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校長コラム
12.26.2割の人たち(校長コラム)
「物事の結果の8割は、全体の2割の要素によって生み出されている」と言われることがあります。
具体例で言うと、
・お店の売上の8割は、2割の主力商品が占めている。
・仕事の8割は、2割の職員の力によって成り立っている。
・説明した内容の8割を理解してもらうために、資料の2割のページに力を入れる必要がある。
といった感じです。
あくまで経験則の話ですが、納得できる部分が多いように感じます。
そして、この考え方は「パレートの法則」といい、様々な場面で応用可能です。
現在、来年度の四中の人事構想を考えていますが、各仕事(各プロジェクト)を円滑に進め成功させるために「パレートの法則」でいう2割の人たち(その仕事のリーダー)を誰にするのか慎重に検討しています。各職員の得意分野、適性を踏まえた人選にしなければいけません。
ここらか先は、四中のことではなく、あくまで一般論として書きますが、「パレートの法則」の2割に該当する人は、少なくともその分野において「優秀な人」であることは間違いありません。
そして、特定の分野ではなく、常にこの2割の集団に入るような、いわゆる「すごい人」が一定数います。「優秀」かつ「万能」な人たちです。そして、そういう「すごい人!」たちに仕事が偏る傾向があります。
「仕事が山積み!何で自分ばかり忙しいんだろう??」と感じている人がいたとき、この問いに対する答えは次の3点です。
(1)その人が優秀かつ万能なので、色々な仕事がまわってきている
(2)ブラックな職場環境
(3)その人の仕事が遅い
(2)は職場に問題があって、(3)はその人自身の問題であるわけですが、(1)についてはどう考えればよいのでしょうか。
「パレートの法則」のとおりであるわけですが、以前(かなり昔)、私の上司から「宮本さんは優秀だから仕事がまわってくるんだよ。」と言われたことがあります。そのときは、褒め言葉だと思っていましたが、実は、(1)だと思わせておいて、本当は、(2)や(3)であった可能性があります。上司に気を遣ってもらっただけ・・・。あるいは、ブラックな職場環境だったか・・・。
いずれにしても、特定の人に頼っているような体制の職場は、少なからず課題があるわけで、仕事のバランスも考えなければいけません。
というようなことを考えながら、職員の人事構想を検討しています。とはいえ、急ぐ話ではありませんので、時間をかけて考えようと思います。
12.25.元気な四中生(校長コラム)
今日の終業式では、年末の風物詩でもある「第九」を全校生徒で歌いました。この取組に無償でご協力くださいました地域の皆様、学区域内にある国立(くにたち)音楽大学の皆様方に厚く御礼申し上げます。
四中生は、元気いっぱいに歌っていました!「真面目にやるときは真面目に行う」「楽しむときは楽しむ」、そういうことができる四中生です。大切なことだと思います。
さて、今日は夕方、打ち合わせのため立川市役所に行きました。その帰り道、以前から気になっていた赤色に光る自動販売機に立ち寄ってみました。
立川駅から少し歩いたところにあるこの自動販売機、飲み物ではなくニンニク仕立ての「旨辛ホットソース」が売られています。早速、購入して家で試してみました。肉系の食材がなかったので、冷奴にたっぷりかけてみました。
激辛好きなため、このくらいの辛さは余裕です。
12.23.「プラスの側面」「マイナスの側面」(校長コラム)
ここ数週間は、放課後、3年生を対象に「入試に向けた面接練習」を行ってきました。面接官は、私と副校長とで分担して行い、「〇〇について、楽しかったこと(上手くいったこと)は何ですか?」「〇〇について、大変だったこと(苦労したこと)は何ですか?」といったようなことを質問しました。
何事においても、楽しかった、上手くできた、気に入ったというような「プラスの側面」と、つまらなかった、失敗した、合わなかったというような「マイナスの側面」があります。日頃から、こうした物事の「プラスの側面」と「マイナスの側面」を意識している生徒は、どんな質問に対してもスムーズに答えることができていたように感じます。
大人の世界でも、物事を考えたり判断したりする際は、「プラスの側面」と「マイナスの側面」を同時に意識することが必要です。
・「その決断で期待できること」「その決断で失うこと」
・「その人の得意分野」「その人の苦手分野」
・「自社の強み」「自社の弱み」
・「その計画の魅力」「その計画の課題」
などなど
「プラスの側面」しか気づくことができない人は、一見幸せそうに見えるかもしれませんが、適切な課題解決策を見い出すことができません。一方、「マイナスの側面」ばかり見ている人に、ダイナミックな改革は期待できないわけで、あくまで、「プラスの側面」と「マイナスの側面」を一体として捉える必要があります。
学校運営において私は、「マイナスの側面」を常に頭に入れ、リスク管理をしっかり行った上で、「プラスの側面」に着目しながら、できることはどんどん進めていきたいと考えています。
ところで、話題は変わりますが、本校の学区域は東西に伸びています。玉川上水の橋が少ないこともあり、私は、四中の北側(玉川上水の北側)はほとんど土地勘がありません。
というわけで、今日は、学区域外(小平市)ではありますが、直線距離だと本校からそれ程遠くない距離にある「こもれびの足湯」に行ってみました。
足湯で読書をしている人など皆、気持ちよさそうでした。冬至の翌日ということもあり、足湯と手湯には「ゆず」が入れられていました。
足湯でゆっくり過ごす休日、なかなか素敵です。
12.22.職員の力(校長コラム)
本日のプロジェクションマッピングは、担当してくれた教員が通常の業務の合間を利用して、かなり時間をかけて制作してくれました。
フリー素材を探してきて、動画と音楽のテンポが合うように編集し、さらに、映像が校舎の窓ガラスとぴったり合うように微調整を繰り返し行い完成させた作品です。
特別なソフトや高額なプロジェクターを用いているわけではありません。フリーソフトのみで制作し、学校のプロジェクターで上映しています。
子どもたちが喜んでくれることを願いながら制作してくれました。また、カーテンや窓ガラスに模造紙を貼る作業は、全学年の教員が分担して行いました。
立川第四中学校には、素直に喜んでくれる生徒がいます。そして、日々、子どもたちのために頑張っている職員がいます。心からうれしく思います。
改めて感じました。本校の職員の力、すごいです。
12.21.明日のプロジェクションマッピング(校長コラム)
明日、「冬のお楽しみプロジェクト」第2弾として、午後5時40分から午後5時55分まで「プロジェクションマッピング」を行います。天気の心配もなくよかったです。短い時間ですが、冬のひと時をお楽しみください。
当日は、開始時に吹奏楽部とバドミントン部の生徒にもお手伝いいただく予定です。また、開始は5時40分ですが、開始前に、少しだけ今回のプロジェクションマッピングを制作した2名の教員をご紹介させていただきます。
したがって、開始時間より5分程度、余裕をもってご来校いただくことをお薦めします。
プロジェクションマッピングは、生徒はもちろん、保護者の皆様、地域の皆様、本校関係者の皆様も自由にご覧いただけます。校庭が大勢の人たちでいっぱいになるのか、もしくは、誰も来ないでガラガラな状態か、正直、全く予想がつきません。
ちなみに、プロジェクションマッピングは、あくまで自由参加の取組ですので、参加を強制するものではありません。
12.20.手帳カバー(校長コラム)
今年も残り少なくなってきました。
先日、新しい手帳を購入しました。これまでは、「4月始まり」の手帳を使っていましたが、来年度の四中の行事日程も決まり始め、それに合わせて、4月以降の私のスケジュールも入り始めていることから、久しぶりに「1月始まり」の手帳を買いました。
スマホ等でスケジュール管理をしている人も少なくないと思いますが、なかなか紙製の手帳から離れられません。
そして今回は、手帳と合わせて、革製の「手帳カバー」も購入しました。
この「手帳カバー」は、白い粉に覆われていますが、カビでも汚れでもありません。ブライドルレザーという馬具用に開発された丈夫な牛革で、使い込むほど、表面のロウがこすれ落ち、経年変化を楽しむことができるのが特徴です。このブライドルレザーの製品がずっと欲しかったので、一人で「幸せな気分」に浸っています。
自分のことでも、他人のことでも、こうした「日々のちょっとした幸せ」を大切にしていきたいと思います。
12.19.来年度の行事予定(校長コラム)
今晩、TOKYOMXのニュースで先日実施したサッセンの様子が紹介されました。実は、当日、それなりの人数の生徒がインタビューに答えていましたが、放送されたのはたった2人だけでした。残念がっている人もいると思います。テレビの世界、なかなか厳しいです。
さて、話題が変わりますが、現在、令和6年度(2024年度)の「学校行事」「定期テスト」「保護者会」「土曜授業」等の日程について検討しています。
きちんと計画しないと、「国語の授業は規定の回数より多いのに、数学の授業は規定の回数に届かなかった・・・」といった状況になってしまいますので、担当の教員が授業時数(教科ごとの授業の回数)を綿密に計算しながら、年間行事予定表を考えてくれています。何度も修正を重ね、既に第5版(5回めの修正案)となっています。
来年度の年間行事予定表、これまでとの変更点は以下のとおりです。
まず、保護者の皆様に、本校の様子をじっくりご覧いただくために、土曜授業は、今年度よりも回数を増やして実施します。年間3回(各学期に1回ずつ)実施し、いずれも学校公開日とする予定です。ただし、これまでとは異なり、土曜授業を実施した翌週に振替休業日を設定しています。ちなみに、この振替休業日は必ずしも月曜日にこだわる必要はないと考えています。年間をとおして、特定の曜日ばかりが休みにならないよう全体のバランスを重視しています。
次に、保護者会ですが、これまでは平日に開催していましたが、保護者の皆様が参加しやすいよう来年度の保護者会は、土曜授業に合わせて実施します(スキー教室の説明会は除く)。土曜日の午前中に授業公開、その日の午後に保護者会という流れを考えています。
そして、新規の学校行事として、全学年で「自然体験学習(日帰り)」を行います。生徒に、自然の大切さや仲間と協力し合うことの楽しさを味わってもらいたいと考えています。
取り急ぎ、本校ホームページの「行事予定」のページに、現時点での令和6年度(2024年度)の年間行事一覧を掲載しました。確定ではありませんが、大きな変更はないと思います。
12.18.中止か?延期か?(校長コラム)
帰宅して、録画予約したTOKYOMXの夜8時のニュースを確認しましたが、本校の紹介はありませんでした。予定どおり放映されないことは報道番組ではよくある話しで、半日かけて収録したのに放映はたったの5分だけだった・・・なんてことも少なくありません。
本校のサッセンの様子は、明日、紹介されるのでしょうか?明日、確認して何かわかりましたら、このホームページでお知らせしようと思います。3年生のインタビューがどんな感じで編集されているか気になります。放映中止ではなく、延期なら良いのですが。
12.17.景品の個数(校長コラム)
夜8時、息子たちはTOKYOMXでスパイダーマンを観ています。明日のこの時間のTOKYOMXでは、立川第四中学校が放映される予定です。とりあえず録画予約しました。
話は変わりますが、四中オリジナル企画「サンタを探せ」の景品ですが、追加発注した「学校名入りシャープペンシル」は比較的たくさんあります。しかし、「消しゴム」は、現時点で残り11個となりました。まだ挑戦していない人の中で、興味がある人は、早めに記入用紙を取りに来てください。「サンタを探せ」は、12月26日(火)で終了します。ちなみに、今年度のクイズ系のイベントはこれで終わりです。
12.15.テレビの取材(校長コラム)
昨日と今日の2日間、SASSEN(サッセン)を行いました。部屋を暗くすると雰囲気が出ます。
下の写真は、ホームページ用の演出(やらせ)です。
さて、今日は、東京メトロポリタンテレビジョン様のテレビ取材を受けました。
3年生の一部の生徒がインタビューを受けましたが、上手な受け答えだったと思います。
放送日は、12月18日(月)午後8時からの予定です。TOKYO MXの「newsFLAG」という番組です。よろしければご覧ください。
下の写真はインタビューを受ける生徒とそれを見守る同級生です。
全日本サッセン協会の本村会長とサッセン刀(センサー刀)を持って、記念写真を撮りました。2日間お世話になりました。
12.14.スキーで筋肉痛(校長コラム)
来月、1年生のスキー教室を実施しますが、私自身、スキーをするのは自分が中学生のとき以来ですので、実に30年ぶりとなります。これまで、中学校4校、小学校1校での勤務経験がありますが、いずれもスキー教室は実施していませんでした。スキー教室当日は、子どもたちのように、じっくりレッスンを受けるわけではありませんので、ちょっと心配になってきました。
というわけで、先週の日曜日に、狭山スキー場に行ってきました。
四中からだと車で20分ぐらいの距離にあります。芋窪街道をまっすぐ北上すれば狭山スキー場です。
狭山スキー場にはリフトはなく、動く歩道(階段状でないエスカレーター)で上まで上がります。それ程、混雑しているわけでもなく、斜面も緩やかですので、初心者の私でも十分楽しめました。
ただし、運動の苦手な私は、ハの字(ボーゲン)での滑走しかできません。4日間たった今でも、足がひどい筋肉痛です・・・。
ちなみに、中学生の皆さんは、私のように事前練習などする必要はありません。
運動が得意な人はもちろん、苦手な人でもインストラクターの先生が丁寧に教えてくださいますので大丈夫です。スキーは誰でも楽しめるスポーツだと思います。
12.13.授業中の留意点(校長コラム)
教師は一度に多くの生徒を相手にしています。したがって、授業を行う際には、生徒一人ひとりに応じた「細かな配慮」が必要です。
例えば、黒板に文字を書く際は、見えづらい赤色チョークの使用は避け、白色と黄色をベースにした板書が理想です。また、生徒の名前を呼ぶ際は、昔の学園ドラマのように「名字を呼び捨て」にすることには課題があります。そして、教室の座席配置や教師の言動を見直し、性別等で必要以上に区別するようなことをしていないか確認する必要があります。
これらはあくまで一例であって、他にも、細かな留意点はたくさんあるわけですが、特に、本校の先生たちに意識してもらいたい内容を文書にまとめてみました。あくまで、本校職員用の内部資料です。
学校職員は、定期的に自分の行動を振り返り、課題がある場合は速やかに改善する必要があります。そして、今の時代に合った教育を行うことができているか点検することも重要です。このことは管理職にも当てはまります。
12.11.砂川の歴史(校長コラム)
本校は、昭和38年に砂川町と立川市が合併したことで、砂川町立砂川中学校から立川市立砂川中学校に名称が変わり、その翌年には、立川市立砂川第一中学校に改称しました。そして、昭和40年からは、立川市立立川第四中学校として現在に至っています。
旧砂川町にある学校の校長として、午前中、砂川の歴史に詳しい方のご自宅を訪問させていただき、お話を伺いました。砂川の歴史、立川の歴史について、様々なことを教えていただきました。
また、「空の都 立川」と書かれた冊子をいただきました。昭和の始め、民間機が離発着していた頃の立川の様子を表した言葉です。また、「たちかわこうた」という立川について唄っている踊りのDVDもいただきました。活用の方法を検討しようと思います。
さて、来年度の「立川市民科」の授業では、地元砂川について、生徒が意欲的に学べるようなカリキュラムを開発し、実践していきたいと思います。「立川市民科」の授業を行う際、地域の皆様にどのような形で協力していただくかよく考えなければいけません。
「先生から言われたから砂川(立川)について調べました。」ではなく、「砂川(立川)について興味をもち、知りたいことを調べたり教えていただいたりしているうちに、ますます地元が好きになりました。」という生徒が増えるようにしていきたいと考えています。そのためには、どのようなカリキュラムが有効か、じっくり考えていきたいと思います。
12.09.サッセンについて(校長コラム)
12月から1月にかけて、「冬のお楽しみプロジェクト」として、「サッセン」「プロジェクションマッピング」「演劇×ミステリー体験」を行いますが、いずれも、保護者の皆様の「費用負担ゼロ」の取組です。
「冬のお楽しみプロジェクト」の第1弾はサッセンです。
来週、時間割を変更して、12月14日(木)と15日(金)の2日間、全クラスで、保健体育科の授業を行います。そこでサッセンを実施します。
すなわち、全校生徒が必ず2コマ(50分×2回)、サッセンを体験します。
初日は、柔らかい練習刀での練習、翌日は、センサー刀を用いた試合形式の授業を予定しています。
センサー刀は、「シャキーン」と音が鳴ったり、振ると刀の色が変わったりします。当たったかどうかの判定も自動です。
いわゆる「チャンバラ遊び」ですので、きっと誰でも楽しめると思います。
さて、先日、本校学区域内にあるイタリア料理店に行きました。
玉川上水駅の近くにある建物の「地下1階」にあるお店です。外から眺めると、いつも満席で、ずっと気になっていましたが、その日はたまたま空いている様子だったので、初めて入店してみました。
照明を落とした落ち着いた雰囲気の店内に、重低音の音楽が流れていました。
「ベーコンとカボチャのクリームソースのパスタ」「サラダ」「コーヒー」をいただき、おしゃれな雰囲気を堪能させてもらいました。
12.08.会議の連続(校長コラム)
いつもは、仕事が終わると玉川上水駅から所沢駅を経由して帰宅しています。
所沢駅までは、西武拝島線、西武国分寺線、西武新宿線に乗ります。
今日は、小平市内で会議があるため、午後、玉川上水駅から青梅街道駅に向かいました。
青梅街道駅までは、西武拝島線、西武多摩湖線に乗りました。
西武線の路線図は「こんがらがった紐」のような形をしていて、すごく複雑です。なかなか慣れません。今日も迷いました。
小平市内ので会議は夕方終わりましたが、この後、四中学区域に戻って、こぶし会館での会議に出席します。
ただし、次の会議は夜7時30分からです。かなり時間が空いてしまいました・・・。
というわけで、早めに夕方を食べることにしました。「中華」が食べたい気分だったため、今日は、学区域内ではなく、小平市内で夕食をいただくことにしました。
餃子が有名なチェーン店に行きました。都内には、似た名前の餃子チェーン店が2つありますが、片方は「モッチモチの餃子」を提供しており、今日行ったお店では、「パリパリの餃子」が食べられます。味が異なることから、人によって好みが分かれるかもしれませんが、私は、どちらのチェーン店も大好きでよく利用しています。特に、餃子は絶品です!
