日誌

2021年2月の記事一覧

Hello校長室696


■緑川通りのあじさいが芽吹いてきました。「桜に負けないぞ」
とつぶやいているような気がして「イイネ!」を贈りました。
でも、あじさいには本当に申し訳ないですが、まず3年生全員
に「サクラが咲いたね」と言ってあげたいです。
                 (2月27日飯田芳男)

Hello校長室695


■試験を終えた生徒の安堵(あんど)した表情を見て、私も
ホッとしました。そう言えばこの「安堵」ですが、二中生の
皆さんはなかなか口にしないと思います。主に書き言葉で使
われるからかもしれませんね。中学生には「安心」という言
葉のほうが使いやすいと思います。安心は「ホッとしたり、
心配のない様子が継続」している時も使っています。「安堵」
はむしろ「心配がなくなる」という意味合いで使っています。
でも、私のようなおじさんが使うのが「安堵」かもしれません
ね。香水という曲で、はじめはドルチェ安堵ガッバーナと思
っていました。         (2月26日飯田芳男)

Hello校長室694


■旧暦の今日は、学問の神様、菅原道真が亡くなった日です。
ご冥福を祈れば試験勉強がはかどるかもしれません。道真は、
「公」という尊称で呼ばれることがあります。ひらたく言うと
偉い人だから公がついたようです。道真公がなぜ学問の神様と
呼ばれたか、試験が終わったらお調べください。さて、菅原道
真公のスガはカンと読めます。そして公はコーと読みカンコー
学生服という、菅原道真公にあやかった会社が有名です。二中
生の皆さんの中で、この会社の制服を着用している人はいませ
んか?学問の神様菅原道真公は、案外身近にいらっしゃいます。
                 (2月25日飯田芳男)

Hello校長室693


■試験終了後、友人同士「どうだったあ?」という会話が交わ
されます。皆さん大人になったようで、「だめだめ」とか「む
ずかしかったあ」というような、さしさわりのない会話ながら、
お互いにエール交換ができるのは素敵なことだと思いました。
私が中学の時は、テストはすべて先生方の手書きでした。先生
の「文字物まね」をする生徒が何人もいました。パソコンで作
られた問題はきれいですが、私は当時をなつかしんでいます。
さて明日は二日目です。粘り強く取り組む皆さんを応援してい
ます。              (2月24日飯田芳男)

Hello校長室692


■今日は富士山の日です。山梨県と静岡県が話し合って決めた
ようです。富士山は日本全国から、計算上は219㎞離れた所
からも見えるそうです。二中生の皆さんは試験勉強の休憩がて
ら富士山を眺めてみるといいでしょう。登山中の人の姿も発見
できるかもしれませんね。     (2月23日飯田芳男)

Hello校長室691


■『春は名のみの風の寒さ…♪』と歌われたように、春とは名
ばかりで風がつめたいことが今頃の定番です。『春浅し』がピ
タリの季節です。しかし今日あたりは春本番の暖かさです。こ
んな日に冬眠していたカエルがひょっこり出てくるものです。
ひょっとしたらミミズやオケラ、アメンボも出てくるかもしれ
ませんよ。「手のひらを太陽に」を歌ってみるとわかります。
試験が終わったらゆっくり春を探してみてください。
                 (2月22日飯田芳男)

Hello校長室690


■今朝は出勤途中、都立受検(験)とおぼしき中学生と出会い
ました。思わず「がんばれ~!」とつぶやいてしまいました。
今日は雪が降ることなく、交通機関も順調のようですが、皆さ
んが会場に到着していることが何よりです。そして、忘れ物は
ないでしょうか、体調はじゅうぶんでしょうか、私も心配はつ
きませんが、努力を続けてきた皆さんならきっとうまくいくと
確信しています。さあ、名前は書けた?受検番号は?問題文を
よ~く読んで! 落ち着いて…ね。 (2月20日飯田芳男)

Hello校長室689


■八小の120周年記念式典に出席してきました。ちょうど富士山
を見ることができました。鮮やかな姿に裾野の広さを確かめ霊峰
富士に見とれてしまいました。明日は3年生の多くが都立入試に
挑みます。誰もが無事に終えるよう祈っています。いつも心は青
空ですね。             (2月20日飯田芳男)

Hello校長室688


■今日の給食はコーヒー牛乳でした。私は喜んで飲みました。
私が中央区に勤めているころ、秋葉原駅の牛乳屋さんを利用し
ていました。全国の珍しい牛乳が常備されていたからです。今
はどうかわかりませんが、とにかく種類の多い牛乳屋さんでし
た。栃木のレモン牛乳はここで知りました。レモン果汁が入っ
ていないことがなんともユーモラスです。中学の頃は、仲の良
かった友達三人でたまにお風呂屋さんに行きました。湯上りに
飲むのは決まってコーヒー牛乳でした。腰に手をあてて、胸を
そらしグビグビ豪快に飲みます。その姿は戦闘(?)態勢です!
                 (2月19日飯田芳男)

Hello校長室687


■吐く息が白くなった今朝、霜柱をキュキュッと踏みつけなが
ら歩く生徒がいました。小学生気分でしょうか。とても楽しそ
うに歩みを進めていました。私は子供の頃、水たまりを好んで
歩いていました。この頃ようやく水たまりをよけるようになり
ました。冒険はしなくなりました。私は時々子供の時の自分と
対話しています。あの頃は遊びが仕事でした!
                 (2月18日飯田芳男)

