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学校のできごと
朝読書そして、授業の様子
授業では「学び合い」が進みます
本校で重視している主体的な学びの姿です
本校の一日は「朝読書」から始まります。この時間は、物音一つせず、それこそ教室にある時計の秒針の刻む音が教室に響くほどです。まずは、気持ちを落ち着かせて一日が始まります。みんな、それぞれ自分で考えて選んだ本を読みます。ここでも主体性が重んじられます。
さて、今回紹介する授業は、1年の英語と2,3年の数学です。1年の英語は、仮の時間割での始まりなので、少人数の形態はこの時点ではとっていません。はじめて中学で教科として「英語」を学びますが、すでに小学校のときに中学の教員が小学校に出向き、担任とともに外国語活動の授業を進めていることから、自然になじんでいました。英語の授業中は、すべてというに近いほどほとんど英語で進みます。でも、1年生はしっかり理解できていました。たいしたものです。オールイングリッシュでも生徒の笑顔があふれる授業で、生徒も安心したことと思います。
そして、数学の授業は、さっそく「学び合い」が積極的に進んでいました。この光景を初めて見た方の中には、「授業中に勝手に席を離れて、おしゃべりしているのでは?」と、思われる方がいることと思います。でも、よく見ていると分かりますが、生徒は自分の考えと判断で、教えてもらいたい相手を探し、自分が納得できるまで、質問しています。聞こえてくる会話は、すべて数学の問題に関して。教える側も教え方が問われるので、真剣そのもの。これが本校で大事にしている「伝え合い、支え合い、学び合う」学習活動、主体的な学びの姿です。
○2年の朝読書の様子です。集中しているひととき。大事な時間です。
○1年生の朝読書。早くもなじんでいます。朝陽の射す中、静寂なひととき。読書に集中。
○1年英語。少人数指導に入る前のクラス全体での授業です。オールイングリッシュですが、生徒は笑顔で積極的に活動しています。
○3年数学。さっそく「伝え合い、支え合い、学び合う」姿が見られています。
○2人で、3人で、4人で、すべて自分たちの考えと判断で、相手をつくり、伝え合い、支え合い、学び合っています。分かっていないことを分からないと言えることが大事です。「あ、そうか」「ここはこうすればいいんだ」「分かった」の声が聞こえてきています。
○学習と学修の違いは?本校では主体的な学びを大切にしています。受け身の授業では、確かな学びの獲得につながらないからです。そのために必要なことは、まず自分が授業の見通しをもつことです。そして、伝え合い、支え合い、学び合うという、自分から能動的に他の生徒との関わりを通して、理解を深めます。そして、最後に振り返りをし、自分が何が分かったのか、何が分かっていないのかを認識することが必要です。それが、次の学びへの意欲を引き出していくからです。
○2年の数学です。あちらこちらで、こうして跪きながらや、顔を寄せ合って、学び合う姿が見られます。皆、真剣そのもの。聞こえてくるのは数学用語のみ。どうしても分かるようになりたいという気持ちが伝わってきます。
新入生歓迎会
上級生の紹介に心躍らせる1年生
4月11日月曜日の午後、1年生を迎えて2,3年生が本校の生徒会、専門委員会、部活動等について紹介を行う「新入生歓迎会」がありました。進行も生徒会本部役員を中心にすべて生徒が進めます。その姿にも1年生は、心躍らせたことと思います。これから始まる部活動。デモンストレーションを見て、どの部に入ろうかとわくわくしていることが伝わってきました。進行をした生徒会本部役員の皆さん、お疲れ様でした。
○生徒会専門委員会の役割について説明する各専門委員長。各委員長のはじめの挨拶の言葉に、1年生が返す「あいさつ」の声がとてもしっかりしていました。
○部活紹介。幕開けは「吹奏楽部」の演奏から。
○フロアいっぱいに使った「女子バスケットボール部」の紹介。
○「柔道部」の生徒は、自分たちで畳を運び、演技を披露。マイクパフォーマンスも巧みなものでした。
○1年生のお礼の言葉。原稿を見ずに、2年生、3年生を見てしっかりと感謝の気持ちを伝えていました。
平成28年度が始まりました
今年度、210名の新入生を迎えました
新入生の皆さん、入学おめでとうございます
平成28年度の1学期が4月6日(水)に始まり、そして、本日4月7日(木)は、新1年生を迎える入学式でした。今年度は210名の新入生を迎え、1年生の学級数が6クラスとなったことから、これまで長いこと親しまれてきた6組の名称をあらたに1組としました。そのことから、今日の入学式では、新1年の学級は1組から7組までとなりました。
