日誌

2022年4月の記事一覧

麗峰(4月19日)

 1学年の学年だよりのタイトルは「麗峰」です。校歌の一番の歌詞から取ったそうです。
 麗は「うららか」とも読み、空が晴れ太陽が明るく照っている様子を表しています。峰は「みね」とも読み、山の高くそびえる頂のことを指します。とお便りには書いてあります。
 1年生の先生方がどんな想いでこのタイトルをつけたか、時々思い出してみてください。「麗峰」のタイトルの原点が校歌というのは、とても素晴らしいです。

鍛錬(4月17日)

 宮本武蔵は、五輪書の中で「千日の稽古を 鍛 とし、万日の稽古を 錬 とす」と書いています。
 「鍛」は技を習得すること。一千日は、約3年です。中学校の3年間にも当てはまりますね。自分を鍛えてあらゆる基礎を築いていく時期だとも言えます。
 私も中学生と同じ気持ちで、校長として、信頼という基礎を築いていきたいと思います。

エビングハウスの忘却曲線(4月16日)

 「エビングハウスの忘却曲線」とは、忘れるまでの時間と記憶の関係を表した図のことで、ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスという人が提唱したものです。

 人の脳は一度勉強したことは、1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに一週間後には77%、1ヶ月後には79%忘れるとされています。もちろん、これには、個人差があります。時間が経つほど、記憶は減るというのは事実です。

 復習のタイミングをどうしていくか。記憶を定着するにはどうしたらよいか、是非、調べて取り組んでみてください。

 そこから昨日の記事にある、付箋を活用して、特許をとって商品化した高校生には脱帽です。

ふせんへの気付き(4月15日)

 4月14日の朝日新聞の夕刊に高校生が考案した ふせん に関する記事がありました。
 単語を覚えたのに、すぐ忘れてしまう→効果的な復習はないか→エビングハウスが提唱した忘却曲線を活用した問題集に出会い、取り組む→成績が向上→より効果的な方法を考えたときにふせんに出会う。

 ふせんから特許を申請→試作品を生産してくれる会社を探し、2社か決定。

 「エビングハウスフセン」と名付け、販売もはじまる。

 発明は身近なものにある、効果的な方法を探す(探求する)なかで発見、気付きがあると強く感じました。

 忙しさに心を失われず、アンテナを張っていきたいです。

杉の木(4月14日)

 中学校給食の共同調理場方式の移行に伴い、校舎の工事が始まります。1年生の昇降口が2年生と重なり、ご不便をおかけしております。工事に伴い、杉の木も切られてしまう予定です。長年、第二中学校を見守ってきた杉の木、伐採後に何か活用できないかと思うところです。

  

進んで学ぼう③

 内発的動機付けには、楽しいからやる、自分の成長が実感できる、ワクワク感があるという要素があると思います。
 他者から認められることや、認められている自分を感じることで、内発的動機は高まるそうです。
 子どもが自分でできたということが実感できる そのような取組を目指していきたいです。

進んで学ぼう②

 学習意欲 やるきスイッチはどこにあるのか、知りたいところです。
 
 脳科学の知見では、「線条体」という脳の中心部に近い部分に位置する領域が動機付けと関連しており、やるきスイッチの場所かもしれませんと言われています。内発的動機付けが高いほど、線条体が活発になるそうです。

 内発的動機付けって何? みなさんもちょっと調べてみてください。

ありがとう(4月11日)

 全校朝礼が行われました。全校生徒545名でのスタートです。自分の命、仲間545人の命を大切にすることをまず最初に伝えました。

 私達はお互いに支え合って、励まし合って、多くの人と関わり合って生活しています。お互いに「ありがとう」と感謝のことばを声に出して、伝えていこう、そして世界一、「ありがとう」のことばであふれる学校、立川第二中学校にしていきましょうと話をしました。

 今日は、ありがとう のことばを だれかに 伝えたかな!