日誌

学校のできごと

認証式、授業

生徒会朝礼、認証式がありました
東京で今年初の夏日となった18日

 4月18日・月曜日は、生徒会朝礼の日。今回は、専門委員の生徒を認証する「認証式」がありました。各専門委員長から活動の方針などの説明がありました。これから半年間、学級委員はじめ各専門委員の生徒が、これからの生活をよりよいものにするよう活動を進めていきます。
 18日、月曜日は東京で今年初の夏日を迎えました。その中、保健体育の授業では生徒が校庭で元気に走る姿が見られました。走る生徒も一生懸命、そして、走る生徒に大きな声援がかかることが、本校の生徒のうれしい姿です。
 各教科の授業では、生徒が見通しもったり、振り返ったりすることを本校では重視しています。生徒が主体的に学びにむかえるようにするためです。受け身の姿勢では、確かな学力となっていかないからです。
○「認証式」の一場面。学級での専門委員の選出に当たっては、何人もの生徒が立候補をし、選挙で選ばれていったようです。頼もしいです。立候補をしたすべての生徒に感謝です。

○今年初の夏日になった東京。校庭では、生徒が元気いっぱいに体育の授業で走っています。仲間を励ます言葉が校庭に響いています。
○こちらは、男子の走る様子。

○本校は、保護者の方々が「学校図書協力員」として、学校図書館(図書室)の環境整備を進めてくださっています。いつもありがとうございます。朝礼では、週に一度来てくださる「学校図書館支援指導員」の方の紹介がありました。

○本校の学校図書館(図書室)は、保護者の方々のご協力により、いつも生徒が利用しやすい学校図書館がつくられています。生徒が本を手にとって見やすいように工夫がなされています。

○本校では授業の「見通し」と「振り返り」を重視しています。主体的な学びに欠かせないことだからです。こちらは、国語(2年)の「振り返りシート」です。他の教科でも、それぞれ「振り返りシート」があります。

○こちらは、理科の授業で、「振り返りシート」に記入をする1年生の姿です。とても熱心に記入しています。今日の授業では何を学び、何が分かったのかの確認を自分自身で行っていきます。

授業の様子

英語は、少人数での授業が始まりました
家庭科の授業では、小学校での学びを振り返っています
理科の授業は、真剣に実験に取り組む姿が見られます
 生徒の生活も、いろいろ本格的に動き出しています。早速、生徒会の専門委員会が始まり、各委員会の活動方針などが決まり、それを学級毎で説明していきます。1年生も中学では初めてのことですが、それぞれ立候補でなった専門委員の生徒がクラスで説明をしています。自分たちのことは自分たちで進める。それを1年生も行動できています。
 そして、授業では、前回お知らせしたときは、英語の少人数授業が始まっていませんでしたが、ご安心ください。早速、少人数での授業も始まりました。少人数のメリットは、生徒相互の関わりがより多くできること、そして、教員との関わりも増やせることです。この時も活発なペアワークが進んでいました。
 1年の家庭科の授業では、これまで小学校で学んできたことを一人一人が振り返り、そのことをもとにグループになり、お互いの学びを確認し合っていました。
 3年の理科の授業は、実験に真剣に取り組んでいる姿が見られました。男女一緒の4人1組ですが、実に協力的に手際良く、学び合っている姿が印象的でした。
○1年の教室での専門委員の生徒が方針を説明している場面です。

○英語は少人数授業が始まりました。あなたの今の気持ちは?

○他の人たちの気持ちを英語で聞き合う活動です。皆、積極的です。ジェスチャーまで入っていますね。

○1年の家庭科。小学校で何を学んできたか、みんなで確認し合っています。

○3年の理科。「この水溶液(物質)は電気が流れるかな?」砂糖と砂糖水では?食塩では?みんな協力して、学び合っています。

○実験に真剣に、手際良く取り組む姿が見られます。さすが3年生!

朝読書そして、授業の様子

一日の始まりは静寂な朝読書から
授業では「学び合い」が進みます

本校で重視している主体的な学びの姿です

 本校の一日は「朝読書」から始まります。この時間は、物音一つせず、それこそ教室にある時計の秒針の刻む音が教室に響くほどです。まずは、気持ちを落ち着かせて一日が始まります。みんな、それぞれ自分で考えて選んだ本を読みます。ここでも主体性が重んじられます。
 さて、今回紹介する授業は、1年の英語と2,3年の数学です。1年の英語は、仮の時間割での始まりなので、少人数の形態はこの時点ではとっていません。はじめて中学で教科として「英語」を学びますが、すでに小学校のときに中学の教員が小学校に出向き、担任とともに外国語活動の授業を進めていることから、自然になじんでいました。英語の授業中は、すべてというに近いほどほとんど英語で進みます。でも、1年生はしっかり理解できていました。たいしたものです。オールイングリッシュでも生徒の笑顔があふれる授業で、生徒も安心したことと思います。
 そして、数学の授業は、さっそく「学び合い」が積極的に進んでいました。この光景を初めて見た方の中には、「授業中に勝手に席を離れて、おしゃべりしているのでは?」と、思われる方がいることと思います。でも、よく見ていると分かりますが、生徒は自分の考えと判断で、教えてもらいたい相手を探し、自分が納得できるまで、質問しています。聞こえてくる会話は、すべて数学の問題に関して。教える側も教え方が問われるので、真剣そのもの。これが本校で大事にしている「伝え合い、支え合い、学び合う」学習活動、主体的な学びの姿です。
○2年の朝読書の様子です。集中しているひととき。大事な時間です。

