校長日誌

学校のできごと

落語キャラバン

12月2日(月)授業参観を兼ねて【落語キャラバン】を実施しました。立川市地域文化振興財団の支援を受けて実施する活動は、5年生の音楽鑑賞教室に続いて2回目です。
演者として 柳家小はぜさん と 柳亭左ん坊さん をお招きしました。冒頭の校長先生のあいさつでは「落語は一人で何役もこなす。老若男女を問わず。しかも衣装も着替えなければ、使う道具は扇子と手拭いだけ。」という予備知識を伝えました。


校長先生のあいさつの後、早速前座の左ん坊(さんぼう)さんがお馴染み『寿限無』を披露してくださいました。中には内容を知っている4年生もいたようでしたが、それでも笑わずにはいられない、楽しい噺でした。


続いて 二ツ目 小はぜさんによる噺です。校長先生の話そのままに表情豊かにお噺を展開させていきます。
たくさんの保護者の方にも見ていただきました。

プロの技に触れ、日本語の美しさ楽しさや表現方法奥深さを感じたことと思います。

パラリンピアンがやってきた②

講演の後は 大西さん、水谷さんを交えて折り返しリレーに取り組みました。

大西さんも水谷さんもとても力強い走りを披露してくださいました。ちなみに水谷さんはパラ陸上40歳以上の部のタイトルホルダーです。



リレーの後は体育館に戻って『義足体験』をさせていただきました。『バランスをとるのが難しい』『背が高くなってなんか不思議な感じ』子供によって感想は色々です。でも共通していたのは『さっきのリレーであんなに速く走れるなんて、大西さんも水谷さんもすごい』ということでした。
さらに『義足体験』を見学している子供たちにも積極的にかかわってくださり、より一層、共生社会の創造に近づくことができました。


最後に、質問コーナーを設けていただきました。3名のゲストティーチャーの方は、とても丁寧に質問に答えてくださいました。

私(副校長)が最後に世界的義肢装具士臼井さんに質問しました。
 私  :「義肢装具士として仕事をしていて一番の喜びは何ですか?」
臼井さん:「体の一部を失い失意の中来院した方が、義肢を付けリハビリ終え笑顔で退院してく時です。」
一瞬会場が静まり返るような、重みのあるお言葉でした。

そして最後に代表の2名からお礼の言葉を送りました。



最後にオリパラロードの掲示物にサインをしていただきました。とても気さくにサインをしてくださいました。
来校の際にはぜひご覧になってください。

パラリンピアンがやってきた①

昨日、待ちに待った『交流教室 パラリンピアンがやってきた』を実施しました。


体育館で打ち合わせをした後、事業が始まる前に、義足体験研修をさせていただきました。左が大西瞳さんと同じ膝を使えない状況の義足、右は膝を使える状況の義足です。児童が体験するのは右の義足です。


校長先生の話のあと、オリパラクイズをしました。司会の北林アナウンサーの声はよく通る素敵な声でした。
そしてゲストティーチャーの方々の入場です。ここは花のアーチで【お・も・て・な・し】です。



大西さん 臼井さん 水谷さん に挨拶をしていただいた後、大西さんの講演を聞きました。義足を使うようになったきっかけや、リオデジャネイロパラリンピックに出場するまで。そして決勝で100mを走った時の事。そして今の目標。どの話も興味深く有意義でした。私(副校長)は、2つの言葉が一番印象に残っています。

『障害は不便だけれど不幸ではない。』
『そのとき辛くても、あとからよかったと思えることもある。くじけるな。』(要約)

大西さんが発信した言葉だからこそ響く言葉。生涯忘れないと思います。

今日はここまで。続きをお楽しみに。

歯科指導 4年


昨日校医の志岐先生をお招きして、歯科指導を行いました。

上手な歯の磨き方などを指導していただいた後、実際に歯を磨きました。うまく磨けたでしょうか?