新入生の姿からは、緊張の中にも新たに始まる中学校生活に期待を寄せている気持ちが伝わってきました。人数も増え、活気あふれる学校になっていくことと思います。これからの生徒達の活動がとても楽しみです。
今日の入学式での校長の「式辞」、在校生の「歓迎の言葉」、そして新入生の「誓いの言葉」のすべてに共通していたのが、『主体性を発揮する』ことでした。本校で大切にしていることが、在校生はもちろんのこと、新入生にも伝わっていることが頼もしい限りだと感じました。
○4月6日に始業式がありました。当日、新たに本校に着任した8名の先生方の挨拶がありました。
新入生を待っています
本日で平成27年度が終わります。今年度一年間学校を支えてくださったすべての皆様にあらためて感謝申し上げます。
明日から平成28年度が始まります。4月6日に始業式があり、進級した2年生、3年生が登校します。そして、翌4月7日には新入生を迎えます。新入生の生徒数も増え、6学級となります。これに伴い、これまで6組の名称を使用していた学級は、1組に名称を変更します。したがって、入学式では、新1年は7組が存在します。いつもより多い新入生の入学を心からお待ちしています。人数も増え、ますます学校は活気にあふれることと思います。校庭の桜も生徒の登校を心待ちしているようです。
○校庭の桜も花開き、春爛漫となる頃です
○校門の傍らにひっそりと咲く水仙の花は日々生徒の姿を見ています
年度末大掃除
3年生の教室も掃除します
明日は、修了式。今日が教科の授業の最終日です。最後の教科の授業が修了した後は、全生徒で一年間お世話になった学校をきれいにする大掃除。皆、よく動いていました。廊下を雑巾がけする姿、教室の扉の通気孔の溝一つ一つを雑巾がけする姿、机と椅子の脚の裏側のゴミを雑巾で取る姿、蛍光灯の傘の埃を取り除く姿、ガスレンジを磨き上げる姿、皆黙々と、また楽しそうに清掃するする姿が印象的でした。卒業してだれもいない3年生の教室も在校生が掃除をしています。皆、お世話になった校舎や3年生に感謝の気持ちをもっていることが伝わってきます。さあ、明日は、いよいよこの一年間の最終日です。気持ちのこもった修了式になることでしょう。そして、次年度への決意につなげていくことでしょう。期待しています。
○溝の一つ一つもていねいに雑巾で汚れをとっていきます。
○机と椅子の脚の裏の汚れを一つ一つ丁寧に拭き取ります。
○調理室のガスレンジの台も磨き上げます。
○蛍光灯の傘の埃も一つ一つ丁寧に取り除きます。
今年度最後の「避難訓練」
今回は非常階段を使用しての訓練
今日は、今年度最後となる「避難訓練」が行われました。いろいろな状況に対応できるようにするため毎回想定を変えて、避難訓練を実施しています。今回は、普段は使用をしない「非常階段」を使用しました。1年生にとっては初めての使用となるもの。どのような階段の状況なのか知っておかないと、いざというとき戸惑いが生じてしまいます。実際使ってみて分かったことがあったと思います。
皆、真剣に移動ができていました。校庭に出てからは小走りにして、集合場所で直ちに点呼を行います。こうした訓練を繰り返すことにより、いざというときに動きが取れるようになります。
○校庭に出てからは小走りで集合場所まで行きます
○点呼も終わり、避難完了。集中して話を聞きます
○校庭の桜も花が開き始めていました
校内駅伝大会
グラウンドにはお互いを励まし合う声が響いていました
3月22日(火)やや風が強い中でしたが、雲一つない青空のもと、校内駅伝大会を都立立川国際中等教育学校にご協力いただき「曙グランド」を会場に開催することができました。午前に1年生の部、午後に2年生の部が行われました。チームで襷をつなぎ、全員が完走し一体感を味わっていました。走っている選手にはチームからの声援が送られますが、それは次第にチームを越え、走っている全ての選手に送られます。走っているときは苦しさが伴いますが、仲間の声援により頑張ろうという力が湧くことを感じ取っているようでした。いずれの学年も、駅伝大会実行委員の生徒たちが運営を進めていました。また、ここでも力をつけたことと思います。この力を次の学年へとつなげていくことでしょう。
今回、生徒が本校から曙グランドに行く途中の安全確保をはじめ走路指示の補助について、保護者の方々のご協力をいただきました。当日、1、2年生全員の生徒から保護者の方々に感謝の気持ちを伝えました。お手伝いいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
○1年生の部 スタート!!
