日誌

2020年12月の記事一覧

Hello校長室612


■辞書を眺めていたら『セピア色のセピアとはイカ墨のこと』と
記述されていました。ちょっと気になりました。イカ墨の黒褐色
が日光でやや赤みを足したしたように変色したものも「セピア色」
と呼んだとのこと。ところで、時々立川の地元の方に以前の学区
域の様子を伺うことがあります。「へー」「なるほど」を連発し
ています。私が立川に着任したときは、未来センター・漫画パー
クに市役所がありました。近隣のコンビニの2階に教育委員会が
ありました。と言っても、10年も経っていない出来事です。二
中生の皆さんの『昔』ってどんな色でしょう。思い出はわりとセ
ピア色かもしれません。       (12月5日飯田芳男)

Hello校長室612


■鬼滅の刃の単行本が最終巻とか。超人気のこの作品、私は市松
模様が気になっていたら、タイミングよく、解説が中学生新聞に
載っていました。江戸時代の歌舞伎役者佐野川市松が流行らせた
とのこと。子孫繁栄につながるとされる模様のようです。そして
禰豆子の着物は、麻の葉模様(文様)で江戸時代に人気があった
と紹介されていました。また、我妻善逸の鱗型(うろこがた)は、
武家の装束に用いられたとか。三つとも、とても縁起のいい伝統
模様らしいです。もっと深く調べてみます。もちろん全集中です。
                  (12月4日飯田芳男)

Hello校長室611


■生徒も落ち葉掃きを手伝ってくれています。落ち葉は晩秋には
つきものですが、量が多いので掃いてくれるとありがたいです。
道路や歩道での落ち葉は、ちょっとお邪魔なんです。落ちた葉は、
土に返してあげたいのでそのままにしたいのですが、公共の場で
はそうもいきません。きれいに片付けています。ここ数日は毎日
です。以前は落ち葉掃き後の楽しみもありました。私が教員にな
った頃は落ち葉掃きの後は、焼き芋をしていました。甘い思い出
も「今は昔」です。         (12月3日飯田芳男)

Hello校長室610


■校庭の桜の葉は残り少なくなりました。中央線からは、本校の
防球ネットも垣間見ることができ、落葉が進んでいるのが伺えま
す。秋から冬への移ろいは、覚悟(?)を決めてしまえば落ち着
いて味わうことができます。でも私は寒さが苦手です。中学生の
頃、ふとんの中で着替えて親に怒鳴られていました。さて昨日は
3年生の受験写真の撮影でした。希望した生徒が緊張して撮影に
臨んでいました。この黄色い車が登場すると季節がグッと進んだ
なと思います。希望の春の前は、厳しい冬を乗り越えなくてなり
ません。がんば~れ3年生!     (12月2日飯田芳男)

Hello校長室609


■12月です。師走となりました。金田一春彦先生は「シワス」
と読むと述べています。さらに金田一先生は、「年の暮れにあち
こちで僧侶が走り回っている様子から『師はせ月…しわす』と呼
ぶには、無理がある」と補足しています。少なくとも学校の先生
が走り回る月では無いようです。でも誰もが忙しい12月です。
健康に過ごしたいものです。「昔の冬は寒かった!」私よりお年
を召した方がよく言う言葉です。私もそんな気がしています。耳
も足元も木枯らしでいつも冷たかった思い出があります。しかし
その分12月は、商店街の福引、クリスマスのバタークリームの
おかげで師走の喧騒にぬくもりがありました。石油ストーブの匂
いは昭和の香りです。        (12月1日飯田芳男)