食の給食でした。(ごはんとサワラの味噌漬け焼き、春野菜の煮物、キュウリの漬け物。)
おいしゅうございました。
校長日誌 西砂の空から No8
「西砂小PTAのパワー」
前号(7号)で、八ヶ岳自然教室実地踏査の午後の途中まで書きました。
その後、まきば公園(八ヶ岳の雄姿が間近に見られる公園)へ行きました。公園では沢山の方々が八ヶ岳の雄姿をカンバスに描いていました。
その後、川俣川の釣り場へ。立川市内では、数校がここで5年生にニジマスの釣り体験を予定しているのです。
こうして、充実した2日間の実地踏査を終え、夕方立川で解散。事故もなく、ほっとして、私は帰路につきました。
本当は、土曜日の本日は自宅でゆっくりしたいところでしたが、今日はPTAの新旧の運営委員会。当然のように、学校へ。
会場となった歌声広場(多目的室A)は、新旧の運営委員会の保護者でぎっしり。
改めて西砂小学校のPTAの皆さんのパワーを感じました。「疲れたことを言い訳に休まなくて良かった」と痛感した次第です。
今年度も皆様のご支援とご協力をお願いします。
校長日誌 西砂の空から No7
「八ヶ岳の空から ?」
今、午前中の実地踏査を終え、立川山荘に戻りました。昼食後2つの施設を見学して、帰途に就きます。
本日の朝食メニュー。
校長日誌 西砂の空から No6
「八ヶ岳の空から」
このブログを八ヶ岳から打っています。詳しい場所は八ヶ岳の立川山荘。
5年生の八ヶ岳自然教室のための実地踏査(略称「実踏(じっとう)」)でこの地にいるのです。(校長会の役割分担で私は「八ヶ岳実行委員会」の委員長なのです。)
昨日は、晴れて、温かい気候の中、ハイキングコースを実地踏査しました。
その際の写真をご覧ください。
これは、清泉寮の写真です。欧風の建物のバックに八ヶ岳の峰々。日の丸がなければ、なんだか、スイスにいるような気分になれます。
ハイキングの途中の風景。本校の5年生がこの地に来る時も、こんな晴天だったら最高!(ちなみに私は晴れ男です。)
立川山荘の夕食。子供達が食べるメニューと同じです。もちろん、これにご飯(山形のおいしいお米)がつくので、私のような大食漢の子供も大丈夫。
今日は実地踏査2日目で、ハイキングと子供たちが体験する施設の見学です。
もう今から5月25日(本校5年生の八ヶ岳自然教室)が楽しみです。
今日の給食 (2015/04/15)
給食はとっくに始まっていますが、副校長先生が担任に入っているため、「今日の給食」は更新されていませんでした。今日の給食ファンの皆さん、申し訳ありませんでした。校長がかわりに更新します。
今日のメニューは、「牛乳」「キムタクごはん」「野菜春巻き」「ワンタンスープ」でした。(昨日キムタクは林修さんの番組に出演していました。あ、給食のキムタクとは違いました。失礼しました。)
おいしゅうございました。
校長日誌 西砂の空から No5
「教育実習生」
今朝は久しぶりに電車から富士山が見えました。富士山を見ると、「今日も一日がんばろう!」という気持ちになります。不思議です。まあ、私は日本人だということを改めて感じました。
さて、今日は教育実習生の面接がありました。
今年度も東京学芸大学の学生が3名です。
校長室で面談を始めようとすると、3名ともガチガチに緊張していました。まあ、学生ですから校長を前にして緊張するのもわかりますが、それにしても表情も、身体全体も「ペキペキ」という音が聞こえるほどの緊張でした。
そういえば昨年度の実習生もめちゃくちゃ緊張していました。
「いや~、実習生がめちゃくちゃ緊張していてさあ・・」
と事務室で話したところ、事務室の先生は
「校長先生、顔が怖いですからね。」
との反応。
「ハハハ・・・」
とその場は笑って済ませましたが、実はちょっぴりショックでした。というのも、私は自分では「怖い」顔とは思っていないからです。
ただ、今思い出しましたが、日本人学校で「校長先生の顔はめちゃくちゃ怖いです。」と先生方から言われたことがありました。(ついでに言うと、「子供たちには優しい顔なのに、私たち教師に対してはめちゃくちゃ怖い顔です。」とも言われました。)
子供たちに優しい顔をするのは校長として当然ですが、次回教育実習生が来るときには、仏様のような慈愛に満ちた顔で迎えたいと思います。
※ちなみに、教育実習生の配当学年は現時点では未定です。
校長日誌 西砂の空から No4
「始業式 校長の言葉」
少し話はさかのぼって、始業式での私の話を紹介します。
おはようございます。今日から新しい年度が始まります。皆さんは一学年ずつ進級しました。進級おめでとうございます。新しいクラス、新しい仲間でスタートしたのですから、皆さんも新たな気持ちで、気持ちよいスタートを切ってください。
昨年度までうまくいかなかったことがあったとしても、学年の変わり目は変わるチャンスです。勉強でも、スポーツでも、友達関係でも、決して遅すぎるということはありません。努力は必要ですが、小学校段階は必ず取り戻せます。気持ちも新たに、新しい目標をもってこの一年取り組んでください。
さて、一年の出発にあたり、皆さんに3つのお願いがあります。
1つ目は、「あと一歩だけ前に進もう」です。勉強でも、運動会や展覧会などの行事でも、友達関係でも、昨年の自分のままで満足しないでください。比べるのは周りの人ではなく、去年の、昨日の自分です。コツコツと努力をして、去年の自分、昨日の自分を超えていってください。
2つ目は、「自分の考えをもとう」です。皆さんは、何かあったときに、こんな言い訳をしませんか。「だって、○○くんがやったから。」とか「だって、みんながそうしてたから。」などという言い訳です。
他の人がやっていたからとか、他の人がもっていたからとか、他の人を理由にするのはやめましょう。よく考えて、自分なりの考えをもって、行動していきましょう。良いこと、例えば人に思いやりのある行動などについては、もちろん、同じ事をしてよいのです。でも、悪いことは違います。人が悪いことをしていても、自分はしない、人のせいにしないことが大切です。
3つ目は、「最後まであきらめないでがんばろう」です。例えばテストで、問題をちょっと見て、難しそうだとすぐにあきらめて何も書かないで先生に提出していませんか。例えば体育のゲームで、相手のチームに得点をされると、「もうだめだ。」ってあきらめていませんか。結果はどうなろうと、大切なのは、最後まで諦めない姿勢です。最後の最後まで手を抜かず、全力で取り組む一年であってください。
これから一年生の入学式があります。かわいい一年生に、学校のいろいろなことを親切に教えてあげてください。
校長日誌 西砂の空から NO3
「○つのお願い」
入学式の話題。新一年生は、入学式の間、本当によく頑張ってお話を聞くことができました。えらいっ!!
そのお話は校長(私)式辞と教育委員会告示とPTA会長の祝辞の3本。3人とも一年生を意識して、卒業式とは違い、お話を短めにしました。
ただ、3人でお話について事前打ち合わせをしたわけではありません。ということは、お話が被ることがあるのです。(実際、三者の話題が被った入学式を見たことがあります。そのとき、私は幸いにも校長ではありませんでしたが。)
で、今年の入学式は、意外なところが被りました。出だしが同じようになったのです。
なんと三人とも、話の出だしが「新一年生にお願いが3つあります。」となったのです。幸いにも、中身は少しずつ違っていましたが、こんなことも珍しいです。
私が「新一年生にお願いが3つあります。」と言い、教育委員会の指導主事の先生が「新一年生にお願いが3つあります。」と続いたとき、祝辞を述べるPTA会長の神田さんは、かなりプレッシャーがかかったと思います。でも、さすがは度胸の据わった会長さん。気をとりなすような感じで、堂々と「新一年生にお願いが3つあります。」とおっしゃいました。
式後、校長室で3人の話の一部がかぶったことが話題になりました。
3人とも口々に「いや~、三人とも『3つお願い』になるとはねえ。」と言い合いました。
問題はそのあとです。私は、ふとこんなことを口走ってしまったのです。
「3人が『3つのお願い』となった瞬間、私はちあきなおみの『4つのお願い』を思い出してしまいました。」
ところが、指導主事の先生も、神田PTA会長も、私の言葉に「ぽかん」としてしまいました。
しまった!やってしまった!またも!
指導主事の先生も、神田PTA会長も、私よりずっと若いので、「ちあきなおみ」はもちろん、「4つのお願い」などという古い歌はその存在さえ知らないのでした。ちなみに、参列されていた立川市議の方々もご存じなかったようです。
またも自分が学校現場では最古参になってしまったことを痛感しました。
でも、私はくじけません。「それ、もう、死語ですよ。」と言われようと、私は「アベック(カップルの意)」と言い続けます。「そんな人知りません。」と言われようと、昔の歌手の名前を唱え続けます。
校長日誌 西砂の空から No2
「温かい春の日差しが・・・」
入学式の前日の4月3日(土日を挟むため、今年は4月3日が前日)、ある先生が私に言いました。
「校長先生、どうしましょう。始業式の日発行の、保護者会のお知らせを印刷してしまったのですが、天気が心配なんです。」
印刷済みのそのお知らせを見ると、時候のあいさつが次のように書いてありました。
「温かい春の日差しが降り注ぐ中、本日入学式・始業式が行われ・・・」
読んでいると、その先生は、さらに言葉を継ぎ足しました。
「校長先生、6日、入学式・始業式の日の天気予報は、雨なんです。それも寒いみたいです。温かい春の日差しが降り注がないかもしれません。どうしましょう。」
基本的に脳天気な私は、
「大丈夫。きっとうまくいきます。きっとあいさつ文の通りになりますよ。」
果たして、私の予言は的中。4月6日、始業式の日は、晴天。さらに、初夏のような気温。校庭や学校周辺の桜は、始業式の間も、はらはらはらはら舞い散っていました。
まさに挨拶文の通りになったのです。
すばらしいスタートとなった始業式でした。
校長日誌 西砂の空から
「平成27年度スタート」
平成27年がスタートしました。リニューアルした西砂小学校のHPも二年目を迎えます。昨年度は、たくさんの読者(保護者・地域の皆様)のご愛読のおかげで、閲覧数も20000を超えました。今年度もご愛読のほどを。
なお、ご覧になってお分かりの通り、タイトルが変わりました。昨年度までは「立川の空から」だったのが、今年度からは「西砂の空から」となったのです。より学校に、地域に根差した話題を提供していこうという気持ちの表れです。
「西砂小って、東京なの?」
と地方の友人からしばしば質問を受けます。「西砂を全国区へ!」とまではいきませんが、もっとメジャーにしていくことができれば、と思っています。
校長日誌 立川の空から No108
「年度の終わり」
昨日(3月29日)は学校で仕事をしました。途中、自動販売機で飲み物を買おうとして、外へ出ると、かぐわしい香りが漂ってきました。
「この香りは・・・」
そう。沈丁花の香りです。沈丁花の香りがすると、春。年度の終わりです。そうです。とうとう平成26年度が終わりを告げようとしているのです。
日本人学校から帰国してはや1年が過ぎました。昨夜、50周年を迎える笑点を見ていたら、司会の歌丸さんが「50年はあっという間でした。」と言っていました。
50年があっという間なのですから、一年なんて瞬時ですね。実際、瞬時でした。
「この一年でどれだけのことができただろうか?」
「子供たちの力をどれだけ伸ばしてあげられただろうか?」
と思うと、反省点が多々あります。
教職員集団は全力を尽くしました。足りなかった点はお詫びします。
そして、来年度へ向けて、教職員一丸となって研鑽していくことをお約束します。
校長日誌 立川の空から No107
「卒業式」
3月25日、本校の卒業式が挙行されました。
当日は快晴。しかし、朝はかなり冷え込んでいました。そこで、会場の体育館をストーブで温めました。ストーブといっても大型ではないので、開式の1時間半前から温めていました。そのかいあって、開式時には、室温があがっていました。
9:05に卒業生が入場。終了は11:05。2時間の式でした。
実は、式が始まる前、私たち教職員は、式には2時15分~30分要するのではないかと思っていました。しかし、実際は、2時間。では本番がアップテンポすぎたのかと言うと、そうではありませんでした。
自分の学校を褒めるのは「我田引水」のそしりを受けそうで気が引けますが、本番の卒業式は、今まで一番の出来でした。在校生代表の5年生のサポート(演奏や呼びかけ)や態度も素晴らしかったし、何より卒業生の態度、呼びかけ、合唱ともベストでした。つまり、卒業生や在校生のベストのパフォーマンスが、時間短縮につながったということでしょう。(自画自賛ですね。)
来賓の方々も、口々に「素晴らしい式でした。」とおっしゃっていました。
通常、このような言葉は、「社交辞令」ととらえるのですが、私は額面通り受け取ります。(またも自画自賛)
校長日誌 立川の空から No106
「七中卒業式」
先週の金曜日(3月20日)、七中の卒業式に参列しました。一言、感動でした。
卒業生も、在校生も非常に態度がよく、厳粛な式の雰囲気を醸し出してくれました。
式は2時間でしたが、時間の長さを感じさせない感動がありました。
特によかったのは、送辞・答辞と合唱です。
答辞では、代表生徒が男女とも途中から涙、涙。それにつられるように、他の卒業生も涙を見せ始めました。
子供の涙って、美しいです。でも、すぐそばの来賓席にいた私は、もうしんどい、しんどい。何がしんどうかって、大人が涙を見せるのは、なんてことないのですが、昔から子供が涙を見せると、しんどいのです。年を取るほど、涙もろくなっているところへ、子供たちが美しい涙を流している様子に触れると、もうたまりません。
私は途中から、卒業生の方は見ないで、下を向いていました。(どさくさに紛れて寝ていたのではありません。)
私は、帰校してから、先生方へこう言いました。
「七中の卒業式は、感動の卒業式でした。素晴らしい卒業生でした。このような中学校へ子供たちを送り出すことができるのは、本当にうれしいことです。」
さて、明後日は本校の卒業式です。幼稚園には幼稚園の卒園式の良さがあり、中学校には中学校の卒業式の良さがあります。西砂小学校の卒業式も、「小学校ならではの卒業式の良さがあった」と言ってもらえるような卒業式になることでしょう。
校長日誌 立川の空から NO105
「全校朝会校長講話」
今週の月曜日の全校朝会の講話を載せます。
おはようございます。今日は、「学力」について考えてみたいと思います。
「学力」って何ですか?と尋ねると、多くの大人が「読み書き計算」と言います。
つまり、しっかり音読できて、書いてある意味がわかって、しっかりと漢字の読み書きができて、しっかり計算ができることが「学力」、ということです。確かに、「読み書き計算」も「学力」の1つで大切です。でも、それは、一部です。
では、大切な学力とは何でしょうか?例えば学力とは、西砂小学校の目標にある「自分の考えをもつ」です。また例えば何か聞いたり、見たりしたときに、そのまま信じるのではなく、「これって本当?」と疑ってみて、「自分で確かめること」です。また例えば、「これは正しいのか、間違えているのか、自分はどう行動したらよいのか」、などを考えて、自分で決めることです。また例えば、「自分の考えを相手にわかりやすく伝えること」です。
といっても、わかりにくいですね。では、具体的な例をあげましょう。西砂小学校の例です。
3年3組のみんなが社会科で松明祭りについて勉強しました。講師として松明祭り保存会の高橋さんが来てくださいました。そこで、3年3組は、発見をします。それは、松明祭りを支えてくださる人が少なくなっていることです。普通ならこの発見でおしまいです。でも、3年3組の子供たちは違いました。「松明祭りを支える人が少なくなっているのなら、ぼくたち、私たちがポスターをつくって、宣伝をして、支えてくださる人を募集しよう。」と考えたのです。これが「自分の考えをもつこども」です。そして、さらにすばらしいのは、実際にポスターをつくったことです。これがそのポスターです。(※ポスターの実物を提示)
。
このポスターは、後で校舎内に掲示しますので見てください。
さて、今お話ししたように、これが「これからの学力」です。先生が、お父さんやお母さんが、誰かが教えてくれるのを待っているのではなくて、自分の考えをもって、自分から何かを変えていこうと行動すること、そういうのが「これからの学力」なのです。
3年3組の今回のこのポスターは、そういうことを教えてくれました。
皆さんも自分たちの頭で考え、自分の意見をもち、自分から積極的に行動していきましょう。
校長日誌 立川の空から No104
「卒園式」
本日の午前中、松中幼稚園の卒園式に来賓として出席しました。
驚いたことが3つあります。
1つ目は卒園生の人数。なんと120名。西砂小学校の今年度の卒業生の数よりも多いのです。
2つ目は、園児の態度の良さ。120名もの園児が修了証を受け取るので、当然時間がかかります。また、合唱や呼びかけもあるのです。10時に開式して、結局終了したのは、11:30。なんと1時間半も式が続いたのです。幼稚園生なので、私の予想では、園児たちは、飽きてしまって、歩き出したり、おしゃべりしたり・・・でした。ところが・・・園児たちは、なんと1時間半、持ちこたえたのです。すごい!
