日誌

学校のできごと

職場体験2日目

自ら仕事を見つけ提案する姿
~2年「職場体験」2日目~
 7月13日(水)、「職場体験」(2年)2日目です。バス会社にお世話になっている生徒の様子を見に行くと、小雨になっている中、バスの窓ふきをしている生徒の姿が見られました。担当の方が次のように話してくださいました。「今日は雨が降っているので、違う内容にしようかと思っていたところ、生徒たちから、バスの窓ふきをさせてください。バスの車内の掃除をしてもいいですか、と提案があったのです。自分たちから進んで仕事をしてくれています」。そして、バスの窓を拭いていた生徒たちが突然走り出して別の場所に行きます。何事かと思ったら、担当の方が「バスが入ってきてこれから給油するのです」とのこと。駆け出していった3人の生徒は手際よく給油作業に移ります。人から指示があったわけではありません。駆け出して、分担も慣れた様子で迅速に作業する姿に、仕事をするのが楽しくてたまらないという気持ちが伝わってきました。事業所の方々には、中学生のやる気を引き出してくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

        

職場体験・3日目
自ら仕事を見付けたり、いい質問をしたりしています

 生徒たちは仕事にも慣れてきたのでしょうか。職場を訪問すると、生徒たちが、自分たちから仕事を探して動こうとしたり、積極的にやろうとして問いかけたりしています。また、その職場の理念にもかかわることを引き出す質問もできていたりする場面を見ることもできました。生徒たちは、毎日、自分から動くことで、大事なことをつかみ取っているようです。これが大事なことです。
     

職場体験(2年)

 2年生は仕事に励んでいます
7月12日~15日 4日間の「職場体験」実施中
 2年生は、4日間の職場体験中です。今、家から直接職場に向かいます。それぞれの仕事場で、朝の挨拶から始まり、その日一日の仕事の流れを理解し、大人と一緒に仕事を実際にすることで、仕事の意味を理解したり、人と接する上で大切なことを理解したりしていることでしょう。

         

表現する生徒たち

シンポジウムで意見を伝え合う 3年国語
隣の教室では、英語のスピーチ
 7月11日、6校時の3年国語授業は、東京都中学校国語研究会の検証授業で、他の中学校の校長先生、国語の先生が参観されていました。授業は「シンポジウムを開こう」という単元で、単元の目標は、「いろいろな人の意見を聞いて自分の考えを広げる」です。この日は5回目の授業で、「ミニシンポジウムを通じて意見を再構築する」ことが今日の目標です。皆、積極的に自分の考えを出し合っていました。
 隣の教室では、拍手が聞こえるので見てみると、こちらも英語の授業で一人一人が皆の前に出て「スピーチ」をしています。原稿を見ずに、ジェスチャーを交え、視線も皆に向けて堂々と英語で表現できているのには感心しました。

  

生徒会朝礼

生徒会長より募金活動への協力のお礼
 今日の生徒会朝礼では、冒頭生徒会長より、先週取り組んだ、熊本地震被災地支援募金活動への協力について、お礼がありました。
 生徒会長のお礼の言葉です。

 おはようございます。今朝は二つのことについてお話ししたいと思います。一つ目は、先日行った熊本募金についてです。皆さんのご協力のおかげで、とてもたくさんの募金が集まりました。こんなにもたくさん集まったのは、先ほども言ったように、様々な人のご協力があったからです。第一に、各委員会の皆さんです。学級委員は、呼びかけ、回収のお手伝い。生活委員は、挨拶運動もかねて呼びかけ。美化委員は、募金箱づくり。図書委員は、ポスター、手紙の作成。放送委員は、数日前から放送での呼びかけ。また、協力してくれたのは、各委員会の人だけではありません。第二に、実際に募金をしてくれた生徒の皆さん全員です。きっと、図書委員さんが書いてくれた手紙にもある、「こうして私たちが楽しく生活している間にも、同じくらいの年齢の人々は苦しみ、悲しい気持ちになっている」ということを、一人一人が自然に考えた結果、募金という行動に移されたのだと思います。今回、ご協力いただいた全生徒の皆さん、本当にありがとうございました。(二つ目の話はここでは省略します)


   
 募金活動は、すべて生徒たちが協力して進めました。そして、写真で紹介しているように、きっと毎日コツコツ貯めてきたのでしょう、瓶にたくさん入った貨幣を募金してくれる生徒がいました。気持ちが伝わると思います。

第2回校内ビブリオバトル大会開催

第2回校内ビブリオバトル大会
チャンプ本に選ばれたのは?

 昨年度に続き、今年度の図書委員会主催による「第2回校内ビブリオバトル大会」が七夕の今日、開催されました。エントリーし発表を行ったのは、男子3名、女子3名の6名の生徒たちです。運営は図書委員会です。
 今年も笑いあり、考えさせられるシーンがあり、1冊の本との出会いを時間いっぱい豊かに表現していました。本のジャンルも幅広く、自分の読む本とは違うジャンルの本の世界の魅力を知る機会にもなっています。質問も積極的に出され、魅力をさらに引き出すことができていました。
 そして、投票の結果、今回のチャンプ本に選ばれたのは、3年男子生徒が紹介した「フェルマーの最終定理」(サイモン・シン著/青木薫訳)です。数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」の完全証明に挑んだ数学者ワイルズの波乱のドラマという、とても難解そうな本を「数学と文学のバランスがとれた本です」と思わず読みたくなるような紹介をしていました。素晴らしい発表でした。おめでとうございます。
 今回の6人の生徒が紹介した本は、チャンプ本の他、次の書籍名です。「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」「ロミオとシンデレラ」「ニセコイ」「宮沢賢治の童話集」「ショートショートの広場(星新一)」
 昨年度も見られたうれしい光景が今年度もあります。それはすべてが終わった後の生徒の交流です。お互いが自然と本のことを和やかに語り合う姿です。実に楽しそうに、にこやかな表情でお互いの本について語り合い、聞き合う姿が一番嬉しいことです。本が好きでたまらないことが伝わってきます。
    今回も投票対象にはなりませんが、2名の教員が参加。内1名は校長でした。校長の紹介した本は?直接お尋ねください。校長はさっきも読み返し涙を流していました。
 今日は、七夕。図書室内、学年の廊下、そして職員室前の階段下のところにも生徒の願いを込めた短冊で飾られた笹があります。星に願いを。皆さんの願いがかないますように…。