日誌

2019年12月の記事一覧

Hello校長室274


■杉並の小学校で副校長の時に、ピンチヒッターで2年生の担任をしました。
給食前、「いただきます」直前に読み聞かせたのがこの「あげぱんくん」でし
た。作者直々(じきじき)にいただいた貴重な本でした。子どもたちはとても
よく聴いてくれました。今でも時々目を通しながら、二中生の給食時間を見守
っています。杉並は民間委託の給食でした。民間のシェフがあげパンを揚げて
くれました。まぶすのは砂糖。中央区の時は、調理員さんがきな粉で味付けを
してくれました。各地区のあげぱんで、それぞれの特色と思い出を味わってき
ました。二中生の皆さん、冬休みは家庭の味を思い切り堪能してくださいね。
私は昨日、家族のためにそばを打ちました。ぼそぼその出来で、誰も食べてく
れません。ひたすら私一人ですすっています。孤独のグルメです。
                       (12月30日飯田芳男)

Hello校長室273


■年末は新聞が薄くなります。いえ新聞記者さんすみません。そんな気がした
だけです。新聞のテレビ欄は時間と時間の線がなくなり、長編の番組が目白押
しです。年末らしさを感じます。さて、年末と言えば掃除。掃除をするとなつ
かしいものが目に入り、片づけの手がとまることがあります。校長室を片づけ
ていると、学校の歴史を語る貴重な品が登場することがあります。72年間の
歩みは偉大です。風景、人、建物。すべてが少しずつ変化しています。では、
変わらないものはなんでしょうか。それを考えながらゆっくり年を越そうと思
います。年末は本欄も短いです。人のことは言えません。
                       (12月29日飯田芳男)

Hello校長室272


■晴れの日も、雨の日もあります。天気は人がどうのこうの操作できません。
せめて気持ちだけは「いつも青空」でありたいです。と、まあそんな心意気で
学級通信「いつも青空」を10年くらい発行していました。先日、その1年分
を綴じた学級通信を開いてみました。自己満足の結集というか、独りよがりと
いうか恥ずかしいものでした。無理やり読者にしてた面々も40歳前後、二中
生の皆さんのご両親の年代でしょうか。さて、今年も大詰め、私はやり残した
ことばかりですが、あきらめず着手していこうと思います。まだあと4日もあ
りますし。心はいつも青空です。        (12月28日飯田芳男)

Hello校長室271


■生徒がいないと「二中正門ストリート」がとても広く感じます。いちょうの
葉が落ち北風に耐えています。ところで武蔵野には立派な防風林を見かけます。
冬のからっ風を防ぐ知恵ですね。風と言えば、作家の遠藤周作さんがフランス
にいた時、「日本の家は紙と木で作られているけど大丈夫?」と聞かれた話を
思い出しました。遠藤氏は「だから大変なんだ!強風の時は、飛んでいかぬよ
う必死におさえて、運悪く飛んでいった時は、あきらめてまた新しいのを作る
んだ」と答えていました。私が中学生の時読んだジョークです。いまでも笑っ
てしまいます。でも40年以上経過しています。二中生の皆さんは現代のジョ
ークと比べて、違いがわかりますか? ♪Nescafé Gold Blend!! 
                       (12月27日飯田芳男)

Hello校長室270


■部分日食なので何度か校長室から空を見上げていました。空はどんよりして
います。日食かなと思いきや、曇っているだけのようです。残念です。このま
ま日の入りになりそうです。さて、今日は大正からはじめて昭和に変わった日
です。昭雄さんや昭一さんというように「昭」がつくと昭和のはじめのお生ま
れかなと推測してしまいます。この頃はちょっと読みにくいお名前も増えてき
ました。先日、兄に「読めなくて、校長泣かせのお名前が増えてね」という話
をしました。兄は返事をしませんでした。兄は「和助」と書いて「たかひろ」
と読みます。ふつうは読めません。家族泣かせです。
                       (12月26日飯田芳男)

