日誌

学校のできごと

奉仕活動

主体的に清掃活動に取り組む学級委員の生徒たち
~まずは自分の学校に目を向け、できることをする大切さ~
 何て気持ちのよい光景でしょう。場所は本校の体育館の男女更衣室です。きっと使用したことのある人達は気付いていたことでしょう。あまりの汚れ方に。そこで立ち上がったのが、3年の学級委員です。3年の学級委員は自ら更衣室を清掃することに動き出していましたが、学校全体の中央委員会でも提案します。その気持ちに2年生、1年生の心が動きます。3年生だけに任せていて良いのか?自分たちは何もしなくて良いのか?と。そして、行動に移した生徒たちです。何て心優しい生徒たちでしょう。派手なことや目立つ行動ではありません。人知れずの活動に近いでしょう。そうした地味な活動に目を向け、何とかしたいとの気持ちで動く生徒がいることが本校の誇りです。発案から行動まで、すべて生徒の主体的な動きです。清掃活動を進めてくれた学級委員の生徒の皆さん、ありがとうございます。









「クリティカル・シンキング講座」始まる!(3年)

「クリティカル・シンキング講座」が始まりました!
~3年生は「集団討論」や「スピーチ」の学習を進めます~
 3年生は、12月9日から国語の時間に「クリティカル・シンキング講座」を行っています。国語の授業としては、「話すこと・聞くこと」の学習内容になります。授業は、プラムシステムズ株式会社との連携によるものです。「クリティカル・シンキング講座」では、物事を正しく考える力を身に付けることをねらいに、集団討論の進め方や個人スピーチの仕方を通して学んでいきます。自分の述べる意見や自分の考えは、根拠に基づいているものか?それは事実なのか?事実ではないのか?などについて、1回目の授業では学びました。
 はじめに実際に「集団討論」を行いました。テーマは「インターネットの利用における利点と問題点について」です。このテーマは実際に昨年度の都立高校の推薦入試の際の「集団討論」のテーマとして出されたものです。まずは、自分の発言内容をまとめ、各自の意見を発表し合いました。そして、「クリティカル・シンキング」や「メタ認知」に関する講義を聴いた後、自分たちが発表し合った発言内容は、事実に基づいているのかいないのかを見つめ直していました。

○「集団討論」の練習から始まります。まずは自分の考えをまとめます。


○テーマに関する自分の意見をもちます。


○はじめに個人の意見の発表です。


○楽しそうに意見交換をしています。


○自分以外の人の意見をこのシートにメモしていきます。


○「クリティカル・シンキング」、「メタ認知」とは何ですか? 「自分を知る」「相手を知る」ことの大切さを学びます。


○さて、自分の考え、意見は「事実」に基づいているものですか? 「根拠」に基づいていますか?このことをもとに次回につなぎます。












二中訪問「学校紹介・部活動体験」

6年生の二中訪問 学校紹介・部活動体験
 12月8日(火曜日)に、校区3校(第二小学校・第五小学校・南砂小学校)の6年生が二中に来て、二中の学校生活を知り、部活動を実際に体験することを行いました。
 学校紹介では、本校の生徒会の本部役員が二中の生活について分かりやすく寸劇で紹介をしました。生徒は、6年生に分かりやすく、少しでも面白く伝えようと工夫をしていました。その気持ちが伝わり、6年生の笑いを誘っていました。その後、質問コーナーがあり、二中の生活について6年生からその場で質問を受けましたが、生徒たちは一つ一つの質問にていねいに分かりやすく答えていました。
 この後行われた部活動体験では、6年生はそれぞれの部活動に分かれ、実際に中学生と一緒に活動を行いました。また、ここでは、他の小学校の6年生とも触れ合うようにすることも目標にしていたことから、積極的に他の学校の6年生に声をかける姿も見られました。
 本校の生徒は、体験を通して知り合った6年生が4月に入学してくるのを楽しみにしているようでした。