ただし、四中近くには店舗がなかったと思います。3年生はこれまでコロナ禍の影響で、調理実習ができませんでしたので、「みんなで餃子でも作ったら楽しいだろうなぁ」「バーベキューも楽しいなぁ」「たこ焼き作りも面白いかなぁ」なんてことを考えながら、もう少ししたら、こぶし会館に移動します。
12.06.近隣の皆様向けの文書(校長コラム)
再来週、プロジェクションマッピングを行います。
校庭で、映像に合わせて音楽を流すわけですが、それなりに大きな音量です。
午後6時には終了するとはいえ、真っ暗な校庭で音楽を流すわけですから、近隣にお住まいの皆様方のご理解が必要です。そこで、午前中、近隣にお住いの皆様向けの文書を作成してみました。明日以降、配布しようと思います。
この文書には、ご迷惑をおかけすることに対するお詫びに加えて、ご都合がつくようであれば、当日お越しいただきたい旨を記載しました。せっかくの機会ですので、ご来校いただき、一緒に楽しんでいただけたらうれしく思います。
四中生のために、教員が手作りで制作したプロジェクションマッピングを上映するわけですが、四中生に加えて、大人の方にもご覧いただきたいと考えています。
校庭の収容人数の都合上、「四中だより」「学校ホームページ」「近隣にお住まいの皆様宛の文書(今日作成)」のみでお知らせしています。しかし、保護者の皆様はもちろん、地域の皆様、本校関係者の皆様、そして、ちびっ子たちの来校も大歓迎です!
ところで、先日、本校生徒が「四中生のイラスト」を描いてくれました。
「スラックス&ネクタイ」「スラックス&リボン」「スカート&ネクタイ」「スカート&リボン」の4パターンがあります。早速、プロジェクションマッピングの「近隣にお住まいの皆様宛の文書」で使わせてもらいました。期間は未定ですが、ホームページのトップ画面も変えてみました。
このイラスト、プロ並みのクオリティーです。今後、色々なところで使っていこうと思います。
12.05.「サンタを探せ」の実施期間(校長コラム)
3年生は、三者面談と並行して、面接練習を行っています。面接官は、私と副校長で分担しています。
勉強やスポーツと同じで、面接も、繰り返し練習すると上達します。
面接が得意な生徒も少なくなく、そういう人は問題ありませんが、苦手意識があり繰り返し面接練習を行いたい場合は、担任の先生に相談してみましょう。
私は、5回でも10回でも大歓迎です。
さて、現在、「サンタを探せ」を開催しています。このホームページのみでお知らせしている本校オリジナル企画ですが、既に多くの生徒がクリアーしています。
三者面談でご来校いただいた保護者の方もご参加いただけます。そんな時間はないかもしれませんが・・・。
参加するには、校長室前にある参加用紙が必要です。
ちなみに、万が一、景品が不足すると困りますので、先日、「学校名入りシャープペンシル」を追加発注しました。
したがって、景品はたっぷりあるわけですが、「サンタを探せ」というネーミングですので、長い期間行うつもりはありません。
12月26日(火)終了予定です。
完成度は低くないと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
12.04.学校運営協議会のお礼(校長コラム)
今晩開催した学校運営協議会では、委員の皆様に、来年度以降の「立川市民科」の方向性について、熟議をしていただきました。委員の皆様のお話を聞いていて、私も砂川地区の歴史等について勉強していきたいと思いました。ただし、四中の場所が砂川八番で、モノレールのあたりが砂川七番、その先が砂川六番、・・・、四中に着任した今年4月は、そういうことも全く知りませんでした。そんなレベルです・・・。
本日、ご教示いただいた内容につきましては、今後の学校運営に反映させてまいります。本日はご来校いただきありがとうございました。
12.03.美味しいランチ(校長コラム)
5歳の三男が自転車に乗って遊びたいというので、久しぶりに昭和記念公園に行きました。
12月にも関わらずそれ程寒くもなく、過ごしやすい陽気の中、親子二人でサイクリングを楽しみました。
ランチは、昭和記念公園を離れ、立川駅南口にある「JIBAR CAFE(ジバーカフェ)」でいただきました。地元の食材を扱う人気店です。
本校の「立川市民科の授業」でご協力いただいている株式会社まちづくり立川様が運営されています。
野菜不足が気になる私は、サラダがたっぷりのメニューを注文し、息子はキッズプレートをいただきました。ちなみに、サラダのソースはオリーブオイル、スープは里芋のポタージュをチョイスしました。
食材や味付けに、こだわりを感じます。混んでいる理由がわかりました。かなり美味しかったです。また行ってみようと思います。
12.02.テストの延期(校長コラム)
新型コロナウイルスは、全国的に流行すると学校内の感染者数もそれに比例して増加し、流行が収まると学校も落ち着く、そんな傾向がありました。しかし、今年のインフルエンザは違います。インフルエンザの流行のタイミングは地域ごとに若干のズレがあるようです。
四中のピークは3週間前でしたが、私の住む地域では先週あたりから流行り始めています。油断できません。
ところで、3年生は、インフルエンザの流行に伴い、期末テストの日程を当初の予定より5日程、繰り下げて実施しました。実はこのことは、教員にとっては、スケジュール的にかなり厳しい決断です。なぜなら、期末テストが終わると教員は「採点」「成績処理」「進路面談(三者面談)に向けた準備」を短期間で行う必要があるからです。実際、この1~2週間はかなりの時間外労働が発生しています。
東京の学校関係者なら、期末テストを延期することの難しさは容易に想像できるはずです。
しかし、本校の3学年の教員からは、タイトなスケジュールを覚悟した上で、期末テストを1~2日間ではなく、感染が落ち着く5日間程、延期したい旨の提案がありました。生徒のことを最大限に考えた対応です。
もちろん、タイトなスケジュールというのは、あくまで教員側の事情です。したがって、特にアピールする内容ではありませんので、この「校長コラム」だけでの紹介にとどめます。
しかし、こういう生徒ファーストの対応ができる教員の存在は重要であり、このことが本校の強みであるわけです。
11.30.自然体験活動の費用(校長コラム)
「運動会」「合唱コンクール」「1年スキー教室」「3年修学旅行」といった学校行事は、高い教育効果が期待できます。したがって、来年度以降も実施します。
こうした例年実施している学校行事に加えて、来年度は「自然体験活動」を計画しています。
何か新しいことを始めるには、それなりの労力が必要ですが、現在、難航しているのは「価格交渉」です。
食材費の高騰に加え、貸切バスの運賃も、先月から25%〜30%の値上がりとなっており、なかなか厳しい状況です。
ここ数日間、「見積書」を見ながら電卓を叩く日々が続いています。
ところで、この「自然体験活動」ですが、来年度については、全学年で実施しようと考えいます。
行き先は現在、調整中ですが、来年度の新1、2年生は、候補地として、横浜市青葉区にある「こどもの国」を考えています。
飯盒炊爨の費用(施設使用料)、食材費、オリエンテーリング代、そして、貸切バス代を合わせて、4,000円代での実施を検討しています。
そして、来年度の新3年生の候補地は、東京都西多摩郡檜原村です。
魚釣りをして、焼き魚を食べます。その費用に加えて、野外での昼食代(調理体験費用)と貸切バス代を合わせて6,000円代を予定しています。遊漁券やバス代の関係で、決して安い金額ではありませんが、当初より4割近く安くなっており、赤字にならないギリギリのラインまで下げてもらっています。
「自然体験活動」の費用については、今後、保護者の皆様に、特に、丁寧に説明していきたいと考えています。
11.29.3社の共通点(校長コラム)
3年生の立川市民科では、株式会社壽屋様、株式会社まちづくり立川様、多摩都市モノレール株式会社様にご協力いただいています。
株式会社壽屋様は、コトブキヤのブランド名で、プラモデルやフィギア、雑貨等の企画、製造、販売等を手掛ける大企業です。年度当初から何か本校と連携した取組ができないか考えていたわけですが、たまたま、副社長様とお会いする機会があり、本校の保護者の方のご配慮もあって、名刺交換をさせていただきました。そのときのご縁で現在に至っています。
人柄の良い方が多い企業です。副社長様を含む株式会社壽屋の皆様の集合写真を撮りました。「コ」の字を表現した「コトブキヤポーズ」です!
株式会社まちづくり立川様は、地元立川を盛り上げるために幅広く活動されていて、学校教育に対しても、とてもご理解のある企業です。株式会社まちづくり立川様の新しくかつ柔軟な考え方はいつも勉強になります。菓子類を販売できる企業を探していた際に、地域の方が市内の焼き菓子店を教えてくださいました。その焼き菓子店のオーナー様のご紹介で、この素敵な企業と出会えました。
そして、本校学区域内を南北に走る多摩モノレールを運営している多摩都市モノレール株式会社様にもご協力いただいています。本社にご挨拶に伺い、それ以降、何度か打ち合わせを重ねていますが、地域を大切にされている社風もあり、とても良くしていただいています。
業種が異なる3社ですが、共通している点は、「地域貢献に力を入れている」「人とのコミュニケーションを大切にしている」「新しいことにも積極的に挑戦している」ところです。本校も見習いたいと思います。
11.28.試験的に投影(校長コラム)
昨日、プロジェクションマッピングを制作した教員が夜の校庭で、試験的に投影していました。
「窓ガラスに、カーテンや模造紙を付けないと見えづらい」「途中で電源が切れてしまう」等、いくつか課題が明らかになったようです。教員2名が最終確認をしてくれています。期待が高まります。
プロジェクションマッピングは、12月22日(金)に実施します。部活動のない生徒は再登校、部活動のある生徒は、部活動後にプロジェクションマッピングを観て、そのまま下校という流れになるかと思います。
生徒のきょうだい、保護者の皆様、地域の皆様もよろしければご覧ください。なお、当日の時間等、詳細については、今週末に配布予定の「四中だより(12月号)」に掲載します。ホームページでもご覧いただけます。
11.27.請願書を受けて(校長コラム)
学校生活の決まり(いわゆる校則)は、「生徒の実情」「保護者や地域の皆様の考え方」「時代の流れ」等を踏まえて、定期的に見直す必要があります。
今回、生徒会役員から全校生徒の声として、私宛てに校則改正に関する「請願書」が提出されました。
「請願書」の内容は、「登下校時にダウンジャケットの着用を認めて欲しい」というものです。
生徒は学校で集団生活を送っているわけですから、当然、一定のルールが必要です。そして、そのルールは、「人から言われて守るようなもの」ではなく、「生徒が自分たちで考え、自分たちが気持ちよく学校生活を過ごすために、自分たちで守っていくこと」が大切です。
今回の「請願書」には、校則改正を検討するに至った「経緯」から改正後の「ルール」まで、全校生徒を対象に行ったアンケート調査の結果を用いて、具体的に記載されています。
大変完成度の高い「請願書」だと感じました。
特に、これまで教員(大人)が考えて決めていたような内容を生徒自身が真剣に考え、提案しているところに価値があると思います。
ここまで完成度の高い「請願書」の受け取った以上、早急に結論を出さなければいけません。
明日、担任の先生から生徒に、「学校としての考え」を説明します。また、これとあわせて、「保護者の皆様宛ての文書」もお配りします。
生徒会役員の皆さん、がんばりました!