Hello校長室269


■12月22日の読売新聞投稿欄は、「息子の小鍋で熱々ラーメン」という題
がついていました。鍋は20年前に大学生の息子さんが下宿生活で使ったもの
だとありました。ちょっとへこんで茶色の汚れのついた鍋は、ご実家の台所の
棚にもどっていたようです。出番が少なかった鍋は、投稿者であるお母さんが
お年をめして大活躍しているという内容です。ある日久々にラーメンを作り、
鍋ごとテーブルに置き、直接鍋からラーメンをすすったそうです。お母さんの
感想は「湯気でメガネが曇って、見えないままほおばったラーメンはおいしか
った」とのこと。私のハートも熱々になる投稿でした。私が中学の時、父が、
ラーメンを作ってくれました。ラーメンは、どんぶりに父の親指が入って運ば
れてきました。私の熱々ラーメンの思い出です。 (12月25日飯田芳男)

Hello校長室268


■ゆずの話題の続きです。と言ってもあの「ゆず」のお二人です。上砂川小の
校長の時、お二人が来校されました。きっかけは、学習発表会で世界情勢につ
いて発表した学年の内容が国際協力機構(ジャイカ)を通し、お二人に届いた
と記憶しています。学年の教員が事務所を訪れ内容を説明した覚えもあります。
ワンダフルワールドの中で、ゆずとして何かを伝えたいと真摯におっしゃって
いました。当日は9時からお昼過ぎまでお付き合いしていただきました。平成
22年4月30日のことでした。ゆずのお二人を、冬至のゆずにちなんで紹介
しては失礼過ぎますね。たっぷり歌を披露していただいて、子どもたちや教職
員にとって良い思い出となりました。いろいろなお話を通して岩沢さんと北川
さんが大変な勉強家というのがわかりました。おしのびで来校されたので二中
の皆さんも内緒にしてください。さて、給食最終日の今日は、シューアイスに
フライドチキンでした。欠席の生徒は、シューアイスの味が気になりますね。
ごめんなさい。おいし過ぎました。       (12月24日飯田芳男)

Hello校長室267


■昨日は冬至、金田一春彦先生は「冬至」と、お湯に入りでかける「湯治」は、
『同じ発音だが新潟県長岡市周辺は二つを区別して発音している』と述べてい
ます。冬至はトウジ、湯治は、タとトの中間の「タアージ」と発音するそうで
す。これは室町時代の、中央の標準語にあった区別の名残りであることが資料
にあるそうです。さすが金田一秀穂先生のお父様です。さて、冬至と言えば、
ゆずとかぼちゃ。どちらも運を呼び込むもので、強い香りで邪気を払う役割が
ゆずだそうです。かぼちゃは別名南瓜(なんきん)です。にんじん、だいこん、
れんこん、ぎんなんと「ん」がつく物は縁起が良いからだということです。た
だ、それだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切れるようにという先人の知
恵でもあるようです。冬は、何度もほくほくのかぼちゃをおいしくいただき、
風邪をひかないようにしたいです。       (12月23日飯田芳男)

Hello校長室266


■こんな私でも、小学校1年生を担任した時は、毎朝♪あわてんぼうのサンタク
ロースやジングルベルを児童と一緒に歌っていました。伴奏は右手だけで弾くオ
ルガンです。あわてんぼうのサンタクロースは、11月からずっと歌わせます。
7歳の子どもたちは2か月歌っても「飽きた」とは言いませんでした。ある日、
音楽の先生が、あわてんぼうのサンタクロースをピアノで伴奏しました。子ども
たちは和音を奏でる音楽の先生の伴奏にうっとり。やはり音楽は本物にかぎりま
す。私はクリスマスが近づくと、赤恥?のトナカイを口ずさんでいます。
                        (12月22日飯田芳男)