3つ目は、本校に入学する子供たちの数。120名中、37名が本校に入学とのこと。
最後に、松中幼稚園の卒園式は、先生方の想いが伝わってくる、温かい卒園式(先生方は涙、涙・・・でした)で、何よりとってもかわいかった(これが小学校と一番違うところ)です。
校長日誌 立川の空から NO103
「交通安全」
昨日の全校朝会で立川警察署の交通安全課のお巡りさんが、本校の子供たちに「交通安全の呼びかけ」をしました。
このきっかけとなったのは、小学生の交通事故です。都内で小学生の交通死亡事故が続いたため、お巡りさんが直接子供たちに呼びかけたい、ということになり、本校を含め立川市の小学校へ出前講話をすることになったのです。
立川警察署による交通安全講話。
「交通事故が多発していること」
「急な飛び出しをしないこと」
「横断歩道を渡るときには、(横断歩道であっても)右を見て、左を見て、また右を見て、車が来ないことを確認してから渡ること」(※自転車で横断歩道を横断中にトラックに巻き込まれて死亡した小学生の例を念頭に話をしてくださったようです。)
などを丁寧にお話ししてくださいました。
終了後、私が御礼を申し上げると、お巡りさんは、
「ほかの学校と比べて言うわけではないのですが、西砂小学校の子供たちはよく話を聞きますねえ。」
と感心しておっしゃってくれました。こういう命を守る、重要な話の際は、特に真剣に話を聞くことが大切ですね。
校長日誌 立川の空から No102
「20000アクセス達成!」
本校HPの閲覧数が20000を超えました!
いや~、めでたい、めでたい!皆さんの応援に感謝、感謝、感謝です。
もうすぐ平成26年度も終わりますが、これからも西砂小学校のHPをご愛顧ください。
次に目指すは30000アクセスです。
さて、今日の話題は、「万引き防止」。現在、世界一治安が良いと言われている日本でも、万引きが増加しています。万引きのために、廃業に追い込まれるお店もあります。(実際、私が知っている店で、万引きのため廃業になったのが2店あります。)
万引きが増加すると言われている中高校生の前に、つまり小学生の内に、「万引きは犯罪であること」、「被害を受けた店は、大打撃を受けていること」等を知らしめる必要があります。
本校では先日の全校朝会にて、立川警察署が万引き防止の講話をしてくださいました。
子供たちは、立川警察書の方々の「万引きは絶対ダメ」というお話を、静かに、しっかり聞いていました。
子供たちが、自分たちが万引きしないことはもちろん、周囲で万引きしようとしている仲間を止めてくれれば、立川警察書の方々も話した甲斐があったというものでしょう。
(※このお二方は、西砂小学校の周辺をパトカーでパトロールしてくださっています。)
校長日誌 立川の空から NO101
「地震に備える」
昨日の全校朝会では東日本大震災に関わる講話をしました。
おはようございます。今日は3月10日。明日は3月11日です。3月11日といえば、東日本大震災が起きた日。15000人以上が亡くなり、2000人以上が行方不明となった東日本大震災から4年目がたちました。
明日は、震災があった2時46分に立川でサイレンが鳴ります。サイレンが鳴ったら、遊びの途中でも遊びをやめてサイレンを聞きましょう。今日は、お亡くなりになった方々のために黙祷をささげましょう。皆さん、目をつぶってください。下を向きます。(※15秒ほど黙祷)
はい。目を開けてください。
さて、東日本大震災は、1000年に一度の大地震です。ということは、1000年前に東日本大震災のような大地震があったと言うことになります。本当でしょうか。
実は、その証拠があります。百人一首の歌に残っているのです。紹介します。この歌です。
「ちぎりきな かたみに袖をしぼりつつ 末の松山 波こさじとは」
この歌の中の「末の松山」は、宮城県にあります。今から1000年以上前に大きな地震が起きて、大津波が宮城県を襲いました。大きな被害があったのですが、津波は、末の松山まで来ませんでした。
それから1000年以上たった、2011年の3月11日、皆さんもよく知っている、東日本大震災が起きました。すごい津波が東北地方を襲いました。それでも、末の松山には波は来ませんでした。それが「波こさじとは」という言葉になるのです。百人一首の歌は1000年前から津波の恐ろしさを教えていたのですね。
津波の恐ろしさを教えるといえば、有名な言葉があります。それは「津波てんでんこ」という言葉です。「津波が来たら、一人一人がてんでんばらばらになって、早く高台に逃げろ」という意味です。この言葉を知っていて、命が助かった人がたくさんいます。昔の人の言い伝えって、大切なのですね。
さて、明日3月11日で、東日本大震災から4年です。たくさんの命がなくなっています。地震は必ず来ます。なくなった、たくさんの命を大切にするためにも、皆さんは家の人とと一緒に地震への備えをしてください。
この本(※「3・11を忘れない」)にも「地震に対する10の備え」が載っています。
いくつか紹介しましょう。「①家具類の転倒・落下・移動防止対策をしておこう」。この話は前にしましたね。「②消火の備えをしておこう。」地震で怖いのは、火事です。火事が広がらないように、家に消火器はありますか。すぐ火を消せるような水が入ったバケツはありますか。「③非常用品を備えておこう」懐中電灯や、ラジオなどともに、水や食料の準備も大切です。「④家族で話し合っておこう」地震が起きたとき、家の中のどこに逃げるのかとか、外に出ているときには、どこに集まるとか、家族でよく話し合っておきましょう。
今日、明日で家族で話し合って、是非対策をして、大切な命を守れるようにしましょう。
校長日誌 立川の空から NO100
「郷土の伝統を守る」
3年生が社会科で西砂川地区の「松明祭り」について学習しました。
ゲストティーチャーとして松明保存会の高橋さん(ひかり保育園長)をお招きしました。
高橋さんは、3年生に、わかりやすく、丁寧に説明をしてくれました。3年生は、「松明祭りの歴史」、「なぜ復活したのか?」、「保存会の人たちには、どういう想いがあるのか」などについて説明する高橋さんの話に真剣に耳を傾けていました。
松明祭りに使う松明を使いながら、祭りについて説明する高橋さん。
子供たちがこれをきっかけに、ますます郷土に興味関心をもつようになればよいと思います。
学校の教育活動にお力を貸してくださっている西砂小学校の地域の皆様に感謝します。
※「とうとう100号!」
今私の頭の中は、打ち上げ花火です。頭が破裂しているという意味ではありません。
100号を達成したその祝福の打ち上げ花火が盛大な音を立てて、私の頭の中で鳴っているのです。
実は、このブログを立ち上げたときの密かな目標ではありました。ただ、年度当初からではなかったので、「100号の目標設定はさすがに無理かな?」と思っていました。
それが、年度末ぎりぎりで100号達成したのでうれしいのです!
なぜ私が100号を達成できたのか?理由は簡単です。閲覧してくださる方がたくさんいたからです。私も、副校長先生も、先生方も、自分たちが書いたものが多くの方に読まれていることがわかると、次に書こうとするエネルギーとなります。
これからもご愛読をお願いします。
校長日誌 立川の空から No99
「西砂会館祭り」
3月8日日曜日に西砂会館祭りが開催されました。祭りには市長もご来賓としてご出席されました。来賓あいさつでは、市長は西砂小学校についてお話ししてくださいました。(西砂小学校の児童数が増加していること、防犯カメラが来年度設置されること等)。
会館祭りには、本校の児童も参加。カラオケではなく、お囃子と踊りの参加です。
写真左:太鼓担当の本校児童。とても上手でした。
写真右:お囃子に合わせて踊る本校児童。会場からは、「かわいい」と言う声が聞こえました。
地域の伝統文化に触れる活動をしている本校の児童は、来年度から始まる「立川市民科」を先取りしているようです。
校長日誌 立川の空から NO98
「教師冥利」
教師という仕事は、ハードワークですが、やりがいのある仕事です。
やりがいの例は、例えば、「教え子の存在」です。
立派になった教え子と再会するのは、まさに「教師冥利に尽きる」の一言です。
つい先日、そんな場面に遭遇しました。下の写真をご覧ください。
ご存じのように、本校で「図書の読み聞かせボランティア」や「取り出し指導ボランティア」でご活躍の小井(いさらい)先生です。
玄関で、大きな花束をもっていらっしゃったので、どうしたのかと思いきや、すぐそばに本校の保護者(ご夫婦)がいらっしゃったのです。
保護者のご夫婦曰く
「今日は小井先生の○歳のお誕生日で、お祝いのため、花束をお持ちしたのです。」
とのこと。
聞けば、なんとご夫婦とも本校の卒業生で、小井先生の教え子とのこと。
思わず私は小井先生に
「教師冥利に尽きるとはこのことですね。」
と申し上げました。
長年にわたり、本校でご活躍されている小井先生は、西砂小学校の宝ですね。
校長日誌 立川の空から NO97
「幼保小の連携」
「小1ギャップ」「中1ギャップ」という言葉があります。
「小1ギャップ」は、幼稚園や保育園から小学校へ入学した子供がそのギャップに戸惑うことです。
幼稚園、保育園と小学校はこのギャップを少しでも少なくするため、連携しています。
幼稚園や保育園の先生方と小学校の先生が話し合ったり、保育園の子供たちが小学校を訪問して、小学校生活を少し体験したりする連携です。
上の写真は、保育園の子供たちと小学校の子供たちの交流の様子です。
保育園の子供たちは、思いのほかリラックスして交流していました。
校長日誌 立川の空から NO96
「中学校へ 夢膨らませ」
先日、6年生による七中訪問が行われました。去年はこの訪問の際、「0次考査(中学校のクラス分けの資料とするためのテスト)」が行われました。今年は、0次考査は小学校で行われることになりました。そこで、今年の七中訪問はオーソドックスな形になりました。つまり、「授業参観」と「生徒会による説明会」です。その様子を写真でお知らせしましょう。
写真左:西砂小出発前の様子。6年生はやや緊張気味でした。12分ほどで七中にっ到着。歓迎会の後、授業(総合的な学習の時間)を参観しました。
写真右:生徒会による説明会。西砂小と松中小の2校の6年生が一堂に会しました。
写真左:生徒会による説明会。七中の学校生活の様子をビデオにまとめたものを見せながら、わかりやすく説明してくれました。さすがは中学生。落ち着いて、堂々とした態度でした。こういう凛々しい姿に、6年生は中学校へのあこがれを感じます。
写真右:お礼の言葉。七中の生徒会の皆さんに、しっかりお礼の言葉を言うことができました。
七中の訪問を通して、中学校生活への夢と希望を膨らませることができた6年生でした。
校長日誌 立川の空から NO95
「伝承遊び」
お久しぶりです。前回のアップから実に11日。「校長は倒れていないか?」とご心配の向きもあったのではないでしょうか。
大丈夫です。花粉症でややつらいのですが、元気です。ただ、仕事でとても忙しく、ブログのアップが出来なかっただけです。
さて、今日の話題は「伝承遊び」。とっくに終わってしまった活動ですが、今日は写真でお知らせします。
写真左:おはじきで遊ぶ。写真右:将棋で遊ぶ。
写真左:駒で遊ぶ。 写真右:けん玉で遊ぶ。
現行の学習指導要領の大切なポイントとして、「日本の伝統文化を大切にする」があります。
いろいろな取り組みがありますが、「伝承遊び」に取り組むことで、日本の伝統文化を知り、継承していく気持ちが育ってくるとよいですね。
校長日誌 立川の空から NO94
「なわとび旬間」
体力向上をめざして、なわとびに取り組んでいます。
体育の時間はもちろん、この期間は休み時間にも全校で取り組んでいます。
上記写真は休み時間になわとびに取り組む本校児童の様子。
なわとびはかなり体力を使うので、休み時間のわずかな時間でも結構な運動量になります。
校長日誌 立川の空から NO93
「体育集会」
先週の木曜日の話題。朝、体育集会がありました。本来なら、全校で短縄を持って、縄跳び集会でした。しかし、校庭は凍土状態。そこで、急きょ予定変更。体育委員会の子供たちによる、縄跳び技の紹介となりました。
上段写真と下段左:体育委員の縄跳び師範。いろいろな技を見せてくれました。
下段右:体育委員の縄跳び技に大いなる拍手を送る子供たち。他の人の頑張り、良さに素直に拍手を送れるのは西砂小学校の子供たちの素晴らしいところ。
校長日誌 立川の空から NO92
「立川の空から」
今日は午後から学校にて仕事をしました。いつもだったらそのまま帰宅するのですが、今日は家族が留守。そこで、場所を変えて仕事をすることとしました。
私の仕事スポットは、スターバックス。アメリカにいたときも、週に3回はスタバで仕事をしていました。なぜスタバなのか?自分でもよくわかりません。雰囲気が一番仕事に適していると感じます。ちなみに、私の本棚に一番多くその著書がある「斉藤孝」さんは、私同様、短時間でもスタバで仕事をするそうです。この記述を著書で見つけ、共通項に、なんだかうれしくなった覚えがあります。
さて、スタバです。私が向かったのは、西砂小学校から一番近いスタバ、イオンモールのスタバです。夢中になって仕事をしている途中、ふと視線を感じました。でも、気のせいかと思い、そのまま仕事を続けていました。しばらくして、私の背後から子供の声が。
「校長先生。」
振り返ると、そこには西砂小学校の子供が。
「おお~っ。」
と声を上げると、今度はその子供のお母さんが声をかけてくださいました。
「(家族で)内野先生がいる、と思って見ていました。」
とのこと。そうか、さっきの熱い視線は、気のせいではなかったのですね。
それにしても、スタバで西砂小学校の子供に会うとは。この話題、まさに「立川の空から」ですね。
※閲覧数がまもなく16000を超えそうです。新年になって、学年の話題もどんどん更新されて、閲覧のスピードに加速度がついています。
今日の給食その2
「セルフカレーパン」
副校長先生が出張のため、またも校長が食レポです。
今日の給食のメインは、「セルフカレーパン」です。「セルフ」って何?