○1年生の部 ゴール!!
○2年生の部 ゴール!!
○2年生の部 閉会式 生徒の講評
卒業式
とても感動的な卒業式でした
今日は卒業式。とても穏やかな陽気に恵まれました。卒業証書授与の場面は厳粛な中、生徒は堂々と卒業証書を受け取りますが、涙あふれる姿が見られます。3年間の思いの強さが分かります。そして、卒業生の「答辞」は様々な場面で自分たちで考えて、判断し、行動してきたことを振り返り、そして、その成長を支え、これまで育ててくれた保護者への感謝の気持ちを伝えるとても感動的なものでした。3年生の思いのこもった歌声が体育館に響き渡り、最後の発声の後の余韻に、館内にいた人々全員が浸る思いでした。歓送もうららなか春のような陽気の中で行うことができ、3年生はとてもいい表情で本校を後にして、巣立っていきました。あらためて3年生、卒業おめでとうございます。保護者の皆様、お子様のご卒業、おめでとうございます。
この度、3年生の保護者の方々が、卒業生一人一人にとても素適なコサージュを一つ一つ手作りしていただきました。また、教員にもいただきました。とても、気持ちのこもったもので、170名の生徒全員分となると、多くの時間がかかっていることと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。本校は、こうした保護者の皆様のきめ細かな心遣いにより支えられていることをあらためて感じます。本当にありがとうございます。
いよいよ明日は卒業式
明日は第67回卒業証書授与式
今日は、最後の式練習がありました。3年生の気持ちのこもった態度と歌声が1、2年生に響いていることと思います。1,2年生は、練習の後、3年生のために卒業式の準備にかかりました。校舎を巡っていると、廊下に3年生から在校生へのメッセージが飾られていました。「勉強すれば、分かるようになる」「志望校は早く決めた方がいい」など、一人一人の実感のこもったメッセージが記されています。
○3年生から在校生へのメッセージ 実感のこもったメッセージが満載
卒業式予行と駅伝大会に向けて
そして、1、2年生は駅伝大会に向けた練習
今日は、3年生対象に「67期同窓会入会式」が行われました。本校第2代同窓会長から直接お話を聞くとともに、67期卒業生の同窓会幹事の委嘱がありました。
その後、全校生徒揃って卒業式の予行がありました。とてもよい緊張感の中、3年生の思いのこもった態度と歌声にきっと1、2年生にとって響くものがあった練習になったことと思います。
1、2年生は、校内駅伝大会に向けて練習に力を注いでいます。
○同窓会長ご自身の「卒業証書」と「卒業アルバム」をお持ちいただき、歴史と伝統ある二中についてと同窓会についてお話がありました。
○3年生同窓会幹事の紹介
○卒業式予行
○1年生 駅伝大会練習
○2年 駅伝大会練習
生徒の活動
18日は卒業式。3年生とのお別れの日が近づいてきました。3年生とのお別れの活動が様々行われています。
○3月12日(土)、「立川市・大町市姉妹都市中学生サミット合同報告会」が立川市役所にて行われました。夏に大町市で行われたサミットに参加した市内の中学生が発表を行うとともに現生徒会役員と一緒に次年度の取組について協議を行いました。
○3月13日(日)、部活動では、それぞれの部で、3年生とのお別れの会が開かれています。写真は吹奏楽部の「スプリングコンサート」で3年生の卒部式の場面です。3年生は3年間、仲間と力を合わせ、心あたたまる演奏をしてきました。その姿は下級生の模範となっています。これまで本当によく頑張りました。
○3月15日(火)、全校での卒業式練習です。3年生の学級委員が進行をします。さすが3年生、気持ちが入っていました。明日は、予行です。卒業式まであとわずかです。
いよいよ卒業のとき
3年生は最後の中学校生活を送っています
18日(金)は、本校の卒業式です。3年生が仲間と一緒に本校で生活をする日もあと、5日間となりました。先週は、教科の最後の授業、特別授業、そして卒業式練習が行われていました。皆、とてもいい表情で、仲間と言葉を交わし、気持ちを高めていることが伝わってきます。
卒業式の練習では、自分たちのための卒業式、そして感謝の気持ちを込める場であるとの思いを込めて、学級委員会が主体となり、自分たちで練習の進行や改善のための言葉かけを行っていました。頼もしい3年生です。
○最後の「調理実習」(家庭科)で、「マドレーヌ」と「蒸しケーキ」を男女協力して作っていました。最後の調理実習を楽しみながら、この一瞬を大事にしようと取り組んでいることがよく伝わってきました。
○「国際理解」に関する授業です。言葉はいっさい使わずコミュニケーションします。どうすれば相手に伝わるか、また、相手のことを理解できるか。3年生はその趣旨をよく理解し、楽しく学べています。担任の先生も一緒に参加し、どのグループも終始笑顔があふれています。
