日誌

2024年8月の記事一覧

パリパラリンピック(Hello校長室 8月30日)

 パリパラリンピックが始まりました。リンクという車椅子バスケットの漫画があります。心を動かされる漫画です。一度読んでみることをおすすめします。パラリンピックに出場する全ての選手が自分のベストで競技できることを願っています。パラリンピックの種目にはどんな競技があるのかを知ることも大切です。生徒の皆さんもぜひ調べてみてください。

史上最強(Hello校長室 8月29日)

 「史上最強」といわれている台風10号が、本日、九州地方に上陸し北上する予定です。台風の速度が遅いため、関東地方には週明けに来るかもしれません。休校の場合は、ホームページのお知らせの欄でお伝えします。雨風が強くなっています。安全に留意して登校してください。

磨けば光る(Hello校長室 8月28日)

 トーマスエジソンの有名な言葉に「あらゆるものには輝くダイヤが隠されている。磨けば光る」があります。自分の努力と環境によって、自分の中にある能力は引き伸ばされていきます。2学期の新たな目標に向かって進む皆さんを応援していきます。

2学期が始まります(Hello校長室 8月27日)

 本日から2学期がスタートします。始業式の話では常に自分のベストを尽くしてのぞむ、結果も大切ですが過程や取組に目を向けて励んでいくことを伝えていきます。「挑戦する・感謝する・貢献する」二中生めざして2学期も教職員で取り組んでいきます。

お祭り(Hello校長  8月26日)

 立川市では諏訪神社「例大祭」がありました。柴崎町や錦町、二中校区の曙町の自治会がお神輿や山車等で賑やかなお祭りであったと思います。1年生は神輿体験を7月に行いましたが、参加できた生徒はいたでしょうか。お祭りを見ていると地域の力を感じます。防災を含め、地域との連携を強めていく思いを強くしました。

40−40(Hello校長室 8月25日)

 ドジャースの大谷選手が本塁打40、盗塁40を同時に達成しました。おめでとうございます。これを可能にするには、大谷選手の能力の高さがあると思いますが、その中でも体調管理をはじめ良い準備を行っていることが自分のプレーを最善にしている要因と思います。大谷選手のようにすごい記録は残せなくても、良い準備は生徒の皆さんもできます。来週の火曜日からは2学期が始まります。良い準備をして迎えてください。

アナウンサーたちの戦争(Hello校長室 8月24日)

「アナウンサーたちの戦争」という映画を観てきました。戦時中にアナウンサーたちは、声の力で戦意高揚を図ったり偽情報を流して敵を混乱させることをほぼ強制されていました。本来なら真実を伝えなくてはいけないのに、アナウンサーの心の葛藤や苦悩をえがいていました。新たな視点で戦争を捉えることができると思います。開戦のニュースと玉音放送の両方に関わっ伝説のアナウンサー・和田信賢さんのことをはじめて知りました。

都立立川学園(Hello校長室 8月23日)

 昨日は、市内の特別支援学級の先生方と一緒に都立立川学園を訪問してきました。立川学園は、以前は立川ろう学校でしたが、知的障害教育部門が併設され立川学園と名称が変わりました。研修の中では教材一つ一つがその児童・生徒によって工夫されており、また自分たちが自ら学習を選択できるように教室環境も整備されていました。私も初任の学校が特別支援学校で小学部に配属されました。教材を創ることは大変ですが、生徒の様子を想像しながら同僚の先生方と教材づくりをしていた事を思い出しました。懐かしかったです。

立中教研教科部会(8月22日)

 本日の午後は、立川市の教員が教科ごとに集まり、10月に行われる研究授業に向けて意見交換をするなど研究会を行います。昨日は、道徳科の研究会があり、私は顧問として参加してきました。一つの題材を基に教員が様々な意見交換をするのは、まさしく「考える道徳、議論する道徳」でした。立川市の教員も授業力向上を目指し取り組んでいます。

熱中症対策(Hello校長室 8月21日)

 昨日、ヤマト運輸で働く社員の男性が熱中症対策を求めて一人でストライキを決行したニュースが流れていました。このニュースを見て、用務員さんや給食配膳員さんの環境はどうなっているかと思いました。日頃から声かけを意識していますが、まだまだ足りなかった気がしました。早速、出勤して聞いてみようと思います。

ぼくの家族と祖国の戦争(Hello校長室 8月20日)

