日誌

2019年7月の記事一覧

Hello校長室111


■私は、小学校6年生を担任すると、学級活動で「ほめことばのシャワー」
を行っていました。ひと月に一度行い、全員の言葉を教室に掲示します。
学級で騒動が起きた時は、なかなか「プラスの言葉」が見つかりません。
相手の立場に立ったり、お互い様ということに気がついたりして、ようや
く「プラス言葉」に変換できます。猛烈なけんかをしかけた児童が、「ぼ
くのわがままを直してくれた○○君ありがとう」とか、「おはようって言
ってくれたのにあいさつできなくてごめんね」等。意図的ですが思いやり
の気持ちを体感させたかったのです。ある年の卒業式の朝、教卓に「飯田
先生、感謝の気持ちって、誰かに使えば使うほど、自分の心の中で増える
んですね。」というメモ書きが置いてありました。グッときました。昨日
の終業式講話に引用しました。       (7月21日飯田芳男)

Hello校長室110


■昨日の夕方、転んでしまった男性を介抱してくれた生徒がいたと思いま
す。奥様から本日、「感謝しています」というお電話をいただきました。
ちょっといい話です。嬉しいですね。心当たりの生徒はどの先生でもかま
いません。声をかけてください。私からもお礼を述べたいです。さて、終
業式になりました。梅雨が明けぬままに夏休みになります。ところが市内
では、来週や再来週、終業式を迎える学校もあります。終業式はさまざま
でも、学生が少なくなり、私が乗る通勤時の電車はだいぶすいてきました。
中央線ではドアに張り付いて外も見られます。国立と立川の間では、本校
屋上に掲げた校名看板が、木立の陰にホントに一瞬、わずかに見えます。
楽しみな一瞬なんです。           (7月19日飯田芳男)

Hello校長室109


■すみずみまでほうきで掃いたり、ぞうきんをしっかりしぼったりという
姿を見て嬉しく思いました。教室や廊下の掃除は、与えられた場所を、と
にかくきれいにすることがミッションです。「来た時よりも美しく」とい
う気持ちを忘れないようにしたいです。ところで、ぞうきんのしぼり方を
見たところ、全員横しぼりでした。横しぼりは日本人の9割がやっている
習慣だそうです。おすすめは「縦しぼり」とのことです。右利きの場合、
右手を向こう側、つまり上。左手が手前、つまり下。たてしぼりは剣道の
「突き」のように、ぞうきんを向こう側にしてしぼると、力が入りやすく
なるそうです。私はぞうきんを丸めて、おにぎりを握る感じでしぼります。
びしょびしょなので、家族にこっぴどく叱られます。
                      (7月18日飯田芳男)

Hello校長室108


■給食はオリパラメニュー「韓国」でした。プルコギとナムルの登場で
す。プルコギは韓国を代表する肉料理です。献立表にはプルは「火」、
コギは「肉」という意味だと紹介されています。他に、エビシューマイ
とパイン缶です。861㌔カロリーでした。おいしくいただきました。
明日は今学期最後の給食です。さて、今日は、校名の看板を取り付けま
した。落下しても安全な「布」状の材質です。本校の屋上フェンスは、
やや奥に引っ込んでいるので、少し離れてみないと気づかないかもしれ
ません。本当は西側や北側からも掲示したいのですが予算の関係で今は
あきらめています。でも二中生の皆さん、たまには校名を見上げてくだ
さい。                  (7月17日飯田芳男)

Hello校長室107


■右の写真で、プールの水質をはかってくれているのは、本校の薬剤師
さんです。二中生の皆さんの健康に影響がないように、折々に来校して
くれます。学校薬剤師さんの仕事は多岐にわたります。先日の薬物乱用
防止教室を開催したり、教室の照明の明るさに関することも任務です。
風邪がはやる時期だけでなく、一年中環境衛生について力を尽くしてく
れます。薬剤師になるには今大学で6年間学ぶそうです。大変なお仕事
ですから勉強時間も長いのですね。私は薬剤師さんに「コーヒーもほど
どほどに」と言われてます。「ハイ!」と素直に返事を返しています。
                     (7月16日飯田芳男)