日誌

2021年1月の記事一覧

Hello校長室668


■トラックを走る時、カーブを左まわりで駆け抜けます。
自然に左まわりを選びます。左回りで走ると何となく安心
します。そういえば私は、スーパーマーケットやコンビニ
もつい左まわりで移動している気がします。ジェットコー
スターは、不安を承知で右まわりを採用することもあるよ
うです。回転寿司も右まわりが多い気がします。私は山手
線に乗る時は、左まわりが多いです。あっ……信じないで
くださいね。         (1月30日飯田芳男)

Hello校長室667


■今朝は日の出の頃まで月が輝いていました。月齢14.9の
今年初めての満月でした。月の入りが7時8分でしたから、
太陽も月も輝いていたことになりますね。太陽は「動」の
輝き、月は「静」の輝きだと思います。さて昨日は雪が降
りました。多くの先生から、5時間目は生徒の視線が雪に
向いていたと報告がありました。でも先生方は、次回の雪
の時は、雪よりも魅力のある授業をお届けするはずです!
               (1月29日飯田芳男)

Hello校長室666


■『サラリーマン川柳優秀100句』が発表されていました。
二中生の皆さんが気に入った句は何でしょうか。私が自分の
ことだと思った句は『お父さん マスクも会話も よくずれ
る』という作品でした。「お父さん」を「校長」に置き換え
てもまさに私です。先日、ある先生に「鬼滅の刃」を「奇抜
の刃」と連呼してしまいました。その先生は、話題を変えた
かのように「寒くなりましたね」と言って、私の前から立ち
去りました。          (1月28日飯田芳男)

Hello校長室665


■保健室には、湯たんぽがあります。湯たんぽは『湯湯婆』と
書きます。パソコンは何でも漢字変換できそうですが、湯たん
ぽはなかなか変換できません。校長室前で生徒が友人に「おな
かが冷えるから『あんか』を借りようか」と言っていました。
ん?養護教諭が炭をおこしているのかと思い、笑ってしまいま
した。そういえば電気あんかもありますから、生徒は『湯たん
ぽ』のイメージで言ったのかもしれません。私の実家は、練炭
(れんたん)の堀こたつでした。練炭をおこすかたわらで、父
のあんかの炭をおこしていました。今時、練炭や、炭を使うあ
んかを使っている家は少ないでしょうね。ちなみに、あんかは
『行火』と書きます。すぐ漢字変換できました。
                 (1月27日飯田芳男)

Hello校長室664


■今日は「野菜たくさんきんぴら」とサバの味噌煮、ほうれん
草ともやしのごまあえでした。どれも二中1年生からの応募が
あった献立です。「バーサーみそ煮」というネーミングで応募
があったと聞いています。昨日のキムチチャーハンはコーヒー
牛乳ということもあってかなりの予約率でした。今日の和食は
昨日ほどの予約数ではないものの根強く支持されています。校
長室の前で、アヒージョが食べたいと言っていた生徒がいまし
た。また、シュクメルリが食べたいと言った生徒もいました。
シュクメルリとは? ん? ドルチェアンドガッパーナは香水
でしたね!            (1月26日飯田芳男)

Hello校長室663


■学生時代に読んだ金田一春彦先生の著書で、先生が、雪が止
んでいても「雪が降っている」と言ってしまえる標準語をくす
ぐっていました。英語は現在進行形や過去形があります。方言
にも「雪が降りよる」が現在進行形で「雪が降っちょる」とか
「雪が降っとる」が過去形だと述べていたと記憶しています。
方言は温かみがあるだけでなく、描写も正確ですね。さてさて
日の入りが17:00を過ぎました。「日がのびよった」…?
                 (1月25日飯田芳男)

