日誌

2020年7月の記事一覧

Hello校長室487


■1組の生徒が「しおり」を作ってくれました。苦労のあとがしのば
れ完成度が高い一品です。さて、いただいたしおりを机上に置いて、
しばし事務仕事をしていたら緊急地震速報をキャッチしました。校長
室は危機管理上、消音中ながら、NHKのデータ放送をかけています。
今日は、消音中のテレビからもけたたましい音がなりました。私のス
マホもマナーモードですがサイレン?orチャイムが大きく鳴り響きま
した。9時36分、ほぼ同時に副校長が全校放送し、生徒は身の安全
を守る体制をとりました。しかし今日は5分経っても揺れがありませ
ん。しかし、テレビからもしばらくアナウンスがありませんでした。
おそるおそる教室を見回りました。ふだんなら教室に行くことはでき
ません。でも今日は速報の誤り?もあり、生徒の見事な避難を確認す
ることができました。生徒の安全確保の姿勢は立派でした。緊急地震
速報を受けたらとにかく身を守ることを指示します。安全はすべてに
優先します。              (7月30日飯田芳男)  

Hello校長室486


■『五月雨を集めて早し最上川』降り続く梅雨の雨を一つに集めたよ
うに、なんとまあ最上川のながれのすさまじいことだと詠んだ芭蕉は
1600年代にすでに最上川の急流に思いを寄せていたのですね。川
の氾濫(はんらん)は住民にとってとても不幸なことです。昨日そし
て今日も山形方面は大きな被害に見舞われたようです。松尾芭蕉だっ
たらこの水害をどうとらえるのでしょうか。ともあれ、これ以上被害
が大きくならないことを祈るばかりです。 (7月29日飯田芳男)

Hello校長室485


■枕草子は、「春はあけぼの」でおなじみの古典の名著です。しかし、
二中のためにあるような冒頭の書き出しです。でもこの「あけぼの」
は曙町ではなく、夜がほのぼの明けようとする頃を指すようです。さて
作者の清少納言の呼び方は、いったん「清」で止めて、少納言と続ける
ようです。少納言はスナイモノモウシと呼ぶこともあるようです。ちょ
っと混乱するのでこの話題は避けます。大納言とか中納言もあるのかな
と思ったのですがしっかり存在しますね。大納言の方が偉いと思います。
虎屋のようかんも、大納言のほうがお値段が高いですから。ところで、
清少納言の「少納言」は、政府の位?お名前?どっちでしょう。調べて
みます!!                (7月28日飯田芳男)

Hello校長室484


■給食の予約機前でのお悩みが聞こえてきました。「感想文ってどう書
いたらいいの~。」「ウッソー 私もわかんない」「まじ?やべえ!」
ではお答えします。①齊藤孝先生の『誰でも書ける最高の読書感想文』
(角川文庫)を読む。②最後まで読み続ける本を選ぶ。③4色ボールペ
ンの緑で線を引きながら読む。④人の文を写す。200字くらいで可。
⑤カレンダーに夕飯のメニューを書き、何がどんなふうにおいしくて、
明日は何が食べたいかを加え、最後に「ごちそうさまでした。」と記す。
以上①~⑤のうちどれかひとつ、4週間続けるといいですよ。そのうち、
起承転結が整った名文が苦も無く完成します。応援しています。
                     (7月27日飯田芳男)

Hello校長室483


■アナウンサーも誤読する漢字を読んでいました。「一段落」は。いち
だんらく、「出生率」は、しゅっしょうりつが正解でした。三色すみれ
は、さんしきすみれが正解だそうです。お蕎麦屋さんの「のれん」には、
「生そば」と書いてあります。本来はそば粉だけで作るので「きそば」
と読むそうです。「なまそば」とは読まないのですね。この本によれば
「読むのが難しいのは小学校1・2年生の漢字!」だとか。「西域」は
「さいいき」と読むそうです。そういえば「西京焼き」は「さいきょう
やき」です。献立表もじっくり読もうと思います。
                     (7月26日飯田芳男)