 昨日は、久しぶりに映画を鑑賞してきました。題名は「ぼくの家族と祖国の戦争」です。第二次世界大戦末期におけるドイツ難民の受け入れを強いられたデンマークの市民大学での実話に基づいたヒューマンドラマでした。戦争では、目の前の命を救うのか、見過ごしていくのか、判断していかなくてはいけない場面があります。その時に自分ならどうするのか、そのことを考え続けていくことが大切なのではないかと私は感じています。日本だけでなく、外国で起きていたことも学習して命の大切さを心に刻んでいきたいと思います。

 

金笛しょうゆ楽校(Hello校長室 8月19日)

 昨日は埼玉県の川島町にある笛木醤油株式会社の醤油工場を見学してきました。現在しょうゆ蔵は毎年、減少しています。そこで一人でも多くの人にしょうゆのおいしさや楽しさを伝え、しょうゆでみんなの笑顔をつくりたい一心で金笛しょうゆ楽校を令和元年に開校し、教科書を作製し、社長自ら工場見学の引率、説明を行っています。昨日も暑い中、30分ごとに見学時間を設け、笛木社長自ら、しょうゆができるまでの工程を説明してくださいました。この熱意に頭が下がります。社長自ら汗をかき、行動しています。江戸時代から続く伝統を引継ぎ、「日本一、笑顔をつくる醤油蔵」笛木醤油の挑戦を心から応援したいと思いました。「金笛」とは、ブランド名です。

 

 

猫と私と、もう一人のネコ(Hello校長室 8月18日)

 昨日は吉祥寺にある吉祥寺東コミュニティセンター九浦の家ホールで「猫と私と、もう一人のネコ」の映画を観てきました。3月24日のHello校長室で阿佐ヶ谷に観にいこうとして映画館に行きましたが予約いっぱいで観られなかった映画です。本校の美術科教員が描いた絵の作品がこの映画で使われています。内容はヤングケアラーや介護、動物愛護等の社会問題を分かりやすく伝えていました。誰にでも突然に降りかかってくる問題があります。一人で抱えてしまわないように、また周りの人の声かけが大切であることを伝えていました。題名にもう一人のネコとあります。どうしてネコをもう一人としているのか、伝えたいメッセージを想像しています。

200分の1(Hello校長室 8月17日)

 朝のニュースで今年はサンマが豊漁の報道が流れていました。サンマの初揚げは、33.9㌧で初競り価格は昨年よりも200分の1、北海道の根室市の地元店では、1匹80円だそうです。秋の到来を感じるとともに様々な価格が上昇している中で、嬉しいニュースでした。

厭戦(Hello校長室 8月16日)

 アニメ作家の辻真先さんが朝日新聞のインタビュー欄で「反戦でなく厭戦」を語っていました。「いったん戦争の木が育ち始めたら、いくら反戦を叫んでも間に合わないんですよ。木が生えてくる前の土壌に、とにかく戦争は嫌なんだという厭戦の養分を入れていくしかないと思うんです」「いつ戦争が始まるかわからない時代というのは、コップに水がぎりぎりまで注がれているような状態でしょう。水をもう一滴垂らせば、あふれて戦争になるかもしれない。厭戦というのは、その最後の一滴にならないことだと思うんです」とありました。また、厭戦の土壌を育てるために若い人たちに正義は一つではないことを伝えたいとありました。戦時中は、戦争は正義の戦いと教えられていたり、戦争が嫌だと言える雰囲気は無かったと聞いています。自分の考えや意見をしっかり伝えることができる生徒の育成が大切とあらためて感じました。同調圧力に負けない心を育てることも重視していきます。本日は台風が関東地方に上陸する予定です。生徒の皆さんは安全第一の行動を心がけてください。

79回目終戦の日(Hello校長室 8月15日)

 今日は、79回目 終戦の日です。昭和天皇が戦争終結の玉音放送を流しました。しかし一方でソ連が対日参戦を8月8日に行い、中国にあった満州国や樺太、千島列島等を15日以降も攻めてきました。北方領土問題はこのために起きています。また、シベリアに捕虜として連れ去られた人も多くいました。グアム島で過ごしていた横井庄一さんは、終戦を知らず28年間もジャングルで過ごしていました。終戦の日とあってもまだ戦争が続いていた事実があります。生徒の皆さんは終戦近くの歴史について復習してみることをおすすめします。

原爆とえんぴつ( Hello校長室 8月14日)