○1年生の朝読書。早くもなじんでいます。朝陽の射す中、静寂なひととき。読書に集中。

○1年英語。少人数指導に入る前のクラス全体での授業です。オールイングリッシュですが、生徒は笑顔で積極的に活動しています。

○3年数学。さっそく「伝え合い、支え合い、学び合う」姿が見られています。

○2人で、3人で、4人で、すべて自分たちの考えと判断で、相手をつくり、伝え合い、支え合い、学び合っています。分かっていないことを分からないと言えることが大事です。「あ、そうか」「ここはこうすればいいんだ」「分かった」の声が聞こえてきています。

○学習と学修の違いは?本校では主体的な学びを大切にしています。受け身の授業では、確かな学びの獲得につながらないからです。そのために必要なことは、まず自分が授業の見通しをもつことです。そして、伝え合い、支え合い、学び合うという、自分から能動的に他の生徒との関わりを通して、理解を深めます。そして、最後に振り返りをし、自分が何が分かったのか、何が分かっていないのかを認識することが必要です。それが、次の学びへの意欲を引き出していくからです。

○2年の数学です。あちらこちらで、こうして跪きながらや、顔を寄せ合って、学び合う姿が見られます。皆、真剣そのもの。聞こえてくるのは数学用語のみ。どうしても分かるようになりたいという気持ちが伝わってきます。

新入生歓迎会

すべて生徒が進めた「新入生歓迎会」
上級生の紹介に心躍らせる1年生

 4月11日月曜日の午後、1年生を迎えて2,3年生が本校の生徒会、専門委員会、部活動等について紹介を行う「新入生歓迎会」がありました。進行も生徒会本部役員を中心にすべて生徒が進めます。その姿にも1年生は、心躍らせたことと思います。これから始まる部活動。デモンストレーションを見て、どの部に入ろうかとわくわくしていることが伝わってきました。進行をした生徒会本部役員の皆さん、お疲れ様でした。
○生徒会専門委員会の役割について説明する各専門委員長。各委員長のはじめの挨拶の言葉に、1年生が返す「あいさつ」の声がとてもしっかりしていました。

○部活紹介。幕開けは「吹奏楽部」の演奏から。

○フロアいっぱいに使った「女子バスケットボール部」の紹介。

○「柔道部」の生徒は、自分たちで畳を運び、演技を披露。マイクパフォーマンスも巧みなものでした。

○1年生のお礼の言葉。原稿を見ずに、2年生、3年生を見てしっかりと感謝の気持ちを伝えていました。

平成28年度が始まりました

始業式、そして入学式がありました
今年度、210名の新入生を迎えました
新入生の皆さん、入学おめでとうございます

 平成28年度の1学期が4月6日(水)に始まり、そして、本日4月7日(木)は、新1年生を迎える入学式でした。今年度は210名の新入生を迎え、1年生の学級数が6クラスとなったことから、これまで長いこと親しまれてきた6組の名称をあらたに1組としました。そのことから、今日の入学式では、新1年の学級は1組から7組までとなりました。
 新入生の姿からは、緊張の中にも新たに始まる中学校生活に期待を寄せている気持ちが伝わってきました。人数も増え、活気あふれる学校になっていくことと思います。これからの生徒達の活動がとても楽しみです。
 今日の入学式での校長の「式辞」、在校生の「歓迎の言葉」、そして新入生の「誓いの言葉」のすべてに共通していたのが、『主体性を発揮する』ことでした。本校で大切にしていることが、在校生はもちろんのこと、新入生にも伝わっていることが頼もしい限りだと感じました。

○4月6日に始業式がありました。当日、新たに本校に着任した8名の先生方の挨拶がありました。

新入生を待っています

明日から4月 新しい年度の始まり
 本日で平成27年度が終わります。今年度一年間学校を支えてくださったすべての皆様にあらためて感謝申し上げます。
 明日から平成28年度が始まります。4月6日に始業式があり、進級した2年生、3年生が登校します。そして、翌4月7日には新入生を迎えます。新入生の生徒数も増え、6学級となります。これに伴い、これまで6組の名称を使用していた学級は、1組に名称を変更します。したがって、入学式では、新1年は7組が存在します。いつもより多い新入生の入学を心からお待ちしています。人数も増え、ますます学校は活気にあふれることと思います。校庭の桜も生徒の登校を心待ちしているようです。

