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日誌
2020年12月の記事一覧
Hello校長室632
■小学校5年の担任をしていた時、12月25日に転校す
る児童が通知表を受け取りに来ないという事がありました。
お父様の急な転勤のため25日正午過ぎに東京駅を出発す
ることになりました。携帯電話のない時代、終業式後、校
長に休暇願を出し、東京駅のホームに向かいました。それ
を聞きつけた学級の男子全員が「ぼくたちも行く」という
ことになり15人を引き連れて東京駅に向かいました。涙
のお別れになりました。ホームで見知らぬ人が写真を撮っ
てくれました。何と16枚学校に送ってくれました。封筒
には住所がありません。親切な方がいたものです。25日
になると思い出します。45歳くらいの教え子です。休暇
願いを出したのですが、よくあの時の校長先生が「気をつ
けて行ってきなさい」と快諾してくれたなあと懐かしんで
います。 (12月25日飯田芳男)
Hello校長室631
■サンタクロースはソリに乗ってやってきます。ソリを
引っ張るのはトナカイです。今日の名言は「トナカイさ
んがいるからサンタさんも来られるんだよね」でした。
このソリの漢字は「橇」です。難しい漢字です。年1回
しかお目見えしないですね。さて、ソリをひく8頭のリ
ーダーは、オスのルドルフです。諸説ありますが赤鼻の
トナカイ、ルドルフが9頭めになります。ところでルド
ルフの鼻と私のだんごっ鼻は似ています。あっ 調べな
いでください!! (12月24日飯田芳男)
Hello校長室630
■寒さが厳しいものの青空で一日が始まりました。ここ
数日は、地域やPTAの方に加え、生徒もあいさつ運動
に加わっています。ありがたいことです。一日の始まり
はあいさつからですね。さて、その一日の始まりですが、
国語学者の金田一春彦先生が、『昔の人は、日が沈んだ
時に一日が始まると思っていた』と、何かの本に書いて
おりました。その証拠が全国方言辞典にあるそうです。
「おとといの晩」を「昨日の晩」と言っている例がこの
辞典に載っているそうです。夜が一日の始まりだと想像
してみますが…。ちょっと混乱しますね。ひょっとする
と、クリスマスよりクリスマスイブが盛り上がるのは、
この理由からですかね?? (12月23日飯田芳男)
Hello校長室629
■昨夜は木星と土星が400年ぶりに接近すると聞いて
いました。今夜も見られるという記事が新聞に載ってい
いたので南西の空を見上げてみようと思います。近頃は
中学生が新聞を読まないようです。きっとスマホやタブ
レットの電子媒体の機会が多いのでしょう。私が中学生
の時は新聞の天気図をノートに貼り、「動く天気図」と
言いながらノートをパラパラめくって悦に入っていたり、
四コマ漫画を見たり毎日愛読していました。当時10チ
ャンネルの日本教育テレビ(現テレ朝)の番組が授業で
活用されていて、学級のテレビ係の私が時刻をチェック
していました。とにかく日々の生活に新聞は必携でした。
今は昔のできごとです。 (12月22日飯田芳男)
Hello校長室628
■今日は冬至です。朝のあいさつ運動で始まりました。
日の出はまだ少し遅くなりますが、日暮れはピーク時よ
り4分遅くなってきます。日暮れだけは、ほんのりと春
が近づく気配を感じます。カボチャにゆず湯がおなじみ
ですが、地方によってはさまざまな過ごし方があります。
調べてみようと思います。さて、二中の冬至はごまだれ
肉うどんとジャガイモのそぼろ煮でした。ジャガイモの
方は、本校1年生が応募しました。おいしくいただきま
した。 (12月21日飯田芳男)