Hello校長室265


■20日の読売新聞夕刊に、「~~であります」という言葉は現在使わないとい
う記事が掲載されていました。フリーのアナウンサーさんのコメントです。でも
このアナウンサーは、格調高くなるので時々「であります」を使うと述べていま
す。そう言えば私も「~であります」は使いません。「~でございます」は頻繁
に使います。校長になったばかりの日、「~ごじゃりまする」と言ってしまいま
した。私の場合、「格調高く」は危険がいっぱいです。
                        (12月21日飯田芳男)

Hello校長室264


■今日はデパートの日です。三井家の越後屋が、三越呉服店として開業したのが
1904年、明治33年の今日だということです。なんでもそろうアメリカンス
タイルの百貨店を目指したそうです。以前勤めていた小学校は、重要文化財三越
日本橋本店が学区域の中心でした。地域の方が「子供のころはデパートが遊び場
だった」と語っていました。私は池袋の東口の西武デパートや西口の東武デパー
トが子供のころのハレの場でした。年に何回も行けないので、西が東武で東が西
武という立地がなかなかなじみませんでした。池袋は当時たくさんのトロリーバ
スが走っていました。もう一度乗ってみたいと思っています。さて、二中生の皆
さんは立川の第一デパートが思い出でしょう。デパートメントストアと言う人は
いなくなりましたね。「デパート」はすっかり定着しました。
                       (12月20日飯田芳男)

Hello校長室263


■給食後、牛乳の空パックは学級ごとに配膳室に届けられます。きれいな学級は
毎日私が記録しています。袋に牛乳のしずくが付いていようものなら配膳員さん
は見逃しません。みんなで食事をする時は片づけも気持ちをひとつにしなくては
なりませんね。家族では自由に片づけていいかというとそんな事はありません。
子供のころ、食器を洗った後にポツンと流しに置いておくと母に烈火のごとく叱
られたものです。ところで新聞によると、「ご飯が左、汁物は右」というきまり
を5割の人は知らないと言われています。時代ですね。私が中二のある日、私が
汁を左に置いて、「丹下左膳(たんげさぜん)!」とつぶやきました。父に叱ら
れました。二中生の皆さん、なぜだかおわかりでしょうか?
                        (12月19日飯田芳男)

Hello校長室262


■今日は、二中の屋上からスカイツリーが見えます。20㌔以上ある場所が見
えるということはよほど視界がクリアだということです。二中の屋上は開放し
ていませんが、私は時々メンテナンスで上がっています。屋上からの地元三町
の景観はいいものですよ。さて、今日は暖かいと言っても12月半ばを過ぎ、
いよいよ冬本番です。インフルの流行や雪の便りに敏感になります。そして、
なべ物など、温かい食事が嬉しいころです。なべ物と言えば、金田一春彦先生
がすき焼きの話を紹介していました。ある会社の社長さんが、九州から上京し
た青年らに、牛肉を食べさせてあげようと、すき焼きのお店に連れていってあ
げたそうです。でも青年たちの感想にがっかりしたそうです。おいしい牛肉だ
ろう?いい牛だろうと聞くたびに、彼らは「うまかー!」と言ったからです。
                       (12月18日飯田芳男)

Hello校長室261


■コーヒー牛乳の日です。そしてパンに照り焼きチキンをはさみます。ペンネの
ボロネーゼをはさんだ人もいました。れんコーンサラダをはさんだのは私だけだ
と思います。ところで、二中生の皆さん、ボロネーゼとポロネーゼのとても微妙
な違いはお気づきでしょうか。パスタ系は「ボ」です。献立表も「ボロネーゼ」
です。ボローニャ風のというイタリア語でボロネーゼ、フランス語読みならボロ
ネーズらしいですね。ミートソースは今やボロネーゼと言われています。「ボ」
と「ポ」で意味が変わります。ポロネーズだと音楽用語で「舞曲」です。あくま
で「ポ」です。「ボ」と「ポ」でこんなに意味がちがうのですね。やれやれです。
ボロネーゼを食べながら、落ち着いて英雄ボロネーゼを聴こうと思います。
                        (12月17日飯田芳男)