辞書(明解国語辞典)で調べてみました。次の説明がありました。
「自分自身で、自動の、などの意を表す」
自分自身で普通のパンをカレーパンと思い込んで食べること?と考えました。実際の給食の姿は・・・。
こんな状態。よく見ると、パンの手前にカレールーらしきものがありました。
つまりは、このように食べるのだという結論に達しました。
そうです。セルフカレーパンとは、自分自身の手で、カレールーをパンにはさんで食べるものなのです。
今日も「おいしゅうごさいました。」
今日の給食
副校長先生が出張中のため、校長が代わりに食レポです。
左上:牛乳 右上:ソフトフランスパン
左下:野菜ソテーと鶏肉マーマレード焼き 右下:コーンポタージュスープ
鶏肉のマーマレード焼き:実を言うと、マーマレードはあまり好きではないのですが、このマーマレード焼きは、鶏肉になじんでいて、鶏肉が箸でも簡単に切れるほど柔らかくなっていました。もちろん味もバッチリ。鶏肉の味をマーマレードが引き出していました。
おいしゅうございました。
校長日誌 立川の空から NO91
「全校朝会講話より」
今西砂小付近は雪。ただ、今のところべた雪で積もっていません。しかし、この後気温が下がれば、積もるかも。となると、心配は明日の3年生の社会科見学です。引率は副校長先生。副校長先生は私同様、「晴れ男」のはずですが、果たして・・・。(3年生の明日の件については、後でHOでもお知らせします。)
さて、今日は先々週の全校朝会での私の講話から。(今週の全校朝会は私が出張のため、副校長先生が講話をしました。)
おはようございます。1月ももうおしまいですね。ちょっと話はさかのぼりますが、皆さんは冬休みをどう過ごしましたか。家の人と旅行に行った人、田舎に帰った人、いろいろな経験をしたと思います。私は、どこにも行きませんでした。
ただ、映画を見ました。その映画とは、これです。知っていますか。そう。ベイマックスです。ベイマックスは、主人公のお兄さんが残したロボット。主人公の心が悲しみでいっぱいになったり、心が折れそうになったりしたときに、そばにいて心を癒してくれるのです。
映画を見ていて、私にもベイマックスがいたらいいなあ、って思いました。でも、ドラえもんがそうであるように、ベイマックスは残念ながらいません。
でも、映画が伝えたかったのは、「誰でもベイマックスになれる。」ということではないかと私は思います。
西砂小の皆さんは誰でも、友達に対しては、ベイマックスのように優しく、思いやりがあると思います。でも、友達ではない人に対してはどうですか?クラスの誰か、学年の誰か、他の学年の誰かが元気がなかったり、悲しそうにしていたり、つらそうな様子だったりしたときに、どうしていますか?
場合によってはそっとしておくことも大切です。でも、同じ学校の仲間なんです。元気がないなあ、悲しそうだなあ、つらそうだなあ、と感じたら、皆さんがベイマックスになってください。「大丈夫?」「どうしたの?」「何があったの?」って声をかけましょう。場合によっては、何も声をかけないで、ただそばにいてあげることもよいかもしれません。
思いやりがある人、優しい人が多い西砂小学校に、ベイマックのような人がもっと増えていけば、西砂小学校は、もっともっと素晴らしい学校になっていきますね。
今、「ベイマックス女子」というのがはやりだとか。さりげなく男子を支えてくれる女子をいうようです。ベイマックス女史、ベイマックス男子がどんどん出てくると良いですね。西砂小は、ベイマックス女史と男子が輩出される可能性が大です。
校長日誌 立川の空から No90
「通学路点検」
1月も終わりです。記念すべき校長日誌100号達成まで後10号。果たして後2ヶ月弱で達成できるでしょうか。(応援してほしいとは言いませんが、応援していただけるような日誌であるために、自分がやらなくてはいけないことを続けていく、ということをお約束します。※イチローの言葉を借りました。)
さて、今日は通学路点検の話題。
下の写真をご覧ください。
昨年の10月はじめに立川市教育委員会、市役所道路課・交通対策課・工事課、立川警察署及び西砂小学校(代表清水副校長)で通学路点検を行いました。
通学路点検は、「児童の安全な登下校のための危険箇所の点検」を目的としています。
西砂小学校周辺の点検で、「横断歩道のない場所を横断しないこと」等の指摘がありました。折に触れて子供たちには声をかけていますが、全校朝会でも全体に話をしていきます。ご家庭でも子供たちの交通安全のため、お子さんに声をかけてください。
校長日誌 立川の空から NO89
「見守り」
西砂小の子供たちを見守ってくださっている方々がいます。
まず、シルバー人材センターの方々。特に1年生の下校の見守りをしてくださっています。
次に、立川警察の方々。以前ほど頻繁ではありませんが、今でも時々パトカーで巡回してくださっています。(先週の金曜日もパトカーがパトロールしているのを私は見ました。)
最後に、PTA校外委員の皆さん。夕方にベストを着て、パトロールをしてくださっています。今の時期、夕方は特に寒くなるので、本当に頭の下がる思いです。
学校では、私が朝腕章をつけて、自転車でパトロールをしています。(私の場合、パトロール兼あいさつ運動です。)
上記以外にも、地域の方が自主的に見守りをしてくださっています。
さらに言うと、保護者の方々の朝の見守りもあります。下の写真をご覧ください。
朝8:20頃、西砂小学校の角に立ち、子供たちが安全に横断できる見守りをしてくださっている本校保護者です。このような保護者がたくさんいらっしゃいます。
おかげで、子供たちの「安全・安心」が守られています。
子供たちを見守ってくださっている皆さんに感謝!
校長日誌 立川の空から NO88
「あいさつ運動?」
6年1組があいさつ運動に取り組むことを発信したことを前号でお知らせしました。
先週、その取り組みが実行されました。
西門の前に6年1組の子供たちが立ち、登校してくる全校の子供たちにあいさつをしました。
あいさつにあふれる学校、子供たちが自主的・自発的に「あいさつ運動」を考え、実行する学校って素敵ですね。
校長日誌 立川の空から No87
「あいさつ運動」
火曜日の全校朝会で6年1組の子供たちが朝礼台に立ちました。
6年1組で「西砂小学校のために」「何が出来るか」を考えた結果、「あいさつが大切だ。」ということで、「あいさつ運動をしよう!」という結論に達したことを全校に発信してくれたのです。
3人の6年生は、原稿なしで、堂々と全校に発信できました。さすが6年生!
校長日誌 立川の空から NO86
「全校朝会講話から」
最近、世界中で暴力が目立っています。残念なことです。
私は、暴力を子供たちの周りからなくしていく決意をし、月曜日の全校朝会で以下のような話をしました。
おはようございます。今日は、「暴力」についてお話しします。
暴力とは、「人をなぐる・叩く・ける」や「人のものをわざと壊す」などを言います。私は前に「いじめは絶対にダメ」と言いました。いじめと同じで、暴力は絶対に許されません。
つい最近、フランスのパリの新聞の会社でたくさんの人が殺されるという事件が起きました。いろいろな理由が言われていますが、どんな理由だったにしろ、人を殺す、傷つけるという暴力は絶対に許されません。
暴力をふるっていけないのは全員です。先生方がみなさんに暴力をふるってはいけないのはもちろん、皆さんのお父さんやお母さんもみなさんに暴力をふるってはいけません。つまり大人全員が暴力をふるってはいけないのです。
では、子供は暴力をふるってもよいのでしょうか?もちろんダメですよね。友達をなぐったり、叩いたり、けったり、友達のものを壊したりは暴力で、絶対に許されません。子供同士で暴力をふるってはいけません。では、子供が大人に暴力をふるってよいのでしょうか?もちろん、ダメですね。皆さんがお父さんやお母さん、先生方、大人の人たちに暴力をふるってはいけません。
つまり、大人でも子供でも、誰でも暴力はいけないのです。ひどい暴力は刑事事件となります。場合によっては、警察が入ることもあります。それくらい暴力はいけないことということですね。
暴力には、言葉の暴力もあります。相手が傷つくようなひどい言葉をいうことを言葉の暴力と言います。言葉の暴力も絶対にダメですよね。
皆さんは暴力を見たら、聞いたら、どうすればよいのでしょうか。
子供同士の暴力であればまず皆さんが止めてください。止められないと思ったら、先生方に助けを求めてください。
大人から子供への暴力については、副校長先生や校長先生に助けを求めてください。
先生方は、いろいろな人たちと力を合わせて、皆さんにとって一番良い方法を考えて行動していきます。
皆で力を合わせて、暴力もいじめもなくしていきましょう。
校長日誌 立川の空から NO85
「避難訓練」
毎朝寒いですね。今朝も西砂小学校周辺の畑は、霜柱が立っていると言うより、土が凍っている感じでした。お笑い芸人風にいうと、「カッチカチやぞ。」といったところでしょうか。
そんな寒い朝ですが、日中はポカポカ。そんな中、昨日避難訓練がありました。
想定は地震。1月19日に地震想定の避難訓練ですから、私の講話はもちろん、阪神淡路大震災です。
阪神淡路大震災を体験した知り合いからこんな話を聞いたので、子供たちに紹介したのです。
「揺れが起きた瞬間、目が覚めた。そのとき、目の前の食器棚から皿がガラスを突き破り、まっすぐ横に飛んだ。」
それくらいの大きな揺れだったと言うことです。
私(内野)は、震災翌年に神戸付近を訪れました。1年たってもまだ地震の爪痕は大きく残っていました。衝撃でした。
神戸の知り合いは、私にこんなアドバイスをくれました。
「棚など倒れやすい家具は、必ず固定すること。家具の下敷きになった人がどれくらいいたことか。」
東日本大震災でも同じですが、被害を受けた人たちの話は貴重です。活かしたいものです。
ところで、昨日の避難に要した時間は4分47秒。机の下に隠れた後、揺れが収まったという想定で、「避難開始!」の声をかけてから、避難し、全員の人数確認が終わったのが4分47秒。避難完了のめどの時間は5分以内ですから、630人という大人数の児童数を考えると、合格でしょう。
子供たちは私の話を静かによく聞いていました。こちらも合格です。
校長日誌 立川の空から NO84
「師弟対決」
土曜日の夜は私にとってくつろぎの時間です。何をしているかというと、読書かテレビ視聴です。今日はテレビ視聴で「ピアノ王決定戦」を見ました。
そこで桐朋学園大学の師弟対決が実現しました。
結果は、師匠である新垣隆さんの負け。
では、弟子に負けた新垣さんは悔しかったでしょうか?全く悔しくなかったといったら、うそになるかもしれません。でも、私は悔しい反面、うれしかったのではないかと思います。
教師というのは、自分たちの教え子が自分たちを乗り越えていくのが喜びなのではないかと思うからです。
去年の暮、私の教え子ではないのですが、親しくしていた同僚の教え子と研修会で出会いました。もともと頑張り屋の子でしたが、今は立派に成長していました。話し方を聞いていると、私の若いころよりもしっかりしています。
直接の教え子ではないとはいえ、教師として立派に成長したことをうれしく思いました。
教え子が自分を乗り越えていくことはうれしいことですが、同時に、自分が教え子にとって、高いハードルでありたいとも思います。
教師として、日々研鑽して、教え子が「自分はまだまだ○○先生には及ばない。もっともっと努力していい先生になろう!」と決意するような、そんな教師でありたいと私たちは思います。
校長日誌 立川の空から NO83
「昨日までの自分を超えろ」
先日テレビでサッカー日本対パレスチナを見ました。その時のCMは私にとってインパクトのあるものでした。HONDAのCMなのですが、テーマが「昨日までの自分を超えろ」だったのです。この言葉は、私が3学期の始業式で子供たちに話し言葉と同じです。
ただ、当然ですが、全体の言葉は私の言葉とは比べ物にならないくらいインパクトがあります。そのCMを紹介します。
頑張っていればいつか報われる
もち続ければ夢は叶う
そんなのは幻想だ
たいてい努力は報われない
たいてい正義はかてやしない
たいてい夢はかなわない
そんなこと現実の世の中ではよくあることだ
けれど、それがどうした?
スタートはそこからだ。
技術開発は失敗が99%
新しいことをやればかならずしくじる。
腹が立つ。
だから寝る時間、食う時間を惜しんで何度でもやる。
さぁきのうまでの自分を超えろ
きのうまでのHondaを越えろ
負けるもんか
このCMの言葉は、子供たちというより、大人を元気にする言葉ですね。
子供たちに「去年までの自分、昨日までの自分を超える」と話した私も、「去年までの自分を、昨日までの自分を超える」ように日々努力を重ねていきたいと思います。
校長日誌 立川の空から No82
「マラソン大会」
3連休の中日、11日(日)に西砂川地区体育会主催の「マラソン大会」が行われました。本校からも、児童はもちろん、保護者も多数参加しました。
その様子を写真で紹介しましょう。
写真左:開会式。体育会会長と七中校長があいさつをしました。
写真右:低学年の部スタート直前の緊張感。
写真左:スタート直後。写真右:ゴール直前。みんな力の限り走りました。
写真左:高学年の部スタート。野球部大活躍。写真右:中学生と大人の部。教職員代表で、清水副校長先生が参加しました。
写真左:副校長先生のゴール。見事最後尾でした。
写真右:安協の方々が、外回りをする参加者の安全を見守っていました。感謝!
