日誌

2019年4月の記事一覧

Hello校長室29

■新聞の俳句の投稿欄を眺めていました。目に留まったのが【三才が
二才の手引く弥生かな】という句でした。俳壇の評は「三才になれば
片言ながら会話ができる。春のほほえましい一景である」と。私も同
感です。二中生もきっと同じです。3年生はしっかり2年生、1年生を
導いていますから…。さて、今日は昭和の日です。昭和は平成を支え
てきました。ちょっとずつ昔をふりかえる一日になりそうです。
                      (4/29飯田芳男)

Hello校長室28

■連休ですが、お仕事をされている方もたくさんいらっしゃいます。
二中生の皆さんも、学習や部活にいそしんでいるのでしょう。さてこ
ういった休みには、警察や消防、警備の方々の存在は心強いものです。
人の暮らしには「安全を守る」仕事が欠かせません。そういえば都心
をはじめお城のある土地には、「見附(みつけ)」と呼ばれる地名が
たくさんあります。東京では四谷見附、赤坂見附がおなじみです。お
そらく城門や橋があり、お城への不審者の侵入をふせいだのでしょう。
江戸の頃は大名や旗本がその仕事についていたようです。また、皇居
の大手門の警備が当時最も給料が高かったと言われています。興味深
い歴史スポットです。私もこれからは、意欲的に「見附」をみつけよ
う??と思います。           (4月28日飯田芳男)

Hello校長室27


■今日は離任式でしたが、新元号について生徒に話しました。令和は
最初の元号「大化」から数えて248番目です。たくさんの元号があ
ったのですね。でも慶応・明治・大正・昭和・平成はすらすら言えて
も他は断片的です。天保、寛政、享保と言ったら三大改革ですから知
ってます。「人よむなしい応仁の乱」でおなじみの応仁は、有名です
が元号らしくありませんね。二中生の皆さんの元号ベストスリーとい
えば何でしょう?私は1位が昭和、2位が天平の甍(いらか)が好き
なので天平、3位は祖父母が生まれた明治です。元号に対して大した
知識がないものでお恥ずかしいです。ところで漢字の令は小4で習い
ます。和は小3です。私は、漢字の意味を考えながら、新しい時代へ
の抱負を考えてみようと思います。昭和63年に都の教員になった私
は、平成が終わるのがちょっと寂しいです。(4月27日飯田芳男)

Hello校長室26

■昨日の読売新聞「こどもの詩」を引用します。かげふみという題で
す。『だいじょうぶだと おもうけど いたいとこあったら いって
ね ふまないように するからね』幼稚園に通っているお子さんの詩
です。二中生の皆さん、私にもこういう純粋な感性を持っていた時期
がありました。歩いていてアリが行列していると立ち止まったもので
す。また、大人に、「いいだくん、海の水はなぜしょっぱいの?」と
聞かれて、「おさかなさんんが泣いているから」と名言を残しました。
表現力をみがくには、心の鏡をみがかなくてならないなあと、この頃
つくづく思います。私は二中生の皆さんの一挙手一投足に学び、心の
鏡をせっせとみがいています。       (4月26日飯芳男)

Hello校長室25


■昨日は、サンジョルディにちなみ書店に出かけました。数冊購入し
ました。いえ、贈り物ではありません。自分のためです。今日は偶然
読売新聞が、全国中学ビブリオバトル決勝の記事を載せていました。
グランドチャンプ本は「昆虫はすごい」(光文社新書)でした。記事
のタイトルもセンスがありました。「無視できない虫の世界」です。
この本の中には、「恋愛や戦争、人間がやっていることはたいてい先
に(昆虫が)やっている…」と書かれているそうです。ユニークな視
点だと思います。1月は高校生のビブリオバトルがあります。毎年楽
しみにしています。私は以前から、バナナのたたき売りや、ういろう
売りも、ビブリオバトルのようだなと思っていました。二中生の皆さ
ん、いい視点でしょう?  えっ、ちがいますか。そんなバナナ!?
                   (4月25日飯田芳男)

