日誌

学校のできごと

ビブリオバトル(書評合戦) 2回戦!

ビブリオバトル(書評合戦)2回戦が行われています
今回からクラス全員の前でプレゼンテーション
たくさん質問が出ます!いい質問とは、どんな質問か?

 今、1年の国語で「ビブリオバトル(書評合戦)」が行われていることについては、7月10日のホームページで紹介をしています。その時は、1回戦なので、クラス内で4人一組になり、その中での本の紹介でしたが、2回戦は、そこで選ばれたチャンプ本をクラス全員の前で発表する段階になります。

 緊張度は増しますが、よく頑張って発表できていました。本のあらすじを紹介しているだけでは選ばれないこともあり、「どうして自分はこの本を選んだのか」「自分の伝えたいことはこのこと」など、自分の考え、思いが伝わってきました。

 そして、今回も驚きなのは、「質問タイム」の時に、一斉に手が挙がることです。その質問も「印象に残った言葉はありますか。その理由は何ですか?」「主人公にはどのように心境の変化がみられたのですか?」「作者は何をつたえたかったのだと、○○君は思いましたか?」「戦争について、あなたはどのように考えますか?」など、1年生とは思えないほど、内容に入り込んだ質問をしていました。

 最後にチャンプ本を選びますが、その理由(根拠)が必要です。全員がサッとチャンプ本に選んだ理由を書くとともに、自己評価についてもしっかり書けていました。やるべき内容がよく理解できていることに感心しました。

(写真紹介)
クラス全員の前での発表です。緊張もありますが、原稿なしでしっかり5分間プレゼンテーションできていました。
紹介する本もそれぞれジャンルや内容が違います。探偵推理小説、青春小説、ノンフィクションなどなど。このときは、「怪人二十面相」「くちびるに歌を」「日本のいちばん長い日」などの発表がありました。
 「日本のいちばん長い日」は、1945年、ラジオの玉音放送を通じてポツダム宣言の受諾を知らせる8月14日から15日までの24時間を描いたノンフィクション小説です。1年生には難しいかなと思われる作品が選ばれていることに価値を感じます。しっかりした考えに基づいて選ばれている証です。



本校の特長、質問タイムでの挙手 一斉に何人もの生徒の手が挙がります。

チャンプ本を選んだ理由をどの生徒もしっかり書けていました。単なる思いつきや、面白かったからなどという理由は見られません。自分なりの判断の根拠が書かれています。

土曜補習教室

1学期最後の「土曜補習教室」終了 次は、「サマースクール」

 1学期最後の「土曜補習教室」が終わりました。最後の回にも暑い中がんばって生徒は参加していました。継続して参加している生徒が多くいます。この継続する力、そして、学習面で自分の分かっていないところはどこかを知っていて、この補習教室で質問をして分かるようになろうとしていた気持ち、これが大事なのです。自分から分からないことを分かるようにしていく学び、これが主体的な学びです。
 いよいよ生徒は夏休みを迎えます。この夏休みをどのように過ごすかで2学期以降の生活が変わります。自分は何が分かっていて、何が分かっていないのか、このことを知っていて、自分の学習に取り組める生徒はきっと多くの学びができることと思います。
 その時、学校でもその手伝いをしたいと、夏の補習教室「サマースクール」を開講します。この「サマースクール」に、多くの生徒たちに参加してほしいと思います。「サマースクール」は、自分から学ぶ姿勢をもち、その支援を行う補習教室です。7月9日に「サマースクールのお知らせ」を配布してあります。詳しくはそちらをご覧ください。

 
 
 

本日は土曜補習教室があります

今日は「土曜補習教室」があります
 昨日、お詫びと訂正をしましたが、本日が1学期最後の「土曜補習教室」です。
 誤った情報を出してしまいましたことをあらためてお詫びいたします。

 暑い日になっていますが、その中、今日も「土曜補習教室」に参加している生徒がいます。がんばっています。もちろん、学習する教室は冷房がついていますので、涼しい環境の中で、学習支援員や先生方に質問しながら勉強できます。今日の参加も待っています。



七夕 その後 願い事はどこへ?
 星に願いを込めた生徒の皆さんの短冊と笹の葉は、今はなくなっていますが、飾られていた場所には次のメッセージがありました。

お詫びと訂正

明日は土曜補習教室があります

 明日、7月11日の土曜日は、土曜補習教室があります。以前、ホームページで、1学期最後の補習教室が終了しましたとお伝えしてしまいました。これは、誤りで明日が1学期最後の補習教室です。お詫び申し上げます。明日の生徒の参加を待っています。

ビブリオバトル(書評合戦)開始!〔1年〕

私のお薦め本です。どうぞ、聞いてください!
1年では、「ビブリオバトル(書評合戦)」展開中

 今、1年の国語の授業では「話すこと・聞くこと」の力をつけることをねらい、「ビブリオバトル(書評合戦)」を進めています。現在、1回戦が行われ、決勝は、7月16日(木)、17日(金)に行われる予定です。

 さて、「ビブリオバトル(書評合戦)」とは何でしょうか?
 「ビブリオバトル(書評合戦)」とは、自分の薦めたい本を5分間でプレゼンテーションし、2分間の質問タイムの後、最も読みたくなった本を投票で選ぶ活動です。
 本校では、平成25年度から取り組んでいます。

 本校で初めて取り組んだときには、思うように5分間を使い切ることができませんでした。しかし、2回目の時からは、5分間では足りないと思うくらいに上手に相手に伝えることができるようになりました。

 本校で重視しているのは、プレゼンテーションはもちろんのことですが、実は、聞き手が発表者に質問をすることです。聞くことを重視しているからです。聞いていなければ、質問はできません。そして、相手の良さを引き出すには、それなりの質の高い質問をする必要があります。今回も、このことを重視しているので、質問タイムには、サッと手が挙がり、「あなたの一番印象に残っている場面はどこですか?そして、それはどうしてですか?」のように質問が次々となされます。

 チャンプ本を決めるときも、根拠に基づき理由を添えて決めますので、単なる面白いからとか、何となくということは全くありません。お互いの良さを認め合いながら、気持ちよく進めることができていることが一番嬉しいことです。

 それにしても1年生ながら、難しい本を読んでいるものだなと感心しました。今日参観したクラスで発表された本のいくつかを紹介します。

 「銀河鉄道の夜」(宮澤賢治) 「獣の奏者」(上橋菜穂子) 「生存者ゼロ」(安生正) 「日本のいちばん長い日」(半藤一利) 「魔女の宅急便」(角野栄子) 「ベルナのしっぽ」(郡司ななえ) 「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応義塾大学に現役合格した話」(坪田信貴) 「ぼくらの大冒険」(宗田理) 「くちびるに歌を」(中田永一)などなど、一人一人がほとんど違う本を選んでいました。

まずは、1回戦。4人一組で本を紹介し合います。さあ、5分間使い切れるか。テレビ画面に映っているいるのは、タイマーです。残り時間は、3分39秒。

プレゼンテーションが終わると質問タイム。本校の特徴は、ここで一斉に質問の手が挙がること。良く聞いていないと、いい質問はできません。聞く力、質問する力。
 
この生徒は、全7冊の本を読み上げ、紹介をしています。発表者が紹介をしているときは基本的には聞き手は相手を見るようにしますが、時々メモを取ります。ここはちょうどメモを取っている場面です。もちろん基本は相手に視線を送ることです。