志岐先生にチェックしてもらいます。

染だし材のピンク色が思いのほか残っていることに、みんなびっくりしていました。

farewell ceremony

本日朝の時間を使って、お世話になったALT アルマ先生のお別れ会を行いました。


トップページにあるように、まず6年生の代表が、英語でお別れのスピーチをしました。そして、5年生が全校児童からの手紙と花束を渡しました。



そして、アルマ先生からのスピーチです。気持ちのこもった素晴らしいスピーチでした。ご心配なく。アルマ先生のスピーチを英語担当教員がしっかりと訳して伝えました。


最後は全児童でお見送りをしました。熱心に英語を教えてくれたアルマ先生とのお別れはつらいですが、「英語を恐れず積極的にチャレンジして」というアルマ先生の言葉を忘れず頑張っていきます。

大山オリパラロード その3

大山オリパラロードvol.1 が完成しました。南側から北側に向けて4連写です。


左手にはメダルやクイズ右側には東京都のポスターが掲示してあります。それにしてもちょっと暗いですね。


ソメイティーののぼりがお出迎えです。五輪のシンボルマークが美しいです。
万国旗は5年生が学習発表の際に作成したものです。


疾走する大西ひとみさんの等身大パネル。右側には走り幅跳びの世界記録が青いテープで示してあります。


最後はシュートを放つ八村塁選手の等身大パネルです。八村選手の大きさが際立ちます。

しばらくはこの掲示を保存します。そして徐々にリニューアルしていきます。お楽しみに。

大山オリパラロード その2


このシンボルマークは・・・。パラリンピックのシンボルマークです。大山オリパラロードの終点(北側)にディスプレイしています。




この掲示物は、豊かな国際感覚を高めるための取り組み【友達プロジェクト】の一環です。ラグビーワールドカップでも対戦したアイルランドなどの国旗とともにその国の言葉で『がんばれ』を表す言葉が表示されています。



数字にちなんだクイズコーナーもあります。オリパラにおいて「2000」が関わる内容は…。答えは来校して確認してください。
さらに2020東京オリンピックのメダルのレプリカ(SSSさんの手作り)も飾ってあります。子供たちが一番興味をもって見ています。

休み時間の終わりに6年生の男子児童の声が職員室に聞こえてきました。
「俺、オリパラロード見てから教室に行くから先に行ってて。」
なんだかうれしくなりました。

大山オリパラロード

1階の南校舎と北校舎を結ぶ渡り廊下を【大山オリパラロード】とし、スポーツ志向を高めたり、障害者理解を深めたり、日本人としての自覚と誇りを高め豊かな国際感覚を醸成したりするために活用します。


まだ完成していませんが、おぼろげながらその形が見えてきました。掲示物などは本校のSSS(スクール・サポート・スタッフ)が持ち前の美的センスを生かして、美しく仕上げてくれています。掲示方法については主事さんが適宜アドバイスしてくれています。


反対方向から見た様子です。突き当りには今まで来校していただいたオリンピアンの情報や、学校給食課が展開しているオリパラ給食の資料が掲示してあります。



廊下に走り幅跳びの世界記録8m95cmを美しい空中姿勢を添えて示しました。
まだまだ企画はたくさんあります。来校の際にはぜひご覧ください。

大山アートプロジェクト(仮題)②

下書きが完成した後、次なる課題が浮上しました。
図工担当「これだと子供たちの身長では上の方を描くのは厳しいなぁ。」
副 校 長「古い跳び箱でも置きましょうか。」
    「でも危険だなぁ。また橋本会長に相談してみましょう。」

橋本自治会会長「足場組むよ。任せておいて。」

う~ 心強いお言葉。昨日(7日)の午前中には足場が出来上がりました。



そして5・6校時 6年生が描き始めました。
「その水色もう少し薄くしない?」「そうかなぁ?ちょっと白足そうかな。」
子供たちは自然に対話をしながら作業を進めていました。
上の方を描き終えたら足場を外して下側を描こうと考えていたのですが、足場の下に入り込ん同時進行で作業を進めていました。
「秘密基地みたいで面白いよ」子供たち顔は実に生き生きとしていました。