福祉体験学習・2年

福祉体験学習、生徒はお礼の気持ちを伝えました
 2年生は、2学期後半、総合的な学習の時間に「福祉体験学習」を実施し、障害のある方々との直接の触れ合いを通して、障害のある方々の気持ちの理解、これから自分たちができることは何かなどについて考えました。今日は、その最後の時間で、振り返りとまとめをし、来校いただいたか方々にお礼の言葉を伝え、全員で「コスモス」を合唱し、感謝の気持ちを伝えました。
 4名の生徒が感謝の気持ちを伝えました。その中の一人の言葉を紹介します。
「私たちは1日目、班ごとに分かれ、目隠しをして卓球台の上で鈴の入ったピンポン球をラケットで転がし合う「サウンドテーブルテニス」という競技を体験しました。音だけでピンポン球をねらうのは難しく、普段多くの情報を目から受け取っていることが分かりました。さらに、目を隠すだけで、ピンポン球の鈴の音はもちろん、ラケットの手触り、柔道場の畳の臭いなど、いつもなら気にならないことに敏感になりました。今日は、2人1組になって、白杖を使い、目隠しをして校舎を歩きました。1日目と同じように視覚がさえぎられ、毎日のように通っている道が頭に浮かばず、とても不安になり、道のちょっとした変化で怖くなってしまいました。そして、案内する側も段差の時は、とても気を遣い、ヘルパーさんの大変さが分かりました」
 来校してくださった方々からは、「同じ立川に住んでいます。町で会ったら気軽に声をかけてください。人と人とのつながりが大切です。皆さんも周りの人、友達を大切にしてください」とのお言葉をいただきました。





小中連携あいさつ運動

1年生が校区3校の小学校に行き、朝の「あいさつ運動」展開
 12月10日の朝、本校の1年生が校区・第二小学校、第五小学校、南砂小学校に行き、小学校の先生方と一緒に朝のあいさつ運動を行いました。1年生は、今、毎朝「スキー場まで全力で走ろう!!」の取組をしている中でしたが、この企画を提案したところ、仲間を募って有志が参加してくれました。参加協力してくれた1年生ありがとうございます。写真では3小学校の内のひとつの小学校のみの紹介となりますが、小学校の先生方も3つある校門に出てくださり、本校の中学生とともにあいさつ運動をしてくださいました。小学校の先生方ありがとうございます。生徒は、学校に戻り、「小学生があいさつを返してくれたことがうれしかったです!」と報告をしていました。





土曜補習教室

対話を通して学ぶ「土曜補習教室」
 12月5日(土曜日)、「土曜補習教室」がありました。今回も生徒は「学習支援員」や本来の教員と対話をとおして、分からないところを質問しながら、自分の力で解けるよう学習支援員等のアドバイスを受けながら、理解をしていきます。日々、努力を続ける生徒の姿が今回も見られました。



1年生の取り組み

廊下に掲示される1年の活動の成果
 1年生のフロアの廊下には、今1年生が学習していることについて、その成果がわかる掲示物があります。一つは、世界の国々を調べたことについて、もう一つは、今、毎朝取り組んでいる「スキー場まで全力で走ろう!!」で、走った距離を記している掲示物です。一人一人の努力が班の力、クラスみんなの力になっていきます。





”しいたけ”を育てる

”しいたけ”を育てる
 1年生は「総合的な学習の時間」で、「しいたけ菌種の植え付け」を行っています。これは、しいたけを育てることを通して、食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々への感謝する心を育てることをねらいにしています。今日は、各クラス、班単位で1本のほだ木にしいたけの種駒を植え付ける体験学習をしました。





考え、議論する道徳に向けて

考え、議論する道徳の授業に向けて
 平成31年度から道徳は教科としての位置付けになります。教科書が使われることになり、指導について「考え、議論する」ことが重視されます。平成28年度から先行実施が可能となることから、東京都教育委員会では移行期間における先行実施が円滑にできるよう区市町村教育委員会、学校を支援する準備を進めています。
 本校では、クリティカル・シンキングの思考法を取り入れた授業作りを進めてきていることから、道徳の授業においても、その考えを導入し、自分の考えをもち、考えを伝え合うことをしています。このことが、これから重視している「考え、議論する」ことにつながっています。
 写真で紹介した授業は2年生の「道徳」の授業ですが、このように4人1組になり、まず自分の考えをもつことを大事にし、他の生徒と考えを交流し、考えを深めていきます。

スキー場まで走ろう!(1年)②

今日もひたすら走ります!声が出始めました!!
 1年生は、今朝も走っています。定刻から走る人数も増えているように感じます。そして、大きなかけ声が聞こえてきます。励まし合っています。風邪が流行する季節になってきました。走ることで予防対策にもなるのではないでしょうか。頑張れ1年生!!