○3年生が掲げた卒業式のスローガンが昇降口に掲示されています。いよいよ卒業の時
○卒業式、歌の練習は、すべて自分たちで進めています。学級委員からのアドバイスに3年生全員が「はい」と返事をしていました。きっと最高の「卒業式」を創り上げてくれることでしょう。
今年度最後の「土曜補習教室」
今年度1年間実施して学力向上に大きく貢献している「土曜補習教室」も本日の土曜日が最終回となりました。そこにも参加している3年生がいます。すでに受験も終わり、進路先もほとんどの生徒が決定をしています。そうした状況ですが、今日もきちんと参加している3年生の姿があります。受験が終われば学習は終わりでしょうか?いえ、そうではありません。むしろこれからは、義務教育の学習内容を踏まえた上での学習が高校生活では始まっていきます。しっかりと今のうちに中学校の学習内容を理解しておかないとこれから始まる高校の学習についていけないことにもなりかねません。そのことが分かっている3年生はこれからに備えて今日最後の「土曜補習教室」に参加できています。立派です。
校内駅伝大会に向けて
今朝も校庭には励まし合って走る生徒の姿があります。「がんばろう!」「がんばって!」という声が聞こえます。前にもお知らせしたとおり3月22日(火)に「校内駅伝大会」があります。1・2年の学年別に実施されます。今、生徒は全員でタスキをつなぎ、完走できるよう、また、少しでもタイムを向上させようと、毎朝練習に取り組んでいます。走ることは単独ですが、仲間と励まし合う姿が見られています。毎朝、生徒と一緒に走っている教員の姿も見られます。がんばれ~!
○1年生
○2年生
3年生への校長による授業
毎年この時期恒例になっている校長が行う3年生への授業が今年も3月8日にありました。これまでは校長単独で行ってきましたが、今回は3年生の授業「クリティカル・シンキング講座」で、ご指導いただいたプラムシステムズ(株)の講師の山本さんと一緒に行いました。
内容は、「困難を乗り切るにはどうすればよいか」ということ。校長からは、「レジリエンス」(逆境に負けない心、しなやかな心)と主体的に生きることの大切さ、山本さんからは、「メタ認知」と「クリティカル・シンキング」の大切さについて話をするとともに、生徒と一緒に考えました。
本校の生徒は、対話を通して学ぶことに積極的で、慣れているので、この日も「それでは4人1組でディスカッションを行ってください」と促すと、さっとお互い向き合って議論をし、ひとつの考え方を導きます。このときも「困難を乗り切るコツとは?」ということにも、とてもよい考え方を導き出し、発表をし合うことで共有化することができました。
○さっとお互いの顔を向き合わせディスカッション開始
○お互いの考えを聞き合うことができる生徒たち
○お互いの発表を皆、真剣に聞きます。聞き方も上手。
学習発表会
見て、聴いて、感じて
未来の自分につなげよう
3月5日(土)、本年度の「学習発表会」が開かれました。今年も生徒の生き生きとした舞台発表、展示発表が見られました。年を重ねる毎に“質”が高まっている表現に驚くばかりです。生徒もお互いの表現を「見て、聴いて、感じて」、まさにスローガンにある「未来の自分につなげよう」の手応えが感じられた「学習発表会」になりました。当日、ご参観いただいた保護者、地域、関係の方々からも舞台発表の部で生徒が「自分の考えを表現する姿が素晴らしかった」こととともに「生徒の見る態度が立派だった」と評していただきました。
【舞台発表の部】では、各学年「総合的な学習の時間」に学習してきた身近にあることから世界の情勢にかかわる諸問題(環境、福祉、国際)まで、自分で調べたことを“根拠”に“自分の考え”を主張する姿が見られました。そのプレゼンテーションも3年になると、自分でパワーポイントの資料を作成し、原稿を見ることなく、自ら画面を操作しながら自分の考えを伝える姿が見られました。2年の「英語スピーチ」では、原稿が手元にないことはもちろんのこと、的確で大きなジェスチャーを交えた豊かな表現力で“自分の夢”を語ってくれました。続いて、今年度、立川市姉妹都市長野県大町市中学校生徒会役員と交流した生徒会の役員から、その内容とともに学んだことについて、パワーポイントを活用し発表がありました。そして、「中学生の主張」では、各学年の代表生徒が自分の経験から学んだり、感じたりしたことを瑞々しい感性で主張する内容が、聴いている中学生、大人の心に響きました。その後、保健体育の授業で学んだ「ダンス」と「マット運動」をステージ、そしてフロアを使い、躍動感あふれるパフォーマンスを披露してくれました。特に、多くの人数による「ダンス」は、“自分たちの考えを伝え合って、よりよいものを創り出そう”と練習を重ねてきたことが伝わる出来映えでした。何と、今回は1年の「ダンス」発表に6組の生徒2名が参加し、見事に溌剌とした「ダンス」を見せてくれました。その後、1年生から3年生まで全員揃った編成で、「吹奏楽部」の生徒が「ディズニーアットザムービー」を楽しく演奏をし、会場が一体となりました。体育館には、今日一日表現した生徒たちのエネルギーがあふれていました。