11.24.ベートーヴェンの交響曲(校長コラム)
ベートーヴェンの交響曲第9番は、「喜びの歌」として有名で、日本では年末の風物詩となっています。本校では、この第九を終業式で、「平和」や「自由」を意識しながら、全校生徒で、元気にそして楽しく歌う予定です。
ところで、ベートーヴェンの交響曲の中には、音楽に詳しくない人でも聞き覚えのある曲がいくつもあります。
例えば、交響曲第5番「運命」は、「ジャジャジャ、ジャーン」の出だしで始まり、とてもインパクトがあります。
先日、この「運命」をピアノで演奏した作品をダウンロード購入しました。
「運命」のピアノ演奏を愛用の「有機ガラス製のスピーカー」で聴いてみましたが、音と光の振動が360度拡がり、とても良い雰囲気になりました。
「ジャジャジャ、ジャーン」、ベートーヴェンの生き様が心に響き渡ります。
ちなみに、購入した作品のピアノは本校学区域内にある国立音楽大学の先生が演奏しています。ベートーヴェンにとても詳しく、人間的にもとても素敵なピアニストの先生です。
実は、来年2月、本校の1年生を対象に、この先生による特別授業(ピアノコンサート)を予定しています。とても楽しみです。
11.23.チラシのデザイン(校長コラム)
昨日開始した「サンタを探せ」ですが、この「校長コラム」のみで周知しているイベントにも関わらず、多くの生徒が参加してくれています。うれしいです。なお、ネタバレは厳禁ですので、くれぐれもよろしくお願いします。
さて、来月12月は、最先端技術のチャンバラ「SASSEN(サッセン)」、教員が手作りで制作した「プロジェクションマッピング」、終業式後の「第九の全員合唱」とユニークな取組が目白押しです。
これらの詳細は、現在作成中の「四中だより12月号」でお知らせする予定です。
ちなみに、四中のユニークな取組は、来年も続きます。来年1月には「演劇×体験型ミステリー」という演劇鑑賞会を予定しています。演劇を観るだけではなく、生徒自身も推理に参加する、これまでにない新しい取組です。
先日、この「演劇×体験ミステリー」のビジュアル(チラシのデザイン)が完成しました。中央には「僕の初恋の女の子は幽霊になった」との記載が!?ストーリーもトリックも四中のための「書き下ろし作品」です。期待が高まります。
11.22.地域連携と働き方改革(校長コラム)
先日、自宅近くのスポーツセンターで、私が暮らす市が主催する「スポーツイベント」が開催されました。
ミニテニス、ティーボール、ボッチャ、太極拳・気功、グランドゴルフ、フライングディスク等、1日で様々なスポーツが体験できるイベントで、私は、運営側で、ボランティアスタッフとして、ストラックアウト(ボールを投げて行う的当てゲーム)のコーナーを担当しました。
主に、小学生を対象に、ボールを渡したり、的を元に戻したりしながら、「すごいね!」と褒める、これを4時間休憩なしで繰り返し行いました。「プチ地域貢献」といったところですが、それなりに疲れました・・・。
ところで、このイベントですが、以前は、学校の先生も関わってくれていたようです。しかし、コロナ禍以降はノータッチとのことです。古くから関わっている地域の方々から見ると、学校の先生が来なくなったことに、少なからず違和感があるようです。
地元の人達の中には、私の職業を知っている人も少なくなく、「学校の働き方改革って、やはり進めないといけないの?」「やっぱり学校は忙しいの?」と質問してきます。
働き方改革に興味があるというよりは、「学校の先生が、もっと地域行事に関わってくれると助かるんだけどなあ・・・」という思いが言葉のニュアンスから感じられます。
学校と地域が連携したり協働したりする場面は欠かせません。一方で、私が気になるのは、「学校の先生は、勤務地の地域行事に参加すべき」という考え方です。私は、仕事も大切ですが、少なくとも土日や祝日に関しては、「学校の先生であっても、自分が暮らす地域を大切にすべき」だと思います。
とはいえ、自分の地域の活動にそれ程、参加できているわけではないため、偉そうなことは言えませんが・・・。
ところで、「学校の働き方改革」については、早急に進めないと学校教育が崩壊する程、危機的な状況です。このままでは、「イライラした雰囲気の学校」「ピリピリした雰囲気の学校」が増えるかもしれません。更に、職員の人材確保も難しくなります。まずは時間外労働を整理しなければいけません。そして、いつの日か「学校の先生」=「子どもたちが将来なりたい仕事、No.1」を目指したいです。
11.21.「サンタを探せ」スタート(校長コラム)
明日、22日水曜日より、立川第四中学校オリジナル企画「サンタを探せ」を開始します。
この企画は、4月に行った「校内クイズ大会」の第2弾として実施するもので、本校生徒であれば、誰でも参加できます。
まず、校長室前で、参加用紙を手に入れます。ルールは全てこの参加用紙に書いてあります。
友達と一緒に行う場合でも、1人1枚、参加用紙が必要です。
参加用紙には、クイズが4問記載されており、問題を解くと「キーワード」がわかります。
クイズは、休み時間を利用して教室で解いてもいいですし、家でゆっくり考えても構いません。
ただし、クイズを解いて「キーワード」がわかっただけでは、まだ、サンタは見付かりません。サンタを見付けるには、地図を見ながら校内を散策する必要があります。散策中に得たヒントや先程の「キーワード」を使うことで、サンタが見付かります。
サンタが見付かったら、校長室で終了報告を行ってください。数に劃りがありますが景品を準備しています。 ただし、校長室のドアが閉まっているときは対応できません。
11.20.人権作文(校長コラム)
今日の夕方、市役所で行われた「立川市人権作文 表彰式」に行ってきました。本校の1年生が優秀賞を受賞しました。
賞状を授与された後、各授与者が1人ずつマイクを持って、「作文の内容」や「作文に込めた思い」を発表しました。本校生徒がトップバッターでしたが、これまでの経験や今感じていることを踏まえ、自分の考えを堂々と発表ました。ところで、このスピーチ、事前にアナウンスがあったわけではなく会場到着後に話す内容を考えたそうです。しかし、自分の考えをしっかりもっている人の発言はブレません。説得力がありました。そして、かっこよかったです。
人権は、「水」や「空気」と同じで、普段はほとんど意識しませんが、失うと人は生きていけません。だから、今日の受賞者の皆さんのように、人権を尊重すること、すなわち、「自分も、まわりの人も大切にする行動」が大切なんだと思います。
11.18.景品の好き嫌い(校長コラム)
後日実施予定の立川第四中学校特別企画「サンタを探せ」では、クリアーすると景品として「消しゴム」か「シャープペンシル」のどちらか1つがもらえます。
「消しゴム」は、4月に実施した「校内クイズ大会」用に購入したものですが、「シャープペンシル」は今回新たに発注したもので、一昨日、届いたばかりです。
学校での使用頻度や品質的には「消しゴム」がおすすめですが、レアなのは「シャープペンシル」です。何がレアかというと、この「シャープペンシル」は学校名入りの特注品です。
ただし、「立川第四中学校」と記載された「シャープペンシル」、好き嫌いが分かれそうです。「学校名入りはちょっと・・・」という人もいることでしょう。一方で、「四中の名前が入っている!すごい!欲しい!」という人もいるかもしれません。
「学校名入りシャープペンシル」、生徒に受け入れられるかどうか、正直、私にはよくわかりません・・・。
11.17.プレミアムな金曜日(校長コラム)
平日は仕事をして、土日は息子たちの野球の手伝いをするのが、私の通常の一週間の流れです。仕事は楽しく、特に土日が待ち遠しいというわけではありませんが、それでも金曜日の夜はホッとします。
そんな金曜日と土日のみ営業する洋菓子店が本校の学区域内にあります。金曜日の仕事帰りにこれまで何度か行ってみましたが、閉店時間を過ぎてしまったり、品切れや臨時休業だったり、いつも購入することができませんでした。そういうわけで、この洋菓子店がずっと気になっていましたが、今日、ついに訪問することができました!初めて店内に入りました。
砂川九番にあるお店で、民家と見間違えるような建物です。
店内はとてもおしゃれで、もともとは国分寺駅前で営業していた人気店です。洋酒をたっぷり使った都会的な味わいが特徴です。
洋酒が入っていない焼いたケーキもありますが、味付けはあくまで大人向けです。
いつもと違う高級な味わいにふれ、プレミアムな金曜日になりました。今日は疲れたので早めに寝ることにします。
11.15.職員室のデジタル化(校長コラム)
「授業中、生徒はタブレット端末を使う。先生は電子黒板で説明する。」、そんな光景がすっかり定着したように思います。この2〜3年で「教室のデジタル化」が一気に進みました。
現在、立川市民科で、3年生の販売班の生徒が“立川らしさ”をPRする食べ物の開発に取り組んでいますが、実は、タブレット端末を使えば、生徒が考えたレシピを校長室内にいたまま確認できます。便利な世の中になりました。
ところで、四中では、教室だけではなく、「職員室のデジタル化」も進めています。
大人(教職員)の話ですが、職員室では、これまで、「職員の出勤状況」「今日と明日の予定」「職員への連絡事項」等を副校長席の後方(正面)にあるホワイトボードに手書きで表示していました。先日から、これをデジタル化して、「職員の出勤状況」は、職員のPCで確認できるよう変更するとともに、「今日と明日の予定」と「職員への連絡事項」については、職員室内に新設した大型モニターで表示しています。大型モニターを用いることで、文字が大きくなり、とても見やすくなりました。また、職員室内が一気に「ハイテクな雰囲気(!?)」に変わった感じがします。
簡単なようですが「どの学校でもできる」と言う話ではありません。教員が様々なアイディアを出し合いながら試行錯誤を重ねた結果、「教員のタブレット端末からいつでも、大型モニターの表示内容を変更できる設定」が実現しました。また、モニターの取付には、用務主事の溶接技師も活かされています。いずれも私には真似できない仕事です。さすがです。
学校におけるデジタル化については、「授業(生徒関係)」と「校務(学校の仕事)」の両面で、今後も進めていきます。
11.14.ミニ企画の準備状況(校長コラム)
新たなミニ企画として、立川第四中学校オリジナル企画「サンタを探せ」を準備中です。今年4月に行った「校内クイズ大会」の第2弾として、地味に(静かに)実施する予定です。クオリティーは前回より格段に上がっています。
休み時間の過ごし方は人それぞれですが、「特にやることがない」「何か楽しいことはないかなぁ」「新しいことが好き」という生徒は、ぜひ参加してみてください。ただし、あくまで休み時間に楽しんでもらうことが目的ですので、ネタバレは禁止です!
実施にあたって、「鍵付きの宝箱」を演出用に用意したかったため、100円ショップやインテリアショップに複数行ってみましたが見付かりませんでした。インターネットでは、それらしい物が売っていましたが、安くなかったので、結局、「鍵付きの宝箱」は諦め、「300円で買った袋」と「ダイヤル式の南京錠」で代用することにしました。まあ、これはこれでいい感じです。
なお、景品は、前回の「校内クイズ大会」用に準備した消しゴムがまだ残っていますので、これを使用します。品質は悪くありません。
一方で、今回は景品用に、別の文房具も発注しました。ただし、納品まで時間がかかりそうです。
期末テストが終わって、発注した文房具が届いたら、「サンタを探せ」を開始します。お楽しみに。
11.13.学校の組織体制(校長コラム)
インフルエンザが流行しています。
体調が優れない生徒も少なくなく、注意が必要です。
今日は、インフルエンザの対応に加えて、校長室で、「来年度の教員の仕事分担」を考えていました。
当然のことですが、教員の仕事の大半は「授業」を行うことです。国語の先生は国語の「授業」を行い、数学の先生は数学の「授業」を行います。
しかし、学校で行う教育活動は「授業」だけではなく、「学校行事」「委員会活動」「部活動」など実に様々です。
したがって、教員の仕事も多岐に渡ります。校長は、この多岐に渡る教員の仕事をコーディネートしなければいけません。
例えば、「生徒会担当=生活指導担当」、「総合的な学習の時間の担当=進路指導担当」という学校があります。
あくまで一例ですが、私は、「生徒会担当」は企画力に長けた先生に任せて、「生活指導担当」は教育相談や教育支援に長けた先生に、「総合的な学習の時間」は学年主任の先生に、そして、「進路指導担当」は3学年所属でデータ処理を得意とする先生に任せようと考えています。
そうすると、必ずしも、「生徒会担当=生活指導担当」、「総合的な学習の時間=進路指導担当」とはならないので、今の組織体制のままでは仕事を割り振ることができません。
仕方がないので、来年度の組織体制を一から見直すことにしました。
「学校経営方針」「学校の組織体制」「職員の仕事分担」の順に考えていきました。
職員一人ひとりの顔を思い浮かべながら、時間をかけて検討しています。職員一人ひとりの得意分野が発揮される組織体制を構築しなければいけません。
それぞれの職員の力が100%発揮されたら、教育活動が一気に充実します。すごい学校になります。
11.10.スキー場までのバス(校長コラム)
本日、1年生の保護者の皆様を対象にスキー教室の保護者説明会を開催しました。ご多用の中、スケジュールを調整してご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
保護者会の冒頭での私の話と重複しますが、今日は、貸切バスのことについて書こうと思います。
今年のスキー教室は、立川市の姉妹都市である長野県大町市で実施しますが、現地までは、貸切バスで移動します。
高速道路での事故は絶対に許されません。
7年前に、東京都羽村市にあるバス会社がスキーツアー中に事故を起こし、15名の大学生の尊い命が失われました。事故を起こした65歳の運転手は、大型バスの運転は不慣れだったようです。
また、直近では、昨年、埼玉県飯能市にあるバス会社が横転事故を起こし、乗客が亡くなっています。こちらは、若い運転手ですが、やはり経験不足で、研修体制を含めた会社の姿勢が問われます。
コスト削減のために安全が犠牲になってはいけないわけで、バス業界、旅行業界、そして学校行事であれば、学校が、「安全を最優先に考える」姿勢を忘れていはいけません。
「バスの手配は旅行会社に任せています」「大手の旅行会社なら安心です」、そういう無責任な態度には呆れて物が言えません。学校は、「保護者から大切な子どもたちの命を預かっていること」を常に自覚する必要があります。
今年度行う四中のスキー教室では、以下の条件を満たしたバスを使用します。
・セーフティバス(3つ星認定)である。
・審査の厳しい東京バス協会に加盟している。
・経営者、運行管理者がともに経験豊富で法令を遵守している。
・会社として安全運行を特に重視している。
・高齢ドライバー、年齢に関わらず大型バスの経験が少ないドライバーは乗務しない。
こういうことは、バスに限った話ではありません。
「見えないところこそまじめに行う」、そういう学校でありたいと思います。
11.09.新たなミニ企画(校長コラム)
ハロウィンは終わりです。廊下等にあったハロウィン関係の飾りも全て取り外しました。
さて、現在、今年4月に行った「校内クイズ大会」の第2弾を準備しています。その名も、四中オリジナル企画「サンタを探せ(仮称)」です。
問題用紙に書かれたクイズを解くとキーワードがわかって、学校内を巡った後に、そのキーワードを使うとクリアできるという流れを考えています。
クイズの問題はほぼ完成しました。今回は、それなりに時間をかけて準備しましたので、クイズのクオリティーは悪くないと思います。これから小道具類を準備する必要があるため、スタートは来週以降です。
11.08.超過勤務の対応(校長コラム)
令和6年1月15日(月)〜17日(水)に1年生でスキー教室を行います。
ところで、本校の教員の勤務時間は、朝8時15分から夕方4時45分までですが、スキー教室当日は、当然、夕方4時45分以降も仕事が続きます。夕食や入浴の対応、生徒の体調管理や生徒情報の共有、就寝指導等、実に様々な業務があり、生徒が寝るまで気が休まりません。
教員は、後日、超過勤務分の振替(休み)を取得するわけですが、平日はどの教員も授業があって、実際はなかなか休めません。
従って、スキー教室最終日の翌日にあたる1月18日(木)は、1年生のみ休業日(休み)とします。本校では、夏休みを短くするなど工夫しながら、国が定めた年間の授業時数をクリアーするよう計画的に授業を行っていますので、このことによる授業の遅れ等の心配はありません。
もちろん、教員のことのみを考えているわけではなく、「慣れない環境でよく寝られない」「スキーの疲れが取れない」という生徒も少なくないと思いますので、スキー教室の翌日を休みにすることは、生徒の健康面から考えても妥当な対応だと思います。
ちなみに、管理職には超過勤務という概念はありませんので、私は出勤します。生徒や教員程、疲れていませんので全く問題ありません。
校長は生徒のことを第一に考えた学校運営が求められるわけですが、あわせて、職場の代表であるわけですから、職員の健康にも日々、気を配る必要があります。もちろん体だけではなく、心の健康も含みます。想像してみてください。先生が落ち込んでいたり、イライラしている学校を・・・。そんな学校に子どもを通わせたくありません。
11.07.こどもの国に行きました。(校長コラム)
インフルエンザが流行しています。本校も例外ではありません。現状を正確に把握しながら、必要な措置を行ってまいります。
さて、四中では、来年度「自然体験活動」を行います。
「校庭での飯盒炊爨」や「昭和記念公園でのバーベキュー」など近場での実施も考えられますが、現在、検討中の候補地は、「檜原村」と「こどもの国」です。
「檜原村」では、魚釣り、野外料理、ハイキング等、本格的な自然体験を行うことができます。
一方、横浜市青葉区にある「こどもの国」では、カレー作り(飯盒炊爨)やオリエンテーリング等、シンプルな自然体験が可能です。四中からそれ程遠くない場所にあり、フルレンタルでの飯盒炊爨が比較的安価で楽しめる点が魅力です。
しかし、埼玉県に住む私にとって「こどもの国」は馴染みがありません。そこで、先日の3連休、5歳の息子を連れて「こどもの国」に行ってきました。
あくまで休日の「遊び」として行ったわけですが、頭の中は仕事モードです。常に自然体験活動のことを考えていました。
園内は、ちびっこでいっぱいでした。昭和記念公園に「動物園の要素」と「ミニ遊園地の要素」をプラスしたような場所で、まさに、「こどもの国」です!