校長日誌 立川の空から No81
「表彰」
全校朝会や始業式・終業式の場で、表彰をします。「表彰」は、「連携・発信・自尊感情」という私の学校経営の3つの重点のうち、自尊感情を醸成できる場と考えます。もちろん、クラスの場で、担任が表彰し、クラスの仲間に祝福されるのも自尊感情を高められると思います。しかし、全校の前で表彰され、全校の仲間に祝福されると、より自尊感情は醸成されると思います。さらに、表彰を見ていた子供たちが、あこがれをもち、「自分も頑張ろう」というモチベーションを高める契機となることも見逃せません。
さて、3学期の始業式が終わった後、表彰を行いました。3人の6年生を表彰しました。何の表彰かというと、「平成26年度東京都明るい選挙ポスターコンクール」です。2人が佳作、1人が入選でした。入選したのは、宮下真凛さん。なんと宮下さんの入選したポスターは、縮刷され、はがきになりました。
宮下さんの表彰状を読み上げる校長。
表彰状の入った筒をもって、記念撮影。
校長日誌 立川の空から NO80
「3学期始業式 校長講話」
おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。
先生方は、皆さんのインフルエンザを心配していました。もし、まだインフルエンザが流行っていたら、体育館で始業式はできないからです。
でも、良かった。インフルエンザはおさまっていて、こうやって体育館で始業式ができるのです。
さて、皆さん。こういうことわざを知っていますか。
「一年の計は元旦にあり」
一年の計画は元旦に立てなさい、何かを始めるときには、きちんと計画・目標を立てなさい、という意味です。今日は元旦ではありませんが、ぜひこの一年の計画・目標を立ててみてください。
計画・目標を立てるときに気を付けてほしいことがあります。それは、まずは具体的なものにすることです。前にも皆さんに言ったと思いますが、「今年は国語を頑張る」とか「縄跳びを頑張る」とか「学芸会を頑張る」などは、計画や目標としてはふさわしくありません。なぜなら、その計画・目標が達成できたかどうかを決められないからです。「頑張った」は、ちょっとやってできたという人もいれば、めちゃくちゃ頑張ってもできていないという人もいます。ですから、計画や目標を
立てるときには、具体的に。例えば「国語の音読を毎日3ページやる」とか「縄跳びを毎日100回跳ぶ」など数字を入れると良いでしょう。
もう1つ。計画・目標を立てるときには、人と比べたり、競争したりしないことです。例えば「○○君に国語で勝ちたい」とか「○○さんに算数のテストで勝ちたい」などと、人と比べたり、競争したりすると競争相手とトラブルになったり、競争相手が自分よりずっと力があると、うまくいなくて自分が苦しくなります。
それよりも、「去年の自分や昨日の自分と比べて、少しでも前に進んでいるか」を考えてください。
「去年の自分、昨日の自分より一歩でも、半歩でも前に進もう」が今年の合言葉ですね。
フリップボードを持って子供たちに話をしました。
他の人と競争する目標設定ではなく、あくまでも昨日までの自分より前進することを目標としてほしいものです。
校長日誌 立川の空から NO79
皆さん、あけましておめでとうございます。
新年初めての校長日誌。ちょっとUPしないでいたら、カウンターが12000を超えました。更新していないのに、ご覧いただくのは心苦しいので早速UPすることとします。
本校の屋上からの眺めです。どうです。絶景でしょう?
真っ白に雪をかぶった富士山と青々とした奥多摩の山々。正面は、私の好きな大岳です。
正月らしい写真を堪能していただけたでしょうか。
今年もよろしくお願いします。
校長日誌 立川の空から NO78
「終業式③」
前号で2年生のスピーチの良さを1つ書きました。
もう一つ書かなくてはいけません。それは、「上達論」です。
2年生のスピーチには、「上達論」があります。
2年生は、「一輪車」・「九九」・「鍵盤ハーモニカ」が上達した理由として、「一生懸命練習したこと」を挙げています。
私は、以前全校の子供たちに「継続は力なり」を説きました。基礎基本の力は、「繰り返し」と「継続」がキーワードです。3人とも「繰り返し」と「継続」で見事に上達することを証明してくれました。
もう1つ。「支援の言葉の重要性」です。何か上達するときには、個人の「繰り返し」と「継続」という努力とともに、教師や親や友達のアドバイスの言葉が重要になります。
今回、一輪車が上達する際に、「遠くを見て」というアドバイスが有効だったことがスピーチで語られました。私は、一輪車に乗れませんし、指導もできませんが、「遠くを見て」という言葉は有効であることはなんとなくわかります。一輪車初心のときには、おそらく、恐怖心から「下を向いてしまう」のでしょう。下を向くと、猫背になって、重心がずれていまうのでしょう。そこで、「遠くを見て」ということで、視線が上がり、背筋が伸び、ひいては重心が安定するのはないのでしょうか?
これはまさに上達論です。
というわけで、2年生のスピーチは、いろいろな点で素晴らしいものでした。
さて、あと数時間で平成26年も終わりです。
皆さんのおかげで本校のHPの閲覧数は、10000を超えることができました。
あらためて感謝します。来年もご愛読をお願いします。
皆様、良いお年をお迎えください。
校長日誌 立川の空から NO77
「終業式③」
いよいよ大晦日。大晦日にHPを更新する学校は西砂小学校くらいでしょうか。
でも、カウンターを見ると、冬休みになってもHPをご覧くださっていることがわかります。今年については、冬休み中も更新していきます。
さて、終業式の私の言葉の後は、子供たちの言葉。今回は2年生各学級の登場です。(子供たちと保護者の皆さんの許諾を得ましたので、氏名と写真も掲載します。)2年生は、マイクを前に緊張の面持ちながら、ゆっくり、はっきり、大きな声でスピーチできました。
2学期がんばったこと
2年組 野口みもり
わたしは、2学き一ばんがんばったのが、一りん車と竹うまです。なぜかというと、一りん車は少ししかできなかったからです。竹うまは、学校にあるむかしあそびの道ぐだからです。
わたしが、一りん車をれんしゅうしているとき、ともだちが
「遠くを見るといいよ。」
と言ってくれました。わたしはそれから遠くを見てれんしゅうをしました。そしたらある日校ていを一しゅうできるようになりました。
2学きのおわりから、竹うまをはじめました。竹うまは、すぐにできるようになりました。なぜかというと、前に一どやったことがあったからです。
わたしはこれから一りん車や竹うまをしている人にアドバイスをしていきたいです。一りん車は、ともだちが言っていたとおり、
「遠くを見るといいよ。」
と言って、竹うまは、
「つま先で立ってサクサクいくといいよ。」
とアドバイスしたいです。
とっくんした九九
2の2 うの たばさ
わたしが2学き一番がんばったのは、九九です。なぜかというと、はじめは、言えなかったけど、ならっているうちに、すらすらいえるようになったからです。家でもれんしゅうして、九九のけんていが早くおわりました。九九は一番がんばったので、だれよりも早く言いたいです。そのために、これからもいっぱいれんしゅうしたいです。
せんせいが、一しょうけんめいおしえてくれたので、こんどはわたしが、がんばりたいです。
3学きになっても九九をもっともっとれんしゅうしたいです。
がんばった音楽会
2年2組 ほり川 しょう太
ぼくが2学き一ばんがんばったのは、音楽会の手ぶくろを買いにのけんばんハーモニカです。
なぜかというと、ひくときの後の方の、ゆびばんごうがむずかしかったからです。
子ぎつねが、一人で手ぶくろを買いに行くときのきょくです。
先生が
「子ぎつねは、どんな気もちかな。」
と言ったので、ぼくは、
「一人で、さみしい気もちです。」
と答えました。だから、まちがえないで、さみしい気もちでふきました。
中休みも、けんばんハーモニカをみんなでれんしゅうしました。
家でも、いっぱいれんしゅうしました。
音楽会では、けんばんハーモニカをもってやるので、いつもよりむずかしかったです。
音楽会の二日目は、お母さんもお父さんも来たので、すごくきんちょうしました。
けんばんハーモニカがうまくふけて、ダンスもじょうずにおどれたので、せいこうしたと思います。
家に帰ったら、お母さんとお父さんがほめてくれました。うれしかったです。
子供たちのスピーチ原稿をご覧になってお分かりのように、「結論(2学期一番頑張ったこと)→理由」という形になっています。これは、この一年私が先生方に伝え続けてきたことです。「論理的な考え方・話し方に強い子」・「『なぜ』に強い子」に育てるために、常に「結論」→「理由」の書き方・話し方をさせるようにすることが大切です。2年生はすでにこの話型が身についています。
校長日誌 立川の空から No76
「終業式?」
放送室での終業式。まずは副校長先生。教室で着席しているであろう子供たちに向かって、「起立!」と号令。放送室からも教室の子供たちが椅子を引いて起立したのが分かりました。続いて、2学期終業式開会の辞。そして私の番となりました。子供たちの顔が見えない状態で話をするのは、昔のラジオニュースのアナウンサーになったような気持ちです。私は次のように話しました。
2学期終業式校長講話
平成26年12月25日(木)
今日で2学期も終わりです。今日はこれから先生方から通知表をいただきます。
先生方は、この通知表を書くのに、一生懸命皆さんの良さや課題を考えていました。今日は、その皆さんの良さ・伸びたところを低学年、中学年、高学年の先生の言葉から拾い出します。
まずは低学年です。
・百人一首の暗唱に一生懸命取り組みました。諦めずに繰り返し練習したため、緑札20枚をどんどん覚えてしまい、驚きました。
※「諦めない」は、テニスの錦織圭選手・サッカーのキングカズでお話ししましたね。諦めないことで力がつくのですね。
・給食の終わりの時間になると、進んで牛乳パックのゴミ袋を用意するなど、学級のために行動することが出来ました。
※自分がどう動けばみんなのためになるのか、よく様子を見て、予想することって大切ですね。
・国語の学習では、漢字練習に一生懸命取り組みました。そのため小テストは毎回100点を取りました。
※こつこつと努力することで力は伸びるのですね。
次に中学年です。
・書写で墨をこぼした友達がいたとき、雑巾をもってかけつけ、手を真っ黒にしながら掃除する姿に感心しました。
※人のために、手が汚れるまで掃除するって、すごいですね。こういう子が西砂小の子らしい子です。
・時間割担当として、下校前に必ず次の日の時間割を貼ったり、みんなへのメッセージを書いたりと責任感をもって仕事に取り組む姿が光っています。
※自分の仕事を責任もって取り組むことって大切ですね。
・困っている友達を見ると、さりげなく寄り添い助ける優しさは最大の長所です。
※思いやりのある子は、西砂小学校の教育目標でしたね。困っている人を助ける、それも「助けてあげるよ。」とみんなにわかるようにするのではなく、さりげなく助けるのは、まさに思いやりのある子ですね。
最期に高学年です。
・誰も見ていなくともすべきことをきちんとやり遂げる姿は、責任感の表れだと感心しています。
※人が見ていると頑張る、でも人が見ていないと手を抜くという人はたくさんいます。でも、人が見ていなくてもやるべきことをきちんとするというのは、高学年らしいですね。
・話をよく聞き、自分たちの生活をよりよくしていくためにどうしたらよいか、常に問題意識をもって生活していました。
※いつもお父さんやお母さん、先生方に言われてから動くのではなく、どうすればもっとよくなるのか自分で考えて行動する方が力が伸びるのは言うまでもありませんね。
・持久走週間で100周を超えるなど、目標に向かってひたむきに努力する姿は、全てに通じます。
※校長先生は以前、「100」を目標に何かを続けていると力がつく、と言いました。持久走で100周を成し遂げた人は、走る力だけでなく、心も強くなったことでしょう。
・自分から笑顔で元気よくあいさつしたり、礼儀正しい言い方をしたりするなど、時と場に応じた気持ちの良い行動がとれ、感心します。
※自分から元気にあいさつするというのは、校長先生が1学期からずっと皆さんに言い続けてきたことですね。5・6年生は皆さんのお手本になるようにしっかり挨拶していますね。
さて、通知表をもらうと、皆さんは「あ、国語の成績が上がった。」とか「あ~あ、算数の成績が落ちた。」とか喜んだり、がっかりしたりします。それは当然ですね。
でも、喜んだり、がっかりしたりでおしまいではいけません。「どうして成績が上がったのか。」を考えてください。「家で勉強をコツコツやったから」とか「授業中一生懸命話し合いに参加したから」など理由があるでしょう。理由が分かったら、またその理由のようにしていけばよいわけです。逆に、成績が落ちてしまったものについてもしっかり理由を考えてください。「授業中話をしっかり聞いていなかったから」とか「あまり努力しなかったから」とか「宿題をちゃんとやっていなかったから」などいろいろ理由があるでしょう。理由が分かったら、先生方が通知表に書いてくださったことも参考にして、3学期はぜひ少しでも成績があがるように努力してください。
子供たちの顔が見えない状態で、マイクを前に話す・・・どうも調子が出ません。でも、子供たちの顔を思い起こしながら、「伝わる」ように話しました。
校長日誌 立川の空から No75
「終業式①」
終業式の日。例年は、体育館で終業式です。しかし、今年は別。インフルエンザが流行しているからです。
そこで、朝一(あさいち)で、各学級の欠席状況とインフルエンザり患状況を確認しました。すると、欠席状況とインフルエンザり患状況が昨日(24日)とあまり変わらないことがわかりました。
結論。「この状況で終業式を体育館で行うのは、かえってインフルエンザを蔓延させてしまう可能性がある」と判断し、「終業式は各教室で放送にて行う」とことしました。
関係教員と子供たちが放送室に集合し、異例の終業式が開始しました。
校長日誌 立川の空から No74
「死語愛好会」
2学期が25日終了しました。
様々なことがあった2学期でした。
運動会、学校公開、研究発表、音楽会、連合音楽会・・・。
「行事で子供たちは伸びる」を実感した学期でもありました。
さらに、2学期からリニューアルした、本校の新HPは、その閲覧数がとうとう10000を超えました。これは、聞くところによると、市内小中学校で一番だそうです。
西砂小学校の保護者や地域の皆様の、本校の教育活動への関心の高さを実感した2学期でもありました。
さて、終業式の日の話題。
いつものように、副校長先生と打ち合わせをしようとしたところ、副校長先生が小さく「あっ!」と叫びました。
「どうしたんですか?」
と私が尋ねると、副校長先生曰く、
「帳面を忘れました。」
とのこと。
私は思わず爆笑。読者の皆さんは帳面って、わかりますか?
ちなみに、私は放課後職員室で先生方に問いかけました。
「帳面って、わかる?」
若い先生方は皆
「????」
と?が頭の上に浮かんでいるのがわかりました。
その?を推測してみると、
「ちょうめん?超麺?超越した麺?」
「ちょうめん?超イケメンの略?」
という感じでした。
すると、ベテランの先生が
「ノートのことですよね。」
と正解を言ってくれました。
若い先生方は
「あ~っ!ノートのことなんですね。」
と納得。
私が
「帳面って言葉、聞いたことない?」
と尋ねると、若い先生方は皆首を横に振りました。
それはそうでしょう。帳面って、今や死語ですね。
そんな死語を発してくれた副校長先生。私は親しみを覚えました。
2人で「死語愛好会」を結成し、これから二人だけの時は、死語を思いっきり使いたいと思います。
校長日誌 立川の空から NO73
「走る、走る、俺たち!」
今日はクリスマスイブ。いつもは帰宅が遅いお父さん方も、今日は早い帰宅でしょうか。
かくいう私は、校長室で仕事中です。「なんで!?」とおしかりを受けてしまいそうですが、今日のカウンターを見て、「やらなくてはっ!」と思ってしまったからです。
今日のカウンターは、なんと、なんと、10000超え!!
