日誌

2020年6月の記事一覧

Hello校長室436


■私は4年間ほど、小学生が学ぶ立川市科学センターのセンター長を担当してい
ました。指導員の先生方がトップレベルの専門家でしたのでとても勉強になりま
した。プラネタリウムやイカの解剖、残堀川のガサガサ体験等、教わった指導の
ポイントは今も役に立っています。きっと二中生の中にもセンター員の経験があ
る生徒もいることでしょう。センターは「ぶっかせいち」すべての講座がそろっ
ていました。物理・化学・生物・地学で「ぶっかせいち」、どれも大事な学問で
す。ある先生が「飯田先生、今どきの先生の中には、物理を学ばないで教師をや
ってるんだから困ったもんだー。」と嘆(なげ)いておりました。「そうですね
~。」と、私は小さな声で返事をしました。物理を学ばないで高校を卒業したの
は、なんと私です。物理学は苦手です~!       (6月9日飯田芳男)

Hello校長室435


■花壇がにぎやかになりました。PTAのご担当者の皆さま、関係の皆さまの
おかげです。生徒も教職員も目をとめていました。花を愛(め)でるのは心地
良いことですね。そんな機会をいただき幸せです。さて好天に恵まれた月曜日、
グランドではクラウチングスタートによる、短距離走が行われていました。ク
ラウチングとは、「かがむ」という意味です。反対語はスタンディングスター
トです。体育実技指導書によれば、クラウチングスタートは利き足が前にくる
そうです。スタンディングスタートは利き足が後ろにくるのが一般的だそうで
す。もちろん生徒の実態に応じて、実際は「やりやすいほうで」ということで
しょう。私は常に利き足が後ろです。もし私が中学の時、このことを知ってい
れば今頃、クラウチングスタートの第一人者として短距離業界の大御所として
君臨していたかもしれません。早速、クラウチングで人生をやり直します。
                         (6月8日飯田芳男)

Hello校長室434


■『イチジク、にんじん、さんしょにしいたけ、ごぼうに、ろーま』~山口県
下関に伝わる数え歌を読売新聞が紹介していました。(5日夕刊)ロウマ菊と
よばれたこの野菜は「春菊」のことだそうです。地中海原産でシルクロードを
経て伝わったらしいですから、下関あたりではそのまま「ろーま」と呼ばれて
食されていたのでしょう。興味深い数え歌です。私の子供時代は、「いちにい
さんまのしいたけ れっこん ぽっこん…」と歌っていました。何という歌で
しょう!? 恥ずかしいです!誰にでもふり返りたくない過去があるものです。
                         (6月7日飯田芳男)

Hello校長室433


■今日は「いけばなの日」です。習い事は6歳の6月6日に始めると良いと言わ
れているからでしょうか。今年の1月にできた新しい記念日です。私はいけばな
はやりませんが、副校長時代に、体育館の壇上に飾る花を生けた経験があります。
発注するのを忘れたのです。花屋のご主人は当日用事があって花瓶に生ける時間
がないとのことでした。当日の朝、とりあえず花を受け取り、私が壇上の花瓶に
生けました。…というより入れました。テキストはご主人から渡された写真です。
とりあえず必死に花を入れました。保護者は私を花屋さんだと思ったと思います。
花屋のご主人は、開式30分前に到着、私の作品を大胆に修正していきました。
6歳の6月6日に、のほほんと過ごしたツケは、人生の随所に発揮されています。
                           (6月6日飯田芳男)

Hello校長室432


■名言カレンダーに『雨の日はラッキーな日』とありました。雨の日は1年のうち
で晴れの日より少ないからラッキーというのが理由のようです。前向きな考え方が
できるのは素晴しいですね。災害をまねくような雨は嫌ですが、たまに降る雨なら
受け入れなくていけないのですね。でも、私はなぜか人生の大事な日が雨ばかりの
ような気がします。私は小学校、中学、高校、大学と、入学式はすべて大雨です。
傘をさしている4枚の写真は感動的です。さて東京もまもなく梅雨入りでしょうか。
二中の花壇を整備してくださる皆さんのために、せめて土日は晴れてほしいです。
                            (6月5日飯田芳男)