有料の乗り物としては、おもしろ自転車、ヘリコプター、水陸両用車、ジェットコースター、ボート等がありました。いずれも、「電動式」ではなく「足漕ぎ式」です。ユニークな乗り物に、息子は大満足、私は筋肉痛です。
動物のコーナーでは、乗馬や牛の餌やり、乳搾り体験等が楽しめます。
買うのに行列していたソフトクリームは、濃厚でとても美味しかったです。牧場のソフトクリームは一味違います。
また、園内では、「オリエンテーリング」「フィールドゲーム」「リアル宝探し」などもできます。いずれも有料ですが、とりあえず、どんな感じか知るために用紙を購入してみました。みんなで、わいわい取り組んだら楽しそうです。
そして、メインのカレー作り(飯盒炊爨)についてですが、とても広い野外炊事場があり、スペース的には全く問題ありません。
「こどもの国」で実施する場合、「昼食がカレーだけで満腹になるか」「一般道(特に鶴川駅付近)が渋滞しないか」そして、「食材費及び貸切バス運賃の高騰」の3点が気になります。別途、検討が必要です。
11.05.ミステリーの内容(校長コラム)
来年1月29日(月)に全校生徒を対象に体育館で行う「演劇×体験型ミステリー」のタイトルとストーリーが決まりました。
当日は、四中オリジナルストーリーで、「事件編の演劇」「生徒による捜査」「解決編の演劇」、そして「表彰式」を行います。お楽しみに!
◯タイトル
午前7時45分の幽霊
◯ストーリー
この学校には、生徒の間で言い伝えられている怪談話があった。
それは、誰もいない校舎に女学生の幽霊が現れること。
そしてその女学生は、なぜかハサミを探しながら泣いているという……。
ここまではよくある怪談話だろう。
しかし、この話は世の中にあふれた話と違う点が一つだけあった。
それは、その幽霊は午前7時45分に出現するというのだ。
朝にのみ現れる幽霊。
彼女はなぜ幽霊になったのか? そしてなぜ朝に現れるのか?
この謎を解き明かした時、あなたはこの中学校に隠された秘密を知ることになる。
11.03.中学生の主張大会(校長コラム)
今日は、立川市・立川市青少年問題協議会・立川市教育委員会主催の「立川市 中学生の主張大会」に行きました。
ただし、息子の野球の送迎があるため最後まではいられません。また、そういうわけで、会場へは車で行きましたが、私のカーナビはかなり古いため、「たましんRISURUホール」は「立川市役所」と表示されます・・・。
四中生徒の発表者は、2年生1名、3年生2名の計3名です。既にこの時点で、何と200倍の倍率を通過しています!他に審査員等、運営側で参加している生徒もいました。
四中の発表は、それぞれ「あたたかいご飯」「ハッピーな社会を創りたい」「新しい発見」という題名でした。
◯あたたかいご飯
すごく発表慣れしている様子です。たくさん練習したことと思います。声の大きさ、間のとり方、ともに完璧でした。この話を受けて私は、人の温かさを感じながら夕食を食べました。
◯ハッピーな社会を創りたい
実体験に基づく話は説得力があります。人を楽しませること、人を笑顔にすることをとおして、世の中を幸せにしたいとの意見でした。私も同意見です。素敵な主張でした。
◯新しい発見
何と、立川から東京ディズニーランドまで歩いた話でした。会場にいる全ての人がその話に惹きつけられました。そして、その体験で感じたこと、考えたことを上手に表現していました。
四中生徒の発表は、3人とも、根拠を明確にしながら、自分の気持ちを素直に表現できたと思います。発表態度も立派でした!
11.02.書類の山(校長コラム)
昨日の午後は檜原村に行き、今朝は市役所で会議がありました。昼過ぎに学校に戻ると予想どおり「決済待ちの文書」が山積みになっていました。
午後も予定があるため、急いで「書類の山」を確認しました。バタバタした一日が終わりました。
帰宅して・・・
「皆様、今週もお疲れ様でした」と言いたいところですが、私の自宅付近は、あまり、穏やかな雰囲気ではありません。
最近、自宅付近(徒歩10分圏内)でツキノワグマが複数、目撃されていて、地域全体がピリピリしています。新たに「熊よけの鈴」を買った人も少なくありません。
とりあえず私は、「ツキノワグマの解説本」と「ツキノワグマのぬいぐるみ」を買いました。
まずツキノワグマについて勉強してから、「熊対策」を考えることにします。ちなみに、ぬいぐるみの使い道は未定です。立川市では考えられない話です・・・。
11.01.檜原村にいます(校長コラム)
先日の副校長に続いて、私も檜原村に来ています。遊んでいるわけではなく、来年度行う予定の「自然体験活動」の候補地探しが目的です。
午前中は四中にいて、昼前から檜原村に向かいました。玉川上水駅で10分電車を待って、拝島駅で40分電車を待って、武蔵五日市駅では50分バスを待ちました。乗り継ぎに時間がかかってしまいましたが仕方ありません。
檜原村の最寄駅は、武蔵五日市駅で、バスに30分ぐらい乗ると到着です。
電気自動車のバスに初めて乗りました。
檜原村は初めての訪問です。自然が多く景観も素晴らしく「自然体験活動」にふさわしい場所だと感じました。しかし、檜原村を校外学習(遠足)の行き先にしている小中学校はそれ程多くないように思います。おそらく、駐車場や各施設の受け入れ可能人数に制限があることが理由ではないでしょうか。実施にあたっては、色々と工夫する必要がありそうです。
何はともあれ、素晴らしい景色で癒やされます!
大自然の中で、中学生が、川で魚釣りをしたりみんなで料理を作ったりしたら楽しいこと間違いなしです。
釣場では、鮎を焼いて食べる事ができます。
この釣場から30分程歩くと、美しい渓谷に着きます。
ハシゴを登ったり、チェーンにつかまったりしながら、岩場を歩いていきます。マイナスイオンを感じ気持ちが高ぶります。まさにパワースポットです。
さらに、トンネルもくぐります。
釣場から歩いた場合、約90分弱で往復できます。のんびり歩きながら自然にふれることができる魅力的なハイキングコースです。
ただし、今日の私はほとんど歩いていません。釣場の方の車に乗せてもらいました。
というわけで、今日は檜原村に行ってきたわけですが、4クラス一度に行くのはスペース的に厳しそうです。また、魚釣りをしたり、現地で何か調理したりすれば、それなりにお金がかかりますので、価格交渉も必要です。
明日以降、課題を整理していきたいと思います。
ちなみに、檜原村はあくまで候補地の一つてあって、行くことが決まったわけではありません。
四中の近場で飯盒炊爨(カレー作り)のみを行うような「シンプルなプラン」の「自然体験活動」も考えています。
現時点で決まっていることは、あくまで「来年度、四中では何か自然体験活動を行う」ということだけです。ただし、内容はそれぞれの学年で異なったとしても、来年度、全学年で「自然体験活動」を行いたいと考えています。
10.31.カボチャの衣装(校長コラム)
今日はハロウィンということで、家から「カボチャの衣装」を持参しました。
給食の時間にまず1年生のフロアーに行き、担任の先生に、カボチャに変身して全クラスまわってもらいました。
次に2年生のフロアーに行き、希望する生徒にカボチャの服を着てもらいました。
3年生のフロアーは時間切れでまわれませんでした。残念・・・。
この衣装ですが、中に乾電池式のファンが入っていて、空気でふくらみます。校長室に置いてありますので、着てみたい方はいつでもお越しください。生徒の皆さん、保護者の皆様、職員の皆さん、地域や本校関係者の皆様、どなたでもカボチャに変身できます。
10.30.難航している自然体験活動(校長コラム)
都会の風景も好きですが、田舎も嫌いではありません。
私の家の近くには茶畑が広がっており、実にのどかです。
学校は、授業や行事等をとおして、「頭」「体」「心」を育む場です。教室で行う座学も大切ですが、人と協力し合ったり、自然と向き合ったりするような活動も欠かせません。
しかし、中学校では、全体的に「自然体験活動」が不足しているように感じます。
そこで、同級生と一緒に、大自然にゆっくり触れるような体験活動ができないか検討を始めました。
ただし、今年度は、「音楽プロジェクト(全学年)」、「冬のお楽しみプロジェクト(全学年)」、「立川市民科のグループ活動(3年生)」等、年度当初は予定していなかった取組を複数、実施することから、これ以上、行事等を追加することはできません。したがって、自然体験学習を行うのは、あくまで来年度です。
令和6年度「自然体験活動」の内容としては、登山やハイキング、飯盒炊爨、魚釣り、バードウォッチングなどをイメージしています。
本校に着任する前の話ですが、今年2月、伊豆大島で開催された学校関係者向けの「教育旅行に関するモニターツアー」に参加してきました。
伊豆大島は、火山、砂漠、海などまさに自然の宝庫で、実に魅力的な場所です。
教育効果も高いと思いますが、現地までの移動時間を考えると四中から行くのは現実的ではありません。
現在、令和6年度「自然体験活動」の候補地として考えいているのは檜原村です。先日、副校長が現地の様子を見に行ってくれました。「スーツで魚釣り」をしている不思議な光景ですがサボリではありません。ちなみに、魚釣りの結果は残念ながら0匹だったとか・・・。
色々、書きましたが、令和6年度「自然体験活動」について、現時点で決まっていることは何もありません。
10名程度で行う体験活動は色々考えられますが、100人以上の規模で体験活動を行うためには一工夫必要です。
令和6年度「自然体験活動」、正直、かなり難航しています。でも、何かやる予定です。
10.27.職員室専用のチャイム(校長コラム)
先日、職員室用に時計を購入しました。
この時計ですが、ただの時計ではなくプログラム機能が備わっていて、設定した日時にチャイムやメロディーを流すことができます。会社の始業チャイムや個別指導の学習塾等でも活用されているタイプです。
「家を出発する時間」や「寝る時間」にメロディーを流すなど、自宅で活用しても面白いかもしれません。
もちろん四中には、チャイムが鳴らせる放送設備が備わっていますが、あくまで学校のチャイムは生徒用です。また、屋外にも流れるため、近隣にお住まいの方への配慮が必要で、むやみに流すわけにはいきません。
今回、購入した時計は、それ程、大きな音量でチャイムやメロディーが流れるわけではありませんが、職員室内のみで使用するには十分です。
授業関係は既存のチャイムを使い、この職員室用の時計からは、朝8時15分に「勤務開始のチャイム」、夕方3時45分に「休憩開始のメロディー」、そして4時45分に「勤務終了のメロディー」が流れます。
それと夜8時にもメロディーが・・・。「もう帰ろうよ」の合図です。
10.26.3年生の合唱(校長コラム)
今日、本校3年生が、幸小学校と柏小学校の小学6年生に歌を披露しました。小学生の皆さんはどういう感想をもったのでしょうか。
3年生の合唱は、迫力があり気持ちが込もっているため心に響きます。
「中学生の合唱はすごいなぁ。」という感想が聞こえてきますが、「中学生の合唱」がすごいのではなく「四中生の合唱」がすごいんです。このことは断言できます。
10.25.ダイビングでの中性浮力(校長コラム)
昔、趣味でスキューバダイビングをやっていました。時間があるときは、よく海に行っていましたが、もう10年以上、潜っていません。
海の中で、魚と一緒に泳ぐと、実に気持ちがいいです。無重力でふわふわ浮いているような気分になります。
水中では、急な上昇や下降を防ぐ必要があり、中性浮力を維持しなければいけません。
水の中でゆっくりと息を吸うと体の中に空気が貯まることから、プラスの浮力が働き、その結果、体は上昇します。逆に、息をゆっくり吐くと沈みます。
すなわち、中性浮力を維持するためには、機材でのコントロールにくわえて呼吸が重要です。
「上昇したい!」と思いながら呼吸をすると、無意識のうちに息を吸うようになり、体が浮きます。つまり、頭の中で自分の泳ぎをイメージするとそのとおりの泳ぎになるわけです。
人生もスキューバダイビングと同じようなことが起きることが少なくなく、プラスのことを考えると、自然と顔が上を向いて良い結果につながり、逆にマイナスのことを考えると、どんどん悪い方向に行くような気がします。
そのときの気持ちが行動に反映され、そのことが周りにも何らかの影響を与えているのでしょう。もちろん、ただの偶然ということもあるかと思います。
いずれにしても、前向きな気持ちが大切であることは言うまでもありません。
というわけで、今日は朝からプラスのことを考えていました。
そうしたら、イメージしていたとおりの1日になりました。
うれしい1日になりました。泣いて喜びました。
10.24.学区域内の飲食店(校長コラム)
本校に着任してからの半年間、学区域内を色々と散策してみました。飲食店もそれなりに行ってみましたが、学区域内には、まだ行けてないお店がたくさんあります。ちなみに、学区域内で気になっている飲食店は、「半地下でグループ客が多いイタリア料理店」「店内が驚くほど狭いコーヒーショップ」「月額から木曜までが定休日のケーキ屋さん」です。タイミングが合えば行ってみたいと思います。
さて、今日は、午前中に市外で会議があったため、学区域内にあるパン屋さんで昼食を買いました。
いつも混雑している人気のお店です。パン屋さんですが大きくて美味しそうなコロッケが単体で売っていました。きっと味に自信があるのでしょう。パン屋さんのコロッケ、買うしかありません。他には、ボリュームあるカレーパン、とても甘そうな生クリーム入りのパンを買いました。
どれも期待を裏切らない美味しさです。人柄の良さそうな店主さんが作る接客も丁寧なお店でした。
ただし、今日の昼食、わたしの選び方には問題があります。カロリーオーバーです・・・。
10.23.テントの寄贈(校長コラム)
今年の運動会は、霧雨が降り、気温も高くなかったことから、熱中症の心配は不要でした。
しかし、例年ですと運動会の練習時はもちろん、運動会当日も熱中症対策が欠かせません。そこで、本校では、直射日光を避けるため、運動会当日、全生徒席にテントを設置することにしました。
こういう事情から、この度、PTAからクラス数分のテントを寄贈していただきました。
このテントがあれば、他校から借りてくる必要はありませんし、組み立ても簡単ですので、運搬や設置に時間をとられる心配がありません。
今朝の朝礼で、テントを寄贈していただいたことを全校生徒に紹介するとともに、皆でお礼を言いました。
来年度の運動会はもちろんのこと、それ以外でも活用できそうです。
PTAの皆様、ありがとうございました!
