校長日誌

学校のできごと

尊い行い


校内表彰 (人命救助)

 先週末12日18時頃本校6年生6名が、自転車で転倒し負傷した高齢者を介護しました。足を痛そうにしながら6年生に囲まれていたその方は、私に「申し訳ないです。でもありがたいことです。うれしいです。」としきりに語り掛けてくれました。

6年生は住まわれている場所をその方から聞くと、スマホで検索し電話番号を入手。たまたま通りかかった方に電話をしてもらいました。

地域の方を知り合いのように心配する気持ち。
咄嗟にスマホも用い検索する力。
近くの大人に電話をかけてもらうという判断力。
知っている大人(副校長)が来たら「あとはお願いします」と言って帰宅する行動。

どれをとっても素晴らしく。週末にとても素敵な気持ちになれました。

日曜日にけがをされた高齢者の方から改めてお礼の電話をいただきました。

学校ではこの善行に対して、月曜日全校朝会において校長表彰を行いました。リモート画面で見える各教室の子供たちから、惜しみない拍手が送られていました。

全校児童作品 除幕式

 コロナ禍において、思うように児童みんなが力を合わせて行う活動ができないなか、6年生の卒業を前に何かできないかと考えました。

「そうだ貼り絵をやろう」図工科担当からのアイデアで事態は一気に動きました。1年生から6年生まで技能の差なく取り組めるのが貼り絵のいいところです。各学年図工の時間に少しずつ色画用紙を貼っていき、先日とうとう完成しました。

みんなの努力をどういう形で評価したらよいだろうか。除幕式を行い子供たちの心に残る活動を行いたい。これが私たち教員の思いでした。しかし今はコロナ禍。全校児童が集まる除幕式を行ってもよいものか。何度も検討しました。その結果下の4つの約束を守ったうえで実施することとしました。

①マスクの着用 ②集合場所では無言 ③全員前を向く ④短時間

そして本日、朝の時間に6年生代表の司会進行で除幕式が盛大に行われました。
校長先生のお話です。

そして





幕が開き、風神雷神が見えたとき多くの児童から期せずして感嘆のため息がもれました。除幕式後何人かの児童に話を聞いてみると
「金色使っていないのに金色に見える。とっても不思議。」
「大きい絵は迫力がある。」
「自分の作ったところはここだよ。」一様に生き生きと語ってくれました。

この貼り絵は卒業式の日には会場の体育館壁面に移動し、その後また今の場所(北校舎壁東側面)に戻します。この場所に決めたのはバス通りからよく見える位置だからです。

この貼り絵を見ていただき、多くの地域の方に大山小学校の子供たちの力を感じていただきたい。そして地域の方に大山小学校を誇りに思っていただきたい。そう思っています。



大迫力のこの作品をぜひ直接見に来てください。

代替行事 IN鎌倉

本日は日光移動教室の代替行事で6年生が鎌倉方面に出かけています。予定通りにすすんでいるようで、鶴岡八幡宮から高徳院(鎌倉の大仏見学)&昼食が済んだところです。この後は江の島方面ですね。




愛情たっぷり『大仏弁当』。完食するとご利益がありそうです。

2年生の取組

2年生が「お話づくり」に取り組みました。
2年生が国語の「お話の作者になろう」の学習で、物語を作りました。これは、一枚のイラストを見て、そこからストーリーを考えるというものです。たくさんの素敵な本になったので、一階の渡り廊下に並べて展示しました。たくさんのお友達に見てもらいたいですね。
かわいらしい表示や見やすい展示の工夫は、スクールサポートスタッフの方々が力を発揮してくれました!

今日の出来事 【朝編】

今朝、出勤時、【馬出し】をしてくださっている保護者の方(お父さん)に会うことができました。お父さんのあとを1年生が一生懸命ついて行っていました。二人で【馬出し】に取り組んでくれていたのです。プリントを確認しながら、(遠目だったので私の予想ですが)「次はあっちだ!!」と声をかけて活動してくださっている姿を見させていただき「今日も一日がんばるぞ!!」と活力が湧いてきました。

今朝の様子は、来年度大きく改革する大山小学校PTAの目指すべき姿と感じました。
今日に限らず「子供たちの安全な登校」のために馬出し当番に保護者の皆様に取り組んでいただいています。お仕事の関係などで割り当ての日にできないこともあると思います。(そのようなときに学校に連絡をしていただき学校で対応することもあります。)

『一人一役制』 子供たちのために少しずつ 

今まで以上に家庭と地域と学校が一体になって活動できるようにしていきたいですね。