文字
背景
行間
日誌
2021年3月の記事一覧
Hello校長室727
■ソメイヨシノが見ごろを終えても、杏子(あんず)や桃(もも)
李(すもも)の花を楽しむことができます。昔は、桃や李の花は美
しいので、人が集まりやすい、だから自然に木の下に道ができると
言われていたそうです。李はやや白い花ですが、二中生の皆さんに
はプラムと言ったほうがわかりやすいですね。さて、自然に木の下
に道ができるという話は司馬遷の史記に登場します。また中国では、
「桜は梅になれないし、桃は李になれない。だからみんないいとこ
ろがある」という意味の「桜梅桃李」(おうばいとうり)という、
ことわざも存在します。そういえば、私によ~く似た???俳優の
松坂桃李さんのお名前に由来するのかもしれませんね。
(3月30日飯田芳男)
Hello校長室726
■四季折々の美しさにふれると、いろいろなことに思いがめぐりま
す。桜(ソメイヨシノ)が満開になっていくと、花びらが白くなっ
ていくなあと思ったのは、私の目の錯覚ではなかったようです。開
花したばかりの頃は赤みが濃いようです。花びらは水を消毒するの
で、玉川兄弟は上水に沿って桜を植えた?等、勝手な推測は続きま
す。昨日と同じ天候はありません。今日の風の心地良さは、いつま
でもとっておこうと思います。 (3月29日飯田芳男)
Hello校長室725
■ソメイヨシノは枯れて散るのではなく、生きたままきれいに散っ
ていきます。それが人の過ごし方や所作に例えられることもありま
す。桜の満開が告げられてほぼ1週間、もう少し楽しませてほしい
ですね。 (3月28日飯田芳男)
Hello校長室724
■学校内の最上級生と言えば、小学校なら6年生、中学や高校なら
3年生です。貫禄が付いた6年生も3年生も、入学して1年生と呼
ばれると、なんだか可愛らしくみえるのが不思議です。3年生の皆
さん、入学まで期待も不安もあるかもしれません。でも。そんな人
生の通過点をお楽しみください。 (3月27日飯田芳男)
Hello校長室723
■校庭の桜が美しく咲いています。新1年生が入学する時まで散ら
ないことを願っています。ソメイヨシノのほど良いピンクは、目に
も心にも優しいなあと感心してしまいます。でも花に視線がいくの
ですが、根がしっかり自分の仕事をしているからこそ、美しい桜が
存在します。私はいつも、陰になって表舞台を支える「根っこ」を
愛でてあげることを忘れないようにしています。
(3月26日飯田芳男)
Hello校長室722
■学年の最終日となりました。修了式での姿に見とれてしまいました。
2年生が立派になって感激しました。1年生は一段とりりしくなりま
した。二中生の皆さんがもつ青春前期の躍動感がうらやましいですね。
私が中学の時、吉田拓郎というシンガーソングライターが「青春」と
いう曲を歌っていました。大人へのあこがれを抱きながら聴いたもの
です。この頃、青春というのは、まさに皆さんの時代なのかと再確認
しています。先日の駅伝大会で、生徒と一緒に走っている先生の姿を
みて「私の青春は終わった」と実感しました。でも、バス停まで走っ
て、「ひょっとしたら短距離はいけるかな?」と思いました。しかし
足がつりました。錯覚でした。 (3月25日飯田芳男)
Hello校長室721
■今年度最後の給食をいただいて大掃除となりました。給食の「チン
じゃがロース」は本校1年生が応募してくれました。配膳室も配膳員
さんが入念な掃除を行い次年度に備えます。私は、担任してた児童に
「身の回りをきれいにして新年度を迎えたいですね」と指導していま
した。「心の中もね」と付け加えると、にっこり笑ってくれたもので
した。子供たちって素敵です。調子にのって「飯田先生の心の中は何
色かな?」とたずねました。若気の至りです。反省してます。
(3月24日飯田芳男)
Hello校長室720
■沈丁花の香りが心地よく、春本番だなあと思わせてくれます。高校
の時、授業中「沈丁花の読み方を黒板に書いてごらん」と私が指名さ
れました。「ジンチョウゲ」と書いたら正解でした。しかしチンチョ
ウゲも正解だという説明があって驚きました。二中生の皆さんは、教
科書通り「ジンチョウゲ」と覚えておくと良いでしょう。さて、その
時友人が、もしひらがなで「ふりがなをふれ」と言われたら「じんち
ょうげ」が正解だとつぶやいていました。ツイッターがない時代のつ
ぶやきです。この時私は、「ふりがな」はひらがなで、「フリガナ」
はカタカナで書くことを知りました。宅配便の伝票を書くときいつも
思い出します。 (3月23日飯田芳男)
Hello校長室719
■今日3月22日は放送記念日です。1925年3月22日に港区の
芝浦からNHKが仮放送をしたことを記念して制定されました。ラジ
オの普及は、全国への文化向上にも大きな影響がありました。電波は
見えませんから日本の技術は見事なものだと思います。二中生の皆さ
んのラジオの聴取率はいかがでしょうか。エフエム立川という放送局
もあります。おすすめです。私は時々ラジコプレミアムで、全国の放
送を楽しんでいます。沖縄と根室では、日の出と日の入りの時刻がか
なり違います。こちらもおすすめです。 (3月22日飯田芳男)
Hello校長室718
■桜の季節に、山手線の駒込、巣鴨あたりを歩いたことがあります。
染井村とよばれたこの辺りが、ソメイヨシノの発祥と聞いていたから
です。幕末に「吉野桜」として売り出され、ヤマザクラと混同されな
いように明治33年「染井吉野」と名がついたようです。都心も多摩
地区も、どこを歩いても教科書の知識を掘り下げることができます。
学校付近も同様です。いつも右の道を歩くなら、たまには左を。それ
も旅の始まりです。 (3月21日飯田芳男)