 国立市公民館では「原爆とえんぴつ」の展示が行われています。「平和をつくるのは、きっとコトバだ」のもと、原爆の日を忘れないために1行のことばを募集し、広島市の高等学校の生徒による被爆者との共同制作による絵も飾られています。忘れないために、伝えるために、様々な取組があることを知りました。共同制作の絵の中には、原爆投下で自分の家族を焼却場で焼いている絵がありました。ことばが出ませんでした。先日紹介した塚本やすし絵本原画展の中では、「戦争のおそろしさとは、自分が人間でなくなっていることに気がつかなくなってしまうことです」とありました。戦争の恐ろしさをしっかり心に刻むことを続けていきます。

 

 

5連覇(Hello校長室 8月13日)

 パリオリンピックが閉幕しました。レスリング男子グレコローマンスタイル130キロ級で、キューバのミハイン・ロペスヌニェス選手が金メダルを獲得し、個人種目では史上初となる5連覇を達成しました。41歳です。この強さはどこから来ているのか想像してしまいます。ミハイン・ロペスヌニェス選手の特集を是非見たいです。

伝える(Hello校長室 8月12日)

 昨日のテレビ番組で俳優の寿大聡さんが対馬丸の映画を作製している話がありました。対馬丸の映画の作製のきっかけは、祖父が対馬丸の乗組員の生き残りであったことや仲代達矢さんの無名塾に入った時に役者の義務は「戦争にかかわること」の言葉が忘れられないと話していました。寿大聡さんは、対馬丸が沈没した海の近辺やウクライナにも行って戦争の悲惨さを肌で感じています。ウクライナの子どもたちが将来「兵士になりたい、兵士さんのためにお菓子作ってあげたい」の言葉に子どもたちが一番犠牲になっていることも話していました。対馬丸の映画が完成したら必ず見に行こうと思います。伝える大切さを実感しています。

やり投げ北口榛花選手金メダル(Hello校長室 8月11日)

 陸上競技フィールド種目で日本選手はじめて金メダルを獲得したやり投げの北口榛花選手、金メダルおめでとうございます。小学生の時には、バドミントンや水泳で全国大会に出場していた、やり投げは高校に入ってから始めたことを知りました。やり投げの大国チェコに渡っても練習の多くは、やり投げとは違う陸上競技の基礎練習だそうです。一つの種目を小さい頃から行うこともよいですが、色々なスポーツを経験する、体験することも身体づくりの面からは良いと思います。私は、小学生の高学年の頃に立川一中近くにある諏訪神社の錬成館に相撲を習っていました。それがどう活かされていたか考えてみたいと思います。

焼けあとのちかい(Hello校長室 8月10日)

 8月12日まで、国立市中1のギャラリービブリオで昭和史研究家で2021年1月に90歳で亡くなられた作家、半藤一利さんの戦争体験を基に描かれた絵本「焼けあとのちかい」(大月書店)の原画展が開催されています。半藤さんの「戦争だけは絶対にはじめてはいけない」という誓いを、絵本作家の塚本やすしさんが表現しています。この原画展を見てきました。展示されている「焼けあとのちかい25点の原画」から戦争の悲惨な状況がこどもたちが見ても心に届くようになっていると感じました。時間があれば是非、見に行ってみることをオススメします。昨日は長崎に原爆が投下された日でした。平和について考える歩みを止めてはいけません。

 

レスリング女子53キロ級(Hello校長室 8月9日)

 レスリング女子53キロ級に出場している藤波朱理選手が金メダルを獲得しました。準決勝に勝った後に「決勝を注目してください」と話していました。「注目してください」すてきな言葉だと思います!その言葉通り、決勝の戦いを観戦しました。藤波選手の父親は高校の教員をしていましたが娘のために高校の教員を退職し娘と歩んできました。「想像できないと成功しない、はっきりと金メダルを獲得できることを想像できる」と言い切っていた通り、金メダル獲得しました。おめでとうございます。

甲子園開幕(Hello校長室 8月8日)

 夏の高校野球甲子園が開幕しました。熱中症対策として試合時間をずらす等の対策は、球児ファーストで良かったと思います。始球式では怪物といわれた江川卓投手が登場しました。69歳という年齢に時の流れを感じます。銚子商業との雨の中での延長戦の試合が江川投手の夏の甲子園最後となりました。その試合は今でも覚えています。どんな思いで始球式に立ってボールを投げたか、江川投手の思いを想像しています。

水の事故(Hello校長室 8月7日)