大山アートプロジェクト(仮題)始動しました。

「子供たちの作品を日常的に地域の皆様へ」をコンセプトにした『大山アートプロジェクト』が始動しました。
キャンバスは体育館北側の壁です。
経年の汚れを主事さんが高圧洗浄機で洗ってくれました。しかし壁の凸凹が絵を描くのには何かと不都合で・・・。と大山自治会長橋本さんに相談したところ「任せとおいて」と心強いお言葉。

さすがプロの技。あっという間に下地ができました。地域の皆様の協力には感謝の一言です。


さらに白い下地材を塗って、下書きを終えました。これが本日10月7日の朝の状況です。
題材は葛飾北斎の「冨嶽三十六景 浪裏」とモネの「日傘の女性」でどちらも6年生が熟考の上選んだ題材です。

続きは明日です。お楽しみに・・・。

花いっぱい運動

ゲストティーチャーとして地域の方々をお招きして、花植え活動に取り組みました。2回目とあって1年生も手際よく作業を進めていました。


花の苗を愛おしそうに、大切に扱っている1年生。学校を花いっぱいにした後1年生は何を思うでしょう。地域の中に生きる人としての活動です。今日の活動の思いが心のどこかに残っていてほしいです。


最後の仕上げは水やりです。早く大きくなぁ~れ。

共生社会の担い手として


先週、4年生は「共生社会の担い手として何ができるのか」をテーマに学習をすすめました。
まず、地域には色々な人が住んでいることを確認した後、生活するのに不便を感じているのはどのような方々であろうと予想しました。子供たちの意見を集約すると

①障害のある方 ②高齢者 ③妊婦さん ④けがをしている方   でした。

その後自分たちの予想が正しかったか、新たな発見はないかということを目的に街に繰り出しました。


調べたことをもとにして、学年で発表会をしました。地域安全マップを作った経験が生きていました。まとめも発表も堂々と行えました。


そしていよいよ交流です。お招きしたゲストティーチャーの前で発表を行いました。

発表後の質疑応答を通してさらに学びを深めました。

その3日後、体験したり実際に街に出たりして学びをさらに深めました。


学習はまだまだ続きます。乞うご期待!!

今週の輝く姿・輝く笑顔

事務室前に掲示板が新設されました。この掲示板は子供たちのがんばっている姿などを週替わりで紹介していく掲示板です。



第一回目は球技クラブで活躍する姿と、音楽の時間にリコーダーに熱心に取り組む3年生の様子を紹介しました。(担当は校長先生です。)来校の際にはぜひご覧になってください。

うれしい言葉

学校東側正門の傷みが激しく、どうしようかと用務主事さんに相談したところ、「大丈夫。塗りますよ。」と心強い言葉。頼もしさを感じました。うれしい言葉の一つ目です。


サビ付いていた門が、ご覧のように色鮮やかなペパーミントグリーンの門に生まれ変わりました。主事さんの暑い中の作業に感謝の一言です。

塗装が終わった次の日、主事さんが副校長ところにきて、少し興奮気味に伝えてくれました。
「3年生の女の子が『門をきれいにしてくれてありがとうございます。』って言ってくれました。すごくうれしいです。」と。

素直に感謝の気持ちを伝えることが、人の心を豊かにするということを実感した瞬間でした。うれしい言葉の二つ目です。

この話は昨日の臨時朝会で、校長から全校児童に伝えました。このようなシーンがあふれる学校にしたいと思います。

大山小科学展

ただいま大山小学校では「大山小科学展」が開催されています。夏休みの自由研究を行う中で、科学に関する内容に取り組んだ5・6年生14名の作品が西昇降口に展示されています。

本日の臨時朝会で、5・6年生の代表がそれぞれ表彰を受けました。
研究内容は、自分の好きな飛行機の飛ぶ仕組みを研究したもの。食べたものの消化にかかる時間を、自らが実験台になって研究したものなど様々です。

しばらくの間、西昇降口に掲示してありますので、来校の際にはぜひご覧になってください。

引き渡し訓練

本日13:30より引き渡し訓練を実施いたしました。
「大きな地震が関東地方襲うのでは?」と言われて久しいですが、現実には様々な地域で予想だにしない災害が起きています。
そんな時に、慌てずに落ち着いて行動するためには、普段からの備えが大切です。