10.21.演劇×体験型ミステリーとは?(校長コラム)
今日は、柏町6番組地域の秋祭りの様子を少しだけ見せていただきました。コロナ禍で中断していた地域行事も少しずつ再開してきています。
ちなみに午前中は息子の運動会を見に行きました。
さて、まだ先のことではありますが、来年1月29日(月)に「演劇×体験型ミステリー」を開催します。
体育館で全校生徒が劇を観ます。その中で事件が起こります。劇が終わり次第、事件の真相に迫るため校内で生徒が推理を行います。午前の部はここまでです。その後、給食をたべて、解説編の劇を見て、表彰という流れです。
実施団体様からいただいた資料には、「演劇×体験型ミステリー」について、次のように記載されていました。
※演劇×体験型ミステリーとは・・・
とあるイベント会場にやって来たあなた。
時間になると登場人物達が現れ、イベントが始まります。
そんな中、突如目の前で殺人事件が起こります。
限られた時間の中で現場を捜査し、容疑者の証言や証拠品などから隠された真実を導き出す。
これは、あなたの探偵力が試される体験型演劇的ゲームイベントです。
事件が起こる前から、あなたはすでに物語の中にいます。
ほんの些細なことが、事件解決への最大の手掛かりになるかもしれません。
どうぞ名探偵になったつもりでお越しください。
ちなみに、劇の中で事件は発生しますが、教育的な配慮から、殺人事件は起こりません。また、ホラー的な要素もありません。誰でも楽しめると思います。
なお、この取組のすごいところは、「四中を舞台にした書き下ろし」の脚本で行うところです。脚本家さんが実際に四中にいらっしゃって、ストーリーやトリックを考えてくださいました。
この「演劇×体験型ミステリー」ですが、学校内で行うのは、私の知る限り全国初の試みです。ご期待ください!
10.20.第九を歌う終業式(校長コラム)
「2学期の終業式」は、当然、2学期の最終登校日であるわけですが、学校生活においては、一年の締めくくりの日でもあります。そこで、今年限定の取組として、終業式の日に、年末によく歌われる「ベートーヴェンの交響曲第9番」を四中生全員で合唱しようと思います。名付けて「音楽プロジェクト第2弾・第九を歌う終業式」です。
地域の方や本校学区域内にある国立音楽大学様に呼びかけたところ、計17名の方が協力してくださることになりました。何事もゲストがいるとモチベーションが高まります。ありがたい限りです。
音楽科の教員が、企画から細かな調整まで全て一人で行ってくれています。あくまで、現時点での予定ですが、終業式当日、以下の流れで、第九を合唱します。
1 地域の方によるピアノ演奏
2 地域の方による歌
3 音大生による歌
4 再び、地域の方によるピアノ演奏
5 四中生を含む全員合唱
どんな感じになるのでしょうか。今からわくわくします。
10.19.合唱コンクールを終えて(校長コラム)
今日、合唱コンクールを行いました。生徒の皆さん、がんばりました!また、ご来校いただきました保護者の皆様、学校運営協議会の皆様、ありがとうございました。さらに、朝から受付やDVDの販売等を行ってくださったPTAの方々に心より御礼申し上げます。
閉会式でもお話ししましたが、今日の感想をクラスごとに書きたいと思います。ただし、これはあくまで私の感想であり、ここに書いたことが全てではありません。人それぞれ、様々な思いがあることでしょう。ということも踏まえた上でお読みください。
1年1組:滑舌良く歌詞のメッセージが伝わってきました。素敵な合唱でした。
1年2組:まじめにがんばっていました。そして、合唱を楽しむことができていました。
1年3組:綺麗な歌声でした。「みんなで歌うって楽しいな!」と思える団結力がありました。
1年4組:自由曲が特にまとまっていました。完成度が高く練習の成果を感じました。
2年1組:クラスのまとまり、バランスの良さともに学年1位です。練習の成果だと思います。
2年2組:声に迫力がありました。一生懸命歌う姿が、会場の人たちに感動を与えていました。
2年3組:一人ひとりが気持ちを込めて歌っていました。歌詞が会場の人たちの心に響きました。
2年4組:美しいハーモニーで、声の綺麗さは学年1位です。「上手!」、この一言に尽きます。
さて、3年生ですが、「パワー」と「人を引き付ける魅力」がありました。さすがです!どのクラスが金賞でもおかしくない美しい歌声でした。
3年1組:気持ちよく歌えていました。そして、「一人ひとりの努力」と「あきらめない気持ち」があったからこその団結力、みんな輝いていました。
3年2組:どのパートも美しく歌え、ハーモニーも完璧でした。皆が歌詞やメロディーを大切にしながら歌っていたからこその完成度の高さだと思います。
3年3組:自由曲ですが、全12学級の中で一番感動しました。100点満点です。本当に涙が出てしまいました。皆の心を一つに熱い想いで歌うことができました。
3年4組:四中生らしい素晴らしい歌声でした。小さい子どもから年配の方まで、誰が聴いても、きっと驚き感動することでしょう。クラスのまとまりが感じられる美しい歌声でした。
そして、指揮者の皆さん、皆、とてもかっこよかったです。伴奏者の皆さんも見えない努力がたくさんあったことでしょう。お疲れ様でした。
四中の合唱コンクール、とても良かったです。ということで、2,500円のDVD、私も買ってしまいました!
10.18.明日は合唱コンクール(校長コラム)
文化的な行事である「合唱コンクール」と体育的な行事である「運動会」は、中学校では欠かせない行事です。得意、不得意はあるにせよ、みんなで一緒に取り組む活動から学ぶことは多く、勝ち負けだけにこだわるのではなく、「互いに協力し合いながら一つの目標に立ち向かうことの大切さ」「音楽に皆で取り組むことの楽しさ」を味わってもらいたいと思います。
全学年で一斉に行う合唱コンクールは4年ぶりの開催となります。新たな歴史の幕開けです。四中生らしい歌声に期待が高まります。明日の合唱コンクール、今から楽しみです。
10.16.ピアノ伴奏者(校長コラム)
合唱コンクールの練習が大詰めです。
休み時間など、練習時間以外の時間帯も校舎内に歌声が響き渡っています。
ところで、指揮者や歌い手の生徒はもちろん、ピアノ伴奏の生徒も地道な努力を重ねていることと思います。
私の小5の次男もピアノを習っていて、今度、学校の音楽の時間に、合奏でピアノを弾くことになったようで、毎日、練習に励んでいます。
その息子にも伝えましたが、合奏や合唱でピアノを弾く際は、以下の3点に気をつける必要があります。
1 自分勝手なペースで弾かない。テンポは指揮者に合わせる。
2 弾き間違えても、弾き直すとテンポがずれてしまう。
3 音の強弱にも気をつけ、他の楽器(歌)とのバランスを無視してはいけない。
あくまで素人意見ですが、こんなところでしょうか。
合奏にしても、合唱にしても、「まわりの人たちのペースを崩さないよう配慮する」ことが大切だと思います。
私が中学生だったとき、合唱コンクールで、中1、中2のときはピアノ伴奏者、中3のときは指揮者をやりました。それなりに苦労したことを今でも覚えています。
今回の四中での合唱コンクールですが、ピアノ伴奏者は「皆が歌いやすいように弾くこと」を意識してもらいたいと思います。上手いか下手かではありません。
指揮者と歌い手は、「ピアノ伴奏者のがんばりを認めてあげること」が大切です。けっこう、みんな大変な思いで練習していると思います。仮に、ピアノが上手くいかなかったら、歌でフォローしてあげましょう。それが思いやりです。
指揮者、ピアノ伴奏者、歌い手が一体となって、皆で、素晴らしい合唱をつくりあげてください。やはり、ここでも「思いやりの気持ち」が大切です。がんばれ四中生!
10.15.販売店探し(校長コラム)
3年生の立川市民科の授業で、販売班の生徒が考えた菓子を商品化してくださるお店を探しています。
新しいことに関する交渉事を拒んでいると物事は前に進みません。
先日、地域の方に教えていただいたお店に行きましたが、条件が合いませんでした。しかし、そのお店の方がすごくいい人で、本校の条件に合いそうな企業をわざわざ紹介してくれました。学校や私の人脈だけでは限界がありますので、いつもこうした人の縁に助けられます。
というわけで、「紹介」の「紹介」となる企業に伺いました。場所は、立川駅南口にある「コトリンク」という施設です。
「コトリンク」は、昨年6月にオープンした施設です。「コトリンク」の1階部分を「ルルテラス」と呼び、「地産地消のメニューを扱うカフェ」や「地域特産品を中心とした物販店」が営業しています。
この「ルルテラス」を運営する「株式会社まちづくり立川様」と現在、交渉中です。お話をさせていただいてわかったことですが、地域を大切にされていて、教育にも理解がある企業で、とても好感がもてました。
あくまで交渉中で何も決まっていませんが、交渉の結果に関わらず、いい企業に出会えてよかったです。
10.13.感謝したり感謝されたり(校長コラム)
今日は、午後7時から地域の会議に出席しました。帰宅が遅くなる日は、事前に夕食を済ませるようにしていますが、今日は、モノレール沿いにある回転寿司店で夕食をいただきました。
今年度、2度目の訪問となりますが、前回の反省(!?)を踏まえて、「食べすぎない」「高額にならないよう皿の種類を考えて注文する」の2点に気を付けました。その結果、前回よりは金額を抑えられました。
さて、今日ですが、帰り道、道で困っていた方のお手伝いをしたところ、とても感謝されました。誰かから感謝されたり、あるいは、必要とされたりすると、人は幸せな気持ちになります。今日は「心」も「お腹」も満たされ、幸せな気分で帰宅できました。
ところで、本校では、「人に感謝したり、人から感謝されたりする活動」を重視しています。このことは、年度当初に定めた学校経営方針にも記載しています。大切にしたいことの一つです。
10.12.ハロウィンの飾り(校長コラム)
3年生の立川市民科でお世話になっている多摩都市多摩モノレール様が、ハロウィンのイベントを開催しています。
「多摩モノレールを持ったおばけ」を駅で探すイベントです。素敵なアイデアだと思います。
このことに刺激を受け、四中でも何かハロウィンに関連する取組ができないか、とりあえず100円ショップに行ってみました。
想像どおり、売場には、楽しそうなハロウィングッズがたくさんありました。
しかし、先週と今週はかなりスケジュールが立て込んでいて、イベントを準備する時間がとれません・・・。
それと、のんびりしているとハロウィンが終わってしまいます。
仕方がないので、購入したグッズは、校内に飾ることにしました。
意外といい感じです!
10.10.学級閉鎖の判断(校長コラム)
インフルエンザが全国的に流行しています。本校も例外ではありません。今日、校長室に遊びに来ていた生徒は皆、「何で、学級閉鎖にならないのですか?」と口々に言っていました。
学級閉鎖の判断は、学校医の先生や教育委員会等と協議して行いますが、インフルエンザであれば、当然、潜伏期間や発症日を踏まえる必要があります。インフルエンザは、感染してもすぐには症状が出ません。1〜3日間の潜伏期間を経てから発熱や倦怠感等の症状が出ます。この潜伏期間が問題で、この期間は、症状が出ていないにも関わらず、人にうつります。
したがって、休んでいる生徒が多かったとしても、皆、治りかけているような状況であれば、とりあえずは様子を見ます。それが今日の状況です。しかし、潜伏期間中の生徒が多いと予想される場合は、すぐに学級閉鎖等の対応を行う必要があります。潜伏期間の生徒の有無を見極めることは簡単なことではありませんが、判断が遅れると感染が拡大してしまいますので、生徒一人ひとりの体調を正確に把握した迅速な対応が求められます。
本校では、来週、合唱コンクールを予定しています。じわじわ感染が拡大していく状況は阻止したいです。全学年、今週中にはインフルエンザを一気に抑え込みたいと思っています。明日の朝の状況で、また判断します。
10.09.電子黒板の使用を開始(校長コラム)
現在、教室にある大型モニターを授業で活用していますが、明日からは、全クラスで、電子黒板に切り替えます。
先日、一部のクラスでICT担当の先生が電子黒板を試行的に使用していましたが、タブレットやインターネットの映像も見られ、使い勝手は良さそうです。
大型モニターは、窓側に設置した収納棚の上に置いていましたが、電子黒板は、実際にタッチしながら使用するため、手の届かない場所に設置することはできません。そのため、必然的に、電子黒板は、収納棚の前に設置することになります。正直、やや圧迫感があります。
そのため、今後、収納棚を撤去して、電子黒板の設置スペースを確保しようと思います。言葉で言うのは簡単ですが、とても大変な作業です。技術力も必要です。とても私にはできません。本校の用務員だからこそできる仕事です。
10.08.バスの配車場所(校長コラム)
これまで、1年スキー教室では、1日目の朝、玉川上水駅北口にバスを配車していました。しかし、玉川上水駅北口は立川市外ですし、学校からの荷物を積み込むにも遠すぎます。
そこで今年度は、試行的に、本校の校庭に配車しよう考えています。このことに伴う懸案事項は次の2点です。
(1)12mもある大型バスが正門付近の交差点を曲がれるか。
(2)雨天時等で校庭がぬかるんでいる状態でも校庭にバスを停められるか。
用務員、体育科教員、そして、バス会社の方の意見を参考にして、最終的に判断しようと思います。
たぶん、大丈夫だと思いますが・・・。
10.07.本校のおもてなし(校長コラム)
ニューカレドニアから来日している留学生の皆さんが昨日、四中の授業を受けに来てくれました。ただし、四中として何か特別な準備はしたわけではありません。「留学生を紹介するために臨時の全校朝礼を開催したこと」「フランス語が話せる栄養士の先生による特別授業を行ったこと」以外は、いつもどおりのカリキュラムです。
留学生用に特別なイベントを企画することもできますが、あえて普段どおりの授業を体験してもらいました。なぜなら、「本物の日本の学校を知ってもらいたい」「普段と変わらない日本の中学生とコミュニケーションをとってもらいたい」と考えたからです。留学の魅力は、「その国のありのままの姿を知ることができる」ところだと思います。楽しい授業、まじめな授業、給食、避難訓練、部活動等、昨日1日で「ありのままの中学校」を体験してもらいました。そして、そこには「留学生を思いやる優しい四中生」「わくわくした気持ちの四中生」の姿があり、四中生にとっても学びの多い1日になりました。
これが、本校が考える「おもてなし」です。日本の良さを味わっていただけたでしょうか。日本とニューカレドニアの平和と更なる発展と祈念いたします。
10.05.カフェで考え事(校長コラム)
「日々のスケジュール」「書類の提出期日」「人との約束事」等は記憶に頼るのではなく、必ず全て手帳に記載するようにしています。なぜなら、頭の中で管理すると、何か忘れていないか常に気になってしまい物事に集中できないからです。単に私の記憶力が悪いからとも言えますが・・・。
いずれにしても、「記憶すること」は手帳に任せて、頭は、主に「判断すること」「創造すること」に使っています。たいてい頭を使う作業は校長室で行っています。
ところで、「漠然とした問題」「スケールの大きな問題」「解決が難しい複雑な問題」については、時間をかけて、じっくり考える必要があります。問題によっては、何時間考えても答えが見つからないこともあります。しかし、校長室で一つの問題だけに時間をかけて考えていると他の仕事に影響が出てしまいますので、そういうときは、急ぎの仕事を校長室で処理して、思い切って、休暇をとって、あるいは夜に、カフェでじっくり考えることもあります。もちろん、いつもカフエに行くわけではありません。基本は学校で考えます。しかし、意外とカフェだと発想が広がります。
ここから先は、一般論ではなく、あくまで、私個人の価値観の問題ですが、仕事のことを考える際は、以下の条件を満たす店を探すようにしています。
【カフェの条件】
①客がほとんどいない店
②シンプルモダンな内装の店
③開放感がある店(天井が高い&窓が大きい)
④落ち着いた音楽が流れている店
⑤値段が高すぎない店