スキー場まで走ろう!!(1年)

スキー場まで走ろう!!
 1年生は、1月27日・28日・29日の2泊3日、志賀高原スキー場で「スキー移動教室」を実施します。今、それに向けて体力をつける取組を行っています。それが「スキー場まで走ろう!!」の取組です。目標距離は、個人で校庭100周突破。生活班のメンバーで、200㎞。毎朝7時50分から8時10分までの20分間走ります。ひたすら走ります。仲間と励まし合って走ります。写真は、開始した昨日、月曜日の様子です。教員も一緒に走ります。みんなで、いいスキー移動教室にしようと気持ちを一つにしています。







土曜補習教室

「土曜補習教室」で学ぶ生徒たち
 期末考査は終わりました。その後行われた11月28日の「土曜補習教室」にも生徒たちは集まり、学習支援員や先生方と対話しながら学習を進めています。





PTAタイルアート講習会

PTA文教委員会主催「タイルアート講習会」
 11月28日(土曜日)の午前中、PTA文教委員会主催のタイルアート講習会があり、講師の先生をお迎えして、タイルアートを作成しました。とてもきれいで実用的な作品ができあがりました。文教委員の皆さん、企画運営ありがとうございました。







保健室

 養護教諭が産休に入ります
 養護教諭が明日から産休に入ります。今日の朝礼で、休みに入ることでしばらくのお別れになることからあいさつをしました。また、産休代替の養護教諭がこれから勤務することから、全生徒の前であいさつをしました。生徒達は、養護教諭の先生としばしのお別れをするにあたり、3年学級委員会主催の「お別れの会」を開き、心にしみる言葉を養護教諭の先生に述べていました。心あたたまる場になりました。

2年 学年でレクリエーション

2年学級委員会主催「学年レクリエーション」
 2年生は、学級委員会が主催する「学年レクリエーション」を行いました。生徒はレクリエーションで、男女仲良く交流したり、笑い合ったりして、多いに盛り上がっていました。それも、この企画をみんなが盛り上がるようにしようと、昨日も遅くまで話し合い、準備を進めてきた「学級委員会」の生徒の努力があったからです。進行もすべて学級委員が行いますが、実に元気よく、マイクを巧みに使い、生徒にインタビューをしながら気持ちを交流することができていました。頼もしい生徒たちでした。閉会式の閉会の言葉では、「期末考査が終わり、気が緩みがちですが、2学期最後の終業式まで、気持ちをまた引き締めていきましょう!」と気持ちを整理していました。





生徒主催の「校内ビブリオバトル」開催

図書委員会主催 第1回校内ビブリオバトル が開かれました
 期末考査終了日の11月19日、第1回校内ビブリオバトルが開催されました。生徒会「図書委員会」主催の生徒主体の初の試みでした。司会、進行、表彰等すべて図書委員会が運営しました。発表には、1年生3名、2年生2名、3年生1名の合計6名の生徒が参加しました。生徒から紹介された本は、「レ・ミゼラブル」(ヴィクトル・ユーゴー)(2名紹介)、「きまぐれロボット」(星新一)、「小説仮面ライダークウガ」(荒川稔久)、「Another」(綾辻行人)、「きみが見つける物語 友情編」(5人の作家の短編集)の以上5冊でした。
 1年生から3年生まで一緒に行えたこと、そして、図書委員会の生徒の運営で行えたことがとても良かったです。発表者は自分の本のお気に入りのこと、自分が印象に残ったことなどについて紹介をするなど、一人一人の個性が活かされた内容でした。
 この中から、投票の結果、この日のチャンプ本には、「小説仮面ライダークウガ」が多数の票を集め選ばれました。選ばれた生徒が戸惑いながら、「いいんでしょうか?」と言っていたのが、とてもあたたかい会になった印象を残していました。選ばれただけあって、読んでみたくなるような、会場の人達の気持ちをひきつける発表でした。表彰も図書委員会の生徒が行いました。最後に図書委員会の委員長の生徒が「どんな会になるだろうと思っていましたが、とても楽しい会になったことがうれしかったです」と述べて終了しました。
 この日は、図書委員会担当の司書教諭と国語科教諭、2名の教員も発表に参加し、本の紹介をしました。生徒の中に、教員も一緒に加わり、とても和やかな大会になりました。(教員の発表はチャンプ本を選ぶ対象にはしていません)