これが学校のHPでなかったら、HPのトップに花火を打ち上げるところでしょう。
で、今日の話題。題名を見て、「校長先生の年齢がわかるわ~っ。」と言われそうです。(校長先生仲間にもよく「内野先生は、いまの若者が絶対にわからない言葉を扱うよね。」と言われています。というのも、「アベック」などという死語をたびたび使うからです。そういえば、今は「カップル」というのだそうですね。)
さて、今月1日から12日まで2週間にわたって、持久走が行われました。1年生から6年生まで(先生方も)全校で校庭を走ったのです。その様子を写真でお知らせしましょう。
写真左:スタート直前の様子。やる気がオーラとなって伝わってきます。
写真右:スタート直後の様子。すごい勢いでみんなが走ります。安全に配慮して、スタート位置は2つ。さらに、走る場所も低学年と高学年で変えました。
写真左:見てください。このうれしそうな顔。嫌々ではなく、意欲的に走ることで効果は倍増。
写真右:朝礼台から俯瞰で撮ってみました。630人が走る様子は壮観です。
明日から冬休みですが、ご家族でジョギングを楽しんでみたらいかがでしょうか。
校長日誌 立川の空から NO72
「うどん作り③」
今日は冬至。冬至にふさわしい、寒い朝となりました。前号に続き、寒さを和らげてくれる、うどん作りの様子を紹介します。
写真左右:ボランティアのお母さん方。子供たちが作ったうどんをゆでたり、うどんつゆを作ったり、薬味を作ったり、と従業かつ、様々な仕事をしてくださいました。
写真左:たっぷりのお湯でうどんをゆでます。写真右:ゆであがったうどんを前に、他の班が出来上がるのを待ちます。全く文句ひとつ言わないところが6年生。
写真左:「いただきます。」をした直後。待っていた分、すごい勢いでうどんを取りました。写真右:黙ってひたすらうどんを食べる6年生。「おししい?」と尋ねられると、無言で頷きました。
種まきから始まり、うどんを食べて終わった今回の活動。子供たちは、西砂川地域を愛する契機となったと思います。
校長日誌 立川の空から NO71
「うどん作り?」
うどん作りの様子を写真で紹介します。
写真左:講師の田形さんが作り方の説明をしてくださいました。「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。 」の格言通り。写真は、小麦粉に水を入れてこねるところ。
写真右:輪になった子供たちに説明。後ろには、ボランティアのお母さん方がの姿。西砂小学校の教育活動はこうしたボランティアの皆さんに支えられています。
写真左:講師の田形さんは、子供たちが活動を始めても、子供たちの間を回って、教えてくださいました。
写真右:もう一人の講師、鈴木久米さん。西砂会館のリーダーです。西砂会館は、地域のうどん作りの拠点。西砂小学校のうどん作りは、お二人の講師に支えられています。
写真左:手でこねた後は、足の出番。厚手のビニールを敷いて、よくよく踏みます。
写真右:手と足で愛情込めて、生地を伸ばしたら、最期は棒で伸ばします。
(この項続く)
校長日誌 立川の空から No70
「うどん作り①」
12月18日、19日の両日、6年生がうどん作りに取り組みました。(来週の月曜日21日にも行われます。)
西砂小学校のうどん作りは、地域のうどん作りに端を発する、地域に根付いたものです。(一昔前、総合的な学習が始まったころ、うどんやそば作りをする学校がかなりありました。地域にそばやうどん作りをする根拠がないのに、ただ「体験的な活動が大切」「食育は大切」というだけで取り組んでいたのです。でも、それでは家庭科です。その点、西砂小のうどん作りは、地域のうどん作りの伝統に根差しているのです。)
うどん作りの材料の小麦は、今6年生の子供たちが5年生の時麦まきをし、6年生になってから麦刈りをしたもの。(麦刈りで出たわらを使って、「松明祭り」も行っていることは特筆すべきことです。)
うどん作りに適した地域である理由がもう1つあります。
それは、地域の人材です。麦まき、麦刈り、(松明祭り)、そして最後のうどん作りのそれぞれで、地域の方々が講師となってくださっています。
さらには、保護者ボランティア。保護者のボランティアが子供たちの活動を力強く支えてくださっているのです。
うどん作りの様子については、また次回。
校長日誌 立川の空から NO69
「アメージンググレース」
アメージンググレースは私にとって思い出深い歌です。アメージンググレースは、「第二のアメリカ国歌」と言われています。私もアメリカで、何度もこの歌を聞きました。アメリカ人の中には、涙を流しながら歌う人もいて、この曲に対するアメリカ人の想いに触れた気がしました。
そのアメージンググレースを西砂小学校で聞きました。
昨日の音楽集会でのこと。吹奏楽の子供たちが演奏してくれたのです。まだ創っている途中とはいえ、アメージンググレースの歌の部分はしっかり演奏してくれました。
写真左:演奏開始前に楽器の紹介をしました。木管楽器、金管楽器、打楽器の3つです。写真は、もちろん打楽器。
写真右:曲紹介を子供たちがしてくれました。アメージングレースは、日本人にはあまりなじみがないので、この説明は大切でした。
わずかな時間でしたが、全校で音楽集会を楽しみました。
校長日誌 立川の空から NO68
「9000御礼」
今朝の西砂小学校付近の様子です。
写真がわかりにくいので、解説します。写真左は、学校隣の畑の様子。畑一面真っ白になっていて、霜柱ががっちり立っていました。写真右は、その畑の隅に張っていた氷。見事というくらいの氷でした。
というわけで、西砂小学校周辺は、もうすっかり冬です。
冬につきものは、インフルエンザ。昨日は、2年2組が学級閉鎖となりました。そして、明日からは4年1組が学級閉鎖です。(マメールですでにお知らせしたとおりです。)
私が子供の頃から言われていることですが、風邪やインフルエンザ予防には「うがい」「手洗い」「マスク着用」です。来週、終業式の週に、もうこれ以上学級閉鎖が出ないように、ご留意ください。
※寒くて、学級閉鎖も出ている状況ですが、1つ心が温まることがありました。
それはカウンターがとうとう9000を超えたのです。エベレストを超えると、次に目指すものは成層圏を越えることでしょうか?
これも皆さんのご愛読のおかげです。ありがとうございます。
校長日誌 立川の空から NO67
「全校朝会校長講話から」
お久しぶりです。先日、市内の校長先生から「西砂小は、毎日HPを更新しているね。」と言われました。ありがたいのですが、実はここ数日副校長先生が作成している「今日の給食」だけ更新をしていて、私の校長日誌は更新されていませんでした。
カウンターが9000に近づいている状況から、更新を期待されていることはわかっているのですが、忙しくなると、毎日更新は難しいことがあります。ご容赦願います。
さて、今回は、昨日火曜日の全校朝会の話題です。
といっても、私の講話ではありません。今回の主役は、6年生の小林慶太君。
小林君はなんと、小学生のサッカー大会で東京都の選抜選手となり(!!)、なおかつ関東大会に出場し、見事優勝したのです。(正式な大会名は「関東U-12 トレセン交流戦」です。)そこで、全校朝会で私が表彰し、さらにインタビューもしました。
そのインタビューは以下の通りです。 ※( )内が小林君の答えです。
1 サッカーをしていて楽しいなと思うことは何ですか?
(点を決めた時です。)
わかりますね。ゴールを決めた後、チームのメンバーと喜びを分かち合う時が最高ですね。
2 逆にサッカーをしていて苦しい、つらいと思うことは何ですか?
(サッカーの試合で負けたり、悪いプレーをしたりしたときに、学校の周りを5周するときです。)
試合後なので、しんどいでしょうね。でも、Jリーガーもそうですが、こういうことがあって、強くなるのですよね。
3 なぜサッカーがそんなにうまいのですか?
(練習を一生懸命したからです。)
どれくらい練習をしているのですか?
(金曜日を除く毎日練習しています。それから、朝家族とパスの練習などしています。)
サッカーの練習をしていると、宿題や勉強がやる暇がないでしょう?
(宿題はちゃんとやっています。)
スポーツでプロになるような人は、みんなスポーツだけでなく、勉強もしっかりやりますね。
4 最後に将来の目標、夢を教えてください。
(プロのサッカー選手になることです。海外でプレーしたいです。)
本田選手や長友選手のように活躍するサッカー選手になることを祈っています。
ありがとうございました。もう一度小林君に拍手をしてください。
西砂小学校の仲間からは惜しみない、温かい拍手が送られました。
聞いていた子供たちは、「同じ学校の6年生ががんばっているんだ。私もがんばろう。」と思ったことでしょう。また、「やっぱり、練習を毎日こつこつとやっているからうまくなったんだ。こつこつ練習は大切だな。」と感じたことでしょう。
さらには、「スポーツをやっているからといって、勉強をしない理由にしてはいけないんだな。」と引き締まる思いがしたことでしょう。
緊張しながらも、私のインタビューにしっかり応えてくれた小林君。近い将来、テレビ番組(スポーツ番組)のヒーローインタビューで、(今回のように)ハキハキと応えてくれることを期待したいです。
校長日誌 立川の空から No66
「冬が来たので」
NO64で自転車通勤にかかわる話題を書きました。読まれた方は、私が当然のようにいまだ自転車通勤をしていると思われたことでしょう。
でも、実は今電車通勤をしています。
理由は?冬が来たからです。
自転車通勤路を見ると、日陰になっているところが多く、中には舗装していないところもあります。となると怖いのは、ブラックアイス。路面に氷が張っていると通常白く光り、見た目で分かります。でも、時にブラックアイスとなることがあります。こうなると、氷が張っているのに、見た目ではわからないのです。ブラックアイスの上は、もちろん氷。だからその上を通ると、当然のようにスリップします。アメリカで何度か怖い思いをしました。
車でスリップすると、死亡事故です。では、自転車では?若いころならともかく、今は四捨五入すると60歳。自転車でもスリップしたら、痛いくらいではすみません。すっかり暗い話になってしまいました。
というわけで、先月末から電車通勤です。実は、電車通勤は11年ぶり。というのも、教頭になった11年前、私は御蔵島という離島に赴任したため、電車やバスはなかったのです。その後副校長として赴任した小平第14小学校は、自転車でわずか15分。さらに、校長として赴任した南砂小学校は自転車でわずか20分。さらに、その後赴任したニューヨーク日本人学校は車通勤。というわけで、この11年というもの、電車通勤とは無縁だったのです。
電車通勤をしてよかったことがあります。それは読書ができること。往復でわずか1時間ですが、結構読書ができます。趣味は読書と言っていた割には、読書はほとんどできていませんでした。それが、この2週間ほどで、結構読めたのです。
自転車通勤、それも往復で17キロの通勤をする校長はめったにいないでしょうから、話題には事欠かなかったのですが、得られたものは大きかったです。
自転車通勤で保護者の皆さんにお会いすることが何度もありました。これからしばらくは必死に自転車をこぐ私を目にすることはないでしょうが、校長日誌はこれまで同様、書き続けますので、どうぞご愛読のほどを。
校長日誌 立川の空から NO65
「研究発表」
教員になったばかりの頃、一緒に学年を組んだ力のある先生が私にこんなことを言ったことを今でもしっかり覚えています。
「研究発表は、教師にとってしんどいことだけど、公立学校の教師である限り、研究発表は当然のことなのよ。」
研究発表は、欧米にはありません。欧米でも授業研究はします。でも、発表(公開)はしないのが普通です。
それに対し、日本の研究は発表の歴史は古いのです。日本が世界に誇るべき研究発表。立川市では2年に1回の発表となっています。(この頻度は高い方だお思います。)
正直、先生方にとってはしんどいです。でも、研究発表を経ると、授業力はアップします。教師である限り、研究発表は避けて通ることが出来ないのです。
さて、いきなり熱く語ってしまいました。本校は先月末(11月28日)に研究発表しました。(今年が2年に1回の番だったのです。)
保護者や地域の皆さんにもご参観いただきましたが、写真で各学年の様子をお知らせします。
写真左:1年生体育の様子。 写真右:2年生国語の様子。
写真左:3年生国語の様子。写真右:4年生体育の様子。
写真左:5年生国語の様子。 写真右:6年生体育の様子。
当日は、PTAの皆さんに受付や来賓接待等でお世話になりました。
たくさんの皆さんのおかげで、研究発表会を終えることが出来ました。ありがとうございました。
校長日誌 立川の空から No64
「ピアニストの言葉を検証」
昔、誰だか忘れましたが、ピアニストの言葉で印象的なものがありました。(中村紘子さんだったかな?定かではありません。)それは「練習を一日休むと取り戻すのに三日かかる」という言葉です。
私は小学校教員でありながら、ピアノが苦手なので、ピアノでこの言葉を検証することはできません。
そこで、他のことで検証しました。それは自転車通勤です。
夏休みに土日含めて10日連続で自転車に乗らないことがありました。休暇と出張がその理由です。
以前学校便りに書いたように、学期末の私の通勤に要した時間は35分を切っていました。(8月のはじめには34分にまでなっていました。)そんな時に、10日自転車通勤を休んだわけです。
当然のように、反動がありました。休み明けからしばらくの間、自転車通勤に40分かかるようになってしまったのです。元に戻ったわけですね。予想はしていましたが、「取り返すのに時間がかかる」と覚悟しました。その時、例の「ピアニストは練習サボるとサボった分を取り返すのに3倍かかる説」(長いのでこの説を「PR3説」とします。)を思い出しました。そこで、検証することにしました。PR3説によれば、私が通勤に要する時間を40分から34分に戻すには、10日×3=30日かかることになります。
実際、休み明けからしばらくの間は40分かかりました。「PR3説は正しいのか?」と思いかけました。しかし、通勤34分に戻るのに要した日数は、18日。
というわけで、「PR3説」は、すべての事柄で通用するのではないと身をもって立証できました。
ただ、今回の実証研究の結果、私は子供たちには次のように、実感を込めて話せそうです。
「継続は力です。何事もコツコツと続けていれば、成果は必ず出る。」
と。子供たちには地道に何かを継続するように伝えていきたいと思います。
校長日誌 立川の空から No63
「発信は大切」
先週の木曜日のこと。またも学生ボランティアが応募の面接に来ました。これで4人目。
副校長先生が出張でいなかったため、私はいろいろな仕事をとりあえず措いて面接しました。(暇そうに見えるかもしれませんが、結構いろいろな仕事があるんです。はい。)
うれしい悲鳴とはこういうことですね。うれしいついでに、いつもと同じ質問を学生さんにしてみました。
「自宅から西砂小学校までドアツードアでどれくらいの時間がかかりますか?」
立川市内に住んでいるのですが、なんと学生さんの答えは、
「1時間くらいです。」
1時間もかけてボランティアをしに来てくれるなんて!