【展示発表の部】も、教科や部活動等を通して、生徒が丹精込めて仕上げた作品の数々が展示されました。そして、お互いの作品をわくわくしながらていねいに鑑賞している生徒の姿が印象的でした。
年々、【舞台発表】、【展示発表】、それぞれ“質の高い表現”ができるようになっているのは、これまで生徒たちが上級生などの表現を「見て、聴いて、感じた」ことを、まさに「つないで」いるからなのだと感じました。目には見えないけれど、そこにはこれまでの生徒たちの存在があり、生徒たちが脈々とつないでいる“絆”があることを感じた「学習発表会」でした。当日、ご参観いただき、生徒たちを励ましていただきました保護者の皆様はじめ関係の方々にあらためて感謝申し上げます。
○英語スピーチ「My Dream」 身体いっぱい使って表現します。“私の夢は社会の先生になること!”
○1年「ダンス」
○3年「ダンス」
○2年「マット運動」
○吹奏楽部の演奏
○技術科:「オリジナル棚」
○家庭科:「クロスステッチ」
○美術:「篆刻・石彫」
○美術:「点描画」
校内駅伝大会に向けて
3月22日に「校内駅伝大会」が行われます。今日からは朝の練習がスタートしました。本校では、体力向上の取組の中でも、持久力の向上をかかげ、これまで取り組んできています。今年も1.2年対象に「校内駅伝大会」を実施します。当日、保護者の皆様に生徒が励まし合って走る姿を見ていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
○今日は1年生が朝練習に取り組んでいます。仲間と励まし合いながら走っています。
小中連携外国語活動
校区3校の小学校で実施しています
二中校区、第二小学校、第五小学校、南砂小学校に本校の英語科教員が出向き、6年の担任の先生方と一緒に「外国語活動」の授業を行う、「小中連携外国語活動」が先週実施されました。
ここでは、第五小学校での授業の様子の紹介となりますが、第二小学校、南砂小学校でも同じような授業が展開されています。この取組は、今年度から始まり今回で4回目の授業です。
今回の授業は、「Wher do you want to go?」「I want to go~.」のレッスン、そしてこの文を皆で言えるよう、「国旗カード」を使ったゲーム形式の活動で、楽しく英語で会話をしました。最後は、今日習った英文を使った「フルーツバスケット」で、大いに盛り上がりました。
このように楽しい「外国語活動」の授業を、6年生、担任の先生、中学校の英語科教員でつくり上げることができました。第五小学校の6年生から「4月からよろしくお願いします」と言われ、授業を進めた本校の英語科教員は、とても喜んでいました。
○あなたの行きたい国はどこですか?私の行きたい国は○○です。これを英語で会話します。
○最後は今日習った英文を使った「フルーツバスケット」で大盛り上がり。
二中校区小中連携「選択交流授業」
3校の6年生同士の交流もあり楽しく体験
2月25日(木)午後、二中校区の第二小学校、第五小学校、南砂小学校の6年生が本校で中学の授業を体験しました。自分で教科を選択し、他の小学校の友達との交流も深められるので「選択交流授業」と称しています。これまで、部活動体験で他の学校の6年生と一緒に活動したことはありましたが、今日は授業ということで、より他の学校の友達との関わりも増えます。
授業の始まりの段階では、はじめて話をする友達にどのように話しかけてよいか戸惑いも見られましたが、中学校教員が授業を通して3校の児童が関わりをもてるよう工夫していることもあり、すぐに打ち解けて、中には歓声が上がっている授業もありました。
授業の様子を見ていただくと分かるように、全ての教科の授業が4人1組などのグループ活動になっていることが分かると思います。(音楽と英語について、写真では、グループ活動ではない場面になっていますが、音楽は、この後、合唱ですから当然グループでの触れ合いが必要になります。英語は、ゲームを取り入れ、コミュニケーションを図るためのグループワークがこの場面の後、続きます)
当日は、福岡県教育委員会の主任指導主事、指導主事の方が本校を訪問され、選択交流授業の様子も全て参観されました。はじめて授業で出会う児童らが楽しそうに意見を交流し、意欲的に学んでいる姿に感心されていました。
6年生の児童の皆さんが、他の学校の友達とも仲良くでき、そして、中学校の授業を楽しく理解できたことがとても良かったです。6年生の皆さんが4月に入学してくることを心より楽しみにしています。
○音楽です。手拍子、リズムをとって自己紹介。この後合唱曲にチャレンジ!