Hello校長室662


■読売新聞に「今年のスローガンは?」という記事がありまし
た。私が気に入ったのは、『破顔一笑 医者要らず』でした。
医者のところを「悩み」とか「つらさ」に変えると、顔をほこ
ろばせて笑えば、いつも健康でいられると解釈できます。厳し
い表情から笑顔になる様子が『破顔』です。私も一日の半分以
上は笑顔を目指します。あっ…『一日中笑顔』に訂正します。
今日入試の人も笑顔を持参してくださいね。
                 (1月24日飯田芳男)

Hello校長室661


■南岸低気圧の影響でしょうか。雪の予報が出ています。雪の
多い地方の方々は「雪はウンザリ」だと思います。東京も被害
に見舞われないことを願います。昨日体育科の先生が、校庭に、
融雪のため、塩化カルシウムをまきました。校庭の維持管理に
心をくだいていることを嬉しく思いました。この作業を。誰が
手伝うのかでちょっともめるところがユーモラスでした。あれ
っ?ひょっとしたら、私が名乗りあげるべきだったのしょうか。
忘れましょう。この話題!     (1月23日飯田芳男)

Hello校長室660


■「さよなら僕たちの幼稚園(保育園)」という歌を口ずさ
む子どもに出会いました。幼稚園や保育園で練習しているの
でしょう。私もつい、園庭にさよならしたら、次に遊びに来
るときはランドセルだねと声をかけてあげたくなりました。
人は成長していくと、いろいろな思い出を背負っていきます。
でも時々、ちっちゃい時のいい思い出だけをふりかえるのも
いいかも知れません。食べ終わったらお皿の上で「あつまれ」
してたあの頃ってなつかしいですね。(1月22日飯田芳男)

Hello校長室659


■黒板の上に折り鶴がのっていました。3年生の教室です。
明日は、私立推薦入試です。昔から、鶴は、声が遠くまで届
くので、天の上に通じる存在と言われています。また、亀は
万年、鶴は千年と言われるように、おめでたい鳥です。教室
の鶴には「一人一人の希望が叶うように…。」という願いが
こめられているのでしょう。受験の日も思いがけないことが
起こるかもしれません。でも「鶴のひと声」は、3年生みん
なの声です。どんな困りごとも回避されることを確信してい
ます。心はいつも青空!     (1月21日飯田芳男)

Hello校長室658


■今日は大寒です。大寒は節分の日までのおよそ十四日間を
さすので、他の二十四節気とはやや、趣が違うと私は思って
います。お相撲で言えば横綱だと勝手に思っています。節分
の翌日に立春が控えています。厳しい試練の時期も春が来れ
ば少しホッとできるかと思います。今年の立春は2月3日で
す。節分が124年ぶりに2月2日です。春の訪れが早いほ
うがいいですね。3年生には人生で一番きれいな桜を見せて
あげたいです。         (1月20日飯田芳男)

Hello校長室657


■先日、電気釜が壊れて鍋でご飯を炊きました。小学校での
ご飯炊きは鍋で行いました。水をお米とほぼ同量に入れます。
ほぼ同量であって、やや多めに入れます。「やや」の部分は
企業秘密?いえ、経験に基づく目分量です。「赤子泣いても
蓋(ふた)取るな」を守り完成です。鍋でもご飯は炊けます。
ところで、関西では、煮ることを「炊く」と言います。鍋も
釜も気にかけないからだそうです。おでんを関西では「関東
ダキ(炊き)」と呼ぶようです。関西発の鶏の水タキも同様
です。北多摩出身の亡き父は、「ご飯を煮てくれ」と言って
ました。炊くと煮るは、イコールですね。生きた民俗学です。
                (1月19日飯田芳男)

Hello校長室656


■大学入学共通テストの漢字の書き取りは、頭の中で書き取
りをして、使い方が同じ語を選択するという出題でした。そ
の中に『エンヨウ』という語がありました。頭の中で『援用』
を思い浮かべ『援』が使われている語を選びます。援用は、
私が大学の授業で「証拠の援用」とか「時効の援用」で知っ
た言葉です。でも今回はどうやら「引用する」という意味で
使われたようです。30年以上出会ったことのない『援用』
とこんなかたちで出会えて驚いています。ともあれ、読書量
が問われるのが入試なんですねえ。私も今年は先ず、30冊
頑張ります!         (1月18日飯田芳男)