そこでさらに質問してみました。
「どうして西砂小学校の学習ボランティアに申し込んでくれたのですか?」
学生さんの答えは・・・
「学生ボランティアをしようとネットを検索したら、西砂小学校がトップでヒットしたんです。」
なるほど!最近の学生ボランティアの皆さんの言葉と同じです。
一生懸命HPで発信を続けて、本当に良かった!
校長日誌 立川の空から NO62
「連合音楽会へ!」
連合音楽会を前日に控えた昨日(12月4日)、朝の全校集会で6年生が登場。6年生は、連合音楽会で発表する合唱と合奏を披露してくれました。
合唱の様子。美しい歌声に体育館の空気が清浄されたような感じでした。
合奏。耳で楽しむだけでなく、ビジュアルでも楽しめる合奏でした。
連合音楽会は、会場の収容人数の関係で、立川市の全小学校の代表児童と引率教員しか鑑賞できません。そこで、本番を干渉できない1~5年生のために、6年生が発表してくれたのです。
素晴らしい合唱と合奏を堪能した1~5年生は、6年生へ惜しみない拍手を送りました。6年生は、下学年の仲間からもらったパワーを、今日の発表のエネルギーに変えて最高のパフォーマンスをしてくれることでしょう。頑張れ、6年生!
校長日誌 立川の空から NO61
「図書館デコレーション」
12月になりました。早いものですね。若いころ、先輩の先生から
「年を取ると一年が過ぎるのが早くなる。」
と聞いたことがありました。その時は、「ふ~ん。そんなもんなんだあ。」という程度の思いでした。でも、本当に年を取った今、実感です。西砂小に着任したのが昨日のようです。
今日のカウンターを見たら、7000を超えていました。いよいよヒマラヤ山脈の高みに突入です。今年中にチョモランマ(エベレスト)も夢ではなくなりました。これも保護者の皆さんをはじめとする愛読者の皆様のおかげです。本校の教育活動に関心を寄せてくださりありがとうございます。
さて、クリスマスも近くなり、図書室のデコレーションがリニューアルされました。図書ボランティアの皆さんの地道なご努力で素晴らしい図書室の環境となりました。紹介します。
図書室エントランスの飾りつけ。(入口はではなく、エントランス!あえてこんな大げさな言い方をしたくなる)図書室に来るのが楽しみになりますね。
図書室の窓の飾りつけ。本の選定をする図書支援員の清水さんと、図書ボランティアの保護者との見事なコラボですね。
校長日誌 立川の空から No60
「校長いじめ講話」
ふと気づくともう明日から12月です。早いですね。
月末になってから言うのも遅きに失していますが、11月は「ふれあい月間」です。つまり「いじめ防止月間」。いじめアンケート(西砂小学校心のアンケート)を各学級で行い、気になる事例(悪口を言われた、叩かれた等)については、担任がまず書いた本人に聞き取り、そのうえで相手の子供に必要な指導を行いました。
私はというと、11月18日(火)の全校朝会で以下のような講話をしました。
おはようございます。先週の金曜日、土曜日の音楽会は大成功でしたね。土曜日にいらっしゃっていた来賓の皆さんは、「感動した。」とおっしゃっていましたよ。練習でつらいこともあったかもしれませんが、本当によく最後まで頑張りました。
では、皆さんその場に座ってください。
今日は、この本を読みます。松谷みよ子さんの「わたしのいもうと」という本です。(※わたしのいもうと を読む。この本は実話をもとに、松谷みよ子さんが絵本にしたものです。「私」の妹が学校でいじめにあい、最期には命を落とす、という悲劇の話です。 私がこの絵本を読んでいる間、子供たちは息を殺すかのように緊張感に包まれて聞き入っていました。読み終わった後、話をつづけました。)
このお話は、実際のいじめをもとにしています。
いじめを防ぐために、日本政府は、「いじめ防止対策推進法」、東京都は、「いじめ防止対策推進条例」、立川市は、「いじめ防止条例」を作りました。つまり、法律でいじめは絶対に許されない、と日本中が決めたのです。もちろん、この本の妹のように、いじめで亡くなったり、心や体に大きな傷を負ったりした場合は、警察が入ります。刑法という法律で罰を受けることになります。西砂小学校も「いじめ防止基本方針」を作りました。先生たちもいじめを絶対に許さない、という決意をしました。
皆さん、いじめはしていませんか。「ぼくは、私はクラスや学年、他の学年の人たちをたたいたり、つねったり、けったりしていません。」と全員が言うでしょう。でも、身体は傷つけていなくても、クラス、学年、他の学年の人の心を傷つけてはいませんか。
心を傷つけるというのは、例えば、チクチク言葉を言うことです。心を傷つけるというのは、例えば、仲間外れにすることです。「○○さんと遊ぶのはやめよう。」とか「○○くんと話すのはやめよう。」とか「○○さんを無視しよう。」なんて言って、その人の心を傷つけることです。
先生や大人が見ていないところで、仲間外れにしているからわからないと思ったりしていませんか。いじめは必ずわかります。わかったら、いじめた人は、絶対に許されませんよ。いじめる人は、西砂小学校の先生方も、PTAも、教育委員会や警察も全部が許しません。
いじめている人は絶対に悪い、許されませんが、いじめを見て、見ぬふりをする人も許されません。
いじめを見たら、知ったら、必ずアンケートに書いてください。アンケートが終わった後なら、直接先生たちに知らせてください。
いじめは西砂小学校全員で絶対になくしていきましょう。
※講話の後、廊下で出会った高学年の子供が「校長先生、いいお話でした。感動ししました。」と言ってくれました。こういう反応の良い子どもに育ってくれることが私たちの喜びです。
校長日誌 立川の空から No59
「西砂小学校を支えてくださる先生」
昨日の就学時健診でのこと。新一年生の保護者から「校長先生、ブログ見ています。がんばってください。」との言葉をいただきました。ありがたいことです。こうした言葉に私たちは元気と書くエネルギーをもらっているのです。
ふと気づくと、今日のカウンターは6000を超えました。11月中に6000に到達するとは思ってもみなかったので、うれしい誤算です。
さて、皆さんは小井(いさらい)先生をご存じですか。なんと、本校の保護者には小井先生の教え子がいるとのこと。そうなのです。小井先生は本校の旧職員です。そして、退職した現在でも子供たちのために本校の教育活動を支えてくださっています。
その1つが、読書活動です。小井先生は、低学年の子供たちのために毎週木曜日と金曜日に図書室で活動をしてくださっています。
写真左右:図書の時間のオープニングは、小井先生のマジック。子供たちは毎回、「わ~っ!」と歓声をあげるプロの技です。
写真上:マジックで子供たちを惹きつけた後、読み聞かせ。ベテランらしい、いや、プロ裸足の読み聞かせに、子供たちは本の世界へ引き込まれます。
小井先生には、もう1つ本校の教育活動にかかわっていただいています。
それは、「取り出し指導」です。ふれあい広場で、子供たちを個別指導(マンツーマン指導)してくださっているのです。やさしく、丁寧に教えてくださっています。
西砂小学校の子供たちは、小井先生を始め、多くの方々に支えられています。
校長日誌 立川の空から NO58
「収穫祭③」
一昨日長野県北部で大きな地震がありました。奇跡的に、死者は出ず、けが人だけですんだとのことでした。「共助」が機能したとのこと。
被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
さて、収穫祭で4年生はたくさんの大根を収穫しました。そのうち、4年生が自宅に持って帰った分を除いても、まだたくさんの大根が残りました。その大根を全校で食べることにしました。
そのために、たくさんの保護者ボランティアが来校してくださいました。
写真左右:前半の部の保護者ボランティアの皆さんが面取りをし、切り、下茹でをしてくださいました。
写真左:後半の部の保護者ボランティアの皆さんが、味付けし、じっくり煮込み、最期に各クラスへ平等に分けて、給食の時間に配ってくださいました。
食べる間際には、次のような校内放送が入りました。
「畑を貸してくださった吉岡さん、大根づくりの指導をしてくださった川野さんをはじめとする地域の皆さん、大根を育て、収穫してくれた4年生、時間をかけておいしい煮大根にしてくださったお父さんやお母さん方に感謝の気持ちをもって食べてください。」
給食後子供たちに聞くと、みんな口をそろえて、「おいしかった!」「大根に味が染みていた!」との感想を言ってくれました。大成功!
校長日誌 立川の空から NO57
「収穫祭?」
4年生が大根づくりに取り組んでいることは以前紹介しました。
その大根を収穫する時がやってきました。
写真左:大根を収穫のポイントと、その後の過程を先生が説明しました。
写真右:いよいよ大根収穫。立派な大根がたくさん収穫できました。間引きをし忘れた大根は、小さいものとなっていました。子供たちは間引きの大切さを実感。
写真左:収穫した大根を手に、「とったど~っ!」とピースサイン。この日子供たちは大きな大根を2~3本持ち帰りました。各家庭では大根づくりの夕食だったことでしょう。
写真右:見てください。この立派な大根。吉岡さんの、日当たり抜群で、土の良い畑で、野菜のプロ、川野さんをはじめとする、地域の農家の皆さんが指導してくださると、こんな立派な大根に成長するのです。(この項続く)
校長日誌 立川の空から No56
「収穫祭①」
今日は勤労感謝の日。そんな日に仕事をするのは少し気が引けます。
しかし、今日のカウンターは、5700を超えています。ヨーロッパ大陸エルブス山を越えました。次目指すのは、アフリカ大陸最高峰キリンマジャロ。
ふと思い出すと、学校便り11月号で「3000を超えました。」と書いてからまだ1か月もたっていません。
その間に3000近い閲覧数。それだけ読者が、本校の教育活動に関心を持ってくださっている方がいるということです。ありがたいことです。
というわけで、勤労感謝の日であっても、本校の教育活動をお知らせしていきたいと思います。
さて、本日の話題は、「収穫祭」。昨年度までは「焼き芋大会」と呼ばれていました。(もっとも、昨年度はサツマイモの不作のため、中止となりました。)
今年度からは「収穫祭」と名前を改め、収穫した大根を調理し、全校で味わうこととしました。
校長日誌 立川の空から NO55
校長日誌 立川の空から NO55(2014/11/21)
「学校公開保護者アンケート③」
明日土曜日は、いよいよ「わいわい祭り」本番です。楽しみですね。
アンケートの紹介も今回で終了です。
・4年生では、ゴミ収集もためになる勉強だなと思いました。どんどんこういったものを取り入れると良いなと感じました。
※当日は、立川市のゴミ減量課の方と実際に本校(周辺)のゴミ収集をしている高杉商事の方々がいらっしゃって講師を務めてくださいました。高杉商事の方々は、ゴミ収集車を動かして、体験的に教えてくださいました。子供たちは、ゴミの減量化が緊急課題であることを強く感じたと思います。
・3年生、郵便局の方のお話はすごく良かったです。こちらも勉強になりました。
※立川郵便局の方々が、準備万端で教えてくださいました。その道のプロから教えを請うのは素敵です。
・自転車教室は、ボランティアで参加しました。子供たちが自転車免許をもらえるよう、真剣に取り組んでいて、すばらしいと思いました。
※ボランティアの保護者の皆さんのおかげで安全に、かつ着実に免許試験が行えました。子供たちも免許皆伝になり、喜んでいました。
・図書の小井先生のマジックも毎回楽しみです。
※小井先生のマジックと読み聞かせは、プロ級です。小井先生が本校で現役の教師だった頃、そのマジックと読み聞かせをしてもらった教え子が、なんと今では保護者でいるそうです。(すごい、の一言に尽きます。)
・4日間という参観日、先生方は本当に大変だな~と感じましたが、子供たちのために頑張ってくださっている姿に感謝したいと思います。ありがとうございました。
※こういうねぎらいの言葉をいただけると、教師は、元気が出ます。ありがとうございます。
校長日誌 立川の空から NO54
校長日誌 立川の空から NO54(2014/11/20)
「学校公開保護者アンケート②」
昨日に引き続き、学校公開保護者アンケートの紹介です。
・携帯電話の講習(子供たちの方)に参加させていただき、納得する部分がたくさんありました。まだ子供に携帯を持たせていないのですが、子供が携帯電話を欲しがっているので、親子で講習で学んだことを一緒に話し合うことができました。
※NTTdocomoの担当スタッフの方は、3つのことを強調していました。
1つ目は「なぜ携帯電話が必要か、本当に必要なのかを親子で話し合うこと」。(○○くんが持っているから、みんな持っているから、という理由ではなく、本当に必要な時のみ与える)。2つ目は、「フィルタリングを必ずかけること」。(子供は「フィルタリングをかけていると、できなことがいっぱいで困る。」と言いますが、子供の安全を考えると、フィルタリングは必須です。)3つ目は、「親子でルールをしっかり決めて、万が一子供がルールを破ったときには、没収(親が預かり)」という約束を親子でかわすこと」。(保護者のお金で買い与え、携帯の費用も親が出すのですから、ルールをしっかり決め、ルールを破ったときの約束も確認し、その約束を守る(親子とも)ことが大切ですね。)
・ケータイ安全教室に初めて参加しました。これから携帯を持つ子供たちへ、この指導はとても大事だと思われます。便利な機能ばかりに目が行きがちですが、恐ろしさとも隣り合わせだという危険性や、文字だけのやり取りが誤解を生む事例など、子供たちへしていただくことは良い授業だと思うので、今後もしていただきたいと思います。
※携帯を持つと、「ネットいじめ等のネットトラブルに遭遇する危険性が高まる」、「出会い系サイトで危険な目に遭う」等の危険が生じます。気をつけたいですね。
・エコクッキングを参観致しました。エコについて子供たちがクッキングで勉強し、楽しく学んでいたのがよくわかりました。エコクッキングでのエコの仕方を家に帰ってからも実践してくれました。またこのような授業をお願いしたいです。(
※東京ガスによるエコクッキングは、地球環境のため、家計のためにやさしい取り組みです。広がってほしい取り組みです。
校長日誌 立川の空から No53
「授業参観アンケートより」
今朝の富士山です。今日はあえて白黒で撮ってみました。白黒でも美しいですね。世界遺産を感じます。その世界遺産が西砂小からだとさらに美しく見えます。
さて、今日は、少し(?)前の話題です。先月行われた、学校公開週間の授業参観(保護者)アンケートからいくつか紹介します。