Hello校長室24


■手作り白桃ジャムをつけてパンをいただきました。先日、「パン食
危機」という記事を読みました。給食のパン食が減って、パン屋さん
の廃業がふえているという内容でした。給食用のパンを製造してくれ
るパン屋さんにはまだまだ活躍してほしいと思います。さて、ハナミ
ズキがきれいな頃となりました。二中にはハナミズキが多いです。こ
のあたりでも、国立駅に向かう街路樹はハナミズキが今が盛りと咲い
ています。一青窈(ひととよう)さんの名曲「ハナミズキ」は、「百
年続きますように」という言葉が多く使われれています。ハナミズキ
は、6040本の桜をアメリカに贈った返礼品と言われています。ア
メリカのタフト大統領から1915年に東京市がいただきました。花
言葉は「答礼」。今は3世代目の木で、原木が都立園芸高校にあるそ
うです。2015年4月10日に「ハナミズキ100年祭」が盛大に
行われました。一青窈さんは、母から子へのメッセージとしてこの曲
を作ったのでしょうか。「百年続きますように♪…。」目が潤みます。
                    (4月24日飯田芳男)

Hello校長室23


■今日はサンジョルディの日です。スぺイン・カタロニア地方では、
守護聖人サン・ジョルディを祭り、女性は男性に本を、男性は女性に
赤いバラを贈る風習があるそうです。また「ドン・キホーテ」の作者
セルバンテスの命日でもあるため、スペインでは「本の日」とされて
います。日本では「子ども読書の日」でもあります。秋に限らず、読
者はこの時期いいかもしれませんね。1年生は司書の先生から図書館
利用の仕方を教わったと思います。どしどし本を借りて行ってほしい
です。先日我が家の机の引き出しから、祖母にもらった図書券が出て
きました。袋に祖母の字で「中学卒業おめでとう」と、和裁のチャコ
ペンで綴られていました。祖母が90歳の時でした。大事にしまって
おきました。でもとっておいた事を忘れていました。二中の空に向か
って「ごめんなさい」をしました。雲が出てきました。ばあちゃんを
怒らせたかもしれません。          (4/23飯田芳男)

Hello校長室22


■シラタキのピリ辛炒めは人気がありました。生あげのうま煮も好評
でした。私は、野菜をたくさんいただきバランスの良い食事をとりた
いと心がけています。心がけてからウン十年、まだまだ懺悔(ざんげ)
後悔の連続です。また明日から改善に努めようと思います。「いえ、
今でしょ!」副校長先生から叱咤激励、いや叱咤のみ頂戴しました。
さて私は今日、柔道場に初めて入りました。そこでは、1年生がコミ
ニュケーショントレーニングに取り組んでいました。「バースデーライン
を作りましょう!」と、先生の号令で並び替えが始まりました。生徒
は黙って意思疎通に励み、数分で1月生まれから12月生まれまで、
生年月日順に並ぶことができました。そういえば「十二支順に並ぶと
か、十二支十干(じっかん)順に並ぶ」なんておもしろそうですね。
十二支は言えても十干は難しいですから、興味深い試みです。自画自
賛です!今年は己亥年(つちのといどし)です。
                    (4月22日飯田芳男)

Hello校長室21



■将棋は「指す」、碁は「打つ」と言います。将棋の藤井聡太七段も
最年少騎士の仲邑菫(なかむらすみれ)さんも、きちんと「指す」、
「打つ」と言っていました。将棋はインドや中国を経て、江戸時代の
前には日本に伝わったようです。碁は将棋より早く遣隋使によって伝
わったという説があります。私は囲碁将棋はやらないのでくわしくは
わかりませんが、強豪と称される棋士はインド、中国に多くいらっし
ゃると聞きました。スポーツの世界と同じで、世界では熾烈な戦いが
展開されているのを知って驚きました。そういえば正倉院には当時の
碁盤があるとのことです。いつか確かめてみたいです。ところで、オ
セロをやることは何というのでしょうか?私は友人に聞きまくってい
ます。「おせえ~ろ」って!すると「置く」という答えをいただきま
した。                 (4月21日飯田芳男)

Hello校長室20


■1959年の今日、修学旅行専用列車「ひので」号の運行が開始さ
れたそうです。この専用列車が今の新幹線を利用した団体専用列車
に継承されています。私も中学の時の修学旅行は「ひので」号でし
た。と、述べたいところですが「ひので」号でも「きぼう」号でも
なく新幹線でした。ただし「0系」の新幹線です。新幹線の利用は
1970年頃からと言われています。さて3年生がまもなく修学旅
行です。修学旅行の歴史も興味深いものです。団体専用列車の移り
変わりを調べるのも楽しいですよ。私は、栄緑道に鉄道があったこ
とを調べています。          (4月20日飯田芳男)