この5条件を満たす店ですが、正直、ほとんどありません。特に、「天井が高くて、窓が大きい」お店を探すのは容易ではありません。ちなみに、ホテルのラウンジは高級すぎて緊張しますし、予算オーバーです。
私がよく行くカフェは写真にある2店です。どちらも、埼玉県にある自宅の近くです。
10.04.口調が強い人(校長コラム)
「声が大きい人」や「口調が強い人」の意見ばかりが反映される組織は問題です。強い口調で何かを主張する人がいた場合、面倒なので、とりあえず、その人の意見を採用しておく・・・、そんなことをしている組織から、新しい発想が生まれるはずがありません。
本校の職員の中に、そういう乱暴な人はいません。皆、様々な考えをもっていますが、きちんと正しい流れで自分の考えを主張しています。品格があります。それが本校の強みでもあるわけです。
何でそんな話題をしているかというと、先日、強い口調で、わざと相手を困らせるような言い方で発言している人を見かけたからです。見ているだけで嫌な気分になります。
相手の気持ちや立場を考えない発言は、議論に値しません。時間の無駄です。
何か、相手に理解してもらいときは、まず、相手の気持ちや立場を考え、その上で、自分の思いを丁寧に説明する必要があります。とりわけ「信念をもって行動している人」や「正しいことを実践している人」を説得するのは、容易なことではありません。いくら強い口調で説得しても、相手は動じないでしょう。世の中そんなに甘くはありません。
10.03.コロナ対策(校長コラム)
日に日に涼しくなってきました。熱中症の時期が終わりました。熱中症は、子どもたちの命に関わる問題であり、特に今年は猛暑日の連続でしたので、毎日、気が抜けませんでした。職員も慎重に対応してきました。大きな事故もなくホッとしているところです。
一方で、コロナはまだ全国的に流行しているようです。
5類に移行したこともあり、「コロナ禍で中断していた様々な活動」が各種、再開されています。
しかし、コロナに対して、校長としては、まだまだ気が抜けません。というか、かなり気にかけています。
実際、1学期に行った「全学年実施の運動会」や「3年生の修学旅行」が終わった際も、実施後1週間は安心できませんでした。無事実施できて、かつ、実施後にクラスターが発生していないことが確認できた時点で、初めて一安心といった感じです。
今月行う合唱コンクールにおいても、クラスターが発生しないよう務めなければいけません。
「最近のコロナは重症化しないから大丈夫!」と考える人も少なくありません。特にこの考え方に異論があるわけではなく、何でもかんでも自粛しようと考えているわけではありません。
校長の立場としては、そんな単純な話ではなく、もう少し先のことを考えています。
例えば、「学校が原因で、生徒がコロナに感染して、後遺症に悩まされるような事態になったらどうしよう・・・」とか、「学校が原因で、クラスターが発生して、感染した生徒から、そのご家族に広がって、そして、ご家族の中に、高齢や持病のある方がいたらどうしよう・・・」とか、良くない事例を一人で想像して、ビクビクしています。
自分のことを決めるのと、学校全体のことを決めるのでは、責任の重さが違います。あくまで学校全体のことを決めるときの判断基準は、安全・安心です。そして、「誰が得をするか」ではなく、「困る人がいないか」「辛い思いをする人がいないか」といった視点で物事を考えるようにしています。
学校は、保護者の皆様が大切に育てている子どもを預かっている場です。だからビクビクするわけです。安全・安心な学校であるためには、管理職はビクビクしているぐらいでなければいけません。
10.02. 菓子店探し(校長コラム)
10月に入り、合唱コンクールの練習が本格的に始まりました。音楽の時間はもちろん、放課後も教室から元気な歌声が聞こえてきます。
さて、今日、私は、夕方から立川駅北口に来ています。
もちろん遊んでいるわけではありません。立川市民科の授業で3年生の販売班の生徒が考えた菓子類を商品化してくださるお店を探しています。
最初に学区域内の和菓子店と洋菓子店で話を聞いていただきました。次に、砂川七番駅から立川駅に移動して、地域の方にご紹介いただいた焼き菓子店に行きました。
色々と課題が見えてきました。各お店の都合もありますが、何よりも3年生が考えたプランに再考の余地がありそうです。次回の立川市民科の授業で、「材料は何か」「時期的に入手可能か」「実現可能なレシピになっているか」「くるりん(立川市キャラクター)は許可なく使えるのか」など、再度、調べたり、考えたりする必要があります。それもまた学習です。
今日の時点では商品化してくださるお店は決まりませんでした。しかし、各お店の方々から、色々とアドバイスをいただいたので、後日、改めて検討してみようと思います。
ところで、今日、最後に行ったのは、曙町にある自家製シロップと焼き菓子のお店です。美味しそうだったので、クッキーをいくつか買ってみました。
クッキーを食べた中学生の息子の感想は「最初は普通、でも食べ出したら止まらない。美味しい!」とのことでした。
09.29.即席の離任式(校長コラム)
昨年度まで本校に勤務していた国語の先生がいます。本校に9年間も勤務され、昨年度末で定年を迎えられました。残念ながら4月に行った離任式は、ご都合が合わず欠席されました。
私は一緒に仕事をしたことがありませんが、一度会えば、四中のためにとても頑張ってくださった先生であることはわかります。
さて、今日、ある私立高校の校長先生に面接対策として「3年生向けの講演会」をお願いしました。実は、その私立高校には、偶然にも、本校で定年退職を迎えらたその先生が現在、勤務されています。そして、今日、その先生が、サプライズのゲストとして本校に駆けつけてくださいました。
離任式でお会いできなかったこともあり、生徒もうれしかったと思います。
「サプライズには、サプライズで返す」しかありません。「礼には礼をもって返す」ということです。
というわけで、その先生のために、3年生だけの出席ではありますが、本日、「即席の離任式」を開催しました。
「これから出会う人」を意識することは当然ですが、未来よりも、「これまでお世話になった人」「今、目の前にいる人」を大切にしたいものです。私が日々、心がけていることです。
急遽、離任式をやる学校、おそらく他にはないでしょう。人間は「ハート」が大切です。
「生徒代表によるお礼の言葉」「花束贈呈」等、さすが3年生です。練習していなくても、心のこもった対応ができました。
09.28.再びモノレール(校長コラム)
現在、3年生は立川市民科の授業で、「お散歩班」「販売班」「プラモデル班」「モノレール班」に分かれて活動しています。
活動を進める中で、「モノレール班」の生徒と担当の先生から、様々な要望があがりました。そこで、先日、担当の先生と一緒に多摩都市モノレール様の本社に行ってきました。今年度2回目の訪問となります。多摩都市モノレール様をはじめ立川市内の企業は皆、親切です。いつも親身に話を聞いたくださいます。まだはっきりしませんが、いくつか要望を叶えてくれそうです。
明日は、「販売班」が行う取組について交渉するため、立川市内のお店をいくつかまわる予定です。アポ無し訪問ですが、生徒が考案した菓子類を商品化してくださるお店を探してきます。というか頼み込んできます。
09.27.新しいホームページ(校長コラム)
ホームページの切り替え作業が完了しました。早速、「新入生保護者説明会のご案内」を掲載してみました。
「新しいホームページです!」と言いたいところですが、掲載している内容はこれまでと同じです。
ただし、気持ちを新たに、カウンター(訪問者数)はリセットしました。日々、コツコツ更新していきます。ちなみに、この校長コラムは、息子たちが寝た後、夜11時代にたいてい更新しています。コラムを書いてから寝るのが日課です。
09.26.体重増加&URL変更(校長コラム)
本校に着任してまもなく半年になります。おかげ様で、毎日、充実した日々を過ごしています。そして、「立川四中」も「校長の仕事」も好きです。
一方で、困ったことに、本校着任後、この半年間で、体重が5kg増えてしまいました。
中学生と違い、40代の体重増加は課題がある場合も少なくなく、思い起こせば、心当たりが色々とあるわけでして・・・。
例えば・・・。先日、家でたこ焼きを作りました。人気のチェーン店の味を再現するために、焼いた後、更に上から油をたっぷり塗りました。そのおかげで、サクサクに仕上がりますが使った油の量は少なくありません。さらに、「カラシ」と「マヨネーズ」を混ぜたものをたこ焼きにたっぷり付けると、そのチェーン店の味に一層近づき美味しいことから、迷うことなく大量のマヨネーズを使いました。当然、太ります。
他にも体重増加に至った心当たりはあります。立川四中から東大和駅に向かって歩くと「肉野菜炒め」の専門店があります。このお店の所在地は学区域外のため、このコラムでは紹介していませんでしたが、実は、この「肉野菜炒め」、かなり特徴的です。唐揚げが入っていて、さらに、モヤシの上には大量の背脂が乗っています。ボリューム満点の一品です。
まだまだ心当たりはあります。
たまになら問題ありませんが、こういう食生活が習慣化すると当然、太ります。
まずは食生活を見直し、健康的に体重を元に戻そうと思います。
さて、明後日から本校ホームページのURLが変わります。
明日9月27日(水)に切り替え作業を行い、明後日28日(木)からは、新しいURLになります。
皆様におかれましては、「旧ページ(現ページ)」から「新ページ」へリンクを貼りますので問題なくご覧いただけます。また、これまでの掲載内容は全て引き継がれますので、「新ページ」とは言っても、多少のデザインの違いはあるものの掲載内容は変わりません。
この校長コラムも明日は更新できませんが、明後日以降は再開しようと思いますので、引き続きご覧いただけたら幸いです。
09.25.一人で考え、結局、却下(校長コラム)
生徒が学校で過ごす時間の大半は「授業」です。
したがって、学習内容を充実させながら教育効果の高い授業を行うことが学校の責務です。
一方で、子どもたちの「頭」「体」「心」をバランスよく育むためには、授業のみではなく、学級活動、学校行事、委員会活動、部活動等も重要です。
ここまでは、全校共通の話です。
当然、四中も同じです。
その上で最近気になるのが、明確な根拠があるわけではありませんが、「今の学校には何かが足りない」気がします。
あくまで漠然としたイメージですが、わくわくするような、明日が待ち遠しいような、みんなで一緒に活動しながら助け合ったりするような、そんな取組が不足しているように感じます。
夏休み中は「学校をお化け屋敷にしたら楽しいかな!?」、そんなことを考えていました。実際にお化け屋敷に行ってみたり、費用を調べたりしてみましたが、ホラー系は好き嫌いが明確に分かれることもあり止めました。
私は、一人で好き勝手に考えて、色々検討してみるものの、結局は却下・・・、いつもその繰り返し、そんな校長です。
想像するのは自由ですから、いつも色々なことを考えています。
しかし、10考えたうち、実際に実行するのは、多くても1つです。ほとんどは企画倒れです。
でも、楽しいことは考えるだけでもわくわくします。
ところで、学区域内にある野菜直売所で、再び、ゴーヤを買いました。
たまねぎとゴーヤのセットで200円でした。
買ったゴーヤですが、家でゴーヤチップスにして食べました。
ゴーヤの苦味と塩分が絶妙にマッチして最高に美味しかったです!
09.24.商品化に向けた交渉(校長コラム)
立川市民科の授業で、3年生の「商品開発グループ」の生徒が地元をテーマにした商品を考えています。
先日の授業では、クッキー、ケーキ、パン、おだんご、スムージー等、地元特産品を使用したり、くるりんをイメージしたりした美味しそうな菓子類が数多く提案されました。
今後、候補を絞った上で、実際に商品化して販売する計画ですが、そのためには当然、事業者様の協力が欠かせません。
特に、くるりんに関する商品を販売するには様々なルールがあり、簡単なことではありません。
3年の先生だけで事業者様と交渉するのは大変だと思いますので、私も手伝います。というか、営業活動(!?)する気、満々です。したがって、明日以降、外出が増える予定です。
09.22.大型モニターから電子黒板へ(校長コラム)
今日、全クラスに電子黒板が納品されました。
操作方法を確認した上で、準備が整い次第、使用を開始していきます。
電子黒板は、従前の大型モニターと異なり、映すだけではなく、直接、画面に触れて操作することができますので、授業での活用の幅が広がります。
前が電子黒板、後が大型モニターです。
これまで使用していた大型モニターは後日、撤去する予定です。
ところで、職員室では、毎日、その日の連絡事項等をホワイトボードに手書きで記しています。
そこで、今後は、不用となった教室の大型モニターの一部を職員室で再利用しようと考えています。職員室の正面に2台の大型モニターを設置し、「今日のスケジュール」や「職員向けの連絡事項」等を提示する計画です。
職員が連絡事項を確認しやすくなると思います。
ただし、手作業で、大型モニターを壁に取り付けるのは大変です。正直、実現するかは未知数です。
09.21.旅行会社を探し出す時代(校長コラム)
宿泊行事を実施するにあたって、「旅行会社に見積りを依頼したのに、全く返信がなかった。」「見積書を持ってきてくれたのは1社だけだった」、今年度、そんな話をよく聞きます。
四中では、毎年、「1年生のスキー教室」と「3年生の修学旅行」において旅行会社と契約しています。
旅行会社の選定にあたっては、学校が作成した仕様書に沿って、数社からお見積もりをいただき、内容や金額等を比較していきます。
コロナ禍前は、旅行会社にお見積書の作成をお願いすると、たいてい「たくさんある旅行会社の中から当社にお声がけいただいてありがとうございます!」といった返答をいただきました。
しかし、今は違います。本校でも、お見積りをお願いしたところ、後日、先方から辞退のご連絡をいただくようなことも少なくありません。
大幅な人員削減が影響しているのか詳細はわかりませんが、教育旅行全体の規模が縮小しているような印象を受けます。
ということであれば、電話だけで見積書を依頼するような「学校が旅行会社を選ぶ時代」はもう終わりです。
これからは、「学校が旅行会社を自ら探し出す時代」です。
安全かつ適正価格で、子どもたちに充実したサービスを提供することができる旅行会社を学校が積極的にリサーチする必要があります。
多摩地区で教育旅行を取り扱う会社は、偶然にも立川駅周辺に集中しています。しかしながら、学校のニーズに応えられる旅行会社を探すためには、検討範囲を広げる必要があります。都内全域、あるいは場合によっては都外も検討範囲内です。
そして、他校での実績や評判も参考にする必要があります。
まさに情報力での勝負です。
大切なことは、妥協しないことです。生徒の一生の思い出に残る宿泊行事ですので、大人が妥協するようでは話になりません。
09.19.水泳指導を延長(校長コラム)
保健体育科における水泳指導ですが、当初の予定では、先週末で終了する予定でした。しかし、暑い日が続いていますので、関係機関等と調整の上、今週も継続して実施しています。
とはいえ、さすがに来週以降は気温が30度を下回る日が増えてくると思いますので、遅くとも今週末には、どの学年も水泳指導を終了します。
今年の夏もあと少しで終わりです。
さて、今日、帰宅途中に学区域内にある無人の野菜直売所に立ち寄ってみました。採りたてをすぐに買えるこのシステム、何ともいえない安心感があります。
ゴーヤを100円、じゃがいもを200円で購入しました。
09.17.輝く個店(校長コラム)
立川市民科で3年生が調べた内容を発表する場として、多摩モノレールの「砂川七番駅」「玉川上水駅」の展示スペースを予約しています。また、立川市役所1階の展示コーナー(多目的プラザ)もお借りする予定です。
とはいえ、展示するのは来年の3月ですので、まだまだ先の話です。
さて、その展示場所のうち、立川市役所では、現在、「立川市 輝く個店振興事業」の受賞店舗が紹介されています。
この事業は、街にある個店の魅力を市内外にPRすることで、商店街振興や街の魅力向上を図る取組です。
市内にある様々なジャンルの個店が写真パネルで展示されていて、見ているだけでも楽しいです!
