日誌

学校のできごと

学校公開・授業の様子

主体的な学びにつながる
能動的な授業づくりを
目指しています
~12月3日(土曜日)・学校公開日~

 本校では、生徒が主体的に学習や諸活動に取り組む態度を養うことを今年度の重点にしています。授業は、主体的な学びができるような能動的な授業づくりを目指しています。自分の考えを積極的に伝え、相手の考えを聞き、さらによいものにしていくこと、学び合いを通して、学習内容の理解を深めたり、学んだ内容を自分のものにできるようにしたりする授業を進めています。
 12月3日は学校公開日でした。参観に来てくださった保護者の皆さま、ありがとうございます。この日も授業では、学び合う生徒の姿が見られる授業がありました。写真では、美術、音楽(琴)、数学、理科、国語、保健体育の授業の様子を紹介しています。掲示物は、家庭科「魚料理にチャレンジしよう」の生徒の作品です。
 また、最後の4枚は、2年国語の授業で「ビブリオバトル」を行うにあたり、どうすればより質の高い発表・質問・聞き方ができるかについて自分の考えをまとめるため、互いに学び合っている様子です。
 2年国語では現在「ビブリオバトル」に取り組み、3年国語では、来週から1月にかけて「クリティカル・シンキング講座」(集団討論)に取り組みます。

                 

避難訓練、交流活動等

 避難訓練、点呼確認、あ、大変!
 11月28日・月曜日の6時間目の終わり頃に地震が発生します。これは訓練です。まずは生徒は机の下などに身を隠し頭上を守ります。揺れがおさまったことと避難の指示が放送で流れます。今回も前回に続き校庭の具合がよくないことから体育館への避難となりました。
 体育館に生徒が集合し直ちに人員点呼が行われます。ところが、生徒の人数が足りません。さっきまで教室にいた生徒がここにはそろっていないことが点呼確認の結果判明します。まだ教室にいるのか。教員が教室に確認に行きます。そして、教員が不明だった生徒の確認をし、全員の安全確保が完了しました。
 実は、これはシミュレーションです。点呼がいい加減だと、全員がいると思っていても実は教室で生徒が怪我をして倒れていて動けなくなっていることもあり得ます。だから人員点呼は基本中の基本なのです。この訓練は、教員側にとっての訓練でもあります。教員にはだれがいないのかを知らされていません。教員も真剣です。こうした訓練を毎月内容を替えながら繰り返し実施することで実際の行動につなげています。

  


都立立川ろう学校の中学1年生が本校を訪問
本校の1年生の授業の様子を見学しました

 都立立川ろう学校の中学1年生が、11月28日・月曜日、本校を訪問し5時間目の1年生の授業を見学しました。大勢の人数で学習する姿を興味深く見学して、見学後は全員の生徒のみなさんから質問が出て、本校の教員が質問に答えていました。生徒のみなさん、とても礼儀正しく、熱心な姿勢で、たいへん感心いたしました。
○写真は、理科の授業見学、英語科教員とALTとの授業の様子、見学後の質問の場面です。
  

都立立川国際中等教育学校との「交流花壇」
花の苗を本校の花壇に協力して植えました

 今年の交流花壇が11月28日に行われました。隣の学校、都立立川国際中等教育学校の生徒と本校の生徒会本部とボランティア部の生徒が協力して、本校の花壇に花の苗を植え育てていく活動です。2校の生徒たちはとても仲良く交流しながら、まずは枯れ草を取り除く作業から始めます。力のいる作業で時間もかかりますが、全員気持ちよく作業を進めます。そして、いよいよ苗を植えるころにはあたりは日が落ち真っ暗になっていました。時間もかかり苦労も多かったことでしょうが、2校の生徒たちの表情にはとても満足そうな笑みがあふれていました。花が咲くのがとても楽しみです。

  

北京オリンピック金メダリストによる授業

 オリンピック・パラリンピック教育
 オリンピック・パラリンピック 東京2020大会に向けて
 オリンピアン・佐藤理恵さんから学ぶ
 ~北京オリンピック・ソフトボール金メダリスト~


 東京で観測上はじめての11月の積雪となった11月24日。金メダリストの佐藤理恵さんをお迎えしての授業が行われました。佐藤理恵さんは女子ソフトボールの選手として、アテネ五輪で日本代表選手として出場し、銅メダルをとり、その4年後の北京五輪で日本代表の一塁手として出場し、アメリカとの決勝戦でウイニングボールをつかみ、金メダルに輝いた選手です。
 はじめに講演は、佐藤さんの中学校時代、高校時代のソフトボールとの出会い、活動についての話から始まりました。努力し、仲間や応援してくれる人たちを思いやる気持ちの大切さは生徒にとって心に響く話でした。高校では、勉強とソフトボールを両立しなければならない状況であったことから、勉強することの大切さを生徒に訴えかけてくれました。そして、二度のオリンピックに出場した話は、実際に選手でなければ分からない話で、とても説得力がありました。
 講演の後は、3人の代表生徒からの質問にていねいに答えてくださいました。この後、本校の保健体育科の教員とキャッチボールをします。本校の教員が佐藤さんが大学のソフトボール部のコーチをしていたときの選手だったのです。久しぶりに師弟でボールを投げ合う姿を生徒たちはとても関心をもって見ていました。
 続いて、代表の生徒、男女を含む18名の生徒が実際に佐藤さんとキャッチボールをする姿に生徒たちは大盛り上がりでした。佐藤さんは、一人一人の生徒の良さを生徒たちに伝えてくださいました。最後に、お礼の言葉と花束をお渡して授業は終わりました。金メダリストの方から直接話を聞いたり、実技を見たりして、生徒はその生き方から多くのことを感じ、学び取っていました。

写真は11月24日の朝の様子から紹介します。雪が降り積もり始めました。
始業前の校舎の1階を掃除している生徒たちがいます。進んで掃除をしてくれる生徒たちです。とても気持ちのいい姿です。ありがとうございます。
                  

平成28年度「合唱祭」

学校が歌で一つになりました
感動の合唱祭
互いにたたえあう生徒の姿

 11月2日、合唱祭が感動のうちに終了しました。詳しくは、本日配布した学校だより「あけぼの」をご覧ください。
 それでは、当日の生徒の歌う姿を紹介します。

                             

いよいよ明日が合唱祭

明日は合唱祭
最高の歌声を響かせてください


 明日がいよいよ合唱祭。今日は、学校内で歌う最後の日。校舎内には明日に向けてクラスの気持ちを一つにして仲間とともに最後の練習に取り組む生徒の姿が見られました。
 きっと、明日は最高の歌声が聞けることでしょう。それは今日までの皆さんの練習を見ていて確信をもてたからです。どのクラスも合唱祭実行委員、パートリーダーが中心となり、みんなの気持ちを一つにするには、最高のハーモニーにするにはどうしたらよいのかと考え、指示を出し、それにクラスの仲間がこたえようとする姿が見られました。
 本校では、主体性を発揮することを大事にしています。受け身ではありません。積極的に自分の考えを伝え、それに他の生徒も応じて、より良いものにしていこうとする姿、それが大事です。
 これまで生徒は、明日の合唱祭で金賞を目標に取り組んできました。明日の合唱祭で金賞は各学年一つしかありません。たとえ金賞ではなくても、クラスの仲間とともに歌い上げた歌が最高のものだった、悔いなく歌えた、そんな思いがもてることが最高の瞬間です。それはこれまで仲間とともに練習を重ねてきた皆さんにしか味わえないものです。どのクラスも最高の歌を、悔いのない歌を響かせてください。

紹介の写真は、先週金曜日の練習風景です。