 今年は中学生の水の事故の報道が多いように感じます。水泳の授業の普及は、修学旅行での船の沈没から始まった(1955年にあった紫雲丸沈没事故)と新聞記事にありました。自然の力は人間の力より遥かに大きいです。川が増水しているときは近寄らない等、自分の命を守ることを第一として行動してください。

原爆の日(8月6日)

 パリオリンピックで盛り上がっている世界の一方で、紛争が止まない地域があることを忘れてはいけません。日本もまた広島に原爆が投下され、多くの人が命を落とした歴史的事実を忘れてはなりません。ぜひ、平和とは何かについて考えてほしいと思います。

1点の重み(Hello校長室 8月6日)

 昨日、男子バレーボール日本代表が準々決勝で強豪イタリアに2一3で競り負けてしまいました。後1点取れば日本の勝ちの場面があり、その1点を取り切るために多くの練習を積んできた選手の皆さん。入試でもどこかの点数で切られてしまう現実があります。後1点とれていれば合格という場合があります。1点を追い求める姿勢、1点の重みを感じたオリンピックでの試合でした。

柔道団体銀メダル(Hello校長室 8月5日)

 今回のパリオリンピックの中で、柔道団体戦の決勝は名場面の一つになるのではないかと思います。本来の柔道のもつ「柔よく剛を制す」、ゴールデンスコア(延長戦)の戦い、代表戦での若さの日本とベテランのフランスの勝負等、人の心に響く場面でした。4年後の団体戦が再度、フランスとの勝負になることを楽しみにしています。

立川市の事業に参加して(Hello校長室 8月4日)

 昨日の午前中は、立川市福祉総務課による「立川市社会を明るくする運動」映画上映会に参加しました。アイムで医師中村哲さんの現地活動35年の軌跡「荒野に希望の灯をともす」を鑑賞しました。医師中村哲さんは、ガニスタンやパキスタンで病や貧困に苦しむ人々を助けるために井戸を掘り用水路を建設してきました。その中で、2019年何者かの凶弾で命を奪われたニュースは覚えている人も多いかと思います。中村哲さんを動かす信念にただ圧倒されました。また同時上映「フクロウ人形の秘密」では、保護司の活動について分かりやすく説明してくれる映画でした。

午後は夏の平和企画「立川市民の戦争」の3回目「家を焼かれた市民たち」と題しての講演を聞いてきました。講師の楢崎さんは9月に行われる本校の立川市民科公開講座にも3年生対象の平和学習の講師として来校してくれます。実際にその当時の状況を体験された方の話もあり、あらためて戦争から私たちは何を忘れてはいけないかを考えさせられました。立川市の事業に参加して今日は充実した一日でした。

学ぶ楽しさ(Hello校長室 8月3日)

 昨日の午前中は、学年学級経営研修会に参加してきました。本校の教員も6名参加しました。「学級が居心地の良い場所」であるためのヒントを他の学校の実践を聞いたりお互いに悩みを相談したりして学んできました。午後は立川市役所で管理職の研修会に参加してきました。「日本の教育に求められていること」についてある校長先生の実践ついて話を伺いました。「主体的」「当事者意識」がキーワードでした。2学期以降の本校の教育実践について考えるよい機会となりました。学ぶことはワクワクして楽しいです。

女子バレー日本代表(Hello校長室 8月2日)

 女子バレー日本代表がオリンピックの予選リーグで2連敗してしまいました。相手チームが日本の得意とする「拾ってつなげる」展開をしているように感じます。またネーションズリーグで疲れが溜まっているのか、ケガがあるのか、相手チームの分析力が高いのか、本来の力が発揮できていないように感じます。しかし、残りの1試合勝ち点をあげ決勝Tに進めるチャンスをものにしてほしいと思います。このような場合、自分が監督ならどうするかと考えてしまう自分がいます。練習を休んで観光して気分転換を図ることをするかもしれません。プレッシャーを力に変えてまだまだこれからです。

ライバル(Hello校長室 8月1日)

 男子体操個人総合で岡選手が金メダルを獲得したニュースが流れてきました。おめでとうございます。個人連覇をねらった橋本選手が注目されていた中で、団体に出場した選手も金メダルを目指して個人総合の練習を積んできたと思います。「相手を尊敬する」「相手に感謝する」気持ちが根底にあることがライバルです。自分の利を求めるだけでは、信頼される関係にはなれません。ライバルがいるからこそ、お互いに高め合うことができます。ライバルがすでにいる人、これからライバルを見つける旅に出る人、互いに高め合える夏になることを期待してます。