Hello校長室260


■給食は「食欲進む!麻婆春雨」でした。三中の生徒のリクエストおかずです。
おいしくいただきました。発芽玄米入りのご飯にもぴったりで食欲がすすみまし
た。二中生の皆さんのリクエストも楽しみですね。私は立川八小で食べた沢煮椀
をリクエストしたかったのですが汁物なので残念ですが、二中生の皆さんにぜひ
食べていただきたい逸品です。逸品と言えば家庭の味ですね。ご家族が作った食
事が一番でしょうね。私はよく卵焼きをつくります。逸品ならぬ絶品です。家族
には好評です。課題は10回に7回は失敗することです。私は「三割打者は優秀」
とポジティブです。               (12月16日飯田芳男)

Hello校長室259


■今日読売新聞の「一色塗列車 再び GO」という記事を読みました。そう言
えば中央線や西武の新型特急も一色ですね。低コストが一因とのことです。昭和
40年代に南武線に乗ったことがあります。チョコレート色で車内中央に銀色の
つかまり棒があったような記憶があります。そのころの山手線はウグイス色でし
た。武蔵野線はオレンジとウグイス色の混成列車でした。私の母校は電車が見え
る中学でした。部活の足上げ腹筋は「黄色い車両が来たら終わり!」でした。ピ
ンクの車両が続いた時は地獄の苦しみでした。「あの時一色だったらなあ…」と
パンとみそ汁の朝食をとりながら思い出しました。 (12月15日飯田芳男)

Hello校長室258


■スマートフォンの略称が、スマホになった理由を、某技術科の先生が教えてく
れました。名付け親は、雑誌週刊アスキーの副編集長さんでした。週間リスキー
の局長アックン・オッペンハイマー(ACCN)としてもおなじみと、記事にあ
りました。この方が会議に「スマフォよりスマホ」を提案したところ、3文字の
ほうが、目に飛び込んできやすいということで採用されたようです。2010年
頃は、「スマートホン」と書かれた雑誌の表紙があったそうです。スマフォンと
いう候補もあったそうです。発音しやすいというのも定着した理由だそうです。
二中生の皆さん、参考にしていただけましたか。私はおおいに参考になりました。
今日は赤穂浪士討ち入りの日です。スマホがあったら、戦いの展開が変わってい
たでしょうね。                 (12月14日飯田芳男)

Hello校長室257


■昨夜の満月は退勤しながらとことん眺めることができました。二中生の皆さん
は鑑賞できたでしょうか。今日はあいにくの曇天ですが「くもり」で落ち着いて
一日が過ごせると思っている方もいらっしゃるでしょう。さて、今年もインフル
の季節がやってきました。くしゃみを三回しようものなら「風邪かな?」と心配
してしまいます。ところで、徒然草にはくしゃみのあと「くさめ くさめ」とい
う呪文を唱える尼(あま)さんの話がでています。高校時代の記憶ですが…。そ
れほどくしゃみは嫌われていたのですね。私は「ハクション」と、くしゃみをし
てしまったら「大魔王!」とつぶやいています。  (12月13日飯田芳男)

Hello校長室256


■デンマーク料理「コッグ・トースク」が登場しました。ゆでた、タラに粒マス
タード入りのホワイトソースをそえたこのメニューは、デンマークの定番料理だ
そうです。アンデルセンの故郷に思いを馳(は)せて、美味しくいただきました。
さて今日こそ、月齢15.5、今年最後の満月です。昨夜はおもいがけず雨も降り、
残念でした。スマートフォンの天気予報も時々はずれるのですね。天気のことで
仕方がありません。私は月を眺めながら明日の平和を祈ろうと思います。ところ
で、スマートフォンの略語はなぜスマホなんでしょうか?二中生の皆さん、答え
がわかったら校長室まで。            (12月12日飯田芳男)

