きこえとことばの教室の部屋

ことばグループ

5月18日(水)。今年度第1回目のことばグループでした。このことばグループは、吃音のお子さんのグループ活動です。16名でスタートを切りました。

今回は、3名の新しいお友達を加えて、2〜6年生の12名のお子さんが参加しました。
まず最初は自己紹介。通っている学校、学年、名前、そして一言をみんなの前で言ってもらいました。「(順番が)最後はちょっと緊張するなあ」とつぶやいた2年生に「じゃあ、俺と変わろう」とそっと順番を変わってくれた3年生。「こっちに座ったらいいよ」と2年生に声をかける6年生。こういうのを見られるのは嬉しいものですね。

次に全員で「位置について、よ〜い、整列!」のゲームをしました。2チームに分かれてお題に沿って並びました。「学校順」のお題には、みんな「そんなのあるの!?」と盛り上がっていました。結果は2対2の引き分け。並んでシュッと座る姿が素早いこと!若いって素晴らしい。

そして、そのチームごとに部屋に分かれて、自分がはまっていること、そして最近の言葉の調子を一人一人に話してもらいました。聞きながら「わかる〜」と言ったり、うなずいたりと良い交流の時間となりました。

最後に、今回初めてグループに参加したお子さんが「思ったより沢山の人がいて、面白かったです」と感想を言ってくれました。そうなんです。吃音のお友達は世の中にたくさんいるんです。気にせず喋ったり、悩みを話したりと、このグループで楽しく、そして安心して過ごしていってほしいと思っています。

箱庭室

とうとう最後のお部屋。箱庭室です。専用のお砂場の上に人形や動物、家や自然のものを並べながら、自分を表現します。たくさんの動物、建物、海、湖、そして人などなど。その子その子の世界を作っていきます。
さて、これで施設の紹介は終わりです。来年度も5月に施設公開をいたします。お時間がありましたら、ぜひ、見にいらっしゃってくださいね(・∀・)

グループ室

ここはグループ室。個別指導室より広くてプレイルームよりは小さい、小グループにぴったりのお部屋です。ことばグループやきこえグループの学習時間で使うこともよくあります。
ここは、言語発達を促すための学習で使う教材を展示しました。読み聞かせでおすすめの本、手作りの読み取り教材、工作活動からの作文の練習など、いろいろ!





個別指導室3

個別指導室3には、卓球台があります。学習のあとに先生と卓球を楽しむ子もいます。
そして、ここには、読み書きの苦手なお子さんの指導で使う教材や教具を展示しました。読むことが苦手なお子さんには、読むところだけが目立ったり、注目しやすかったりする定規など、ちょっとした工夫をすることで読みやすさが増すことがあります。そういう教具を自然に使う、そして使うことが当たり前になる環境を、大人側が常に整えていけるといいな、と思っています。



個別指導室2

個別指導室2です。南向きで明るいお部屋です。
ここは、吃音の教材を展示しました。



プレイルーム

第八小学校のきこえとことばの教室には、プレイルームが2つあります。
トランポリンやブランコ、跳び箱に滑り台など、遊具もたくさん。感覚統合運動や、遊びながらリラックスしておしゃべりを楽しむなど、使い方は色々です。




待合室

待合室です。お子さんの指導中は、こちらで保護者のみなさんに待っていてもらいます。
本がたくさん置いてあるので、ゆっくり読書をしてもらうこともできます。保護者の皆さんが「懐かしい!これ、読んでたなあ」と思うであろうラインナップになっています
(・∀・)



施設見学 聴力検査室

次は聴力検査室。オージオメータがあり、聴力検査をすることができます。壁は防音仕様。




施設見学の様子

今日はきこえとことばの教室の土曜相談&施設見学です。
施設見学のようすを、少しだけですがホームページでもお知らせしようと思います☆

お部屋の様子と、指導で使っている教材をお知らせします。
教材は、お子さんに合わせて手作りしているものもたくさんあります(*^^*)

まずは、個別指導室1から。ここは、発音練習の教材を展示しました。




ホーホケキョ

通勤のときに、うぐいすたちの鳴き声がたくさん聞こえてきます。
「ホーホケキョ」と上手に鳴く子もいれば、「けきょけきょ」とまだまだ練習途中の子もいます。当教室の生き物博士、M先生によると、鳴くのはオスだけで、上手に鳴けば鳴くほどお嫁さんが見つかりやすくなるそうです。そして、うぐいすは去年までの鳴き方を忘れてしまうので、一生懸命練習して鳴き方を思い出すんですって。

鳴き声を聞いていると・・・
「ほーほけきょ」
「ほーほけきょけ」
「けきょけきょ」
と、私なりにですが、字で書いてみるとこんな感じでした。

通級してくる皆さんも、親子でぜひ耳をすましてみてください。どんなふうに鳴いているか、話してみるのも楽しいと思います。そして、「こんなふうに鳴いてたよ!」と是非、教えて下さいね(・∀・)