○校庭の桜も花開き、春爛漫となる頃です



○校門の傍らにひっそりと咲く水仙の花は日々生徒の姿を見ています

年度末大掃除

全生徒で最後の大掃除
3年生の教室も掃除します

 明日は、修了式。今日が教科の授業の最終日です。最後の教科の授業が修了した後は、全生徒で一年間お世話になった学校をきれいにする大掃除。皆、よく動いていました。廊下を雑巾がけする姿、教室の扉の通気孔の溝一つ一つを雑巾がけする姿、机と椅子の脚の裏側のゴミを雑巾で取る姿、蛍光灯の傘の埃を取り除く姿、ガスレンジを磨き上げる姿、皆黙々と、また楽しそうに清掃するする姿が印象的でした。卒業してだれもいない3年生の教室も在校生が掃除をしています。皆、お世話になった校舎や3年生に感謝の気持ちをもっていることが伝わってきます。さあ、明日は、いよいよこの一年間の最終日です。気持ちのこもった修了式になることでしょう。そして、次年度への決意につなげていくことでしょう。期待しています。

○溝の一つ一つもていねいに雑巾で汚れをとっていきます。
○机と椅子の脚の裏の汚れを一つ一つ丁寧に拭き取ります。

○調理室のガスレンジの台も磨き上げます。

○蛍光灯の傘の埃も一つ一つ丁寧に取り除きます。

今年度最後の「避難訓練」

避難訓練!
今回は非常階段を使用しての訓練

 今日は、今年度最後となる「避難訓練」が行われました。いろいろな状況に対応できるようにするため毎回想定を変えて、避難訓練を実施しています。今回は、普段は使用をしない「非常階段」を使用しました。1年生にとっては初めての使用となるもの。どのような階段の状況なのか知っておかないと、いざというとき戸惑いが生じてしまいます。実際使ってみて分かったことがあったと思います。
 皆、真剣に移動ができていました。校庭に出てからは小走りにして、集合場所で直ちに点呼を行います。こうした訓練を繰り返すことにより、いざというときに動きが取れるようになります。

○校庭に出てからは小走りで集合場所まで行きます

○点呼も終わり、避難完了。集中して話を聞きます

○校庭の桜も花が開き始めていました

校内駅伝大会

快晴のもと校内駅伝大会開催
グラウンドにはお互いを励まし合う声が響いていました

 3月22日(火)やや風が強い中でしたが、雲一つない青空のもと、校内駅伝大会を都立立川国際中等教育学校にご協力いただき「曙グランド」を会場に開催することができました。午前に1年生の部、午後に2年生の部が行われました。チームで襷をつなぎ、全員が完走し一体感を味わっていました。走っている選手にはチームからの声援が送られますが、それは次第にチームを越え、走っている全ての選手に送られます。走っているときは苦しさが伴いますが、仲間の声援により頑張ろうという力が湧くことを感じ取っているようでした。いずれの学年も、駅伝大会実行委員の生徒たちが運営を進めていました。また、ここでも力をつけたことと思います。この力を次の学年へとつなげていくことでしょう。
 今回、生徒が本校から曙グランドに行く途中の安全確保をはじめ走路指示の補助について、保護者の方々のご協力をいただきました。当日、1、2年生全員の生徒から保護者の方々に感謝の気持ちを伝えました。お手伝いいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

○1年生の部 スタート!!

○1年生の部 ゴール!!

○2年生の部 ゴール!!

○2年生の部 閉会式 生徒の講評

卒業式

3年生 卒業おめでとうございます
とても感動的な卒業式でした

 今日は卒業式。とても穏やかな陽気に恵まれました。卒業証書授与の場面は厳粛な中、生徒は堂々と卒業証書を受け取りますが、涙あふれる姿が見られます。3年間の思いの強さが分かります。そして、卒業生の「答辞」は様々な場面で自分たちで考えて、判断し、行動してきたことを振り返り、そして、その成長を支え、これまで育ててくれた保護者への感謝の気持ちを伝えるとても感動的なものでした。3年生の思いのこもった歌声が体育館に響き渡り、最後の発声の後の余韻に、館内にいた人々全員が浸る思いでした。歓送もうららなか春のような陽気の中で行うことができ、3年生はとてもいい表情で本校を後にして、巣立っていきました。あらためて3年生、卒業おめでとうございます。保護者の皆様、お子様のご卒業、おめでとうございます。
 この度、3年生の保護者の方々が、卒業生一人一人にとても素適なコサージュを一つ一つ手作りしていただきました。また、教員にもいただきました。とても、気持ちのこもったもので、170名の生徒全員分となると、多くの時間がかかっていることと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。本校は、こうした保護者の皆様のきめ細かな心遣いにより支えられていることをあらためて感じます。本当にありがとうございます。