日誌

2019年12月の記事一覧

Hello校長室269


■12月22日の読売新聞投稿欄は、「息子の小鍋で熱々ラーメン」という題
がついていました。鍋は20年前に大学生の息子さんが下宿生活で使ったもの
だとありました。ちょっとへこんで茶色の汚れのついた鍋は、ご実家の台所の
棚にもどっていたようです。出番が少なかった鍋は、投稿者であるお母さんが
お年をめして大活躍しているという内容です。ある日久々にラーメンを作り、
鍋ごとテーブルに置き、直接鍋からラーメンをすすったそうです。お母さんの
感想は「湯気でメガネが曇って、見えないままほおばったラーメンはおいしか
った」とのこと。私のハートも熱々になる投稿でした。私が中学の時、父が、
ラーメンを作ってくれました。ラーメンは、どんぶりに父の親指が入って運ば
れてきました。私の熱々ラーメンの思い出です。 (12月25日飯田芳男)

Hello校長室268


■ゆずの話題の続きです。と言ってもあの「ゆず」のお二人です。上砂川小の
校長の時、お二人が来校されました。きっかけは、学習発表会で世界情勢につ
いて発表した学年の内容が国際協力機構(ジャイカ)を通し、お二人に届いた
と記憶しています。学年の教員が事務所を訪れ内容を説明した覚えもあります。
ワンダフルワールドの中で、ゆずとして何かを伝えたいと真摯におっしゃって
いました。当日は9時からお昼過ぎまでお付き合いしていただきました。平成
22年4月30日のことでした。ゆずのお二人を、冬至のゆずにちなんで紹介
しては失礼過ぎますね。たっぷり歌を披露していただいて、子どもたちや教職
員にとって良い思い出となりました。いろいろなお話を通して岩沢さんと北川
さんが大変な勉強家というのがわかりました。おしのびで来校されたので二中
の皆さんも内緒にしてください。さて、給食最終日の今日は、シューアイスに
フライドチキンでした。欠席の生徒は、シューアイスの味が気になりますね。
ごめんなさい。おいし過ぎました。       (12月24日飯田芳男)

Hello校長室267


■昨日は冬至、金田一春彦先生は「冬至」と、お湯に入りでかける「湯治」は、
『同じ発音だが新潟県長岡市周辺は二つを区別して発音している』と述べてい
ます。冬至はトウジ、湯治は、タとトの中間の「タアージ」と発音するそうで
す。これは室町時代の、中央の標準語にあった区別の名残りであることが資料
にあるそうです。さすが金田一秀穂先生のお父様です。さて、冬至と言えば、
ゆずとかぼちゃ。どちらも運を呼び込むもので、強い香りで邪気を払う役割が
ゆずだそうです。かぼちゃは別名南瓜(なんきん)です。にんじん、だいこん、
れんこん、ぎんなんと「ん」がつく物は縁起が良いからだということです。た
だ、それだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切れるようにという先人の知
恵でもあるようです。冬は、何度もほくほくのかぼちゃをおいしくいただき、
風邪をひかないようにしたいです。       (12月23日飯田芳男)

Hello校長室266


■こんな私でも、小学校1年生を担任した時は、毎朝♪あわてんぼうのサンタク
ロースやジングルベルを児童と一緒に歌っていました。伴奏は右手だけで弾くオ
ルガンです。あわてんぼうのサンタクロースは、11月からずっと歌わせます。
7歳の子どもたちは2か月歌っても「飽きた」とは言いませんでした。ある日、
音楽の先生が、あわてんぼうのサンタクロースをピアノで伴奏しました。子ども
たちは和音を奏でる音楽の先生の伴奏にうっとり。やはり音楽は本物にかぎりま
す。私はクリスマスが近づくと、赤恥?のトナカイを口ずさんでいます。
                        (12月22日飯田芳男)

Hello校長室265


■20日の読売新聞夕刊に、「~~であります」という言葉は現在使わないとい
う記事が掲載されていました。フリーのアナウンサーさんのコメントです。でも
このアナウンサーは、格調高くなるので時々「であります」を使うと述べていま
す。そう言えば私も「~であります」は使いません。「~でございます」は頻繁
に使います。校長になったばかりの日、「~ごじゃりまする」と言ってしまいま
した。私の場合、「格調高く」は危険がいっぱいです。
                        (12月21日飯田芳男)