・何度か授業を拝見いたしましたが、毎回子供たちが落ち着いて授業を受けているので安心しています。
・早い時間で、他に誰も見に来られていなかったので、普段通りの本来の子供達の様子が見られて良かったです。多くの参観の方がいる中での授業の様子は少し落ち着かない様子ですが、今日はとても静かで、落ち着いて授業に取り組んでいることが、よくわかりました。
※学校によっては、クラスが荒れて授業がなかなか成立しないところもあるやと聞きます。西砂小学校の良さは、子供たちが落ち着いていることです。これは、子供たちが元々もっている良さであると同時に、ご家庭のしつけがしっかりしていること、教師の指導が行き届いていることが主要因だと思います。
・最後の一人ができるまでやる先生に感動しました。これからも続けてください。子供をほめることもやっていただいていました。いい授業をやっていたと思いました。
・2日間を通して感じたことは、先生が子供たちをものすごくほめているということです。些細なことでも気が付くと褒めていて、学年全体が自分も頑張ろうとか、褒められてうれしいとか、そういう気持ちが伝わってきました。とてもいい雰囲気だと感じました。
※学校経営方針に「自尊感情の醸成」があります。自尊感情を育てるためには、子供たちが「褒め、励まし、認められ」なくてはいけません。
「西砂小学校の先生方は、子供たちの良さを褒め、励ましている」という評価をいただいたことは本当にうれしいです。
校長日誌 立川の空から NO52
「音楽会大成功!②」
音楽会を写真にて振り返ります。(以下の写真は11月14日(金)の児童鑑賞日のものです。)
写真左:3年生の合唱と合奏 写真右:1年生の音楽物語「くじらぐも」
写真左:5年生の合唱と合奏 写真右:ニュー西砂合唱団(通称NNG)の合唱
写真左:吹奏楽の合奏 写真右:2年生のオペレッタ「手ぶくろを買いに」
写真左:4年生の合唱と合奏 写真右:6年生の合唱と合奏
各学年で内容も異なり、バラエティに富んだ音楽会となりました。
温かな拍手をありがとうございました。
※ところで、いつの間にやら、スイスアルプス最高峰を超え、5000も超えていました。次の目標は、アフリカ大陸最高峰、キリマンジャロです。
校長日誌 立川の空から NO51
「音楽会、大成功!!」
本日は、音楽会にたくさんの保護者の皆さんに来ていただきました。保護者の皆さんの、お子さんへの応援の気持ちが子供たちに伝わり、子供たちは今までで一番のできの音楽会を創ってくれました。
今日の開会式での私のあいさつを掲載します。
本日はご来場ありがとうございます。まず始めに、不審者対策についてお話しします。先週金曜日から火曜日まで3日連続で不審者が出没しており、皆様にはご心配をおかけしております。
警察に通報してくださった保護者とお話ししたときには、「子供は不審者と言っていますが、聞いていると、もしかしたら不審者じゃないのではないのか?と疑問に思うのです・・・」という方もいらっしゃることがわかりました。
でも、結局、全員がお子さんの言葉を受けて、学校に知らせてくださり、警察にも通報されました。
実際、今回の状況で、不審者ではない方もいらっしゃるかもしれません。10人の人が子供たちに声をかけてきたとして、9人は子供が大好きな、いい人かもしれません。でも、その中にたった一人悪い人間がいたら、子供たちが大変な目に遭う危険性があると思います。
警察ともこの件で話をしましたが、警察も不審者かどうか確信がなくても、110番してほしい、とおっしゃっています。そして、学校としては、保護者の皆さんが警察に通報した案件については、メールと文書を発信することにしています。ご承知おきください。
さて、不審者対策としては現在、「警察によるパトロール」、「シルバー人材センターの方々の低学年の子供たちの見守り」、「PTAの校外パトロール」、「学校の教職員によるパトロール(来週いっぱい)」があります。
うれしいことに、これ以外にも「保護者の自主的パトロールや見守り」、「放課後子供教室、にしっこの方々による自主的見守り」も出ていることがパトロールをしていてわかりました。ありがとうございます。
子供たちを守るために大切なのは、学校、保護者、地域、警察総掛かりで見守ることだと思います。これからも皆で力を合わせていきましょう。
では、音楽会についてお話しします。子供たちは今日の日のために一生懸命練習を積み重ねてきました。今、外ではトップバッターの3年生が待っていますが、緊張しています。お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、家族たちの前で一番よい演奏をしたいと思っているからです。
正直に申しますと、今週の月曜日の段階では学年によっては、発表ができるかどうか、という程度の出来のところもありました。
でも、さすがは西砂小学校の子供たち。先生方と力を合わせて、全力で練習に取り組み、すばらしい演奏に高めてきました。ご家族が見ている今日の本番が、きっと今までで一番の演奏となることだと思います。子供たちのがんばりに、ご自分のお子さんの学年だけでなく、他の学年のお子さんのときにも、温かい拍手を送ってくださると幸いです。
それでは、音楽会をたっぷり堪能してください。
校長日誌 立川の空から NO50
「音楽会開幕」
今日のカウンターを見たら、4600を超していました。ロッキー山脈の最高峰からスイスアルプス最高峰到達まであとわずかです。
さて、今日から音楽会が始まりました。今日は児童鑑賞日。冒頭、私があいさつしました。以下の通りです。
音楽会校長講話
おはようございます。
今週の月曜日の全校朝会でこの人、スケートの羽生結弦選手の話をしようと思っていました。雨が降ってきて、話せなくなってしまいましたが。
羽生選手は、練習中事故にあいましたが、顔にばんそうこうを貼り、頭に包帯を巻き、試合へ出ました。羽生さんは無理をして試合に出たため、演技中5回も転びました。そのたびに必死に立ち上がりました。その姿に校長先生は、涙が流れました。校長先生は、スポーツを見ていて、何度も泣いたことがあります。スポーツには、人を感動させる力があります。
これから皆さんが取り組む音楽会、その音楽にも人を感動させる力があります。校長先生は、歌を聴いていて、涙したことが何度もあります。プロの音楽家は、そのテクニックで人を感動させることができます。君たちはアマチュア。でも、人を感動させることができます。それは、一生懸命取り組むことです。もう1つ。クラスや学年の仲間と協力することです。みんなで力を合わせて、一生懸命音楽を作っていけば、聞いている人たちに感動を与えることができます。
プロではないのですから、ミスはあるかもしれません。でも、ミスをしても羽生選手のように、くじけないこと、そして皆さんは羽生選手と違って、一緒に音楽に取り組む仲間がいるので、誰かがミスしても、お互いにカバーしあってください。
最期に、音楽を聴く姿勢について。音楽は、演奏する人たちと、聞く人たちが一緒に創るものです。一生懸命聞く。そして拍手で応援する。一生懸命聞き、大きな拍手で応援することで、演奏している人たちは、元気をもらい、いい音楽を創っていけます。
演奏する人、聞く人、つまり全員でいい音楽を創っていきましょう。
私の言葉通り、全員で良い音楽を奏でることができました。
明日は保護者鑑賞日。お待ちしています。(お願いがいくつかあります。以前お配りしたプログラム等をご覧ください。または、HPトップにも掲載されています。)
ご理解ご協力のほどを。
校長日誌 立川の空から No49
「子供たちを見守る」
たった今、私はパトロールから戻りました。低学年の子供たちの下校を見守るためです。
私以外に、何人もの先生方が腕に腕章を巻いて、子供たちの下校に付き添っていました。
さらに、お母さん方が、子供たちに付き添ってくださっていました。
さらに、さらに、パトカーが学校周辺をパトロールしてくださっていました。(私が思わず敬礼したところ、敬礼を返してくれました。)心強い!
みんなで子供たちを見守るのが、西砂小学校の地域の強みです。皆さんに感謝!
※この後、中学年・高学年の下校の際にも、腕章を巻いた先生方が付き添います。保護者や地域の皆さんも、お時間の許す限り見守りに参加してください。
校長日誌 立川の空から NO48
「西砂ミュージアム」
今日のカウンターは4000を超え、もうすぐロッキー山脈の最高峰に並びます。ご愛読に引き続き感謝!
さて、下の写真をご覧ください。
これらのいすは、今校長室、職員室前の廊下に展示されています。
制作したのは、6年生です。題は「アートないす」。確かにアートです。
1階の廊下には、6年生の作品以外にも、5年生の造形作品もあります。
今、1階は、ちょっとした美術館です。学校にお出かけの折りにご覧いただければ幸いです。(申し訳ありませんが、土曜日の音楽会の際は、校舎内は入れません。)
校長日誌 立川の空から No47
今日11月11日は、いろいろな記念日が設定されています。私が知っていたのは、電池の日(11月11日を漢字で書くと、なぜかがわかります。)とサッカーの日(11対11で戦うことから)。テレビで知ったのは、「ポッキーの日(なるほど)」。ネットで知ったのは、「鮭の日(電池の日と同じ理由ですね。)」。
さて、そんな記念日盛りだくさんの11月11日。全校朝会の校長講話のフリップボードを準備して校庭で待っていたら、雨がポツリ、ポツリ・・・。風邪をひく子供が目立ち始めたこと、今週の金曜日、土曜日が音楽会であることを考え、私の講話はとりやめました。
ただ、新しい先生の紹介はしました。図工の先生が先週から産休に入り、産休代替の先生が着任しているからです。
というわけで、今日の全校朝会はあっという間に終了。
校長日誌 立川の空から No46
「不審者に要注意」
最近毎日のように不審者が出没しています。今日も14:40頃不審者が出ました。
場所は「西砂小東」の信号付近。不審者の特徴は「黒いスーツ、白いYシャツ、サングラス着用、茶髪」だそうです。
その男は本校児童に「おうちはどこ?」と尋ねてきました。本校児童は無視し、防犯ブザーを鳴らしました。すると、近くにいたシルバーの見守りの方が気づき、近づいてきたので、不審者は去ったようです。
保護者の方は、お子さんから事情を聞いて、すぐに110番通報してくださったそうです。
ちょうど、この直後の15:00頃立川警察の警察官の方がお二人で本校にいらっしゃいました。(※この不審者のことはこの時点では学校も立川警察も知りません。)
昨日学校からパトロール要請をしたのを受けてのパトロールです。
※学校からパトロールに出発!
立川警察の方は、「不審者が出たら、すぐに110番通報をしてください。すぐに通報すると、すぐにパトカーがやってくるので、不審者逮捕まではいかなかいものの、抑止力になります。」とのことでした。
PTAのパトロールの皆さんも、夕方のパトロールをがんばってくださっています。
本校教職員も夕方のパトロールを再開します。
保護者、地域の皆さんも、お時間の許す範囲で、ご自宅周辺、学校周辺のパトロールをしてくださると幸いです。
校長日誌 立川の空から NO45
「がんばった甲斐があった」
今日、学生ボランティアの方の面接をしました。学生ボランティアの申し込みは、今年度に入り(というより、2学期になってから)これで3人目です。
今日の学生の方の自宅は埼玉県。大学は、多摩市。本校でボランティアをしてから大学に通学するとのこと。でも、ちょっと待てよ・・・。自宅から本校を経由して大学までは、ちょっとしたロスがあります。それなのに、どうして本校を選んでくれたのか?
私は聞いてみました。
「他の学校もボランティアを募集しているのに、どうして本校を選んでくれたんですか?」
すると、その学生の方は、2つ理由を言ってくれました。
1つ目は、西砂小学校のHPを読んで、「実家同様、田園風景が広がっていることがわかって、親しみを感じたから。」だそうです。
2つ目は、もっとシンプルな理由。「ボランティア」をしようと、検索をしたら、ネットでトップにヒットしたから。この理由はわかりやすいですが、私としては大変うれしく、思わず「お~っ!。」と小さく叫んでしまいました。
ネットでトップにヒットしたと言うことは、それだけ本校のHPの閲覧数がおおいということ(ですよね?)。ということは、皆さんが一生懸命閲覧してくださったおかげとも言えます。
と同時に、私たちががんばってHPを更新してきた成果とも言えます。
カウンターもとうとう4000を超えました。これからも地道に更新を続けます。
校長日誌 立川の空から NO44
「人のせいにしない」
先週の火曜日の全校朝会での校長講話は以下の通りでした。
おはようございます。今日は、この人をとりあげます。
(※写真を提示)。知っている人はいるかな?そうです。サッカーの元日本代表、三浦知良選手です。キングカズと言われています。キングカズは、今でこそ有名ですが、実は高校ではほとんど知られていない、無名の選手でした。その三浦選手は、高校で先生に進路を聞かれて、こう言いました。
「ブラジルへ行きたい。ブラジルへ行って、サッカー選手になる。」
高校の先生は言いました。
「君がブラジルへ行って成功するのは、100%とは言わないが、99%無理。」
普通、こんな風に言われると、がっくりしてしまいますが、三浦選手はこう言いました。
「可能性は、1%あるんですね。じゃあ、その1%を信じます。」
結局三浦選手は、ブラジルで成功し、その後日本代表選手となり、今ではキングカズと言われるほど、有名なサッカー選手となりました。
そのキングカズはこんなことも言っています。
「頑張れば夢がかなうっていうわけじゃない。大事なのは、結果が出なくても人のせいにしないこと。悪いときはつい誰かのせいにするけど違うんです。自分自身に原因があるんです。僕はずっとそう思い続けてきました。」
皆さんはどうですか?何か問題があった時に、人のせいにしていませんか?
例えば、やってはいけないことをやってしまったときに、
「○○さんがやろうよ、って言ったからやりました。」
などと人のせいにしたことはありませんか?悪いことを誘った人は、もちろん悪い。でも、悪いことを誘われて、断らなかった自分に原因があるのではないですか?
例えば、クラスの人とけんかになったときに、
「○○君が僕に『バカ』って言ったから、けった、叩いた。」
って全部相手が悪いように言ったことはありませんか?
相手も悪いんだろうけれど、自分にも悪いところはありませんでしたか?
例えば、宿題を忘れたとき、
「妹が宿題の邪魔をしたから、できなかった。」
とか
「お母さんが『早く寝なさい。』って言ったから、やれなかった。」
って、家族のせいにしたことはありませんでしたか?それって、本当ですか?やろうと思えば、やることができたのではないですか?