ただし、残念なことに歴代の受賞店のうち「四中学区域内にあるお店」は2店舗だけでした。
近くに、推薦用紙と応募箱が置いてありましたので、私の独断ですが、「四中学区域内のおすすめ店」をいくつか書いて、提出しておきました。
四中学区域内にも魅力的なお店がたくさんあります。選ばれると良いのですが、立川市民でない私の意見は対象外かも!?その点が心配です。
09.16.教員の超過勤務(校長コラム)
今日は、普段はあまり語られない「教員の勤務時間」について書いてみようと思います。
本校の場合ですが、教員の勤務時間は、朝8時15分から夕方4時45分までとなっています。
そして、教員は、給食指導があるため、長期休業日を除き昼食休憩はありません。その代わりに「夕方に45分間の休憩」があります。
そこで問題になるのが部活動指導です。
部活動は夕方に行いますので、「夕方の45分間の休憩」と重なってしまいます。
また、勤務終了時刻の4時45分以降も活動が行われますが、教員には時間外手当(残業代)といった制度はありません。
したがって、「教員の休憩時間を確保すること」「勤務時間外のルーティンワークを減らすこと」が求められます。「部活動の外部委託」「教員の時差勤務」等、色々な方法が考えられますが、これは全国のすべての公立中学校に共通する問題です。
たとえどんなに効率よく仕事を進めたとしても、たとえ保護者や地域の皆様の多分なご協力をいただいたとしても、たとえ支援員等を大勢配置したとしても、教員の休憩時間と勤務時間後に行われている部活動の問題を解決しない限り、仕事が勤務時間内に終わることはありません。
部活動の教育効果を否定するつもりはありません。また、部活動に対する生徒や保護者の皆様の期待が少なくないことも理解しています。
問題は、内容ではなく、労務管理の矛盾です。
真剣に考えていきたいと思います。
ところで、本校では、令和6年1月15日(月)〜17日(水)に1年生でスキー教室を行いますが、そこでも超過勤務が発生します。
教員は、夕方4時45分以降も、夕食指導、入浴指導、就寝指導、体調不良者の対応等、実に様々な業務があり、生徒が寝るまで気が休まりません。
ただし、宿泊行事(修学旅行、スキー教室)については、部活動とは異なり、超過勤務分の振替(休み)が取得できます。そういう制度になっています!?
しかしながら、平日はどの教員も授業があって実際はなかなか休めないのが現実ですので、スキー教室最終日の翌日にあたる1月18日(木)を1年生のみ休業日(休み)にしようと思います。
「初めてのスキーで疲れた」「慣れない環境でよく寝られなかった」という生徒もいることでしょう。翌日が休みであれば、疲れもとれると思います。
そして、教員も超過勤務分の振替(休み)も取得できます。
なお、本校では、夏休みを短くする等の対応を行っていますので、1日休みを増やしたとしても、国が定めた年間の授業時数はクリアーしており、授業の遅れ等の心配はありません。
「生徒の健康」「職員の健康」、どちらも大切です。
ここでいう健康とは、体だけではなく、心の状態も含みます。
職員が落ち込んでいたり、イライラしたりしている学校・・・、そんな学校に子どもを通わせたくありません。
子どもも大人も健康第一です。
09.15.昨日お会いした素敵な方々(校長コラム)
10月6日(金)に、ニューカレドニアから18名の留学生が四中に遊びに来てくれます。四中生と一緒に授業を受けたり、給食を食べたりしながら、「日本の学校」を一日、体験してもらいます。主に、3年生が交流する予定です。
このことは四中生にとってもメリットがあるわけで、外国に興味をもつことで、自分の視野が広がり、この経験は将来きっと役に立つことでしょう。
さて、昨日、給食の栄養士の先生からこんなご提案をいただきました。
ニューカレドニアから来日する留学生に対して、「当日の給食のメニュー」や「箸の使い方」などについて、フランス語でレクチャーしていただけるとのことです。
栄養士の先生による直々の食育指導です。それもフランス語です。
とてもありがたいご提案に感激しました。もちろん、その場で正式にお願いしました。ありがとうございます。
それにしても、フランス語が話せるなんて素敵です!
同じく昨日のことですが、教育実習の様子を参観するためにご来校いただいた音大の先生から、生徒向けに出前授業を行っていただける旨のお話をいただきました。実施学年は未定ですが、今年度中の実施を予定しています。
実は、この音大の先生と教育実習についてお話をしていたところ、専門性の高さはもちろん、お人柄の良さが強く感じられ、「この先生が、四中生のために出前授業を行ってくださったら音楽好きが増えるだろうな」と思ったわけです。
教育実習とは全然違う話題であり、謝金の予算もないことから、図々しいと思いながらも、ご講演のお願いをさせていただいたところ、無償にも関わらずその場でご快諾いただきました。
ピアニストとして様々な場所で演奏されているからなのか、人とは違う魅力というかオーラを感じました。
そして、「人間はやはり人柄が大切なんだな」と改めて実感しました。
というわけで、昨日、お人柄の良い素敵な方々にお会いする機会がありました。
さわやかな1日でした。
09.13.一日校長(校長コラム)
2年生が職場体験学習を行っています。ご協力いただいている各事業者の皆様方に御礼申し上げます。
さて、今日は、「校長室」でも職場体験学習を行いました。
「一日校長」の名札を着けた生徒に校長の業務を体験してもらいました。
「校長って何しているの?」と訊かれることがよくありますので、校長の仕事を理解してもらう良い機会だと思います。
今日行った校長体験は以下の9点です。
1 学校施設の点検
2 予算執行の判断
3 全クラスの授業観察
4 来年度の学校経営方針の検討
5 来年度行う自然体験学習の検討
6 合唱コンクールの実施計画の確認
7 本校の近くにある古民家園の活用の検討
8 生徒の出欠状況の把握
9 市内中学校のホームページの確認
職場体験学習用に考えた子ども用プログラムではありません。リアルな校長業務そのものを体験してもらいました。
体験後の第一声は「疲れました」でした。
お金を稼ぐことは決して楽なことではありません。
先程の9点の仕事ですが、以下のように分類できます。
・今のこと(1、3、8、9)
・少し先のこと(2、6)
・来年度のこと(4、5、7)
「今のこと」にくわえて、常に、「未来のこと」も考える必要があります。そうでないと組織は衰退してしまいます。
ところで、今日、「一日校長」と一緒に訪問した古民家園では、ゆっくりと時間が流れていました。心が落ち着きます。
09.12.ゆっくり帰宅(校長コラム)
今日は、夜に市内の小学校で会議があったため、帰宅が遅くなりました。
夕食を食べるため小手指駅で途中下車しましたが、行きたかった中華料理のチェーン店は、閉店していて真っ暗でした。
近くの大型スーパーも来月、閉店してしまいます。
時代の変化を感じます。何だか寂しい気分になりました。
しかし、そんなことを言っていても仕方ありません。気を取り直して、急いで帰ることにしました。ギリギリ息子たちが寝る時間に間に合うかもしれません。
ところが・・・
小手指駅のホームで電光掲示板を見ると、次の電車は回送電車、その次は通過電車、さらにその次も回送電車。
今日はついていません。しかし、明日はいい日になることでしょう。ゆっくり帰ります。
09.11.校庭から校舎に投影(校長コラム)
12月に「冬のお楽しみプロジェクト」として、「プロジェクションマッピング」を行う予定です。
夜、教員手作りの映像を校庭から校舎に投影する計画ですが、校舎の窓枠に合わせた映像を制作する作業は簡単ではありません。完成までには、それなりの時間がかかりそうです。
ところで、プロジェクションマッピングは、校庭にプロジェクターを置いて、そこから遠く離れた校舎に向けて映像を大きく投影するわけですから、実施するにあたって、「プロジェクターの性能」を無視することはできません。
プロジェクターから発する光の明るさは、ルーメン数で表しますが、100ルーメンから10,000ルーメンまで様々なプロジェクターが市販されています。
プロジェクションマッピングを行うためには、ルーメン数の値がそれなりに大きいプロジェクターが必要です。
そこで、四中のプロジェクターの性能(明るさ)を確認するため、今晩、暗くなるのを待って、制作途中の仮の映像を校舎に投影してみました。
その結果ですが、映像をくっきり映すことができました!四中にある既存のプロジェクターで明るさは十分です。とりあえず一安心です。
09.09.ふたつの人生(校長コラム)
大学生の頃、駄菓子屋でアルバイトをしていました。通常は1〜2名体制で店舗を運営しますが、平日の夜は、たいてい1人体制でした。
私は、運営会社の社長に気に入られていて、「宮本くんがいると売上が伸びるなあ!」とよく褒められました。
実際、1日の売上が平均5万円程度のお店でしたが、私がいる日は、7万円程度売り上げていました。
もちろんこれにはカラクリがあって、美味しくて、比較的単価が高い「アーモンドおかき」という商品を多めに仕入れて、店の前を通る人たちに試食してもらい、すると、この「アーモンドおかき」は絶品であるため試食した人はたいてい購入してくれて、売上が上がります。
また、社長に了承していただいた上で、閉店時刻を繰り下げて、売り上げが7万円になるまで店を開けていたこともあります。
その頃は、アルバイトではありますが、「仕事って楽しいなあ!」って思いました。
他にも、色々な業種でのアルバイトを経験しましたが、その頃の私は、「休みの日も含めて、夜遅くまで一生懸命働いている人たち」が皆かっこいいと感じていました。
大学生の頃の私は、当然のことながら、「今は“大学生の顔”をしていて、いずれ就職したら“”仕事人の顔”になる」と考えていました。
今思うと、そのときの考え方は決して間違いではありませんが、世の中、そんな単純な仕組みではないと思います。
大人は、“仕事人の顔”(仕事での顔)のみで生きているわけではありません。
私には「3つの顔」があります。
・仕事での顔(校長)
・家庭での顔(父親)
・地域での顔(自治会、地域行事の運営)
その時々で、服装、顔つき(表情!?)が若干違うかもしれませんが、どの顔も、私そのものです。
そして、いずれも大事にしています。
仕事では、人に対して恥ずかしくない、嘘をつかない正しい行動を心がけています。
家庭では、なるべく子どもたちを関わる時間を多くもつようにしています。
地域では、全力で関わっているという状況ではありませんが、きちんと地域の活動に参画するよう心がけています。
とはいえ、仕事、家庭、地域の両立は言葉で言う程、簡単なことではありません。
正直、いつも苦戦しています。
そして、疲れたときや上手くいかないときには、「家庭や地域は無視して、仕事だけに集中したい・・・。」「仕事を休んで息子たちと関わりたい・・・。」なんて思うときがあります。たまにですが・・・。
そして、そんなときは、ある地方銀行の「ふたつの人生」というCMを思い出します。
かなり昔のCMですが、インターネットで検索してみたら、今でも見られました。
こんなCMです。
画面が左右2つに分かれていて、別々の日常が流れます。
画面左側は、仕事に全力で取り組む女性が映し出され、あるとき、自分とは違う生き方をしている、スーパーにいる親子連れを見て、あこがれというか、もどかしいような表情を見せます。
一方、画面右側は、子育てに全力で取り組む女性が映し出され、自分とは違う生き方をしている、忙しそうに仕事をしている人を見て、こちらも、あこがれというか、もどかしいような表情を見せます。
同一人物ですが「仕事に比重をおいた人生」と「家庭に比重をおいた人生」を対比できる演出です。しかし、最後は、どちらの女性も旧友と再開して、明るい表情を見せます。
今が幸せであったとしても、「隣の芝は青い」ということでしょうか。
この「2つの人生」についてですが、「どちらが幸せか?」というような話ではないと思います。
人は、「仕事」「趣味」「ボランティア活動」「地域行事」「育児」「家事」「介護」等、今の環境や年代によって「やるべきこと」が違います。複数やらなければいけない状況も少なくありません。
したがって、「仕事だけ」「家庭だけ」「遊びだけ」といったように、やるべきことを限定するのではなく、「今できること」「今やらなければいけなこと」を複数組み合わせながら、完璧にはできなかったとしても、コツコツ地道に努力する、その積み重ねが「人生」だと思います。
09.08.台風対応(校長コラム)
今日、生徒会役員選挙がありました。立候補者数が定数を超えているため全員当選とはいきません。
しかし、立候補した生徒はみんな立派でした。「全員、当選させてあげたい!」、それが本音です。
さて、今回の台風は、風が強くないため、今日は、特段、登校時間や下校時間は変更せず、朝から通常どおり授業を行いました。
とはいえ、四中付近の道路は、水たまりができやすく、雨の日は歩くのに苦労します。
台風や降雪など悪天候の日に、無理に急いで登校して、事故に巻き込まれてしまったら大変です。
したがって、今日に限り、「いつもどおりの時間に家を出発したのに、学校に着くのが遅れてしまった・・・。」という場合は、全学級で、「遅刻」ではなく「出席扱い」にしました。安全第一です。もちろん、寝坊した人は「遅刻扱い」ですが・・・。
09.07.牛乳用ストローの廃止(校長コラム)
台風情報を注視していますが、現状では、明日の授業は通常どおり行う予定です。
なお、生徒の安全が確保できないと判断した場合は、登下校時刻の変更、臨時休業等の措置を行いますが、その際は、「ホームページのトップ画面」及び「マチコミメール」にてお知らせいたします。
さて、昨年のことになりますが、練馬区に住む小学3年生の児童が「給食の牛乳のストロー廃止」を訴え、オンライン上で約3万人の署名を集めて話題になりました。
地球環境のことを考えた素晴らしい行動力です。
今年度に入って、東京都内では、「プラスチックストローがない牛乳パック」を給食で導入する自治体が増えています。ちなみに、立川市では、既に導入済みです。
給食の牛乳は200mLの小さな容器に入っていますので、家庭にある1Lの大きな牛乳パックとは異なり、指で引っ掛けて開けるのが難しい構造です。
そこで、開発されたのが「プラスチックストローがない牛乳パック」です。
プッシュパネルを音が鳴るまで押し込むことで、開けて飲みやすい構造に改良されています。
本校でも、環境に配慮して、2学期以降、全学級で「給食の牛乳のストロー」を廃止しました。
ストローの廃止については職員からの提案です。
海洋汚染につながるプラスチックごみを一人ひとりの努力で削減していく必要があります。地球のためにできることを考え、行動することが大切です。
なお、牛乳パックから直接飲むことに抵抗のある生徒は、マイカップを持参することも可能です。
09.05.今日も西武線4連続(校長コラム)
今日、立飛ホールディングス様に打ち合わせのお時間を頂戴しました。立川市で不動産業を営む大企業です。今後、立飛ホールディングス様の力をお借りできれば、教育効果の高い取組が色々と考えられます。ただし、現時点では何も決まっていません。今日はあくまで顔合わせです。
ところで、私は、四中から自宅に帰るまでに、西武拝島線、西武国分寺線、西武新宿線、西武池袋線に乗ります。まさかの西武線4連続です。
それぞれ乗車時間が短いため、居眠りしたり本を読んだりする時間はありません。
しかし、乗り換え時に、駅の階段を上がったり下がったりするので適度な運動になり、健康には良さそうです。
そんな西武線の中吊り広告に、クイズが載っていました。
私は正解にたどり着くまで30秒かかりましたが、中2の息子は即答してました。若さには叶わないということでしょうか・・・。
ちなみに、このクイズにある吾野(あがの)駅近くには知人の家があり、田無駅も以前働いていた職場が近いため馴染みがあります。そして、小川駅は毎日、乗り換えのために利用しています。
09.04.スキー教室で利用するバス会社(校長コラム)
体調を崩す生徒が増えています。本日、保護者の皆様宛にマチコミメールを送信しましたので、内容のご確認をお願いします。
さて、来年1月に立川市の姉妹都市である長野県大町市で1年スキー教室を行う予定です。
「行き先」と「担当旅行会社」は市内全校で同一ですので、学校単独で、宿やゲレンデを選定するようなことはありません。
とはいえ、安全にスキー教室を実施するためには、現地の安全対策を入念に確認する必要がありますので、先日、本校の担当教員2名が日帰りで現地の様子を確認してきてくれました。
ところで、スキー教室の実施にあたっては、バス会社の選定も重要です。
高速道路や雪道を長時間走るわけですから、どこのバス会社でも良いと言うわけには行きません。「旅行会社に任せておけば大丈夫」という考え方は、無知であり無責任です。
バスを選定する際は、「バスの内装が豪華」「バスガイドが保安要員として乗車する」「バス車内にトイレがある」といった付加価値にこだわるのではなく、「嘘をつかない、正直で真面目なバス会社」を選ぶ必要があります。
四中では、バス会社の選定を旅行会社に一任しません。生徒の安全を第一に考え、特に、安全運行に取り組むバス会社を選定します。地味な話かもしれませんが、本校のこだわりの1つです。
09.01.コロナと熱中症に注意(校長コラム)
これまでの経験から、全国的に感染者数が増えると、中学校内での感染者数も増加します。このことは、今後も同様の傾向だと思います。
現状、本校では学級閉鎖等の対応は予定していませんが、各クラスの欠席状況(欠席理由、欠席期間等)を把握しながら、随時、必要な対応をとっていきます。
私はお盆休みの期間に発熱しました。体調を崩したり、台風の影響で旅行をキャンセルしたり、今年のお盆休みは、予定どおり過ごせませんでした。そして、治った後も1週間程度、頭痛に加えて、疲れや眠気が取れない日が続きました。十分な睡眠時間を確保しても眠い・・・、困ったものです。今は回復しました。
コロナと熱中症に気をつける日々がしばらく続きそうです。
08.31.お化け屋敷を体験(校長コラム)
涼を求めて(?)校舎内で「四中お化け屋敷」を行ったら楽しいのではないか・・・、夏休みからずっとそんなことを考えています。
実施の可否は後で考えることにして、取り急ぎ、「四中お化け屋敷」計画のヒントを求めて、杉並区にある「お化け屋敷」に行ってきました。
遊園地等にある施設とは異なり、実際に人が住んでいた民家を改修した「お化け屋敷」です。かなり怖そうです。
この「お化け屋敷」は、集合から解散まで約1時間のプログラムとなっていて、ストーリー性があります。参加者は、「賃貸住宅を探していて、物件の内見を行う」という設定です。
待ち合わせ場所の地下鉄丸ノ内線方南町駅に不動産屋さんに扮したスタッフさんが迎えにきてくれ、内見する賃貸住宅(お化け屋敷)まで案内してくれます。
そして、実施に内見がスタートするわけですが、ここから恐怖の時間が始まります。時間内に無事、脱出できればクリアーです。
当初、家族と行こうと思ったのですが、ホラー系はNGということで、副校長と以前、役所に勤務していた際の同僚に付き合ってもらいました。
ネタバレNGですので、写真や詳細は割愛しますが、ハラハラした1時間でとても楽しかったです。そして、無事クリアーできました!