Hello校長室686


■今日の読売新聞「くらし・家庭」欄に、ヒヤシンスの生命力
に感動した方の投稿が掲載されていました。お孫さんがこの方
の誕生日に水栽培用のヒヤシンスをプレゼントしたそうです。
庭の花壇に植え替えて数年経っても、この時期に花が咲くそう
です。私はヒヤシンスの生命力だけでなく、お孫さんの成長や
花を愛でるこの方の人柄等を思いめぐらし、心温まるひと時を
味わいました。私も、放置していた水栽培用ポットに、チュー
リップの球根をのせて春を楽しむことにします。
                 (2月17日飯田芳男)

Hello校長室685


■3月の給食の予約で予約機前がにぎわっていました。生徒は
献立表を見ながら、にこにこ&真剣かつ慎重に選んでいます。
私は画面を凝視し、老眼&高齢のため力強く献立名を押します。
突き指して注文を終えます。ところで予約機は3台あります。
私は当然ながら校長室前の予約機を使います。先日、昼休みに
私が予約機を操作しました。それを見て1年生がとても驚いて
いました。「ひえー 校長先生って自分で予約するんだ~」と。
続いて私のほうが驚いたある3年生の名言、「校長室前で予約
した給食は、わりと大盛で味が濃い‼」(2月16日飯田芳男)

Hello校長室684


■小学校の低学年を担任していた時は、Ēテレ「おかあさんと
いっしょ」で歌われる曲を子どもたちとよく歌いました。二中
生の皆さんも覚えている歌があることでしょう。さて、放課後
雨が上がりました。東の空に虹がかかりました。『にじのむこ
うに』という曲がぴったりの空になりました。虹の上にはたく
さんの笑顔が輝いています。    (2月15日飯田芳男)

Hello校長室683


■昨夜の地震では、特に宮城県や福島県での被害が報じられてい
ます。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。二中生の
皆さんも驚いたことでしょう。ご家族やご親戚の方々にも被害が
ないことを祈っています。東日本大震災の余震がいまだに続いて
いるので油断できません。引き続き、気をひきしめています。
                  (2月14日飯田芳男)

Hello校長室682


■二中までの道すがら、河津桜が一輪咲いていました。こぶしの
つぼみもふくらんできました。「春近し」の景色は毎年同じはず
です。でも私は、春の訪れの感じ方が毎年微妙に違います。3年
生の皆さんはいかがでしょう。春は冬より暖かいはずです。
                  (2月13日飯田芳男)

Hello校長室681


■『西向く侍 小の月』という言葉があります。2月4月6月9
月そして11月は31日までありません。古代ローマのユリウ
ス暦は、1年365日を12月に割り振ると、31で割っても
30で割っても割り切れません。そこで奇数の月は31日、偶
数の月は30日にしました。また、この暦のスタートは3月で
した。最後の2月は29を割り振りました。このあと、ローマ
の政治家の力関係で調整されます。7月も8月も31にしたら、
2月にしわ寄せがきたようです。ユリアスの英語名はジュリア
スです。ジュリアス・シーザーの影響は大きかったのですね。
でも2月29日生まれの皆さん、もっと意義ある由来があるよ
うです。いずれまた。とにかく応援していますよ。
                 (2月12日飯田芳男)

Hello校長室680


理科の授業で駒込ピペットが活躍中です。右の写真、机上の帽子
付きスポイトは地味ながら実験には欠かせません。都立駒込病院
の第5代院長二木先生が考案されたと聞いています。駒込病院が
伝染病の専門病院だったので、安全に検体を検査するために考案
されたようです。英語でもドイツ語でもKomagome Pipetteと表
記され、存在感を発揮しています。この実験の名わき役にいつも
感謝しています。          (2月11日飯田芳男)

Hello校長室679


■私立の一般入試は、今日からの三日間に集中しています。今
日の私は、仕事の合間合間に「うまくいきますように」と祈っ
ています。教室にいた生徒もきっと同じ気持ちです。ある教室
の掲示板には、『落ち着け…落ち着くんだ』『見つけてあげる
よー 君だけのやる気スイッチ』『頑張って 応援しています』
と、熱いメッセージが並んでいました。重圧に押しつぶされそ
うになっても、大丈夫です。応援しています。誰もひとりぼっ
ちではないのです。        (2月10日飯田芳男)

Hello校長室678


■私はこの頃笑顔が足りないなと反省しています。ということで
「♪いつでもスマイルしようね…」という曲を聴くようにしてい
ます。とてもいい曲なので、50代以上の人に「ボブディランが
スマイルを歌っていたんだよ」と言いふらしていました。伝える
と「え~あのボブディランがね~。意外だねえ。」と好感触です。
しかし、最近気が付きました。なんとホフディランの曲でした!
明日からは誠実に生きていこうと思います。
                    (2月9日飯田芳男)

Hello校長室677


■今日は少し冷え込み、三寒四温の機会が振り出しにもどったよう
な気がします。当然ですがまだ冬なんでね。私が高校入試の時も、
前日は暖かく晴れた日でした。でも当日は都心で積雪30㎝。東京
では大雪です。余裕をもって試験会場に向かったのですが、電車が
止まった時間もあって遅刻しました。携帯電話がなく、ざっくりと
した交通情報しかない時代です。「困ったら電話をかける」という
指導もない時代でした。もちろん危機管理という言葉も一般的では
ありません。悲劇は続き、親も余分なお金を持たせてくれないので、
他の交通機関で行く発想もありませんでした。文の数行では足りな
いくらいの出来事がありました。やっとの思いで試験を終えました。
でもあの日は高校側も通っていた中学も、そして私の親も特に大騒
ぎすることもなく一日が終わりました。しかし、私にとっては人生
初のドラマチックな一日でした。なにしろ真夏の持久走後のような
形相で受験しましたから。そんな体験から、いつも受験生に出会う
と「無事に会場に行ってください」と願わずにはいられないのです。
                    (2月8日飯田芳男)