キングカズが言うように、「結果が出なくても、人のせいにしない。」「悪いときに、人のせいにしないで、自分に問題がないかって、考える。」ようにしましょう。
キングカズの話と私の話に少しズレがあったかもしれませんが、「人のせいにしない」ということは大事ですね。
矢印を自分に向けすぎるのも問題ですが、大方の場合、大人も子供も、矢印を人に向けがちですね。(私も気を付けたいと思います。)
校長日誌 立川の空から No43
「五中50周年」
今日は立川五中に行きました。五中の50周年の記念式典と祝賀会に出席するためです。
中学校の周年行事に小学校長が出席するの?と思われるかもしれませんが、立川市では、周年行事には全校長が出席します。
私は10時15分に到着しました。式典開始1時間前です。少し早目に到着したのは、周年行事の様々を勉強するためです。そうです。再来年度西砂小学校は50周年。来年度には準備委員会を立ち上げ、準備を始めなくてはいけないのです。
さて、受付から控室までは何度も何度も角を曲がったのですが、一切迷わないですみました。それは、たくさんの案内役のスタッフがいらっしゃって、笑顔で案内してくださったからです。周年行事というのは、学校と保護者、地域が一体とならないと成功しないのだと感じました。
式典には、五中生全員が参加しました。本校よりも人数は多いのですが、とても静かに座っていました。人数の多さを実感したのは、合唱の時。さすがに、600名を超える生徒の合唱は迫力がありました。
祝賀会では、手作りの料理(!)に加え、体育館に5つの屋台が並びました。うどやうどんなど、地産池消の品が並びました。砂川地区の学校らしい祝賀会でした。
素晴らしい周年行事でした。再来年度は西砂小学校が50周年です!
校長日誌 立川の空から No42
「子供を真ん中に」
つい先日のこと。本市の教育長と話す機会がありました。その際、教育長の言葉にはっとさせられました。それは次の言葉です。
「・・・子供を真ん中に置いて考えると・・・」
教育長の言葉、本校のPTAもいろいろな場所で使っています。
そうです。私が合言葉にしている言葉「子供をど真ん中に置く」と同じです。西砂小学校の校長と立川市全体を統括する教育長のスタンスが同じなのです。
私ははっとした後、うれしくてきっと笑みがこぼれたと思います。
教育長は、まじめな話の最中になぜ私がほほ笑んだのか、不思議に思われたことでしょう。
私は、「子供を真ん中に置く」ことは、教育の基本だと思っています。
※ 今カウンターを見たら、何と3800を超えていました。とうとう富士山を超ええました。次に目指すは、ロッキーマウンテンです。皆さん、引き続きご愛読を。
校長日誌 立川の空から No41
「猛獣狩り」
昨日の集会はゲーム集会。お題は「猛獣狩り」。移動教室のキャンプファイヤーなどでの定番ゲームです。(定番といっても、もしかすると保護者の皆さんには「猛獣狩り」はなじみがないかもしれません。最近の移動教室の定番、と言ったほうがよいのかもしれません。)
「猛獣狩り」は、まず、全員で大きな拍手を合わせるところから始まります。次に、リーダーの掛け声に合わせて、ゲーム参加者全員で次のように歌い(?)ます。
「猛獣狩りに行こうよ、猛獣狩りに行こうよ、猛獣なんて怖くない、鉄砲だって持ってるし、槍だって持ってるもん。あっ!(指をさして、発見した驚きの声)、あっ!!(指をさして、発見した驚きの声)」
最後にリーダが動物の名前を発表します。「コアラ」とか「ジンベイザメ」など。
その動物の文字数と同じ人数のグループを作って座るというゲームです。単純なゲームですが、盛り上がります。
では、その様子の写真を。
集会委員会がすべてを仕切ります。集会委員の子供が、整列の指示「前へならえ」の指示をすると、全児童がきれいに整列。こうやって、子供たちが指示しても、整列することができるのが西砂小学校の子供たちの良いところです。
写真左:ゲーム開始。子供たちは声をかけあって、指定された人数のグループを作ります。
写真右:このグループには副校長先生が入っています。実は、ただ、指定された人数のグループを作るだけでは、ワンパターンになって面白くなくなります。そこで、枠をはめるのです。例えば、「グループには、必ず男女が一人は入ること」とか「1年生を一人は入れること」とか「緑色の服を着た人を一人は入れること」などです。写真は、「先生を一人は入れること」という指示。だから副校長先生が入っているわけです。(もちろん、私も子供たちから「入ってください」というリクエストがありました。)
こういうコミュニケーション型ゲームは楽しくて集会向きです。
校長日誌 立川の空から NO40
「支え」
ふと気づくと、今日のカウンターは3700近くとなっていました。つい先日、3000を超えたばかりで、「日本アルプスまでなった。」と言っていました。それがすでに富士山までになりそうな勢い。これも副校長先生が「給食ブログ」を書き始めた成果でしょうか。そうです。そうなんです。副校長先生による「今日の給食」が満を持して開始したのです。こちらもどうぞごひいきに。
今日は、図書ボランティアを紹介します。
写真が真っ暗で申し訳ありません。スマホで撮影しているため、フラッシュが効かないのです。
写真左は、ハロウィーンの飾り付けをされた図書室の様子です。素敵ですね。図書ボランティアの保護者の皆さんが飾り付けてくださったのです。
写真右は、昨日の図書ボランティアの活動の様子です。ハロウィーンが終わったので、飾り付けを取り外してくださっているのです。
こうやって素敵な飾り付けを、つけたり、はずしたりという地道な活動を行ってくださっているのが西砂小学校の図書ボランティアの皆さんです。
おかげで子供たちは、素敵な環境で読書を楽しめます。
支えに、感謝!
校長日誌 立川の空から NO39
「避難訓練」
皆さん、小学生の頃の避難訓練って、覚えていますか?
サイレンが鳴り、教頭先生の緊急放送(家庭科室が火事です、等)が入り、校庭へ避難し、校長先生の話があり、最後に立ち上がって、ズボンのおしりをパタパタ叩き、担任の先生から「今、ここでほこりを払うんじゃありません!」と叱られ・・・っていう感じだったのではないでしょうか。
もちろん、今でも180度違うわけではありません。ただ、昔と比べると、バリエーションは増えたと思います。
その1つが、時間帯。昔は、授業中が定番。今は、授業中もあれば、休み時間もあれば、朝一番の時間もあります。
今日はその朝一番の時間帯で避難訓練がありました。場所は、体育館。そう!体育館です。
私の講話が終わり、週番の先生が話し終わると同時に、サイレンが鳴りました。(このサイレンはもちろん、副校長先生が鳴らしたのです。)
想定は地震。週番の先生や周囲の先生方が子供たちをその場に座らせました。
体育館でその場に静かに座る子供たち。とっても静かでした。さすがは西砂の子供たち。
その後、揺れが収まった想定で、校庭へ避難を始めました。といっても、場所は体育館。630名からの子供たちが一斉に避難するわけで、混乱も予想されました。しかし、先生方の誘導が適切だったのと、子供たちが「おかしも」の約束を守ったために、整然と避難できました。
校庭に避難し終わり、人員確認が終わったのが4分37秒。5分以内ということで、これもすばらしい!
避難後の私の話も、先生の話も静かに聞けました。
災害があっても西砂小学校の子供たちは、きっと安全に避難できることでしょう。
今回は、朝一番に、体育館に全児童がいる想定でしたが、これからもバリエーションに富んだ避難訓練を行っていきます。
校長日誌 立川の空から NO38
「地域の力、市民力に支えられる」
先週のこと。5年生が麦まきをしました。講師は松明祭りでもお世話になった、ひかり保育園長の高橋さん。
高橋さんは朝早くから、スタンバイしてくださった上に、途中で麦の種を奥様が持ってきてくださったり、5年生の麦まきが終わっても、さらに麦をまいてくださったりと、西砂小学校のために全力で支援をしてくださいました。
「地域連携」という言葉をはるかに超えたお力でした。
5年生にわかりやすく、麦まきの仕方を教えてくださっている高橋さん
きれいに整地された畑(※畑を貸してくださっている吉岡さんがまたも麦まき前に整地してくださったのです。)に麦をまく5年生。
西砂小学校は、本当に多くの市民力に支えられていることを痛感します。
この麦は、5年生が学年が上がって、6年生になった来年に刈り取り、その麦を使って、うどん作りをし、刈り取ったわらをつかって、松明祭りをします。十二分に活用されるのです。
これからも楽しみ。
校長日誌 立川の空から NO37
「愛に包まれて育つことの大切さ」
昨日日曜日、三連休の中日は、またも副校長先生と一緒でした。最近、私も副校長先生も、夫婦以上に過ごす時間が多くなっています。(う~む・・・)
で、なんで一緒だったかというと、ある先生の結婚式に出席したからです。
結婚式で感じたことが2つあります。
1つは、子供の力はすごいということ。新郎新婦とも立川市の教師だったため、(サプライズで)担任している学級の子供たちのお祝いメッセージが式場に流れました。歌のプレゼントもあり、他のお祝いも素晴らしかったのですが、やはり子供たちのパワーはすごく、ダントツでした。
もう1つは、「家族愛の力」。式を通じて、新郎新婦とも、家族の愛に包まれて育ってきたことがよくわかりました。これは、私だけでなく、参列した皆が感じたことでしょう。「こういう、愛に包まれて育った人に教えられると、子供たちは幸せだろうなあ」と痛感した次第です。
3時間ほどの式でしたが、参列者全員が新郎新婦の門出を心から祝っていて、心地よいひとときでした。
校長日誌 立川の空から No36
「西砂川地区文化祭」
三連休の初日、副校長先生と一緒に、西砂会館へ行きました。
西砂川地区の文化祭の演芸大会を見る(聞く?)ためです。オープニングは、ハワイアン。フラダンスと演奏です。演奏していたのは、あの樋口さん。本校の「にしっこ(放課後子ども教室)」の運営メンバーのおひとりです。
樋口さんのハワイアンは、プロ顔負けで、しばしハワイにいるような気分に浸れました。
演芸大会とともに、文化祭のメインとなっているのは、作品展示。ありがたいことに、西砂小学校の子供たちの図工の作品も七中や松中小とともに展示していただいています。
ただ、展示期間は今日と明日限り。この記事をご覧になった方で、もしお時間のある方は、展示場所である、天王橋会館へ。場所は、西砂小学校からは、五日市街道を東に向かい、西武線の高架下手前を左折しすぐです。
ところで、西砂会館を発つときに、新鮮な野菜の即売をしていました。こういう野菜を買えるのが西砂川地区の素晴らしいところです。私と副校長先生の二人で野菜を選んでいると、そこへ川野さんがいらっしゃいました。そうです。大根づくりの際、講師をしてくださった、あの川野さんです。新鮮な野菜は川野さんをはじめとする地域の農家の皆さんが持ち寄ってくださったものだったのです。
野菜を作ってくださっている農家の方の顔がわかるのも西砂川地区の特色ですね。
校長日誌 立川の空から No35
「ハロウィン」
今日で10月も終わり。西砂小に赴任してはや7ヶ月が過ぎようとしています。
今日は、ハロウィン。今日の給食もハロウィン仕様で、子供たちを盛り上げてくれました。
私もネクタイでハロウィンを盛り上げました。
これです。
子供たちとすれ違う瞬間、子供たちから「あっ!」との小さな叫び声。
続いて
「あ~っ、校長先生のネクタイ、ハロウィンだあ。」
と気づいてくれました。
気づいた子供の内訳は、女子95%、男子5%。ちなみに、先生方でもハロウィンネクタイに気づいたのは、女性の先生だけでした。
男女差ってこんな所にも現れるのでしょうか。
校長日誌 立川の空から NO34
「見守り」
やりました。カウンターが3000を超えました。日本アルプス並の数字となりました。次は、富士山超えです。皆様の引き続きのご愛読をお願いします。
富士山超えで思い出しました。昨日の朝、通勤途上(といっても、西砂小すぐ近く)で、富士山(と奥多摩の山々)がとってもきれいでした。
写真左:これど富士山定番とも言うべき、上部に雪をいただいた、富士山。青い空に白い富士がなんとも美しい。
写真右:私が大好きな大岳山。青空にくっきりと稜線が浮かび上がって、美しい。
さて、今日紹介するのは、PTAの見守りパトロールです。
昨日の夕方、職員玄関前にPTAの校外パトロールの皆さんが集合していました。(写真が暗いのは、日暮れ時だったからです。)
あれこれと情報交換していらしゃいました。
最近、不審者出没情報が出ています。こうやって、PTAの皆さんが学校周辺をパトロールしてくださるのは、学校としても本当にありがたいことです。
PTA、学校、地域、そして警察総がかりで子供たちを守っていきたいですね。
校長日誌 立川の空から NO34
「見守り」
やりました。カウンターが3000を超えました。日本アルプス並の数字となりました。次は、富士山超えです。皆様の引き続きのご愛読をお願いします。
富士山超えで思い出しました。昨日の朝、通勤途上(といっても、西砂小すぐ近く)で、富士山(と奥多摩の山々)がとってもきれいでした。
写真左:これど富士山定番とも言うべき、上部に雪をいただいた、富士山。青い空に白い富士がなんとも美しい。
写真右:私が大好きな大岳山。青空にくっきりと稜線が浮かび上がって、美しい。
さて、今日紹介するのは、PTAの見守りパトロールです。
昨日の夕方、職員玄関前にPTAの校外パトロールの皆さんが集合していました。(写真が暗いのは、日暮れ時だったからです。)
あれこれと情報交換していらしゃいました。
最近、不審者出没情報が出ています。こうやって、PTAの皆さんが学校周辺をパトロールしてくださるのは、学校としても本当にありがたいことです。
PTA、学校、地域、そして警察総がかりで子供たちを守っていきたいですね。
校長日誌 立川の空から No33
「防災訓練」
日曜日の朝9時前に副校長先生とともに、松中小学校に行きました。
西砂川地区の防災訓練に参加するためです。
この防災訓練、西砂小学校と松中小学校で隔年で開催されています。
写真左:立川警察の方々が災害時に使える「もやい結び」を教えてくださいました。
写真右:立川消防署の方々が担架の作り方を教えてくださいました。
災害時は、「公助」を待つまでの間が大切です。
まずは「自助」、次に「共助」です。
この防災訓練は、まさに「自助」と「共助」の場です。
来年度は西砂小学校が防災訓練の場となります。保護者の皆さん、ぜひたくさんのご参加を。
○4月以降の学校におけるマスク対応については、基本的にマスクの着用は必要ありません。また、マスクの着脱については、ご家庭や児童本人の判断となります。
*4月1日現在
〇令和5年度 特別の教育家庭(立川市民科)の実施状況等について
【西砂小】別紙_令和5年度 特別の教育課程(立川市民科)の実施状況等について.pdf
〇年間行事予定表はこちらから
R6 年間行事予定.pdf
〇令和6年度服務事故防止ポスター策定
〇インフルエンザ登校届、罹患・治癒証明書はこちらから
・【インフルエンザ登校届】_令和5年1月~.pdf
・学校生活管理指導表(アレルギー疾患).pdf
・【罹患・治癒証明書】_令和5年1月~.pdf
■立川市への外部リンク
立川市学校給食献立表 |
転入手続き |
■家庭学習支援サイト
・文部科学省
「子供の学び応援サイト」
・NHK for school
・東京都教育委員会
東京ベーシック・ドリル
オリンピック・パラリンピック教育
・立川市教育委員会
おうちで料理に挑戦しよう
・日本自然保護協会
「身近な自然を観察しよう」
・アルバルク東京
小学6年算数 プロバスケ選手が教える算数ドリル講座
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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