Hello校長室255


■今日の相田みつをカレンダーは、「コマが勢い良く回っているときは静かなん
だ」という名言でした。コマは自分の役割を懸命に果たしているときの方が静寂
さを呈していると解釈しました。ブーンブーンという音が聞こえてくるような気
がしましたが、そうではないのですね。相田さんの観察力に感銘を受けました。
さて、今宵はほぼ満月です。今日明日は今年最後の満月です。二中生の皆さんも
夜空を見上げてみませんか。月を愛でれば、きっとこれから良いことが起こりま
す。ツキがまわってくる!。           (12月11日飯田芳男)

Hello校長室254


■夏目漱石の「坊っちゃん」を読み返しています。時々本校の職員室の雰囲気
とだぶらせると楽しいです。金田一春彦先生によると12月9日が夏目漱石が
お亡くなりになった日とか。昨日はちょうど電車内で坊ちゃんを手にしていた
ので、奇縁を感じていました。漱石の新語創作術は巧みで、「牛耳る」や「野
次る」の始まりは漱石だったということです。明治のことですから大したもの
です。昨夜そんなことを考えて歩いていたら水たまりにボッチャン!
                       (12月10日飯田芳男)

Hello校長室253


■「新聞の休刊日は寂しい」と思う人はもう限られ世代の方々かもしれません
ね。二中生の皆さんはいかがでしょうか。そんな折、今日三年生はクリティカ
ルシンキング講座で、新聞の社説から自分自身の感想をまとめていました。社
説を精読していました。社説は新聞社によって、題材も論評も違います。私も
数誌比べて学んでいます。「あれ 変だな」とか「私はこう思う」とか考える
には、好材料です。自分の考えをまとめるきっかけにしたいです。でも、私は
この頃、チコちゃんから、ささっと学んでしまいます。文から読み取る力を鍛
え直そうと反省しています。           (12月9日飯田芳男)

Hello校長室252


■「ついうっかり!」私はいろいろなうっかりミスをしています。先週久しぶ
りに電車を1本逃しました。毎年恒例になった、「青梅線の扉、ボタンを押さ
なかった事案」です。扉が開くのを待っていたら電車が行ってしまいました。
また、昨日はコイン駐輪場で自転車を出す時、他人の番号を精算してしまいま
した。おかげで自分のと合わせ負担が増しました。私が間違えた方は、きっと
料金が安くなったと感じたことでしょう。いつか私にも「いいことがあるだろ
うな」と思い、前向きに新たな一歩を踏み出しました。
                        (12月8日飯田芳男)

Hello校長室251


■生徒会サミットに出席しました。中学生もやがて、立川市民として市民権
を行使します。18歳では選挙権が得られ、政治に参画します。今日のサミ
ットでは、「生徒会としては何ができるだろう?」が与えられた課題でした。
今日の話し合いが、生徒のリーダーである生徒会役員によって各生徒に伝達
されることでしょう。期待しています。ところで今日の話し合いは8グルー
プに分かれ、数分ごとに1~2名がグループを変えていました。ずっとテー
ブルに残っている1~2名は、移ってきたメンバーに移動前の話し合い内容
を紹介して、協議に入ります。多くの生徒と知り合い意見交換ができる利点
があります。この話し合いの仕方をワールドカフェ方式というそうです。私
はこのやり方を事前に聞いていました。私は持参したコーヒーカップをそっ
としまいました。               (12月7日飯田芳男)

Hello校長室250


■ごみは分別して捨てます。自治体によって詳細はいろいろです。本校は
配膳室前に「空の牛乳パック」を捨てるごみ箱が置かれています。我が家
は私がごみ出し当番です。スーツを着てごみ袋を集積場に持っていきます。
ごみ袋を持ったまま、考え事をしていて電車の改札で気が付いたこともあ
ります。しっかり分別したごみでも、電車の中に持ち込んではいけません
ね。その時は「分別(ふんべつ)のある人であらねば…」と反省しました。
ところで我が家の分別は、平成14年頃まで、燃えるごみと燃えないごみ
を分けていました。プラごみは燃えるごみで出していたような気がします。
今は、燃えないごみが少なくなくなりました。ごみ出しにも大いなる歴史
があります。学び直してみます。      (12月6日飯田芳男)