○美術です。スケッチをする前に、まずは鉛筆の削り方を学びます。
○社会です。新聞記事に書かれている国の名前を仲間と協力して調べています。
○国語です。折り句を活かした短歌を協力して作ります。
○英語です。まずはカードを使ってアルファベットの学習、この後、楽しいグループワーク。
○技術です。コンピュータ室でタブレット端末を使用した学習です。
○数学です。トランプを使って正負の計算の仕組みを理解します。ちょうどこのとき大盛り上がり。
○家庭です。食品についての学習。身近にある野菜の名前が言えるかな。
○保健体育です。ゲーム形式で他の学校の友達と一緒にバドミントンをしました。
○理科です。ルミノール反応の実験をした後、今日の「振り返り」をしています。よほど楽しかったのでしょう、とても多くのことを書いています。(真っ暗な理科室の中で、試験管の中の液体が光を放つので思わず歓声が上がります)
1年「環境学習」発表
2月22日(月曜日)1時間目、1年生は柔道場にて、これまで「総合的な学習の時間」で進めてきた「環境学習」について、各クラスの代表生徒が発表を行いました。はじめに、1組の代表生徒が「自然環境新聞」と題した内容で、放射線、温暖化の問題について自分の考えを伝えます。
驚いたのは、原稿が手元にないこと。だから、視線は1年生全員に送られます。冒頭全体への問いかけから始まります。「皆さんは、東京湾の水はきれいだと思いますか?」まだ、聞き手の方が慣れていないのと、学級とは違い1年全員が集まっているからでしょうか、反応がありません。しかし、そこでもひるむことなく、「あれ、反応がないですね…」と返しながら、自分の調べたことと自分の考えを堂々と聞き手を見ながら語りかけるように伝えていきます。
内容の濃さ、また、身近にある事例を取り上げ、説得力のある説明に思わず引き込まれていきます。そして再度、問いかけがあります。「皆さんの中に花粉症の人はいますか?」今度は、多くの人の手が挙がります。聞き手の気持ちもひきつけられている様子が分かります。
この後、2組代表生徒「ゴミの有料化と分別」、3組代表生徒「オゾン層とフロンガス」、4組代表生徒「見えないところに潜む水問題」、5組代表生徒「少子化と高齢化社会」と、選ばれた生徒の取り上げた問題も全て違う内容です。まさに主体的に学んできた証がそこにはありました。
ところで、もう一つ驚いたことがあります。この発表会で柔道場に入るときの1年生の態度には感心しました。何と下駄箱に入れる上履きの底を向かい合わせにして皆が入れているのです。女子も男子も。このようにきれいに入れられていることから、多くの上履きを収納することができるのです。「いつもこうしているの?」と尋ねると、初めてですと言葉が返ってきます。教員の指導かと確かめてみると、誰も指示していないとのこと。では、誰が?生徒が自ら考えて行動していたのです。何と素晴らしいことでしょう。
○分かりやすいプレゼンテーションで、環境問題について自分の考えを伝える1年生
○柔道場に入る際、きれいに底を合わせて上履きを収納していく1年生の姿。教員の指示ではなく、自ら行動。