本題の「四中お化け屋敷」についてですが、すぐに実施する予定はありませんので、生徒のニーズ等も把握しながら、ゆっくり考えてみようと思います。
今日で8月も終わりです。早く涼しくなると良いのですが・・・。
08.30.人脈の広がり(校長コラム)
さて、私は、本校は1年目ですが、校長になって4年目になります。
もともと学校関係者の知り合いは少なくありませんが、校長になって、地域や民間企業の皆様との関わりが一気に増えたように感じます。
次々と人脈が広がっていきます。
このことは大変幸せなことであり、まわりの方々に恵まれていることに感謝する気持ちを忘れないようにしようと思います。
前任校では、コロナ禍で教育活動が大幅に制限された際、VR(バーチャルリアリティ)を取り入れた教育活動を企画しました。そこで、VR業界の方と知り合い、その後、その方からのご紹介もあって、「年末に四中でも取り組むSASSEN(光る剣で戦うチャンバラ)」「HADO(ARスポーツ)」「かくれんぼの日本代表選手」等、これまで知ることがなかったとてもユニークな取組をされている方々と出会いました。
四中でも同様に人脈が広がっています。
先月、保護者の方から教えていただいた音楽に関するの出前受業(教育プログラム)を参観させていただきました。子どもたちが生き生きとダンスに取り組む様子に感動しました。実に魅力的なプログラムだと思います。
その際、偶然にも、会場内で、立川市内にある大手プラモデルメーカー様との出会いがありました。さらに、その関係で、同じく立川市内にある不動産関係の大企業様との縁もあり、来週、ご挨拶に伺う予定です。
これからも「人との縁」を大切にしていきたいと思います。
そして、地域や民間企業様と連携しながら、子どもたちの「地域を愛し大切にする気持ち」を育んでいきたいと考えています。
ちなみに、成長している民間企業にはいくつかの共通点があるように感じます。それは、「偉そうでなく、皆、丁寧で謙虚である」「人や地球を大切にしている」「現状に満足していない」の3点です。
そんなこともあり、成長している民間企業の皆様と一緒に話をしていると、とても楽しいです。そして、勉強になります。
08.29.学校施設の修繕(校長コラム)
また、旧コンピューター室も多目的室としてリニューアルしました。中に入った生徒はまだいませんが、今後、学年集会等で使用する機会があることでしょう。
というわけで、本校用務主事が頑張ってくれていますが、実は、材料費が想定以上に高騰しており、修繕に必要な部材を揃えることが難しくなってきました。対策を考えなければいけません。
08.28.初の個展(校長コラム)
当時の学年所属の教員は先日、観に行ったようですが、私は、今日、仕事帰りに寄ってみました。
展示されている絵画を1点ずつ観ていきましたが、細かく丁寧な描写で、じっくり見れば見るほど、その作品の世界に引き込まれる感じがします。これまで様々な受賞経験があるとのこと、なるほど、どの作品もセンスが光ります。初の個展開催とのことです。おめでとうございます!
08.26.男女を区別する学校文化(校長コラム)
人に合わせるのではなく、人と違う意見や考え方であっても、自由に堂々と主張できる雰囲気を大切にしていきたいと思います。
ところで、学校には、男女を区別する文化が根強く残っているように感じます。
例えば、本校の標準服は、性別に関係なくズボンやスカートを選択できるようになっていますが、新入生向けに作成された標準服のチラシには、「男子はズボン」「女子はスカート」でなければいけないといった一部、誤解を与えるような表記が見られます。修正が必要です。
また、朝礼、学校行事、写真撮影時の際に、男女別で整列する場面が見られます。
昨日の始業式も最初は、男女別かつ背の順で整列しました。
これも、男女混合名簿による出席番号順に変更しました。
世の中の流れに合わせて学校も変わらなければいけません。そして、何よりも大切なことは、苦しい思いをしている生徒を少なくすることです。
08.25.今日のランチ(校長コラム)
さて、今日は午前中のみの活動でしたが、来週からは本格的に授業がスタートします。そして、立川市の中学校でもいよいよ食缶給食が始まります。
昨日、給食開始に向けて、職員の動きを確認するためのシミュレーションを行いましたが、とても美味しそうな給食でした。今から楽しみです。
ところで、今日は、まだ給食が始まっていませんので、久しぶりに外食しました。
幸小学校の近くにある一軒家のカフェでランチをいただきましたが、おもちゃや絵本も置いてあり、自宅にいるようなアットホームな雰囲気のお店です。2回目の訪問です。ヘルシーかつ豪華で幸せな気分になれるとても美味しいランチです。
08.23.ES従業員満足度(校長コラム)
従って、企業運営はCS(顧客満足度)とES(従業員満足度)を一体化させて考える必要があります。
このことは、企業のみならず学校経営でも同様です。
学校でも今、働き方改革を推進していますが、忘れてはいけないことは、ES(従業員満足度)は、労働時間(待遇)の改善のみでは向上せず、「仕事の目標」「仕事の魅力」「人や職場の雰囲気」も関係しているということです。
教員のES(従業員満足度)とは、「子どもとの関わりを通じて感じるやり甲斐」、そして、「子どもの成長そのもの」です。
従って、先生たちが子どもたちと向き合える時間を確保して、先生も生徒も自然と笑顔になれるような学校にしなければいけません。それがまさに働き方改革です。
「四中でいつまでも働きたい!」「四中が好きだ!」と思う職員が多い職場にすれば、その気持ちが子どもたちにも伝わり、子どもたちも四中を好きになり、あたたかい雰囲気が生まれます。そして、大人も子どもも気持ちよく生活できるようになります。
労働時間が短い職場が理想ではありません。人から大切かつ必要とされて、人間らしく、やり甲斐をもって働ける職場が理想です。
そういう職場づくり、そして、生徒と同様に、あるいはそれ以上に職員を大切にすること、それが私の仕事です。
校長が「職員のために頑張ることと」と「生徒のために頑張ること」は同じことです。
08.22.教員研修(校長コラム)
私の専門教科は数学ですが、今日は、都合により、昭島市郷土資料室で行われた理科の研修会に参加しました。
アキシマクジラ(鯨)の化石を初めて見ました。とても大きく迫力があります!
ところで、先日、オバケ屋敷について色々と調べてみましたが、方南町駅近く(杉並区)にある「民家を活用したオバケ屋敷」がどうも気になります。四中で何か企画する際のヒントが見つかるかも知れません。
というわけで、来週、仕事が終わった後、ちょっと見てきます。チケットも買ってしまいました。
08.21.3年生の立川市民科授業(校長コラム)
・学校周辺のおすすめスポットを巡るお散歩コースを考えるグループ
・地元の魅力を広めるための食品(菓子)を開発、販売するグループ
・多摩モノレールの魅力や安全性について調べ、発表するグループ
・調べ学習やプラモデル製作をとおして、地元のプラモデルメーカー“コトブキヤ”について紹介するグループ
先日の打ち合わせでは、株式会社壽屋様から、生徒用にプラモデルをご提供いただけることが決まりました。
3年生は2学期早々に、この立川市民科に関するガイダンスを行う予定です。生徒が地域の魅力をたくさん見付ける、そんな取組にしたいと思います。
08.18.冬のお楽しみプロジェクトの資金(校長コラム)
レジャーとして行うのであれば、いくらまでお金を払うかは個人で考えればいいことですが、学校で行う活動の場合は、「教育効果」や「費用対効果」等を慎重に検討する必要があります。
この“冬のお楽しみプロジェクト”は、年度当初に予定していたわけではありませんし、あくまで、通常の教育活動に「ちょっとプラス」するお楽しみ企画です。
したがって、保護者の皆様に費用をご負担いただくことは適切でないと考えました。
つまり、本校で行う“冬のお楽しみプロジェクト”は「保護者負担ゼロ」の取組です。
この考え方は私が校長をしている限り今後も変わることはありません。
ではどうするか・・・。
まず、「プロジェクションマッピング」は、教員の手作りですので費用はかかりません。
次に、「演劇✕体験型ミステリー」は、劇団との調整、企画は本校で行いましたが、東京都教育委員会の事業として実施することで、費用は東京都にお支払いいただきます。現在、プロの演出家が本校オリジナルのストーリー(ミステリーのトリック)を考えてくれています。
「SASSEN」については、補助金を申請していましたが、昨日、無事、審査を通過した旨のご連絡を頂きました。
取り急ぎ、“冬のお楽しみプロジェクト”を2学期に予定どおり実施できる目処が立ちました!
08.17.勤務再開(校長コラム)
部活動も今日から再開しています。
朝、久しぶりにパソコンの電源を入れると、新規の電子メールが36件届いていました。
100件以上のメール処理を覚悟していましたので思っていたより少なく一安心。
メール処理は、午前中いっぱいで終わりました。
今日も暑いです。
生徒も職員も、今週は慣らし運転が必要です。無理はいけません。
08.14.オバケ屋敷について情報収集(校長コラム)
肝だめしや怪談話、ジェットコースター等の「怖い系」は、好き嫌いが分かれるため、学校で行う活動としては賛否が分かれそうです。
とはいえ、学校で肝だめしをやったら雰囲気が出ることは間違いありません。夏休みなら校舎内をオバケ屋敷にしてしまうのも楽しそうです。
子どもたちでオバケの演出を考えるのも面白いと思いますが、費用面の問題がクリアーできるならプロに依頼するのも1つの方法です。
仮に、プロ監修の「四中オバケ屋敷」を企画したらどんな感じになるのか、課題は何か、費用はどのくらいかかるのか、気になってきました。
というわけで、出張型のオバケ屋敷を中心にインターネットで調べてみました。
最初に「オバケバス」という観光バスを見付けました。かなり怖い外観です。すごく興味がありますが、残念ながら、直近だと関東周辺では体験できなそうです。
次に、見つけたのは「絶叫救急車」です。こちらも名前に相応しい外観です。道路で見かけたらかなり注目されることと思います。何とこの救急車はお金を払えば自宅まで来てくれます。ただし、近所の目が気になります・・・。
最後に、民家を利用したオバケ屋敷を見付けました。不動産屋さんと一緒に、アパートを内見するという設定です。オバケに見つからないようにこのアパートから脱出することがミッションです。杉並区にあります。
いずれにしてもインターネットの情報だけではイメージがつかめません。実際に体験する必要がありそうです。もしかしたら、そこからオバケ業界の方(!?)と人脈ができるかもしれません。
とりあえず、今月中に1つぐらいは体験してみようと思います。
08.12.今年の夏は間に合わない(校長コラム)
そんなこともあり、先日、秩父鉄道主催の無料のお仕事体験会に応募してみたところ、見頃当選しました。
駅の窓口での駅員体験、運転席に座ったり出勤時の点呼を行ったりする運転士体験、車内放送や列車のドアの開け閉めといった車掌体験等、2時間にわたり貴重な体験をさせていただきました。
ところで、この秩父鉄道ですが、職員の方の発想力が豊かで、いつもユニークなイベントを数多く開催している会社です。
その中で私が興味をもったのは「ひえひえ列車」という企画です。走る列車の中で、オバケ屋敷を行うとのことです。
秩父鉄道の子どもを喜ばせようとする思い、そして、この企画力、ぜひ見習いたいと思います。
そして、学校でオバケ屋敷をやりたくなりました。
四中で、オバケ屋敷や肝だめし、怪談話等をやったら楽しいと思います。今度、どんな方法があるか考えてみようと思います。ただし、現時点では何も準備をしていませんので、当然、今年の夏は間に合いません。
08.11.お盆休みの台風(校長コラム)
帰省やレジャー等を予定している人もいると思いますが、今年は台風の影響が心配です。
私も月曜日から海水浴に行くため、伊豆半島にある比較的安めの民宿を予約していましたが、台風直撃の可能性があります。昨晩、しぶしぶキャンセルしました。
万が一、帰れなくなると木曜日以降の仕事に影響しますし、何よりも安全第一です。仕方ありません。
家で映画でも見ることにします。
しかし、人生は、残念なこともあればうれしいこともあります。
今朝、地元のコンビニで、YouTuber監修で品薄になっている人気のカップ麺を買うことができました。
店舗によって入荷時間は異なるようですが、地元の店舗に朝6時に入荷するとの情報をもとに、早起きして買いに行きました。店内は大行列で、朝6時10分には本日入荷分は完売です。
YouTubeの影響力はすごいです。
宣伝効果は、ターゲット層によっては、テレビや新聞広告よりYouTubeの方が高いことは明らかです。