Hello校長室249


■右の写真は高績雲でしょうか?巻積雲よりも一つ一つの雲が大きいよう
に思います。「曇りの日が好き」という生徒がいました。私も時々、透き
通った青空が苦手なときがあります。人の気持ちはその日その日によって
違うのですね。小学校6年生を担任した時「自分の気持ちは、多少自分で
コントロールできるからいい」という意見や、「天気のコントロールは、
人間が全くできないけれど、なすがままになれ、という大きな気分になる
ことを教えてくれる」という意見を受け止めたことがあります。20年も
前のことですが時折思い出すひとコマです。感心しました。いえ、そんな
答えを引き出した私の授業に…!?      (12月5日飯田芳男)

Hello校長室248


■今朝、家族のために、お湯を沸かしてきました。ポットに沸かしてきま
した。でも正確には、ポット「で」沸かしました。もっと正確に言えば、
水を沸かしてきたのです。私は「テレビのチャンネルをまわして!」と、
家族に言ってます。実際は押してます。また「お風呂沸かした?」と家族
全員が言います。ホントにやったら火事になります。お風呂にはった水を
沸かすのです。けれども今や我が家でもいきなりお湯が出ます。別の例で
すが私は「朝食べた?」「昼食べた?」と言います。よく考えたら朝や昼
という時間的空間を食べていたら、私しゃ「バク」です。おなじみの祖母
はよく「アサハン食べた?」と言ってました。朝ごはんの省略形だと思い
ます。夕飯(ゆうはん)は一般的ですがアサハンはあまり聞かれませんが、
意味は通ります。慣れてしまえば気になりません。校長室前では、生徒同
士が真剣に社会科のお話しをしてました。「いろいろな、どいっぱつがあ
るね」と。土一揆です。これは気になります。 (12月4日飯田芳男)

Hello校長室247


■昨年に引き続き木枯らしが吹きませんでした。11月30日がリミット
でしたから、2年連続です。しかしそのおかげで銀杏の葉も落ち切らず、
今日も黄金色に輝いています。夕暮れが早くなりました。日本は四季があ
るので季節ごとに味わいがあります。いつも夏だったら、私は連日サンバ
を踊ります。いつも冬だったら、私は連日氷上で、ワカサギを釣っている
ことでしょう。さて、これから真冬に向かいます。でも、必ず暖かい春が
待っててくれます。あっ3年生の皆さん、誰にも同じように春は来ます。
必ず!                   (12月3日飯田芳男)

Hello校長室246


■11月28日の名言は、「自分のために生きるには人生は長過ぎる」で
した。二中生の皆さんはこのセリフ、どんなふうにとらえましたか?この
言葉を述べたメンバーは、「誰かのために生きて、初めて人生の長さって
ちょうどいいんじゃない?」と補足しています。誰のために生きる?なん
て考えると重くなってしまいますが、人はみんな大きなエリアでバランス
よく動けるものです。いいこともそうでないことも半々だったり。二中生
の皆さんにとって今週はいいことが起こることを祈ります。たまには逃げ
出したくなるような大変な日もあるでしょうが、何事も「始まれば終わり」
です。                   (12月2日飯田芳男)

Hello校長室245


■12月1日は「映画の日」です。1896年神戸で初めて映画が上映さ
れた日とのことです。立川通りから二小までの路地には「シネマ通り」の
表示が残っています。南口も日活等の映画館があったといわれています。
ずっと以前から「映画を観るなら立川」だったのですね。私は、映画は自
宅のテレビより、映画館で観たほうが感動が大きいように思います。例え
ストーリーは忘れても、感動体験が心を豊かにするような気がします。で
も誰もが、人生という長編映画の主役として、感動体験の連続なんですね。
                       (12月1日飯田芳男)