Hello校長室655


■今日は防災とボランティアの日です。阪神淡路大震災から
26年が経過しました。私が小学校6年生を担任していた頃
です。子供たちが募金をしたいと言ってきたことをつい最近
のように覚えています。一人の行動は小さいままでも、仲間
が集まれば大きなエネルギーになります。いつも心は青空。
上を向いて歩きます。      (1月17日飯田芳男)

Hello校長室654


■今日は囲炉裏(いろり)の日です。立川でも囲炉裏のある
お宅があると思います。暖をとったり、調理をしたり、時に
は照明代わりにと大活躍の場です。キャンプファイヤーの炎
もそんな役割をするようで、キャンプが好まれるのもわかる
ような気がします。コロナ禍で談笑するのもはばかれる昨今
です。でも時には囲炉裏を囲むかのように、ゆったり過ごし
たいものです。         (1月16日飯田芳男)

Hello校長室653


■昨日より一転して寒い一日になりそうです。肩に力が入っ
て表情が険しい私です…。二中生の皆さんのように笑顔を忘
れないようにします。さて中高生新聞を読んでいたら、舞台
照明の仕事をされている方の記事が心に残りました。『芝居
では、夜の場面だから暗くするのが正解とは限らない。だか
らおもしろいのです。』というお言葉にグッときました。演
者を引き立てるお仕事は興味深いです。スポットライトは、
照明演出者の方が陰にいらしてこそ輝くのですね。
                (1月15日飯田芳男)

Hello校長室652


■日中は校庭で16℃ありました。少しホッとする気温でし
た。明日の日の出が6時50分です。しばらく6時51分で
したから1分だけ春が近づいています。ところで、人は気温
が暖かいと表情が柔らかいです。大人はまさにそう!お願い
事や謝りたいこと等、二中生の皆さん、今日がチャンス!
                (1月14日飯田芳男)

Hello校長室651


■金田一春彦先生は、この時期『蒲団着て寝たる姿や東山』
という句を紹介しています。西日本では蒲団や帽子を「着る」
と言ったようです。また、ふとんは、昔、ガマの葉で編んだ
そうで、やがて布になって布団(ふとん)という字をあてた
と金田一先生は述べていました。ちなみに「団(とん)」は
丸いという意味だそうです。ふとんはともかく、座ぶとんは
丸いものもありましたね。さて、冒頭の句は服部嵐雪の句で
す。松尾芭蕉に俳句を習った方です。『梅一輪 いちりん
ほどの 暖かさ』が代表作です。 (1月13日飯田芳男)

Hello校長室650


■読売新聞連載している四コマ漫画『コボちゃん』は、1月
7日に1万3750回を達成しました。作者の植田まさしさ
んは、やめたいと思ったことは一度もないそうです。絵を描
くこと、工夫することが好きなんだそうです。モットーにし
ているのは「70%のおもしろさでよし」とのことでした。
私には100%でもなく50%でもないのが嬉しいです。ち
ょっと肩のこりがほぐれました。 (1月12日飯田芳男)

Hello校長室649


■今日は鏡開きです。武士が甲冑(かっちゅう)の前におそ
なえしたお餅を、お正月明けに食べた『具足(ぐそく)祝い』
が由来しているとも言われています。刃物で切るのが縁起が
良くないとされているので、木づちで細かく割るスタイルで
お餅をいただくようです。『割る』より『開く』としたのも
縁起をかついだからでしょう。私の子供の頃は、鏡餅を割り
数日部屋の中で天日干しをしていました。それが私の仕事で
した。のちに乾燥した餅を祖母や母が少量の油で揚げました。
鏡開きの思い出です。      (1月11日飯田芳男)