日誌

2022年9月の記事一覧

引退(9月29日)

 プロ野球では、活躍した選手の引退が報道されています。昨日は嶋選手、その前では内海選手、福留選手、糸井選手などいます。ソフトバンクの松田選手は退団を表明しましたが40歳までプレーしたいと移籍先を探します。引退する時にはやりきった充実感や感謝の気持ちでいっぱいであることがのぞましいと感じます。そのためには、日々をどのように過ごしたか、どのように練習に取り組んでいたかが大切です。
 一つひとつの積み重ねが大きな力となります。悔いの残さない、時間を大切にする生き方を教えてくれる引退報道であると感じます。

かりん(9月28日)

 本校にかりんの木があることを以前に紹介しました。台風が上陸して、かりんの実がたくさん落ちてしまうのではないかと心配していましたが、今のところ落ちていないようです。しっかりと枝にしがみついているのかと思うと、頑張れという気持ちになります。出勤時に、かりんの木を見るのが日課になっています。

 

イグ・ノーベル賞(9月27日)

 イグ・ノーベル賞は、米国の雑誌編集者のマーク・エイブラハム氏が、ユニークな研究を世に広めようと、1991年に創設した賞です。人々を笑わせ、考えさせた業績に与えられる、ちょっとあやしさも漂う賞。日本からの受賞は16年連続です。皆さんならどんなことを考えますか。今年は千葉工業大学の松崎元教授らが選ばれたと報道されていました。松崎さんは、水道の蛇口のようなつまみを回すときの指の動きを研究し、大きさによって使う指の数が変わることを突き止め、利用しやすいデザインにつながる研究が評されました。今までの受賞には、ハトを寄せつけずフンの被害の少ない銅像の成分の研究やバナナの皮を踏んだ時の滑りやすさの解明等があります。
 探求学習が学校現場で求められています。調べて楽しかった、おもしろかった、また調べたいという意欲をいかに育てるかが大切です。不思議に感じるものについて調べてみるのもよいかもしれません。イグ・ノーベル賞につながるかもしれません。

職場体験(9月26日)

 先週の20日〜22日までの3日間、2年生は職場体験を実施しました。受け入れてくださった市内の43の職場の皆様、ありがとうございました。特に新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から間近になって受け入れが難しい職場があり、急きょ受け入れをしていただいた柴崎、富士見、羽衣保育園の皆様には感謝いたします。
 保育園では、中学生が幼児の時に通った保育園に職場体験を行い、その時にお世話になった保育士さんとの再会もあったようです。人のつながり、地域とのつながりを感じます。

原爆ドーム(9月25日)

 原子爆弾は、広島市街地の中心部の上空約600メートルで爆発しました。原爆ドームは、産業奨励館とその時は呼ばれていました。原爆ドームは爆心地から約160メートルの位置にあり、爆風と熱線を浴びました。真上からの爆風に対して耐力の弱い屋根の部分がつぶされ、厚く作られていた側面の壁は完全には押しつぶされず、倒壊を免れました。
 修学旅行で私は、原爆ドームの上空を見上げていました。青空でした。いつまでもこの青空であることを祈りました。また原爆ドームの中には猫が体を休めていました。心が少し和みました。