廊下で静かに待機していただき、引き渡しがスムーズに行えました。ありがとうございます。

今回の訓練をもとに、より現実的な方策を立てていく計画です。保護者の皆様にお願いしている「地域安全マップへの記入」においては、忌憚のないご意見をお寄せくださるようお願いいたします。

1年 きれいにさいてね わたしのはな


昨日、1年生は、地域の方をゲストティーチャーにお招きして、「きれいにさいてねわたしのはな」の授業を行いました。

まずは多目的室で顔合わせ会。ゲストティーチャーの方々の名前を覚えようとゲーム感覚で交流を楽しみました。そのあとは外に出て花を植える活動です。

まずは植える花を持ってパチリ。ゲストティーチャーの佐藤さん 川庄さん 高橋さん 吉田さん 佐々木さん 職場体験の中学生も みんな一緒です。


一人一鉢の花を持って、ゲストティーチャーの方々の的確な指示で花を植えていきました。そしてたっぷりと水をあげて完了です。


まとめの会では、多くの児童がゲストティーチャーの方々に感謝の言葉を述べました。

本日(11日)登校時刻に外で児童の様子を見ていると、多くの1年生が愛おしそうに昨日植えた自分の花に水をあげていました。「きれいにさいてね」と声をかけている子もいました。

6年 市民科の授業

本日、第3回学校運営協議会を開催しました。委員の皆様に学校の様子を見ていただこうと、授業参観をすることにしました。各教科の指導や立川市民科の授業を計画しました。

6年生は、委員の本郷先生をゲストティーチャーにお迎えしました。本郷先生所有の昭和記念公園が立川基地だったころの資料を使って授業をしていただきました。


たくさんの写真資料や地図を参考に学習は深まっていきます。


自分たちの住んでいる立川(大山地区)の変貌ぶりに、子供たちは驚き、それと同時に「もっと知りたい」という探究心に火が付きました。

この学習は、単に昔の様子を知ったり、今との違いに気づいたりすることが目的ではありません。
かつてこの地域に暮らしていた大山の人たちと、立川基地に暮らすアメリカの人たちが心と心でつながり交流していた事実や、令和の時代になってもなお、交流を続け、親交を深めている事実から、人と人とのつながりや絆について考え自分の考えをもったり、そんな人々の生きる大山地区に誇りをもったりすることが目的です。


3・4時間目の授業が終わった後は、楽しい給食の時間です。本郷先生を囲んでの1枚。みんないい笑顔ですね。


午後はフィールドワークに出かけました。かつて立川基地に物資を運ぶために作られた引き込み線の跡や学校の南側に広がるいわゆる「アメリカ村」を見学しました。

2学期の学習発表会まで、この学習はまだまだ続きます。

3年 自転車教室

本日、立川警察・交通安全協会大山支部・保護者の皆さんの協力のもと、自転車教室を実施しました。昨日までの雨も上がり、良いコンディションで実施することができました。

2時間目は教室で講義を受け、3・4時間目に校庭で実習とテストを行いました。

校庭での実習の前に自転車の整備についてもレクチャーを受けました。
合言葉は【ぶ た は しゃ べる】です。【ぶ】はブレーキです。他は・・・回答は3年生に聞いていてください。


路上に車が止まっているときには・・・。見通しの悪いところでは・・・。
大切なのは「確 認」です。右・左・右・右後ろ 声に出して確認しました。

今日の5時間目は授業参観があったので、給食試食会も併せて実施しました。22名の保護者の方が参加しました。

栄養士さんから給食の話を聞いた後、みんなでおいしくいただきました。

6年生 救命救急講習

本日の3・4校時、6年生が救命救急講習に取り組みました。


立川消防署の方が9名も来校してくださり、子供たちに熱心に指導してくださいました。


この活動は、市民科の活動の柱として位置づけられています。最終的なめあては『地域に生きる人としての自覚の醸成』です。救命の方法を身に着けた児童がもしもの時に、落ち着いて行動できたら素晴らしいですね。