日誌

2024年6月の記事一覧

片鱗と氷山の一角(Hello校長室 6月9日)

 片鱗(へんりん)も氷山の一角も、全体の中の一部のことを意味しています。違いは、「片鱗」はプラスのイメージで使う言葉、「氷山の一角」はマイナスのイメージで使われています。「片鱗」という言葉は万葉集や源氏物語にも表現されており、その歴史は古いです。生徒の皆さん、「片鱗」の読み方は覚えていたほうがいいですね。どこかのテストで出るかもしれません。

負の意味(Hello 校長室 6月8日)

「自負」はじふと読みます。意味は、「自分の才能や仕事に自信や誇りをもつ」です。どうして負けるという字を当てるのか、調べて見ました。「負」はたのみとする、たのむという意味があり、「自負」は、自らを頼みとするポジティブな意味となります。「負」は負けるという意味の印象が強いですが、前向きな意味もあることに、言葉の面白さを感じました。

挑戦(Hello校長室 6月7日)

 昨日の研究授業での与えられた条件で電池を作る実験では、生徒は繰り返し繰り返し、オルゴールの音が大きくなるために挑戦していました。電池を作ったボルタさんも同じように繰り返し実験を行って成功したと思います。エジソンも「わたしは決して失望などしない。どんな失敗も新たな一歩となるからだ」と言っています。生徒の繰り返し挑戦している姿が微笑ましく感じました。

楽器の日(Hello 校長室)

本日は楽器の日です。1970年(昭和45年)、全国楽器協会が制定しました。昔から芸時は、6歳の6月6日から始めると上達すると言われているためだそうです。室町時代に能を大成した世阿弥の著「風姿花伝」におおよそ数え7歳を迎えるとき初稽古とするとあります。私は芸時に疎く、また苦手なので6歳の頃に戻れればと思ってしまいます。

テレビ塔(Hello校長室 6月5日)

 昨日の朝日新聞の夕刊に「テレビ塔にも老いの波」と題した記事が掲載されていました。耐震構造の父と呼ばれた内藤多仲氏が設計したテレビ塔に兄弟(完成年の順)で紹介されていました。「長男」名古屋テレビ塔、「次男」通天閣、「三男」別府タワー、「四男」さっぽろテレビ塔、「五男」東京タワー、「六男」博多ポートタワーだそうです。どれも完成から半世紀以上が過ぎているようです。この紹介の仕方に心が和みました。

夏季大会に向けて(Hello校長室 6月4日)

 部活動では3年生最後の大会を迎えています。負けたら終わりという戦いが始まります。自信はどこから生まれるかというと練習しかありません。結果は後からついてくるもので、練習の時から試合と同じで気持ちで行う必要があります。高校野球の監督さんは、選手の目を見れば分かるといいます。また、感謝の気持ちが強いほど恩返しをしていきたい等の思いを高めていきます。一度、自分を振り返り、部活動最後の大会に向かってください。

箱を運ボックス(Hello校長室 6月3日)

 運動会の新種目「箱を運ボックス」は、運動会実行委員会が考えた競技でした。運動会を終えて、先生方からは運動が苦手な生徒も楽しんでいたと話がありました。生徒たちもみんなが楽しめる運動会を目指していたのを確信します。主体的に取り組む姿勢が、まさにここにありました。運動会実行委員会の皆さん、ありがとうございます。

運動会と体育会(Hello校長室 6月2日)

 中学校では運動会という名称ではなく、体育会と言う学校もあります。体育会では、100m走やハードル走等の陸上競技の種目が多くあると思います。体育の授業では、5月下旬や6月上旬頃の運動会の期日まででは短距離とリレーの授業が中心となります。授業の発表の機会と捉えると10月頃に行い、体育会という名称になるかもしれません。5月では、クラスの団結等がねらいになるでしょう。運動会と体育会の違いについて考えてみました。

中学運動会の思い出(Hello校長室 6月1日)

 私が中学生の時は、立川市民陸上競技場での運動会でした。準備するにも陸上競技場まで走って行って準備し、また走って戻ってきた思い出があります。運動会というより陸上競技大会でした。100、200、400、800、1500、2000、3000m走やハードル走、走り幅跳び等の競技を行っていた記憶があります。さて、今日の運動会では、運動会実行委員会が新たに考えた「箱を運ボックス」という競技が行われます。生徒自ら考えた競技を行うことは、新たな歴史の一歩です。あたたかい目で見守っていただけると嬉しく思います。また、今回も曙町、高松町、栄町の自治会様から熱中症対策として生徒席にテントを貸していただきました。ありがとうございます。