試験前の「土曜補習教室」

明日から”期末考査”
その前の「土曜補習教室」と「質問教室」
 明日から3日間の期末考査が始まります。日頃、どれだけ授業で学習していることが理解できているかを確認するものです。本校では、生徒が授業に望むときに、これから何をどのように学ぶのかなどの学習の「見通し」をもつこと、そして、授業では、必ず「振り返り」を行い、自分がどれだけ理解することができたのかを確認していくことを重視しています。
 また、わかっていないこと、理解が不十分なところを「家庭学習ノート」で補うようにしています。さらに、「土曜補習教室」や定期考査前の「質問教室」で、学習のわかっていないところを補うようにしています。ぜひ、これらのことを有効に活用してほしいと思います。

○11月14日にあった「土曜補習教室」の様子です。はじめ(3年生の部)から最後(1年生の部)まで頑張っている3年生の姿が見られました。継続は力なり。 

3年・留学生が先生

3年生は、世界の国から日本に来ている留学生の方々との交流を深めました
 11月13日(金)の午後、3年生は、総合的な学習の時間に「留学生が先生」の授業を行いました。今回、来てくださった留学生の方々の国は、「セルビア」「ブラジル」「アメリカ」「カザフスタン」「イラン」の5カ国です。
 5人の留学生さんが、クラス毎に授業をしてくださいました。留学生さんが勉強している大学は、一橋大学、早稲田大学です。博士課程で勉強をしている方、博士課程は修了し、国に帰ると大学で教授として教える立場にある方もいらっしゃいました。皆さん、母国で活躍を期待されている方ばかりです。でも、そんなことを感じさせないほど、生徒達に親しみをもってやさしく接してくださいました。とても和やかな交流の場となりました。
 中でも、セルビアからの留学生の方が、「私は、引っ越しもしていないのに、4回、違う地に住みました。なぜでしょう。そうです。国の名前が変わったからです。紛争があったり、政治的な動きがあったからです。だから、セルビアの国の人達が望むのは”平和”です」と話してくださっていたことがとても印象的でした。生徒達もその意味を考えていました。
 今回の学習も、「オリンピック・パラリンピック教育推進校」の取組につながっています。それにしても、留学生の皆さんの巧みな日本語の話し方には驚くばかりでした。

○セルビアからの留学生さん

○アメリカ(オレゴン州)からの留学生さん


○イランからの留学生さん


○ブラジルからの留学生さん


○カザフスタンからの留学生さん(民族楽器を演奏してくださいました)

2年・福祉体験学習

2年生は、福祉体験学習で、障害のある方々との交流を深めました
 11月12日(木)の午後、2年生は「福祉体験学習」を実施しました。これは、障害のある方との交流を通して、障害についての正しい理解を深めることと、互いの人権を尊重しながら共に生きていく社会の実現に向けて、望ましい態度を育むことを目的に実施しています。
 生徒は、実際に「車いす」を使用したリレーをしたり、「アイマスク」をつけて卓球をしたりなど、直接障害のある方から話をお聞きするとともに、体験することを通して、障害のある方の気持ちを理解していました。
 本校は、「東京都教委育委員会・オリンピック・パラリンピック教育推進校」の指定校です。パラリンピックに対する関心を高めていくことにもつながっています。











タブレット導入での教員研修

生徒用のタブレット導入 その準備で教員が研修
 生徒は17日(火)から始まる期末考査に向け、部活動も試験一週間前で活動がなくなり自宅で学習に専念しています。この期間に各教科の質問を受ける試験前の「質問教室」を各学年で実施します。その中ではありますが、11月11日(水)は、教員の研修会が行われ教員も学びを進めています。これからタブレットを使用した授業が行えるよう操作に関する研修です。
 今年度、立川市教育委員会では、学校でタブレットを使用した授業ができるよう準備を進めてきました。そしてここで、タブレットが学校に導入され、現在、使用ができるよう準備を進めています。その一環で、教員がタブレットを使用した授業が行えるよう研修が各学校で進められています。本校では、11月4日と11日に校内での研修会を開きました。
 まだ、器材等の準備が整ってはいないので、実際の授業での使用は、しばらくお待ちください。